JPH0220483B2

JPH0220483B2 -

Info

Publication number: JPH0220483B2
Application number: JP59117414A
Authority: JP
Inventors: Shii Shaaman Aaru; Baado Piiru Guriin Junia Jeemuzu
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-06-07
Filing date: 1984-06-07
Publication date: 1990-05-09
Also published as: CA1272116A; GB8517928D0; NL8401802A; DE3421260A1; FR2547277B1; GB2161131B; FR2547277A1; NL187306C; GB2144391A; GB2161131A; NL187306B; GB2144391B; GB8414432D0; US4519181A; JPS6023106A; IT8448333A0

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、カートンに複数の製品を包装するた
めのスリーブカートン組立て、詰めこみ、密封機
械に関し、特に、カートンの端部パネルをカート
ンのダストフラツプに対して折り曲げ、端部パネ
ル及びダストフラツプを一緒に押圧してカートン
を密封し、包装操作を完了するような端部パネル
折りたたみ、密封装置に関する。

折りたたんだ状態のスリーブカートン素材を組
立て、そのように形成されたスリーブを包装すべ
き製品を詰めこみ、カートンのダストフラツプと
端部パネルを密封して１つの包装体を形成するス
リーブカートン機械は、飲料缶を12個のパツク等
に包装するためにビール及びソフトドリンク業界
で広く使用されている。これらのスリーブカート
ン機械は普通、カートンの端部パネルをカートン
のダストフラツプに対して折り曲げ、それらを一
緒に押圧する静止折りたたみバーを使用し、それ
と同時に端部パネルとダストフラツプ間に、にか
わが塗着されカートンは密封される。

静止の折りたたみバーを使用したスリーブカー
トン機械は毎分、約150個の割合でカートンを包
装する。しかしながら、ビールやソフトドリンク
飲料の需要が増すにつれて、工業界はもつと多く
の製品を包装できるようにその機械の包装割合を
増加させる必要が生じた。従来の機械の静的折り
たたみバーは１つの問題を提供する。その静的折
りたたみバーは、端部パネルが静止バーによりダ
ストフラツプに対して折り曲げられ、押圧される
時、端部パネルに抗力をかける。この事によりカ
ートンは四角形から変形し、端部パネルがカート
ンのダストフラツプや側部と適切に並ばなくな
る。この事により審美的問題が生じる。カートン
パネルとフラツプの不一致はカートンの外観を歪
んだみにくいものにする。更に、カートンの側壁
をこえて突出する端部パネルのコーナーは他の包
装体にひつかかる。この事はそのような包装体の
取扱いや積み重ねを困難にし、端部パネルの破損
にもなる。

そこで、本発明のカートン組立て、詰めこみ及
び密封機械は独特の端部パネル折りたたみ且つ、
カートン密封組立体を備える。本発明は静止折り
たたみバーを使用せず、機械の停止時に端部パネ
ルを折りたたむための補助端部パネル折りたたみ
組立体をも必要としない。

本発明の端部パネル折りたたみ及びカートン密
封組立体は、一対の上方折りたたみプレートと一
対の下方折りたたみプレートとを有する。これら
のプレートはカートンコンベアのすぐ近くで、し
かもその各側に位置する。各折りたたみプレート
は回転折着体を介して一対のクランクに装着さ
れ、そのクランクは一サイクルを通して折りたた
みプレートを移動させるようになつており、そこ
でプレートは端部パネルをダストフラツプに対し
て折り曲げ、端部パネルをダストフラツプに対し
て押圧し、その時、端部パネルとダストフラツプ
の間に、にかわを塗着する。この折りたたみ及び
密封周期のあいだ、クランクによつて折りたたみ
プレートに伝達される動きは又、それらのプレー
トを下流方向へ移動させ、その時、プレートは端
部パネルと接触する。これは端部パネルに作用す
る抗力を非常に減退させるか、それともなくし、
端部パネルの不一致を生じさせることなく、その
ような機械の操作速度を毎分200個まで上げるこ
とができた。

