JPH038992Y2 - - Google Patents

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JPH038992Y2
JPH038992Y2 JP1979024398U JP2439879U JPH038992Y2 JP H038992 Y2 JPH038992 Y2 JP H038992Y2 JP 1979024398 U JP1979024398 U JP 1979024398U JP 2439879 U JP2439879 U JP 2439879U JP H038992 Y2 JPH038992 Y2 JP H038992Y2
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JP
Japan
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gap
cylindrical body
synthetic resin
columnar bodies
liquid level
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JP1979024398U
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JPS55123827U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Secondary Cells (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は蓄電池の液面検出装置に関するもので
ある。
従来より鉛又は鉛合金等よりなる金属製の検出
電極の先端検出部を蓄電池の電解液規定液面位に
配置し、該検出電極と電解液との接触、離脱を電
気的に検出して液面低下を検出する電極式液面検
出装置が数多く提案され、実用化されている。
しかし、この種の金属製の検出電極は極性を誤
ると、また長期間使用すると腐蝕され脱落して消
減することがある。このため従来、検出電極をそ
の先端検出部を残して合成樹脂内にインサートし
たり、チユーブ内に挿入したりしているが、その
ためコストが高くなるという欠点があつた。
本考案は上述の如き欠点を除去し、コストが安
く、且つ腐蝕されるようなことがない電極式の液
面検出装置を提供するものである。
即ち、本考案は合成樹脂製の筒状体内に合成樹
脂製の柱状体を1ないし数本挿入すると共に、前
記筒状体内面と柱状体外面との間または柱状体間
あるいはその両方に毛細管現象を生起せしめる間
隙を形成し、且つ前記間隙を上昇してきた電解液
に接する端子を設けてなる構造とし、そして上記
間隙の下端(先端検出部)を電解液規定液面位に
配置することにより、電解液との接触、離脱を毛
細管現象により上記間隙内を上昇してきた電解液
および端子を介して外部回路で電気的に検出して
液面低下を検出することができるようにした合成
樹脂製電極式液面検出装置を提供するものであ
る。
以下、図面に示す一実施例を用いて本考案を具
体的に説明する。
図において、1は合成樹脂製の円筒状体で、そ
の上部外面には蓄電池の液口に装着するためのネ
ジ部2と、後述するパツキング、端子を受けるた
めの鍔3が設けられている。4および5は前記円
筒状体1内に挿入された円柱を2分割したような
形状の柱状体で、その下端外周には係子部6また
上端外周には後述するカバーを装着するためのネ
ジ部7が設けられている。
なお柱状体4,5を用いる代りに柱状体4,5
を一体にした円柱を用いてもよい。8,9は円筒
状体1の内面と柱状体4,5の外面との間、柱状
体4,5の間に形成された毛細管現象を生起する
間隙であり、該間隙が形成されるように前記円筒
状体1の内部寸法と柱状体4,5の外部寸法との
寸法関係を適宜定めておく。また円筒状体1の内
面、柱状体の外面を粗面にするなどして間隙8,
9を形成してもよい。10は端子で、前記間隙8
内を毛細管現象により上昇してくる電解液に接す
るように、柱状体4,5の外周に接してはめら
れ、そしてパツキング11を介して円筒状体1の
鍔3上に設けられている。
12は端子10に接続されたリード線、13は
柱状体4,5のネジ部7に装着されたカバー、1
4は電解液である。前記パツキング11、カバー
13はシール作用と同時に端子10と間隙8内を
上昇してきた電解液14とを密に接触させる作用
を果すものである。
次にかゝる本考案実施例の動作を説明すると、
図に示すように液面検出装置の下端、具体的には
間隙8の下端が電解液14中にあるとき、間隙8
内の電解液、端子10を介してリード12に電解
液14の電位が現われる。
また電解液14の液面が図に示す状態から下が
り液面検出装置の下端が電解液14に接触しなく
なると、リード線12に電解液14の電位が現わ
れなくなる。したがつて液面検出装置の下端を電
解液の規定液面位に配置し、そしてリード線7に
現われる電位を外部回路で検出することにより、
電解液の液面低下を検出することができる。
上述のように本考案実施例においては、検出電
極として合成樹脂の円筒状体と合成樹脂の柱状体
を用いるものであるため、長期間使用しても腐蝕
されるようなことがなく、且つコストも金属製の
検出電極を用いるものに比して非常に安くでき
る。
なお本考案は前述した実施例の構造に限定され
るものではなく、種々の構造で実施できるもので
ある。例えば、実施例の円筒状体1を蓄電池の蓋
に一体成形して設けたり、また柱状体4,5間の
間隙9を上昇してくる電解液に接するように端子
10を設けたり、さらに柱状体4,5をさらに分
割したり、円筒状体1、柱状体4,5を角形に変
形したりして実施することもできる。
以上述べたように本考案液面検出装置は、合成
樹脂製の電極よりなるため、コストが安く、さら
に長期間の使用においても腐蝕により使用不能と
なるようなことが皆無で、安定して動作する等の
すぐれた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す縦断面図である。 1……円筒状体、4,5……柱状体、8,9…
…間隙、10……端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製の筒状体内に合成樹脂製の柱状体を
    1ないし数本挿入すると共に、前記筒状体内面と
    柱状体外面との間または柱状体間あるいはその両
    方に毛細管現象を生起せしめる間隙を形成し、且
    つ前記間隙を上昇してきた電解液に接する端子を
    設けてなる構造の蓄電池液面検出装置。
JP1979024398U 1979-02-26 1979-02-26 Expired JPH038992Y2 (ja)

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JPS55123827U JPS55123827U (ja) 1980-09-02
JPH038992Y2 true JPH038992Y2 (ja) 1991-03-06

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JPH0733381Y2 (ja) * 1988-03-17 1995-07-31 株式会社ユアサコーポレーション 鉛蓄電池
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Citations (1)

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JPS5121749U (ja) * 1974-08-07 1976-02-17

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