JPH0383904A - 衣類用防虫剤 - Google Patents

衣類用防虫剤

Info

Publication number
JPH0383904A
JPH0383904A JP1217208A JP21720889A JPH0383904A JP H0383904 A JPH0383904 A JP H0383904A JP 1217208 A JP1217208 A JP 1217208A JP 21720889 A JP21720889 A JP 21720889A JP H0383904 A JPH0383904 A JP H0383904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insect repellent
clothing
odorless
insect
repellent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1217208A
Other languages
English (en)
Inventor
Keitoku Ishita
井下 佳徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ST Chemical Co Ltd
Original Assignee
ST Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ST Chemical Co Ltd filed Critical ST Chemical Co Ltd
Priority to JP1217208A priority Critical patent/JPH0383904A/ja
Publication of JPH0383904A publication Critical patent/JPH0383904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、衣類用防虫剤に関し、更に詳細には、無臭性
若しくは微臭性の昇華防虫物質と常温低揮発性防虫剤を
主成分とする衣料用防虫剤に関する。
[従来の技術およびその課題] 従来から、衣類等を繊維害虫の食害から防ぐために、適
当な形状で包装されたナフタリン、バラジクロルベンゼ
ン、樟脳等の昇華性防虫薬剤を衣類と共に収納庫内に収
納することが広く行なわれていた。
しかし上記防虫剤は、独特の刺激臭を有しており、衣類
が防虫剤臭くなったり、皮膚、目等に刺激があるという
欠点があった。
そこで近年、これらの防虫剤に代わる、無臭で、しかも
微量で効果を有する防虫薬剤が探索されている。
これらの条件を満たす防虫薬剤として、現在までに知ら
れているものはエンペントリンのみであるが、このもの
の害虫に対する殺虫力は大きいものの、蒸気圧が低く、
titti速度も小さいため、衣類収納庫内空間を一定
の防虫薬剤濃度とするのに長時間を要するという欠点が
あった。すなわち、衣類収納庫内の空気が有効防虫剤濃
度に達しない間に衣類がM維害虫に食害されるという問
題があった。
このrjlmを解決するために、例えばエンペントリン
を加熱し、揮散速度を大きくするという方法も考えられ
るが、この方法には、衣類と共に発熱源を衣類収納庫内
に収納することは火災の危険が伴なうという欠点がある
また、エンペントリンは液状であり、一般には吸液性部
材に含浸させて使用するので、薬剤の残存量の確認が難
しく、薬剤がまだ残っているにもかかわらず新しいもの
と交換したり、また、薬剤が残っていない衣類用防虫剤
を使用して食害にあうという不都合もあった。
従って、使用開始後速やかに防虫効果を奏し、しかも、
いわゆる防虫剤臭等の刺激臭がない衣類用防虫剤の開発
が求められていた。
更に、当該衣類用防虫剤において、有効薬剤量が容易に
確認できる方法の開発が求められていた。
[課題を解決するための手段] 本発明者は上記実情に鑑み、衣類用防虫剤に関し鋭意研
究を行なった結果、性質の相異なる防虫薬剤を組合せれ
ば上記課題を解決しうろことを見出し本発明を完成した
すなわち、本発明は無臭性若しくは微臭性の昇華防虫物
質と常温低揮発性防虫薬剤とを組合せてなる衣類用防虫
剤を提供するものである。
本発明で用いる成分のうち、無臭性若しくは微臭性の昇
華防虫物質としては、メチルカーバメート、トリオキサ
ン(1,3,5−トリオキサシクロヘキサン)等の無臭
性昇華防虫物質およびクロロブタノール、カンフエン等
の微臭性昇華防虫物質が挙げられる。これら昇華性防虫
物質のうち特に好ましいものは、無臭の防虫物質であり
、就中、防虫効果が高いことからメチルカーバメートで
ある。
また、他方の成分である常温低揮発性防虫薬剤は、常温
(30°C〉、常圧における蒸気圧が0.0005〜0
.05關Hg程度の範囲内である殺虫性薬剤であり、具
体的には、エンペントリン、ビペロナール、BIT (
プチレーティドヒドロキシトルエン)等が例示される。
これらの各成分を用い、衣類用防虫剤を得るには、例え
ば、すでに公知の手段に従い各成分を組合せれば良い。
すなわち、これら成分を混合して一体の薬剤として成型
若しくは容器に充填しても良いし、これら成分の各々を
同一容器内に単に併置しても良い。また、それぞれの成
分を容器の別個の収納部に収納して衣類用防虫剤として
も良い。なお、常温低揮発性防虫薬剤は、紙、不織布、
木片、シリカゲル、プラスチック焼結体等の担体に含浸
させて用いることが好ましい。
本発明において、無臭性若しくは微臭性の昇華防虫物質
と常温低揮発性防虫薬剤の使用割合は、適宜変更するこ
とはできるが、95:5〜99.9:0.1程度とする
ことが好ましい。
本発明の衣類用防虫剤の特に好ましい態様としては、一
部または全部がガス透過性でかつ一部または全部が透明
もしくは半透明な、無臭性若しくは微臭性の昇華防虫物
質の収納部分と、常温低揮発性防虫薬剤を含浸させた担
体の収納部分とを設置した容器中に、無臭性若しくは微
臭性の昇華防虫物質と常温低揮発性防虫薬剤をこれら薬
剤の終了時期がほぼ同時となるような量に調整、充填し
た防虫薬剤が挙げられる。 このような衣類用防虫剤に
よれば、固体でその有無が明瞭に認識できる無臭性若し
くは微臭性の昇華防虫物質の存在が常温低揮発性防虫薬
剤有無のインジヶーターとなり、衣類用防虫剤交換のた
めの目印となるので実用上有利である。
[発明の効果] 本発明の成分のうち、ピレスロイド系防虫剤であるエン
ペントリンや、その他の常温低揮発性防虫薬剤は、優れ
た防虫効果は有するもののr4敗速度が小さいため、殺
虫効果が現われるまでに長時間を有するという欠点があ
る。一方、メチルカーバメート、トリオキサン等の昇華
防虫物質は蒸気圧が高いため昇華速度が大きく、防虫剤
としての使用直接から殺虫効果を示すが、その半面、消
耗もまた大きいため、長期間薬効を持続させるためには
多量に使用することが必要であるという欠点があった。
本発明は、従来の防虫薬剤の有する欠点を、これらを組
合せ、それぞれの特長で補なったものであり、長期間に
わたり有効に衣類を繊維害虫より防護することを可能に
したものである。 更に、何れも無臭若しくは微臭性で
あるため、本発明の防虫剤を長期間にわたって使用して
も衣類に防虫削具が付着することもない。
[実施例] 次に実施例を挙げ本発明を更に詳しく説明する。
実施例 1 防虫試験: 衣裳函(容fi!80?りに羊毛の布と40〜50日齢
のイガ幼虫を入れ、同時に下記の衣類用防虫剤を調製し
設置し、イガ幼虫による羊毛布の食害状況を経時的に調
べた。この結果を第1図に示す。
この結果から明らかなように、本発明によれば長期間安
定な防虫効果が得られる。
(衣類用防虫剤) メチルカー11’メート   エンペントリン本発明品
  60g    150mg比較品1       
150■g 比較品2 0g 実施例2 BIT  Igとトリオキサン 40gを混合し、打錠
して衣類用防虫剤を得た。
実施例3 エンペントリン 150mgをレーヨン製不織布シート
(7cm X  3c厘)に含浸させた。
これを同じ大きさに成型したトリオキサン40gと共に
、上部にインジケーター窓(2cm x  1ca+)
を設けた不織布の袋に入れ、成型して衣類用防虫剤を得
た。
実施例4 エンペントリン 150mgをレーヨン製不織布シート
(7cm X  3cm)に含浸させて、これを通気孔
を設けたプラスチック容器に充填した。 一方、トリオ
キサン40gを不織布製の容器に充填し、上記プラスチ
ック容器と熔融−滓化させ、 衣類用防虫剤を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、 イガ幼虫による羊毛布の食害試 験の結果を示す図面である。 以 上 出 閣 人 エステ−化学株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無臭性若しくは微臭性の昇華防虫物 質と常温低揮発性防虫薬剤とを組合せ てなる衣類用防虫剤。
  2. (2)常温低揮発性防虫薬剤がエンペント リン、ピペロナールおよびBHTから 選ばれたものである請求項第1項記載 の衣類用防虫剤。
  3. (3)無臭性若しくは微臭性の昇華防虫物質がメチルカ
    ーバメート、トリオキサン、 クロロブタノールおよびカンフェンか ら選ばれたものである請求項第1項記 載の衣類用防虫剤。
  4. (4)無臭性若しくは微臭性の昇華防虫物質と常温低揮
    発性防虫剤の組合せ比率が 95:5〜99.9:0.1である請求 項第1項記載の衣類用防虫剤。
JP1217208A 1989-08-25 1989-08-25 衣類用防虫剤 Pending JPH0383904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1217208A JPH0383904A (ja) 1989-08-25 1989-08-25 衣類用防虫剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1217208A JPH0383904A (ja) 1989-08-25 1989-08-25 衣類用防虫剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0383904A true JPH0383904A (ja) 1991-04-09