本発明のもう１つの効果は、補助端部パネル折
りたたみ機構を必要としない。普通の休止時に、
折りたたみプレートの駆動装置は、その折りたた
み、密封サイクルの事実上中間点で折りたたみプ
レートを止めるようにコントロールされ、それに
よつて折りたたみ及び密封位置にあるいかなるカ
ートンも密封されることを確実にする。

本発明にその他の目的及び効果は、添付図面に
関連しながら次の説明から一層明らかとなるであ
ろう。

第１，２図の概略平面図及び正面図はスリーブ
カートンの組立て、詰めこみ及び密封機械１０の
種々の位置を示す。この機械はスリーブカートン
のホツパー供給位置１２と、カートンコンベアシ
ステム１４と、製品供給位置１６と、製品詰めこ
み位置１８と、にかわ付け及び密封位置２０と、
放出位置２２とを有する。

第８〜１０図に示すように、スリーブカートン
２４の各々は、頂部パネル２６と、底部パネル２
８と、実線に沿つて蝶番状に接合される側部パネ
ル３０，３２とで成り、１つのスリーブを形成す
る。更に各カートンは、側部パネルの端部に蝶番
状に接合したダストフラツプ３４，３６，３８，
４０と、頂部パネル及び底部パネルの端部に蝶番
状に接合した端部パネル４２，４４，４６，４８
とを有する。そのダストフラツプと端部パネル
は、カートンに詰めこむべき製品を詰めこんだの
ち、カートンの端部を閉鎖する手段となる。

機械１０の全ての位置は、にかわ付け及び密封
位置を除いて従来の人工位置の状態にある。マン
ビル・フオレスト・プロダクツコーポレーシヨン
のターゲツテーヤアンドターゲツテーヤ高速度包
装機械は、本発明のユニークなにかわ付け及び密
封位置を使用した機械の典型であり、そのような
機械の操作についてここで説明する。

スリーブカートン２４は、ホツパー供給位置１
２から機械１０へ送られる。そのホツパー供給位
置は、ホツパー５０を有し、そこでスリーブカー
トン２４は平たい折りたたみ形に保持される。平
たく折りたたんだスリーブカートン２４は分配、
開放機構によりホツパーから引つぱられ、その機
構は、開放したスリーブカートンをカートンコン
ベアシステム１４へ送る。スリーブカートン２４
が開く時、ダストフラツプ３４，３６，３８，４
０は側部パネル３０，３２と平行に突出し、スリ
ーブカートンの詰めこみを邪魔することはない。
下方端部パネル４２，４４は下方に折り曲がり、
上方端部パネル４６，４８は上方へ折り曲げら
れ、製品詰めこみ位置１８でスリーブカートン内
へ製品を詰めこむことができるように、下方及び
上方折りたたみバーによりスリーブカートンの開
放端から保持される。

スリーブカートンコンベアシステム１４は固定
中心金属ベツドプレート５４と、下方フライトバ
ーコンベア５６と、上方フライト突出コンベア５
８とを有する。その中心金属ベツドプレート５４
はホツパー供給位置１２から放出位置２２を通つ
て下流へ伸長する。下方フライトバーコンベア５
６は、スリーブカートンの尾側パネルと接触する
一連のフライトバー６０で成る。それらのフライ
トバー６０は一対の駆動チエン６２で接続し、ベ
ツドプレート５４の上方に離れて位置し、そのベ
ツドプレート５４の上面の上を下流へ移動し、ス
リーブカートン２４をホツパー供給位置１２から
放出位置２２へ機械１０を通つて運ぶ。上方フラ
イト突出コンベア５８はは一連の対をなした突起
６４を有し、各対の突起はフライトバーコンベア
のフライトバー６０の真上に位置する。それらの
対をなした突起は駆動チエン６６により接続され
る。それらの突起はスリーブカートンの尾側パネ
ルの上縁と接触し、フライトバー６０と一しよに
なつてその機械を通つてスリーブカートンを運
ぶ。

