JPH0388196A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JPH0388196A
JPH0388196A JP1225316A JP22531689A JPH0388196A JP H0388196 A JPH0388196 A JP H0388196A JP 1225316 A JP1225316 A JP 1225316A JP 22531689 A JP22531689 A JP 22531689A JP H0388196 A JPH0388196 A JP H0388196A
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JP
Japan
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logic
circuit
system clock
pulse
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JP1225316A
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Makoto Watanabe
誠 渡邊
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野] 本発明は、半導体メモリに関し、特に複数の非同期ポー
トを有する半導体メモリに関するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、半導体メモリに関し、データを記憶するメモ
リセルアレーと、該メモリセルアレーと外部回路とのイ
ンターフェイスを行う複数のり−ド/ライトポートと、
複数のリード/ライトポートからの複数のデータ転送要
求の優先順位を付ける調停回路と、調停回路の出力を受
け、一定の長さのメモリ駆動制御信号を発生するパルス
信号発生回路とを有することにより、システムクロック
に依存しない、一定幅のRASパルス及びIシステムク
ロック以上の幅のポートセレクト信号を形成できるよう
にしたものである。
〔従来の技術〕
近年、半導体メモリやデジタル信号処理の技術の発達に
伴い、映像(ビデオ)信号のデジタル信号処理が盛んに
行われるようになってきた。例えばビデオ・テープ・レ
コーダ(VTR)やテレビジラン受像機における時間補
正等の画像処理、放送局においてVTRの記録、再生、
多元中継にょる番組制作等非同期映像信号を自局の同期
信号に同期した信号に変換するための所謂フレームシン
クロナイザ−における画像処理等である。ビデオ信号を
デジタル処理する場合、ビデオ信号を一時的に記憶する
ための高速かつ大容量メモリ(画像用フィールドメモリ
)が用いられている。例えばテレビジラン信号の1フイ
一ルド分又は1フレ一ム分の容量を有するメモリが用い
られている。また、この画像用フィールドメモリは、複
数の入出力ポートを有し、例えば書き込み(ライト)と
読み出しくリード)を非同期で行うことができるように
なっている。すなわち、画像用フィールドメモリは、リ
ード要求とライトの要求が同時に発生したとき、2つの
要求に対するメモリセルアレーと入出力ポート間のデー
タ転送が互いにぶつかることがないように、これらの要
求を順序付ける所謂調停回路を有している。そして、こ
の調停結果により、メモリセルアレーの動作に必要とさ
れるRAS (ロー・アドレス・ストローブ)パルス及
びリード/ライトを制御するためのポートセレクト信号
が形成される。このRASパルスのパルス幅Tmasは
、メモリセルアレーの動作スピードによって、例えば最
小300nsとされる。また、このRASパルスは任意
の入出力要求動作が完了するまで、他の要求によるポー
トセレクト信号が発生しないように、調停回路からの出
力(ポートセレクト信号)をゲーティングする役目を有
している。すなわち、複数の入出力要求が競合した場合
、調停回路においてこれらの要求を順序付けると共に、
調停回路で選択された要求を実行するための、該要求に
対応したポートセレクト信号とメモリセルアレーの動作
に必要とされるRASパルスが形成される。
第6図は、従来の半導体メモリに使用される調停回路及
びRASパルス発生回路を示したものである。ここで、
この第6図に示す回路の動作を説明する。なお、第7図
は第6図に示す回路の主要な信号のタイミングチャート
である。この第6図において、例えばJ−にクリップフ
ロップ(以下J4FFといい、例えばシステムクロック
の立ち上がりに同期して入力信号をラッチするものであ
る。)51に入力されるReqOはライト要求信号であ
