JPH0387847A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0387847A
JPH0387847A JP1225148A JP22514889A JPH0387847A JP H0387847 A JPH0387847 A JP H0387847A JP 1225148 A JP1225148 A JP 1225148A JP 22514889 A JP22514889 A JP 22514889A JP H0387847 A JPH0387847 A JP H0387847A
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recording paper
image forming
roller pair
forming mode
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JP1225148A
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Hiroshi Mori
弘 森
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レーザプリンタ、複写機等の画像形成装置
に関する。
〔従来の技術〕
レーザプリンタ等の画像形成装置においては、複数の搬
送経路を有し、両面画像形成モード等の各画像形成モー
ドを設定する画像形成モード設定手段と、該手段によっ
て設定された画像形成モードに応じて画像形成すべき用
紙を搬送する搬送経路を決定して記憶する搬送経路記憶
手段とを備えたものがある。
そして、この種の画像形成装置としては1例えば、画像
形成装置本体に両面ユニットやジョブセパレータ(仕分
は用ユニット)等の各種付加装置を選択的に装着してシ
ステムを構成して使用するものが増加しており、その場
合、本体内で画像形成した記録紙をその付加装置に送り
込んで反転再給紙あるいは仕分は等の処理を行なうよう
にしている。
ところで、このようなシステム化された画像形成装置は
、連続画像形成モード時において、本体に接続されてい
る付加装置の動作能力に適合する画像形成速度で画像形
成動作を行なうようにしている。
〔発明が解決しようとする課題ゴ しかしながら、このような画像形成装置では、例えば本
体内で片面に画像形成処理を施した記録紙を付加装置に
送り込まないでそのまま排紙するような時でも、付加装
置の動作能力に適合する画像形成速度でしか一連の画像
形成動作を行なうことができなかったため、本来の画像
形成装置本体における画像形成動作能力を充分に生かし
きることができなかった。
そこで、付加装置の動作能力を上げることによって本体
側の画像形成速度をアップさせることもできるが、上記
動作能力を上げるためには、例えばシーケンス用のモー
タを高速回転用の高価なものに変更しなればならないな
ど、コストをアップせざるを得ないという問題が生じる
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、使用
しない搬送経路があればその搬送経路に備えられている
機器類等の動作能力に係わらず、最も速い画像形成速度
で画像形成動作を行なえるようにすることを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を遠戚するため、第1図に機能ブ
ロック図で示すように、複数の搬送経路を有し、両面画
像形成モード等の各画像形成モードを設定する画像形成
モード設定手段Aと、該手段Aによって設定された画像
形成モードに応じて画像形成すべき用紙を搬送する搬送
経路を決定して記憶する搬送経路記憶手段Bとを備えた
画像形成装置において、 連続画像形成モード時に、搬送経路記憶手段Bに記憶さ
れた搬送経路のうち先行する記録紙を搬送する搬送経路
に基づいて、前記記録紙と次に給紙すべき記録紙との間
隔を決定する紙間隔決定手段Cと、該手段Cによって決
定された紙間隔に応じて、給紙した後レジストローラに
より待機中の前記記録紙の該レジストローラによる再ス
タートタイミングを異ならせる再スタートタイミング変
更手段りを設けたものである。
また、第2図に機能ブロック図で示すように、連続画像
形成モード時に、搬送経路記憶手段Bに記憶された搬送
経路のうち先行する記録紙を搬送する搬送経路に基づい