製品供給コンベア１６は、包装製品をホツパー
供給位置のいづれかの側で製品詰めこみ位置へ送
る。その製品詰めこみ位置１８は、ホツパー供給
位置１２とカートンコンベアシステム１４との反
対側に位置する一対のスライドプレート６８を有
する。それらのスライドプレートは各々、組をな
した案内リブ７０を備え、それらのリブはスライ
ドプレートの表面上へ突出し、製品供給コンベア
から、製品をスリーブカートンの開放側へ詰めこ
む位置まで伸長する。第１，２図に示すように、
フライトバー６０はスライドプレート６８を横切
つて伸長する。従つて、カートンスリーブへ詰め
こまれるべき製品が製品供給コンベア１６により
製品詰めこみ位置へ送られる時、それらの装品は
フライトバー６０に接触し、下流へ運ばれる。案
内リブ７０が湾曲しているために、フライトバー
６０が製品を下流へ移動させる時、それらの製品
はカートンコンベアシステム１４へ案内される。
案内リブ７０がベツドプレート５４の側部近くで
終わるところの位置において、フライトバー６０
が案内リブ７０と共に下流へ移動することによ
り、製品はフライトバーにより運ばれたスリーブ
カートン２４の開放端へ詰めこまれる。

製品が各スリーブカートン２４内へ詰めこまれ
たのち、その詰めこまれたスリーブカートンが詰
めこみ位置１８を離れる時、端部パネルは上方及
び下方折りたたみバーにより釈放される。それか
らダストフラツプと端部パネルが閉じ、にかわ付
け及び密封位置２０で一緒に密封され、そこで出
来上つた包装体はそれから放出位置２２へ送ら
れ、そこで保管、或いは輸送のために送り出され
る。にかわ付け及び密封位置の装置とその働きに
ついてはここで詳しく説明する。

第３〜７図に示すように、にかわ付け及び密封
位置２０は、一対のダストフラツプ折りたたみフ
インガー７２，７２′と、一対の静止ダストフラ
ツプ折りたたみ杆７４，７４′と、一対の下方端
部パネル折りたたみ杆７６，７６′と、二対のに
かわガン７８，７８′と、一対の下方端部パネル
折りたたみ組立体８０，８０′と、一対の上方端
部パネル折りたたみ組立体８２，８２′とを有す
る。

ダストフラツプ折りたたみフインガー７２，７
２′と、静止ダストフラツプ折りたたみ杆７４，
７４′とは共働して各カートンの先行ダストフラ
ツプと尾部ダストフラツプとを折りたたむので、
カートンの各端部にあるダストフラツプは第９図
に示すように、お互いに向つて内方へ伸長する。
静止のダストフラツプ折りたたみ杆７４，７４′
はベツドプレート５４の各側でお互に直接対向し
て位置する。折りたたみ杆７４，７４′はベツド
プレートの横辺縁部の近くに装着されるが、ダス
トフラツプの高さのほぼ半分の距離だけ、これら
の辺縁部の上方に離れて位置する。折りたたみ杆
７４，７４′の先行端近くには、一対の折りたた
みフインガー７２，７２′が装着される。その折
りたたみフインガーは、そのフインガーがベツド
プレート５４の辺縁割近くを通過する時、垂直軸
のまわりでしかも下流方向へ回転する。ベツドプ
レートの上方への折りたたみフインガーの高さは
又、ダストフラツプの高さの約半分である。

対をなした静止の下方端部パネル折りたたみ杆
７６，７６′は、ベツドプレート５４の辺縁部の
両側でお互いに真向いに装着され、しかも、前記
辺縁部から横方向へ間隔をおいて位置する。折り
たたみ杆７６，７６′の先行端はベツドプレート
の水平板の下方へ折り曲がるので、折りたたみ杆
７６，７６′はスリーブカートン２４の下端パネ
ル４２，４４の下へ挿入できる。折りたたみ杆７
６，７６′の主部分は、下方端部パネルを水平線
より約20゜の角度まで持ち上げるのに十分な距離
だけベツドプレートの水平面の上を水平に伸長す
る。

