JPH0384090A - 輝尽性蛍光体およびその製造方法 - Google Patents
輝尽性蛍光体およびその製造方法Info
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- JPH0384090A JPH0384090A JP21847989A JP21847989A JPH0384090A JP H0384090 A JPH0384090 A JP H0384090A JP 21847989 A JP21847989 A JP 21847989A JP 21847989 A JP21847989 A JP 21847989A JP H0384090 A JPH0384090 A JP H0384090A
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Landscapes
- Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
- Luminescent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
本発明は、輝尽性蛍光体およびその製造方法に関し、
発光効率を著しく高めた輝尽性蛍光体およびその製造方
法を提供することを目的とし、本発明の輝尽性蛍光体は
、組成式ＢａＣｌ ａＢｒｚ−ａ ：ｂＥｕ” 、ｂＡ
ｌ” （ただし、０．８＜ａ＜１．２．Ｏ＜ｔ＋≦０．
０．１）で表されるように構成し、本発明の方法は、Ｂ
ａＣＲ２粉末と、３ａ１３ｒ、粉末と、ＥｕＡｌ粉末と
をａ： （２−ａ）：ｂ Ｃただし、０．８＜ａ＜１
．２．０＜ｂ≦０．０１）のモル比で混合する工程、お
よび 得られた混合物を還元雰囲気中で焼成する工程を含むよ
うに構成する。
法を提供することを目的とし、本発明の輝尽性蛍光体は
、組成式ＢａＣｌ ａＢｒｚ−ａ ：ｂＥｕ” 、ｂＡ
ｌ” （ただし、０．８＜ａ＜１．２．Ｏ＜ｔ＋≦０．
０．１）で表されるように構成し、本発明の方法は、Ｂ
ａＣＲ２粉末と、３ａ１３ｒ、粉末と、ＥｕＡｌ粉末と
をａ： （２−ａ）：ｂ Ｃただし、０．８＜ａ＜１
．２．０＜ｂ≦０．０１）のモル比で混合する工程、お
よび 得られた混合物を還元雰囲気中で焼成する工程を含むよ
うに構成する。
本発明は、輝尽性蛍光体およびその製造方法に関し、詳
しくは、塗布膜型シートまたは焼結膜シートの形でＸ線
画像変換シートとして特に有用な輝尽性蛍光体およびそ
の製造方法に関する。
しくは、塗布膜型シートまたは焼結膜シートの形でＸ線
画像変換シートとして特に有用な輝尽性蛍光体およびそ
の製造方法に関する。
、近年、医療用Ｘ線写真（蛍光スクリーン・フィルム）
に代わって、被爆線量を軽減できる高感度の新しいデジ
タル・ラジオグラフィー・システムの開発が進められ、
利用され始めている。
に代わって、被爆線量を軽減できる高感度の新しいデジ
タル・ラジオグラフィー・システムの開発が進められ、
利用され始めている。
そのシステムのセンサ部分には、輝尽性蛍光体を塗布し
たイメージング・プレートが用いられている。このよう
な方法に関しては、基本的な方法として、米国特許第３
．８５９．５２７号に詳しく記載されている。
たイメージング・プレートが用いられている。このよう
な方法に関しては、基本的な方法として、米国特許第３
．８５９．５２７号に詳しく記載されている。
輝尽性蛍光体であるＳａｃ Ａ’ Ｂｒ ： Ｅｕには
、Ｘ線の検出とメモリの２つの機能をもった蛍光体であ
る。
、Ｘ線の検出とメモリの２つの機能をもった蛍光体であ
る。
Ｘ線または紫外線が照射されると、発光中心であるＥｕ
が励起され青色発光する（フォトルミネッセンス、ＰＬ
）。同時に、一部のＥｕ内の電子が励起されるものもあ
る。その電子は、色中心に捕獲される。色中心は（１−
またはＢｒ−の格子欠陥であり、その欠陥はプラスに電
荷しているようになる。電子はマイナスに電荷している
ので、色中心に捕獲される。これが、メモリである。次
に、その輝尽性蛍光体に赤から赤外の光を照射すると、
色中心に捕獲されていた電子が励起され元のＥｕに戻る
時に青色発光する。これが、輝尽発光である。この輝尽
発光強度はＸ線の強度に比例する。
が励起され青色発光する（フォトルミネッセンス、ＰＬ
）。同時に、一部のＥｕ内の電子が励起されるものもあ
る。その電子は、色中心に捕獲される。色中心は（１−
またはＢｒ−の格子欠陥であり、その欠陥はプラスに電
荷しているようになる。電子はマイナスに電荷している
ので、色中心に捕獲される。これが、メモリである。次
に、その輝尽性蛍光体に赤から赤外の光を照射すると、
色中心に捕獲されていた電子が励起され元のＥｕに戻る