て、前記記録紙と次に給紙すべき記録紙との間隔を決定
する紙間隔決定手段Cと、該手段Cによって決定された
紙間隔に応じて記録紙の給紙スタートタイミングを異な
らせる給紙スタートタイミング変更手段Eを設けるよう
にしてもよい。
〔作 用〕
この発明による第1図の画像形成装置によると、搬送経
路記憶手段Bに記憶された搬送経路のうち先行する記録
紙を搬送する搬送経路に基づいて、紙間隔決定手段Cが
先行する記録紙と次に給紙すべき記録紙との間隔を決定
し、その決定した間隔に応じて再スタートタイミング変
更手段りがレジストローラ位置で待機中の記録紙のレジ
ストローラによる再スタートタイミングを異ならせる。
例えば、使用しない搬送経路があればその搬送経路を除
いた残りの搬送経路に備えられている機器類等の動作能
力に適合する画像形成速度になるように、再スタートタ
イミングを例えば早めに設定変更するので、画像形成装
置本体における画像形成処理能力が向上し、単位時間当
たりの画像形或枚数が増加する。
また、第2図の画像形成装置によると、紙間隔決定手段
Cによって決定した間隔に応じて給紙スタートタイミン
グ変更手段Eが次に給紙すべき記録紙の給紙スタートタ
イミングを異ならせるので、やはり上述と同様な効果が
得られる。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を第3図以降の図面に基づいて
具体的に説明する。
第3図はこの発明を実施したレーザプリンタの概略構成
を示す模式図であり、第4図はそのジョブセパレータの
構成例を示す斜視図である。
第3図において、このレーザプリンタ1は、本体2と、
その本体2に着脱可能な両面ユニット3及びジョブセパ
レータ4の各付加装置とから構成されている。
そして、この本体2はそれぞれ異なる記録紙を収納し得
る上下2段の給紙カセット5,6を着脱可能に備え、内
部には1画像形成部を構成する感光体ドラム7、帯電チ
ャージャ8.レーザ書込ユニット9.現像ユニット10
.転写チャージャ11、クリーニングユニット12.定
着装置13と、給紙ローラ対14及びレジストローラ対
15等による給送部と、排紙ローラ対16及びセンサ1
7等からなる排送部とが備えられている。
また、この本体2内にはこのレーザプリンタ1を制御す
る制御部50の基板が装着されている。
両面ユニット3は搬送系18及びスイッチバック系19
からなり、そのうち搬送系18は切換爪20と3個の搬
送ローラ21,22,23iとセンサ24を、スイッチ
バック系19は切換爪25と反転ローラ対26とセンサ
27とをそれぞれ備えている。
ジョブセパレータ4は、例えば第4図に示すような各部
から構成されている。
この図において、ジョブローラ対30は、一対のフレー
ム31 (一方は図示省略)に回転自在で且つ矢示E、
F方向に摺動自在に貫通支持された互いに平行な2本の
シャフト32及び33に、それぞれ対応する位置に固着
された2個ずつの能動ローラ34及び加圧ローラ35か
ら構成されている。
36及び37は、それぞれジョブローラ対30のホーム
ポジョン及びオフセットポジョンを検出するためのセン
サ(フォトインタラプタ)である。
連結部材38は2本のシャフト32と33とを互いに連
結するためのものであり、その各シャフト32及び33
にそれらがいずれも回転のみ可能に取り付けられ、この
連結部材38の下部にはシャッタ3日が固着されている
スライダ40は、シャフト32にその回転を許容するよ
うに取り付けられ、また外周に螺旋溝42aを形成した
シャフトカム42を摺動可能に貫通させると共に、スラ
イダ40の外側面から内側面に向けて螺着したネジピン
43の先端を貫通孔の内周面から突出させて螺旋溝42
a内に嵌入している。
このスライダ40は、シャフトカム42がウオームギヤ
44を介してモータ45からの動力が伝達されて矢示C
又はD方向に回転開動すると、ネジピン43の先端部が
シャフトカム42の螺旋溝42aに沿って摺動するので
矢示E又はF方向に移動する。
スライダ40が矢示E又はF方向に移動すると、シャフ
ト32及び連結部材38を介して連結されたシャフト3
3が一体的に同動し、その各シャフト52.33及び連
結部材38にそれぞれ固着された能動ローラ34と加圧
ローラ35及びシャッタ3日がスライダ40と同じ方向
に同じ量だけ移動する。
なお、ジョブローラ対30は、シャッタ39がセンサ3
6の光路を遮断している時にはホームポジションに位置
