JPH0388707A - 高純度人工ダイヤモンド粉末の製造法 - Google Patents
高純度人工ダイヤモンド粉末の製造法Info
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- JPH0388707A JPH0388707A JP1224913A JP22491389A JPH0388707A JP H0388707 A JPH0388707 A JP H0388707A JP 1224913 A JP1224913 A JP 1224913A JP 22491389 A JP22491389 A JP 22491389A JP H0388707 A JPH0388707 A JP H0388707A
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- glassy carbon
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Landscapes
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、簡単な操作で、かつ安定的に高純度人工ダ
イヤモンド粉末を製造する方法に関するものである。
イヤモンド粉末を製造する方法に関するものである。
一般に、人工ダイヤモンド粉末を製造する方法としては
、例えば特公昭３７ − ４４０６号公報に記載される
ような高温および高圧を利用する方法や、特願昭４０
− ２９２８６号に記載されるような爆発による衝撃波
を利用する方法などが知られている。
、例えば特公昭３７ − ４４０６号公報に記載される
ような高温および高圧を利用する方法や、特願昭４０
− ２９２８６号に記載されるような爆発による衝撃波
を利用する方法などが知られている。
しかし、上記の従来人工ダイヤモンド粉末の製造法のう
ち、高温高圧法では、大がかりな設備や相対的に長い合
成時間を必要とし、さらに原料として炭素粉末のほかに
溶剤を使用するために、この溶剤が不純物として混入す
るようになって高純度のものが得られないなどの問題が
あり、また爆発法では、合成時間が短かいものの、製造
条件の制御がきわめて困難であるほか、結晶性の点でも
問題がある。
ち、高温高圧法では、大がかりな設備や相対的に長い合
成時間を必要とし、さらに原料として炭素粉末のほかに
溶剤を使用するために、この溶剤が不純物として混入す
るようになって高純度のものが得られないなどの問題が
あり、また爆発法では、合成時間が短かいものの、製造
条件の制御がきわめて困難であるほか、結晶性の点でも
問題がある。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、ダイヤ
モンド粉末の製造法のもつ問題点を解決すべく研究を行
なった結果、原料としてガラス状炭素材を用い、このガ
ラス状炭素材は、「化学便覧」や「セラミック辞典」な
どで説明されているように、「有機物質の同相熱分解に
よって製造される一連の硬質炭素ｊをいい、高強度、高
硬度、および高純度を有し、かつ耐酸化性にもすぐれた
不通気性のものであって、これにレーザービームを、こ
れらのいずれか一方を固定し、他方を移動させるか、あ
るいはこれら両方を移動させるかの相対移動を行ないな
がら照射して、前記ガラス状炭素材を粉末状に溶融飛散
させると、この溶融飛散物には放冷時にダイヤモンド化
が起り、この結果として高純度の人工ダイヤモンド粉末
が生成されるようになるという知見を得たのである。
モンド粉末の製造法のもつ問題点を解決すべく研究を行
なった結果、原料としてガラス状炭素材を用い、このガ
ラス状炭素材は、「化学便覧」や「セラミック辞典」な
どで説明されているように、「有機物質の同相熱分解に
よって製造される一連の硬質炭素ｊをいい、高強度、高
硬度、および高純度を有し、かつ耐酸化性にもすぐれた
不通気性のものであって、これにレーザービームを、こ
れらのいずれか一方を固定し、他方を移動させるか、あ
るいはこれら両方を移動させるかの相対移動を行ないな
がら照射して、前記ガラス状炭素材を粉末状に溶融飛散
させると、この溶融飛散物には放冷時にダイヤモンド化
が起り、この結果として高純度の人工ダイヤモンド粉末
が生成されるようになるという知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、レーザービームをガラス状炭素材に相対移動させな
がら照射して、前記ガラス状炭素材を粉末状に溶融飛散
させることによりダイヤモンド化をはかる、高純度人工
ダイヤモンド粉末の製造法に特徴を有するものである。
て、レーザービームをガラス状炭素材に相対移動させな
がら照射して、前記ガラス状炭素材を粉末状に溶融飛散
させることによりダイヤモンド化をはかる、高純度人工
ダイヤモンド粉末の製造法に特徴を有するものである。
つぎに、この発明の方法を実施例により具体的に説明す
る。
る。
