JPH0390196A - 防ダニ型寝具類乾燥機及び寝具類のダニ駆除処理法 - Google Patents

防ダニ型寝具類乾燥機及び寝具類のダニ駆除処理法

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JPH0390196A
JPH0390196A JP22775389A JP22775389A JPH0390196A JP H0390196 A JPH0390196 A JP H0390196A JP 22775389 A JP22775389 A JP 22775389A JP 22775389 A JP22775389 A JP 22775389A JP H0390196 A JPH0390196 A JP H0390196A
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hot air
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bedclothes
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JP22775389A
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Mikio Uchida
内田 幹雄
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YAMADA SEIYAKU KK
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YAMADA SEIYAKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は布団等の′S兵類を乾燥し、しかも!PI具類
のダニを駆除してダニによる室内環境の汚染、更にそれ
に伴う人体呼吸器に対する悪影響を減少させる防ダニ型
寝具類乾燥磯及V′P!兵類のダニ駆除処理法に関する
(b)従来の技術 従来、布団等の寝j[は天日にさらして乾燥させること
が一般に行なわれているが、この方法によれば雨天、曇
天時には乾燥できず、特に梅雨時期には寝具類の湿りに
より使用感が着しく悪くなる。そこで最近では雨天、曇
天時にも寝具類を乾燥できるように、一般家庭用の寝具
類、例えば布団乾燥機が出回っている。
この布団等の寝具類の乾燥機は空気を外部から吸入する
送風機と、その空気をヒータで熱風にして当該熱風を上
記送風機により寝具類の開口部から寝具類全体に供給、
吐出する熱風吐出部を備え、該熱風で寝具類全体を乾燥
するようにしている。
(c)発明が解決しようとする課題 このようなIA!If、例えば布団の乾燥機を用いるこ
とにより、雨天や曇天時更に梅雨時期でも寝具類を乾燥
して快適に使用できる。
ところで、布団等の寝具類は人間の生活において一日の
約1/3を共にするものであり、その長時間の使用によ
って人体の垢、7ケや汗等による汚れにより不潔になり
やすい、このように、布団等のff7%Mには発汗によ
る湿度、7ケや垢など人体に起因する物質が付着してお
り、これらの物質がダニの餌となるから、特に′1M兵
類0頭部近傍における表面部や内部でのダニの成育が非
常に盛んになる。このダニは容易にカバーの目礼箇所か
ら出入し、布団等の寝具類の表面部や内部で繁殖したダ
ニの糞や死骸等の粉状物が寝具類に付着しでいる。
従って、こういったダニの糞や死骸等の粉状物が、布団
等の寝具類の上げ降ろしや使用時更に寝起きの際に室内
に浮遊し、呼吸に伴って人間の呼吸器に入り、咳、気管
支炎及び喘息などの原因となり人体に悪影響を及ぼすこ
とが判明し、大きな社会問題となっている。
特にダニに起因する室内塵は喘息患者の過半数のアレル
ゲンになるともいわれているが、WE兵類の唄部近傍で
ダニが繁殖し易い点を考慮すると極めて重大な問題であ
る。
ところで、浮11H埃等の粒子においてその粒子の粗い
もの(数10μm1以上)は、はとんど鼻腔や上部呼吸
気管に沈着して痰などと一緒に体外へ排出されてしまう
が、5μ噛〜10μ−になると、更に奥の気管支まで入
り込み、そこに沈着をはじめる。
