JPH0392045A - 回線切り替え方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は環状の伝送路上に複数の伝送装置がある伝送系
における回線切り替え方式に関する。

〔従来の技術〕

従来の、この種の回線切り替え方式について図面を参照
して説明する． 第３図は従来の回線切り替え方式の一例を示すａ，２ａ
，３ａ，４ａと時計回り、および反時計回りの通信回線
５．６とを有して構或している。

第３図に示すような環状回線において回線切断点７に示
すような回線障害が発生した場合、伝送装置２ａで信号
折り返し８に示すような回線の折り返しを行うことが行
われている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の回線切り替え方式では、第３図に示すよ
うに回線切断点７が伝送装置２ａで検出することができ
ないため、伝送装置３ａで検出した回線障害情報を何等
かの手段により伝送装置２ａへの制御情報に直して転送
する必要がある。

従来、この回線の接続状態の監視や切り替えは環状回線
上の特定の１伝送装置で行う場合が多く、この伝送装置
の動作に障害が発生した場合や回線切断の結果該伝送装
置が接続されていない環状回線の断片ができた場合、伝
送装置間の通信が行えないという欠点がある。

また、回線障害の発生のしかたによって、第３図に示す
伝送装置１ａおよび４ａにおける回線の接続と伝送装置
２ａおよび３ａにおける回線の接続の形などが異なり、
複数の伝送装置で同時に一連の制御を行わなければ伝送
信号を救済できないため、回線の折り返し制御および回
線が復旧した場合の再接続の制御が複雑になったり、ま
たは回線の救済に時間がかかるという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の回線切り替え方式は環状にｋっていてそれぞれ
互いに逆方向に信号が伝送される２つの伝送路上に複数
の伝送装置がある伝送系において、各前記伝送装置に外
部から優先順位の高い第１の入力信号と優先順位の低い
第２の入力信号の２つの信号を前記伝送系に入力する入
力手段と、前記第１の入力信号を２つの同一信号に分配
する分配手段と、前記第ｌの入力信号を多重化して時計
回り回線に、．前記第２の入力信号を多重化して反時計
回り回線に送信する多重化手段および送信手段と、前記
時計回りおよび反時計回り双方の回線を介して伝送され
た前記第１および第２の入力信号の受信を各チャンネル
毎に分離する受信手段および分離手段と、前記第１の入
力信号を前記時計回り，反時計回り双方の回線に送信す
るように切り替える送信切り替え手段と、受信し分離し
た信号から優先順位の高い第１の出力信号および優先順
位の低い第２の出力信号を前記伝送系の外に出力する出
力手段と、受信側で伝送中の回線の障害を前記各チャン
ネル毎に検出する障害検出手段るかを選択して切り替え
る切り替え手段と、前記受信側で得られた障害情報を前
記各チャンネルの送信局の伝送装置に転送する障害情報
転送手段とを備えている． 〔実施例〕 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す回線切り替え方式のシ
ステム構戊図である。

第１図において、本実施例の回線切り替え方丈は、外部
から優先順位の高いワーク（ＷＯＲＫ）入力信号８ｌお
よび優先順位の低いスタンドバイ（ＳＴＢＹ）入力信号
８２を受信する伝送装置１と、優先順位の高いワーク（
ＷＯＲＫ）出力信号９１および優先順位の低いスタンバ
イ（ＳＴＢＹ）出力信号９２を送信する伝送装置３と、
伝送装置１と伝送装置３間に時計回−り通信回線５およ
び反時計回り通信回線６を介して接続された伝送装置２
と、伝送装置３と伝送装置１間に時計回り通信回線５お
よび反時計回り通信回線６を介して接続された伝送装置
３とを有し、伝送装置１，２．３および４が時計回り通
信回線５および反時計回り通信回線６によって環状に接
続されて構成している。

次に、本実施例の動作について説明する。

第１図において、実際には複数の外部信号が本実施例の
任意の局間で入出力されているが、ここでは説明のため
特定の一方向の信号についてのみ示している。

第１図において、伝送装置１は外部から入力したＷＯＲ
Ｋ入力信号８１を信号分配部（ＨＢＴ）ｌＯによって時
計回り送信信号ｌ５と反時計回り送信信号ｌ６に分離し
、一方は時計回り回線５に多重化して送信し、他方は送
信信号切り替え部１１１に送信する。

