JPH02503717A - X線画像変換シート、x線画像変換シートの製造方法、輝尽性蛍光体、及び、輝尽性蛍光体の製造方法 - Google Patents

X線画像変換シート、x線画像変換シートの製造方法、輝尽性蛍光体、及び、輝尽性蛍光体の製造方法

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JPH02503717A
JPH02503717A JP1503012A JP50301289A JPH02503717A JP H02503717 A JPH02503717 A JP H02503717A JP 1503012 A JP1503012 A JP 1503012A JP 50301289 A JP50301289 A JP 50301289A JP H02503717 A JPH02503717 A JP H02503717A
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平野 弘
信博 岩瀬
越野 長明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 X線画像変換シート、X線画像変換シートの製造方法、輝尽性蛍光体、及び、輝 尽性蛍光体の製造方法発明の技術分野 本発明は、X線画像変換シート、X線画像変換シートの製造方法、輝尽性蛍光体 、及び、輝尽性蛍光体の製造方法の改良に関する。特に、X線画像変換シートの 発光強度と耐湿性とを向上し、X線画像変換シートの反りを修正することを可能 にし、輝尽性蛍光体の発光強度を向上し、輝尽性蛍光体の励起光周波数を半導体 レーザの発光周波数6N域に一致させることを可能にして、その結果として、こ の輝尽性蛍光体を使用して製造されているX線画像変換シートに記憶されている X線画像の読み出しを、半導体レーザを使用しても可能にする等の改良に関する 。
技術の背景 X線は、X線吸収係数の差を利用して人体をはじめ動物の診断等に広く使用され ている。
ところが、X線の被曝は動物の組織を破壊するから、できるだけ少量の被曝量を もって、X線吸収係数が他のて、X線吸収領域のパターンを認識し、また、これ を画像化する手段の開発が望まれている。
従来技術に係るノースクリーン型のX線用写真フィルムにおいては、感度と分解 能との間に相反則が成立し、少ないX線照射量をもって撮像することができるよ うに感度を向上しようとすると、分解能が低下すると云う欠点がある。
そこで、この欠点を解消するために開発されたものがX線画像変換シートである 。そして、このX線画像変換シートの動作原理は、輝尽性蛍光体がX線の照射を 受けると、このX線エネルギーを内部に蓄積し、この蓄積されたエネルギーを、 レーザ光等光の照射をもって、可視波長領域の螢光やハロゲン化銀等の感光に適 する波長領域の螢光に転換して再放出すると云う性質を利用したものである。
この輝尽性蛍光体の代表的な例としては、例えばアルカリ土類金属と2価のユー ロピウムとが結合している2価のユーロピウム付活ハロゲン化アルカリ土類金属 よりなる輝尽性蛍光体等が利用可能であり、例えば、BaClBrと2価のEu とが結合して、化学式BaCj!Br:Eu”をもって表され、2価のユーロピ ウム付活塩化臭化バリウムと呼ばれる輝尽性蛍光体等が利用可能である。
第1図は、2価のユーロピウム付活塩化臭化バリウムよりなる輝尽性蛍光体(B aClBr :Eu”)のバンドダイヤグラムを示す。第1回において、C1・ vl は、BaClBrのそれぞれ伝導帯と価電子帯とを示し、C2・■2はE uのそれぞれ励起状態と基底状態とを示す。そして、TはBaCl!、Br原子 から負イオンが離脱して形成された格子欠陥すなわち空孔を示す、二〇Tは色中 心として機能する。
第1図に示すようなバンドダイヤグラムを有する輝尽性蛍光体にX線が照射され ると、2価のEuの基底状態■2にある電子が励起されて、BaCl2Brの伝 導帯C1に移動する。しかし、X線の照射が停止すると、直ちにエネルギーを失 って、X線が照射された幾何学的領域近傍に存在する色中心Tにトラップされ、 ここに安定に止まる。
この現象は、X線が照射された幾何学的領域に存在する2価のEuの電子が、幾 何学的にはお\むね同一の領域に存在するが励起に必要なエネルギーは小さい色 中心Tに移動したことを意味する。換言すれば、この現象は、X線のエネルギー が、より少ないエネルギーの供給、例えば波長が500〜900nm程度の光の 照射をもって、ノースクリーン型のX線用写真フィルムを感光することができる 螢光を発生しうるように、記憶されることを意味する。
よって、上記の2価のEuの電子が、X線が照射された幾何学的領域近傍に存在 するが、物理学的には色中心T(より少ないエネルギーの供給をもって螢光を発 生しを製造し、この輝尽性蛍光体の層を、粉体となす。そしうるレベル)に移動 している輝尽性蛍光体にレーザ光等を照射すると、色中心Tにトラップされてい る電子はレーザ光等のエネルギーを吸収して、輝尽性蛍光体を構成しているアル カリ土類金属の伝導帯C1に励起される。
こ\で、レーザ光等のエネルギーの供給が停止され\ば、励起された電子はEu の励起状態C2を経て基底状態■2に落ちる。そして、この際、2価のユーロピ ウムの励起状態C2と基底状態■、とのレベルの差に対応する波長の螢光を、色 中心Tに捕獲されていた電子量に比例した強度で発生する。
か−る輝尽性蛍光体を使用したX線画像変換シートは、理論的には輝尽性蛍光体 の板状体等のみをもって構成することができる。しかし、工業的には、第3図に 示すように、例えば、ポリエチレンテレフタレート(以下マイラー(ポリエチレ ンテレフタレートの登録商標である。)と云う。)フィルム等の透明樹脂膜より なる基材フィルム上に、輝尽性蛍光体を形成して製造することが一般である。換 言すれば、例えばマイラー等透明樹脂膜の上に、原子量が大きくてX線吸収能が 大きなアルカリ土類金属のハロゲン化物とユーロピウムのハロゲン化物との混合 物を、還元性ガス例えば水素と窒素との混合ガスまたは一酸化炭素と二酸化炭素 との混合ガス中において焼成して、3価のユーロピウムを還元して2価のユーロ ピウムに転換する。このようにして、2価のユーロピウム付活ハロゲン化アルカ リ土類金属よりなる輝尽性蛍光体の層とX線非吸収領域とのパターンを構成する 各画素にそって、この粉体を、例えばポリメチルメタクリレート等高分子化合物 のバインダとトルエン等の溶剤に溶解して、これらの混合液を製造する。そして 、第3図に示すように、厚さ約1Onのマイラー等の基材フィルム5上に塗布し て厚さ250〜300nの輝尽性蛍光体の板状体1を形成し、その上に厚さ約1 0nのマイラー等の薄膜6を貼着することが一般である。なお、4は接着剤であ る。
このようにして製造したX線画像変換シートを使用するには、二つの異なった手 法がありうる。
その一つは写真フィルムに画像化する手法である。この手法においては、人体等 の被写体を介して弱いX線をX線画像変換シートに照射する。これによって、被 写体のX線吸収領域とX!I非吸収領域のパターンを、X線画像変換シートを構 成している輝尽性蛍光体の色中心のグループよりなるパターンとして記憶させ、 次に、X線画像変換シートを螢光感光性フィルムと密着させて、レーザ光(例え ば波長630nts(DHe−N eレーザ)を照射して、色中心のグループよ りなるパターンとして記憶されていた被写体のX線吸収領域とX線非吸収領域と のパターンをフィルムに転写する手法である。
他の一つは、CRT管等の上に直像表示する手法である。この手法においては、 例えばHe−Neレーザ(波長は630nmである。)を、色中心のグループよ りなるパターンとして記憶されている、被写体のX線吸収領域て、走査する。こ の工程において、各画素は順次蛍光を発生し、この蛍光は光電子倍増管等を使用 して、ピックアップされる。その結果、被写体のX線吸収領域とX線非吸収領域 を代表する電気信号列が出力される。この被発光強度が減少すると云う欠点が認 められている。
第3に、X線画像変換シートは、伝統的には、Euのハロゲン化物とアルカリ土 類金属のハロゲン化物との混合物を焼結して製造した輝尽性蛍光体を粉砕して粉 体となし、この物体状の輝尽性蛍光体とバインダとの混合物を、マイラー等の樹 脂フィルム上に塗布して輝尽性蛍光体とバインダとを含有するシートを形成し、 このシートに含まれる溶剤を乾燥させた後この上にマイラー等の樹脂フィルムを 貼着して製造していたが、この伝統的手法では感度も解像度も十分ではないと云 う欠点が認められる。この欠点はバインダの含量比を減少し、輝尽性蛍光体の含 量比を大きくすれば避けられる筈であるが、バインダの含量比を過小にすると、 輝尽性蛍光体とバインダとの混合物を、マイラー等の樹脂フィルム上に平坦に塗 布することが困難になり、その結果、読み取り用レーザが輝尽性蛍光体の表面で 散乱して解像度が低下すると云う欠点をともなうことが認められている。また、 輝尽性蛍光体はその粉砕時に損傷を受けるので、この点からも感度が低下すると 云う欠点がある。