そしてさらに細かな粒子(0,1μm〜5.0μ―)は
、呼吸器の最末端である肺胞まで達して沈着し、極めて
危険な状態となる。
さらに細かな粒子は呼吸器に沈着せず、呼スとともに再
び体外に排出される。
しかるに上述のように、現在用いられている寝具類、例
えば布団乾燥機は布団等の′ll兵類の乾燥という観点
に限ると有効であるが、ダニ駆除という観点からは何等
配慮されていないのが実状である。
本発明は、上記技術的n II! 1m i!み完成さ
れたもので、哀共顛の乾燥の際にダニ駆除剤を放出して
このダニ駆除剤を寝具類、特に寝具類の中綿等に吸着さ
せ、これによって、ダニの駆除を行うと共にダニの成育
や繁殖を防いで至極衛生的な寝具類にする防ダニ型′l
l兵類乾燥機及び寝具類のダニ駆除処理法を提供するこ
とを目的とする。
(d)課題を解決するための手段 上記目的を連成するために、本発明の防ダニ型寝具類乾
燥機は、空気を外部から吸入する送風機と、その空気を
ヒータで熱風にしてこの熱風を上記送風機により寝具類
の開口部から当該寝具類全体に供給、吐出する熱風吐出
部を備えた寝具類乾燥機において、上記熱風吐出部には
ダニ駆除剤を保持しているダニ駆除体を設けてなるもの
である。
即ち、本発明に用いられる寝具類の乾燥機としては空気
を外部から吸入する送風機と、その空気をヒータで熱風
にしてこの熱風を上記送風機によすP!兵類の開口部か
ら当該寝具類全体に供給、吐出する熱風吐出部を備えた
ものであれば特に限定されるものではな(、所WllI
l型であると、横型であるとを問うものではない。つま
り市販されている布団等の寝!4<頚の乾燥機も充分に
使用することができるのである。
そして、本発明の防ダニ型″S兵類乾燥機においては上
記熱風吐出部にダニ駆除剤を保持しているダニ駆除体を
設けた点に最も大きな特徴を有するものである。
このダニ駆除体からダニ駆除剤が徐々に放出、熱風に混
入され、該ダニ駆除剤を熱風により寝具類に供給、中綿
等に吸着させるのである。
本発明で用いられるダニ駆除剤としてはデイエルドリン
(D 1aldrin)、スミチオン(S umith
ion)、パイテックス(B ayLex)、DDVP
、マラチオン(Malathion)、デイアジノン(
D 1azinon)、γ−BHC1ピリミホスーメチ
ル(P irimiphos −methyl)、ペン
ジルベンゾエー) (Benzyl benzoate
)、レスメスリン(Res輪etbrinL ピレスロ
イド、ヒバ油等が挙げられる。
これらのうち、特1こレスメスリン(Res鶴ethr
in)、デイアジノン(D 1azinon)、パイテ
ックス(Bayt、 e x ) 、ピレスロイドが有
効である。
又、イエダニの忌避剤としては、例えばベンジルベンゾ
エート(B enzyl benzoate)やこれに
ツメチル7タレート(D imethylphthal
ate)(D M P )、ジプチル7タレート(D 
1buthylpthalate)(D B P )ジ
エチ7レトル7ミド(D ieLhylLolamid
e)(D ET)を配合したものが有効である。
本発明においては、上記ダニ駆除剤が担持体に保持され
てダニ駆除体が形成されるが、該担持体としてはゼオラ
イト、活性炭、活性アルミナ、シリカゲル、酸化チタン
、ベントナイト、酸性白土、ケイソウ土、炭酸カルシウ
ムが挙げられる。
そして、このダニ駆除体は一円筒状に形成したり、偏平
円柱状で、且つ多孔質にしたり、網体で偏平円柱状にす
ることにり、熱風の透過性を良好になるように形成され
ている。
又、上記目的を達成するために、本発明のff兵薙のダ
ニ駆除処理法は、空気を外部から吸入してヒータで熱風
にし、この熱風をII共類の開口部から当該1!兵頚全
体に供給、吐出する寝具類の乾燥方法において、該熱風
にはダニ駆除剤が混入され、該ダニ駆除剤を熱風により
寝具類に供給、@着させるものである。
この場合、ヒータから寝具類の開口vlSまでの間の熱
風案内部にダニ駆除体を設け、該ダニ駆除体からダニ駆
除剤が徐々に放出、熱風に混入して寝具類、特に!lW
兵類の中綿に吸着されるのである。
ここで用いられるダニ駆除剤としては上述のものが挙げ
られるのであり、又、該ダニ駆除剤を保持する担持体も
上述のものが挙げられる。
