JP2005225496A - 段ボールケーサおよび包装方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 糊が供給時に被包装物に到達する可能性を確実に防止した段ボールケーサおよび包装方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 搬送されている被包装物3の下流側を覆う下流パネル92と、端部にシーム面95への被接着面を有する被包装物3の上側を覆うトップパネル91と、被包装物3の下側を覆うボトムパネル93と、先端部外面に接着剤が供給されるシーム面95を有し、被包装物3の上流側を覆う上流パネル94とが形成されるように、段ボールシート9を搬送過程で折目97に沿って折り曲げるように構成された被包装物3を包装する段ボールケーサ1において、シーム面95への接着剤供給位置Bで、トップパネル91の上流端がシーム面95の上端より下方位置に位置するように折り曲げるトップパネル折込ガイド19と、接着剤供給位置Bの下流側に設けられ、トップパネル91を上方へ持上げるエアノズル25と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ペットボトル等の被包装物を包装する段ボールケーサおよび包装方法に関するものである。
所定数量のペットボトル、アルミ缶等を包装する段ボールケーサは、搬送される被包装物に段ボールシートを供給して、搬送中に被包装物に沿った形状に折り曲げて段ボールシートの自由端を糊付け等で接合して包装していた。
このような段ボールケーサとして、例えば特許文献1に示されるものがある。特許文献1には、搬送方向の包装の最終工程である被包装物の上部を覆う蓋フラップ(トップパネル)と被包装物の上流側を覆う後フラップ(上流パネル)の先端に設けられた糊付フラップ(シーム面)とを接合する糊付装置が示されている。
蓋フラップと糊付フラップとを内側に折り曲げる途中で、糊フラップに接着剤を噴射して、その後折り曲げを完了して圧着することで接合するものである。
実公平3−46861号公報(第4欄19行〜第7欄5行,及び第1図〜第2図)
ところで、特許文献1に示されるものは、蓋フラップが常時糊付フラップの外側に位置している。そのため、段ボールシートは反りが生じ易い資材であり、蓋フラップが反った場合、糊付フラップとの間に隙間が生じる。糊の噴射タイミングがズレて糊がこの隙間に噴射された場合に、糊が被包装物に付着するという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、糊が供給時に被包装物に到達する可能性を確実に防止した段ボールケーサおよび包装方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる段ボールケーサは、搬送されている被包装物の下流側を覆う下流パネルと、該下流パネルに連続して前記被包装物の上側を覆うトップパネルと、前記下流パネルに連続して被包装物の下側を覆うボトムパネルと、該ボトムパネルに連続して、先端部外面に接着剤が供給されるシーム面を有するとともに前記被包装物の上流側を覆う上流パネルとが形成されるように、段ボールシートを搬送過程で折目に沿って折り曲げるように構成され、前記トップパネルの上流端部には内側に前記シーム面への被接着面が設けられている、被包装物を包装する段ボールケーサにおいて、前記シーム面への接着剤供給位置で、トップパネルの上流端が前記シーム面の上端よりも下方位置に位置するように折り曲げるトップパネル折込手段と、前記接着剤供給位置の下流側に設けられ、前記トップパネルを上方へ持上げる付勢手段と、を備えたことを特徴とする。
このように、上流パネルの上部に設けられたシーム面への接着剤供給位置で、トップパネルの上流端がシーム面の上端より下方位置に位置するように折り曲げるトップパネル折込手段を備えているので、シーム面に接着剤を供給する時に、トップパネルはシーム面の裏側に配置されることになる。そのため、トップパネルに反りがあってもシーム面とトップパネルとの間に糊の供給方向に対しては隙間が発生しないので、搬送タイミングのズレ等により接着剤供給のタイミングがズレた場合でも、被包装物に接着剤が付着することを防止できる。
また、トップパネルの上流端がシーム面の上端より下方に位置されさえすればよいので、トップパネル折込手段は、被包装物の変更等によりシーム面の高さが変更されても、その都度折込位置を調整する必要がない。したがって、操作が容易で、運転コストも安価にできる。
さらに、接着剤供給位置の下流側にトップパネルを上方へ持上げる付勢手段が備えられているので、付勢手段でトップパネルを持上げることで支障なくシーム面を下流側に折り込むことができる。この後、上流パネルのシーム面とトップパネルとを接合して被包装物を包装する。