し、シャッタ39がセンサ37の光路を遮断している時
にはオフセットポジションに位置する。
また、シャフト32にはその長手方向に沿って外周面の
一部(シャフト32が矢示E又はF方向に移動する距離
に対応する長さ)が面取り加工された平面部32aが設
けられており、その平面部32aにはギヤ列47を通じ
てプリンタ本体2内の図示しないメインモータからの動
力が伝達されて回転能動する開動ギヤ48が軸方向に摺
動のみ可能に嵌入されている。
なお、このジョブセパレータ4の後方には、第3図に示
すように排紙トレイ28が着脱可能に装着されている。
第5図は、このレーザプリンタ1の制御系を示すシステ
ムブロック図である。
このレーザプリンタ1の制御部50は、システムコント
ローラ51.ビデオ制御部52及び本体制御部53から
戊っている。
システムコントローラ51は、オフィスコンピュータ、
パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等のホスト
コンピュータ54から送られてくる文字コード等のデー
タに基づいて、ページ単位でドツトパターンのビデオデ
ータを作成し、それをシリアルのビデオ信号としてビデ
オ制御部52へ送出したり、1枚分のビデオデータが作
成完了した時点で本体制御部53ヘプリント・リクエス
ト信号を送出する6 ビデオ制御部52は、第3図に示したレーザ書込ユニッ
ト9へ感光体ドラム7上への書き込みタイミングの同期
をとってビデオ信号を送り出す。
本体制御部53は内部にマイクロコンピュータ(CPU
)、ROM、RAM及びIlo等を備え、第3図及び第
4図に示した各センサ17,24゜27.3B、3;7
からのセンサ信号とビデオ制御部52からの同期検知信
号とシステムコントローラ51からのプリント・リクエ
スト信号等の各種の信号を逐次入力して、各種処理を実
行し、本体2内のメインモータ55と両面ユニット3用
の各モータ5B、57及びソレノイド58.59とジョ
ブセパレータ4用のモータ45(第4図参照)等の各開
動機器を駆動制御する。
メインモータ55は1本体制御部53からの駆動信号に
応じて本体2内の給紙ローラ対14.レジストローラ対
15.感光体ドラム7及びその他各ローラを回転能動す
る。ただし、給紙ローラ対14及びレジストローラ対1
5についてはそれぞれ図示しないクラッチにより単独で
開動することができる。
モータ56は回転速度を可変できるステッピングモータ
等のモータであり、本体#御部53からの開動パルス信
号に応じて両面ユニット3の搬送系18内に配設された
各搬送ローラ対21〜23を回転能動する。
モータ57は正逆転可能なモータであり、本体制御部5
3からの駆動信号に応じてスイッチバック系19内の反
転ローラ対26を回転能動する。
ソレノイド58及び5日は本体制御部53からのON信
号を入力すると作動し、それぞれ搬送系18内の切換爪
20及びスイッチバック系19内の切換爪25の切り換
えを行なう。
モータ45は正逆転可能なモータであり、本体制御部5
3からの駆動信号に応じて第4図に示したジョブセパレ
ータ4内のジョブローラ対30をホームポジションとオ
フセットポジションとの間で移動させる。
次に、本体制御部53によるこのレーザプリンタ1のプ
リント動作を説明する。
第5図に示した本体制御部53が、システムコントロー
ラ51からプリント・リクエスト信号を受信すると、所
定のタイミングでシーケンス!11御を開始する。
そして、まずメインモータ55をONにして第3図の感
光体ドラム7を矢印方向に回転能動させ、その際帯電チ
ャージャ8により一様に帯電された感光体ドラム7の表
面に、レーザ書込ユニット9によりビデオ信号に応じて
変調されたレーザビームを感光体ドラム7の軸方向に主
走査しながら照射して露光を行ない、感光体ドラム7上
に静電潜像を形成し、それに現像ユニット10の現像ロ
ーラ10aによってトナーを付着して可視像化する。
一方、上段の給紙カセット5あるいは下段の給紙カセッ
ト6から給紙ローラ14等により矢示A方向に記録紙S
を供給させ、レジストローラ対15に先端を付き当てた
位置で待機させる。
その後、所定のタイミングでレジストローラ対15及び
給紙ローラ対14を開動して待機中の記録紙を画像転写
部に給送させ、その記録紙上に転写チャージャ11の作
用により感光体ドラム7上のトナー像(可視像)を転写
させる。
次に、転写後の記録紙を定着装置13に搬送させて熱定
