JPH0390200A - 誘導加熱式アイロン - Google Patents
誘導加熱式アイロンInfo
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- JPH0390200A JPH0390200A JP22852289A JP22852289A JPH0390200A JP H0390200 A JPH0390200 A JP H0390200A JP 22852289 A JP22852289 A JP 22852289A JP 22852289 A JP22852289 A JP 22852289A JP H0390200 A JPH0390200 A JP H0390200A
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Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
- Irons (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、一般家庭において使用される誘導加熱式アイ
ロン(;関するものである。
ロン(;関するものである。
従来の技術
第4図は、従来の技術における誘導加熱式アイロンの断
面図である。第4図において、1はアイロン本体、2は
アイロン台である。アイロン台2は、鉄製の′アイロン
ベース3と、把手4によって構成されている。アイロン
台2は、アイロン作業面5と載置部6を有しており、゛
rイロン作業面5の下方には、アイロン作業中にアイロ
ンベース3を誘導加熱するための加熱コイル7と加熱コ
イル7に高周波電流を供給するインバータ8を有してい
る。アイロン作業面5は、フェルト9とフェルト9を支
えるためのラスアミlOで構成されてむり、ラスアミ1
0はアイロン本体1から発せられるスチームを通過させ
るための穴を多数個有しているものである。またラスア
ミ10の下方には、加熱コイル7にスチームやそれが結
露することによって発生する水滴が当たらないようにす
るために防水板11が設けられている。
面図である。第4図において、1はアイロン本体、2は
アイロン台である。アイロン台2は、鉄製の′アイロン
ベース3と、把手4によって構成されている。アイロン
台2は、アイロン作業面5と載置部6を有しており、゛
rイロン作業面5の下方には、アイロン作業中にアイロ
ンベース3を誘導加熱するための加熱コイル7と加熱コ
イル7に高周波電流を供給するインバータ8を有してい
る。アイロン作業面5は、フェルト9とフェルト9を支
えるためのラスアミlOで構成されてむり、ラスアミ1
0はアイロン本体1から発せられるスチームを通過させ
るための穴を多数個有しているものである。またラスア
ミ10の下方には、加熱コイル7にスチームやそれが結
露することによって発生する水滴が当たらないようにす
るために防水板11が設けられている。
なお加熱コイル7は、細いエナメル線を何本かよりあわ
せたリッツ線を平板上に巻くことによって構成している
。
せたリッツ線を平板上に巻くことによって構成している
。
以上の構成において、従来の技術の誘導加熱式゛アイロ
ンの動作を説明する。使用者は、アイロンがけをしたい
衣類等をアイロン作業面5の上に置き、その上からアイ
ロン本体1を押しつけてアイロン作業を行う。アイロン
本体1のアイロンベース3が、加熱コイル7の真上に来
ると、インバータ8の作用により、加熱コイル7に高周
波電流が供給され、“アイロンベース3に高周波の渦電
流が流れて発熱し、使用者はアイロンがけを行うことが
できる。アイロン本体1から発せられるスチームは、フ
ェルト9とラスアミ10を通過するが、防水板11によ
って加熱コイル7までスチームやスチームが結露するこ
とによって発生する水滴が行かないためスチームを安全
に処理することができる。
ンの動作を説明する。使用者は、アイロンがけをしたい
衣類等をアイロン作業面5の上に置き、その上からアイ
ロン本体1を押しつけてアイロン作業を行う。アイロン
本体1のアイロンベース3が、加熱コイル7の真上に来
ると、インバータ8の作用により、加熱コイル7に高周
波電流が供給され、“アイロンベース3に高周波の渦電
流が流れて発熱し、使用者はアイロンがけを行うことが
できる。アイロン本体1から発せられるスチームは、フ
ェルト9とラスアミ10を通過するが、防水板11によ
