JPH039037Y2 - - Google Patents

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JPH039037Y2
JPH039037Y2 JP17886382U JP17886382U JPH039037Y2 JP H039037 Y2 JPH039037 Y2 JP H039037Y2 JP 17886382 U JP17886382 U JP 17886382U JP 17886382 U JP17886382 U JP 17886382U JP H039037 Y2 JPH039037 Y2 JP H039037Y2
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JP
Japan
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protrusion
hole
operating
panel
knob
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JP17886382U
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JPS5982891U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、タイマーやサーモスタツトなどの機
器の操作軸に操作摘みを取付ける場合に適用する
操作摘みの取付装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
第1図に従来のこの種の装置を示し、図中1が
タイマーやサーモスタツトなどの機器で、2はそ
の操作軸である。機器1の一部はパネル3で覆わ
れ、このパネル3の一部に円形の突部4が形成さ
れ、この突部4の端面中央部に透孔5が穿設さ
れ、この透孔5に上記操作軸2の先端が臨んでい
る。突部4の前面には上記透孔5の周縁に沿つて
突条6が一体に形成され、この突条6の例えば相
対向する二個所に位置決め用の切欠7,7が刻設
されている。そして突部4の前面に、薄い金属板
などで形成された表示板8が貼着されている。こ
の表示板8は中央に円形孔9を有し、この円形孔
9が上記突条6の外周に嵌合し、さらに円形孔9
の周縁に一対の舌片10,10が突設され、これ
ら舌片10,10が上記位置決め用の切欠7,7
に嵌合し、この嵌合により表示板8が位置決めさ
れている。そしてこの表示板8の表面に時間設定
用や温度設定用の表示目盛が施こされている。ま
た突部4の前面に上記表示板8と対向して透明の
例えば合成樹脂で一体成形された操作摘み11が
設けられている。この操作摘み11は内面の中央
部に連結筒12を有し、この連結筒12が上記透
孔5を通して上記操作軸2の外周に嵌合し、これ
により操作摘み11と操作軸2とが連動可能に連
結している。
しかして、表示板8の表示目盛を操作摘み11
を通して目視し、その目盛を基にして操作量を決
定し、操作摘み11を回動操作するものである。
ところが従来においては、操作軸2の先端面が
連結筒12の内端面12aに当接しているため
に、操作摘み11を不用意に押圧すると、その荷
重が操作摘み11を通して機器2に伝わり、その
機器1の内部機構等を損傷してしまうおそれがあ
るという問題があつた。
〔考案の目的〕 本考案はこのような点に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、操作摘みの押圧に
よる機器の損傷を確実に防止することができる操
作摘みの取付装置を提供することにある。
〔考案の構成〕
本考案はこのような目的を達成するために、透
孔を有するパネルと、上記透孔に臨む機器の操作
軸と、上記パネルの前面に上記透孔の周縁に沿つ
て形成された突条と、この突条の一個所又は複数
個所に刻設された位置決め用の切欠と、この切欠
に嵌合自在の舌片を有しその嵌合で位置決めされ
て上記パネルの前面に貼着された表示板と、この
表示板の前面に対向して配置するとともに内面中
央部に上記透孔を通して上記操作軸に嵌合する連
結筒を一体に有した透明の操作摘みとを具備し、
上記突条の高さを上記表示板の厚さよりも大きく
し、上記操作摘みの内面を上記突条に衝き合わ
せ、かつ上記操作軸の先端面と上記連結筒の内端
面との間に隙間を設けるようにしたものである。
このような構成においては、操作摘みにパネル
の内側方向への荷重が加わつた際に、その圧力が
突条により受け止められるとともに、操作軸の先
端面と連結筒の内端面との間に余裕の隙間が確保
されているため、操作摘みの荷重が機器の操作軸
に及ぶようなことがない。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例について第3図を参照
して説明する。なお、この実施例において第1図
および第2図に示す従来装置と同一の構成部分に
ついては同符号を付してその説明を省略する。
突部4の前面に透孔5の周縁に沿つて形成され
た突条21の高さHは表示板8の厚さTよりも僅
かに大きくなつている。そして操作摘み11の内
面には、上記突条21の外径とほゞ同径の膨出突
