JPH0386541A - 絞りしごき缶成形性に優れた複合鋼板 - Google Patents

絞りしごき缶成形性に優れた複合鋼板

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JPH0386541A
JPH0386541A JP1221680A JP22168089A JPH0386541A JP H0386541 A JPH0386541 A JP H0386541A JP 1221680 A JP1221680 A JP 1221680A JP 22168089 A JP22168089 A JP 22168089A JP H0386541 A JPH0386541 A JP H0386541A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は缶容器、特に絞りしごき缶(DI缶)用の材料
に関するもので、少なくとも鋼板の缶内面に当たる面に
積層された樹脂フィルムは冷結晶化熱(Hf)が7 c
al/g以下、融解熱(Hr)が1Ocal/g以下で
いずれか一方もしくは両方を満足するもので、かつ密度
1.370以下、重量平均分子量が70000以下のポ
リエステル樹脂フィルムを有する、絞りしごき缶成形性
に優れた複合鋼板に関するものである。
[従来の技術] 缶容器を缶体という観点から分類すると、天蓋、連着、
胴からなる3ピ一ス缶と、連着と胴が−・体となったも
のと天蓋からなる2ピ一ス缶とに火きく分類される。
2ピ一ス缶は、現在D r D (Draw and 
Rcdraw)缶とD I (Draw and Ir
oning)缶が主に広く使用されている。特にDI缶
はビール、炭酸飲料缶用として生活に密着しており、製
造されている発数は年々増加している。
DI缶に使用される材料はアルミニウム、あるいは鋼板
にSnめっきを施したぶりきが用いられ、その使用量は
アルミニウムの方が多い。この理由はいろいろあるが、
主な理由はアルミニウムの方がぶりきに比べDIIIC
容易であること、また、材料自体の耐食性もよいのでD
I加工後の缶内面塗装は−・回塗装(シングルコート)
で済むこと等が挙げられる。
一方、ぶりきは加工性についてはアルミニウムと遜色の
ないまでに研究が進み、問題ないレベルまでに達してい
るが、耐食性に関しては、アルミニラと鉄の違いは如何
ともしがたく、DI加工後後世くとも二回の内面塗装(
ダブルコート)が必要となっている。
このダブルコートは、工程を増やし/[産性を低下させ
ると同時に缶コストアップとなっているため、シングル
コート、更にはゼロコートで使用できるDI−S缶用素
材の出現が待望されている。
こうした要望に応えるべく、例えば特開昭59−945
85号公報や特開昭54−132683号公報に見られ
るように、鋼板に塗装を施した後DI加工を行うといっ
た方法か開示されているが、実用性能、特に耐食性が十
分でなく実用化に至っていない。
また、耐食性の観点からは、上記先行技術に比べ樹脂フ
ィルムを積層させたラミネート缶がフィルム厚を適当に
選択することによって耐食性を向りさせることが期待で
きる。このような技術が、例えば特開昭60−1686
43号公報あるいは特開昭60−170532号公報に
開示されている。
しかしながら、前記先行技術においても、耐食性、製造
コスト等の点で問題があり、実用化されていない。
[発明が解決しようとする課題] 前述したように、現在用いられているDI−S缶用素材
としてのふりきは、耐食性の点からダブルコート以上が
必要で、工程のwII略化、更には缶コストの低減から
シングルコートでDI−A缶と同等の耐食性を有するD
I−S缶用素材の出現が望まれている。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記の実状に鑑みなされたもので、DIIIC
優れ、かつシングルコート更にはゼロコートで耐食性の
よいDI−S缶用素材を以下の手段によって提供しよう
とするものである。
即ち、本発明の特徴とするところは、 1、冷結晶化熱(11゜)が7 cal/g以“ドであ
ること、および融解熱(Hr)か1Ocal/g以下で