着処理を行なわせ、その記録紙が排紙ローラ対16を通
過した後1片面プリントモードが設定されていればそれ
を矢示B方向に搬送させ、ジョブセパレータ4のジョブ
ローラ対30によって排紙トレイ28上に排紙させる。
なお、可視像転写後の感光体ドラム7上の残留トナーは
クリーニングユニット12のクリーニングブレード12
aによって除去して次の画像形成に備え、更にクリーニ
ングブレード12aで除去されたトナーをトナー回収タ
ンク12bに回収する。
両面プリントモードが選択されている時には、片面に対
する画像処理が施された記録紙の先端が排紙ローラ対1
6の手前に配置されているセンサ17に到達した時点で
第5図のソレノイド58をONにして切換爪20を切り
換え、記録紙を両面ユニット3の搬送系18に送り込ま
せる。
そして、搬送系18に送り込まれた記録紙が搬送ローラ
対21の手前まで搬送されると、その時点で第5図のモ
ータ56を低速回転で起動、すなわちモータ56をこの
モータによって回転する搬送ローラ対21〜23による
搬送速度が排紙ローラ対16による搬送速度と一致する
回転速度で回転起動させ、それによって上記記録紙を排
紙ローラ対16及び搬送ローラ対21〜23により搬送
系18内を搬送させ、その記録紙の後端がセンサ17を
通過して排紙ローラ対1日を抜けた時点でモータ56を
高速回転に切り換え、記録紙の搬送速度を上げる。
その後、その記録紙はスイッチバック系19に送り込ま
れ、搬送ローラ対23を通過してスイッチパック系19
内の反転ローラ対26の手前にさしかかったところで、
モータ57を高速回転で起動する。すなわち、このモー
タ57によって回転する反転ローラ対26による搬送速
度と搬送系18内の搬送ローラ対21〜23による搬送
速度とが一致する回転速度でモータ57を正転起動させ
ることによって、上記記録紙は上記搬送ローラ対及び反
転ローラ対26によって搬送を続行する。
そして、記録紙の後端が搬送ローラ対23を抜けた時点
でモータ56をOFFにして各搬送ローラ対21〜23
を停止させ、上記記録紙の後端が切換爪25を通過した
時点でこの切換爪25を切り換えると共にモータ57を
逆転させて上記記録紙の搬送方向を反転させ、その記録
紙を本体2の画像転写部へ再給紙する。
次に、ジョブセパレータ4が選択され1例えば片面プリ
ントモードで片面に画像形成処理が施されて送られてく
る奇数ページに相当する記録紙の後端が排紙ローラ対1
6を通過すると、第4図のモータ45を時計方向に回転
(正転)させ、それによってシャフトカム51が矢示C
方向に回転する。
それによって、ジョブローラ対30は記録紙を挟持しつ
つ搬送しながらスライダ40及びシャフトES2.3”
lを介してホームポジションから矢示E方向に移動を開
始し、その後シャッタ39がセンサ37の光路を遮断す
る位置に達した時点でモータ45をOFFにして、ジョ
ブローラ対30をオフセットポジションで停止させる。
その後、記録紙の後端がこのジョブローラ対30を通過
した時点で、今度はモータ45を逆転起動させ、シャフ
トカム42が矢示り方向に回転することによってジョブ
ローラ対30は矢示F方向に移動を開始し、シャッタ3
9がセンサ36の光路を遮断する位置に達した時点でモ
ータ45をOFFにして、ジョブローラ対18をホーム
ポジションで停止させ、次の記録紙の仕分けに備える。
なお、このジョブローラ対30のホームポジションへの
復帰動作は、次の記録紙の先端がジョブローラ対30に
到達するまでに終了するようになっている。
ところで、このレーザプリンタ本体2では、紙間隔(先
行する記録紙と次の記録紙との間隔)を狭めることによ
ってプリント速度をアップさせることができるように思
われるが、実際にはこの本体2に連結された両面ユニッ
ト3及びジョブセパレータ4の各付加装置の動作能力に
適合するプリント速度に抑えられ、それ以上を期待する
ことはできなかった。
もし仮に、紙間隔を狭めるようにした場合には、各付加
装置では次のような問題が発生する。
まず、両面ユニット3においては、工枚目の記録紙が搬
送ローラ対23を抜ける前に2枚目の記録紙が搬送ロー
ラ対21の直前に到達して、モータ56が低速に切り換
えられて1枚目の記録紙を低速に落として搬送させよう
とし、一方モータ57は高速回転を保持して1枚目の記
録紙を高速のまま搬送させようとするため、記録紙が引
っ張られて破損する。
したがって、その1枚目の記録紙をモータ56の回転速