二対のにかわガン７８，７８′がベツドプレー
ト５４の辺縁部の両側にお互いに向かい合つて、
しかも、その辺縁部から横方向へ離れたところに
装着される。ベツドプレート５４の水平面から上
方へのにかわガンの高さは、スリーブカートン２
４の高さの約半分であり、各対のガンのノズル
は、他方の対のにかわガンへ向つて事実上水平方
向へ内向きに位置する。各対のにかわガンとにか
わガンとの間の間隔は、ダストフラツプの中間点
と中間点との間の距離塁に等しい。そのにかわガ
ンは、にかわ付け及び密封位置において、下方端
部パネル４２，４４と下方端部パネル折りたたみ
組立体８０，８０′との間の接触直前に、ダスト
フラツプの中間点とにかわガンとが一線に並ぶ位
置に装着される。

下方端部パネル折りたたみ組立体８０，８０′
の各々は、折りたたみパネル８４，８４′と、一
対のクランク組立体８６，８６′とを有する。折
りたたみプレートは平たくて、その長さはスリー
ブカートンの幅に事実上等しく、各下方コーナー
で、クランク組立体のクランク腕８８，８８′に
回転装置される。プレート８４，８４′は、端部
パネル折りたたみ杆７６，７６′と、ダストフラ
ツプ折りたたみ杆７４，７４′との間で、ベツド
プレート５４の横行辺縁部の近くで垂直面を移動
するように装着される。下方端部パネル折りたた
み組立体８０，８０′の各クランク腕は、長さが
お互いに等しく、しかも、お互いに平行をなす。
従つて、下方端部パネル折りたたみ組立体８０，
８０′の折りたたみプレート８４，８４′は、第３
図の位置に対応する位置から、即ち、プレートが
その折りたたみ及び密封サイクルを開始するとこ
ろの位置から上方及び下方組立体の折りたたみプ
レートが殆んど合致するような折りたたみ及び密
封サイクルを通して、第４図に示す第２位置へ、
それからその折りたたみ密封サイクルの終りに第
５図に示す第３位置へ一体として移動する。その
折りたたみプレート８４，８４′はそれからその
サイクルの下180゜を通過し、第３図に示す位置へ
戻る。

上方端部パネル折りたたみ組立体８２，８２′
の各々は、折りたたみプレート９０，９０′と、
一対のクランク組立体９２，９２′とを有する。
折りたたみプレートは平たくて、その長さはスリ
ーブカートンの幅に事実上等しく、各上部コーナ
ーがクランク組立体９２，９２′のクランク腕９
４，９４′に回転自在に装着される。プレート９
０，９０′は下方折りたたみプレート８４，８
４′の真上で、垂直面を移動するように装着され
る。クランク組立体９２，９２′の各クランクの
クランク腕９４，９４′は長さがお互いに等しく、
しかも、下方クランク組立体のクランク腕の長さ
に等しい。上方クランク組立体のクランク腕は全
部お互に平行に伸長する。しかしながら、上方ク
ランク組立体のクランク腕９４，９４′のサイク
ルは、下方端部パネル４２，４４を下方折りたた
みプレート８４，８４′により折りたたみ、上方
折りたたみプレート９０により上方端部パネル４
６，４８の折りたたみを導くのに十分な度数だ
け、下方クランク組立体に従動する。典型的なも
のでは、下方クランク腕は上方クランク腕を約５
〜15度だけ導く。第４図に最もよく示すように、
上方クランク組立体９２のクランク腕は垂直線か
ら約10゜の所にあり、その時、下方クランク組立
体のクランク腕８８は垂直位置にある。