起22が一体に形成され、この膨出突起22が上
記突条21に衝き合わされている。また、操作軸
2の先端面と連結筒12の内端面12aとの間に
は隙間lが設けられている。
このような構成によれば、透孔5の周縁と対向
する部分の操作摘み11の肉厚が他の部分よりも
膨出突起22の厚さ分だけ厚くなり、したがつて
その分だけその部分の透明度が落ち、切欠7,7
や舌片10,10が外部から見えにくくなつて見
苦しさが減少し、外観的な体裁が向上する。そし
て突条21の高さHが表示板8の厚さTよりも大
きいとともに、その突条21に膨出突起22が衝
き合わされているから、表示板8が剥がれても舌
片10,10が上記膨出突起22に当接して表示
板8の浮き上りが防止され、したがつて操作摘み
11の内面が表示板8によつて傷付くようなこと
がない。また、操作軸2の先端面と連結筒12の
内端面12aとの間に隙間lが設けられているか
ら、操作摘み11を不用意に押圧するようなこと
があつても、その荷重が操作軸2に及ぶようなこ
とがなく、したがつて機器1の内部機構等に損傷
を与えるおそれがない。
なお、上記実施例においては、パネルに突部を
形成し、この突部の前面に操作摘みを配設するよ
うにしたが、これはパネルの平面的な部分に配設
する場合であつても何ら差し支えない。また、突
条に施こす位置決め用の切欠は、その突条の複数
個所に設ける場合に限らず、一個所に設けるよう
な場合であつてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、操作摘み
の押圧による機器の損傷を確実に防止することが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示す側断面図、第2図は同
装置の表示板の配設状態を示す正面図、第3図は
本考案の一実施例を示す側断面図である。 1……機器、2……操作軸、3……パネル、5
……透孔、7……切欠、8……表示板、11……
操作摘み、12……連結筒、21……突条、22
……膨出突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透孔を有するパネルと、上記透孔に臨む機器の
    操作軸と、上記パネルの前面に上記透孔の周縁に
    沿つて形成された突条と、この突条の一個所又は
    複数個所に刻設された位置決め用の切欠と、この
    切欠に嵌合自在の舌片を有しその嵌合で位置決め
    されて上記パネルの前面に貼着された表示板と、
    この表示板の前面に対向して配置するとともに内
    面中央部に上記透孔を通して上記操作軸に嵌合す
    る連結筒を一体に有した透明の操作摘みとを具備
    し、上記突条の高さを上記表示板の厚さよりも大
    きくし、上記操作摘みの内面を上記突条に衝き合
    わせ、かつ上記操作軸の先端面と上記連結筒の内
    端面との間に隙間を設けたことを特徴とする操作
    摘みの取付装置。
JP17886382U 1982-11-26 1982-11-26 操作摘みの取付装置 Granted JPS5982891U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17886382U JPS5982891U (ja) 1982-11-26 1982-11-26 操作摘みの取付装置

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JP17886382U JPS5982891U (ja) 1982-11-26 1982-11-26 操作摘みの取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS5982891U JPS5982891U (ja) 1984-06-04
JPH039037Y2 true JPH039037Y2 (ja) 1991-03-06

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ID=30388215

Family Applications (1)

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JP17886382U Granted JPS5982891U (ja) 1982-11-26 1982-11-26 操作摘みの取付装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0413698Y2 (ja) * 1987-06-10 1992-03-30
JP2004228022A (ja) * 2003-01-27 2004-08-12 Alps Electric Co Ltd 回転操作型入力装置

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Publication number Publication date
JPS5982891U (ja) 1984-06-04

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