JPH038526A - トランスファプレス機におけるワーク搬送装置 - Google Patents
トランスファプレス機におけるワーク搬送装置Info
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- JPH038526A JPH038526A JP14492989A JP14492989A JPH038526A JP H038526 A JPH038526 A JP H038526A JP 14492989 A JP14492989 A JP 14492989A JP 14492989 A JP14492989 A JP 14492989A JP H038526 A JPH038526 A JP H038526A
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- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
に関し、−層詳細には、トランスファプレス機の各金型
の間でワークを自動搬送する際、その搬送効率の向上を
促進することを可能とするワーク搬送方法に関する。
の金型をワークの搬送方向に一列に等間隔に並べ、ワー
クを保持しつつ移動する吸引盤を各金型の間に配置した
搬送装置により、夫々の金型で加工がなされたワークを
次段の工程の金型に順次搬送するようにして一連の塑性
加工が次々連続的に行われる。
とから、ワークの搬送にあたり、例えば、特開昭61−
289928号公報に開示されているように、吸引盤の
移動経路において、待機位置からワークに吸着するまで
の往路とワークを次の金型に搬送した後の復路とを等ピ
ッチにしている。
では、搬送速度は、ワークの大きさ、その重量は勿論の
こと、当該トランスファプレス機の仕様に基づき標準的
な板金部品を基準として設定される。
板金部品を加工する場合はよいが、これとは異なり、比
較的小さな板金部品を加工する場合には、ワークの搬送
速度を速める等の柔軟な仕様の変更が臨機応変になされ
ないため、当該プレス機の能力を十分に活用出来ないば
かりか、実際の加工工程進行の効率が向上しない等の不
都合が指摘されていた。
あって、トランスファプレス機において、加工品の変更
への対応が容易であり、プレス工程の効率向上を可能と
するトランスファプレス機におけるワーク搬送方法を提
供することを目的とする。
列に設けられ且つ前記金型配列方向に延在する一組の昇
降自在な梁に沿って各金型間を移動する複数組の移動台
車を有する搬送装置が配設されたトランスファプレス機
において、前記各組の移動台車の間に架設されるバーに
取着された吸引盤でワークを保持して、移動台車を移動
させながら加工されたワークを次工程の金型に自動搬送
する方法であって、待機位置からワークを取り出すまで
の距離と、ワークを次工程の金型へ搬送した後、待機位
置に復帰するまでの移動距離を異ならせて移動台車を移
動させることを特徴とする。
ク搬送方法について、好適な実施態様を挙げ、添付の図
面を参照しながら、以下、詳細に説明する。
ク搬送方法が実施されるトランスファプレス機を示す。
の搬送方向に沿って、このワークWに対して所要の塑性
加工を施す数種類のプレス金型が配設される。すなわち
、当該トランスファプレス機10のへラド12上に載設
されるボルスタ14に対して等間隔に下型16a乃至1
6dが固定されており、一方、これら下型16a乃至1
6dに相対する上型18a乃至18dは鉛直方向に変位
自在なスライド20にアダプタプレート22を介して固
定されている。なお、下型16aの左方にはワークWが
上積みされる搬入ステーション24が設けられ、下型1
6dの右方には加工されたワークWの搬出ステーション
26が設けられている。
6bと上型18bはトリミング金型、下型16cと上型
18cは曲げ金型、下型16dと上型18dはピアス金
型である。ワークWは搬送されながらこれらの金型によ
り、順次、絞り工程、トリミング工程、曲げ工程、ピア
ス工程を経て、所定の板金製品に加工されるものである
。
入ステーション24、下型16a乃至16d、搬出ステ
ーション260間でワークWを順次移動させる搬送装置
36が併設されている。第1図および第2図において、
この搬送装置36は、後述するように、鉛直方向に変位
自在な昇降索38と、この昇降索38に敷設されるレー
ル40に沿って移動する五組の移動台車42a乃至42
eと、これら互いに対をなす各組の移動台車42a乃至
42eの間にわたって夫々架設されるクロスパー441
乃至44eに取り付けられる吸引盤46a乃至46eを
変位させる駆動部48とを含む。
結される駆動軸50の先端に取着される第1のベベルギ
ア52は第2のベベルギア54に噛合し、この第2ベベ
ルギア54と一体的な駆動側の歯車56と、軸58を中
心に回転する従動側の歯車60との間には歯車62が噛
合し、さらに、軸58にはカム63.64が軸着される
。ここで前記カム63の外周部には軸66を中心に揺動
自在な第1のレバー68の屈曲する端部が摺接する。一
方、軸66を中心に揺動自在な第2のレバー69はカム
64に摺接するとともに、リンク70を介して第1水平
ラツク72と連結される。この場合、この第1水平ラン
ク72にはガイドロッド74を介して第2水平ラツク7
6が連結される。この第1水平ラツク72、第2水平ラ
