JPH038926A - 寒冷地域用植生袋 - Google Patents

寒冷地域用植生袋

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JPH038926A
JPH038926A JP14467589A JP14467589A JPH038926A JP H038926 A JPH038926 A JP H038926A JP 14467589 A JP14467589 A JP 14467589A JP 14467589 A JP14467589 A JP 14467589A JP H038926 A JPH038926 A JP H038926A
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Japan
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vegetation
layer
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vegetation bag
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JP14467589A
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Isao Kawabe
河部 勲
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TAIHO GREEN ART KK
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業−1−の利用分野) 本発明は、主として積雪あるいは寒冷地域において使用
される植生袋に関するものである。
(従来の技術) 法面を保護するための植生工法には、タネ吹付工法や植
生マット工法あるいは植生穴工法など種々のものがある
が、植物の種子や肥料などが流出せず、施工も容易なこ
とから、植生袋工法が広く用いられるようになってきて
いる。
この工法では、種子、肥料、土壌及び土壌改良剤などの
植生基材を植生用の袋体に充填し、この植生袋を法面の
植生域に目出などを用いて固定すいる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記したような袋の場合、いずれも内部に植
生基材を充填したときに第8図に示すように袋体Fの裏
面が表面側と同様に盛り上ってしまい、袋体裏面を植生
域斜面Eに充分密着して固定できず、成育した植物がそ
の根をしっかりと地中に張ることができないばかりでな
く、植生袋の総重量が目出やアンカー等を打込んだ部分
にのみかかって植生袋のずれや崩落を招く。殊に寒冷地
においてはこうした崩落の危険性が大きい。
また、袋体の素材の一部を腐食性の繊維によって形成す
るようにした植生袋の場合、自然の条件が比較的に厳し
くない地域においてはその発芽性あるいは発育性の向上
を期待できるとしても、積雪地や寒冷地のように法面が
雪圧、凍上、霜柱、凍結融解の影響を受けるような所で
は、確実な発芽と発育を期待できない。また、積雪寒冷
地域での植生施工時期は通常、5月〜10月の間で、草
種として耐寒性、冬草型を使用するため、その発るよう
にしている。そして、上記植生袋は、天然maあるいは
合成繊維を、」上記した内容物が流出せず、かつ発芽に
支障のない程度の網[1状に織成等して袋状に形成され
る。
このため、これをそのまま法面に固定したときには袋体
内に充填された植生基材が下部に偏在して均一な植生を
行い得ない。そこで、例えば実開昭61−183827
号公報、実開昭61−22413」−公報あるいは実開
昭59−172505号公報などに見られるように、袋
体にしきりあるいは綴じ部を設けて内部空間を連通可能
に分割するようにしたものが提案されている。
また、繊維を織成したシートあるいはマットによって単
純に袋体を形成するたけては、内部の種子の発芽あるい
