JPH039185Y2 - - Google Patents

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JPH039185Y2
JPH039185Y2 JP1664785U JP1664785U JPH039185Y2 JP H039185 Y2 JPH039185 Y2 JP H039185Y2 JP 1664785 U JP1664785 U JP 1664785U JP 1664785 U JP1664785 U JP 1664785U JP H039185 Y2 JPH039185 Y2 JP H039185Y2
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JP
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screw shaft
spring
screw
axial direction
bearing member
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JP1664785U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電子計算機、ワードプロセツサ等で
使用する磁気デイスクドライブにおけるキヤリツ
ジ駆動機構の改良に関する。
〈従来技術〉 従来、この種のキヤリツジ駆動装置としては第
2図に示すものが知られている。
すなわち、ステツピングモータ1は、デイスク
ドライブのシヤーシ2にネジ11により取付けら
れ、リング状の永久磁石からなる回転子15にキ
ヤリツジ駆動装置のスクリユーシヤフト16が連
結され、該スクリユーシヤフト16の両端の小径
円錐端16aはそれぞれボールベアリングを内蔵
した軸受17,18に支承されている。そして、
軸受17はシヤーシ2に保持体19を介して抜け
止め保持されると共に、保持体19に内蔵したバ
ネ20によつて常時スクリユーシヤフト16側へ
弾圧され、この結果、スクリユーシヤフト16は
軸受18側へ常時弾圧されている。一方、軸受1
8はステツピングモータ1に固定された支持部材
21に螺合された調整ネジ22に取付けられてい
る。而して、該調整ネジ22を正逆回動すること
により、スクリユーシヤフト16の位置をその軸
心方向において微調整できるように設けられてい
る。
すなわち、ステツピングモータ1によつてスク
リユーシヤフト16を正逆回転させると、スクリ
ユーシヤフト16に刻設された螺旋状溝16bに
係合している尖端部26aは図示矢印方向に移動
し、これによりキヤリツジ24は案内軸25に沿
つてスクリユーシヤフト16の回転量に相応した
距離だけ往復移動せしめられる。
ヘツド23を調整基準用デイスク(図示せず)
の基準トラツク位置に微調整して位置設定するに
は、調整ネジ22を回動してスクリユーシヤフト
16をその軸心方向に移動させることによりキヤ
リツジ24を案内軸25に沿つて移動せしめるも
のである。
このような従来構造によると、ヘツド23を微
調整して基準トラツク位置に合せる際に、スクリ
ユーシヤフトの移動によつてバネ20の押圧力が
変化し、該調整を行うたびに軸受17,18とス
クリユーシヤフトとの摩擦抵抗が増減する。
このため、ステツピングモータ1によつて回転
されるスクリユーシヤフト16の回転負荷が調整
前後にわたつて変化してキヤリツジ24のステツ
プレートに誤差が生じるので、再びヘツド23の
位置を調整し直さなければならなくなるという繁
雑な調整作業が必要となる。
また、軸受17,18のボールベアリングとこ
れに当接するスクリユーシヤフト16の小径円錐
端16aにおける摩擦力の増減により、ボールベ
アリングおよびスクリユーシヤフト16aの摩耗
が激しくまた不均一となり、記録再生における誤
作動の多発等の品質劣化を招くという問題点も有
している。
〈目的〉 本考案は、上記のような問題点を解消すべく提
案されたもので、ヘツド23の位置調整を行う際
にバネ圧調整を可能とすることにより、スクリユ
ーシヤフト16とその軸受部にかかる負荷を適正
なステツピングレートを保持するように調整する
ことができ、しかもスクリユーシヤフト16とそ
の軸受部における摩擦抵抗増大により生じる部品
の摩耗を防止して装置の品質保持を行えるキヤリ
ツジ駆動装置を提供することを目的とするもので
ある。
〈構成〉 本考案は、正逆回転可能な駆動用モータと、該
モータにより回転せしめられるスクリユーシヤフ
トとを有し、ヘツドを搭載したキヤリツジの係合
子を該スクリユー部に係合することにより該キヤ
リツジをスクリユーシヤフトの軸心方向に沿つて
往復移動せしめるためのキヤリツジ駆動装置にお
いて、スクリユーシヤフトの一端を支持する軸受
部材を介して、該スクリユーシヤフトを軸心方向
で位置調整するための第1の調整機構と、該スク
リユーシヤフトの他端を支持する軸受部材を介し
て該スクリユーシヤフトを軸心方向へ押圧附勢す
るバネと、該バネのバネ圧調整部材とを有する第
2の調整機構と、とからなり、上記軸受部材にお
けるスクリユーシヤフトの支持抵抗を調整可能に
設けてなるキヤリツジ駆動装置である。
〈実施例〉 以下、本考案を第1図に示す実施例に基いて説
明することとする。
なお、従来例と同一の部分には同じ符号を付
し、その説明は省略する。
50は第1の調整機構であり、先端が円錐部3
aに形成され、シヤーシ2の穴部2aに摺動自在
に挿通配備されてなる軸受部材3と、シヤーシ2
に螺合され上記軸受部材3と直角に設けられ該軸
受部材3の円錐部3aがその円錐端4aに当接さ
れるネジ部材4とからなつている。この第1の調
整機構50はこの実施例に限らず従来例に示した
ようにネジ部材の基端部にボールベアリングを設
け、該ネジ部材を回動せしめることのよりスクリ
ユーシヤフト16をその軸心方向に移動せしめる
ように構成したものであつても良い。
60は第2の調整機構であり、スクリユーシヤ
フト16の他端が当接支承される軸受部材5と、
ステツピングモータ1を介してシヤーシ2に固定
された支持体9と、該支持体9内に配備され軸受