一方、伝送装置１はＳＴＢＹ入力信号８２が送信信号切
り替え部１１１に入力し、送信信号切り替え部１１１は
反時計回り回線６に多重化して送信する信号を、ＷＯＲ
Ｋ入力信号８ｌとするかＳＴＢＹ入力信号８２とするか
を切り替える．時計回り回線５および反時計回り回線６
に送信された信号は、それぞれ伝送装置２および４でい
ったん各チャンネルごとに分離される。

この分離の目的は、多重化された各チャンネルの信号が
伝送装置２あるいは４で出力するチャンネルの信号と一
諸に多重化している場合が有るためであり、伝送装置２
あるいは４で出力するチャンネルの信号はそれぞれの局
で外部へ出力、あるいは外部から入力する。

伝送装置２あるいは４で外部に出力しないチャンネルの
信号は再び多重化されて、この局を通過し、伝送装置３
に到達する。

伝送装置２，４はそれぞれ時計回り，反時計回り回線５
，６の障害をチャンネル単位で検出する回線監視部１２
，１３を有し、回線監視部１２は時計回り回線５の回線
状態監視情報２ｌを検出してこの情報と上流局から得ら
れた回線情報とを論理和して下流局に回線情報信号２３
として転送する。

第１図において信号を外部に出力している伝送装置３に
おける回線監視部１４は伝送装置２０回線情報と伝送装
置４の回線情報とを自局で得られた時計回り、反時計回
り回線５，６のそれぞれの時計回りおよび反時計回り回
線情報２５および２６の障害情報を論理和して回線切り
替え制御信号２７を作或する． この回線切り替え制御信号２７によって受信信号切り替
え部（ＳＷ）１１２は時計回り、反時計回り双方の回線
を通過してきた時計回りおよび反時計回り受信信号ｌ９
および２０を選択して外部にＷＯＲＫ出力信号９ｌを出
力する。

通常、ＷＯＲＫ信号９ｌは時計回り回線５に伝送されて
いて、受信信号切り替え部（ＳＷ）１２は時計回り回線
５を介して受信した時計回り受信信号１９をＷＯＲＫ出
力信号９１として出力する。反時計回りに伝送されてき
た反時計回り受信信号２０はＷＯＲＫ信号が正常であれ
ばＳＴＥＹ信号が受信されていて、ＳＴＢＹ出力として
ＳＴＢＹ信号９２を出力する。

時計回り回線５に障害が発生したとき、回線監視部ｌ４
は自局の受信信号切り替え部（ＳＷ）１１２を制御して
ＳＴＢＹ出力を断し、ＷＯＲＫ出力に反時計回り受信信
号２０を出力する。

また、回線監視部１４は受信信号切り替え部（ＳＷ）１
１２を反時計回り側に切り替えることをこのチャンネル
の送信元である伝送装置ｌの送信信号切り替え部１１１
に通知し、反時計回り送信信号１６としてＷＯＲＫ入力
信号８１を送信することを要求する。

この結果、時計回り回線５に障害が発生した場合優先順
位の高いＷＯＲＫ信号は反時計回り回線６を経由するこ
ととなり救済される。

第２図は第１図に示す伝送装置の内部機能の一例を示す
機能ブロック図である。

第２図において、伝送装置１は、時計回り，反時計回り
の環状回線受信信号４１．４２を受信して出力信号３１
．３２を出力する。

これら入出力信号は複数のチャンネルの信号を多重化す
る信号多重化部７１．７２によって多重化されている。

また、環状回線受信信号４１．４２からは信号分離部６
１．６２によってもとの各チャンネルの信号に分離する
。

分離した信号のうち自局で入出力しない信号は通過信号
２２１，２２２として同一方向の多重化部へ渡され、そ
のまま転送される。

一方、自局で入出力するチャンネルのＷＯＲＫ入力信号
８１は信号分配部ＩＯによって２つの同一情報を持つ分
配送信信号１４１と１４２に分けられる．ここで分配送
信信号１４１は信号多重化部７１によって多重化し、時
計回りの環状回線送信信号３１として送信する。一方、
分配送信信号１４２は送信信号切り替え部１１１によっ
て環状回線受信信号４２と分配されたＷＯＲＫ入力信号
８１のいずれかを選択して信号多重化部７２に入力し、
他の信号と多重化して反時計回りの環状回線送信信号３
２として送信する。