ツク76には夫々ピニオン78.80が噛合し、前記ピ
ニオン78.80に噛合する第1鉛直ラツク82、第2
鉛直ラツク84は昇降梁38に連結される。
6によって連結される。そして、下型16dと搬出ステ
ーション26の間に配置された移動台車42eはロッド
88を介してこれら移動台車42a乃至42eの往復動
の移動距離を調整するためのピッチ調整手段90と連結
され、このピッチ調整手段90は第ルバー68の先端部
と連結される。
に沿って水平方向に摺動自在な第1スライドテーブル9
2、第2スライドテーブル94と、第1スライドテーブ
ル92上に設置される駆動源としてのパルスモータ96
を含む。前記パルスモータ96から延在する回転軸98
には、第1スライドテーブル92に対して固定される軸
受部材100を介して支承されるボールねじ102が連
結され、このボールねじ102にはナツト部材104が
螺着される。ナツト部材104は第2スライドテーブル
94に対して固定されており、この第2スライドテーブ
ル94は前記ロッド88を介して移動台車42eと連結
されている。
a乃至42eの間にはクロスパー441乃至44eが架
設され、夫々のクロスパー441乃至44eに対してス
テー106を介してワーク保持手段としての所要数の吸
引盤46a乃至46eが取り付けられる。
送装置は、基本的には、以上のように構成されるもので
あり、次に、これらを用いて実施されるワークの搬送方
法につき、以下、説明する。
る。第1図において、図示しない駆動源が駆動され、駆
動軸50が回転すると、この駆動軸50の回転は第1ベ
ベルギア52、第2ベベルギア54を介して方向が変換
され、さらに、歯車5Bから歯車62を介し歯車60に
伝達され、カム63.64が軸58を支点として回転す
る。この中、前記カム64の回転に伴って、当該カム6
4に端部の屈曲部分が摺接している第2レバー69が軸
66を支点として揺動することから、この第2レバー6
9とリンク70を介し連結されている第1水平ラツク7
2、第2水平ラツク76が水平方向に進退動する。この
結果、第1水平ラツク72、第2水平ラツク76に噛合
するピニオン78.80が回転し、このピニオン78.
80は昇降梁38に連結されている第1鉛直ラツク82
、第2鉛直ラツク84に噛合していることから、当該昇
降梁38は前記カム64の回転に伴い上下方向に変位す
ることが出来る。
8に配設されている五組の移動台車42a乃至42eが
当該昇降梁38のレール40に沿って移動する。すなわ
ち、カム63に摺接している第ルバー68も揺動するこ
とから、その先端とピッチ調整手段90を介して連結さ
れている五組の移動台車42a乃至42eは一体として
昇降梁38上をレール40に沿って進退変位する。
架設されるクロスパー44a乃至44eに取着された吸
引盤46a乃至46eは、第3図に示されるように、周
期的に、初期の待機位置Aから、加工されたワークWの
取出位置Bを経て、次段の加工が行われる下型16a乃
至16dのいずれかへの受渡位置Cへと至る経路を同図
に示す軌跡に沿って変位することが出来る。
順次塑性加工を施して行く工程を連続的に進行させて行
く場合には、下型16a乃至16dの間におけるワーク
Wの搬送の態様は、前述した態様とは相違する。そこで
、第4図に基づき下型16aと下型16bの間でのワー
クWの搬送に則して本発明に係るワーク搬送方法につい
て説明する。なお、その他の金型の間でのワークWの搬
送の態様は同一となるためその説明は省略する。
対して上型18a、18bが下降して、夫々絞り加工、
トリミング加工が遂行される。この絞り加工が行われて
いる間、吸引盤46bは下型16aと下型16bの間の
待機位置A1にある。この待機位置A1は下型16aと
下型16bの中間よりは下−型16aに寄った位置に設
定される。
って絞り加工が施された後、上型18aが上昇し、当該
下型16aに載置されている加工後のワークWを取り出
すべく、吸引盤46bは下型16aにおける取出位置B
まで、すなわち、軌跡A、−Bに沿って移動する。吸引
盤46bによってワークWは吸着され、この吸引盤46
bはワークWを保持した状態のまま今度は下型16bに
おける受は渡し位置Cまで、すなわち、軌跡B−Cに沿
って移動し、このワークWを下型16bに搬送する。吸
引盤46bが当該下型16bの受は渡し位置Cに到達し
たところで、吸引盤46bの吸引作用が解除され、ワー
クWは下型16bにセットされることになる。その後、
当該吸引盤46bは軌跡C−A、に沿って移動している
間に、再び下型16a、16bに対して上型18a、1
8bが下降する。
引盤46bを下型16aと下型16bの間の待機位置A
1から取出位置Bまでの往路の距離をワークWを移送後
、受は渡し位置Cから待機位置AIまでの復路の距離に
較べて短く設定することにしている。
盤46a乃至46eが架設された移動台車42a乃至4
2eが進退動する際に、当該第ルバー68と移動台車4
2a乃至42eとの間を連結するピッチ調整手段90に
より遂行される。すなわち、第1図において、移動台車
42a乃至42eがワークWを吸着すべく矢印へ方向に
移動する際には、パルスモータ96が駆動され、その回
転軸98の先端のボールねじ102が回転することによ
って、ボールねじ102と一体の第2スライドテーブル
94に連結している移動台車42a乃至42eがその移