度を上げることによってより高速な搬送でスイッチバッ
ク系へ送る方法が考えられるが、モータ56の回転を高
速にし過ぎるとトルクが減少するため、そのトルクの減
少を抑えた高価なモータと交換しなければならず、コス
トアップとなる。
ジョブセパレータ4においては、1枚目の記録紙が排紙
を終了してジョブローラ対30がオフセットポジション
からホームポジションに復帰し終る前に2枚目の記録紙
がジョブローラ30に到達し、その記録紙が排紙トレイ
28上に排紙された時にはその記録紙のストック位置が
所定位置からずれてしまう。
したがって、ジョブローラ30をホームポジションとオ
フセットポジションとの間の移動時間を短縮させる方法
が考えられるが、それを実現するにはモータ45に代え
て例えば高速回転用のモータを備えたり、あるいは大き
な負荷に耐えられるモータを用いると共に、例えばウオ
ームギヤ44のウオームホイールを歯数の少ないものに
変更しなければならない。
そこで、この実施例では第5図に示した本体制御部53
は第6図及び第7図に示すような処理を実行する。
第6図は、この実施例における本体制御部53によるデ
ータセット処理のメインルーチンを示すフローチャート
である。
このルーチンは電源が投入されるとスタートし、まず初
期設定として例えば定着温度の設定やエラーチエツク等
を行なった後、プリントの要求が有るか否か、すなわち
第5図のシステムコントローラ51からのプリント・リ
クエスト信号を受信したか否かを判別する。
そして、プリントの要求があれば、本体制御部53に備
えられている第8図(ロ)に示すキュー・バッファ(Q
UE BUFFER) 60及び紙間制御レジスタ61
へのデータセットを順次行ない、それが終了するとその
データをもとに給紙、搬送2画像形成等のプリント動作
を実行させ、プリント要求の判別処理に戻ってこの処理
を繰り返す。
なお、プリント動作のうちこの発明に直接関係する紙間
距離の調整については追って詳細に説明する。
一方、プリントの要求がなければ、プリント動作中か否
かを判別し、プリント動作中ならばプリント動作の処理
に進み、プリント動作中でなげればプリント要求の判別
に戻ってこの処理を繰り返す。
ここで、キュー・バッファ60へのデータセットについ
て第8図を参照して説明する。
第8図(イ)には本体制御部53内のCPUのアドレス
マツプが示されており、RAMにはアドレスoooo 
H〜osoo Hを、Ilo等にはアドレス10ooH
〜1800Hを、ROMにはアドレス8000 H−F
FFF)lをそれぞれ割り付けている。
そして、キュー・バッファ60は上記RAMに対するア
ドレスoooo H〜0500 Hのうち0000 H
〜004ドHを受は持ち、本体制御部53はその各アド
レスによって第8図(ロ)に示すキュー・バッファ60
にプリントすべき記録紙のプリント情報をデータとして
書き込む。
このプリント情報とは、テストプリントか否かの判別情
報、給紙カセットの指定コード、付加装置(両面ユニッ
ト3あるいはジョブセパレータ4)の指定コード、紙サ
イズの指定コード、記録紙のIDコード等のプリント動
作に必要な情報のことであり、キュー・バッファ60に
はこれらの情報を第8図(ロ)に示すように記録紙16
枚分記憶することができる。
第7図は、第6図における紙間制御レジスタ61へのデ
ータセットのサブルーチンを示すフローチャートである
なお、この各判別処理は第8図(ロ)に示したキュー・
バッファ60内のデータを参照して実行される。
このルーチンがスタートすると、まずステップので前回
給紙した記録紙の搬送先は両面ユニット3か否かを判別
する。
そして、その搬送先が両面ユニット3でなければ、ステ
ップ■で前回給紙した記録紙の排紙はオフセット排紙(
ジョブローラ対30によるオフセットポジションでの排
紙)か否かを判別し、オフセット排紙でなければステッ
プ■で紙間制御レジスタ61にデータD1をセットし、
それが終了すると第6図のメインルーチンへリターンし
てプリント動作の処理に進む。
また、前回給紙した記録紙がオフセット排紙ならば、ス
テップ■で今回給紙すべき記録紙の搬送先がジョブロー
ラ対30か否かを判別し、ジョブローラ対30でなけれ
ばステップ■へ進み、ジョブローラ対30ならばステッ
プ■で紙間制御レジスタ61にデータD2をセットして
、メインルーチンへリターンする。
一方、ステップのにおいて、前回給紙した記録紙の搬送