は発育性に充分でないために、実公昭63−828号公
報に見られるように耐腐食性繊維と腐食性繊維とによっ
てマットを織成し、これを重ね合せて袋体を形成するよ
うにした考案、あるいはこうした素材を異にするマット
あるいはシートを多層構造にした植生袋も開示されて非
温度が低く、また成長に適する温度も15度〜20度と
低いことから、夏季の高温期には雑草を保護しなくては
ならなく、しかもそれていて施]ニ適期が短いために、
成長速度を早める必要がある。前記した従来の植生袋は
、いずれもこうした自然環境に対する配慮に欠けるため
に、寒冷地域においては充分に対応し得ないものである
本発明は、こうした従来の植生袋の抱える問題点に鑑み
、植生域の斜面に下面が密着して固定でき、安定した植
生を行うことのできる植生袋を提供することを目的とす
る。
また、本発明は、寒冷地においても確実な発芽と発育を
期待できる植生袋を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記した目的を達成するために、網目状に織込
まれた素材より成る基層の上面に、発芽、生育に支障の
ない素材によって形成され、かつ上記基層よりも大きな
表面積を有する被覆層を被せ、この被覆層にたるみを設
けつつ所定位置な上記基層に縫合することにより、被覆
層と基層との間に縦横連通ずると共に内部に植生基材が
充填されたときに膨出する植生基材収容空間部を形成し
、一体止した基層と被覆層の重合する周縁部をベルト等
によって固着し、所要位置に植生基材を上記空間部内に
充填する注入口を設けた点、及びこれに加えて航記被覆
層の上面に、幼草を保護するシート状の表面積を取り外
し可能に取付けた点に特徴を有する。上記被覆層は、多
層構造とし、その第1層を耐候性、断熱性に富み、網目
等の多数の間隙を有し、草茎の生育に支障のないように
、上記間隙がその伸張性によって変化拡大しあるいは経
年崩壊するシート体によって構成し、第2層及び第3層
を、植生基材あるいは成長した茎、根等を保有支持する
、耐久性あるネットあるいはクロスより構成するように
しても良い。
(作用) 被覆層にたるみを持たせて基層に縫合し、このたるみに
よって形成される縦横連通した空間部に植生基材を充填
するので、植生袋の背面が膨れるされている。
表面層1は、軽量で透水性を有するシート体から成り、
例えば粗目の化学繊維を織成したシートによフて形成さ
れる。この表面層1は、袋内に充填された植生基材6を
寒気、霜、風、直射日光から遮蔽し、また降雨時におけ
る雨滴の打撃力によって表面部の植生基材6が流出する
のを防ぐためのもので、種子の発芽、成育を促進させ、
幼草を保護し、一定の草丈になると植生装本体から剥離
される、仮設的な保護シートである。
基層2は、化学繊維を織成したクロスより成り、強靭な
耐久性と低温時における弾力性と微小な間隙を有し、本
植生袋の基盤を成す。草の根糸は発達してこの基層2の
間隙を通ってその根を深く伸張し、植生袋を法面基盤と
密着安定させる。
被覆層3は、本実施例では第2図乃至第5図に見られる
ように3層構造を成していて、表面層1と接触する第1
被覆層31は、草の茎が通過するための間隙を有し、保
温性に富み、草茎の成育に伴い劣化崩壊するシート体に
よって構成され、例ことがなく、法面に密着して固定さ
れる。
基層−上面に上記空間部を介して被覆層が敵状に膨出す
るので、緑化面積がその分増加し、また膨出部分の挟間
には水分が保持されるので、植物の生育に良好な環境が
作り出される。
表面層は、発芽や雑草を寒気や霜、直射日光等から遮断
して保護する。この表面層は、植物が成長して自然環境
に自立できるような状態になったときには、引きはがし
て除去される。
被覆層を3層構造にしてやれば、水分の蒸発が抑制され
ると共にその断熱効果によって発芽と生育が増進される
(実施例) 以下本発明を図示した実施例に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例に係る植生袋の平面図を示し
ており、この植生袋は、上に表面層1を、下に基層2を
