JPH038565Y2 - - Google Patents

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JPH038565Y2
JPH038565Y2 JP14505387U JP14505387U JPH038565Y2 JP H038565 Y2 JPH038565 Y2 JP H038565Y2 JP 14505387 U JP14505387 U JP 14505387U JP 14505387 U JP14505387 U JP 14505387U JP H038565 Y2 JPH038565 Y2 JP H038565Y2
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JP
Japan
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flap
glue
opening
lid
gluing
Prior art date
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JP14505387U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、フラツプを有する箱の糊付装置に関
する。
「従来の技術」 従来、糊付装置として、箱本体の開口部一側に
設けられ、糊が塗布されてその開口部に向けて折
曲げられる糊代フラツプと、上記開口部の他端に
設けられるとともにその開口部に向けて折曲げら
れ、上記糊の塗布された糊代フラツプに重合接着
されて上記開口部を閉鎖する蓋フラツプと、上記
箱本体を搬送する箱搬送機構と、上記糊代フラツ
プに糊を塗布する糊付機構と、上記糊代フラツプ
および蓋フラツプを折曲げて蓋フラツプを糊の塗
布された糊代フラツプに重合接着させる折曲げ機
構とを備えたものが知られている。
「考案が解決しようとする問題点」 この種の糊付装置においては、通常、上記蓋フ
ラツプは糊代フラツプに糊を塗布する以前に開口
部に向けて折曲げが開始されるが、糊を塗布した
糊代フラツプを先に折曲げてそれに蓋フラツプを
重合させる必要があることから、糊代フラツプに
糊を塗布する際には、蓋フラツプの先端は糊代フ
ラツプに近接していてもそれから離隔された位置
までしか折曲げられておらず、したがつてその状
態では、上記蓋フラツプが上記開口部を実質的に
閉鎖することはなかつた。
しかるに従来、その状態で糊代フラツプに糊を
塗布すると、上記蓋フラツプと糊代フラツプとの
間隙から箱本体内に糊が飛散して箱内の収容物に
糊が付着する危険性があつた。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上述した事情に鑑み、上記糊付装置に
おいて、上記蓋フラツプを、上記糊代フラツプに
糊が塗布される前に上記開口部に近接させてその
開口部を実質的に閉鎖させる閉鎖位置と、上記糊
代フラツプに糊が塗布された後に上記開口部から
離隔させて上記糊代フラツプの蓋フラツプ内側へ
の折曲げを許容させる離隔位置とに移動させる折
曲げ解放手段を設けるようにしたものである。
「作用」 上述した構成によれば、糊付機構によつて糊代
フラツプに糊を塗布する際には、箱本体の開口部
を蓋フラツプで実質的に閉鎖することができるた
め、糊が周囲に飛散するようなことがあつても収
容物に糊が付着することが防止できる。そして、
糊代フラツプに糊を塗布した後においては、上記
蓋フラツプを開口部から離隔させて糊代フラツプ
の蓋フラツプ内側への折曲げを許容させているの
で、蓋フラツプを糊代フラツプに円滑に重合させ
て両者を確実に接着させることができる。
「実施例」 以下図面実施例について本考案を説明すると、
第1図において、箱本体1は箱搬送機構2によつ
て所定の間隔毎に矢印方向に連続して搬送される
ようになつており、その内部に所定本数の容器3
を相互に接触させた状態で収容している。
各箱本体1は、その上部開口部1aの搬送方向
後方側に、糊が塗布されて開口部1aに向けて搬
送方向前方側に折曲げられる糊代フラツプ1bを
備えるとともに、上記開口部1aの搬送方向前方
側に、開口部1aに向けて搬送方向後方側に折曲
げられ、上記糊の塗布される糊代フラツプ1bに
重合接着されて上記開口部1aを閉鎖する蓋フラ
ツプ1cを備えており、さらに第2図に示すよう
に、上記蓋フラツプ1cの両側に、その蓋フラツ
プ1cと同一平面内で両側外方に延びる側部フラ
ツプ1dを備えている。