って加熱コイル7までスチームやスチームが結露するこ
とによって発生する水滴が行かないためスチームを安全
に処理することができる。
アイロン作業の合間に、衣類をさばいたりする場合には
、アイロン本体1を載[部6に置く。
、アイロン本体1を載[部6に置く。
発明が解決しようとする課題
前記した従来の技術の誘導加熱式アイロンにおいては、
以下に示すような課題があった。即ち、従来の構成では
加熱コイル7の上に防水板11があり、その上にフェル
ト9とラス゛7ミ10を設けている。更にスチームを逃
がすために、ラスアミ10と防水板11の間にも空隙を
設けている。このためフェルト9の上面から加熱コイル
7の上面までの距離、すなわちアイロン本体1を置いた
状態におけるアイロンベース3と加熱コイル7の上面ま
での距離が最低でも15mm程度は必要となる。そのた
め、所定の加熱パワーをアイロンベース3に供給するた
めには、加熱コイル7に流す電流と巻数の積を大きくす
る必要があり、従って加熱コイル7での損失も大きくな
る。また同時に発熱量も大きくなる。この加熱コイル7
での損失を少なく抑えるために加熱コイル7に使用する
鋼の量を大きくした場合には、装置全体として質量が大
きくなる。
以下に示すような課題があった。即ち、従来の構成では
加熱コイル7の上に防水板11があり、その上にフェル
ト9とラス゛7ミ10を設けている。更にスチームを逃
がすために、ラスアミ10と防水板11の間にも空隙を
設けている。このためフェルト9の上面から加熱コイル
7の上面までの距離、すなわちアイロン本体1を置いた
状態におけるアイロンベース3と加熱コイル7の上面ま
での距離が最低でも15mm程度は必要となる。そのた
め、所定の加熱パワーをアイロンベース3に供給するた
めには、加熱コイル7に流す電流と巻数の積を大きくす
る必要があり、従って加熱コイル7での損失も大きくな
る。また同時に発熱量も大きくなる。この加熱コイル7
での損失を少なく抑えるために加熱コイル7に使用する
鋼の量を大きくした場合には、装置全体として質量が大
きくなる。
本発明は以上のような課題に鑑みてなされたものであり
、第一に加熱コイルの上面とフェルト上面までの距離を
小さくして効率の高い加熱構成を提供することを目的と
している。また第二に、加熱コイルの構成に工夫を凝ら
したことにより、アイロン本体から発せられるスチーム
をさらに安全かつ良好に処理することができる構成を提
供することを目的とするものである。
、第一に加熱コイルの上面とフェルト上面までの距離を
小さくして効率の高い加熱構成を提供することを目的と
している。また第二に、加熱コイルの構成に工夫を凝ら
したことにより、アイロン本体から発せられるスチーム
をさらに安全かつ良好に処理することができる構成を提
供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
前記第一の目的を達成するための第一の手段は、アイロ
ン本体とアイロン台からなり、R11iaアイロン台は
、アイロン作業面を有し、前記アイロン作業面の下方に
はアイロン作業中に荊紀アイロン本体を誘導加熱する少
なくとも1個の加熱コイルを有し、前記加熱コイルは、
防水リッツ線を平板−ヒに巻いて構成され、前記防水リ
ッツ線は、複数のエナメル線をよりあわせたリッツ線と
、前記Jツツ線の外側を防水する防水絶縁層によって構
成した誘導加熱式アイロンとするものである。
ン本体とアイロン台からなり、R11iaアイロン台は
、アイロン作業面を有し、前記アイロン作業面の下方に
はアイロン作業中に荊紀アイロン本体を誘導加熱する少
なくとも1個の加熱コイルを有し、前記加熱コイルは、
防水リッツ線を平板−ヒに巻いて構成され、前記防水リ
ッツ線は、複数のエナメル線をよりあわせたリッツ線と
、前記Jツツ線の外側を防水する防水絶縁層によって構
成した誘導加熱式アイロンとするものである。
また第二の目的を達成するための第二の手段は、アイロ
ン本体とアイロン台からなり、前記アイロン台は、アイ
ロン作業面を有し、前記アイロン作業面の下方にはアイ
ロン作業中に前記アイロン本体を誘導加熱する少なくと
も1個の加熱コイルを有し、前記加熱コイルは、防水リ
ッツ線を平板上に巻いて構成され、かつ加熱コイルの外
周と内周の間に少なくとも1個のスチーム抜きスリット
を設けた構成の誘導加熱式アイロンとするものである。
ン本体とアイロン台からなり、前記アイロン台は、アイ