時に青色発光する。これが、輝尽発光である。この輝尽
発光強度はＸ線の強度に比例する。
Ｘ線を照射されたイメージング・プレートを赤または赤
外のレーザで走査し、そのときに得られる輝尽発光を光
電子増倍管で電気信号に変換し、この電気信号を画像処
理してＸ線写真が得られる。
外のレーザで走査し、そのときに得られる輝尽発光を光
電子増倍管で電気信号に変換し、この電気信号を画像処
理してＸ線写真が得られる。
蛍光体の輝尽発光効率を高くすると、さらに、高い分解
能でしかも被爆線量を更に軽減できる。
能でしかも被爆線量を更に軽減できる。
そのため、現在量も実用性の高い輝尽性蛍光体であるＢ
ａＣＩ Ｂｒ ： Ｅｕ”の発光効率を高める試みが種
々行なわれている。例えば、特開昭６１−１２０８８２
では、ＮａＣｉ等の添加物が考えられているが、発光効
率を顕著に高めるには至っていない。
ａＣＩ Ｂｒ ： Ｅｕ”の発光効率を高める試みが種
々行なわれている。例えば、特開昭６１−１２０８８２
では、ＮａＣｉ等の添加物が考えられているが、発光効
率を顕著に高めるには至っていない。
本発明は、発光効率を著しく高めた輝尽性蛍光体および
その製造方法を提供することを目的とする。
その製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的は、本発明によれば、組成式ＢａＣｆ！ ａ
Ｂｒ２−ａ ； ｂｔｕ” 、 ｂＡｌ” （ただし、
０．８＜ａ＜１．２．Ｑ＜ｂ≦ｊ、ｏｔ〕で表される輝
尽性蛍光体 によって達成される。
Ｂｒ２−ａ ； ｂｔｕ” 、 ｂＡｌ” （ただし、
０．８＜ａ＜１．２．Ｑ＜ｂ≦ｊ、ｏｔ〕で表される輝
尽性蛍光体 によって達成される。
上記の目的は、本発明によれば、ＢａＣＪ２２粉末と、
ＢａＢｒ２粉末と、巳ｕＡ１粉末とをａ： （２−ａ
）：ｂ〔ただし、０．８＜ａ＜１．２．Ｑ＜ｂ≦０．０
１）のモル比で混合する工程、および得られた混合物を
還元雰囲気中で焼成する工程を含むことを特徴とする輝
尽性蛍光体の製造方法によっても達成される。
ＢａＢｒ２粉末と、巳ｕＡ１粉末とをａ： （２−ａ
）：ｂ〔ただし、０．８＜ａ＜１．２．Ｑ＜ｂ≦０．０
１）のモル比で混合する工程、および得られた混合物を
還元雰囲気中で焼成する工程を含むことを特徴とする輝
尽性蛍光体の製造方法によっても達成される。
上記のモル比は、ａの値が０，９５〜１．０５であるこ
とが望ましい。またｂの値は０．０００１〜０．００４
であることが望ましく、０．０００５〜０．００２であ
ることが更に望ましい。最も望ましくは、実質的にａ＝
１かつｂ ＝ ０．００１とすることである。
とが望ましい。またｂの値は０．０００１〜０．００４
であることが望ましく、０．０００５〜０．００２であ
ることが更に望ましい。最も望ましくは、実質的にａ＝
１かつｂ ＝ ０．００１とすることである。
焼成を行なう還元雰囲気としては、従来のように、水素
ガスと窒素ガスやアルゴンガス等とを混合した雰囲気を
用いることができるが、本発明者は、水素ガスとヘリウ
ムガスとを混合した雰囲気を用いると、焼成された輝尽
性蛍光体の発光効率が更に向上することを見出した。
ガスと窒素ガスやアルゴンガス等とを混合した雰囲気を
用いることができるが、本発明者は、水素ガスとヘリウ
ムガスとを混合した雰囲気を用いると、焼成された輝尽
性蛍光体の発光効率が更に向上することを見出した。
輝尽性蛍光体（ＢａＣＲＢｒ ： Ｅｕ”）が発光する
のは、３ ｕ ２ ＋が添加されているためである。メ
モリの機能をもつのは、プラスに帯電した格子欠陥があ
るためである。母体のＢａは２価であるので、３価のイ
オンを添加するとメモリの機能が向上する。しかも、そ
のメモリ機能が、Ｅｕの近くに存在すると、輝尽発光効
率が向上する。
のは、３ ｕ ２ ＋が添加されているためである。メ
モリの機能をもつのは、プラスに帯電した格子欠陥があ
るためである。母体のＢａは２価であるので、３価のイ
オンを添加するとメモリの機能が向上する。しかも、そ
のメモリ機能が、Ｅｕの近くに存在すると、輝尽発光効
率が向上する。
Ｅｕと同時に３価のＡｌを添加して輝尽発光効率を向上
させる。従来のＥｕの添加は塩化物または、臭化物とし
て添加していた。本発明は、ＥｕＡ［の微粉末として添
加する。このことにより、Ｅｕの近くに３価のＡＪを添
加することができる。
させる。従来のＥｕの添加は塩化物または、臭化物とし
て添加していた。本発明は、ＥｕＡ［の微粉末として添
加する。このことにより、Ｅｕの近くに３価のＡＪを添
加することができる。
〔作 用〕
上記のように、本発明では、発光するＥｕの近くに３価
であるＡｆによるメモリ機能をおくことによって、発光