第4に、粉砕する際受けた損傷を修復し、バインダの含量比を減少して輝尽性蛍 光体の含量比を増大して、感度と解像度との双方を向上するために、粉体の輝尽 性蛍光体とバインダとの混合物よりなる液状体を、マイラー等の樹脂フィルム上 に塗布し、溶剤を乾燥させて輝尽性蛍光体とバインダとを含有するシートを製造 し、このシートをマイラー等の樹脂フィルムから剥離し、還元性雰囲気中で80 0〜900°Cの温度で焼結する手法が開発された。しかし、この手法を使用す ると、X線画像変換シートに反りが生ずると云う欠点が認められる。
本発明に係るX線画像変換シートは、2価のユーロピウムをもって付活されたア ルカリ土類金属のハロゲン化物系輝尽性蛍光体を使用している。この範晴に属す るものとして、従来より、ユーロピウム付活アルカリ土類複合ハロゲン化物輝尽 性蛍光体 BaXX’  ・Eu(但しx、x’ はF、CA、Br、および、 ■からなる群より選ばれる少なくとも1種のハロゲン元素である。)が知られて いる。この輝尽性蛍光体は、X線・電子線・紫外線等の放射線を照射された後、 可視乃至赤外vA領領域電磁波で励起すると近紫外線を発光する性質(輝尽発光 性)を呈するので、X線画像変換シートの材料として有用であることが認められ ている。例えば、その組成式が(Ba+−x−y−p S r* CayEu、 z−)F (C1,+−*−bx、y、p、a、及び、bは、 0.001≦p≦0.20、 a十り≦1 なる条件を満たす数である。
で表される2価のユーロピウム付活2価金属フルオロハライド螢光体が知られて いる。この輝尽性蛍光体は、X線・紫外線・電子線等で励起すると、390nm 付近に発光スペクトル分布のピークを持った近紫外線発光性を示す、特に、この 輝尽性蛍光体はX線に対する吸収効率が高く、また、上記近紫外線発光性がX線 フィルムの分光感度に合致しているところから、X線増悪紙用の螢光体として実 用されている(特公昭51−28591号)。
また、第7図に示すように、発光強度と励起光波長との関係、すなわち、発光強 度の励起光波長に対するスペクトル分布は、580nm付近にピークを持つ、そ のため、この輝尽性蛍光体を励起するには、通常、He−Neレーザが使用され る。
上記の輝尽性蛍光体と類僚で、X線画像変換シートの材料として有用である他の 輝尽性螢光体として、以下の組成式 %式% MはBa、Sr、および、Caからなる群より選ばれる少なくとも1種のアルカ リ土類金属元素であり、XおよびXoはCl3.Br、および、■からなる群よ り選ばれる少なくとも1種のハロゲン元素であり、X≠X”であり、 aは0.1≦a≦10.0の範囲の数値であり、Xは0<x≦0.2の範囲の数 値である。
が知られている(特公昭63−2895号)。
特に、BaCj2Br : Eu系輝尽性蛍光体は、XvA・紫外線・電子線等 で励起すると、410n+a付近に発光スペクトル分布のピークを持つ近紫外線 発光性を示す。また、第8図に示すように、発光強度と励起光波長との関係、す なわち、発光強度の励起光波長に対するスペクトル分布は、5BOn+n付近と 700nm付近とにピークを持つ、そのため、この輝尽性蛍光体を励起するには 、He−Neレーザのみならず、半導体レーザも使用が可能である。
上述の輝尽性蛍光体は、対応する螢光体原料を600乃至1,000°Cの温度 で適当な時間焼成することによって得ることができる。
ところが、上記の矧尽性蛍光体、特にBaCj2Br:Eu系輝尽性蛍光体は、 励起光スペクトルが可視光領域に大きなピークを持ち、半導体レーザの発光周波 数領域における励起感度は悪い。換言すれば、上記の輝尽性蛍光体は、被写体の X線吸収領域と非吸収領域を代表して記憶されているパターンを読み出すに便利 な半導体レーザの発光周波数帯域において感度が低く、実用的見地から不便であ ると云う欠点がある。
発明の目的と発明の開示 本発明の目的は、上記の諸々の欠点を解消することにある。
第1の目的は、発光強度が大きいX線画像変換シートとその製造方法とを提供す ることにある。
第2の目的は、耐湿性が大きく、経時変化の少ないX線画像変換シートを提供す ることにある。
第3の目的は、輝尽性蛍光体の含量比が大きく、発光強度が大きいX線画像変換 シートとその製造方法とを提供することにある。
第4の目的は、反りの発生しないX線画像変換シートを製造する方法を提供する ことにある。
第5の目的は、発光強度の大きい輝尽性蛍光体を製造する方法を提供することに ある。
第6の目的は、発光波長が700nm程度の半導体レーザをもっても、被写体の X線吸収領域と非吸収領域によって構成されているパターンを読み出しうる輝尽 性蛍光体とその製造方法とを提供することにある。
第1の目的を達成する手段は下記のとおりである。
第1の目的を達成する第1の手段は、従来技術におけるように、第1焼成工程を 使用して輝尽性蛍光体を製造した後、これを粉体になし、この粉体にバインダを 添加して成形し、その後、第2焼成工程を使用してX線画像変換シートを製造す るのではなく、1回の焼成工程をもってX線画像変換シートを製造するものであ る(請求の範囲[1]  [2]に対応)。
この請求の範囲[1]  [2]に対応する手段において、基材フィルムとして 、耐熱性基板またはセラミック基板を使用することが有利である(請求の範囲[ 7]  [8]に対応)。
第1の目的を達成する第2の手段は、焼成法を使用して輝尽性蛍光体を製造する 第1工程と、この輝尽性蛍光体を粉砕して粉体となす第2工程と、この輝尽性蛍 光体の物体とバインダとの混合物のフィルムを、基材フィルム上に成形して輝尽 性蛍光体とバインダとの混合物の板状体を形成する第3工程と、この輝尽性蛍光 体とバインダとの混合物の板状体を基材フィルムから剥離する第4工程と、さら に焼成をなしてバインダを排除する第5工程とよりなり、X線画像変換シートに 含まれるバインダの含量比を減少して、発光強度を向上するものである(請求の 範囲[4]  [5]に対応)。
請求の範囲[4]  [5]に対応するこの手段において、基材フィルムとして 、高分子化合物フィルムを使用することがを利である(請求の範囲E27コ[2 8]に対応)。
第2の目的を達成する手段は、輝尽性蛍光体の層の上下面には樹脂フィルムより なる保護膜が形成されており、しかも、輝尽性蛍光体の層の上下面の少なくとも 一方には、SiO□ ・ITO等の耐湿性保強膜を形成するものである(請求の 範囲[9]に対応)。
第3の目的を達成する手段は、輝尽性蛍光体の粒子とバインダとを混練して成形 した板状体を酸化性雰囲気中において加熱してバインダを酸化除去することによ り輝尽性蛍光体の含量比を増加するとともに、上記の輝尽性蛍光体を粉砕し混練 する工程中に発生した鯉尽性蛍光体の損傷を回復するものである(請求の範囲[ 1o]  [13]に対応)。より具体的には、この手段は、(i)ハロゲン元 素の1種とBa族の元素の1種との化合物と他のハロゲン元素の1種とIla族 の元素の1種との化合物とユーロピウムのハロゲン化物との組成物、(ii ) ハロゲン元素の1種と1a族の元素の1種との化合物とハロゲン元素の1種とユ ーロピウムまたはタリュウムとの化合物との組成物、または、(ij)ハロゲン 元素の1種とBa族の元素との化合物と他のハロゲン元素の1種とIla族の元 素との化合物(但し、いづれかの化合物は、シリコン酸化物、リンの酸化物、マ グネシウム・カルシウム・ストロンチウムもしくはバリウムの硫化物、または、 イツトリウム酸化物)とユーロピウムのハロゲン化物との組成物を製造する工程 と、上記の組成物を粉砕する工程と、上記の粒子とバインダとの組成物を製造す る工程と、この組成物の板状体を製造する工程と、この板状体を酸化雰囲気中に おいて加熱して前記のバインダを酸化除去する工程と、還元ガス中において加熱 して前記の組成物を輝尽性蛍光体に転換する工程とを有するX線画像変換シート の製造方法である。
一方、一般的に表現すれば、組成式 %式%: れた元素であり、 x、x’はハロゲン族からそれぞれ別個C:選択された元素であり、 aは1より小さい正の数であり、 bは0.2以下の正の数である。
または、組成式 : MはIa族から選択された元素であり、Xはハロゲン族から選択された元素であ り、Aはユーロピウムまたはタリウムであり、aは1より小さい正の数である。
または、組成式 %式%: MはMg、Ca、Sr、Baからなる群から選択された元素であり、 X、χ′はハロゲン族からそれぞれ別個に選択された元素であり、 B!!酸化シリコン、酸化リン、Mg、Ca、Sr、Baの硫化物、または、酸 化イ・ノトリウムであり、aは1より小さい正の数であり、 bおよびCはいづれも0.2以下の正の数である。
放物の粒子とバインダとの組成物を製造する工程と、この組成物の板状体に製造 する工程と、この板状体のいずれかを酸化雰囲気中において加熱して前記バイン ダを酸化除去する工程を有するX線画像変換シートの製造方法と、この製造方法 を実施して製造された、組成式%式%: MはMg、Ca、Sr、Baからなる群から選択された元素であり、 x、x’ はハロゲン族からそれぞれ別個に選択された元素であり、 aは1より小さい正の数であり、 bは0.2以下の正の数である。