まず、原料として外径：８０ｍｍＸ厚さ；３ＩＩＩ１１
の寸法をもった円板状の市販ガラス状炭素材を用意し、
このガラス状炭素材を、反応容器内に設置された縦横方
向に水平移動可能な合板上に載置して固定し、一方反応
容器の頂部には前記ガラス状炭素材に向けてレンズ付し
−ザービーム照射銃を配置し、この状態で、反応容器内
を１０−３〜ｌＯ’ｔｏｒｒの圧力まで真空引きした後
、第１１表に示される条件で雰囲気ガス気流を反応容器
内に形成し、ついで出カニ１ｋＷの炭酸ガスレーザービ
ーム発生装置からレーザービームを同じく第１表に示さ
れる出力密度で前記ガラス状炭素材に向けて照射して、
約０．ｌ〜２ｍｍの幅で部分溶融させると共に、これを
粉末状に飛散させ、一方この間前記ガラス状炭素材は同
じく第１表に示される移動速度でＶ字状に連続的に移動
させて前記ガラス状炭素材の粉末状溶融飛散化を３０分
間続行する（この間に生成した溶融飛散物は放冷により
ダイヤモンド化する）ことにより本発明法１〜１２を実
施し、人工ダイヤモンド粉末を製造した。
の寸法をもった円板状の市販ガラス状炭素材を用意し、
このガラス状炭素材を、反応容器内に設置された縦横方
向に水平移動可能な合板上に載置して固定し、一方反応
容器の頂部には前記ガラス状炭素材に向けてレンズ付し
−ザービーム照射銃を配置し、この状態で、反応容器内
を１０−３〜ｌＯ’ｔｏｒｒの圧力まで真空引きした後
、第１１表に示される条件で雰囲気ガス気流を反応容器
内に形成し、ついで出カニ１ｋＷの炭酸ガスレーザービ
ーム発生装置からレーザービームを同じく第１表に示さ
れる出力密度で前記ガラス状炭素材に向けて照射して、
約０．ｌ〜２ｍｍの幅で部分溶融させると共に、これを
粉末状に飛散させ、一方この間前記ガラス状炭素材は同
じく第１表に示される移動速度でＶ字状に連続的に移動
させて前記ガラス状炭素材の粉末状溶融飛散化を３０分
間続行する（この間に生成した溶融飛散物は放冷により
ダイヤモンド化する）ことにより本発明法１〜１２を実
施し、人工ダイヤモンド粉末を製造した。
この結果得られた人工ダイヤモンド粉末は、いずれも純
度： ９９．９９％以上の高純度のものであり、さらに
第１表に示される平均粒径をもつものであった。また第
１表には生成量も示した。
度： ９９．９９％以上の高純度のものであり、さらに
第１表に示される平均粒径をもつものであった。また第
１表には生成量も示した。
また、これらの人工ダイヤモンド粉末について、ラマン
分光分析を行なったところ、いずれも１３３２ｃｍ−１
にラマン散乱スペクトルが現われ、ダイヤモンドである
ことが確認された。
分光分析を行なったところ、いずれも１３３２ｃｍ−１
にラマン散乱スペクトルが現われ、ダイヤモンドである
ことが確認された。
なお、上記実施例では、操作上、レーザービームを固定
し、ガラス状炭素材を相対移動させた場合について述べ
たが、これを逆にしてレーザービームを移動させてガラ
ス状炭素材を固定しても、またこれら両方を一定の相対
移動関係を保持しながら移動させてもよく、いずれの場
合も同様な結果を示すものである。
し、ガラス状炭素材を相対移動させた場合について述べ
たが、これを逆にしてレーザービームを移動させてガラ
ス状炭素材を固定しても、またこれら両方を一定の相対
移動関係を保持しながら移動させてもよく、いずれの場
合も同様な結果を示すものである。
第１表に示されるように、本発明法１〜１２のいずれの
場合も人工ダイヤモンド粉末が確実に製造されているこ
とが明らかである。
場合も人工ダイヤモンド粉末が確実に製造されているこ
とが明らかである。
上述のように、この発明の方法によれば、レーザービー
ムをガラス状炭素材に照射して、これを粉末状に溶融飛
散させ、この溶融飛散物は飛翔中に冷却（放冷）されて
ダイヤモンド化するという簡単な操作で、したがって複
雑な制御を必要とすることなく、かつ特別設計のレーザ
ービーム発生装置を用いることなく、高純度の人工ダイ
ヤモンド粉末を安定的に製造することができ、製造コス
トの低減化もはかれるなど工業上有用な効果がもたらさ
れるのである。
ムをガラス状炭素材に照射して、これを粉末状に溶融飛
散させ、この溶融飛散物は飛翔中に冷却（放冷）されて
ダイヤモンド化するという簡単な操作で、したがって複
雑な制御を必要とすることなく、かつ特別設計のレーザ
ービーム発生装置を用いることなく、高純度の人工ダイ
ヤモンド粉末を安定的に製造することができ、製造コス
トの低減化もはかれるなど工業上有用な効果がもたらさ
れるのである。
Claims (2)
- （１）レーザービームをガラス状炭素材に相対移動させ
ながら照射して、前記ガラス状炭素材を粉末状に溶融飛
散させることを特徴とする高純度人工ダイヤモンド粉末
の製造法。 - （２）レーザービームおよびガラス状炭素材のいずれか
一方を固定し、他方を移動させるか、あるいはこれら両
方を移動させることを特徴とする上記特許請求の範囲第