効率、特に輝尽発光強度を向上させる。
であるＡｆによるメモリ機能をおくことによって、発光
効率、特に輝尽発光強度を向上させる。
１３ａｃ ！！ ２粉末とＢａＢｒ２粉末とＥｕＡ Ｒ
粉末をモル比１ ： １ ： ０．００２［ａ＝ １
、ｂ＝０．００１］の割合で°ボール・ミルにより６時
間混合した。そのまま、ミル容器の蓋を開けて、１００
℃、２時間の真空乾燥した。さらに、ボール・ミルによ
る混合を６時間行った。
粉末をモル比１ ： １ ： ０．００２［ａ＝ １
、ｂ＝０．００１］の割合で°ボール・ミルにより６時
間混合した。そのまま、ミル容器の蓋を開けて、１００
℃、２時間の真空乾燥した。さらに、ボール・ミルによ
る混合を６時間行った。
得られた混合物を、石英ボートに充填し、８９０℃、２
時間の還元焼成を行った。雰囲気は、水素ガス（２０％
〉とヘリウムガス（８０％〉との混合ガスを使用した。
時間の還元焼成を行った。雰囲気は、水素ガス（２０％
〉とヘリウムガス（８０％〉との混合ガスを使用した。
比較の為に、Ａｌを添加しないものも上記と同様な操作
で試作した。また、雰囲気として、ヘリウムガスの代り
に従来のように窒素ガスを用いて、他は上記と同様な操
作で試作した。
で試作した。また、雰囲気として、ヘリウムガスの代り
に従来のように窒素ガスを用いて、他は上記と同様な操
作で試作した。
焼成した上記各蛍光体のＰＬ（フォトルミネッセンス）
および輝尽発光強度を測定した。その結果を第１表に示
す。
および輝尽発光強度を測定した。その結果を第１表に示
す。
第１表
発光強度の相対比較
（注）
＊１）ＰＬは、２７０ｒｌｌ１１の光を照射したときの
発光強度。
発光強度。
＊２）輝尽売先は、１２０ｋＶ、２００ｍＡ、ｏ、ｏ２
ｓを照射したのち、２分後に半導体レーザ（７８０ｎｍ
。
ｓを照射したのち、２分後に半導体レーザ（７８０ｎｍ
。
ｌＱｍｌｌ）を照射したときの発光強度。
表から、本発明にしたがってＡｌを添加した組成の蛍光
体は、従来のようにＡＩを添加しない場合に比べて、輝
尽発光強度が約２０％向上していることがわかる。
体は、従来のようにＡＩを添加しない場合に比べて、輝
尽発光強度が約２０％向上していることがわかる。
また、焼成雰囲気をＨｚ＋Ｈｅとすることにより、輝尽
発光強度が更に約２０％向上することがわかる。
発光強度が更に約２０％向上することがわかる。
以上説明したように、本発明によれば、発光効率、特に
輝尽発光強度を著しく高めた輝尽性蛍光体を得ることが
できる。
輝尽発光強度を著しく高めた輝尽性蛍光体を得ることが
できる。
Claims (2)
- １．組成式ＢａＣｌ＿ａＢｒ＿２＿−＿ａ：ｂＥｕ＾２
＾＋，ｂＡｌ＾３＾＋〔ただし、０．８＜ａ＜１．２，
０＜ｂ≦０．０１〕で表される輝尽性蛍光体。 - ２．ＢａＣｌ＿２粉末と、ＢａＢｒ＿２粉末と、ＥｕＡ
ｌ粉末とをａ：（２−ａ）：ｂ〔ただし、０．８＜ａ＜
１．２，０＜ｂ≦０．０１〕のモル比で混合する工程、
および 得られた混合物を還元雰囲気中で焼成する工程を含むこ
とを特徴とする輝尽性蛍光体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21847989A JPH0384090A (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 輝尽性蛍光体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21847989A JPH0384090A (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 輝尽性蛍光体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0384090A true JPH0384090A (ja) | 1991-04-09 |
Family
ID=16720576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21847989A Pending JPH0384090A (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 輝尽性蛍光体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0384090A (ja) |
-
1989
- 1989-08-28 JP JP21847989A patent/JPH0384090A/ja active Pending
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