JPH0476089A - 輝尽性蛍光体 - Google Patents

輝尽性蛍光体

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JPH0476089A
JPH0476089A JP18798190A JP18798190A JPH0476089A JP H0476089 A JPH0476089 A JP H0476089A JP 18798190 A JP18798190 A JP 18798190A JP 18798190 A JP18798190 A JP 18798190A JP H0476089 A JPH0476089 A JP H0476089A
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JP
Japan
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phosphor
stimulable phosphor
raw material
neutral
material mixture
Prior art date
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Pending
Application number
JP18798190A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kano
博司 鹿野
Nobuhiro Iwase
信博 岩瀬
Shinji Tadaki
進二 只木
Masami Hasegawa
正巳 長谷川
Nagaaki Etsuno
越野 長明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 輝尽性蛍光体に関し、 輝尽発光効率を向上させることを目的とし、組成式、 (Ba、  HL−a ) Brz : b Eu(た
だし、aは0<a<1、bは0<b≦0.2なる条件を
満たす数値であり、MはBe、 Hg、 CaおよびS
rからなる群から選ばれる少なくとも1種の2価の金属
を表す) で表される蛍光体により構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、輝尽性蛍光体、その製造および使用に関する
従来の医療用X線写真(蛍光スクリーンフィルム)に代
わって、新しいデジタルラジオグラフィーシステムの開
発が進められ、利用され始めている。そのシステJ1の
センサ部分には、輝尽性蛍光体を塗布したイメージング
プレー1・が用いられている。このような方法に関して
は、基本的な方法として、米国特許第3,859.52
7に詳しく述べられている。
輝尽性蛍光体であるBaBrz:Eu”は、X線の検出
とメモリの2つの機能をもった蛍光体である。X線また
は紫外線が照射されると、発光中心である1、uが励起
され、青色発光する。いわゆるフ第1ヘルミネッセンス
である。同時に、一部のEu内の電子が励起されるもの
もある。その電子は、色中心に捕獲される。色中心はB
r−の格子欠陥であり、その欠陥はプラスに荷電するよ
うになる。電子はマイナスに荷電しているので、色中心
に捕獲される。
これが、メモリである。次に、その輝尽性蛍光体に赤か
ら赤外の光を照射すると、色中心に捕獲されていた電子
が励起され、元のEuに戻る時に青色発光する。ごれが
輝尽発光である。この輝尽発光強度はX線の強度に比例
する。
X線を照射されたイメージングプレー1・は、赤または
赤外のレーザで走査される。そのときに得られる輝尽発
光を光電子増倍管で電気信−号に変換する。この電気信
号を画像処理してX線写真が得られる。
蛍光体の輝尽発光効率を高くすると、さらに、高い分解
能が得られ、しかも被曝線量を軽減することもできる。
(従来の技術〕 輝尽性蛍光体としてBaClBr:Eu2”等が知られ
ている。BaClBr:Eu”の発光効率を上げるため
、例えば、特開昭61−120882ては、NaC1等
の添加物を用いることが提案されている。これは、フォ
1ヘルミネッセンスの効率を−にげるものである。しか
し、BaBr2:Eu24については、輝尽発光効率を
」二げる添加物に関しては、はとんど研究されていない
〔発明が解決しようとする課題〕
Ellは発光中心といわれるもので、BaBr2に添加
すると200nmの発光が得られる。この発光を光電子
増倍管で電気信号に変換して、X線像の検出に用いる。
」二記した如く、輝尽性蛍光体はメモリ機能をも有する
しかして、かかる蛍光体を医療診断を目的とするX線写
真撮影に利用する場合に、人体の被曝線量を低減させる
ために、発光輝度ができるだけ高いことが望まれるので
ある。
本発明は、従って、発光効率が高く、医療診断をlヨl
的とするX線写真撮影に用いた場合に人体の被曝線量を