上方クランク組立体の折りたたみプレート９
０，９０′は、折りたたみプレートがその折りた
たみサイクルを開始するところの第３図に示す位
置に対応する位置から、上方及び下方折りたたみ
プレートが殆んど合致するような、第４図に示す
その折りたたみサイクルの中間点まで、それから
第５図に示すような折りたたみサイクルの終わり
まで一体的に移動する。その折りたたみプレート
はそれから、そのサイクルの上方戻り部分を通つ
て第３図に示す位置へ移動する。

包装操作の折りたたみ密封操作の折りたたみ密
封操作部分は次の通りである。各スリーブカート
ン２４に製品を詰めこんだ後、そのカートンは詰
めこみ位置１８から送り出される。そのスリーブ
カートンが詰めこみ位置から送り出される時、ダ
ストフラツプと端部パネルは釈放され、カートン
は第８図の形をとる。

フライトバー６０はスリーブカートンをにかわ
付け及び密封位置２０へ運ぶ。スリーブカートン
がにかわ付け及び密封位置へ入る時、先行するダ
ストフラツプ３４，３６はダストフラツプ折りた
たみ杆７４，７４′と接触し、内方へ折り曲げら
れて尾部ダストフラツプへ向つて上流へと伸長す
る。尾部ダストフラツプ３８，４０はそれから折
りたたみフインガー７２，７２′により適所に折
りたたまれ、尾部ダストフラツプが又、折りたた
み杆７４，７４′の後方で下流へ送られるまで折
りたたみフインガーによりその状態に保持され
る。折りたたみフインガーの回転は、フライトバ
ーの動きと同期をなすので、そのフインガーは、
尾部ダストフラツプが折りたたみフインガーと向
かい合う時、その折りたたみ周期部分を通過する
ようになつている。

下方端部パネル４２，４４はそれから下方端部
パネル折りたたみ杆７６，７６′の上に乗り、カ
ートンは第６，９図の形をとる。下方端部パネル
は、下方端部パネル折りたたみ杆により水平線よ
り約20゜ばかり持ち上げられ、重力作用で、上方
端部パネル４６，４８は下方へ垂れる。下方端部
パネルが下方端部パネル折りたたみ杆７６，７
６′により折りたたまれ、且つ保持されるために
下方端部パネルは、ダストフラツプの下端を適所
に保持する。

スリーブカートンがにかわ付け及び密封位置を
通過したことは、電子アイ９６により探知され、
この電子アイ９６は、にかわガン７８，７８′に
作用して、下方端部パネルと下方折りたたみプレ
ート８４，８４′との間の接触直前に、第６図に
示す位置でダストフラツプににかわを吹きつけ
る。

ダストフラツプに、にかわが一旦、塗着される
と、下方端部パネル４２，４４は下方折りたたみ
プレート８４，８４′に接触し、そして、下方折
りたたみプレートが第３，６図に示す位置から第
４，７図に示す位置へ上流、下流へ移動する時、
前記下方端部パネル４２，４４は適所に折りたた
まれる。下方折りたたみプレートがダストフラツ
プに対して下方端部パネルを折りたたみ始めた
後、上方端部パネル４６，４８は上方折りたたみ
プレート９０，９０′に接触する。折りたたみプ
レートが第３，６図に示す位置から第４，７図に
示す位置へ下流へ移動する時、上方折りたたみプ
レートは上方端部パネルをダストフラツプに対し
て折り下げる。