なお、この付勢手段は、トップパネルを上方へ持上げるものであればよく、空気等のガスを噴射するもの、流体シリンダおよびカム等の機械式のもの等が含まれる。
また、本発明にかかる包装方法によれば、搬送されている被包装物の下流側を覆う下流パネルと、該下流パネルに連続して前記被包装物の上側を覆うトップパネルと、前記下流パネルに連続して被包装物の下側を覆うボトムパネルと、該ボトムパネルに連続して、先端部外面に接着剤が供給されるシーム面を有するとともに前記被包装物の上流側を覆う上流パネルとが形成されるように、段ボールシートを搬送過程で折目に沿って折り曲げ、前記トップパネルの上流端部には内側に前記シーム面への被接着面が設けられている、被包装物を包装する包装方法において、前記トップパネルの上流端が、前記シーム面の上端よりも下方位置に位置するように折り曲げるトップパネル折込工程と、前記シーム面に接着剤を供給する接着剤供給工程と、前記シーム面を折り込む前に前記トップパネルを上方へ持上げる持上げ工程と、を備えることを特徴とする。
このように、トップパネルの上流端がシーム面の上端より下方位置に位置するように折り曲げるので、トップパネルはシーム面の裏側に配置されることになる。そのため、トップパネルに反りがあってもシーム面とトップパネルの間に糊の供給方向に対しては隙間が発生しない。この状態で、シーム面に接着剤を供給するので、搬送タイミングのズレ等により接着剤供給のタイミングがズレた場合でも、被包装物に接着剤が付着することを防止できる。
また、シーム面に接着剤を供給した後、トップパネルを上方へ持上げるので、支障なくシーム面を下流側に折り込むことができる。したがって、上流パネルのシーム面とトップパネルとを接合して被包装物を包装できる。
請求項1に記載された発明によれば、上流パネルの上部に設けられたシーム面への接着剤供給位置で、トップパネルの上流端がシーム面の上端より下方位置に位置するように折り曲げるトップパネル折込手段を備えているので、搬送タイミングのズレ等により接着剤供給のタイミングがズレた場合でも、被包装物に接着剤が付着することを防止できる。
また、トップパネルの上流端がシーム面の上端より下方に位置されればよいので、対象変更の都度折込位置を調整する必要がなく、操作が容易で、運転コストも安価にできる。
さらに、接着剤供給位置の下流側にトップパネルを上方へ持上げる付勢手段が備えられているので、上流パネルのシーム面とトップパネルとを接合して被包装物を支障なく包装できる。
請求項2に記載された発明によれば、トップパネルの上流端がシーム面の上端より下方位置に位置するように折り曲げるので、搬送タイミングのズレ等により接着剤供給のタイミングがズレた場合でも、被包装物に接着剤が付着することを防止できる。
また、シーム面に接着剤を供給した後、トップパネルを上方へ持上げるので、支障なく、上流パネルのシーム面とトップパネルとを接合して被包装物を包装できる。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図4を用いて説明する。
図1は、段ボールケーサ1の主要部を通過する被包装物3の状態変化が順に示されている。
段ボールケーサ1には、被包装物品4を供給する供給コンベヤ5と、被包装物品4を所定数量毎にグループ化して被包装物3を形成するグルーピング装置7と、積載されたシート束8から段ボールシート9を1枚取り出し充填装置13へ供給するシート取出装置11と、供給された段ボールシート9に被包装物3を充填する充填装置13と、充填されたケース14を搬送するケース搬送装置15と、搬送中のケース14を包装体に成形する成形装置17とを備えている。
供給コンベヤ5は、ペットボトル飲料のような被包装物品4を6列の状態で連続して供給する。
グルーピング装置7では、供給コンベヤ5で供給される被包装物品4を例えば6列4行(24個)の塊に分離してする。このグループ化する機構は、特開平11−292265号公報に示されるものを採用している。
ここで、段ボールシート9の構成について説明する。段ボールシート9は、搬送方向にある被包装物3の4面を覆う4つの部分に分かれている。すなわち、被包装物3の上面を覆うトップパネル91と、被包装物3の搬送方向下流側側面を覆う下流パネル92と、被包装物3の下面を覆うボトムパネル93と、被包装物3の搬送方向上流側側面を覆う上流パネル94と、から形成されている。
上流パネル94の先端すなわち自由端には、トップパネル91と接着剤により接合されるシーム面95が突出して設けられている。
