JPH0390338A - 熱可塑性樹脂シートの製造法 - Google Patents

熱可塑性樹脂シートの製造法

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Publication number
JPH0390338A
JPH0390338A JP1227748A JP22774889A JPH0390338A JP H0390338 A JPH0390338 A JP H0390338A JP 1227748 A JP1227748 A JP 1227748A JP 22774889 A JP22774889 A JP 22774889A JP H0390338 A JPH0390338 A JP H0390338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
tapered
thickness
slit
extrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1227748A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Mizobe
溝部 敬三
Kenichi Matsuura
松浦 建一
Masaki Takebe
建部 正喜
Nobuyuki Imamura
今村 信之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
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Publication of JPH0390338A publication Critical patent/JPH0390338A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱可塑性樹脂シートの製造法の改良に関する。
(従来の技′#) 熱可塑性樹脂を溶融押出成形してシートを製造する方法
はよく知られている。
この方法の場合1例えば第4図に示すような押出用ダイ
スを用い(8る。この第4図のダイスIU3m押出し用
のもので樹脂供給孔10.llj?よび12から異なる
樹脂を供給し、押出しスリット2から溶融押出しする。
な>、13.14および15は樹脂流量調整のためのマ
ニホールドである。
そして、このダイスlIC>けるスリット2は第5図に
示す如く、その全長(Ll)にわたり1輪(W)は均一
である。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記ダイスを用いて得られる熱可塑性樹脂シ
ートはその粘弾性により、シートの幅方向の1Iii端
が厚手のビード(bead )状となるのが不可避的で
あると共にシート厚さが大きくなるとビード部厚さも大
きくなる。
かような厚手部を有するシートを芯体上にロール状に巻
き取ろうとすると1巻きシワを生じたり。
巻きズレを生じたりする。
この不都合を除くため1巻き取り前にシート幅方向両端
の厚手部をカットするスリット作業を施しているが、カ
ット部分はシートとして使用し得ないため、生産歩留が
悪くなり、筐た。シート幅も小さくなってし筐う。
(課題を解決するための手段) 本発明者は従来技術の有する上記問題を解決するため種
々検討の結果、押出用ダイスのスリットをテーパー状と
し。更に押出されたシートをテーパーf=jtkニップ
ロールで押圧することにより2幅方向全長にわたジ、そ
の厚さが均一で、スリット作業をすることなく、芯体上
に長尺巻取すし得ることを見出し1本発明を完成するに
至った。
即ち1本発明に係る熱可塑性樹脂シートの製造法は、押
出用ダイスの押出スリットにテーパーを設け、該スリッ
トから溶融した熱可塑性樹脂を押出してシート状とし、
次いでこのシートをテーパー付きニップロールで押圧す
ることを特徴上するものである。
本発明に用いる押出用ダイスは押出スリットにテーパー
を設けること以外は何ら格別である必要はなく1例えば
前記第4図に示すようなものを用い得る。
本発明に用いるダイスの押出用スリットには上記した如
く、テーパーが設けられる。第1図はその実911を示
し、押出用スリットはその長さ方向の両端がテーパ一部
3とされ、中央部付近に比べ狭幅とされている。
このテーパーの程度(以下、テーパー度(T)という)
は、テーパー高さを(&)とし、テーパーを設けた部分
の長さを(b)として、下記(1)式によって表わすこ
とができる。
テーパー度(T)=−・・・(1) 上記(1)式で表わされるテーパー度(T)は、シート
E形に用いる熱可塑性樹脂の種類に応じて決1  .1 定するが1通常、約/   /100である、一般O にはゴム弾性を強く示す樹脂の場合はど、テーパー r
Ii(T) を大きくすることが好ましい6tた。(b
)は押出用スリットの全!に一?スリットのクリアラン
等によって設定するが通常約3〜301111である。
第2図は本発明に用いる押出ダイスの他の例を示し、押
出スリブ)2riその長さ方向の一辺の両端がテーパ一
部3とされている。
上記したようなテーパーを設けた押出用スリットを有す
るダイから押出しされたシートは、テーパー状スリット
の形状に対応し、その幅方向の両mが中央部付近よりも
薄くなる。
そして1本発明においてはダイスから押出されたシート
が1次いでテーパー付きニップロールで押圧される。
このニップロールは第3図に示すように通常の棒状(筐
7’?、r!円筒状)ロール4と鼓形ロール5から収9
.鼓形ロール5にはテーパ一部6が設けられている。な
>、7.8はいずれもロール軸である。これら両ロール
から収るニップロール間に。
前記シートを供給するとこのシートは両ロールを組み合
わせた際に形状されるクリアランス9に釦いて、その一
方向中央部付近が強く。両端部が弱く押圧され、中央部
付近の厚さは減じ1両jilt部厚さは増し、それによ
り厚さ方向全長にわたジその厚さが均一化されて、目的
とするシートが得られる。
