JPH038608A

JPH038608A - 倉庫設備の保管棚

Info

Publication number: JPH038608A
Application number: JP14458589A
Authority: JP
Inventors: Hajime Maeda; 一前田
Original assignee: Daifuku Co Ltd
Current assignee: Daifuku Co Ltd
Priority date: 1989-06-07
Filing date: 1989-06-07
Publication date: 1991-01-16
Anticipated expiration: 2011-10-16
Also published as: JP2544204B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、物品を収納自在な保管棚を有し、この保管棚
に対向して設けた受け渡し装置により、指示に応じて物
品の出し入れを行う倉庫設備の前記保管棚に関するもの
である。

従来の技術従来、上記のような保管棚としては、たとえば実開昭６
３−４９０９号公報に開示された構成が提供されている
。すなわち前後方向ならびに左右方向で所定間隔置きに
立設されたトラスと、これらトラスの左右の側面から左
右方向で隣接するトラ入側に向いて突出する腕木とから
なり、この腕木を、トラスの側面から連設した突出部材
と、突出部材の前後で対向する遊端間を連結した奥行部
材とから構成している。そして腕木の左右方向の中間か
ら受け材を上方へ突設している。

この従来形式によると、幅小パレットは、受け材により
位置ずれを防止した状態で腕木間に支持されることにな
る。

発明が解決しようとする課題上記の従来形式によると、腕木の溶接による製作、腕木
に対する受け材の溶接結合、トラスに対する腕木の溶接
結合など、多数の溶接工程が必要であり、かつコスト高
を招いていた。またトラスに対する腕木群の溶接結合は
精度よく行えず、そのため腕木の上下方向での間隔は、
精度低下を吸収すべく充分に取らなければならないこと
から格納効率が低下し、収納数が少ないものとなってい
た。

本発明の目的とするところは、製作、組立てを簡単に行
えながらも充分な精度を期待し得る倉庫設備の保管棚を
提供する点にある。

保管棚は、外枠体と、この外枠体内に水平方向で所定間
隔置きに配設したポスト体とからなり、このポスト体は
、板状のポスト部と、このポスト部の両側面から水平方
向に突出する上下方向に複数の受け部と、これら受け部
の中間から上方に突出する位置決め部とを一体成形して
構成している。

作用かかる本発明の構成によると、物品は、左右で対向する
受け部間で支持されることで保管し得、その際に位置決
め部によって左右の位置ずれが防止される。またポスト
体は、たとえばアルミニウムの押し出し成形などにより
、受け部間のピッチなどが正確なものを春易に得ら尻る
。

実施例以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図〜第４図において、１は上下方向ならびに水平方
向に複数の区画収納空間２を有する保管棚で、外枠体３
と、この外枠体３内に水平方向で所定間隔置きに配設し
たポスト体４とからなる。

前記外枠体３は、ベース板３Ａと、このベース板３Ａの
後部上面に配設した左右方向の下位横材３Ｂと、この下
位横材３Ｂから一定ピッチｐｔｔきに立設した縦材３Ｃ
と、これら縦材３Ｃの上端間に配設した後部上位横材３
Ｄと、この後部上位横材３Ｄの前方に連結材３Ｅを介し
て配設した前部上位横材３Ｆとにより構成される。前記
ポスト体４は、長形板状のポスト部４Ａと、このポスト
部４Ａの両側面から水平方向に突呂しかつ上下方向で所
定高さピッチＨおきに複数の受け部４Ｂと、これら受け
部４Ｂの中間から上方に突出する位置決め部４Ｃとから
なり、たとえばアルミニウムの押し出し成形により一体
成形して構成される。そしてポスト部４Ａの上端と下端
には、その肉厚を半分とし、かつ位相を互いに逆とした
段部４Ｄ。

４Ｅが形成され、これら段部４Ｄ、４Ｅの後部と前部、
ならびに中間レベルの後部に連結用孔４Ｆが形成されて
いる。前記縦材３Ｃの前面には二部材により厚肉チャン
ネル状に形成したガイドレール５が配設され、このガイ
ドレール５にポスト部４Ａの後部を差し込んだのち前記
連結用孔４Ｆを通る固定具（ボルトなど）６を介して連
結される。

前記ベース板３Ａから立設状の下位プレート７は、左右
の下位プレート７闇に位置した下位ステー８に固定具９
を介して連結され、さらに下位ステー８は固定具１０を
介してベース板３Ａに連結される。

前記下位プレート７の上端には、前記段部４Ｅとはめ合
い自在な段部７Ａが形成さ九、両段部４Ｅ。

７Ａの後部間は、前記固定具６を介してガイドレール５
側に連結され、また前部間はガイドレール５とは関係な
く固定具９を介して連結される。前部上位横材３Ｆ側か
ら垂下状の上位プレート１１は、左右の上位プレート１
１間に位置した上位ステー１２に固定具６を介して連結
され、さらに上位ステー１２は固定具１３を介して前部
上位横材３Ｆなどに連結される。前記上位プレート１１
の下端には、前記段部４Ｄとはめ合い自在な段部１１Ａ
が形成され、両段部４Ｄ、ＩＩＡの後部間は、前記固定
具６を介してガイドレール５側に連結され、また前部間
はガイドレール５とは関係なく固定具９を介して連結さ
れる。なおポスト体４の高さは保管棚１の規模に応じて
変化されるものであり、また段部４Ｄ。