または、組成式 : MはIa族から選択された元素であり、Xはハロゲン族から選択された元素であ り、Aはユーロピウムまたはタリウムであり、aは1より小さい正の数である。
または、組成式 %式%: MはMg、Ca、Sr、Baからなる群から選択された元素であり、 X、X’はハロゲン族からそれぞれ別個に選択された元素であり、 Bは酸化シリコン、酸化リン、Mg、Ca、Sr、Baの硫化物、または、酸化 インドリウムであり、aは1より小さい正の数であり、 bおよびCは0.2以下の正の数である。
よりなる輝尽性蛍光体の焼結体よりなるxvA画像変換シートとなる。
第4の目的を達成する手段は、輝尽性蛍光体の層を形成した後、この輝尽性蛍光 体の層の上に、平坦な石英板またはセラミック板を載置する工程と、前記の輝尽 性蛍光体の層を還元性ガス中で再び加熱して、前記の輝尽性蛍光体の層の反りを 修正する工程とを有するX線画像変換シートの製造方法である(請求の範囲[3 ]  [6]に対応)。
第5の目的を達成する手段は、焼成工程(3価のユーロピウムや3価のタリウム を2価のユーロピウムや2価のタリウムに還元する焼成工程)を、ヘリウムと水 素との混合ガスよりなる還元ガス中でなすものである(請求の範囲[14]に対 応)。
第6の目的を達成する手段は、例えばBaCfz  ・XBaBrz  ・yC aS : zEu”等よりなる輝尽性蛍光体を利用するものであり(請求の範囲 [15]〜[26]に対応)、より詳細には、組成式 %式%: る群より選ばれる少なくとも1種の元素であり、XおよびX”はF、CI、Br およびIからなる群より選ばれるハロゲンであり、xf−x’であり、Xは0. 4≦X≦0.6の範囲の数であり、yはO<y≦0.1の範囲の数であり、2は 0.0001≦2≦0.03の範囲の数である。
に対応する相対比となるように輝尽性蛍光体原料混合物を調整する工程と、該混 合物を弱還元性雰囲気中で500乃至1.100℃の範囲の温度において焼成す る工程とを有するユーロピウム付活アルカリ土類金属複合硫化ハロゲン化物螢光 体の製造方法と、この製造方法を実施して製造した、組成式 %式%: る群より選ばれる少なくとも1種の元素であり、XおよびX゛はF、CI、Br およびIからなる群より選ばれる元素で、X≠X′であり、Xは0.4≦X≦0 .6の範囲の数であり、yはo<y≦0.1の範囲の数であり、2は0.000 1≦2≦0.03の範囲の数である。
をもって表されるユーロピウム付活アルカリ土類金属複合硫化ハロゲン化物螢光 体である。
図面の簡単な説明 第1図は、輝尽性蛍光体の動作を説明するバンドダイヤグラムである。
第2a図は、本発明の第2の目的を達成する手段の第1の例に係るX線画像変換 シートの層構成図である。
第2b図は、本発明の第2の目的を達成する手段の第2の例に係るX線画像変換 シートの層構成図である。
第3図は、第2a図、第2b図との比較例としての従来技術に係るX線画像変換 シートの層構成図である。
第4図は、本発明の第2の目的を達成する手段の効果を示すグラフである。すな わち、信号強度/耐湿性試験時間関係を示すグラフであり、鎖線7は第2a図に 示す層構造を有するX線画像変換シートに対する耐湿性試験の結果であり、実線 8は第2b図に示す層構造を有するX線画像変換シートに対する耐湿性試験の結 果であり、実線9は従来技術に係るX線画像変換シートに対する耐湿性試験の結 果であり、破線】Oは第2b図に示す層構造ではあるが、周辺部には遮蔽が設け られていない層構造を有するX線画像変換シートに対する耐湿性試験の結果を示 すグラフである。
第5図は、本発明の第1の目的を達成する手段のうち、A(2)に示す実施例の 効果を示すグラフである。すなわち、輝尽発光強度/励起光波長関係(破線11 をもって示す。)を示すグラフである。
第6図は、X線画像変換シートを使用している状態を示す説明図である。
第7図は、従来技術(特公昭51−28591号)に係るBaFCl:Eu”の 励起スペクトルである。
第8図は、従来技術(特公昭63−28954号)に係るBaCfBr:Eu” の励起スペクトルである。
第9図は、本発明の第6の目的を達成する手段に係るBaCl2z  −xBa Brz  ・yCaS:zEu”の励起スペクトルである。
好ましい実施例の詳細な説明 以下、本発明のいくつかの実施例についてさらに詳細に説明する。
本実施例は、焼結体よりなる輝尽性蛍光体を粉砕することなく、焼結されたま− の状態の輝尽性蛍光体を使用してX線画像変換シートを製造する実施例である。
Ba C1z       ・・・208.246 gBaBrz        ・・・297.148 gEuBrs           O,783gP MMA       ・・・  40   gジブチルフタレート ・・・   30    gトルエン      ・・・ 400gを加え、−昼夜ボールミ ルで混練して塗布液を調製した。
この液をアルミナ基板上にバーコータを用いて均一な厚さに塗布して、上記のア ルミナ基板上に形成された上記の組成を有する組成物の1膜を形成した。そして 、乾燥器を使用して上記の1膜を温度50°Cにおいて7時間に亙って加熱乾燥 し、次いで、電気炉を使用して、大気中において、600’Cに昇温し、この温 度に1時間保持してバインダを飛散させた。その後、H2とN、との混合ガス雰 囲気中において895°Cで1時間加熱して還元焼成を行い、ずさが300nの BaClBr:Eu&″の焼結体シート状の輝尽性蛍光体層を得た。
次に、この焼結体シートの両面に厚さが0.5閣の透明ガラス板をエポキシ樹脂 で接着してX線画像変換シートを製作した。
次に、従来技術と比較する目的をもって、従来技術に係る製造方法を使用して、 X線画像変換シートを製造した。すなわち、厚さが250nのマイラーシートの 上にバインダとの混合物よりなり厚さが300nの輝尽性蛍光体層を作り、この 輝尽性蛍光体層の上に厚さが5(Inのマイラーフィルムを貼着してX線画像変 換シートを製造した。
このX線画像変換シートに、120KV、200mA、印加時間0.05秒の条 件で発光させたX線を、擬似人体(ファントム)を透過させて照射した後、半導 体レーザ(波長830nto、  10 mW)を照射して発光輝度を光電子増 倍管で測定した。
第1表は、従来技術の信号強度を100として表示した結果を示す。
本実施例     360 従来技術     100 (2)iンの−451に・・する これらの実施例は、輝尽性蛍光体とバインダとの組成物よりなるシートを基材シ ート上に形成する工程と、この輝尽性蛍光体とバインダとのシートを基材シート から剥離する工程と、さらに、バインダを加熱除去して輝尽性蛍光体の含量比を 増大する工程とを有する実施例である。
輝尽性蛍光体の粉末を作った後、この粉末に、バインダとしてのポリメチルメタ アクリレート(PMMA)と溶媒としての混合物とを加えて液状とし、これをマ イラーフィルム上に塗布して、マイラーフィルム上に輝尽性蛍光体層を形成する 。乾燥した後、輝尽性蛍光体層だけをマイラーフィルムより剥離した。これを、 N2 とを飛散させた後、H,とN2との混合ガス中で850″Cで1時間に亙 って加熱して還元焼成して膜厚300nのシート状の焼結体を作った。
そして、この焼結体よりなる輝尽性蛍光体層の両面に、接着剤を使用して石英ガ ラスを貼着して、X線画像変換シートを作成した。
このX線画像変換シートの発光輝度を、従来のように輝尽性蛍光体粉末をPMM Aバインダと混合して塗布して製造した、従来技術に係る膜厚300nのシート としたX線画像変換シートの発光輝度と比較した。
その方法は、120KV、200mA、印加時間0.05秒の条件で発光させた X線を擬似人体(ファントム)を透過させてx!#!画像変換シートに照射した 後、半導体レーザ(波長830nm、10mW)を照射し、発光輝度を光電子増 倍管で測定した。
第2表は、従来技術の信号強度を100として表示した結果を示すものである。
第  2  表 □   ■■ 本実施例      370 従来技術      100 この結果から判るように、本発明に係る輝尽性蛍光体は従来技術に係る輝尽性蛍 光体に比し、発光強度がすぐれている。前者は、輝尽性蛍光体を大量に含むがパ インダを少量しか含まないこと一1前者は、粉砕工程において発生した結晶欠陥 が、焼成工程における結晶成長によって治癒したからである。
上記工程を使用して製造したX線画像変換シートに、80KV、100mAの条 件をもって発生させたχ線を照射した後、500〜900nmの励起光を照射し て上記実施例に対してなしたと同様の試験を実施し、発生した輝尽発光の信号強 度を光電子増倍管を使用して測定した。
第5図はこの試験の結果を示す。すなわち、励起光波長と輝尽発光強度との関係 図(破線11をもって示す。)である。
なお、第5図において、実線12は、N2とH2との混合ガス中において焼成し て製造した輝尽性蛍光体、すなわち、A(1)に示す実施例に係る輝尽性蛍光体 に対して、上記と同一の条件でなした試験の結果としての輝尽発光強度と励起波 長の関係を示す。また、鎖線13は、従来技術(特公昭63−28954号)に 係る手法を使用して製造したBaFBr:Euの輝尽発光強度と励起波長の関係 を、上記と同一の条件でなした試験の結果を示す。