、また表面層1と基層2の間に被覆層3を有し、これら
の周縁をベルト4.5によって縫合することにより、長
方形の袋状に形成えば天然植物繊維を織成したクロス、
あるいは化学繊維から成る連続長繊維の不織布から成る
。この第1被覆層31の素材は、法面の形状、基盤、表
面水、あるいは地下水等の法面の環境と、積雪並びに低
気温の程度などを考慮しつつ選択される。ちなみに、長
大法長、急傾斜法面、岩盤地帯、多雪地帯、厳寒地域な
どでは化学繊維を用いた方が良い。
第2被覆層32は、第3被覆層33と共に織成基材及び
繁茂した茎葉と成長した根を永続的に保有支持し、その
流出を防止するための層で、この層は、耐久性に優れた
ネット材より成る。
第3被覆層33は、被覆層3の最下層にあって基層2と
接する層で、耐久性を有し、草の茎が通過可能な程度の
微小な空間を有した化学繊維を織成したクロスより成る
従って、被覆層3は、中間の第2被覆層32が空隙を有
するためにこの部分に薄い気体の層を形成し、日射温を
緩やかに伝達すると共に、寒気を遮断する断熱層の役割
を果たす。
そして、これらの第1乃至第3の被覆層31〜33は、
いずれもその表面積が、基層2の表面積よりも大きく、
基層2上にその周縁を基層2と致させて載置したときに
かなりのゆとりを有する大きさに形成されている。被覆
層3と基層2の間に植生基材6を収容する空間部7が形
成されるが、この空間部7は基層2の表面に縦横基盤の
目状に連通し、横方向の空間部71と縦方向の空間部7
2は、それぞれ基層2に対して被覆層3がたるみをもっ
て縫合されることにより、その内部に植生基材6が充填
されたときに敵状に膨出する。
また、これら空間部7は横方向空間部71の方が縦方向
空間部72よりも若干幅広に形成される。
こうした空間部7を形成するにあたっては、先ず3層の
被覆層3を基盤目状に粗く仮縫台して一体化する。そし
て、この3層が一体化した被覆層3を、基層2との間に
上記縦方向空間部72と横方向空間部71が形成される
ように、所定の長さのたるみを持たせて基層2に縫合す
る。この縫合は、第6図に破線で示すように縦横定間隔
位置1 左右縦ベルト4の長さ方向所定位置に取付けられ、この
吊りベルト9の輪を通して主アンカーが法面に打込まれ
る。
尚、図中符号10は基層2の幅方向略中夫に上下方向に
わたり固定した中間ベルトで、植生袋が大きなものの場
合などはこれを設けると良い。また、12は前記のよう
にして形成された植生袋の上部に設けた植生基材6の注
入口である。
このようにして構成された植生袋は、施工法面上に敷設
され、左右の吊りベルト9を幅方向に90度ひねり、そ
の輪中に主アンカーを通して打込むことにより法面に固
定される。吊りベルト9を有しない箇所では縦ベルト4
あるいは横ベルト5の所定位置に主アンカーあるいは補
助アンカーを打込む。吊りベルト9を用いることにより
、ベルト4.5に穴をあけて貫通するだけの場合とは異
なり、植生袋の重量が確実にアンカーに伝わり、耐久性
に優れる。また、法面の縦断方向、横断方向に凹凸があ
る場合には、補助アンカーを、前記した中間の縦ベルト
10の真上の上記接合箇所1を、横長の長方形状に化学
繊維糸にて縫い付けることによって行われる。また、破
線で示した接合部11に隣接する横方向空間部内には、
第3図に見られるように被覆層縫合端内面に添って保温
保水シート8を取付ける。この保温保水シート8は、耐
腐食性を有し、かつ柔軟な化学繊維によって構成された
不織布マットより成る。
このようにして接合箇所11において基層2に縫合され
た被覆層3は、基層2との間に縦横方向に連通ずる植生
基材収納用の空間部7か形成される。
次いで、被覆層3のだぶついた両側及び上下の端部を折
重ねながら前記した縦ベルト4及び横ベルト5によって
基層2に固定する。前記した表面層1は、基層2よりも
若干表面積が大きく形成され、被覆層3の周縁部をベル
ト4.5によって固定する際に少し力を加えれば脱離で
きる程度に横ベルト5に縫い付けられる。
図中符号9は植生袋を法面に固定する際に使用される環
状を成す吊りベルトで(第7図参照)、 2 1を貫通するように打込むと、起伏に密着して安定した