４Ｅなどを利用して複数本（第３図において５本）が継
ぎ足されるものである。このような連結構造によって外
枠体３に複数のポスト体４を固定し得、そして左右なら
びに上下で対向する４つの受け部４Ｂによって区画収納
空間２を形成する。なお縦材３Ｃの近くには、区画収納
空間２に格納したケース（物品）１５の奥行き位置を規
制するシャフト状のストッパ１３が左右一対配設され、
これらストッパ１３はブラケット１４を介して縦材３ｃ
に支持される。

前記ケース１５は矩形箱状であって、その両側には被ク
ランプ部ＩＳＡが一体に形成されている。

上記のようにして構成された保管Ｗ１は、第３図、第４
図に示すように、通路２０を置いて一対配設され、通路
２０側が前面となる。この通路２０内１；は、保管１１
１１１１の前面に沿った一定経路２１上を走行自在な受
け渡し装［２２が設けられる。すなわち通路２０内には
法例レール２３が敷設され、この法例レール２３上に複
数の車軸２４を介して走行機体２５を載せるとともに、
走行機体２５側に走行駆動装！！２６を設けている。前
記走行機体２５から支柱枠２７が立設され、これに支持
案内される昇降台２８を設けるとともに、昇降駆動装置
２９を設けている。前記支柱枠２７の上端側は天井側レ
ール３０に【内される。前記昇降台２８上には出し入れ
装置３１が設けられ、この出し入れ装置３１は、縦軸心
３２の周りに旋回自在でかつ横移動３３自在なフォーク
支持部３４やフォーク３５などから構成される。なお保
管棚１の端部外方には荷捌き場１６が設けられる。

次に上記実施例の作用を説明する。

出庫作業を行うに際して、まず受け渡し装置２２を走行
させるとともに昇降台Ｚ＆を昇降させて、出し入れ装置
３１を目的とする区画収納空間２に対向させる。この目
的とする区画収納空間２に対向させる前後において、こ
の区画収納空間２にフォーク３５を向けている。この場
合に前工程でのフォーク３５の向きが同じであれば作動
しないが、逆であれば駆動装置が作動され、フォーク支
持部３４を縦軸心３２の周りで１８０度回転させる０次
いでフォーク駆動装置を作動させ、フォーク支持部３４
とともにフォーク３５を横移動させ、これによりフォー
ク３５は第１図に示すように、目的とするケース１５の
下方へ突入することになる。この突入後に、まず昇降台
２８を少し上昇させ、フォーク３５をケース１５の下面
に当接させて受け部４Ｂから持ち上げる。

そしてフォーク駆動装置などを前述とは逆作動させるこ
とで、ケース１５を昇降台２８上へ取り出せ得る。

その後、受け渡し装＠２２の走行や昇降台２８の昇降を
行い、そして出し入れ装！！３１を作動させることでケ
ース１５を荷捌き場１６へ出庫し得る。

なお荷捌き場１６のケース１５を保管棚１に入庫させる
作業は、上述とは逆動作により行える。

発明の効果上記構成の本発明によると、物品は、左右で対向する受
け部間で支持することにより保管することができ、その
際に位置決め部によって左右の位置ずれを防止できる。

そしてポスト体は、たとえばアルミニウムの押し出し成
形などにより、受け部間のピッチなどが正確なものを容
易に得ることができ、製作、組立てを簡単に行えながら
も充分な精度で収納効率を向上した保管棚を提供するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は保管棚の前面
を示す一部切欠図、第２図は同横断平面図、第３図は倉
庫設備の正面図、第４図は同一部切欠き側面図、第５図
〜第９図はポスト体を示し、第５図は正面図、第６図は
左側面図、第７図は右側面図、第８図は平面図、第９図
は第５図のＡ−Ａ断面図である。１・・・保管棚、２・・・区画収納空間、３・・・外枠
体。３Ａ・・・ベース板、３Ｂ・・・下位横材、３Ｃ・・・
縦材、３Ｄ・・・後部上位横材、３Ｅ・・・連結材、３
Ｆ・・・前部上位横材、４・・・ポスト体、４Ａ・・・
ボスト部、４Ｂ・・・受け部、４Ｃ・・・位置決め部、
４Ｄ、４Ｅ・・・段部、４Ｆ・・・連結用孔、５・・・
ガイドレール、７・・・下位プレート、８・・・下位ス
テー、　１１・・・上位プレート、１２・・・上位ステ
ー、１５・・・ケース（物品）、１６・・・荷捌き場、
２１・・・一定経路、２２・・・受け渡し装置、２８・
・・昇降台、３１・・・出し入れ装置、３２・・・縦軸
心、３４・・・フォーク支持部、３５・・・フォーク。

Claims

【特許請求の範囲】

１、外枠体と、この外枠体内に水平方向で所定間隔置き
に配設したポスト体とからなり、このポスト体は、板状
のポスト部と、このポスト部の両側面から水平方向に突
出する上下方向に複数の受け部と、これら受け部の中間
から上方に突出する位置決め部とを一体成形して構成し
たことを特徴とする倉庫設備の保管棚。