先が両面ユニット3ならばステップ■で今回給紙すべき
記録紙の搬送先が両面ユニット3か否かを判別し、両面
ユニット3でなければステップ■へ進み、両面ユニット
3ならばステップ■で紙間制御レジスタ61にデータD
3をセットして、メインルーチンへリターンする。
ここで、紙間制御レジスタ61に格納されるデータD1
〜D3について説明する。
第9図には、矢示方向に先行して搬送している記録紙S
1と、レジストローラ対15に先端が付き当てられた状
態で待機中の記録紙S2とが示されている。
その紙間距離として、それぞれ異なる3つの紙間距離Q
1〜Q3が選択的に決定される。但し、それらの関係は
QlくQlくQ3である。
したがって、データDi、D2.D3とは、それぞれu
t 、<12F 12aの各紙間距離を決定するための
データすなわち時間データに相当する。
この各データは予め第5図に示した本体制御部53内の
ROMに格納しである。
それによって、先行する記録紙S1が片面に画像形成処
理が施された後ジョブセパレータ4に搬送されて、ホー
ムポジションにセットされたジョブローラ対30によっ
て排紙される時には、本体制御部53がデータDiによ
る紙間隔が最小のQlになった時点でレジストローラ対
15及び給紙ローラ対14を駆動して待機中の記録紙S
2を再スタートさせるので1片面プリントモードで連続
プリントを行なう時には最も速いプリント速度でプリン
トを行なうことができる。
また、先行する記録紙SLが片面に画像形成処理が施さ
れた後ジョブセパレータ4に搬送されてジョブローラ対
30によってオフセットポジションに排紙され、一方記
録紙S2が片面に画像形成処理が施された後ジョブセパ
レータ4に搬送される時には、データD2による紙間隔
が中間のQlになった時点でレジストローラ対15及び
給紙ローラ対14を能動して記録紙S2を再スタートさ
せるので、両面ユニット3の動作能力に係わらず、ジョ
ブセパレータ4の動作能力に合わせた最大プリント速度
でプリントが行なえる。
さらに、両面プリントモード時において、先行する記録
紙S1が片面に画像形成処理が施された後両面ユニット
3に搬送され、次の記録紙S2も片面に画像形成処理が
施された後両面ユニット3に搬送される時には、データ
D3による紙間隔が最大の氾3になった時点で記録紙S
2をレジストローラ対15及び給紙ローラ対14により
再スタートさせるので1両面ユニット3の動作能力に合
わせたプリント速度でプリントできる。
次に、この発明の他の実施例を第10図に基づいて説明
する。
第10図には、レジストローラ対15により矢示方向に
先行して搬送している記録紙P1と、給紙ローラ対14
に先端が付き当てられた状態で待機中の記録紙P2とが
示されている。
その紙間距離として、それぞれ異なる3つの紙間距離a
4〜氾6が選択的に決定される。但し、それらの関係は
Q4〈I25くQ6である。
そこで、前述の紙間制御レジスタ61に格納されている
データDi、D2.D3をそれぞれQ4yQ5.Q6の
各紙間距離に決定するためのデータとすれば、第9図の
レジストローラ対15及び給紙ローラ対14によって記
録紙S2の再スタートタイミングを異ならせる手段に代
えて、給紙ローラ対14により記録紙P2の給紙スター
トタイミングを異ならせることによって適正なプリント
速度に調整することができる。
したがって、前述の実施例と同様な効果を得ることがで
きる。
なお、その他の構成及び作用については前述と同様なの
で説明を省略する。
以上、この発明をレーザプリンタに適用した実施例につ
いて説明したが、この発明はLEDプリンタ、液晶シャ
ッタプリンタ等の他の光プリンタには勿論、ワイヤドツ
トプリンタやサーマルプリンタ、インクジェットプリン
タ等のドツトプリンタ、さらにはデジタル複写機、ファ
クシミリ装置等の画像形成装置にも同様に広く適用し得
るものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明による画像形成装置によ
ると、使用しない搬送経路があればその搬送経路に備え
られている機器類等による動作能力に係わらず、最も速
い画像形成速度で画像形成動作を行なうことができるの
で、単位時間当たりの画像形成枚数が増加する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれこの発明の異なる基本構成
を示す機能ブロック図、 第3図はこの発明を実施するレーザプリンタの機構部を