り、J−K FF52に入力されるReql及びJ−K
 FF53に入力されるReq2はリード要求信号であ
る。これらの3つの要求信号ReqQ、Reql、Re
q2 (要求があるとき、論理「1」とする、)が、例
えば第7図に示す時刻t1において同時に発生した場合
、これらの要求信号ReqO1Reql、Req2は、
J−K FF51.52.53においてラッチされ、そ
れぞれ調停回路部54に入力される。この調停回路部5
4において、例えばライト要求信号ReqO、リード要
求信号Reql。
リード要求信号Req2の順に優先度が設定され、アン
ドゲート55の入力が論理「1」、アンドゲート56の
入力が論理「0」、アンドゲート57の入力が論理「0
」となる、そして、J−にFF60の3人力が論理「1
」となり、他の2つのJ−K FF61.62のJ入力
は論理「0」となる、これらのJ−K FF60.61
62において、各J入力はラッチ(時刻h)され、各J
−K FF60.61.62の出力であるポートセレク
ト信号TPO,TRI、TR2は、第7図に示すように
、それぞれ論理「1」、論理「0」、論理「0」となる
、この結果、ノアゲート63の出力であるRASパルス
PIAsは、第7図に示すように論理「0」となり、端
子64から取り出される。また、このRASパルスP 
llAlはアンドゲート55.56.57に入力され、
これらのゲートの出力は、RASパルスP□、が論理「
0」である期間中論理「0」となる、一方調停回路部5
4の各出力は、上記アンドゲート55.56.57を介
してJ−K FF51.52.53のに入力端子及びオ
アゲート58に入力されている。したがって、J−K 
FF51.52.53の出力はそれぞれ論理「0」、論
理「1」、論理「1」となる、また、オアゲート58の
出力は論理「1」となり、RAS形戒形成ンタ59はカ
ウントを開始する。このRAS形成カウント59は所定
のn進カウンタで構成され、カウントアツプするとキャ
リア信号を発生するように構成されており、このキャリ
ア信号(論理「1」)は、J−KFF60.61.62
のに入力端子に入力され、J4PF60.61.62に
おいて、ラッチ(時刻ti)される。すなわち、各J−
K FF60.61.62の出力であるボートセレクト
信号TR01TRI、TR2は、第7図に示すように時
刻t□〜時刻L4し間中全て論理「0」となる。この結
果、RASパルスP IAIは、論理「1」となり、ア
ンドゲート55.56.57は、調停回路部54からの
出力をそのまま通過させるようになる。
以上の動作でライト要求信号ReqQに対応するRAS
パルスP llAs及びボートセレクト信号TROの形
成動作が終了する。
次に、調停回路部54において、J−にFF51.52
.53でラッチされている出力論理rO,、論理「l」
、論理「1」に基づいて順位付けられた結果(論理「0
」、論理「1」、論理「O」)が、J−K FF60.
61.62のJ入力端子に人力される。そして、これら
のJ−にFF60.61162において、調停回路54
の出力がラッチ(時刻ta)される、この結果、第7図
に示すように、ボートセレクト信号TRO%TRI、T
R2は、それぞれ論理「O」、論理「l」、論理「0」
となり、RAS形戒形成ンタ59のカウントが再び開始
し、RASパルスP RAllは再び論理「0」となる
上述と同様に、RAS形戒形成ンタ59がカウントアツ
プすると、第7図に示すように時刻tsにおいて、ポー
トセレクト信号TR01TRI、TR2は全て論理「0
」となり、RASパルスP IAIが論理「1」となる
、このようにして、リード要求信号Req 1に、対応
するボートセレクト信号TR1及びRASパルスP l
lAlの形成動作が終了する。
次に、時刻t、において、最後のリード要求Req2に
対応するポートセレクト信号TR2が論理「1」となり
、RASパルスP llAlが再び論理「0」となる、
RAS形戒形成ンタ59がカウントアツプすると、時刻
t7においてポートセレクト信号TR01TRI、TR
2は全て論理「0」となり、RASパルスp mmsは
論理「1」となる。
以上のようにして、例えば画像用フィールドメモリのよ
うに複数の入出力ボートを有し、こらのボートに対する
リード要求やライト要求が非同期で発生する半導体メモ
リ(以下非同期多ポートメモリという、)において、複
数の要求、例えば1つのライトと2つのリード要求が同
時に発生したときの動作が完了する。
ところで、システムクロックの周期を20nsとすると
、上記RAS形戒形成ンタ59のカウント数nは15 
(300+20)となり、上述のように1つのライト要