あることのいずれか一方または双方を満足するとともに
、密度が1.370以下、重鼠平均分子社が70000
以下のポリエステル樹脂フィルムを、少なくとも鋼板の
片面に有していることを特徴とする絞りしごき缶成形性
に優れた複合鋼板。
2、 Sn皮膜および/またはクロメート皮膜を有する
缶内面に相当する鋼板の片面に冷結晶化熱(IIC)が
7 cal/g以下であること、および融解熱(tb)
が10cal/g以下であることのいずれか一方または
双方を満足するとともに、密度が1.370以下、 t
ri量平均分子星が70000以下のポリエステル樹脂
フィルムを有するとともに、缶外面に相当する鋼板の他
の面に 0.5〜15g/m’のSn皮膜を有すること
を特徴とする絞りしごき缶成形性に優れた複合鋼板。
3、ポリエステル樹脂フィルムが10〜60μmの厚さ
を存するものである請求項1または2記載の絞りしごき
缶成形性に優れた複合鋼板。
にある。
[作用] 以下に本発明の詳細な説明する。
本発明の構成は、鋼板の少なくとも缶内面に当たる面に
、冷結晶化熱(Hc)が7 cal/g以下、融解M(
Hr)が10cal/g以下でいずれか一方もしくは両
方を満足するもので、かつその密度は1.370以ド、
ff1M平均分子量か70000以下のポリエステル樹
脂フィルムを有することから成っている。
本発明において、鋼板に積層するフィルムをポリエステ
ル樹脂に限定した理由、更にボリエステル樹脂の冷結晶
化熱、融解熱、密度、重量平均分子量、フィルム厚等を
限定した理由について以下に述べる。
本発明の複合鋼板はDI缶用素材であることは前述した
通りである。DI缶は周知のように絞りしごき缶と呼ば
れ、絞り加工(Draw)→再絞り加工(lledra
w)−*しごき加工(Iron ing)という工程を
経て成形されるが、しごき加工には二段しごき加工と三
段しごき加工か通常用いられ、前者を20−2■方式後
者を2D−31と呼ばれている。また、絞り加工はプレ
ス加工で行い、再絞り加工→しどき加工は別の成形機で
一度に成形される。
樹脂フィルムを積層させた複合鋼板のDI成形性は、絞
り加工および再絞り加工の段階においてば材料の伸びが
伴わないため加工時の発熱による板温(加工する板厚に
よって異なるが発明者らの測定では0.51no+の場
合、約100℃程度と推定)以上の融点を持つ樹脂では
一応加工は可能である。
しかし、しごき加工の場合は、例えば板厚0.3msの
ものが缶壁部の最も薄い部分は0.1mm程度の板J!
1となることから、加工時の発熱はいくらかクーラント
を使用しているとはいえ、板温は瞬時には少なくとも2
00℃以りとなると言われている。
勿論、加工時の発熱はしごき加工[方法、即ち2■方式
か3I方式かによって異なり、同じアイアニング率(D
I成形における加工率はアイアニング率で表されること
が多く、((元板厚−加工後缶壁部板厚)7元板厚)X
100で定義される)の場合、2■方式のほうが3■方
式より発熱は大きい。この発熱による板温の上昇はSn
めっき鋼板であるぶりきのアンメルト材が、DI加工後
メルトされたような光沢をもつようになることから、瞬
時にいかに発熱するかは容易に推定できる。
従って、樹脂の融点の低いもの、例えば融点165℃の
ポリプロピレンなとでは、いわゆるストリップアウト性
不良となり、つぶれた缶となってしまい正常な缶体はで
きない。このストリップアウト性不良は、単に樹脂の融
点だけでなく、樹脂自体の硬軟も影響していることはい
うまでもない。
かかる意味において、DI加工時の発熱に耐え、また樹
脂自体の比較的硬い樹脂としてポリエステル樹脂が最も
DI成形性に優れていることを、発明者らは見出した。
本発明において、積層させるフィルムをポリエステル樹
脂に限定したのは以上の理由によるものである。
次に、ポリエステル樹脂の冷結晶化熱(Hj、融解熱(
Hf)、密度、重量平均分子量を限定した理由について
述べる。
まず、密度について述べる。
本発明における積層されたポリエステル樹脂フィルムの
密度は1.370以下である。樹脂の密度が1.370
以下であるということは、ポリエステル樹脂が元々結晶
性のものであっても、鋼板に積層されたポリエステルフ