固定を行うことができる。寒冷地域においては凍結深さ
を考慮しないでアンカーを打込むと、アンカーが押し上
げられ、この押し上げが毎年繰返されることによって少
しずつ法面から抜かれて行く。従って、こうした地域で
は、主アンカー及び補助アンカーは法面基盤の土質を考
慮しつつ凍結深さの80〜100%の長さに設定するの
が好ましい。
法面に固定された植生袋に、注入口12から植生基材6
を充填すると、植生基材6は縦方向空間部72を介して
下方に流下し、滞留して最下段の横方向空間部71から
徐々に上方の横方向空間部71を満たしてゆき、敵状の
膨出部を形成する。
このとき、空間部7に流れ込む経路が縦方向から横方向
へと移動するものであるために縦方向空間部内の植生基
材6の密度が大きくなる。また前記したように被覆層3
と基層2との接合部11が横長長方形をしているために
、縦方向空間部72において4つの接合部11の端部に
よりて囲まれた箇所が縦方向空間部72の他の箇所及び
横方向空間部71よりも膨出し、この部分に半球状の膨
らみか形成される。この結果、この植生袋では、縦方向
において数10%以上植生密度が大きくなり、脱水後の
変形が少なくなる。また、横方向においては法面に対し
て直交するために、表面水の流下時の流速を抑制し、水
の滞留時間を増加させ、前記した接合箇所11に水を供
給することとなる。そして、この水は、膨出した縦横の
空間部7の挟間である上記接合箇所11においてその蒸
発が抑制される。
尚、こうした植生袋を法面に固定するアンカーは、植生
袋周縁を押えつけるヘッドが本体部より単に90度程度
折曲しであるにすぎないため、本体部周囲へのモルタル
等の充填が充分でない場合にはアンカー本体部が周方向
に回転してヘッドが法面の下向きになり、植生袋周縁を
充分に押えつけられなくなって、植生袋の崩落を招く。
従って、植生袋を固定するアンカーは、そのヘッドとし
て円形等、所要形状の鋼板を本体部の5 ・保温保水シート ポリエチレン系不織布(長さ18c
m、幅6cm 、厚さIcm)・縫合糸 ボッエステル
系糸 植生袋の形状等 ・全体の長さ5I、幅1m、 ・表面積7.61m2)、基層平面積5m”・縦方向空
間部 4木、横方向空間部 29本・縦方向空間部のた
るみ周長 15cm・横方向空間部のたるみ周長 23
cm・接合シート 間隔14 cm、長さ18cm、幅
3cm・流入口 長さ50cm  径10cm法面基盤 ・岩盤 硬岩工 ・傾斜角度 33度 主アンカー ・径22mm  長さ700mm ・間隔1.25m  本数10 補助アンカー ・径16mm 長さ500mm ・間隔1.65m木数4 上部に固着したり、本体部の上部に全方位的に突出する
支持杆を固着すると良い。この場合、ヘッドを構成する
鋼板等の支持部材に対し、本体部上端を突出するように
すれば、ハンマー等による打ち込みが容易である。
次に、本発明に係る植生袋の施工例1〜6を示し、その
施工結果を対比して表す。
[施工例1] 植生袋の構成 ・表面層 ポリプロピレン製クロス (密度 本/2.54 10XIO) 麻 (密度 木/2.54 12X12) ポリエステル製ネット (網目4mm) ポリプロピレン製クロス (密度 木72.54 8 X8 ) ポリプロピレン製クロス (密度 木/2.54 12X12) ポリエチレン(幅5cm )  6 ・第1被覆層 ・第2被覆層 ・第3被覆層 ・基層 ・ベルト [施工例2] 植生袋の構成と形状等は施工例1に使用のものと同じで
ある。
法面基盤は、粘土まじり土、中位で、傾斜角度33度。
主アンカーと補助アンカーは、径、打込み間隔、本数は
共に施工例1と同じで、長さだけが、主アンカーにあっ
ては1,000mm 、補助アンカーにあっては800
mmのものを使用した。
[施工例3] 植生袋の構成と形状等は施工例1とほぼ同様であるが、
この植生袋には表面層及び保温保水シートを設けなかっ
た。法面基盤の特質並びにアンカーの寸法及び本数等は
施工例2と同じであった。
[施工例4] 第1被覆層としてポリプロピレン系の不織布(厚さ1.