ダストフラツプの下端はダストフラツプ折りた
たみ杆７４，７４′により適所に保持され、そし
て下方端部パネルが下方端部パネル折りたたみプ
レートにより折りたたまれる前に、上方へ傾斜し
た下方端部パネル４２，４４が下方端部パネル折
りたたみ杆７６，７６′に乗つかるので、ダスト
フラツプの下端は、折りたたみプレートによる下
方端部パネルの閉鎖を邪魔しない。下方端部パネ
ルの折り曲げは上方端部パネル折りたたみプレー
トによる上方端部パネルの折りたたみより先に行
われるので、ダストフラツプは下方端部パネルに
より動かされ、且つ保持され、その結果、ダスト
フラツプは上方折りたたみプレートによる上方端
部パネルの閉鎖を邪魔することはない。この結果
を達成するのに必要なサイクルリードの例につい
ては前述した通りであるが、上方折りたたみ組立
体に対する下方折りたたみ組立体のサイクルリー
ドは、ダストフラツプが上方端部パネルの閉鎖を
邪魔しないことを確実にする程度の大きさでよ
い。

上方折りたたみプレート８４，８４′と下方折
りたたみプレート９０，９０′が第３，４，５図
において90゜のインターバルで示すような、折り
たたみ密封サイクル部分を通つて移動する時、端
部パネルはダストフラツプに対して折り曲げら
れ、その端部パネルとダストフラツプは、にかわ
が固まる時、カートン内の製品と折りたたみプレ
ートとの間で一緒に押圧される。

折りたたみ、密封組立体のサイクルは、フライ
トバーの移動と同期化しているので各スリーブカ
ートンがにかわ付け、密封位置を通過する時に前
述のサイクルが反復するるようになつている。更
に、その機械は、折りたたみプレート８４，８
４′と、９０，９０′が普通の休止の間、第４，７
図に示す位置で停止するようにコントロールされ
る。この方法では、にかわ付け及び密封位置にあ
るカートンはどれでも密封され、補助的な折りた
たみ、密封組立体は必要でない。

カートンがにかわ付け、密封位置２０から運ば
れる時、それは第１０図の形をとる。スリーブカ
ートンはにかわ付け、密封位置から放出位置へ送
られ、そこでカートン端部は圧縮バー９８，９
８′に接触する。その圧縮バーは、にかわ付け、
密封位置の近くでそこより下流に、しかもベツド
プレートの端部近くにお互に向き合つて装着され
る。

【図面の簡単な説明】

第１，２図は本発明の折りたたみ、密封組立体
を使用したカートン組立、詰めこみ、密封機械の
概略平面図及び正面図であり、第３，４，５図は
カートンコンベアの一側にある折りたたみ、密封
組立体の正面図であつて、折りたたみ、密封サイ
クルを通して90゜のインターバルをもつ組立体を
示す。第６，７図は折りたたみ、密封位置にスリ
ーブがある状態で、その位置の下側から見たその
位置の正面図である。第８，９，１０図は折りた
たみ、密封位置に入る前の状態で、その機械で処
理された典型的なカートンの斜視図であつて、
夫々にかわをダストフラツプに塗着した時と、密
封操作を完了した後とを示す。符号説明、１０……スリーブカートン組立、詰
めこみ、密封機械、１２……スリーブカートンホ
ツパー供給位置、１４……カートンコンベアシス
テム、１６……製品供給位置、１８……製品詰め
こみ位置、２０……にかわ付け及び密封位置、２
２……放出位置、２４……スリーブカートン、２
６……頂部パネル、２８……底部パネル、３０，
３２……側部パネル、３４，３６，３８，４０…
…ダストフラツプ、４２，４４，４６，４８……
側部パネル、端部パネル、５４……固定中心金属
ベツドプレート、５６……下方フライトバーコン
ベア、５８……上方フライト突出コンベア、６０
……フライトバー、６４……突起、７０……案内
リブ、７２，７２′……ダストフラツプ折りたた
みフインガー、７４，７４′……ダストフラツプ
折りたたみ杆、７６，７６′……下方端部パネル
折りたたみ杆、７８，７８′……にかわガン、８
０，８０′……下方端部パネル折りたたみ組立体、
８２，８２′……上方端部パネル折りたたみ組立
体、９０，９０′……折りたたみプレート、９２，
９２′……クランク組立体、９４，９４′……クラ
ンク腕。