上記箱搬送機構2の上方所要位置には、糊代フ
ラツプ1bに糊を塗布する糊付機構4を固定フレ
ーム5に取付けてあり、この糊付機構4によつて
上記糊代フラツプ1bの搬送方向後方側の表面
に、したがつて糊代フラツプ1bを開口部1aに
向けて折曲げた際の上面に、糊6を射出塗布する
ことができるようにしている。
また上記糊付機構4によつて糊代フラツプ1b
に糊を塗布する塗布位置に、箱本体1の各フラツ
プ1b,1cを折曲げる折曲げ機構7を設けてあ
り、この折曲げ機構7は、上記固定フレーム5に
固定されて蓋フラツプ1cの両側に設けた側部フ
ラツプ1dに係合し(第2図参照)、かつ箱本体
1の前進に伴なつてその側部フラツプ1dと蓋フ
ラツプ1cとを搬送方向後方側に折曲げる一対の
固定折曲げ部材8を備えている。
上記各固定折曲げ部材8は、搬送方向に沿つて
上下に位置を異ならせた2つの水平部分8a,8
bを備えており、搬送方向後方側に位置する水平
部分8aを他の水平部分8bよりも低位置に設定
し、この水平部分8aによつて側部フラツプ1d
および蓋フラツプ1cの上端部を、鉛直方向上方
に向いた糊代フラツプ1bの上端部よりも下方位
置まで折曲げさせ、それによつて上記蓋フラツプ
1cで開口部1aを実質的に閉鎖させることがで
きるようにしている。
これに対し、上記水平部分8aよりも高位置に
設けた他方の水平部分8bは、上記蓋フラツプ1
cの上端部を鉛直方向上方に向いた糊代フラツプ
1bの上端部よりも僅かに上方位置まで折曲げる
高さ位置に設定してあり、蓋フラツプ1cが上記
低位置の水平部分8aから高位置の水平部分8b
に移動され、それによつて蓋フラツプ1cの上端
部が箱本体1の自己の弾性によつて上昇された際
には、上記糊代フラツプ1bの搬送方向前方側へ
の折曲げを阻害することがないようにしている。
したがつて本実施例では、上記各固定折曲げ部
材8は折曲げ機構7の一部を構成すると同時に、
上記蓋フラツプ1cを、上記糊代フラツプ1bに
糊が塗布される前に上記開口部1aに近接させて
その開口部1aを実質的に閉鎖させる閉鎖位置A
と、上記糊代フラツプ1bに糊が塗布された後に
上記開口部1aから離隔させて上記糊代フラツプ
1bの蓋フラツプ1c内側への折曲げを許容させ
る離隔位置Bとに移動させる折曲げ解放手段9を
構成するようになる。
さらに上記折曲げ機構7は、上記蓋フラツプ1
cが閉鎖位置Aから離隔位置Bへ移行された直後
位置において、上記固定フレーム5に第1図の実
線と想像線との間で揺動自在に設けた可動折曲げ
部材10と、上記固定折曲げ部材8よりも下流側
位置において上記固定フレーム5に取付けた圧接
部材11とを備えている。
上記可動折曲げ部材10は、上記一対の固定折
曲げ部材8に係合することなくその間を通過して
くる糊代フラツプ1bに係合し、蓋フラツプ1c
が離隔位置Bへ移行された直後に糊代フラツプ1
bを開口部1aに向けて搬送方向前方側に折曲げ
るようになつている。他方、上記圧接部材11
は、上記固定折曲げ部材8の高位置の水平部分8
bで支持されている蓋フラツプ1cに係合してこ
れをさらに下方に折曲げさせ、既に糊6が付着さ
れて搬送方向前方側に折曲げられている糊代フラ
ツプ1bにその蓋フラツプ1cを重合させて、両
者を接着させるようになつている。
以上の構成において、上記箱搬送機構2によ
り、糊代フラツプ1b、蓋フラツプ1cおよび側
部フラツプ1dを鉛直上方に向けた状態で箱本体
1が搬送されてくると、まずこの箱本体1の側部
フラツプ1dが固定折曲げ部材8の先端部に当接
し、この側部フラツプ1dおよび蓋フラツプ1c
が一体的に搬送方向後方側に折曲げられる。
そして側部フラツプ1dの上端部が固定折曲げ
部材8の低位置の水平部分8aに係合して閉鎖位
置Aに位置されると、上記蓋フラツプ1cの上端
部は鉛直方向上方に向いた糊代フラツプ1bの上
端部よりも下方位置まで折曲げられるようにな
り、したがつて蓋フラツプ1cが糊代フラツプ1
bと共に箱本体部1の開口部1aを実質的に閉鎖
するようになる。
この状態となると、上記糊付機構4から糊代フ
ラツプ1bに向けて糊6が射出塗布され、この
際、射出された糊6が周囲に飛散しても、上述の
ように箱本体1の開口部1aが蓋フラツプ1cお
よび糊代フラツプ1bによつて実質的に閉鎖され
ているので、飛散した糊6が箱本体1内の容器3
に付着することはない。
上記糊6が糊代フラツプ1bに塗布されると、
上記側部フラツプ1dの上端部は固定折曲げ部材
8の低位置の水平部分8aから高位置の水平部分
8bに移動するようになり、したがつて蓋フラツ