ロン作業面を有し、前記アイロン作業面の下方にはアイ
ロン作業中に前記アイロン本体を誘導加熱する少なくと
も1個の加熱コイルを有し、前記加熱コイルは、防水リ
ッツ線を平板上に巻いて構成され、かつ加熱コイルの外
周と内周の間に少なくとも1個のスチーム抜きスリット
を設けた構成の誘導加熱式アイロンとするものである。
作 用
第−の手段は、加熱コイルが防水絶縁層を備えており、
アイロン本体から発せられるスチームは従来使用してい
た防水板を使用せずとも加熱コイルを構成するリッツ線
に当たらないようにすることができる。従って加熱コイ
ルの上方にはフェルトのみしか必要でないため、フェル
ト上面から加熱コイル上面までの距離が小さくする事が
できる。そのため加熱コイルとアイロン本体との磁気結
合を良くすることができ、効率の高い加熱構成を実現で
きるものである。また第二の手段は、加熱コイルがスチ
ーム抜きスリットを備えており、前ii!第一の手段に
よる作用に加え、加熱コイルに達したスチームが滞留し
て絶縁を劣化させたりするおそれのない誘導加熱式°ア
イロンとすることができる。
アイロン本体から発せられるスチームは従来使用してい
た防水板を使用せずとも加熱コイルを構成するリッツ線
に当たらないようにすることができる。従って加熱コイ
ルの上方にはフェルトのみしか必要でないため、フェル
ト上面から加熱コイル上面までの距離が小さくする事が
できる。そのため加熱コイルとアイロン本体との磁気結
合を良くすることができ、効率の高い加熱構成を実現で
きるものである。また第二の手段は、加熱コイルがスチ
ーム抜きスリットを備えており、前ii!第一の手段に
よる作用に加え、加熱コイルに達したスチームが滞留し
て絶縁を劣化させたりするおそれのない誘導加熱式°ア
イロンとすることができる。
実施例
′$1図は、第一の実施例を示す誘導加熱式アイロンの
断面図である。図において、21はアイロン本体、22
はアイロン台である。アイロン本体21は鉄製のアイロ
ンベース23とプラスチック製の把手24によって構成
されている。アイロン台22は、アイロン作業面25と
載置部26を有していて、アイロン作業面24の下方に
は、アイロン作業中にアイロンベース21を誘導加熱す
るための平板上の加熱コイル27と加熱コイル27に高
周波電流を供給するためのインバータ28を有している
。アイロン作業面25は、厚さが1間の耐熱ナイロンに
よって構成したフェルト29を備えており、フェルト2
9の下面は加熱コイル27に接している。つまり加熱コ
イル27の上部には、余分な空間部が設けられていない
ものである。また加熱コイル27の構成は、防水リッツ
線を平板上に32タ一ン巻いたものであり、その直径は
70n+、厚さは3.5mmとなっている。加熱コイル
27の下には、放射状に4本のフェライトコ′731が
設けてあって、°アイロンベース23と加熱コイルの磁
気結合を高くしている。また載置部26の下部にも加熱
コイル50を設けており、アイロン本体21が載置部2
6に置かれると誘導加熱される構成としている。51は
スチームをrイロン台22の下から排出するためのファ
ンモータである。
断面図である。図において、21はアイロン本体、22
はアイロン台である。アイロン本体21は鉄製のアイロ
ンベース23とプラスチック製の把手24によって構成
されている。アイロン台22は、アイロン作業面25と
載置部26を有していて、アイロン作業面24の下方に
は、アイロン作業中にアイロンベース21を誘導加熱す
るための平板上の加熱コイル27と加熱コイル27に高
周波電流を供給するためのインバータ28を有している
。アイロン作業面25は、厚さが1間の耐熱ナイロンに
よって構成したフェルト29を備えており、フェルト2
9の下面は加熱コイル27に接している。つまり加熱コ
イル27の上部には、余分な空間部が設けられていない
ものである。また加熱コイル27の構成は、防水リッツ
線を平板上に32タ一ン巻いたものであり、その直径は
70n+、厚さは3.5mmとなっている。加熱コイル
27の下には、放射状に4本のフェライトコ′731が
設けてあって、°アイロンベース23と加熱コイルの磁
気結合を高くしている。また載置部26の下部にも加熱
コイル50を設けており、アイロン本体21が載置部2
6に置かれると誘導加熱される構成としている。51は
スチームをrイロン台22の下から排出するためのファ
ンモータである。