かくして寝具類、特に寝具類の中綿等にダニ駆除剤を吸
着させ、ダニの成育や繁殖を防止できるのである。
ところで、本発明において、寝具類には布団、毛布、枕
の他、ベツド等に敷設されるマットや布団カバー等が挙
げられる。
(e)作用 本発明は、上記構成を有し、寝具類の乾燥の際にダニ駆
除剤を徐々に放出してこのダニ駆除剤を寝具類、特に寝
具類、例えば布団等の中綿に吸着させ、これによって、
グエの駆除を行うと共にグ二の成育や繁殖を防ぐ作用を
有するのである。
そして、本発明では熱風吐出部にダニ駆除剤を保持して
いるダニ駆除体を設ければよく、従って、布団等の寝具
類の乾燥機として特殊なものを用いる必要がないのであ
り、又、このダニ駆除体は交換可能にすることにより、
そのiff能が不充分になると交換すればよく、何人も
取り扱うことができるのである。
(「)実施例 以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではないゆ第1図において、
(1)は本発明の防ダニ型′!l共類乾燥機であり、該
防ダニ型″ll兵類乾燥機(1)は空気を外部から吸入
する送風機(2)と、その空気をヒータ(3)で熱風に
してこの熱風を上記送風機(2)により1!兵類(4)
の開口i!1ts(5)から当該寝具R(4)全体に供
給、吐出する熱風吐出部(6)を幀えている。
そして、本発明においては、上記熱風吐出部(6)には
ダニ駆除剤を保持しているダニ駆除体(7)を設け、該
ダニ駆除体(7)からダニ駆除剤が徐々に放出、熱風に
混入するように構成されている。
上記ダニ駆除剤としてはダニの駆除に用いられるもので
あれば特に限定されるものではないが、具体的にはディ
エルドリン(D 1elclrin)、スミチオン(S
 ue+1Lhion)、パイテックス(B ayte
x)、DDVP、?ラチオン(M alathion)
、デイアジノン(D 1azinon)、γ−BHC,
ピリミホスーメチル(Pirimiphos −met
hyl)、ペンシルベンゾエート(Benzyl be
nzoate)、レスメスリン(ResmeLhrin
)、ピレスロイド、ヒバ油等から選ばれた少なくとも一
種が挙げられる。
上記ダニ駆除体(7)は偏平円形状で、且つ多孔質に形
成されている。
本発明の防ダニ型寝具類乾燥機(1)においては、上記
ダニ駆除剤が担持体に保持されるが、該担持体としでは
ゼオライト、活性炭、活性アルミナ、シリカゾル、酸化
チタン、ベントナイト、酸性白土、ケイソウ土、炭酸カ
ルシウムから選ばれたものが、ダニ駆除剤を長期に互っ
て安定に保持し、しかも熱風によってダニ駆除剤を徐々
に放出するので望ましい。
又、本発明の防ダニ型寝具類乾燥fi(1)として、第
2図及び第3図に示すように、寝具類乾燥機の熱風吐出
部(6)にダニ駆除体(7)をソケット(9)を介して
着脱自在に取り付けてもよいのである。
次に、本発明の防ダニ型IAI乾燥機(1)を用いてダ
ニの駆除試験を以下の方法で行った。
即ち、市販されている布団乾燥機を用い、この熱風吐出
部(6)の先端部に以下に述べる方法でダニ駆除体(7
)を設けた。
上記熱風吐出部(6)の大きさに対応する偏平円形状で
、且つ多孔質の担持体を形成し、次にダニ駆除剤として
ピレスロイドを用い、これを溶剤に溶解しくダニ駆除剤
20重量%含有)、この溶液を上記担持体(ゼオライト
の成形棒)に滴下し、ダニ駆除剤を含浸させ、自然乾燥
させた。かくして得られたダニ、駆除体(7)をホルダ
ー(8)を用いて熱風吐出部(6)の先端部に取り付け
た。
この防ダニ寝具類乾燥機(1)を用い、5人のパネラ−
に通常の生活をしつつ毎月平均2回の割合で3〜4時間
布団を乾燥させた。これを1年mfiり返した。
つまり第1図に示すように、本発明の防ダニ型寝具類乾
燥m(1)を用い、布団を乾燥するとき、熱風吐出部(
6)から適温の熱風が敷ぶとん(4)と掛ぶとん(4)
の間に供給され、この熱風によって布団(4)、(4)
をふくらませ、布団(4)、(4)を乾燥させる。この
場合、ダニ駆除体(7)から熱風により、徐々にダニ駆
除剤が放出され、寝AMに供給、吸着させる。
比較例 上述の市販の布団乾燥機を用いて実施例と同様の試験を
行った。