（１）項記載の高純度人工ダイヤモンド粉末の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1224913A JPH0388707A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 高純度人工ダイヤモンド粉末の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1224913A JPH0388707A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 高純度人工ダイヤモンド粉末の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0388707A true JPH0388707A (ja) | 1991-04-15 |
Family
ID=16821125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1224913A Pending JPH0388707A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 高純度人工ダイヤモンド粉末の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0388707A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5635254A (en) * | 1993-01-12 | 1997-06-03 | Martin Marietta Energy Systems, Inc. | Plasma spraying method for forming diamond and diamond-like coatings |
| WO2013015347A1 (ja) * | 2011-07-28 | 2013-01-31 | 住友電気工業株式会社 | 多結晶ダイヤモンドおよびその製造方法 |
| JP2013028496A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 多結晶ダイヤモンドおよびその製造方法 |
| JP2013028497A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 多結晶ダイヤモンドおよびその製造方法 |
| JP2013028495A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 多結晶ダイヤモンドおよびその製造方法 |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP1224913A patent/JPH0388707A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5635254A (en) * | 1993-01-12 | 1997-06-03 | Martin Marietta Energy Systems, Inc. | Plasma spraying method for forming diamond and diamond-like coatings |
| WO2013015347A1 (ja) * | 2011-07-28 | 2013-01-31 | 住友電気工業株式会社 | 多結晶ダイヤモンドおよびその製造方法 |
| JP2013028496A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 多結晶ダイヤモンドおよびその製造方法 |
| JP2013028497A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 多結晶ダイヤモンドおよびその製造方法 |
| JP2013028495A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 多結晶ダイヤモンドおよびその製造方法 |
| US9850135B2 (en) | 2011-07-28 | 2017-12-26 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Polycrystalline diamond and manufacturing method thereof |
| US9878914B2 (en) | 2011-07-28 | 2018-01-30 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Polycrystalline diamond and manufacturing method thereof |
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