Family

ID=16700562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1217208A Pending JPH0383904A (ja) 1989-08-25 1989-08-25 衣類用防虫剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0383904A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6048892A (en) * 1997-12-30 2000-04-11 Sumitomo Chemical Company, Limited Ester compound pesticide containing thereof
US6160014A (en) * 1997-10-09 2000-12-12 Sumitomo Chemical Company, Ltd. Method for controlling acarina

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6160014A (en) * 1997-10-09 2000-12-12 Sumitomo Chemical Company, Ltd. Method for controlling acarina
US6048892A (en) * 1997-12-30 2000-04-11 Sumitomo Chemical Company, Limited Ester compound pesticide containing thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0874546A1 (en) Article for providing release of a volatile material
AU690182B2 (en) A device for vaporizing an active substance
JPH0383904A (ja) 衣類用防虫剤
JP4829558B2 (ja) 防虫剤
US5798385A (en) Insect repellent composition and method of using same to repel insects
JPS61161201A (ja) 防虫ワツペン
JP3822917B2 (ja) 衣類害虫用防虫剤
JPS5821603A (ja) 防虫防かび剤
JP4477291B2 (ja) 殺卵剤及び殺卵方法
USH1731H (en) Insect repellent article
JP4226244B2 (ja) 防虫脱臭剤
JPH02207003A (ja) ゲル型防虫剤
JP2508806Y2 (ja) 公衆衛生用薬剤
JPS6156109A (ja) 衣料用防虫剤
JP2545625Y2 (ja) 衣料用防虫剤
JP2858132B2 (ja) 繊維用防虫剤
JPS6272601A (ja) 複合防虫材
JP3825837B2 (ja) 衣類害虫用防虫剤
JPS6162465A (ja) 薬剤揮散具
JPS6327405A (ja) 防虫剤
JPH0421761Y2 (ja)
JPS5926851Y2 (ja) 有害生物駆除材
JPH0425242B2 (ja)
JPS6366103A (ja) 防虫剤
KR900006514B1 (ko) 방충시트 및 그 유효기간 표시장치