第2図は、前記加熱コイル27の構成を示す断面図であ
る。図において、32は多数のエナメル線33をよりあ
わせることに5よって構成したリッツ線である。エナメ
ル線33は導体である銅線34とエナメル層35によっ
て構成されたものである。36はリッツ線32の外側を
防水するための防水絶縁層で、塩化ビニル製の熱収縮チ
ューブを使用している。
る。図において、32は多数のエナメル線33をよりあ
わせることに5よって構成したリッツ線である。エナメ
ル線33は導体である銅線34とエナメル層35によっ
て構成されたものである。36はリッツ線32の外側を
防水するための防水絶縁層で、塩化ビニル製の熱収縮チ
ューブを使用している。
第3図は、本発明の第二の実施例を示す加熱コイル27
の周辺の上面図と断面図である。第3図に見られるよう
に加熱コイル27は、フェライトコア31によって支え
られており、外周と内周の間に2カ所にスチーム抜きス
リット80a・80bが設けられている。
の周辺の上面図と断面図である。第3図に見られるよう
に加熱コイル27は、フェライトコア31によって支え
られており、外周と内周の間に2カ所にスチーム抜きス
リット80a・80bが設けられている。
以上の構成において動作を説明する。まず使用者は、ア
イロン本体21を載置部26の上に置いて、アイロンベ
ース23の加熱を行う。この時加熱コイル50にはイン
バータ28から高周波電流が供給され、アイロンベース
23の温度は、セ氏約200度まで加熱される。次に使
用者はアイロンがけをしようとする衣類等をアイロン作
業面28の上に置いて、その上からアイロン本体21に
よってアイロンがけを行う。このアイロンかけによる温
度低下は、アイロン本体21がアイロンかけ作業の途中
で加熱コイル27の上に位ftY I、たとき及び載置
部26の上に使用者がアイロン本体21を載置したとき
にインバータ28から高周波電流が加熱コイル27に供
給されアイロンベース23の加熱が行われるため、アイ
ロンベース23の温度の低下が防げる。従ってコードレ
スで良好なアイロンがけが行われる。
イロン本体21を載置部26の上に置いて、アイロンベ
ース23の加熱を行う。この時加熱コイル50にはイン
バータ28から高周波電流が供給され、アイロンベース
23の温度は、セ氏約200度まで加熱される。次に使
用者はアイロンがけをしようとする衣類等をアイロン作
業面28の上に置いて、その上からアイロン本体21に
よってアイロンがけを行う。このアイロンかけによる温
度低下は、アイロン本体21がアイロンかけ作業の途中
で加熱コイル27の上に位ftY I、たとき及び載置
部26の上に使用者がアイロン本体21を載置したとき
にインバータ28から高周波電流が加熱コイル27に供
給されアイロンベース23の加熱が行われるため、アイ
ロンベース23の温度の低下が防げる。従ってコードレ
スで良好なアイロンがけが行われる。
ここで、加熱コイル27と゛rイロンベースの間の距離
は、フェルト29の厚さの分だけであるため、従来の技
術に比べ非常に小さなものとすることができる。そのた
めアイロンベース23と加熱コイル27の磁気結合が非
常に良くなり、所定の加熱パワーを入れるための加熱コ
イル27の電流巻数槽を小さくすることが出来るため、
加熱コイルの損失が小さくなって効率が良くなるか、ま
たは加熱コイル27が軽量になるといった効果があり、
かつインバータの容量、すなわち出力電圧と出力電流の
積が小さくて済むという効果もある。
は、フェルト29の厚さの分だけであるため、従来の技
術に比べ非常に小さなものとすることができる。そのた
めアイロンベース23と加熱コイル27の磁気結合が非
常に良くなり、所定の加熱パワーを入れるための加熱コ
イル27の電流巻数槽を小さくすることが出来るため、
加熱コイルの損失が小さくなって効率が良くなるか、ま
たは加熱コイル27が軽量になるといった効果があり、
かつインバータの容量、すなわち出力電圧と出力電流の
積が小さくて済むという効果もある。
なおリッツ線32が防水絶縁層36によって包んだ構成
となっているため、アイロン本体21から発せられるス
チームが直接エナメル線にかかることがなく、従って感
電事故等が発生することがなく安全である。
となっているため、アイロン本体21から発せられるス
チームが直接エナメル線にかかることがなく、従って感
電事故等が発生することがなく安全である。
また第二の実施例によれば、アイロン本体から発せられ
