JPH0388713A - アルミン酸塩粉末の製造方法 - Google Patents

アルミン酸塩粉末の製造方法

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JPH0388713A
JPH0388713A JP22485789A JP22485789A JPH0388713A JP H0388713 A JPH0388713 A JP H0388713A JP 22485789 A JP22485789 A JP 22485789A JP 22485789 A JP22485789 A JP 22485789A JP H0388713 A JPH0388713 A JP H0388713A
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JP
Japan
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sol
formula
alkaline earth
acid
aluminate
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JP22485789A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Sano
佐野 一広
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AGC Techno Glass Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Glass Co Ltd
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Publication date
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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、高温燃焼触媒素子などの製造に適するアルミ
ン酸塩の製造方法に関する。
(従来の技術) たとえば、自動車の排気ガス処理など、高温熱化学プロ
セスの高温触媒燃焼においては、触媒自体の耐熱性、高
比表面積、高活性が重要視されるとともに、その触媒を
担持する触媒担体についても熱的および化学的安定性が
重要視される。したがって、この種の触媒は、触媒本来
の機能から、たとえばシリカ(Si02)、アルミナ(
Aぶ203) r マグネシア(MgO)、ジルコニア
(ZrOz)などの酸化物に担持させて使用している。
しかし、上記触媒担体は熱的に比較的安定性にすぐれて
いるとは言え、高温に長期間放置した場合など粒子成長
が進み、高い比表面積を維持し難いと言う不都合がある
ところで、上記酸化物たとえばAf1203に、第二の
成分として酸化バリウム(B a O)などを添加して
同相法により、Ba0・6A、(203のマグネトプラ
ンバイト型構造結晶とすることにより、前記粒子成長が
抑制され比表面積を安定に維持し得ることも知られてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかし、前記1e203に第二の成分として酸化バリウ
ム(B a O)などを添加して同相法により、Ba0
・6A、e201のマグネトプランバイト型構造結晶と
した場合は、比表面積自体の安定化を図り得ても、上記
マグネトプランバイト型構造結晶の比表面積が元来大き
くないため、触媒担体として十分に所要の機能を果すも
のとは言えない。つまり、Al2O,に第二の成分とし
て炭酸バリウム(BaCO3)などを添加して焼成(固
相反応)して得たB a O・6 A fl 203の
マグネトプランバイト型構造結晶粒子は粒径がtμ階程
度と比較的大きい(微粒子でない)ため、比表面積も5
〜617g程度と割合小さくなり、それだけ触媒を担持
する能力が低下し、たとえば高温触媒燃焼などに適用し
た場合、所望の機能を十分に維持1発揮し得ない(高温
触媒燃焼効率も比較的低い)と言う不都合がある。
本発明はこのような従来の事情に対処してなされたもの
で、比表面積が大きくかっ、この比表面積自体も長期間
に亘り高温安定性を有し、たとえば触媒担体として使用
した場合も、十分に所要の機能を果し得るマグネトプラ
ンバイト型構造結晶のアルミン酸塩粉末を、容易に製造
しつる方法を提供することを目的こする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明のアルミン酸塩粉末の製造方法は、化学式、AJ
2 (、OR) 3 (ただし、式中Rは炭素数1〜5のアルキル基である)
で示されるアルコキシドに、水および酸を加え加水分解
させゾル化する工程と、 前記生成させたゾルに、アル
カリ土類金属塩を酸で分解させてなる溶液を加え化学式 %式%) (ただし、式中AはBa、Be、Mg、Ca、Sr、R
aなどアルカリ土類金属元素の群から選ばれた少くとも
1種の元素)で示されるアルコキシドゾルを生成させる
工程と、 ′ffJ記生成させたアルコキシドゾルを乾燥させ加熱
処理を施し化学式、AO・6A、gzO3で示されるマ
グネトブランバント型微粉末を析出させる工程とを具備
することを特徴とする。
(作 用) 本発明のアルミン酸塩粉末の製造方法は、いわゆる加水
分解法を応用jまたもので1.12 (OR)3の加水
分解によるA1.系ゾルの生成、このA、(系ゾルとア
ルカリ土類金属塩の分解生成物溶液との反応によるA 
(AJ2 (OR)3)2ゾルの生成は、いずれも沈澱
法的になされることになる。したがって、前記生成した
アルコキシドゾルに対する熱処理を施した場合、容易に