低減させることのできる輝尽性蛍光体を提供しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、上記課題を解決するため、組成式、 (Baa  −Ml−1l )Brz  :  b E
u(ただし、aはO<a<1.1)はQ<b≦0.2な
る条件を満たず数値であり、MはBe、 Hg、 Ca
およびSrからなる群から選ばれる少なくとも1種の2
価の金属を表す) で表される輝尽性蛍光体が提供される。
本発明の蛍光体において、aが大きすぎると発光効率向
上の効果が充分でない。bが大きすぎる場合には、感度
が低くなり、実用的ではない。
〔作用〕
本発明においては、BaBrz:Eu24の組成を有す
る輝尽性蛍光体の構成成分の1つであるバリウムの一部
が2価の金属で置換されるのであり、これによって78
0〜830 nmで励起した場合の輝尽発光強度が向上
される。
本発明の輝尽性蛍光体は、組成式、 (Baa  −Ml−a ) Brz : b Eu(
ただし、a、bおよびMは前記規定に同一のものを表す
) に対応する相対比となるように原料混合物を調製し、前
記混合物を中性または還元性雰囲気中500〜1100
’Cの温度で焼成することにより、製造することができ
る。
このような原料混合物の成分としては、BaBr2Eu
Br:++ MgBrz、 CaBrzおよび5rBr
zを用いることができる。
原料成分を乾燥雰囲気中で乾式にて混合し、得られた混
合物を微粉末にするのがよい。あるいは、原r1成分を
湿式にて混合し7てから乾燥し、得られた混合物を微粉
末にしてもよい。混合物の焼成は、水素を含むHe、 
Ne、 Ar等の不活性ガスもしくは窒素ガスやCOを
含むCO□の如き還元性雰囲気または不活性ガスや窒素
ガスの如き中性雰囲気中で行うのが好ましい。
本発明の輝尽性蛍光体は、X線画像変換シートを製造す
るための蛍光体として有利に用いることができる。かか
るシートは、例えば、ポリエチレンテレフタレートのフ
ィルム上に輝尽性蛍光体を含む塗料を塗布し、乾燥させ
た後、その表面に保護膜を形成して構成される。
しかして、このようなシートは、医療用X線診断に用い
られる放射線画像記録読取装置の変換パネルに適用する
ことができる。この装置では、輝尽性蛍光体の層を含む
変換パネルにX線を照射した後、例えばレーザビーム等
の励起光により走査すると、変換パネルから輝尽発光が
生しる。この輝尽発光を検出して時系列の信号に変換し
、CRTに表示したり、レーザビームを強度変調して銀
塩フィルム上に焼き付i−またりして、目に見える画像
にすることができるのである。
〔実施例〕
以下、 実施例により、本発明をさらに説明する。
尖施−例」霞ジよ−ぴI 表1に示す組成の原料をボールミルにより6時間混合し
た。そのまま、ミル容器の蓋を開け、100℃で1時間
真空乾燥した。さらに、ボールミル処理を6時間行った
混合物を石英ボートに充填し、880℃で2時間還元焼
成を行った。焼成雰囲気として、水素ガスを含むヘリウ
ムガスを使用した。比較のために、無添加のものも試作
した。
(発明の効果〕 本発明の輝尽性蛍光体は、高い輝尽発光強度を有するの
で、デジタルラジオグラフィーシステムのX線写真撮影
において、人体の被曝線量を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、輝尽性蛍光体の輝尽発光強度を示づグラフで
ある。 得られた蛍光体の輝尽発光強度を測定した。その結果を
第1図に示す。CaRrzの添加量を変化させると、2
0モル%の添加量で、780〜830nmでの輝尽発光
強度において1.2から1.5倍の感度向上を得た。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.組成式、 (Ba_a・M_1_−_a)Br_2:bEu(ただ
    し、aは0<a<1、bは0<b≦0.2なる条件を満
    たす数値であり、MはBe、Hg、CaおよびSrから
    なる群から選ばれる少なくとも1種の2価の金属を表す
    ) で表される輝尽性蛍光体。
  2. 2.請求項1記載の蛍光体を製造するに際して、組成式
    、 (Ba_a・M_1_−_a)Br_2:bEu(ただ
    し、a、bおよびMは請求項1の規定に同一のものを表
    す) に対応する相対比となるように原料混合物を調製し、前
    記混合物を中性または還元性雰囲気中500〜1100
    ℃の温度で焼成することを含む輝尽性蛍光体の製造方法
  3. 3.輝尽性蛍光体として請求項1記載の蛍光体を含むX
    線画像変換シート。
  4. 4.請求項3記載のX線画像変換シートを用いて変換パ
    ネルを構成したことを特徴とする放射線画像記録読取装
    置。
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