図から判るように、本発明に係るX線画像変換シートは、波長が500〜900 nmの励起光に対し、極めて優れた感度を有する。
そのため、第6図に示すように、被写体14を透過したX線15を照射された本 発明に係るX線画像変換シート16は、波長が500〜900r+nの励起光1 7を照射されると、輝尽発光を生じ、この輝尽発光は、集光系18を用いて光検 出器(光電子増倍管)19で電気信号に変換することができる。
B、lの ・ ゛ する  の − これらの実施例は、耐湿性を向上するため、樹脂フィルムよりなる保護層を1面 または両面番こ有するX線画像変換シートに、さらに、S i O2・ITO等 の無機質絶縁性フィルムの保護層が付加された層構造の実施例である。
上記A(1)に示した方法と同様の方法を使用して、厚さが5Onのマイラーよ りなる基材フィルムの上に厚さが300nの輝尽性蛍光体層を形成した。
そして、この輝尽性蛍光体層を乾燥した後、上記の輝尽性蛍光体層のシートをA 4サイズに裁断した。基材フィルムを剥離し、1面に二酸化硅素(SiOz)、 酸化インジュウムスズCITO)等の蒸着膜の付いたマイラーフィルムをA4サ イズより5Mnづつ縮機が広い大きさに切断し、これを、上記の輝尽性蛍光体層 の両面に接着剤を用いて接着した。
第2a図は、この製造方法を使用して製造したX線画像変換シートの断面図であ る。第2a図において、このX線画像変換シートは、断輝尽性蛍光体層1を中央 にし、これの両面に、S i Of膜2の付いたマイラーフィルム3を、接着剤 4を用いて密封されている。
この場合、接着剤4は輝尽性蛍光体N1の側面にも滲み出ており、輝尽性蛍光体 層1は大気から遮断されている。
なお、この実施例において、第2b図に示すように、基材フィルム5を輝尽性蛍 光体層lから剥離することは必須ではない、換言すれば、輝尽性蛍光体層1のI Nがマイラーフィルム3と二酸化シリコンフィルム2との間に挟まれ、接着剤4 をもって相互に接着されていてもよい。
第4図は、第2a図および第2b図に示す層構造を有する本発明に係るX線画像 変換シートと、輝尽性蛍光体層1と基材フィルム5とがマイラーフィルム3と二 酸化シリコンフィルム2との間に挟まれ接着剤4をもって接着されている層構造 を有する従来技術に係るX線画像変換シートとに対し、60°Cの温度と相対湿 度90%の条件の下において実施された耐湿性試験の結果を示すグラフである。
第4図は、第2a図と第2b図とにそれぞれ図示された層構造を有するX線画像 変換シートが、それぞれ鎖線7と実線8とをもって示すように、大きな耐湿性を 有し、一方、第3図に図示する層構造を有する従来技術に係るX線画像変換シー トが、実線9をもって示すように、小さな耐湿性を有することを明らかに示す。
第4閏は、さらに、破線10をもって、輝尽性蛍光体層1の周辺部を除き第2a 図または第2b図に示す層構造と同様な層構造のX線画像変換シートの耐湿性試 験の結果を示す、この結果は、この層構造のX線画像変換シートの耐湿性が第2 a図または第2b図に示す層構造のX線画像変換シートの耐湿性より悪いことを 示しているが、マイラーフィルム3と二酸化シリコンフィルム2の積層体の寸法 を輝尽性蛍光体層1と基材フィルム5の寸法と同一にして、輝尽性蛍光体層1の 周辺部を無保護にしたことによる。
rB、第5の目的を達成する手段(請求の範囲[14])の実施例」の項におい て、輝尽性蛍光体の発光強度を向上する目的をもって、アルカリ土類金属のハロ ゲン化物とEuのハロゲン化物との混合物に含まれる3価のEuを2価のEuに 転換するための焼成工程に使用される還元性ガスとして、Heと水素との混合ガ スを使用する方法が記載される。この方法が、輝尽性蛍光体の発光強度を向上す る効果を存する理由は、Heの原子半径が小さく、そのため、He原子がアルカ リ土類金属中に拡散しやすく、これによって不要なガスをアルカリ土類金属中か ら排除する効果を有することにある。
3価のEuを2価のEuに転換するための焼成工程に使用される還元性ガスとし てHeと水素との混合ガスを使用して製造した輝尽性蛍光体を使用して形成した XM画像変換シートに、SiO□ ・ITO等の無機物の保護層を、上記のX線 画像変換シートの1面または両面に設けることは、X線画像変換シートの特性を 向上するために効果的である。この実施例の本来的効果と第5の目的を達成する 手段の効果との相剰的組み合わせのためである。
C6′″4の ・ ゛ する   eJrJの#″′3〕6に1− の これらの実施例は、X線画像変換シートの反りを修正するようにする実施例であ る。
B a CI−z       ・・・208.246 gB a B rt        ・・・297.148 gE u B r=            0.783 g蒸留水       ・・・ 400gを混合して溶解させて 液状混合物を製造した。この液状混合物を約80°Cの温浴にて蒸発・乾固を行 い、生成した乾固物を80℃で乾燥させた後に粉砕して固体状混合物を得た。
次に、電気炉を用い、約500°Cの温度で大気中で2時間に亙って加熱して、 輝尽性蛍光体を製造した。この輝尽性蛍光体を粉砕して、粒径が30〜50μの 輝尽性蛍光体の粉末を製造した。
次に、この輝尽性蛍光体粉末500gに対し、PMMA30g、ジブチルフタレ ート3g、および、トルエン150gをボールミル用ポットに入れ、−昼夜に亙 って混練して塗布液を作り、この液をマイラーフィルムにドクターブレード法を 使用して塗布し、乾燥した後に基材フィルムを剥離して膜厚が400μの螢光体 層シートを作った。
このシートを電気炉に入れ、600℃の温度まで6時間かけて昇温させた後、こ の温度に1時間保った後、5−  時間かけて200°C以下の温度にまで冷却 することによりバインダを除去すると共に反りの少ない半焼結体シートを作った 。
次に、この半焼結体シートを電気炉に入れ、N2とN2との混合還元ガス気流中 で900℃まで9時間かけて昇温した後、900°Cに3時間に亙って保持した 後、5時間かけて200°Cにまで降温することにより焼結を終えた。
しかし、上記のようにして製造した焼結体シートには不可避的に反りが存在する 。そこで、この反りを修正するため、この上に厚さが0.5 tmの石英板を置 き、HよとN2との混合還元ガス気流中で再び上記の焼結処理と同じ条件の焼成 を行うことにより、膜K 300 nで平坦な焼結体シートを得た。
次に、この焼結体シートの両面に防湿用として厚さが50、nのマイラーフィル ムをエポキシ樹脂を用いて貼付し、X線画像シートが完成した。
D、  3の ・t゛   る   8)゛の−10]〜「3 に・・ の これらの実施例は、輝尽性蛍光体の粒子とバインダとを混練して成形した板状体 を酸化性雰囲気中において加熱してバインダを酸化除去することにより輝尽性蛍 光体の含量比を増加するとともに、上記の混練中に発生した輝尽性蛍光体の損傷 を回復するものであり、下記の例がある。
一第」−側御 Ba C1!、       ・・・208.246 gBaBrz      ・・・297.148 gEu Clx            O,652g の原料をボールミルを使用して約6時間混合し、ポットの蓋を開けたま一1約1 50°Cにおいて約3時間真空乾燥した後、再びボールミルを使用して約6時間 混合する。
次いで、電気炉を使用して、水素ガスを含むヘリウムガスの還元雰囲気中におい て、約900°Cの温度で約2時間遠元焼成して輝尽性蛍光体粉末を作成する。
上記の輝尽性蛍光体粉末500gに対し、PMMA30g、ジブチルフタレー) 3g及びトルエン250gをボールミル用ポットに入れ、約2時間保持して塗布 液を作成し、これをドクタ・ブレードを使用してマイラ・フィルム上に塗布し、 約120°Cの温度で乾燥した後、マイラ・フィルムを剥離して輝尽性蛍光体層 シートを作成する。
輝尽性蛍光体層シートを石英板上に載置して電気炉に入れ、酸化雰囲気(大気中 )約150°Cの温度まで昇温した後、この温度に約2時間保持し、次いで、6 00℃の温度まで昇温させてさらに約2時間保持した後、100″C以下の温度 まで降温して、バインダを除去するとともに、反りのない半焼結体シートを作成 する。
この半焼結体シートをグラファイト板の上にMWして電気炉に入れ、水素ガスを 含む窒素または水素ガスを含むヘリウムガスの還元雰囲気中で約800°Cまで 昇温し、約2時間保持した後100°C以下の温度まで降温して膜厚約300n の焼結体シートを作成する。
防湿用として、上記の焼結体シートの一方の面に強化ガラスまたは石英硝子を、 また、他方の面にマイラ・フィルム、強化ガラス、または、石英ガラスを、エポ キシ樹脂を使用して接着し、X線画像変換シートを完成する。
完成したX線画像変換シートに、X線管球焦点から701の距離において管電圧 120kV、管電流50mAのX線を0.2秒間照射した後、これを10mWの 半導体レーザ光(780nm)で励起し、シートから放射される蛍光の発光強度 を光電子増倍管で測定した結果、従来技術に係るX線画像変換シートの発光強度 の3.7倍の値を得た。