求と2つのリード要求を完°了するための全クロック数
Nは、第7図に示すように、N−2+3X15+1+1
=47 となる、したがって、例えばシステムクロックの60ク
ロツク毎に1つのライト要求と2つのリード要求が発生
するときは、十分に一連の動作が完了することになる。
ところで、上記1つのライトポートと2つり一ドポート
を有するような画像フィールドメモリの場合、上述のよ
うな通常のリード/ライト動作に加えて、リードを2倍
の速度で行う(リードボートがシステムクロックの倍の
周波数で動作する)倍速リードという仕様が要求される
。この倍速リードモードにおいて、各ボートに対する要
求が上記と同様に60クロツク毎に発生するときは、1
回のライトと2回のリードを30 (60+2)クロッ
クで完了する必要がある。すなわち第8図に示すように
ボートセレクト信号TRO,TRI、TR2の周期は3
0システムクロツク(CLK)となる、ところで、シス
テムクロックの周期が20nsの場合は、1つのライト
要求と2つのリード要求を完了するための全クロック数
Nは上述のように47であり、上記条件の30クロツク
を越えてしまうことになる。そこで、1回のライトと2
回のリードを30システムクロツクで完了するためには
、システムクロックの周期を下記のように長くする必要
がある。すなわち、 N=2+3Xn+2≦30を満足するように、RAS形
戒形成ンタ59のカウント数nを8(≦8゜6)とし、
システムクロックの周期を最小37.5ns (≧30
0 + 8 ”)と長くする必要がある。
このように、倍速リードができるように上記RAS形成
カウンク59のカウント数nを8と決定すると、このカ
ウント数nは、通常のり−ド/ライト動作においても同
一のものであるから、このときの通常のリード/ライト
動作(通常のリードモード)のシステムクロックの周期
は、倍速り−ド時のシステムクロックの周期(37,5
ns)と同一になる。
以上のようにRASパルス幅T*agを、システムクロ
ックをカウントし、このカウント数nで(倍速リードを
満足するように)決定すると、システムクロックの周期
の最小値が必然的に決まることになる。したがって、倍
速リードモードでない通常のり一ド/ライト動作時にお
いても、当該メモリの動作速度は上記システムクロック
の周期(すなわち、システムクロックレート)で制限さ
れ、例えば画像用フレームメモ゛り等の複数の入出力ボ
ートを有する非同期多ボートメモリの高速化の障害にな
っていた。また、システムクロックレートが低い(低速
で動作させる)ときは、カウント数nが固定のためRA
Sパルス輻TIIASも必然的に長くなるので、メモリ
セルアレーの動作による不要な消費電力も増え、好まし
くないものとなっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、システムクロックレートが低くなった(低速
動作の)ときに、RASパルス幅TIASを長く出さな
いようにするための方法として、汎用DRAMで用いら
れているRASタイムアウトという方式が知られている
。しかし、上記のような非同期多ボートメモリの場合、
システムクロックで動作する調停回路の出力にしたがっ
て各ボートセレクト信号を、各ボートのデータ転送が重
なり合わないようにゲーティングし、しかも最低1クロ
ック幅以上の転送ボートセレクト信号を出力しなければ
ならない、ところで、このRASタイムアウト方式では
、このような制御を行っていないので、非同期多ボート
メモリドにRASタイムアウト方式を応用することはで
きないものである。
本発明は、上述の実情に鑑みてなされたものであり、複
数の非同期入出力ボートを有する非同期多ボートメモリ
において、システムクロックに依存しない一定幅のRA
Sパルスを有することにより、高速のり一ド/ライト動
作が可能な、さらに低速動作時の消費電力が少ない半導
体メモリの提供を目的とするものである。合わせて、ボ
ートセレクト信号幅を1システムクロック以上にするこ
とができるようにしたものである。
〔!l!題を解決するための手段〕
本発明に係る半導体メモリでは、データを記憶するメモ
リセルアレーと、該メモリセルアレーと外部回路とのイ
ンターフェイスを行う複数のり−ド/ライトポートと、
該複数のリード/ライトポートからの複数のデータ転送
要求の優先順位を付ける調停回路(例えば第1図に未す
調停回路部14)と、該調停回路の出力を受け、所定の
幅のメモリ駆動制御信号を発生するパルス信号発生回路
(例えば第1図に示すタイマー回路30)とを有するよ
うにしたものである。
〔作用〕
本発明に係る半導体メモリでは、システムクロックに依
存しない、一定幅のRASパルス及びIシステムクロッ