示す概略構成図、 第4図は同じくそのジョブセパレータの概略構成を示す
斜視図、 第5図は同じくこのレーザプリンタの制御系を示すシス
テムブロック図、 第6図はこの実施例における本体制御部によるデータセ
ット処理のメインルーチンを示すフロー図、 第7図は第6図における紙間制御レジスタへのデータセ
ットのサブルーチンを示すフロー図。 第8図及び第9図はこの実施例の作用説明に供する説明
図、 第10図はこの発明の他の実施例の作用説明に供する説
明図である。 1・・・レーザプリンタ  2・・・本体3・・・両面
ユニット   4・・・ジョブセパレータ14・・・給
紙ローラ対  15・・・レジストローラ対50・・・
制御部 51・・・システムコントローラ 53・・・本体制御部   55・・・メインモータ6
0・・・キュー・バッファ 61・・・紙間制御レジスタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の搬送経路を有し、両面画像形成モード等の各
    画像形成モードを設定する画像形成モード設定手段と、
    該手段によつて設定された画像形成モードに応じて画像
    形成すべき記録紙を搬送する搬送経路を決定して記憶す
    る搬送経路記憶手段とを備えた画像形成装置において、 連続画像形成モード時に、搬送経路記憶手段に記憶され
    た搬送経路のうち先行する記録紙を搬送する搬送経路に
    基づいて、前記記録紙と次に給紙すべき記録紙との間隔
    を決定する紙間隔決定手段と、該手段によつて決定され
    た紙間隔に応じて、給紙した後レジストローラにより待
    機中の前記記録紙の該レジストローラによる再スタート
    タイミングを異ならせる再スタートタイミング変更手段
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。 2 複数の搬送経路を有し、両面画像形成モード等の各
    画像形成モードを設定する画像形成モード設定手段と、
    該手段によつて設定された画像形成モードに応じて画像
    形成すべき用紙を搬送する搬送経路を決定して記憶する
    搬送経路記憶手段とを備えた画像形成装置において、 連続画像形成モード時に、搬送経路記憶手段に記憶され
    た搬送経路のうち先行する記録紙を搬送する搬送経路に
    基づいて、前記記録紙と次に給紙すべき記録紙との間隔
    を決定する紙間隔決定手段と、該手段によつて決定され
    た紙間隔に応じて前記記録紙の給紙スタートタイミング
    を異ならせる給紙スタートタイミング変更手段を設けた
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP1225148A 1989-08-31 1989-08-31 画像形成装置 Pending JPH0387847A (ja)

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JPH0387847A true JPH0387847A (ja) 1991-04-12

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JP (1) JPH0387847A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5495326A (en) * 1991-04-26 1996-02-27 Sanyo Electric Co., Ltd. Sheet feeding control for an image forming apparatus
US7774152B2 (en) 2005-01-06 2010-08-10 Canon Kabushiki Kaisha Method of manufacturing image display apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5495326A (en) * 1991-04-26 1996-02-27 Sanyo Electric Co., Ltd. Sheet feeding control for an image forming apparatus
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