たスチームは、加熱コイル27に設けられたスチーム抜
きスリット80a、80bを通過してスチーム抜きファ
ンモータ51によってアイロン台22の外へ排出される
。このためスチームが加熱コイル27の内部に滞留して
、加熱コイル27の絶縁を劣化させたりするおそれがな
いものである。なお第一の実施例・第二の実施例の加熱
コイル27は、表面が防水絶縁層である塩化ビニルの熱
収縮デユープで覆われた構成となっているため、スチー
ムや水滴がかかる恐れが無く、リッツ線岡士の接触もな
い。このため、例えばエナメル線の絶縁皮膜を2種或は
3種とした薄いものでも使用することができる。これに
よって銅の占積率を太き(し、断面積を有効に利用する
ことができる。また本実施例では、防水絶縁層に塩化ビ
ニルの熱収縮チューブを使用しているので、アイロン本
体21が加熱コイル27の上にきたときにそれがクツシ
ョンとなり、フェルト29が薄くてもアイロンがけがス
ムーズに行うことが出来るという効果がある。
たスチームは、加熱コイル27に設けられたスチーム抜
きスリット80a、80bを通過してスチーム抜きファ
ンモータ51によってアイロン台22の外へ排出される
。このためスチームが加熱コイル27の内部に滞留して
、加熱コイル27の絶縁を劣化させたりするおそれがな
いものである。なお第一の実施例・第二の実施例の加熱
コイル27は、表面が防水絶縁層である塩化ビニルの熱
収縮デユープで覆われた構成となっているため、スチー
ムや水滴がかかる恐れが無く、リッツ線岡士の接触もな
い。このため、例えばエナメル線の絶縁皮膜を2種或は
3種とした薄いものでも使用することができる。これに
よって銅の占積率を太き(し、断面積を有効に利用する
ことができる。また本実施例では、防水絶縁層に塩化ビ
ニルの熱収縮チューブを使用しているので、アイロン本
体21が加熱コイル27の上にきたときにそれがクツシ
ョンとなり、フェルト29が薄くてもアイロンがけがス
ムーズに行うことが出来るという効果がある。
なお本実施例においては、防水絶縁層は塩化ビニルの熱
収縮チューブを用いたが、必ずしもこれを使用しなけれ
ばならないものではなく、例えば通常のビニル導線の様
なものとして、中の心線をリッツ線としたようなもので
あっても良い。また本実施例では、アイロン作業中にア
イロン本体を加熱するための加熱コイルを1個としたが
、複数のものであっても良い。
収縮チューブを用いたが、必ずしもこれを使用しなけれ
ばならないものではなく、例えば通常のビニル導線の様
なものとして、中の心線をリッツ線としたようなもので
あっても良い。また本実施例では、アイロン作業中にア
イロン本体を加熱するための加熱コイルを1個としたが
、複数のものであっても良い。
発明の効果
以上の実施例によっても明らかなように、第一の手段に
よる誘導加熱式アイロンは、特に加熱コイルの表面を防
水絶縁層によって覆った構成としているため、加熱コイ
ルとアイロン本体との距離を小さくすることができ、効
率の高い加熱が行えるものである。また第二の手段によ
る誘導加熱式アイロンは、特に加熱コイルの外周と内周
の間に少なくとも1個のスチーム抜きスリットを設けた
ことにより、前記第一の手段による効果に加え、加熱コ
イルの絶縁の劣化を肋ぐことができるものである。
よる誘導加熱式アイロンは、特に加熱コイルの表面を防
水絶縁層によって覆った構成としているため、加熱コイ
ルとアイロン本体との距離を小さくすることができ、効
率の高い加熱が行えるものである。また第二の手段によ
る誘導加熱式アイロンは、特に加熱コイルの外周と内周
の間に少なくとも1個のスチーム抜きスリットを設けた
ことにより、前記第一の手段による効果に加え、加熱コ
イルの絶縁の劣化を肋ぐことができるものである。
¥%1図は第一の実施例を示ず誘導加熱式アイロンの断
面図、第2図は同和熱コイルの構成を示す断面図、第3
図a、))は第二の実施例である加熱コイル周辺の構成
を示す上面図と断面図、第4図は従来の技術の誘導加熱
式−アイロンの断面図である。 21・・・“アイロン本体、22・・・7107台、2
5・・・アイロン作業面、27・・・加熱コイル、32
・・・リッツ線、33・・・1ナメル線、36・・・防
水絶縁層、80a・80b・・・スチーム抜きスリット
。
面図、第2図は同和熱コイルの構成を示す断面図、第3
図a、))は第二の実施例である加熱コイル周辺の構成
を示す上面図と断面図、第4図は従来の技術の誘導加熱