部材5をスクリユーシヤフト16側へ押圧附勢す
るバネ6と、支持体9に螺合されたネジ部材8と
からなり、この実施例では更に、該ネジ部材8と
バネ6との間に円板状のバネ受け部材7が介在さ
れているとともに、前記ネジ部材8の中央部には
軸心方向に細長い貫通孔8aが穿設されている。
而して、スクリユーシヤフト16の一端は先端
に円錐部3aを設けた軸受部材3に回転自在に支
承されており、他端は支持体9内を摺動する軸受
部材5に当接され、上記軸受部材5は支持体9内
に設けられたバネ6によつて常時スクリユーシヤ
フト16側へ弾圧されている。
このため、スクリユーシヤフト16は軸受部材
3側へ常時弾圧されている。
上記バネ6は支持体9に螺合されたネジ部材8
の内側に接触配備されているバネ受け部材7によ
つて押えられている。
ヘツドのトラツク位置調整は調整用デイスクに
形成された基準となる記録トラツク位置にヘツド
を一致させるように設定する。このとき前記ネジ
部材4を操作して該ネジ部材4の円錐端4aに当
接する軸受部材3及びスクリユーシヤフト16を
その軸心方向に移動せしめ、これによりキヤリツ
ジ24を案内軸25に沿つて移動せしめヘツド2
3の微調整を行う。更に、ネジ部材8を回転させ
てバネ6の押圧力を調整する。
ネジ部材8を操作する際に、該ネジ部材8に穿
設された貫通孔8aを通してバネ受け部材7を押
してバネ6の押圧力を測定しながら行うことによ
り、スクリユーシヤフト16およびこれを支承し
ている軸受部材3,5にかかる負荷がより一層正
確に調整しながら行うことができる。
〈効果〉 本考案は、以上の構成からなり、スクリユーシ
ヤフトの一端を支承する軸受部に該スクリユーシ
ヤフトをその軸心方向へ移動可能な第1の調整機
構を設けると共に、該スクリユーシヤフトの他端
にその軸心方向に押圧するバネの押圧力を調整で
きる第2の調整機構を設けているので、ヘツドを
第1の調整機構により位置調整を行い第2の調整
機構によりバネ圧を調整し、スクリユーシヤフト
とその軸受部にかかる負荷を適正なステツピング
レートを保持するように設定することができ、し
かも、スクリユーシヤフトとその軸受部における
摩擦抵抗増大により生じる部品の摩耗を防止して
装置の品質保持を行えるキヤリツジ駆動装置を提
供できる等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるキヤリツジ駆
動装置を示す一部を省略した断面側面図、第2図
は従来のキヤリツジ駆動装置を示す一部を省略し
た断面平面図である。 1……ステツピングモータ、2……シヤーシ、
3,5……軸受部材、4,8……ネジ部材、6…
…バネ、50……第1の調整機構、60……第2
の調整機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 正逆回転可能な駆動用モータと、該モータに
    より回転せしめられるスクリユーシヤフトとを
    有し、ヘツドを搭載したキヤリツジの係合子を
    該スクリユー部に係合することにより該キヤリ
    ツジをスクリユーシヤフトの軸心方向に沿つて
    往復移動せしめるためのキヤリツジ駆動装置に
    おいて、 スクリユーシヤフトの一端を支持する軸受部
    材を介して、該スクリユーシヤフトを軸心方向
    で位置調整するための第1の調整機構と、 該スクリユーシヤフトの他端を支持する軸受
    部材を介して該スクリユーシヤフトを軸心方向
    へ押圧附勢するバネと、該バネのバネ圧調整部
    材とを有する第2の調整機構と、 とからなり、上記軸受部材におけるスクリユー
    シヤフトの支持抵抗を調整可能に設けてなるキ
    ヤリツジ駆動装置。 2 第1の調整機構が、軸受部材に当接してこれ
    をスクリユーシヤフトの軸心方向に摺動可能に
    支持するネジ部材である前記登録請求の範囲第
    1項記載のキヤリツジ駆動装置。 3 バネ圧調整部材が、該バネの基部に配設した
    可動のバネ受け部材と、該バネ受け部材に当接
    してこれをスクリユーシヤフトの軸心方向へ摺
    動可能に支持するネジ部材である前記登録請求
    の範囲第1項記載のキヤリツジ駆動装置。
JP1664785U 1985-02-08 1985-02-08 Expired JPH039185Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1664785U JPH039185Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1664785U JPH039185Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61132565U JPS61132565U (ja) 1986-08-19
JPH039185Y2 true JPH039185Y2 (ja) 1991-03-07

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ID=30503614

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1664785U Expired JPH039185Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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FR3023550B1 (fr) * 2014-07-08 2016-07-29 Saint Gobain Isover Dispositif de fusion du verre comprenant un four, un canal et un barrage

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61132565U (ja) 1986-08-19

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