微細なアルミン酸塩が析出される。つまり、加水分解法
を応用したことにより、比較的粒径の揃った微粒子の(
比表面積が大きい)マグネトプランバイト型アルミン酸
塩粉末を容易に、再現性よく製造し得る。
(実施例) 次に本発明方法によって化学式、 Ba0・6Af2203で示されるアルミン酸塩を製造
した例を詳細に説明する。
*f1,12 (OC2H,)で示されるアルミニウム
エトオキシド1モルに対して、100モルに相当するP
l+2のH(1(塩酸)水溶液を加え、50〜80℃に
加温して2時間攪拌処理して加水分解を進めた後、前記
アルミニウムエトオキシド1モル当り 0.5モル相当
量の濃HC12を添加し、超音波で3〜4時間処理して
解膠させ、半透明のベーマイトAl(OOH)ゾルを得
た。
次いで、上記で得たベーマイトに対して、予め用意して
おいたBaO・6Al2O3の反応生成に相当する量の
バリウム炭酸塩(BaCO3)を80%CH3C0OH
C酢酸)水溶液で溶解してなる酢酸バリウム溶l&を加
え、混合しBa−Au系複合ゾル溶液とした後、さらに
P i調整してゲル化を起生させた。
上記により、生成させたBa−A、9系複合ゾル溶液か
ら、生成したゾルを濾取し乾燥させた後、誘導加熱ヒー
タを用いて1000″Cの温度で、熱溶処理したところ
比表面積的100a+’/gの微細なアルミン酸バリウ
ムBa0・6A、e20x結晶粉末を得た。
このようにして得たBa0・6Af203微結晶粒子(
粉末)について、焼成温度を変えて比表面積の変化を調
査、 DI定したところ、第1図に曲線Aで示す如くで
あった。比較のため、従来の固相反応で製造したアルミ
ン酸バリウムの場合を曲線Bで示した。第1図から明ら
かのように、本発明に係る製造方法で得たアルミン酸バ
リウムの場合は、初期の粒径が微細(比表面積大)であ
るばかりでなく 、1eoo℃まで焼成温度を上げても
約20m 2/gの比表面積を保持している。
なお、上記実施例において、複合ゾルに対する加熱処理
条件、たとえば温度や時間を変えることにより得られる
微結晶粒子(粉末)の比表面積乃至粒径も容易に制御で
きる。
また、BaO・6Al203を生成するため用いるBa
成分は、前記バリウム炭酸塩に限らず他の塩類でもよい
さらに、上記ではBa0・6A、g203の製造例につ
いて説明したが、前記AO−6Al2O3おいてAをベ
リリウム(Be)、マグネシウム(Mg)、カルシウム
(Ca)、ストロンチウム(S r)もしくはラジウム
(Ra)とした場合も同様な結果が得られた。
さらにまた、上記では、AJ2成分としてアルミニウム
エトキシドを用いたが、たとえばアルミニウムメトキシ
ド、アルミニウムブトキシドなど炭素数5以下のアルコ
キシドならいずれも使用し得る。しかして、このアルミ
ニウムアルコキシドの加水分解時1;用いる酸も、上記
酢酸の他たとえば硝酸など、また複合ゾル生成に当って
、バリウム炭酸塩溶液など調製する際も酢酸以外の有機
酸であってもよい。
[発明の効果] 以上の説明からも明らかなように、本発明のアルミン酸
塩の製造方法によれば、微細で表面積が大きくかつ、熱
安定性にも優れ、たとえば高温燃焼触媒の担体などに適
するアルミン酸塩を容易に得ることができる。つまり、
ゾルゲル法を採った本発明方法によれば、迅速な加水分
解により、溶液状態(一種のガラス状態)のアルミン酸
塩前駆体を先ず得、この前駆体の熱処理(焼成)により
、比表面積50〜1001/gの微細なアルミン酸塩を
得ることができる。かくして本発明方法は実用上多くの
利点をもたらすものと言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法によって製造されたアルミン酸塩の
焼成温度と比表面積変化の関係例を比較して示す曲線図
である。 A・・・本発明に係る製造方法による場合B・・・従来
の製造方法による場合

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 化学式、Al(OR)_3 (ただし、式中Rは炭素数1〜5のアルキル基である)
    で示されるアルコキシドに、水および酸を加え加水分解
    させゾル化する工程と、 前記生成させたゾルに、アルカリ土類金属炭酸塩を酸で
    分解させてなる溶液を加え化学式 A(Al_2(OR)_3)_2 (ただし、式中AはBa,Be,Mg,Ca,Sr,R
    aなどアルカリ土類金属元素の群から選ばれた少くとも
    1種の元素)で示されるアルコキシドゾルを生成させる
    工程と、 前記生成させたアルコキシドゾルを乾燥させ加熱処理を
    施し化学式、AO・6Al_2O_3で示されるマグネ
    トプランバイト型微粉末を析出させる工程とを具備する
    ことを特徴とするアルミン酸塩粉末の製造方法。
JP22485789A 1989-08-30 1989-08-30 アルミン酸塩粉末の製造方法 Pending JPH0388713A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994029220A1 (en) * 1993-06-15 1994-12-22 Alcan International Limited Refractory oxides

Cited By (3)

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EP0791560A2 (en) * 1993-06-15 1997-08-27 Alcan International Limited Refractory oxides
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