トップパネル91、下流パネル92、ボトムパネル93および上流パネル94の両側には、それぞれ被包装物3から外側に突出したフラップ96が設けられている。隣接するフラップ96は、切り離されており、折り曲げられて被包装物3の搬送方向に直交する面を覆うものである。
トップパネル91、下流パネル92、ボトムパネル93、上流パネル94、シーム面95およびフラップ96の境には、折目97が形成されている。
シート取出装置11は、図示しない別途手段により形成された段ボールシート9の積み重ねであるシート束8から、段ボールシート9を1枚ずつ取り出し、下流パネル92とボトムパネル93との境で二つ折りにされ、充填装置13へ供給する。
充填装置13で、段ボールシート9に被包装物3が充填されたケース14は、ケース搬送装置15により搬送路18上を矢印45の方向(搬送方向)に搬送され、その途中において成形装置17により包装体に仕上げられる。
次に、図2により成形装置17の主要部分の構成を説明する。
成形装置17には、トップパネル91を搬送方向上流側に折り曲げるトップパネル折込ガイド(トップパネル折込手段)19と、シーム面95にホットメルト接着剤を噴射する糊供給装置21と、折り曲げられたトップパネル91を上方へ跳ね上げるエアノズル(付勢手段)25と、シーム面95を搬送方向下流側へ折り曲げるシーム折込手段27と、跳ね上げられたトップパネル91を再度折り込むフラップ折込ガイド35と、折り込まれたシーム面95とトップパネル91の被接着面98とを押圧する押圧手段37と、シーム面95とトップパネル91の被接着面98とを密着させて接合する密着ガイド39とが備えられている。
トップパネル折込ガイド19は、上流側フレーム43に取り付けられた湾曲した棒であり、搬送路18の両側に一対設けられ、それぞれトップパネル91のフラップ96に係合する位置に設置されている。上流側フレーム43は下流側フレーム41に対して高さ方向と搬送方向の位置が調節可能に取り付けられている。トップパネル折込ガイド19は、必要に応じて上流側フレーム43の下流側フレーム41への取付位置を調節することにより高さ方向と搬送方向の位置を調節できる。
糊供給装置21は、搬送路18の上方で幅方向に2台設けられている。糊供給装置21には、ホットメルト接着剤を噴射する噴射ガン23が備えられている。噴射ガン23は3個の噴射ノズルを備えており、シーム面95が糊付位置Bに来た時、シート面95の幅方向で3箇所にホットメルト接着剤を供給することができる。
糊供給装置21は、下流側フレーム41に搬送方向で前後位置調節可能に、かつ揺動可能に取り付けられている。
エアノズル25は、図3に示すようにJ字形に湾曲した形状をしており、ケース14の側面からトップパネル91へ向けて圧縮空気を噴射する。
エアノズル25は、糊付位置Bの下流側で、搬送路18の両サイドに2個設けられており、それぞれ下流側フレーム41に高さ位置が調節可能に取り付けられている。
シーム折込手段27には、下流側フレーム41に回動可能に支持され、搬送路18の上方で幅方向に延設された軸29と、軸29を回動させるリンク33と、軸29に沿って間隔をあけて4本設けられた折込棒31とが備えられている。
折込棒31の先端は、搬送方向下流側に折れ曲がっており、軸29の回動により図2に示した実線位置から2点鎖線位置へ揺動してシーム面95を搬送方向下流側(ケース内側)へ折り曲げる。
フラップ折込ガイド35は、糊付位置B近傍から下流側に延設された棒で構成されている。フラップ折込ガイド35は、搬送路18の両側に一対設けられ、それぞれトップパネル91のフラップ96に係合する位置に設置されている。フラップ折込ガイド35の高さ位置は、上流端でシーム面95の上方に位置し、下流に向かって漸減し、ケース14の高さより低い位置に至った後は一定高さを維持する。
押圧手段37は、周回駆動するチェン38に間隔をあけて複数取り付けられている。押圧手段37の取付間隔および移動速度は、ケース14の搬送間隔および搬送速度と同一にされている。
押圧手段37は、シーム面95とトップパネル91の被接着面98の接合部を上から押さえた状態で搬送方向へ移動する。
密着ガイド39は、成形装置17後部で搬送路18の上方に、搬送方向に延在して設けられている。密着ガイド39の下端位置は、ケース14の上端に合わせてあり、シーム面95とトップパネル91の被接着面98の接合部を押圧して接合する。
以上説明した本実施形態にかかる段ボールケーサの動作を説明する。
供給コンベヤ5上を6列縦隊で搬送されているペットボトル等の被包装物品4は、グルーピング装置7により6列4行の被包装物3にグループ化される。
シート取出装置11は、シート束8から段ボールシート9を1枚取り出し、ボトムパネル93と下流パネル92の間で二つ折にして充填装置13へ供給する。