ィルムの結晶構造は非晶質となっていることを意味する
。前述したようにDI加−[は、しごき加エモ程で激し
い伸び加工が行われ、瞬時に約200!Ii程度材料か
伸ばされる。この伸びに対し、ポリエステル樹脂フィル
ムか結晶構造の場合は耐えられず、缶壁部の皮膜は1コ
を開けたような亀裂欠陥が生じる。この亀裂欠陥は特に
配向結晶、例えば延伸フィルムのような状態の時が最も
激しく、時には缶壁部が加工の途中で破断する場合があ
る。また、前述したアイアニング率が高い程亀裂欠陥の
生しる程度は激しい。
発明者等は研究の結果、このような現象がポリエステル
樹脂の結晶構造に起因するものであることを解明した。
この解明に基すいて発明者ら等は、缶壁部の積層皮膜に
亀裂欠陥の生じない、もしくは生じても軽微であるため
には、積層されているポリエステル樹脂フィルムの密度
は、1.370以ドと非晶質化する必要があることを見
出したものである。
次に、冷結晶化熱(Hc)を7 cal/g以下に限定
した理由について述べる。
本発明で通用されるポリエステル樹脂フィルムの結晶構
造は、鋼板に積層された状態では非晶質のものであるこ
とは前述した通りである。非晶質状態の樹脂を示差走査
熱量計(OSC)で熱的特性を調べると、樹脂によって
異なるが約100 N150℃に発熱ピークが見られる
。このピークが冷結晶化温度でありピークの大きさ(面
H4)が冷結晶化熱(Hc)である。この冷結晶化熱は
cal/gで表され、樹JOB 1 g中の非晶質から
結晶化する量の尺度を示している。DI加工において、
しごき加工に対してはこの非晶質の状態のまま加工され
るのが、理想的であることはいうまでもないが、結晶性
樹脂の場合しごき加工時の熱と伸びが、非晶質の内結品
に変わるものは結晶化し、更に配向結晶へと変化する。
しかも、この結晶化更には配向結晶化への変化はアイア
ニング率が約30亀を超えた時点から起こり始めるため
、それ以上のしごき加工を行う場合には缶壁部のアイア
ニング率の高い部分の積層皮膜フィルムは前述した亀裂
欠陥が発生する。
本発明のように冷結晶化熱が7cal/g以下の樹脂で
あると缶壁部の亀裂欠陥は生じることなく、良好なりI
成形缶が得られる。しかし、積層させたポリエステル樹
脂フィルムの冷結晶化熱が、7cal/gを超えると、
缶壁部の皮膜フィルムに欠陥が生じ始め耐食性の点で必
要な性能が得られない。
次に溶融熱(tb)についてであるが、本発明において
積層させたポリエステル樹脂フィルムの溶融熱は10c
al/g以下である。
非晶質状態の樹脂を示差走査熱量計(OSC)で熱的特
性を調べると、ガラス転位点が現れ次に冷結晶化の発熱
ピークが現れ、最後に吸熱ピークが現れる。このピーク
は樹脂の結晶が融解する温度であり、結晶樹脂の場合樹
脂の融点でもある。そしてこの吸熱ピークの大きさ(而
M)が融解熱(H「)である。この融解熱はcal/g
で表され、樹脂1g中の元々結晶している量とDSC測
定の昇温による冷結晶の和を示しており、この融解熱が
大きいことは結晶性の強い樹脂であることを示している
本発明では、積層させたポリエステル樹脂フィルムの融
解熱(Hf)は10ca17’g以下であるが、l。
ca17g以下であれば、DI加工時に生じる缶壁部の
亀裂欠陥は生しることなく、また生じても軽微であり耐
食性の点で実用に耐えるものが得られる。しかし、積層
させたポリエステル樹脂フィルムの融解熱か、10ca
l/gを超えるとDI加工により缶壁部の皮膜フィルム
に大きな亀裂欠陥が生じ、耐食性の点で実用性能が得ら
れない。かかる意味からは好ましくは9 cal/g以
下である。
本発明におけるポリエステル樹脂の重量平均分子量(M
W)は70000以下である。
周知のようにDI缶は、缶壁はしごき加工によって成形
され、缶底部はDI底成形rXjt後にトーマと呼ばれ
る缶底の形状をしたものにDI底成形れた缶底が当り、
プレス加工のような成形によって缶底が出来上る。この
時、積層されたフィルムにマイクロクラックが発生する
場合があり、このクラックは、当然のことながら缶体の
耐食性の点で問題となる。PET樹脂の重量平均分子量
を70000以下に限定した理由は、この缶底部のクラ