クリアランス7の長さL2 #:を押出成形さtしたシ
ートの幅とほぼ等しく、クリアランス9の寸法dは押l
:tl収形されたシート厚さよりも小さく。鼓形ロール
5のテーパー116の長さCは押出成形されたシートの
幅方向端部の薄手部長さとほぼ等しく設定する。
本発明の方法によれば単層シート或いは2層以上の多層
構造を育するシートのいずれも得ることができる。
また1本発明vcI−いて「熱可m性樹脂」なる語はポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンポリ酢酸ビ
ニル ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリ塩
化ビニル ポリ塩化ビニリチン。
熱溶融性フッ素樹脂、ポリアクリロニトリル ポリビニ
ルエーテル ポリビニルケトン、ポリエーテル ポリカ
ーボネート、熱可塑性ポリエステルポリアミド等の一般
の熱可塑性樹脂の他、スチレン−ブタジェン共重合体、
ポリブタジェン ポリインプレン、クロロプレン、アク
リレート−ブタジェン共重合体、イソブチン−イソプレ
ン共重合体。ニトリル−ブタジェン共重合体、ニトリル
−クロロプレン共駄合体、ピリジンーブタジェン共直会
体、スチレン−クロロプレン共重合体、スチシン−イソ
プレン共重合体。ポリウレタン、天然ゴム等の溶融押出
13T能なゴムを含むものとして用いる。
(実施例) 以下、実施例によジ本発明を更に詳細に説明する。
実施例 断面形状がiigJ図。押出スリット形状がlc1図と
同形状の押出用ダイスを有する押出機を用意するう この押出スリットの全長は600fi、テーノく−高さ
(a)は0.25關、テーパーを設けた部分の長さ(b
)に5Bであり、チー・く−度(T) t;m 5/1
00であった。
また、スリット中央部のクリアランス(スリット中央部
の@)はimlに設定した。
樹脂供給孔10からポリエチレンとポリプロピレンの混
合溶融@(直童比で5:l)を、樹脂供給孔11カニび
12からスチレン−ブタジェン共重合体とポリエチレン
の混合溶融物([量比で5:1)を各々供給し、押出し
スリットから押出し。
3、i1m造のシートを得る。
上記ポリエチレンとして融点が110℃のものを。
ポリプロピレンとして融点が130℃のものを、スチレ
ン−ブタジェン共重合体として融点が80℃のものを各
々用いた。
また、ダイス温度ri240℃とし、押出し速度は3.
7ゆ/minに設定した。
押出吠形されたシートはポリエチレンとポリプロピレン
の混合@層の両側に、スチレン−ブタジェン共重合体と
ポリエチレンの混合物層が積8Iされたもので69゜シ
ート幅は520m5.シート中央部付近の厚さrio、
8111.7−1’の幅方向の各端部(&さ各5 tn
 )の厚さrco、6mでめジ、中央部Vζ比べ薄手と
なっている。
次vc、これyk第3図に示すのt同構造のニップロー
ルに供給して押圧した後、 i0m/m111の速度で
長さ600111.外径550Bの断面が円筒状の芯体
上にロール状に巻き取った。
ニップロールを構成する一万のロール4は直径300m
であり、他方の鼓形ロール5はその全長L3が6001
1.クリアランス9の長さL3が5201EIg。
クリアランスの寸法dが0.5 m 、テーパ一部の長
シートは約6に9/e4で押圧される。
芯体上VC巻き取られたシートは幅520Bであり。
幅方向全長にわたってその犀さを計ったところ、どの個
所にかいて%0.3±0.02111で、ビード部の形
状は認められなかった。
比較例 鼓形ロール5t−用いず、ロール4(i−2本用い。
この両ロール間のクリアランスが0.5 Kl &Cな
るようにセットする(シートは約6 k&/c4で押圧
される)こと以外は実施例と同様に作業した。
得られるシートは幅52010Ilであるが、その幅方
向端部が各約5Hにわたって辱さ約0.5職のビード部
を形成し、中央部(厚さ0.3±0.0318)に比べ
厚手となってかり1巻きシワ、巻きズレを生ずることな
く芯体上に巻き取るためには、ビード部をスリットして
取り除かなければならなかった。
(発明の効果) 本発明は上記のように構成されてかり、押出スリットに
テーパーを設けると共にテーパー付龜ニップロールを使
用することにより1幅方向全長にわたDその厚さが均一
であるシートを製造し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図によび82図は本発明の方法に用いる押出用ダイ
スにかけるスリットのテーパー形状の実例を示す平面図
。第3図は本発明の方法に用いるテーパー付きニップロ
ールの実例を示す正面図。 第4図pLび第5図は従来法に用いられる押出用ダイス
の断面図訃よびこのダイスにかけるスリット形状を示す
平面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 押出用ダイスの押出スリットにテーパーを設け該スリッ
    トから溶融した熱可塑性樹脂を押出してシート状とし、
    次いでこのシートをテーパー付きニップロールで押圧す
    ることを特徴とする熱可塑性樹脂シートの製造法。
JP1227748A 1989-09-01 1989-09-01 熱可塑性樹脂シートの製造法 Pending JPH0390338A (ja)

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JP1227748A JPH0390338A (ja) 1989-09-01 1989-09-01 熱可塑性樹脂シートの製造法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6157369A (en) * 1997-10-14 2000-12-05 Logitech, Inc. Optical-mechanical roller with ratchet
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