プ1cは閉鎖位置Aから離隔位置Bへ移行され
る。そしてこの状態となると、上記可動折曲げ部
材10が実線で示す位置から想像線で示す下降端
の位置まで移動され、鉛直上方に向いていた糊代
フラツプ1bを搬送方向前方側に折曲げて糊代フ
ラツプ1bを蓋フラツプ1cの内側に折込ませ
る。
すると、上記圧接部材11が蓋フラツプ1cに
係合してこれを更に下方に押圧するようになるの
で、蓋フラツプ1cが糊代フラツプ1bに重合圧
接されて両フラツプ1b,1cが接着され、さら
にこの後、図示しない糊付機構により箱本体1の
左右に糊が塗布されるとともに、左右一対の圧接
部材によつて上記各側部フラツプ1dが下方に折
曲げられて箱本体1に接着され、箱が完成され
る。
なお、上記実施例では固定フレーム5に固定し
た固定折曲げ部材8に折曲げ解放手段9の機能を
持たせているがこれに限定されるものではない。
例えば可動折曲げ部材10と同様な揺動可能な折
曲げ解放手段を設け、この折曲げ解放手段によつ
て蓋フラツプ1cを閉鎖位置Aから離隔位置Bへ
移動させるようにすることができる。このような
折曲げ解放手段の構成は、特に箱本体1が側部フ
ラツプ1dを有しない場合に有効であり、また該
折曲げ解放手段を上記圧接部材11に兼用させる
ことも可能となる。
「考案の効果」 以上のように、本考案によれば、箱内の収容物
に糊が付着することを有効に防止することができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は第1図の−線に沿う断面図である。 1……箱本体、1a……開口部、1b……糊代
フラツプ、1c……蓋フラツプ、1d……側部フ
ラツプ、2……箱搬送機構、3……容器、4……
糊付機構、6……糊、7……折曲げ機構、8……
固定折曲げ部材、8a,8b……水平部分、9…
…折曲げ解放手段、10……可動折曲げ部材、1
1……圧接部材、A……閉鎖位置、B……離隔位
置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 箱本体の開口部一側に設けられ、糊が塗布され
    てその開口部に向けて折曲げられる糊代フラツプ
    と、上記開口部の他側に設けられるとともにその
    開口部に向けて折曲げられ、上記糊の塗布された
    糊代フラツプに重合接着されて上記開口部を閉鎖
    する蓋フラツプと、上記箱本体を搬送する箱搬送
    機構と、上記糊代フラツプに糊を塗布する糊付機
    構と、上記糊代フラツプおよび蓋フラツプを折曲
    げて蓋フラツプを糊の塗布された糊代フラツプに
    重合接着させる折曲げ機構とを備えた糊付装置に
    おいて、 上記蓋フラツプを、上記糊代フラツプに糊が塗
    布される前に上記開口部に近接させてその開口部
    を実質的に閉鎖させる閉鎖位置と、上記糊代フラ
    ツプに糊が塗布された後に上記開口部から離隔さ
    せて上記糊代フラツプの蓋フラツプ内側への折曲
    げを許容させる離隔位置とに移動させる折曲げ解
    放手段を設けたことを特徴とする糊付装置。
JP14505387U 1987-09-22 1987-09-22 Expired JPH038565Y2 (ja)

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JP14505387U JPH038565Y2 (ja) 1987-09-22 1987-09-22

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JP14505387U JPH038565Y2 (ja) 1987-09-22 1987-09-22

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JPH038565Y2 true JPH038565Y2 (ja) 1991-03-04

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ID=31413305

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005225496A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 段ボールケーサおよび包装方法

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