JPH0387898A - 文章出力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ベクトルフォントを有し、そのフォントを拡
大、縮小して任意サイズの文字を出力する文章出力装置
に関する。

［従来技術］ 従来、この種の装置においては、１種類のサイズのベク
トルフォントを記憶し、そのベクトルフォントをオペレ
ータあるいはホストコンピュータが指定したサイズの文
字に拡大あるいは縮小して出力するものがあった。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来装置においては、出力エリアが
限定されているような場合、適正な出力が得られないこ
とがある。例えば第４図に示すように、文字列５１を用
紙５２内の限定された出力エリア５３内に出力する場合
、オペレータが指定する拡大あるいは縮小の倍率によっ
ては、エリア５３内に余白が生じたり、文字列５４が出
力エリア５５からはみ出てしまうことがあった。そこで
文字列を限られた出力エリア内に第３図に示すようにバ
ランス良く適正に納めるためには煩雑な計算を行ない倍
率を決定しなければならず、オペレータに負担がかかる
といった問題があった。

本発明は上述した問題を解決するためになされたもので
あり、限定された出力エリアにバランス良く適正に納ま
る出力を得る文章出力装置を提供することを目的とする
。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために本発明の文章出力装置は、多
数の文字について、その形状を表すベクトルデータと文
字サイズデータとを記憶したベクトルフォントメモリと
、前記ベクトルデータを出力時の画素を単位とするドツ
トデータに変換するベクトル−ドット変換手段と、出力
される文字列の文字コードデータを記憶するテキストメ
モリと、その文字列が出力される出力エリアの大きさを
示すエリアサイズデータを記憶するエリア記憶手段と、
前記文字列の文字コードデータと文字サイズデータ及び
出力エリアのエリアサイズデータから、文字列の大きさ
に対する出力エリアの大きさの倍率を演算する演算手段
と、前記文字列に対応するベクトルデータを前記倍率に
より修正し、その修正されたベクトルデータを前記ベク
トル−ドット変換手段によりドツトデータに変換して出
力する制御手段と、を備えた構成としたものである。

［作用〕 上記の構成を有する本発明の文章出力装置は、前記テキ
ストメモリ内に記憶された文字列の文字コードデータ、
ベクトルフォントメモリ内の前記文字列に対応する文字
サイズデータ、エリア記憶手段内の出力エリアのエリア
サイズデータから演算手段により前記倍率が演算され、
制御手段により前記文字列に対応するベクトルデータが
前記倍率にて修正され、その修正されたベクトルデータ
が前記ベクトル−ドット変換手段によりドツトデータに
変換されて出力される。

［実施例］ 以下、本発明を具体化した一実施例について図面を参照
して説明する。

第１図は本発明の文章出力装置が適用されたプリンタの
構成を示すブロック図である。本プリンタは、インタフ
ェイス１２を介しホストコンピュータ１４と接続されて
いる。また、本プリンタには、プリンタ全体を制御する
とともに制御手段、演算手段、ベクトル−ドット変換手
段を構成し、ＣＰＵＩ　６、ＲＯＭ１ｇ、ＲＡＭ２０よ
り成る論理演算回路、レーザプリント方式により３００
ｄｐｉ（ドツト／インチ）の解像度の印字を行なう印字
部２２、パネルスイッチ２４を備えている。

前記ＲＯＭ１ｇには、本プリンタを制御するためのプロ
グラムを記憶したプログラムメモリ２４、多数の文字に
ついてその形状を表わすベクトルデータ及び文字サイズ
データを記憶したベクトルフォントメモリ２６が設けら
れている。前記ＲＡＭ２０には、テキストメモリ２８、
エリアメモリ３０、ページメモリ３２が設けられている
。そのテキストメモリ２８には、ホストコンピュータか
ら入力される文字列１，４　（第３図）を示す文字コー
ドデータから成る印字データが記憶される。エリアメモ
リ３０には、ホストコンピュータ１４から前記印字デー
タに先立って入力されるか、あるいはパネルスイッチ２
４からオペレータにより人力されるページサイズ（用紙
サイズ）２あるいは１ページ内において限定された印字
エリア３．５の大きさを示すエリアサイズデータ、及び
印字エリア３，５の１ページ（用紙）２内における印字
位置を示す位置データから成るエリアデータを記憶する
。また、ページメモリ３２には、前記テキストメモリ２
８内の印字データから印字時の１画素を単位とするドツ
トデータに展開され、そのドツトデータが１ページ内の
所定位置に対応して１ペ一ジ分記憶される。