ック発生に対し重量平均分子量の効果があることを発明
者らは見いだしたものである。即ち、ff1l平均分子
量が70000超では、程度の差はあるものの大体缶底
部にクラックが発生する。しかし、70000以下にな
るとクラックの発生はかなり抑えられ、発生したとして
も皮膜の極表層だけに留まり、良好な缶体が得られる。
缶底部のクラックに対し、何故樹脂のtxt平均平均分
子形響しているのかは現時点では明確になっていないが
、おそらく非晶質化したPETIfI4脂フィルムの場
合、配向結晶状態と異なり分子量が小さい方が衝撃強度
、伸び特性が高いためと考えられる。重量平均分子量を
70000以下に限定した理由は、以上の理由によるも
のであるが、好ましくは68000以下が良い。
次に本発明に適用される、積層させるポリエステル樹脂
フィルムの厚みについて述べる。
本発明においては、フィルム厚みは10〜601mであ
る。DI加°[後の缶壁部は前述したように伸び加工さ
れており、アイアニング率に応じて薄くなっている。積
層させた樹脂フィルムも同じで、例えばアイアニング率
50主の場合は素地鋼板もフィルムも加工前板厚の約半
分になっている。従って、下限値10JJm以下では、
D【加工後の皮膜フィルムに加工による傷が素地鋼板に
達する場合があり、耐食性能が十分確保できないことが
ある。特に、鋼板に化成処理を施しただけの鋼板におい
ては問題となる。また、上限値60μmを超えても、耐
食性に対してさほど有効ではなく、性能的には飽和して
いる。
本発明を実施するに当って、積層させる樹脂フィルムの
厚みは、DI加工におけるアイアニング率、および鋼板
のSn皮膜の4′f無によって耐食性への効果、影響は
異なり、状況に応じて設計する必要があることはいうま
でもない。また、缶に充填する物の腐食程度によっても
、適用する厚みを変え、ることも可能である。
なお、本発明におけるポリエステル樹脂フィルムは、分
子鎖中に二重結合を含まない飽和ポリエステル樹脂で、
周知のように飽和多価カルボン酸と飽和多価アルコール
との重合体である。飽和多価カルボン酸としてテレフタ
ル酸、イソフタル酸、フタル酸、アジピン酸、セバシン
酸等が、また飽和多価アルコールとしてエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール
、1.4ブタジオール、ポリアルキレングリコールの誘
導体等があり、これらのホモポリマコポリマーの単体お
よびブレンドが適用される。
但し、通称PETと呼ばれているポリエチレンテレフタ
レートやPBTと呼ばれているポリブチレンテレフタレ
ートは冷結晶化熱、融解熱の点で本発明からは除外され
る。
なお、本発明におけるポリエステル樹脂フィルムの密度
とは、鋼板に積層させた樹脂フィルムを密度勾配管法で
測定したものを指す。
また、冷結晶化熱および融解熱は、鋼板に積層させたD
I加工前のフィルムをDSCで5℃/分の昇温速度で測
定し、そのカーブから冷結晶化熱(L)および融解熱(
Hr)を求めるが、本発明の場合は鋼板に積層する前の
元々のポリエステル樹脂フィルムをDSCで融点(T、
)を測定し、次いで同一フィルムをT、+30℃に昇温
した後、直ちに急冷し非晶質化したものを作成、この非
晶質化した樹脂を再度DSCカーブを測定しそのカーブ
から冷結晶化熱、および融解熱を求めたもので代替する
ことも可能である。
次に本発明に適用される。鋼板について述べる。
本発明はDI缶用素村に関するものである。前述したよ
うに、現在、鋼板を素材としたDI缶用材料はSnめっ
きを施したぶりきが用いられている。特に、DI缶の外
面になる面はしごき加工という過激な加工を受けるため
、良好な固体潤滑剤であるSn皮膜は、今のところ必須
となっている。
本発明においても、缶内面のみに樹脂フィルムを積層さ
せた場合は、缶外面に当たる面は固体潤滑剤としてのS
n皮膜は必要である。Sn皮膜を有する鋼板の場合、缶
外面はDI加工性の点で0.5〜15g/l112がよ
く、0.5g/m”以下゛では潤滑効果が得られず、か
じりや時には破断というトラブルが起こることがある。
また、15g/m2を超えても潤滑効果は飽和し、経済
的に不利である。缶内面に当たる面のSn皮膜は、本発