Ef=Lf!!b B  a  Clz  ・・・208.246  gB  a  B  r2   HHH・297.148  gE  u  C1コ   ・  ・  ・   ・  ・ 0 、652   gの原料をボールミルを使用して約6時間部合し 、ボットノ蓋を開けたま一2約150°Cにおいて約3時間真空乾燥した後、再 びボールミルを使用して約6時間部合する。
なお、混合物が吸湿しているときは、真空乾燥または大気中における熱処理を行 う。
上記の輝尽性蛍光体の原料の混合物500gに対し、PMMA30g、ジブチル フタレート3g及びトルエン150gをボールミル用ポットに入れ、約20時間 部合して塗布液を作成し、これをドクタ・ブレードを使用してマイラ・フィルム 上に塗布し、約120°Cの温度で乾燥した後、マイラ・フィルムを剥離して輝 尽性蛍光体の原料のシートを作成する。
この註尽性蛍光体の原料のシートを石英板上に載置して電気炉に入れ、酸化雰囲 気(大気中)約150°Cの温度まで昇温した後、この温度ムこ約2時間保持し 、次いで、600°Cの温度まで昇温させてさらに約2時間保持した後、100 ″C以下の温度まで陣温しで、バインダを除去するとともに、反りのない半焼結 体シートを作成する。
この半焼結体シートをグラファイト板の上に載置して電気炉に入れ、水素ガスを 含む窒素または水素ガスを含むヘリウムガスの還元雰囲気中で約800 ’Cま で昇温し、約2時間保持した後、】00°C以下の温度まで降温しで、上記の半 焼結体シートすなわち輝尽性蛍光体の原料のシートを、膜厚約300μの輝尽性 蛍光体シートに転換する。
防湿用としで、上記の焼結体シートの一方の面に強化ガラスまたは石英硝子を、 また、他方の面にマイラ・フィルム、強化ガラス、または、石英ガラスを、エポ キシ樹脂を使用して接着し、X線画像変換シートを完成する。
完成したX線画像変換シートに、X線管球焦点から700の距離において管電圧 120kV、管電流50mAのX線を0.2秒間照射した後、これを10mWの 半導体レーザ光(780nm)で励起し、シートから放射される蛍光の発光強度 を光電子増倍管で測定した結果、従来技術に係るX線画像変換シートの発光強度 の3.6倍の値を得た。
の原料をボールミルを使用して約6時間部合し、ボットの蓋を開けたま\、約】 50°Cにおいて約3時間真空乾燥した後、再びボールミルを使用して約6時間 部合する。
次いで、電気炉を使用して、水素ガスを含むヘリウムガスの還元雰囲気中におい て、約650 ’Cの温度で約2時間遠元焼成して輝尽性蛍光体粉末を作成する 。
上記の輝尽性蛍光体粉末soo gに対し、PMMA30g、ジブチルフタレー ト3g及びトルエン150 gをボールミル用ポットに入れ、約20時間部合し て塗布液を作成し、この塗布液をドクタ・ブレードを使用してマイラ・フィルム 上に塗布し、約120’Cの温度で乾燥した後、マイラ・フィルムを剥離して輝 尽性蛍光体層シートを作成する。
この輝尽性蛍光体層シートを石英板上に載置して電気炉に入れ、酸化雰囲気(大 気中)約150“Cの温度まで昇温した後、この温度に約2時間保持し、次いで 、550°Cの温度まで昇温させてさらに約2時間保持した後100°C以下の 温度までF4温してバインダを除去するとともに、反りのない半焼結体シートを 作成する。
この半焼結体シートをグラファイト板の上に載置して電気炉に入れ、水素ガスを 含む窒素または水素ガスを含むヘリウムガスの還元雰囲気中で約600”Cまで 昇温し、約2時間保持した後100°C以下の温度まで降温しで、膜厚約300 nの焼結体シートすなわち輝尽性蛍光体シートを作成する。
防湿用として、上記の焼結体シートの一方の面に強化ガラスまたは石英硝子を、 また、他方の面にマイラ・フィルム、強化ガラス、または、石英ガラスをエポキ シ樹脂を使用して接着し、X線画像変換シートを完成する。
完成したX線画像変換シートに、X線管球焦点から701の距離において管電圧 120kV、管電流50mAのX線(780nm)で励起し、シートから放射さ れる蛍光の発光強度を光電子増倍管で測定した結果、従来技術に係るX線画像変 換シートの発光強度の3.7倍の価を得た。
1土■ RbBr ・・・164.4 g TfB r −・・・・0.568 gの原料をボールミルを使用して約6時間 部合し、ポットの蓋を開けたま\、約150°Cにおいて約3時間真空乾燥した 後、再びボールミルを使用して約6時間部合する。
なお、混合物が吸湿しているときは、真空乾燥または大気中における熱処理を行 う。
上記の輝尽性蛍光体原料の500gLこ対し、PMMA30g1ジブチルフタレ ート3g及びトルエン150gをボールミル用ポットに入れ、約20時間部合し て塗布液を作成し、これをドクタ・ブレードを使用してマイラ・フィルム上に塗 布し、約120°Cの温度で乾燥した後、マイラ・フィルムを剥離して、輝尽性 蛍光体原料のシートを作成する。
この輝尽性蛍光体原料のシートを石英板上にfi!置して電気炉に入れ、酸化雰 囲気(大気中)約150°Cの温度まで昇温した後、この温度に約2時間保持し 、次いで、550°Cの温度まで昇温させてさらに約2時間保持した後100° C以下の温度まで降温してバインダを除去するとともに、反りのない半焼結体シ ートを作成する。
この半焼結体シートをグラファイト板の上に載置して電気炉に入れ、水素ガスを 含む窒素または水素ガスを含むヘリウムガスの還元雰囲気中で約600°Cまで 昇温し、約2時間保持した後100 ’C以下の温度まで降温してM厚約300 μの輝尽性蛍光体のシートを作成する。
防湿用として、上記の輝尽性蛍光体シートの一方の面に強化ガラスまたは石英硝 子のシートを、また、他方の面にマイラ・フィルム、強化ガラス、または、石英 ガラスのシートを、エポキシ樹脂を使用して接着し、X線画像変換シートを完成 する。
完成したX線画像変換シートに、X線管球無点から701の距離において管電圧 120kV、管電流50mAのX線を0.2秒間照射した後、これを10mWの 半導体レーザ光(780nm)で励起し、X線画像変換シートから放射される蛍 光による発光強度を光電子増倍管で測定した結果、従来技術に係るX線画像変換 シートの発光強度の3.2倍の値を得た。
11■ B a Clz  ・・・208.246  gBaBrt・・・・297.1 48g EuC1,・・・・・0.652 g CaS・・・・・・・0.721g の原料をボールミルを使用して約6時間部合し、ポットの蓋を開けたま一1約1 50°Cにおいて約3時間真空乾燥した後、再びボールミルを使用して約6時間 部合する。
次いで、電気炉を使用して、水素ガスを含むヘリウムガスの還元雰囲気中におい て、約900°Cの温度で約2時間遠元焼成して鰻尽性蛍光体粉末を作成する。
上記の輝尽性蛍光体粉末500gに対し、PMMA30g、ジブチルフタレート 3g及びトルエン150 gをボールミル用ポットに入れ、約2時間保持して塗 布液を作成し、この塗布液をドクタ・ブレードを使用してマイラ・フィルム上に 塗布し、約120°Cの温度で乾燥した後、マイラ・フィルムを剥離して輝尽性 蛍光体のシートを作成する。
この輝尽性蛍光体のシートを石英板上に載置して電気炉に入れ、酸化雰囲気(大 気中)約150°Cの温度まで昇温した後、この温度に約2時間保持し、次いで 、600°Cの温度まで昇温させてさらに約2時間保持した後100°C以下の 温度まで降温して、バインダを除去するとともに、反りのない半焼結体シートを 作成する。
この半焼結体シートをグラファイト板の上に載置して電気炉に入れ、水素ガスを 含む窒素または水素ガスを含むヘリウムガスの還元雰囲気中で約800°Cまで 昇温し、約2時間保持した後100°C以下の温度まで降温して、膜厚300  p*の焼結体シートすなわち輝尽性蛍光体のシートを作成する。
防湿用として、この焼結体シートすなわち輝尽性蛍光体のシートの一方の面に強 化ガラスまたは石英硝子のシートを、また、他方の面にマイラ・フィルム、強化 ガラスまたは石英ガラスのシートを、エポキシ樹脂を使用して接着し、X線画像 変換シートを完成する。
完成したX線画像変換シートに、X線管球焦点から70cmの距離において管電 圧120kV、管電流50mAのX線を0.2秒間照射した後、これを10mW の半導体レーザ光(780nm)で励起し、シートから放射される蛍光による発 光強度を光電子増倍管で測定した結果、従来技術に係るX線画像変換シートの発 光強度の3.6倍の値を得た。
なお、半焼結体シートの発光強度は従来技術に係るX線画像変換シートの発光強 度の1.8倍であった。
li■ B a CIg  ・・−108,246gBaBr2・・・・297.148 g EuC1,・・・・・0.652g Ca5・−・−−・−0,721g の原料をボールミルを使用して約6時間部合し、ポ・7トの蓋を開けたま一1約 150°Cにおいて約3時間真空乾燥した後、再びボールミルを使用して約6時 間部合する。
なお、混合物が吸湿しているときは、真空乾燥または大気中における熱処理を行 う。
上記の輝尽性蛍光体の原料の500gを含む混合物に対し、PMMA30g、ジ ブチルフタレート3g及びトルエ用してマイラ・フィルム上に塗布し、約120 ’Cの温度で乾燥した後、マイラ・フィルムを剥離して、輝尽性蛍光体のシート を作成する。