ク以上の幅のボートセレクト信号を形成する。
〔実施例〕
以下、本発明に係る半導体メモリの一実施例を図面を参
照しながら説明する。
第1図は、本発明に係る半導体メモリの要部のブロック
回路図であり、第2図はこの要部のタイごングチャート
である。
第1図において、J−にフリップフロップ(以下J−K
 FFという、)11.12.13は前述した第6図に
示すJ−にFF51.52.53に対応し、調停回路部
14は第6図に示す調停回路部54に対応し、アンドゲ
ート15.16.17は第6図に示すアンドゲート55
.56.57に対応し、J−KFFlB、19.20は
第6図に示すJ−K PF60、61.62に対応する
この第1図において、例えば第6図に示す場合と同様に
、J−K FFI 1に入力されるReqOはライト要
求信号であり、J−K FF 12に入力されるReq
l及びJ−K FF 13に人力されるRag2はリー
ド要求信号である。これらの3つの要求(要求があると
き、論理「1」となる。)が同時に発生した場合、各要
求信号ReqO1Req 1、Rag2はJ−にFFI
I、12.13においてラッチされ、それぞれ調停回路
部14に入力される。この調停回路部14において、例
えばライト要求信号ReqQ、リード要求信号Reql
、υ−ド要求信号Req2の順に優先度が設定され、ア
ンドゲート15の入力が論理「1」となり、アンドゲー
ト16.17の入力が論理「0」となる。
そして、第2図に示すようにJ−K FF 1 BのJ
入力Aが論理「1」となり、他の2つのJ−K FF 
19.20のJ入力は論理「0」となる。これらのJ−
KFFlB、19.20において、各3人力はラッチ(
時刻1+ +)され、各J−K FFI B、19.2
0の出力であるボートセレクト信号TRO,TRI、T
R2は、それぞれ論理「l」、論理「0」、論理「0」
となる。この結果、オアゲート21の出力は論理「1」
となり、この出力はタイマー回路30、アンドゲート3
1.インバータ回路32に供給される。
タイマー回路30において、例えば直列に接続されたイ
ンバータ回路30 a、 30 b、  30 cの遅
延時間で決まる所定の幅のパルス(負のパルス)が発生
される。この所定幅のパルスが上述したRASパルスP
 1lAffであり、端子1より取り出される。なお、
このRASパルスP IIkSの幅T RAM、すなわ
ち上記インバータ回路30a、30b、30cの遅延時
間は、例えば上述のように300nsに設定される。こ
のRASパルスP 110はアンドゲート31に供給さ
れ、アンドゲート31の出力はJ−K FF 18.1
9.20のに入力端子に供給される。インバータ回路3
2の出力Cはアンドゲート15.16.17に入力され
る。
したがって、アンドゲート15の出力A及びアンドゲー
ト16.17の出力は、第2図に示すようにオアゲー)
21の出力が論理「o」の期間中論理「0」となる。す
なわち、J−K FFI 8.19.20の出力である
ボートセレクト信号TRO,TR1、TR2の1つが論
理「l」のとき、調停回路14からの出力はインヒビッ
トされる。また、J−K FFI 8.19.20のに
入力B (J−K FFI B、19.20のリセット
信号)は、RASパルスP真^Sが論理rO」の期間中
論理「0」となる。
一方調停回路部14の各出力は、アンドゲート15.1
6.17を介して各J−K FFI 1.12.13の
に入力端子に入力されており、J−にFFII。
12.13の出力は、調停回路の出力がJ−K FF 
18.19.20においてラッチされると同時にそれぞ
れ論理「0」、論理「1」、論理「1」となる。
次に、タイマー回路30の出力であるRASパルスPR
ASは、上記インバータ回路30a、3゜b、30cの
遅延時間経過するとシステムクロックに関係なく論理「
1」となる。この結果、アンドゲート31の出力Bは論
理rl」となり、各J−KFF1B、19.20の出力
であるボートセレクト信号TR0STRI、TR2は、
時刻t+zで全て論理「0」となる、また、RASパル
スPaAaが論理「1」となることによって、アンドゲ
ート15.16.17は調停回路部14からの出力をそ
のまま通過させるようになる0以上のようにして、ライ
ト要求信号ReqOに対応するポートセレクト信号TP
O1RASパルスP IIkSが形成される。
次に、リード要求信号Req 1に対する動作は次のよ
うに行われる。調停回路部14において、J−にFFI
I、12.13でラッチされている出力論理「0」、論
理「1」、論理「1」に基づいて順位付けられた結果(
論理rQ、 S論理11)、論理「0」)が、J−K 