明においては必ずしも必須要件ではない。この理由は前
述したようにDI加工時の熱でSnが溶融することがあ
り、積層させた樹脂フィルムの密着性を低下させる要因
となり、時にはフィルム剥離となる場合があるためであ
る。
しかし缶内面の耐食性という観点からはSn皮膜があっ
た方が有利であり、DI加工時の発熱を確認した上で、
缶内面のSn皮膜の適用の是非を判断するのが賢明であ
る。
また、缶内面にSn皮膜を適用する場合は、耐食性と前
述の理由による密着性の低下の兼ね合から1〜10g/
m”が望ましい。
しかし、展延性金属としてSnを適用する場合は缶外面
に当たる面のみを主とし、缶内面に当たる面は鋼板に化
成処理を施したものとすることが望ましい。この場合の
皮膜構成は缶内面側からポリエステル樹脂フィルム/ク
ロメート処理皮1151/鋼板(Fc)/Sn皮膜/ク
ロメート処理皮膜となる。なお、ここでいうクロメート
処理とは、通常ぶりきに施されているケミカル処理と呼
ばれているクロメート処理や、T F S (Tin 
Free 5teel)と呼ばれている鋼板の皮膜であ
る、金属クロム・水和酸化クロム処理を指すものである
。クロメート処理に関しては、缶外面に当たる面に対し
ては本発明では必須要件ではないが、材料の一次防錆と
いう点からは行っておいたほうが良い。
次に、ポリエステル樹脂フィルムを鋼板に積層させる手
段について述べる。
本発明では積層させるポリエステル樹脂フィルムの結晶
構造は、非晶質化させたものである。この非晶質化させ
る方法は、樹脂を融点以上に加熱し結晶性を消滅させた
後、急冷することで得られる。従って、例えば鋼板にフ
ィルムを熱圧着し、更に樹脂の融点以上に加熱し水に浸
漬し急冷するな、との方法で得られる。熱圧着によるフ
ィルムの接着は、鋼板を所定の温度に熱する必要があり
、この鋼板を加熱する方法としては、加熱した炉の中を
通す方法や、鋼板に通電して加熱する通電加熱、更には
誘導加熱等が使用できる。
また、急冷の方法としては、前述した水に浸漬して急冷
する方法、冷えた空気を吹き付けて冷却する方法、空気
と水を同時に吹き付けて冷却する方法およびこれらの併
用等が使用できるが、いずれの方法を採用するにしろ、
冷却速度は十分に確保する必要がある。
以上本発明の構成、作用について説明したが、本発明を
実施することにより、良好な連続DI成形性を有し、か
つ耐食性の飛躍的向上により従来、スチールベースのD
I缶では内面ダブルコートか必須であったものがシング
ルコート、更には充填する内容物によっては無塗装のD
I缶が達成できるものである。
[実施例] 以下、実施例で本発明の効果を具体的に示す。
(実施例1〉 Sn付着量が缶外面側3g/112、缶内面側にはSn
皮膜はなく、TFS処理皮膜だけを有する鋼板(板厚:
 0.29m@、テンパー: T−1)の缶内面側に、
飽和多価カルボン酸としてテレフタル酸、イソフタル酸
、フタル酸、飽和多価アルコールとしてエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、ポリアルキレングリコ
ールの誘導体等を原材料とした、ポリエステル樹脂の1
5um、30μra、 50μmフィルムを熱接着し直
ちに急冷して積層複合鋼板を得た。各々の樹脂フィルム
の冷結晶化熱(He)、融解熱(llr)および重量平
均分子量(MW)は Aフィルム(Hc:3.7. llr:4.5. MW
:60000)、Bフィルム(Hc:2.4. Hf:
6.l、 MW:64000)。
Cフィルム(HC:6.7. H,:9.5. MW:
68000)、Dフィルム(Hc:4.7. Hr:9
.3. MW:68000)、Cフィルム(He:5.
2. Hr:8.8. MW:67000)、Fフィル
ム(Ifc:6.7.11.ニア、6. MW:650
00)、Cフィルム(He:6.1. It、:6.4
. Mlf:83000)、Hフィルム(Hゎ:6.5
. )Iy:8.6. MWニア0000)、■フィル
ム(He::1.8. H,:4.4. MW:610
00)、Jフィルム01c:2.8. H,::1.9
. MW:58000)、Kフィルム(Hcニア、3.