この輝尽性蛍光体のシートを石英板上に載置して電気炉に入れ、酸化雰囲気(大 気中)約150’Cの温度まで昇温した後、この温度に約2時間保持し、次いで 、600°Cの温度まで昇温させてさらに約2時間保持した後300℃以下の温 度まで降温して、バインダを除去するとともに、反りのない半焼結体シートを作 成する。
この半焼結体シートをグラファイト板の上に載置して電気炉に入れ、水素ガスを 含む窒素または水素ガスを含むヘリウムガスの還元雰囲気中で約800℃まで昇 温し、約2時間保持した後100’C以下の温度まで降温して膜厚約300nの 焼結体シートすなわち輝尽性蛍光体のシートを作成する。
防湿用として、焼結体シートすなわち輝尽性蛍光体のシートの一方の面に、強化 ガラスまたは石英硝子のシートを、ジた、他方の面にマイラ・フィルム、強化ガ ラスまたは石英ガラスのシートを、エポキシ樹脂を使用して接着し、X線画像変 換シートを完成する。
完成したX線画像変揄シートに、X線管球焦点から7゜(1の距離において管電 圧120kV、管電流50mAのX線を0.2秒間照射した後、これを10mW の半導体レーザ光(780nm)で励起し、このX線画像変換シートから放射さ れる蛍光による発光強度を光電子増倍管で測定した結果、従来技jネテに係るX 線画像変換シートの発光強度の3.7倍の値を得た。
LIL B a C1g  ・・・208.246  gB a B rt  ・・・2 97.148  gEuCl、・・・・・0.652 g Y20.・・・・・・2.259  gの原料をボールミルを使用して約6時間 部合し、ポットの蓋を開けたま一1約150°Cにおいて約3時間真空乾燥した 後、再びボールミルを使用して約6時間部合する。
次いで、電気炉を使用して、水素ガスを含むヘリウムガスの還元雰囲気中におい て、約900”Cの温度で約2時間遠元焼成して輝尽性蛍光体の粉末を作成する 。
上記の輝尽性蛍光体の粉末500gに対し、PMMA30g、ジブチルフタレー ト3g及びトルエン150gをボールミル用ポットに入れ、約20時間部合して 塗布液を作成し、この塗布液をドクタ・ブレードを使用してマイラ・フィルム上 に塗布し、約120’Cの温度で乾燥した後、マイラ・フィルムを剥離して、輝 尽性蛍光体のシートを作成する。
この輝尽性蛍光体のシートを石英板上に載置して電気炉に入れ、酸化雰囲気(大 気中)約150’Cの温度まで昇温した後、この温度に約2時間保持し、次いで 、600°Cの温度筐で昇温させてさらに約2時間保持した後100’C以下の 温度まで降温しで、バインダを除去するとともに、反りのない半焼結体シートを 作成する。
この半焼結体シートをグラファイト板の上に載置して電気炉に入れ、水素ガスを 含む窒素または水素ガスを含むヘリウムガスの還元雰囲気中で約800°Cまで 昇温し、約2時間保持した後100°C以下の温度まで降温して、膜厚約300 nの焼結体シートすなわち輝尽性蛍光体シートを作成する。
防湿用として、この焼結体シートすなわち輝尽性蛍光体シートの一方の面に強化 ガラスまたは石英硝子のシートを、また、他方の面にマイラ・フィルム、強化ガ ラスまたは石英ガラスのシートを、エポキシ樹脂を使用して接着し、X線画像変 換シートを完成する。
完成したX線画像変換シートに、X線管球熾点から70(Jの距離において管電 圧120kV、管′t:L流50mAのX線を0.2秒間照射した後、これを1 0mWの半導体レーザ光(78Dnm)で励起し、シートから放射される蛍光に よる発光強度を光電子増倍管で測定した結果、従来技術に係るX線画像変換シー トの発光強度の3,6倍の価を得た。
なお、半焼結体シートの発光強度は従来技術に係るX線画像変換シートの1.7 倍であった。
l1皇 B a CIz  ・・・208.246  gB a B r2−− ・・2 97.148  gE u C1、・ ・ ・ ・ ・0.652 gY203  ・ ・ ・ ・ ・ ・2.259  gの原料をボールミルを使用して約6 時間部合し、ポットの蓋を開けたま\、約150°Cにおいて約3時間真空乾燥 した後、再びボールミルを使用して約6時間部合する。
なお、混合物が吸湿しているときは、真空乾燥または大気中における熱処理を行 う。
上記の輝尽性蛍光体原料の500 gに対し、PMMA30g、ジブチルフタレ ート3g及びトルエン150 gをボールミル用ポットに入れ、約20時間部合 して塗布液を作成し、この塗布液をドクタ・ブレードを使用してマイラ・フィル ム上に塗布し、約120 ’Cの温度で乾燥した後、マイラ・フィルムを剥離し て、輝尽性蛍光体のシートを作成する。
この輝尽性蛍光体のシートを石英板上に載置して電気炉に入れ、酸化雰囲気(大 気中)約150’Cの温度まで昇温した後、この温度に約2時間保持し、次いで 、600°Cの温度まで昇温させてさらに約2時間保持した後100°C以下の 温度まで降温しで、バインダを除去するとともに、反りのない半焼結体シートを 作成する。
この半焼結体シートをグラファイト板の上に載置して電気炉に入れ、水素ガスを 含む窒素または水素ガスを含むヘリウムガスの還元雰囲気中で約900″Cまで 昇温し、約2時間保持した後100°C以下の温度まで降温して、膜厚約300 nの輝尽性焼結体シートを作成する。
防湿用として、この輝尽性焼結体シートの一方の面に強化ガラスまたは石英硝子 のシートを、また、他方の面にマイラ・フィルム、強化ガラスまたは石英ガラス のシートをエポキシ樹脂を使用して接着し、X線画像変換シートを完成する。
完成したX線画像変換シートに、χ線管法焦点から70C−の距離において管電 圧120kV、管電流50mAのX線を0.2秒間照射した後、これを10mW の半導体レーザ光(780nm)で励起し、X線画像変換シートから放射される 蛍光による発光強度を光電子増倍管で測定した結果、従来技術に係るX線画像変 換シートの発光強度の3.5倍の(直を得た。
さらに、rC1第4の目的を達成する手段(請求の範囲[3]  [6]に対応 )の実施例」の項においてすでに述べた、輝尽性蛍光体のシートの反りを修復す る方法は、上記複数の実施例に係る焼結体シートすなわち輝尽性蛍光体のシート のいづれに対しても有効である。換言すれば、上記の焼結体シートのいづれに発 生した反りも、上記の焼結体上に石英板を載置した状態で、水素ガスとヘリウム ガスとを含む還元性雰囲気中において、800〜900°Cの温度において第2 の焼結工程をなすことによって、修復されることができる。
E、3〜5の 、 ゛ する   iン゛の−14]  の】L施」殊 本実施例は、少なくとも1のアルカリ土類金属のハロゲン化物とEuのハロゲン 化物の混合物に含まれる3価のEuを2価のEuに還元して、上記のハロゲン化 物の混合物を輝尽性蛍光体に転換する工程に使用される還元性ガスとして、ヘリ ウムと水素との混合ガスを使用する実施例である。
B a Cfz       ・・・208.246 gB a B rr        ・・・297.148 gE u B rs            O,783g蒸留水       ・・・ 1000   gを反応容器に入れ て溶解させて液状混合物を製造し、約80°Cの温浴にて6時間に亙って蒸発乾 固を行い、さらに80°Cの乾燥器内に5時間放置して乾燥した混合物を得た。
この乾燥した混合物を焼成ボートに入れ、N2とHeとの流量比が20対1〜1 対100である混合ガスが供給される電気炉に入れ、800″Cで30分〜10 時間に亙って還元焼成して輝尽性の螢光体を得た。
この状態の輝尽性蛍光体をそのま\X線画像変換シートとして使用することもで きる。しかし、−1’IQには、これを粉砕した後、バインダとしてのジブチル フタレートとPMMAとの混合物を溶剤としてのトルエンに溶解し、輝尽性蛍光 体とPMMAとの体積比が1対9.5である塗布液を作り、この塗布液を厚さが 250nのマイラーフィルムの上にドクタブレード法により膜厚300fmのシ ート状の輝尽性蛍光体のシートを作り、乾燥した後、この上にポリエステル系の 接着剤を用いて厚さが12μのマイラーフィルムを接着してX線画像変換シート を形成した。
また、比較として従来技術と同様に、還元焼成用ガスとして、N2とAr 、ま たは、N2とN2とからなる混合ガスを用い、混合比と焼成条件とを上記の場合 と全く同しにして、χM画像変換シートを作った。
すべてのX線画像変換シートは、X線(80KV、200 mA)で励起した後 、He−Neレーザ(、波長630na、10mW)と半導体レーザ(波長83 0nm、10mW)を照射され、これによって発生した発光強度は光電子増倍管 を用いて測定された。
第3表は、N2とN、との混合ガスを使用した場合を100として表示した結果 を示すものである。
第  3  表 このようにN2とHeとの混合ガス中でなす還元工程を有する、輝尽性蛍光体の 製造方法の輝度向上の理由は、Heは原子半径が小さいために結晶中への拡散が 容易に起こり、不要ガスを迅速に除去するためであると考えられる。
F、     の   ・   ゛     る−   の  i ン゛ の− 15] 〜26の 本実施例はAj!GaAsレーザ等の半導体レーザの光に感応周波数領域を有す るように組成を変更した実施例である。