FF 18.19.2017)J入力端子に入力され、
これらノj−)l FF 18.19.2゜においてラ
ッチされる。そして、リード要求信号Reqlに対応し
た上述と同等の動作が行われる。すなわち、タイマー回
路30からRASパルスP Rag(論理「O」)が出
力され、ボートセレクト信号TR01TRI、TR2は
、ツレツレ論理「0」、論理「1」、論理rcBとなる
次に、上述と同様に、タイマー回路30からのRASパ
ルスPえ□が、タイマー回路30で特定される時間経過
後論理「l」になると、再びポートセレクト信号TR0
1TRI、TR2は全て論理「0」となる。
リード要求信号Req2に対応する動作は次のようにな
る。ポートセレクト信号TR2が論理rlJとなり、R
ASパルスP 110が再び論理「0」となる、タイマ
ー回路30で特定される時間経過すると、タイマー回路
30出力であるRASパルスP IAsが論理「1」に
なり、ボートセレクト信号TR01TRI、TR2は全
て論理「0」となる。
以上のようにして、例えば画像用フィールドメモリのよ
うに複数の入出力ポートを有し、こらのポートに対する
リードやライト要求が非同期で発生するメモリにおいて
、複数の要求、例えば1つのライトと2つのリード要求
が同時に発生したときの一連の動作が完了する。また、
この場合、RASパルスpHoのパルス幅は、システム
クロックに依存せず、インバータ回路30a、30b。
30cの遅延時間で決定される一定の幅となり、また各
ボートセレクト信号TRO,TRI、TR2のパルス幅
は最低1システムクロック以上となる。したがって、こ
れらのポートセレクト信号TR01TRI、TR2を次
段に接続される例えばFFで確実にラッチすることがで
きる。
ここで、上述のシステムクロックの周期(システムクロ
ックレート〉の考察を行う0例えば、上述と同様にRA
SパルスP aAsのパルス幅Tm^3を300nsと
し、ライトクロック(システムクロック)とリードクロ
ックが同一である通常のり一ドモードのときの最小シス
テムクロックの周期をxnsとすると、この最小システ
ムクロックの周期xnsは下記条件を満足するように設
定する必要がある。
x X (60−2−2−2)≧300 X 3すなわ
ち、最小システムクロックの周期Xは16.7nsとな
る。したがって、システムクロックの周期を20ns位
まで短總して通常のリードモードの動作を行うことがで
き、メモリの高速化が可能となる。
次に、倍速リードモードのとき、例えばシステムクロッ
クの周期を37.5nsとし、リードクロックの周期を
18.75nsとしたとき、2X37.5+300X3
+2X37.5≦3QX37.3が成立する。したがっ
て、問題なくシステムクロックの周期を37.5 ns
とし、リードクロックの周期を18.75nsとする倍
速リード動作を行うことができる。
以上の説明で明らかなように、倍速リード動作時におい
ては、従来と同様にシステムクロックの周期が37.5
ns(このときのり−ドクロンクの周期は1B、75n
s)までの動作を行うことができ、合わせて倍速リード
動作でない通常のリードモードの動作時においては、2
0ns−(ffまでの高速動作が可能となる。
ここで、第3図乃至第5図を用いて、システムクロック
の周期が20ns、37.5ns、1μsの場合につい
て、ポートセレクト信号及びRASパルスのタイミング
を説明する。
第3図は、システムクロックの周期を2003、RAS
パルス幅T。、を300nsとする通常のり−ドモード
の場合を表す、この図に示すようにポートセレクト信号
TR0STRI、TR2のパルス幅は16システムクロ
ツク(CLK)となり、1回のリードと2回のライトを
実行するための1サイクルは52システムクロツク(C
LK)となる。
第4図は、システムクロックの周期を37.5ns、R
ASパルス幅TRasを300nsとする倍速り一ドモ
ードの場合を表す、この図に示すようにボートセレクト
信号TR01TRI、TR2のパルス幅は8システムク
ロツク(CLK)、1回のリードと2回のライトを実行
するための1サイクルは28システムクロツク(CLK
)となる、したがって、上述の30システムクロツク内
で1サイクルの動作を完了することができる。
第5図は、システムクロックの周期を1.us、RAS
パルス幅Tl1A、を300nsとする通常のす−ドモ
ードの場合を表す、この図に示すようにポートセレクト
信号TR01T−R1、TR2のパルス幅は1システム
クロツク(CLK)となる、ところで、RASパルス幅
Tl11は、上述のようにシステムクロックに依存して
いないので、300nsと変化がなく、データ保持電力
を消費するRASパルスが論理「0」である時間を、従