Claims

【特許請求の範囲】１頂部パネルと、底部パネルと、一対の側部パ
ネルと、各側部パネルの各端部に蝶番状に接合さ
れるダストフラツプと、前記頂部パネルの各端部
に蝶番状に接合される上方端部パネルと、前記底
部パネルの各端部に蝶番状に接合される下方端部
パネルとで成るスリーブカートン内に複数個の製
品を包装するスリーブカートン機械において、前
記スリーブカートンを前記機械を通つて運ぶスリ
ーブカートンコンベア装置と、前記スリーブカー
トンに製品を詰めこんだのち、前記スリーブカー
トンの各端部にある前記ダストフラツプをお互い
に向つて内方へ折り曲げる装置と、前記ダストフ
ラツプを内方へ折りたたんだのち、前記ダストフ
ラツプの外面に接着剤を塗着する装置と、前記上
方端部パネルと下方端部パネルとを前記ダストフ
ラツプに対して折り曲げ、前記接着剤が固まつて
前記カートンを密封する時、前記端部パネルを前
記ダストフラツプに対して押圧する折りたたみ装
置と、その折りたたみ装置は前記スリーブコンベ
アの各側でその近くにあつて、お互いに真向かい
に向かい合つて装着される一対の下方端部パネル
折りたたみプレートで成る事と、前記下方端部パ
ネルを前記ダストフラツプに対して折り曲げるた
めに、前記下方折りたたみプレートを一体的に上
方及び下流方向へ移動させる装置と、前記スリー
ブカートンコンベアの各側で、しかもその近くで
お互いに対向して位置し、前記下方折りたたみプ
レートの上に装着される一対の上方端部パネル折
りたたみプレートと、前記上方端部パネルを前記
ダストフラツプに対して上方へ折り曲げるため
に、下方で下流方向へ一体的に前記上方折りたた
みプレートを移動させる装置とを更に有する前記
機械。２前記下方折りたたみプレートを一体的に上
方、下流方向へ移動させる装置は、下方クランク
腕により前記下方折りたたみプレートに回転自在
に取付けられる第１及び第２対の下方クランク駆
動装置で成り、その下方クランク駆動装置は前記
下方クランク腕の回転と一致し、且つ、前記下方
折りたたみプレートの一体的動きと一致するよう
な回転サイクルを有し、前記上方折りたたみプレ
ートを一体的に下流方向へ移動させる装置は、上
部クランク腕により前記上方折りたたみプレート
に回転自在に取付られた第３、第４対の上方クラ
ンク駆動装置で成り、その上方クランク駆動装置
は前記上方クランク腕の回転と一致し、かつ、前
記上方折りたたみプレートの一体的動きと一致す
るような回転サイクルを有することとを特徴と
し、特許請求の範囲第１項記載の機械。３前記第１、第２対の下方クランク駆動装置の
回転サイクルと、前記第３、第４対の上方クラン
ク駆動装置の回転サイクルとは異なることを特徴
とし、特許請求の範囲第２項記載の機械。４前記第１及び第２対の下方クランク駆動装置
の回転サイクルは、前記第３、第４対の上方クラ
ンク駆動装置の回転サイクルをリードすることを
特徴とし、特許請求の範囲第２項記載の機械。５一対の固定折りたたみ杆は前記下方折りたた
みプレートの近くで、その上流に装着され、前記
折りたたみ杆は前記スリーブカートンコンベアの
各側で、かつ、その近くでお互いに真向いに向か
い合つており、その杆は、端部パネルと前記下方
折りたたみプレートとが接触する前に、下方端部
パネルの上方への折りたたみを開始するために下
流へ上向きに傾斜した上表面を有する事を特徴と
し、特許請求の範囲第２項記載の機械。６前記クランク駆動装置は、密封されるべきス
リーブカートンの折りたたみ、密封操作を完了す
るために、前記上方及び下方折りたたみプレート
がお互いに接近した状態で停止することを特徴と
し、特許請求の範囲第２項記載の機械。