1例として、BaC1,・xBaBr、  ・yCaS:zEu”について説明 する。
以下の原料を秤量し、ボールミルで混合を行った。
BaCj!z          8.553g(99,999%、アジア物性 )    (48,Omol %)B a B r z          1 2.175 g(99,999%、アジア物性)    (48,0no1 % )Ca S            O,2464g(99,99%、高純度化 学■製)  (4,Omol %)以上の母体原料に付活剤原料として E u C42s   (99,9%、フルウチ化学■製)を母体原料1 mo l に対して0.004mol (0,08820g ) 、さらに、CaSの S欠乏防止の為に S      (99,999%、フルウチ化学■製)をCaSと同mol量で ある4+mol (0,10942g )混合した。混合は約12時間行った。
上記のように調整した輝尽性蛍光体原料を石英ボートに入れてチューブ炉中で焼 成を行った。焼成は20容量%の水素ガスを含むヘリウムガスを流速101/分 で流しながら882°Cで90分行った。焼成後は、同様な雰囲気中で室温まで 徐冷した。得られた輝尽性蛍光体の焼結体の粉砕を行い、輝尽性蛍光体の粉末を 得た。この輝尽性蛍光体のスペクトルを第9図に示す。
以上の説明は、本発明に係る輝尽性蛍光体の励起怒度は、可視光領域において小 さく、半導体レーザの発光波長領域において大きく、その結果、本発明に係る輝 尽性蛍光体は半導体レーザをその読み出し用励起光として使用しうろことを、明 らかにしている。
本実施例に係る輝尽性蛍光体の製造方法のいづれもが、原材料の十分混合を要求 する。この混合工程には、ボールミル・■形ブレンダー・ロンドミル等通常の混 合機のいづれをも使用することができる。もし液体の付活剤原料が使用されると きは、その液体の付活剤原料を含む液体混合物は、上記の混合工程が実行される 前に乾燥されることが望ましい。蛍光体の原材料は吸湿性を有するため、上記の 混合工程は乾燥雰囲気中か、不活性ガス中かの中でなされることが望ましい。
その後、上記輝尽性蛍光体原料は、アルミナルツボ、石英ルツボ、石英ボート等 の耐熱性容器に充填され、焼成炉中において焼成が実行される。焼成雰囲気とし ては、周囲雰囲気(酸化性雰囲気)、還元性雰囲気、不活性ガス雰囲気等が用い られる。しかし、大気雰囲気(周囲雰囲気)は酸化性であるから、焼成工程は、 還元性雰囲気、あるいは、不活性ガス雰囲気中で実行されることが望ましい、還 元性雰囲気としては、30容量%以下の水素ガスを含む窒素ガス雰囲気等が好適 である。また、不活性ガス雰囲気としては、窒素ガス雰囲気、アルゴンガス雰囲 気、ヘリウムガス雰囲気等が好適である。なお、本発明に係る2価のユーロピウ ムによって賦活されているアルカリ土類複合硫化ハロゲン化物輝尽性蛍光体は、 2価のユーロピウムを賦活剤として使用している。そのため、輝尽性蛍光体を製 造するにあたっては、3価のユーロピウムが原料中に含有され、これが、焼成工 程中において2価のユーロピウムに還元される。従って、この2価のユーロピウ ムを賦活剤とする輝尽性蛍光体を製造する場合には、焼成工程は還元性雰囲気中 でなされることを必須とする。
望ましい焼成温度は、輝尽性蛍光体原料の種類・組成等により異なるが、一般に 従来の製造方法と同じく、600乃至10 D O’Cの範囲が適当であり、好 ましくは700乃至950°Cの範囲がさらに好適である。望ましい焼成時間は 、焼成される原料の種類・組成、1バンチとして耐熱容器に充填される原料の量 、焼成温度等によって異なるが、焼成温度が上記の望ましい焼成温度範囲から選 ばれる場合は、−mに、30分乃至48時間が適当であり、好ましくは、l乃至 12時間がさらに好適である。上記の焼成工程において輝尽性蛍光体は焼結する ので、焼成後粉砕工程及び分級工程が必要である。粉砕工程及び分級工程におい ても吸湿を防止するため、これらの工程は乾燥雰囲気中、不活性ガス雰囲気中等 においてなされることが好ましい。
本発明に係る輝尽性蛍光体は、X線、紫外線、電子線等をもって励起された場合 は、励起光に対する励起感度のピークが赤外波長領域にある。そのため、励起感 度対励起光波長関係が第7図・第8図に図示されている、希土類金属によって賦 活された2価の金属ハライドよりなる、従来技術に係る輝尽性蛍光体に比して、 本発明に係る輝尽性蛍光体は可視光領域における発光強度が小さく、そのため、 これら(本発明に係る輝尽性蛍光体)は、記憶内容を、半導体レーザを使用して 、読み出しうると云う利益を有する。例えば、第9図に図示したように、BaC j:Br−Ca5:Eu”の励起光波長630nmに対する発光強度は、励起光 波長780nmに対する発光強度の約60%に減少している。そのため、この輝 尽性蛍光体を使用している画像処理システムは、X線画像変換シートに記憶され ているX線パターン読み出しのために、ヘリウム・ネオンレーザではなく半導体 レーザを使用することができ、その結果、画像処理システムの寸法・重量を減少 することが可能になる。
第1図  C2 V2 V。
第2a図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 励起*波長(nm) 励起*波長(nm) 第9図 励起曳波長(nm) 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]少なくともアルカリ土類金属のハロゲン化物とユーロピウムのハロゲン化 物とを含有する液状の組成物を基材フィルム上に塗布して、前記基材フィルム上 に前記液状の組成物の組成と同一の組成を有する固相組成物の層を形成する工程 と、 該固相組成物の層を、還元性ガスの中で焼成する工程と、 2価のユーロピウム賦活ハロゲン化アルカリ土類金属化合物よりなる輝尽性蛍光 体の層を形成する工程とを含むX線画像変換シートの製造方法を実施して製造さ れたX線画像変換シート。 [2]少なくともアルカリ土類金属のハロゲン化物とユーロピウムのハロゲン化 物とを含有する液状の組成物を基材フィルム上に塗布して、前記基材フィルム上 に前記液状の組成物の組成を有する固相組成物の層を形成する工程と、 該固相組成物の層を、還元性ガスの中で焼成する工程と、 2価のユーロピウム賦活ハロゲン化アルカリ土類金属化合物よりなる輝尽性蛍光 体の層を形成する工程とを含むことを特徴とするX線画像変換シートの製造方法 。 [3]前記輝尽性蛍光体の層を形成した後、該輝尽性蛍光体の層の上に、平坦な 石英板またはセラミック板を載直し、 前記輝尽性蛍光体の層を前記還元性ガス中で再び加熱して、前記輝尽性蛍光体の 層の反りを修正する工程を有することを特徴とする請求項[2]記載のX線画像 変換シートの製造方法。 [4]少なくともアルカリ土類金属のハロゲン化物とユーロピウムのハロゲン化 物とを含有する組成物を、還元性ガス中で焼成して、前記組成物を2価のユーロ ピウム賦活ハロゲン化アルカリ土類金属よりなる輝尽性蛍光体に転換する工程と 、 該輝尽性蛍光体とバインダとの液状の混合物を基材フィルム上に塗布して、該基 材フィルム上に前記輝尽性蛍光体の膜を形成する工程と、 前記基材フィルムから前記輝尽性蛍光体の膜を剥離する工程と、 前記輝尽性蛍光体の膜を加熱して、前記バインダを前記輝尽性蛍光体の膜から除 去する工程と、前記輝尽性蛍光体の膜を還元性雰囲気中で焼成して、前記輝尽性 蛍光体の膜を前記輝尽性蛍光体の焼結体膜に転換する工程と を含むX線画像変換シートの製造方法を実施して製造されたX線画像変換シート 。 [5]少なくともアルカリ土類金属のハロゲン化物とユーロピウムのハロゲン化 物とを含有する組成物を、還元性ガス中で焼成して、前記組成物を2価のユーロ ピウム賦活ハロゲン化アルカリ土類金属よりなる輝尽性蛍光体に転換する工程と 、 該輝尽性蛍光体とバインダとの液状の混合物を基材フィルム上に塗布して、該基 材フィルム上に前記輝尽性蛍光体の膜を形成する工程と、 前記基材フィルムから前記輝尽性蛍光体の膜を剥離する工程と、 前記輝尽性蛍光体の膜を加熱して、前記バインダを前記輝尽性蛍光体の膜から除 去する工程と、前記輝尽性蛍光体の膜を還元性雰囲気中で再び焼成して、前記輝 尽性蛍光体の膜を前記輝尽性蛍光体の焼結体膜に転換する工程と を含むX線画像変換シートの製造方法を実施して製造されたX線画像変換シート 。 [6]前記輝尽性蛍光体の層を形成した後、該輝尽性蛍光体の層の上に、平坦な 石英板またはセラミック板を載置する工程と、 前記輝尽性蛍光体の層を前記還元性ガス中で再び加熱して、前記輝尽性蛍光体の 層の反りを修正する工程とを有することを特徴とする請求項[5]記載のX線画 像変換シートの製造方法。 [7]前記基材フィルムは、耐熱性基板またはセラミック基板であることを特徴 とする請求項[1]記載のX線画像変換シート。 [8]前記基材フィルムには、耐熱性基板またはセラミック基板を使用してなす 請求項[2]記載のX線画像変換シートの製造方法。 [9]基材フィルム上に形成された2価のユーロピウム賦活ハロゲン化アルカリ 土類金属よりなる輝尽性蛍光体の層と、 該輝尽性蛍光体の層の上に形成された樹脂フィルムよりなる保護膜と よりなるX線画像変換シートにおいて、前記輝尽性蛍光体の層より縦横のサイズ が大きい金属酸化層または酸化シリコン層の少なくとも1層と、前記輝尽性蛍光 体の層の側面をカバーする接着材の層とを有することを特徴とするX線画像変換 シート。 [10]組成式 aMX2・(1−a)MX′2:bEu但し、 MはMg、Ca、Sr、Baからなる群から選択された元素であり、 X,X′はハロゲン族からそれぞれ別個に選択された元素であり、 aは1より小さい正の数であり、 bは0.2以下の正の数である。 または、組成式 MX:aA 但し、 MはIa族から選択された元素であり、Xはハロゲン族から選択された元素であ り、Aはユーロピウムまたはタリウムであり、aは1より小さい正の数である。 または、組成式 aMX2・(1−a)MX′2・cB:bEu但し、 MはIIa族から選択された元素であり、X,X′はハロゲン族からそれぞれ別 個に選択された元素であり、 Bは、酸化シリコン、酸化リン、Mg・Ca・SrBaの硫化物、または、酸化 イットリウムであり、aは1より小さい正の数であり、 bおよびcは0.2以下の正の数である。 よりなる輝尽性蛍光体の焼結体よりなるX線画像変換シート。 [H](i)ハロゲン元素の1種とIIa族元素の1種との化合物と他のハロゲ ン元素の1種とIIa族元素の1種との化合物とユーロピウムのハロゲン化物と を含有する組成物、(ii)ハロゲン元素の1種とIa族元素の1種との化合物 とユーロピウムのハロゲン化物またはタリウムのハロゲン化物とを含有する組成 物、または、(iii)ハロゲン元素の1種とIIa族元素の1種との化合物と 他のハロゲン元素の1種とIIa族元素の1種との化合物(但し、いづれかの化 合物は、シリコン化合物、リンの酸化物、マグネシウム・カルシウム・ストロン チウムまたはバリウムの硫化物とイットリウム酸化物を含む群がら選択された化 合物である。)とユーロピウムのハロゲン化物を製造する工程と、 前記組成物のいづれかを粉砕して、該組成物の粒子を製造する工程と、 該組成物の粒子とバインダとの組成物を製造する工程と、 該組成物の板状体を製造する工程と、 該板状体を焼成して、該板状体から前記バインダを除去する工程と、 該板状体を還元性ガス中において焼成して、前記複合組成物を輝尽性蛍光体に転 換する工程とを含むことを特徴とするX線画像変換シートの製造方法。 [12]組成式 aMX2・(1−a)MX′2:bEu但し、 MはMg、Ca、Sr、Baからなる群から選択された元素であり、 X,X′はハロゲン族からそれぞれ別個に選択された元素であり、 aは1より小さい正の数であり、 bは0.2以下の正の数である。 または、組成式 MX:aA 但し、 MはIa族から選択された元素であり、Xはハロゲン族から選択された元素であ り、Aはユーロピウムまたはタリウムであり、aは1より小さい正の数である。 または、組成式 aMX2・(1−a)MX′2・cB:bEu但し、 MはM8、Ca、Sr、Baからなる群から選択された元素であり、 X,X′はハロゲン族からそれぞれ別個に選択された元素であり、 Bは、酸化シリコン、酸化リン、Mg・Ca・SrBaの硫化物、または、酸化 イットリウムであり、aは1より小さい正の数であり、 bおよびcは0.2以下の正の数である。 をもって表わされる輝尽性蛍光体の粒子とバインダとの組成物を製造する工程と 、 該組成物の板状体を成形する工程と、 該板状体を酸化性雰囲気中において加熱して前記板状体から前記バインダを除去 する工程と を含むことを特徴とするX線画像変換シートの製造方法。 [13]前記板状体を酸化性雰囲気中において加熱して前記板状体から前記バイ ンダを除去した後、還元性雰囲気中において加熱する ことを特徴とする請求項[12]記載のX線画像変換シートの製造方法。 [14]少なくともアルカリ土類金属のハロゲン化物とユーロピウムのハロゲン 化物との混合物を、還元性ガス中で焼成して、 2価のユーロピウム付活ハロゲン化アルカリ土類金属化合物よりなる輝尽性蛍光 体の製造方法において、前記還元性ガスはヘリウムと水素との混合ガスであるこ とを特徴とする輝尽性蛍光体の製造方法。 [15]組成式 (1−x)MeX2・xMeX′2・yMe′S:zEu2′ 但し、 MeおよびMe′は、Mg、Ca、Sr、Baからなる群より選ばれる少なくと も1種の元素であり、XおよびX′は、F、Cl、Brおよびlからなる群より 選ばれる元素で、X≠X′であり、xは0.4≦x≦0.6の範囲の数であり、 yは0<y≦0.1の範囲の数であり、2は0.0001≦z≦0.03の範囲 の数である。 をもって表される2価のユーロピウムをもって付活されたアルカリ土類金属のハ ロゲン化物とアルカリ土類金属の硫化物との複合化合物よりなる ことを特徴とする輝尽性蛍光体。 [16]前記xは0.45≦x≦0.55なる条件を満たす数であることを特徴 とする請求項[15]記載の輝尽性蛍光体。 [17]前記yは0.001≦y≦0.05なる条件を満たす数であることを特 徴とする請求項[15]記載の輝尽性蛍光体。 [18]前記zは0.0001≦z≦0.01なる条件を満たす数であることを 特徴とする請求項[15]記載の輝尽性蛍光体。 [19]前記MeはBaであることを特徴とする請求項[15]記載の輝尽性蛍 光体。 [20]前記Me′はCaであることを特徴とする請求項[15]記載の輝尽性 蛍光体。 [21]組成式 (1−x)MeX2・xMeX′2・yMe′S:zEu2′ 但し、 MeおよびMe′は、Mg、Ca、Sr、Baからなる群より選ばれる少なくと も1種の元素であり、XおよびX′は、F、Cl、Brおよびlからなる群より 選ばれるハロゲンであり、X≠X′であり、xは0.4≦x≦0.6の範囲の数 であり、yは0<y≦0.1の範囲の数であり、zは0.0001≦z≦0.0 3の範囲の数である。 を有する複合化合物に対応する組成を有する原料組成物を製造する工程と、 該原料組成物を弱還元性雰囲気中で、500乃至1,100℃の範囲の温度にお いて焼成する工程とを含むことを特徴とする2価のユーロピウムによって付活さ れたアルカリ土類金属のハロゲン化物とアルカリ土類金属の硫化物との複合化合 物よりなる輝尽性蛍光体の製造方法。 [22]前記xは0.45≦x≦0.55なる条件を満たす数であることを特徴 とする請求項[21]記載の輝尽性蛍光体の製造方法。 [23]前記yは0.001≦y≦0.05なる条件を満たす数であることを特 徴とする請求項[21]記載の輝尽性蛍光体の製造方法。 [24]前記zは0.0001≦z≦0.01なる条件を満たす数であることを 特徴とする請求項[21]記載の輝尽性蛍光体の製造方法。 [25]前記MeはBaであることを特徴とする請求項[21]記載の輝尽性蛍 光体の製造方法。 [26]前記Me′はCaであることを特徴とする請求項[21]記載の輝尽性 蛍光体の製造方法。 [27]前記基材フィルムは、高分子化合物フィルムであることを特徴とする請 求項[4]記載のX線画像変換シート。 [28]前記基材フィルムには、高分子化合物フィルムを使用してなす請求項[ 5]記載のX線画像変換シートの製造方法。 [29]前記輝尽性蛍光体膜を耐熱性基板上に載置し、該耐熱性基板上に載置さ れている前記輝尽性蛍光体膜を加熱して、前記バインダを前記輝尽性蛍光体膜か ら除去することを特徴とする請求項[5]記載のX線画像変換シートの製造方法 。 [30]前記板状体を耐熱性基板上に載置し、該耐熱性基板上に載置されている 前記板状体を加熱して、前記バインダを前記板状体から除去することを特徴とす る請求項[11]または[12]記載のX線画像変換シートの製造方法。 [31]前記耐熱性基板は石英板であることを特徴とする請求項[29]または [30]記載のX線画像変換シートの製造方法。 [32]前記バインダが加熱除去された前記輝尽性蛍光体膜または前記板状体を グラファイト基板上に載置し、該グラファイト基板上に載置された前記輝尽性蛍 光体膜または前記板状体を還元性雰囲気中において焼成することを特徴とする請 求項[5]、[11]、または、[13]記載のX線画像変換シートの製造方法 。 [33]前記輝尽性蛍光体の層、前記輝尽性蛍光体の膜、または、前記輝尽性蛍 光体の焼結体の1面に、耐熱性基板、グラファイト基板、または、ガラス基板が 形成され、前記輝尽性蛍光体の層、前記輝尽性蛍光体の膜、または、前記輝尽性 蛍光体の焼結体の他面に、ガラス板または高分子化合物の板が形成されてなるこ とを特徴とする請求項[1]、[4]、[7]、[9]、または、[10]記載 のX線画像変換シート。 [34]被検体を透過した放射線または被検体から放出された放射線を、請求項 [1]、[4]、[7]、[9]、[10]、もしくは、[33]記載のX線画 像変換シート、または、請求項[15]記載の輝尽性蛍光体に吸収させ、前記X 線画像変換シートまたは前記輝尽性蛍光体に、500〜900nmの波長領域の 電磁波を照射し、前記X線画像変換シートまたは前記輝尽性蛍光体に蓄積されて いる放射線エネルギーを蛍光として放出させ、該螢光を検出することを特徴とす る放射線画像変換方法。
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