来のように不要に長くすることがない。
以上のように、本発明では、システムクロックを用いて
RASパルスを形成するのではなく(システムクロック
によらず)、一定幅のRASパルスを用いることで、非
同期多ポートメモリの高速化、特に倍速リード時におけ
る動作速度を従来と同等にしたまま、倍速リードでない
通常のり一ドモード動作速度をより高速化することがで
きる。
また、各ポートセレクト信号を1システムクロツク以上
とすることができ、これらの信号を次段のFFで確実に
ラッチすることができると共に、非同期多ポートメモリ
のデータ転送タイミングを外部で観察することができ、
他の回路との同期をとることかできる0例えば、4ビツ
ト出力の非同期メモリを2個用いて8ビツト出力とする
ときに、データの転送タイミングを互いに合わせること
が可能となる。
なお、上述の実施例では、タイマー回路30をゲートの
遅延時間を利用して構成したが、入力信号の立ち上がり
/立ち下がりをトリガとし、一定の幅のパルスを形成す
るようなタイマー回路であれば、その回路構成は問わな
いものである。
〔発明の効果) 以上の説明からも明らかなように、本発明に係る半導体
メモリでは、RASパルスのパルス幅を、システムクロ
ックに依存するとこなく、一定の幅とすることができる
ので、非同期多ポートメモリの高速化ができる。また、
例えば低速動作時のようにシステムクロックが遅くなっ
ても、RASパルスのパルス幅が一定であるため、デー
タ保持のための消費電力の増加を防止することができる
また、1システムクロツク以上の幅を有するポートセレ
クト信号を発生するので、非同期メモリのデータ転送タ
イミングを外部で見ることができ、例えば4ビツト出力
の非同期メモリを2個用いて、8ビツト出力とするとき
に、互いのデータ転送タイミングを合わせることが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例となる半導体メモリの要部の
ブロック回路図であり、第2図は半導体メモリの要部の
タイ電ングチャートであり、第3図乃至第5図はポート
セレクト信号及びRASパルスの具体例を示すタイ旦ン
グチャートであり、第6図は従来の回路のブロック回路
図、第7図は従来の回路における各信号のタイ主ングチ
ャートであり、第8図は倍速リードモード時のタイ逅ン
グチャ声トである。 14・・・調停回路部 30・・・タイマー回路 ト−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 データを記憶するメモリセルアレーと、 該メモリセルアレーと外部回路とのインターフェイスを
    行う複数のリード/ライトポートと、該複数のリード/
    ライトポートからの複数のデータ転送要求の優先順位を
    付ける調停回路と、該調停回路の出力を受け、所定の幅
    のメモリ駆動制御信号を発生するパルス信号発生回路と
    を有することを特徴とする半導体メモリ。
JP1225316A 1989-08-31 1989-08-31 半導体メモリ Pending JPH0388196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1225316A JPH0388196A (ja) 1989-08-31 1989-08-31 半導体メモリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1225316A JPH0388196A (ja) 1989-08-31 1989-08-31 半導体メモリ

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JPH0388196A true JPH0388196A (ja) 1991-04-12

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6246636B1 (en) 1999-06-28 2001-06-12 Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. Load signal generating circuit of a packet command driving type memory device
JP2013065391A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Altera Corp メモリ仲裁回路網

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