5酎空隙率70〜80零)を用いた点を除き、植生袋の
構成及び形状等、並びに法面基盤の特質及び両アンカー
の寸法等は全て施工例1と同じであった。
[施工例5] 植生袋はその構成及び形状等が施工例4に示すものと同
じものを用いた。法面基盤及びアンカーに関しては施工
例2及び3に示すものと同じであった。
[施工例6] 施工例4及び5と同様に、第1被覆層としてポリプロピ
レン系の不織布(厚さ1.5mm空隙率70〜80*)
を用いた。但し、施工例3と同じように表面層と保温保
水シートを設けなかった。法面基盤等に関する条件並び
にアンカーの寸法等は施工例2.3及び5に示すのと同
じであった。
 9 尚、発芽に関しては、第1被覆層の表面に芽が出た日を
基準とした。
この結果によれば、表面層と保温保水シートを設けなか
った場合に、発芽と生育が悪いことが解る。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、基層の上面に被覆層
をたるみをもたせて縫合し、これによって被覆層と基層
との間に縦横連通すると共に内部に植生基材が充填され
たときに敵状に膨出する植生基材収容空間部を形成する
ようにしているので、植生基材を充填したときにも基層
裏面である植生袋背面が膨らむことがなく、施工法面に
密着して固定でき、根も地中にしフかつと固定されるこ
とから、崩落の危険性を開所できるものである。
また、本発明によれば被覆層の上面に表面層を設けるよ
うにしであるので、植生基材の蒸発が抑制されると共に
、初期の雑草が直射日光や寒気、霜、雨滴などの厳しい
自然環境から保護され、確[施工結果]  0 実に養生されて、発芽と生育を促進させることができる
。こうした効果は、被覆層を3層構造とした場合には一
層顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る植生袋に植生基材を充
填し、表面層を取り外した状態の外観斜視図、第2図乃
至第5図はそのA−A線、B−B線、C−C線、D−D
線の各断面図、第6図はその平面図、第7図は上記植生
袋に植生基材を充填する面であって表面層をめくった状
態の説明図、第8図は従来例の断面図である。 1 ・ ・ 3 ・ ・ 32・ 4.5 7 ・ ・ 71 ・ 72 ・ 11 ・ ・表面層、2・・・基層、 ・被覆層、 31・・・第1被覆層、 ・・第2被覆層、33・・・第3被覆層・・・ベルト、
6・・・植生基材、 ・植生基材充填空間、 ・・横方向空間部、 ・・縦方向空間部、 ・・接合箇所

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、網目状に織込まれた素材より成る基層の上面に
    、発芽、生育に支障のない素材によって形成され、かつ
    上記基層よりも大きな表面積を有する被覆層を被せ、こ
    の被覆層にたるみを設けつつ所定位置を上記基層に縫合
    することにより、被覆層と基層との間に縦横連通すると
    共に内部に植生基材が充填されたときに膨出する植生基
    材収容空間部を形成し、一体化した基層と被覆層の重合
    する周縁部をベルト等によって固着し、所要位置に植生
    基材を上記空間部内に充填する注入口を設けたことを特
    徴とする、寒冷地域用植生袋。
  2. (2)、特許請求の範囲第1項記載の寒冷地域用植生袋
    において、前記被覆層の上面に、幼草を保護するシート
    状の表面層を取り外し可能に取付けたことを特徴とする
    、寒冷地域用植生袋。
  3. (3)、特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載の寒
    冷地域用植生袋において、前記被覆層は3層構造を成し
    ていて、第1層は耐候性、断熱性に富み、網目等の多数
    の間隙を有し、草茎の生育に支障のないように、上記間
    隙がその伸張性によって変化拡大しあるいは経年崩壊す
    るシート体から成り、第2層と第3層は植生基材あるい
    は成長した茎、根等を保有支持する、耐久性あるネット
    あるいはクロスより成ることを特徴とする、寒冷地域用
    植生袋。
  4. (4)、特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載の寒
    冷地域用植生袋において、植生基材収容空間部を形成す
    るために前記被覆層を基層に縫合する箇所は、基層の長
    さ方向及び幅方向に定間隔で横長の長方形状をしている
    ことを特徴とする、寒冷地域用植生袋。
  5. (5)、特許請求の範囲第4項記載の寒冷地域用植生袋
    において、前記縫合箇所に隣接するようにして基層上に
    不織布より成る保温保水マットが取付けられていること
    を特徴とする、寒冷地域用植生袋。
  6. (6)、特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載の寒
    冷地域用植生袋において、前記ベルトに、植生袋を法面
    に固定するためのアンカーを挿通し、そのヘッドによっ
    て押え込まれる環状の吊りベルトが設けられていること
    を特徴とする、寒冷地域用植生袋。
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