充填装置13では、被包装物3が供給された段ボールシート9のボトムパネル93の上に、立設する下流パネル92に当接するように載置される。
次いで、上流パネル94が上側に折り曲げられて、搬送方向上流側にシーム面95が、搬送方向下流側にトップパネル91が被包装物3より上方に突出した形で成形装置17に搬送される。
ケース14が搬送され成形装置17に入ると、下流側に位置するトップパネル91が、トップパネル折込ガイド19に当接する。ケース14が搬送されるのにつれて、トップパネル91はトップパネル折込ガイド19により下流パネル92との境に形成された折目97を基点にして搬送方向上流側に折れ曲げられる。
位置Aにおいて、最も折り曲げられ図4(a)の状態となる。すなわち、トップパネル91の先端が、シーム面95の搬送方向上流側で、シーム面95の上端より下方に位置している。
この工程が、本発明によるトップパネル折込工程である。
なお、被包装物3やシーム面の寸法によって、トップパネル91の先端とシーム面95上端との高さ位置関係が変わるが、トップパネル91の先端がシーム面95の上端より下方に位置してさえすればよいので、大抵の場合には、トップパネル折込ガイド19位置を調節する必要はない。
しかし、相当寸法が変わり、トップパネル91の先端がシーム面95の上端より上方に位置する場合またはケース14の高さより低くなる場合には、上流側フレーム43の下流側フレーム41に対する取付位置を調節して、トップパネル折込ガイド19の高さ位置を調節すればよい。
トップパネル折込ガイド19が、トップパネル91を押さえている状態で、すなわちトップパネル91の先端がシーム面95の上端より下方に位置して状態で、シーム面95が糊付位置Bに到る。そこで図4(b)に示すように糊供給装置21の噴射ガン23からシーム面95の幅方向6箇所にホットメルト接着剤を噴射する。
糊供給装置21は、搬送方向下流側に向けてホットメルト接着剤を噴射するので、シーム面95の搬送方向上流側で、シーム面95の上端より下方に位置しているトップパネル91の先端は、糊供給方向に対してシーム面95の裏側に位置していることになる。
そのため、シーム面95やトップパネル91が反ってシーム面95とトップパネル91の先端との間に隙間ができたとしても、シーム面95が垂直方向に延在して壁を形成しているので、斜め下方に噴射されるホットメルト接着剤は、どのようなタイミングで噴射されても壁の背後の下方位置にある隙間を通ることはない。したがって、ホットメルト接着剤は、噴射タイミングがズレた場合でも、トップパネル91の上面か、または上流パネル94の外面に付着するだけで、被包装物3に付着することはない。
この工程が本発明による接着剤供給工程である。
なお、被包装物3やシーム面の寸法によって、シーム面の位置が変わると、糊供給装置21の搬送方向位置および傾斜を調節してホットメルト接着剤の供給位置を調節する。
次いで、トップパネル91が、トップパネル折込ガイド19から外れて自由になり、シーム面95が位置Cに到る。図4(c)に示すようにエアノズル25がケース14の両側で側面下方からトップパネル91へ向けて圧縮空気を噴射して、トップパネル91を上方へ跳ね上げる。この時、トップパネル91はフラップ折込ガイド35に当接して、フラップ折込ガイド35に案内されることになる。
この工程が本発明による持上げ工程である。
ケース14がさらに搬送されると、シーム折込手段27の折込棒31が図2実線の位置から反時計回りに揺動して、シーム面95に当接して、シーム面95を搬送方向下流側に折り曲げる。
この時、トップパネル91は、エアノズル25からの圧縮空気で上方へ跳ね上げられているので、折り込まれるシーム面95に当たってその動きを妨害することはない。
また、同時にトップパネル91は、フラップ折込ガイド35により序序に下方に折り曲げられており、シール面95の先端に当接する時点で押圧手段37がトップパネル91と係合する位置に到る。そして、押圧手段37は、シーム面95とトップパネル91の被接着面98の接合部を押圧した状態で、ケース14の搬送と同期して搬送方向下流側へ移動する。
フラップ折込ガイド35はトップパネル91のフラップ96を図3に二点鎖線で示すようにケース14の側面に向けて折り曲げる。
さらに、ケース14が搬送されると、トップパネル91の上面が圧着手段39に当接する。圧着手段39はトップパネル91を下方に押し下げてシーム面95とトップパネル91の被接着面98の接合部を密着させる。図2の位置Dに到るあたりで、図4(d)に示すようにシーム面95とトップパネル91の被接着面98の接合が完了して包装体として排出される。
以下、本実施形態の作用・効果について説明する。