この結果、1年後のダニの数において、実施例のものは
比較例の1/3000以下になることが認められたゆ 上記実施例では布団について説明したが、本発nBでは
布団以外のffA類、例えば毛布、枕の他、ベツド等に
敷設されるマットや布団カバー等にも適用できることは
言うまでもない。
(「)発明の効果 本発明は、上記構成を有し、!!1i4C類の乾燥の際
にダニ駆除剤を徐々に放出してこのダニ駆除剤を寝具類
、特に寝具類の中綿に吸着させ、これによって、ダニの
駆除を行うと共にダニの成育や繁殖を防ぐことができる
のであり、この結果、寝i4c類の乾燥だけでなく、咳
、電管支炎及び喘息などが防止されるので至極有用であ
る。
そして、本発明では熱風吐出部にダニ駆除剤を保持して
いるダニ駆除体を設ければよく、従って、寝具類乾燥機
として特殊なものを用いる必要がないのであり、又、こ
のダニ駆除体は交換可能にすることにより、その機能が
不充分になると交換すればよいのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の−*施例を示す断面図、第2図は本発
明に好適に用いられるダニ駆除体の斜視図、第3図はこ
れを用いた本発明の他の実施例を示す1F部断面図であ
る。 (1)・・・防ダニ型′s、兵類(ふとん)乾燥機、(
2)・・・送風機、(3)・・・ヒータ、(4)・・・
布団、(5)・・・開口部、(6)・・・熱風吐出部、
(7)・・・ダニ駆除体、(8)・・・ホルダ、(9)
・・・ソケット。 第2図 第3 図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空気を外部から吸入する送風機と、その空気をヒ
    ータで熱風にしてこの熱風を上記送風機により寝具類の
    開口部から当該寝具類全体に供給、吐出する熱風吐出部
    を備えた寝具類乾燥機において、上記熱風吐出部にはダ
    ニ駆除剤を保持しているダニ駆除体を設けてなる防ダニ
    型寝具類乾燥機。
  2. (2)ダニ駆除体からダニ駆除剤が徐々に放出、熱風に
    混入する請求項1に記載の防ダニ型寝具類乾燥機。
  3. (3)ダニ駆除剤がゼオライト、活性炭、活性アルミナ
    、シリカゲル、酸化チタン、ベントナイト、酸性白土、
    ケイソウ土、炭酸カルシウムから選ばれた少なくとも一
    種の担持体に保持されている請求項1又は2に記載の防
    ダニ型寝具類乾燥機。
  4. (4)空気を外部から吸入してヒータで熱風にし、この
    熱風を寝具類の開口部から当該寝具類全体に供給、吐出
    する寝具類の乾燥方法において、該熱風にはダニ駆除剤
    が混入され、該ダニ駆除剤を熱風により寝具類に供給、
    吸着させる寝具類のダニ駆除処理法。
  5. (5)ヒータから寝具類の開口部までの間の熱風案内部
    にダニ駆除体を設け、該ダニ駆除体からダニ駆除剤が徐
    々に放出、熱風に混入する請求項4に記載の寝具類のダ
    ニ駆除処理法。
  6. (6)ダニ駆除剤がゼオライト、活性炭、活性アルミナ
    、シリカゲル、酸化チタン、ベントナイト、酸性白土、
    ケイソウ土、炭酸カルシウムから選ばれた少なくとも一
    種の担持体に保持されている請求項4又は5に記載の寝
    具類のダニ駆除処理法。
JP22775389A 1989-09-01 1989-09-01 防ダニ型寝具類乾燥機及び寝具類のダニ駆除処理法 Pending JPH0390196A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9191306B2 (en) 2011-02-21 2015-11-17 Fujitsu Limited Network design system

Cited By (1)

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US9191306B2 (en) 2011-02-21 2015-11-17 Fujitsu Limited Network design system

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