動方向とは逆の矢印B方向にパルスモータ94の回転数
に対応した距離だけ相対変位する。
至42eが原位置に復帰すべく同様に矢印へ方向に移動
する際にはピッチ調整手段90においては、パルスモー
タ96が逆回転されるため、移動台車42a乃至42e
の相対的な移動距離が延びる結果、第4図に示すような
吸引盤46a乃至46eの往路、復路の距離の調整が可
能となる。
46a乃至46eが復帰するのに必要な所要時間の間に
ワークWに加工を行うことが出来るとともに、下型16
a乃至16dから上型18a乃至18dが離間してから
ワークWを取り出す迄の所要時間を短縮化することが出
来るため、全体として効率良くワークWに対する連続的
なプレス加工工程を実施することが可能となる。また、
このような移動距離の設定の変更は容易であるため、加
工品の種類の変更に際しても容易な対応が可能であるこ
とが諒解されよう。
送する場合に、ワークを取り出す際の吸引盤の往路の距
離と、次工程の金型にワークを移送してからの吸引盤の
復路の距離とを異ならせて設定している。このため、全
体としての工程の効率向上を図ることが出来るという効
果とともに、多種の製品のプレス加工に対して柔軟な対
応が可能となる効果が得られる。
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
トランスファプレス機の構成を示す正面図、 第2図は、第1図におけるトランスファプレス機の一部
省略平面図、 第3図は、当該トランスファプレス機において、ワーク
を搬送する場合の一般的な搬送経路を説明する図、 第4図は、当該トランスファプレス機におけるワークの
搬送方法を説明する図である。 10・・・トランスファプレス機 12・・・へ7 )’、 14・・・ボ
ルスタ20・・・スライド 36・・・搬送
装置38・・・昇降梁 42a〜42e・・・移動台車 50・・・駆動軸 63.64・・・カム 69・・・第2レバー 78.80・・・ピニオン 96・・・パルスモータ 104 ・・・ナツト部材
Claims (1)
- (1)複数の金型が一列に設けられ且つ前記金型配列方
向に延在する一組の昇降自在な梁に沿って各金型間を移
動する複数組の移動台車を有する搬送装置が配設された
トランスファプレス機において、前記各組の移動台車の
間に架設されるバーに取着された吸引盤でワークを保持
して、移動台車を移動させながら加工されたワークを次
工程の金型に自動搬送する方法であって、待機位置から
ワークを取り出すまでの距離と、ワークを次工程の金型
へ搬送した後、待機位置に復帰するまでの移動距離を異
ならせて移動台車を移動させることを特徴とするトラン
スファプレス機におけるワーク搬送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1144929A JPH0767583B2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | トランスファプレス機におけるワーク搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1144929A JPH0767583B2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | トランスファプレス機におけるワーク搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH038526A true JPH038526A (ja) | 1991-01-16 |
JPH0767583B2 JPH0767583B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=15373492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1144929A Expired - Lifetime JPH0767583B2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | トランスファプレス機におけるワーク搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0767583B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996026025A1 (en) * | 1995-02-23 | 1996-08-29 | Verson, A Division Of Allied Products Corporation | Multi-station press transferring system and method |
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- 1989-06-06 JP JP1144929A patent/JPH0767583B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0767583B2 (ja) | 1995-07-26 |
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