本実施形態の段ボールケーサ1では、上流パネル94の上部に設けられたシーム面95への接着剤供給位置Bで、トップパネル91の上流端がシーム面95の上端より下方位置に位置するように折り曲げるトップパネル折込ガイド19を備えているので、シーム面95に接着剤を供給する時に、トップパネル91はシーム面95の裏側に配置されることになる。そのため、トップパネル91に反りがあってもシーム面95とトップパネル91との間に糊の供給方向に対しては隙間が発生しないので、搬送タイミングのズレ等により接着剤供給のタイミングがズレた場合でも、被包装物3に接着剤が付着することを防止できる。
また、トップパネル91の上流端がシーム面95の上端より下方に位置されればよいので、トップパネル折込ガイド19は、被包装物3の変更等によりシーム面95の高さが変更されても、その都度折込位置を調整する必要がない。したがって、操作が容易で、運転コストも安価にできる。
さらに、接着剤供給位置の下流側にトップパネル91を上方へ持上げるエアノズル25が備えられているので、エアノズル25でトップパネル91を持上げることで支障なくシーム面95を下流側に折り込むことができる。したがって、上流パネル94のシーム面95とトップパネル91とを接合して被包装物3を包装できる。
また、本実施形態の包装方法によれば、トップパネル91の上流端がシーム面95の上端より下方位置に位置するように折り曲げるので、トップパネル91はシーム面95の裏側に配置されることになる。そのため、トップパネル91に反りがあってもシーム面95とトップパネル91の間に糊の供給方向に対しては隙間が発生しない。この状態で、シーム面95に接着剤を供給するので、搬送タイミングのズレ等により接着剤供給のタイミングがズレた場合でも、被包装物3に接着剤が付着することを防止できる。
また、シーム面95に接着剤を供給した後、トップパネル91を上方へ持上げるので、支障なくシーム面95を下流側に折り込むことができる。したがって、上流パネル94のシーム面95とトップパネル91とを接合して被包装物3を包装できる。
なお、本実施形態では、付勢手段としてエアノズル25を採用しているが、これに限定されるものではなく、流体シリンダまたはカム等の機械式のものでもよい。
本発明の一実施形態の段ボールケーサの全体概略機能を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態の成形装置を示す側面図である。 本発明の一実施形態のエアノズル部を示す部分正面図である。 本発明の一実施形態の成形装置における機能を説明する側面図である。
符号の説明
1 段ボールケーサ
3 被包装物
9 段ボールシート
19 トップパネル折込ガイド
25 エアノズル
91 トップパネル
92 下流パネル
93 ボトムパネル
94 上流パネル
95 シーム面
97 折目
98 被接着面
B 接着剤供給位置

Claims (2)

  1. 搬送されている被包装物の下流側を覆う下流パネルと、該下流パネルに連続して前記被包装物の上側を覆うトップパネルと、前記下流パネルに連続して被包装物の下側を覆うボトムパネルと、該ボトムパネルに連続して、先端部外面に接着剤が供給されるシーム面を有するとともに前記被包装物の上流側を覆う上流パネルとが形成されるように、段ボールシートを搬送過程で折目に沿って折り曲げるように構成され、前記トップパネルの上流端部には内側に前記シーム面への被接着面が設けられている、被包装物を包装する段ボールケーサにおいて、
    前記シーム面への接着剤供給位置で、トップパネルの上流端が前記シーム面の上端よりも下方位置に位置するように折り曲げるトップパネル折込手段と、
    前記接着剤供給位置の下流側に設けられ、前記トップパネルを上方へ持上げる付勢手段と、
    を備えたことを特徴とする段ボールケーサ。
  2. 搬送されている被包装物の下流側を覆う下流パネルと、該下流パネルに連続して前記被包装物の上側を覆うトップパネルと、前記下流パネルに連続して被包装物の下側を覆うボトムパネルと、該ボトムパネルに連続して、先端部外面に接着剤が供給されるシーム面を有するとともに前記被包装物の上流側を覆う上流パネルとが形成されるように、段ボールシートを搬送過程で折目に沿って折り曲げ、前記トップパネルの上流端部には内側に前記シーム面への被接着面が設けられている、被包装物を包装する包装方法において、
    前記トップパネルの上流端が、前記シーム面の上端よりも下方位置に位置するように折り曲げるトップパネル折込工程と、
    前記シーム面に接着剤を供給する接着剤供給工程と、
    前記シーム面を折り込む前に前記トップパネルを上方へ持上げる持上げ工程と、
    を備えることを特徴とする包装方法。
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