上記のように構成された本プリンタの動作について第２
図のフローチャートに従って説明する。

まずステップＳｌ（以下Ｓ１と略記し、他のステツブに
についても同様）にて、ホストコンピュータ１４からイ
ンクフェイス１２を介してＣＰＵｌ６にデータが入力さ
れると、Ｓ２にてそのデータが前記エリアデータである
か否かが判断される。

エリアデータの場合には、Ｓ３にてそのエリアデータが
前記エリアメモリ３０に記憶され、本フローを終了して
再びＳｌに戻る。

前記Ｓ２にてエリアデータでない場合には、Ｓ４にて人
力データが印字データを表わす文字列のデータか否かが
判断される。文字列データの場合にはＳ５にて、その文
字列１，４の各文字について、ベクトルフォントメモリ
２６からベクトルデータ及び文字サイズデータが読出さ
れる。次いでＳ６にて、前記エリアメモリ３０内にエリ
アデータが記憶されているか否かの判断が行なわれる。

エリアデータが記憶されていない場合にはＳ７にて、前
記Ｓ５にて読出されたベクトルデータがドツトデータに
変換されて、前記ページメモリ３２の所定位置に記憶さ
れる。また、エリアデータが記憶されている場合にはＳ
８にて、前記Ｓ５において読出されている文字サイズデ
ータから得られる前記文字列１，４の縦及び横方向の長
さに対し、前記エリアサイズデータの縦及び横方向の長
さの縦倍率及び横倍率が演算される。そしてＳ９におい
て、前記Ｓ５にて読出されたベクトルデータにその縦倍
率及び横倍率を掛けて修正し、修正ベクトルデータを得
る。モしてＳ７にて、その修正ベクトルデータがドツト
データに変換されページメモリ３２の所定位置に記憶さ
れる。そして本フローを終了して前記Ｓ１に戻る。

前記Ｓ４にて文字列データでない場合には、Ｓ１０にて
印字指令データか否かが判断される。印字指令データの
場合にはＳｌｌにて、ページメモリ３２の内容が印字部
２２に転送され、その内容が印字されて本フローを終了
する。また、前記Ｓ１０にて印字指令データでない場合
には、Ｓ１２にてその他のデータに対応する処理が行な
われて、本フローを終了する。

以上のように本プリンタにおいては、第３図に示すよう
に文字列１，４　ｒＡＢＣＤＥＪが用紙２内の印字エリ
ア３，５にバランス良く適性に治まるように印字される
。また、印字エリアが用紙サイズ２であっても同様であ
る。

［発明の効果」 以上詳述したことから明らかなように本発明によれば、
出力エリアの大きさからベクトルフォントの拡大あるい
は縮小倍率を自動演算するもので、従来の装置に比べ、
出力エリアが限定された場合も、前記出力エリア内にバ
ランス良く適正に納まる出力が得られ、また、オペレー
タへの負担を軽減することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を具体化したプリンタの構成を示すブロ
ック図、第２図は上記プリンタの動作を示すフローチャ
ート、第３図は上記プリンタによる印字例を示す図、第
４図は従来装置による印字例を示す図である。 図中、１，４は文字列、２は用紙サイズ、３゜５は印字
エリア、１０はプリンタ、１４はホストコンピュータ、
１６はＣＰＵ、１８はＲＯＭ、２０はＲＡＭ、２２は印
字部、２６はベクトルフォントメモリ、２８はテキスト
メモリ、３０はエリアメモリ、３２はページメモリであ
る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 多数の文字について、その形状を表すベクトルデータと
   文字サイズデータとを記憶したベクトルフォントメモリ
   と、 前記ベクトルデータを出力時の画素を単位とするドット
   データに変換するベクトル−ドット変換手段と、 出力される文字列の文字コードデータを記憶するテキス
   トメモリと、 その文字列が出力される出力エリアの大きさを示すエリ
   アサイズデータを記憶するエリア記憶手段と、 前記文字列の文字コードデータと文字サイズデータ及び
   出力エリアのエリアサイズデータから、文字列の大きさ
   に対する出力エリアの大きさの倍率を演算する演算手段
   と、 前記文字列に対応するベクトルデータを前記倍率により
   修正し、その修正されたベクトルデータを前記ベクトル
   −ドット変換手段によりドットデータに変換して出力す
   る制御手段と、 を備えたことを特徴とする文章出力装置。