 H,:11.2. MW+75000)、Cフィルム
(Hcニア、5.11.:目、5. MWニア3000
)である。
マタ、比較(7) タメP E T (It、:8.5
. Hr:I2.0. MWニア5000)の40μm
フィルムについても熱接着し直ちに急冷して積層複合鋼
板を作成した。
積層された樹脂フィルムA〜LおよびPETの密度を測
定した結果、いずれも1.335〜1.370であり非
晶質である。更に比較として前述したCフィルムを熱接
着したのち徐冷し、結晶化したもの(Mフィルム)の複
合鋼板を作成した。密度は1.390であった。
こうして得た複合鋼板A−M、および比較のPET複合
鋼板の連続DIr&形性を、缶径211φ(350ml
ビール缶サイズ)で検討を行った。
その結果、DI成形性については全ての複合鋼板が10
0缶以上の連続DI成形が可能で、連MDI成形性は良
好であった。
更に、DI成形缶のフィルム健全性を調べるために、缶
の中に196 Naclに界面活性剤0.2零を含む水
溶液を入れ、缶体を陰梅、白金を陽極として+6vの過
電圧を掛けたときの電流値を測定したく以下、この試験
をQTV試験と称す〉。
また、DI成形缶の内面にエポキシ尿素系塗料を乾燥塗
膜厚か8μmになるようにスプレー塗装し、200℃で
10分焼き付けた。上塗り塗装を行った01缶について
も、QTV試験を行った。
なお、比較のため現行の市販されているぶりき01缶(
内南ダブルコート缶〉についてもQTV試験を行った。
結果を第1表に示す。第1表から分かるように、本発明
で得られるポリエステル樹脂フィルム積層複合鋼板の耐
食性は、現行の市販されているDI−3缶と同等以上の
性能を有し、内面シングルコート化更にはゼロコート化
が達成される。−方、本発明の対象外の複合鋼板および
比較に行ったPETフィルム積層鋼板は、連続DI成形
性は良好だが、耐食性の点で著しく劣る。
(、実施例2〉 Sn付着量か缶外面側10g/m”、缶内面側にはSn
皮膜はなく、TFS処理皮膜だけを有する鋼板(板厚:
 0.2911u11.テンパー: T−1)の缶内面
側に、実施例1の手順に従って、Aフィルム、Bフィル
ム、Cフィルム、Cフィルム、JフィルムおよびPET
フィルムの積層複合鋼板を作成した。こうして得た複合
鋼板について、実施例1の手順に従って、DI成形、Q
TV試験、内面上塗り塗装後のQTV試験を行った。
その結果は実施例1同様の結果で、本発明で得られる複
合鋼板の耐食性は、現行の市販されているぶりき01缶
と同等以上の性能を示し、内面シングルコート、更には
ゼロコートが達成される。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明で得られる複合鋼板は、優
れたDIJi形性を有している。また、耐食性について
も、加工後の内面塗装−回で、現行の市販されている内
面二回塗装のぶりき01缶と、同等かそれ以上の性能を
有し、耐食性のマイルドな内容物に対してはゼロコート
化が可能である。
従って、製缶メーカーでの工程省略化が可能となること
から、コストダウンが計れ、経済的メリットもあること
から、産業界への効果は大きいものがある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、冷結晶化熱(H_c)が7cal/g以下であるこ
    と、および融解熱(H_f)が10cal/g以下であ
    ることのいずれか一方または双方を満足するとともに、
    密度が1.370以下、重量平均分子量が70000以
    下のポリエステル樹脂フィルムを、少なくとも鋼板の片
    面に有していることを特徴とする絞りしごき缶成形性に
    優れた複合鋼板。 2、Sn皮膜および/またはクロメート皮膜を有する缶
    内面に相当する鋼板の片面に冷結晶化熱(H_c)が7
    cal/g以下であること、および融解熱(H_f)が
    10cal/g以下であることのいずれか一方または双
    方を満足するとともに、密度が1.370以下、重量平
    均分子量が70000以下のポリエステル樹脂フィルム
    を有するとともに、缶外面に相当する鋼板の他の面に0
    .5〜15g/m^2のSn皮膜を有することを特徴と
    する絞りしごき缶成形性に優れた複合鋼板。 3、ポリエステル樹脂フィルムが10〜60μmの厚さ
    を有するものである請求項1または2記載の絞りしごき
    缶成形性に優れた複合鋼板。
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