また、これら時計回り、反時計回りのそれぞれの回線を
介して受信した環状回線受信信号４１．４２から信号分
離手段６１．６２によって分離された受信信号１５１，
１５２は受信信号切り替え部１１１ａによって切り替え
て、時計回り回線が正常なとき信号１５１はＷＯＲＫ出
力信号５ｌに、信号１５２はＳＴＢＹ出力信号５２とし
て出力する。

次に、第２図において、切り替え制御信号の流れについ
て説明する。

回線監視部１０１，１０２は時計回り，反時計回りそれ
ぞれの回線の環状回線受信信号２１，２２の回線状態を
監視し、回線障害情報１７１，１７２を作或する。

自局で得られた回線障害情報１７１，１７２はそれぞれ
時計回り，反時計回りの回線情報分配部１２１，１２２
に渡す． 一方、時計回り，反時計回りの信号分配部６１．６２で
は回線の上流局より転送されてきた、上流局で検出した
回線障害情報１６１，１６２を分離し、この信号をそれ
ぞれ回線情報分配部１２１，１２２に渡す。

回線情報分配部１２１，１２２では、これら各方向の回
線障害情報を論理和し、さらに信号接続情報設定部１０
０から得られた回線接続設定情報１９１，１９２により
、自局で入出力しないチャンネルの障害情報はそれぞれ
転送回線障害情報２１１，２１２のごとく同一方向の信
号多重化部−７１．７２に渡し、環状回線送信信号３１
．３２として下流の局へ転送する。このとき自局で入出
力するチャンネルの回線障害情報は障害無しを示す情報
をセットして転送する． 一方、自局で入出力するチャンネルの回線障害情報１８
１，１８２は回線切り替え制御手段１１０に渡す．回線
切り替え制御手段１１０は時計回りの環状回線受信信号
２１に障害が発生している場合、ここで受信信号切り替
え部９２を制御し、ＷＯＲＫ出力信号５ｌに反時計回り
受信信号から分離された受信信号１５２を出力する。

また回線切り替え制御手段１１０は、この切り替えでＷ
ＯＲＫ出力信号として反時計回りの受信信号を出力する
ことを示す切り替え状態識別情報を回線情報分配部１２
１および１２２に渡し、本チャンネルが自局で反時計回
り受信信号を使用していることを双方向の転送回線障害
情報２２１，２２２に載せて通知する． 送信側伝送装置の回線切り替え制御手段１１０はこの切
り替え状態識別情報２３１，２３２を受けて送信切り替
え部１１１を制御してＷＯＲＫ入力信号８ｌを時計回り
の環状線送信信号３ｌと反時計回りの環状線送信信号３
２の双方に送信する。