式−アイロンの断面図である。 21・・・“アイロン本体、22・・・7107台、2
5・・・アイロン作業面、27・・・加熱コイル、32
・・・リッツ線、33・・・1ナメル線、36・・・防
水絶縁層、80a・80b・・・スチーム抜きスリット
。
Claims (2)
- (1)アイロン本体とアイロン台からなり、前記アイロ
ン台は、アイロン作業面を有し、前記アイロン作業面の
下方にはアイロン作業中に前記アイロン本体を誘導加熱
する少なくとも1個の加熱コイルを有し、前記加熱コイ
ルは、防水リッツ線を平板上に巻いて構成され、前記防
水リッツ線は、複数のエナメル線をよりあわせたリッツ
線と、前記リッツ線の外側を防水する防水絶縁層によっ
て構成した誘導加熱式アイロン。 - (2)アイロン本体とアイロン台からなり、前記アイロ
ン台は、アイロン作業面を有し、前記アイロン作業面の
下方にはアイロン作業中に前記アイロン本体を誘導加熱
する少なくとも1個の加熱コイルを有し、前記加熱コイ
ルは、防水リッツ線を平板上に巻いて構成され、かつ加
熱コイルの外周と内周の間に少なくとも1個のスチーム
抜きスリットを設けた誘導加熱式アイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1228522A JP3024146B2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 誘導加熱式アイロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1228522A JP3024146B2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 誘導加熱式アイロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0390200A true JPH0390200A (ja) | 1991-04-16 |
JP3024146B2 JP3024146B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=16877741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1228522A Expired - Fee Related JP3024146B2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 誘導加熱式アイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3024146B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7205512B2 (en) * | 1999-12-28 | 2007-04-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Fixing device using induction heating |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5361844U (ja) * | 1976-10-27 | 1978-05-25 |
-
1989
- 1989-09-04 JP JP1228522A patent/JP3024146B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5361844U (ja) * | 1976-10-27 | 1978-05-25 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7205512B2 (en) * | 1999-12-28 | 2007-04-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Fixing device using induction heating |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3024146B2 (ja) | 2000-03-21 |
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