この結果、優先順位の高いＷＯＲＫ入力信号８１は時計
回り回線に障害が発生した場合でも反時計回り回線を使
用して救済することが可能であり、また、時計回り反時
計回り両回線が正常である場合は空いでいる反時計回り
回線を使用することが可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、環状回線中に障害が発生
した場合に、障害の検出を行った受信側伝送装置から障
害となったチャンネルの送信元である伝送装置に送信信
号の切り替え要求信号を送って時計回り，反時計回りの
回線の双方に優先順位の高い第１の入力信号を伝送する
ようにすることにより、環状にした回線で単純な手順で
優先順位の高い回線については自己救済形の伝送系を構
戊することができ、また時計回り反時計回り両回線が正
常である場合は空いている反時計回り回線を有効利用す
ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回線切り替え方式のシ
ステム構或図、第２図は第１図に示す伝送装置の内部機
能の一例を示す機能ブロック図、第３図は従来の回線切
り替え方式の一例を示すシステム構或図である。 １，ｌａ，２．２ａ，３．３ａ，４，４ａ・・・・・・
伝送装置、５・・・・・・時計回り通信回線、６・・・
・・・反時計回り通信回線、７，７ａ・・・・・・回線
切断点、８１・・・・・・ワーク（ＷＯＲＫ）入力信号
、８２・・・・・・スタンドバイ（ＳＴＢＹ）入力信号
、９ｌ・・・・・・ワーク（ＷＯＲＫ）出力信号、９２
・・・・・・スタンドバイ（ＳＴＢＹ）出力信号、１０
・・・・・・信号分配部（ＨＢＴ）、１１１・・・・・
・送信信号切り替え部、１１２・・・・・・受信信号切
り替え部（ＳＷ）、１２，１３．１４・・・・・・回線
監視部、ｌ５・・・・・・時計回り送信信号、ｌ６・・
・・・反時計回り送信信号、１７．１８・・・・・・通
過信号、ｌ９・・・・・・時計回り受信信号、２０・・
・・・・反時計回り受信信号、２１．２２・・・・・・
回線状態監視情報、２３．２４・・・・・・回線情報信
号、２５・・・・・・時計回り回線情報信号、２６・・
・・・・反時計回り回線情報信号、２７・・・・・・信
号切り替え制御信号、４１．４２・・・・・・環状回線
受信信号、３１．３２・・・・・・環状回線送信信号、
５１・・・・・・ＷＯＲＫ出力信号、５２・・・・・・
ＳＴＢＹ出力信号、６１．６２・・・・・・信号分離部
、７１．７２・・・・・・信号多重化部、ｌｌｌａ・・
・・・・受信信号切り替え部、１０１，１０２・・・・
・・回線監視部、１２１，１２２・・・・・・回線情報
分配部、１００・・・・・・信号接続情報設定部、１１
０・・・・・・回線切り替え制御部、１４１，１４２・
・・・・・分配送信信号、１５１，１５２・・・・・・
分離された受信信号、１６１，１６２・・・・・・回線
障害情報、１７１，１７２・・・・・・自局の回線障害
情報、１８１，１８２・・・・・・障害情報、■９１，
１９２・・・・・・回線接続設定情報、２０１・・・・
・・送信切り替え制御信号、２０２・・・・・・受信切
り替え制御信号、２１１，２１２・・・・・・転送回線
障害情報、２２ｌ，２２２・・・・・・通過信号、２３
１，２３２・・・・・・切り替え状態識別信号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　環状になっていてそれぞれ互いに逆方向に信号が伝送
   される２つの伝送路上に複数の伝送装置がある伝送系に
   おいて、各前記伝送装置に外部から優先順位の高い第１
   の入力信号と優先順位の低い第２の入力信号の２つの信
   号を前記伝送系に入力する入力手段と、前記第１の入力
   信号を２つの同一信号に分配する分配手段と、前記第１
   の入力信号を多重化して時計回り回線に、前記第２の入
   力信号を多重化して反時計回り回線に送信する多重化手
   段および送信手段と、前記時計回りおよび反時計回り双
   方の回線を介して伝送された前記第１はおよび第２の入
   力信号の受信を各チャンネル毎に分離する受信手段およ
   び分離手段と、前記第１の入力信号を前記時計回り、反
   時計回り双方の回線に送信するよう切り替える送信切り
   替え手段と、受信し分離した信号から優先順位の高い第
   １の出力信号および優先順位の低い第２の出力信号を前
   記伝送系の外に出力する出力手段と、受信側で伝送中の
   回線の障害を前記各チャンネル毎に検出する障害検出手
   段と、受信信号を前記時計回り、反時計回り何れの回線
   を介して受信した信号を前記第１の出力信号として出力
   するかを選択して切り替え手段と、前記受信側で得られ
   た障害情報を前記各チャンネルの送信局の伝送装置に転
   送する障害情報転送手段とを備え、環状回線中に障害が
   発生した場合に障害の検出を行った前記受信側の前記伝
   送装置から障害となったチャンネルの送信元である伝送
   装置に送信信号の切り替え要求信号を送って前記時計回
   り、反時計回りの回線双方に前記第１の入力信号を伝送
   することにより優先順位の高い伝送信号を救済すること
   を特徴とする回線切り替え方式。