JPH0383195A - 電子式キャッシュレジスタ - Google Patents

電子式キャッシュレジスタ

Info

Publication number
JPH0383195A
JPH0383195A JP22086689A JP22086689A JPH0383195A JP H0383195 A JPH0383195 A JP H0383195A JP 22086689 A JP22086689 A JP 22086689A JP 22086689 A JP22086689 A JP 22086689A JP H0383195 A JPH0383195 A JP H0383195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
task
extended
storage means
cash register
electronic cash
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22086689A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikako Futai
二井 美香子
Kohei Watanabe
渡辺 弘平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP22086689A priority Critical patent/JPH0383195A/ja
Publication of JPH0383195A publication Critical patent/JPH0383195A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電子式キャッシュレジスタに関し、特に、
2次的な記憶装置を持つ静的システム(固定的システム
)のもとでシステムの機能拡張が可能な電子式キャッシ
ュレジスタに関する。
なお、静的システムとは、システムの動作環境などはシ
ステム生成時に決定され、ターゲットシステムは、その
動作環境情報およびタスクの情報をロードした上で実行
が開始されるシステムを称す。
[従来の技術] 電子式キャッシュレジスタ(以下、ECRと称す)のよ
うに、はぼ固定型のシステムにおいては、システムをダ
イナミックに切換える必要はなく、予め設定されたシス
テム条件下で動作する静的システムで対処されている。
[発明が解決しようとする課題] 上述のような、静的システムの基で動作するECRにお
いては、システムに関する情報はROM(Read  
0nly  Memoryの略)内に記憶されているこ
とが多いので、システムの機能追加、機能削除および機
能更新を行なう場合には、ROMの交換が必要とされて
いた。しかしながら、このROM交換には、新しいRO
Mの動作テストなどを含む時間と経費が必要であり、ユ
ーザに多額の負担を与えるという問題があった。
さらに、ECRが2次的な記憶装置、たとえばフレキシ
ブルディスク装置などを備えて、ここに拡張すべき機能
に関する情報を持たせることが可能であったとしても、
起動対象となるシステムハ、依然ROM上の固定化され
た部分のみ、あ、工い、2次的な記憶装置に準備された
拡張機能:、(よ起動カカカらず、機能拡張ができなち
)と0う問題もあった。
それゆえに、本発明の目的は、2次的な記憶装置を6″
する静的システムにおいて、容易にシステムのa能拡張
を行なうことのできる電子式キヤ・ソシュレジスタを提
供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる電子式キャッシュレジスタは、静的シス
テムのもとで動作する電子式キャッシュレジスタであっ
て、前記電子式キャッシュレジスタの基本機能に関する
機能を記憶する第1の記憶手段と、前記電子式キャッシ
ュレジスタに着脱自在に接続可能な、前記電子式ギヤノ
シュレジスタの拡張機能に関する情報を記憶する第2の
記憶手段と、第3の記憶手段と、システムの初期設定に
応答して前記第1の記憶手段に記憶される基本機能に関
する情報を第′うの記憶手段に転送する第1の転送手段
と、前記第2の記憶手段に拡張機能に関する情報が記憶
されていることを検出する第1の検出手段と、前記第1
の検出手段の検出出力に応答して前記第2の記憶手段に
記憶される拡張機能に関する情報を第3の記憶手段に転
送する第2の転送手段と、前記第2の転送手段により拡
張機能に関する情報が前記第3の記憶手段に転送された
ことを検出する第2の検出手段と、TFJ記第2の検出
手段の検出出力に応答して、前記第1および第2の転送
手段により第3の記憶手段に転送された前記電子式キャ
ッシュレジスタの機能を起動する起動手段とを備えて構
成される。
また、本発明にかかる電子式キャッシュレジスタは、静
的システムのもとで動作する電子式キャッシュレジスタ
であって、上述の第1、第2および第3の記憶手段と、
上述の第1の転送手段とを備え、さらにシステムの初期
設定に応答して前記第2の記憶手段に記憶される拡張機
能に関する情報を第3の記憶手段に転送する第2の転送
手段と、この第2の転送手段により拡張機能に関する情
報が前記第3の記憶手段に転送されたことを検出する検
出手段と、この検出手段の検出出力に応答して、前記第
1および第2の転送手段により第3の記憶手段に記憶さ
れた前記電子式キャッシュレジスタの機能を起動する起
動手段とを備えて構成される。
[作用コ 本発明にかかる電子式キャッシュレジスタは、上述のよ
うに構成されるので、拡張機能に関する情報を第2の記
憶手段から第3の記憶手段へ転送するとき、該電子式キ
ャッシュレジスタの機能を拡張することができる。また
、第1および第2の記憶手段から第3の記憶手段へ該電
子式キャッンユレジスタの機能に関する情報を転送後、
第3の記憶手段に転送された該電子式キャッシュレジス
タの機能を起動するとき、該電子式キャッシュレジスタ
の機能拡張を行なうこともできる。
[実施例コ 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
第2図は、本発明の一実施例のECRの機能構成を示す
概略図である。
図において、ECRIは、装置全体を制御・監視するC
PU (中央処理装置の略)11、メモリROM12、
ECR1の電源断時は、電池などにより電源供給される
メモリRAM(RandomAccess  Memo
ryの略)13、フレキシブルディスク記憶袋r114
および複数のl10(人出力の略)装置15i  (i
−1,2,3゜・・・、n)を含む。なお、フレキシブ
ルディスク記憶装置14は、フレキシブルディスクを記
憶媒体とし、また、I10装置15iは、たとえばキー
ボード151、デイスプレィ152およびプリンタ15
3などを含む。
第3図は、第2図に示すROM12、RAM 13およ
びフレキシブルディスクのメモリ構成の一部を示す概略
図である。なお、説明を簡単にするため、同様なデータ
を記憶する記憶領域であっても、その記憶媒体が異なる
場合は、異なる符号を付す。
第3図(a)はROMI 2のメモリ構成の概略図であ
る。
図において、ROM12は、ECRIのシステムソフト
ウェアに関する各種データおよび情報が格納される基本
I10用システムテーブル20を記憶する領域である基
本I10用システムテーブル領域121、ECRIの基
本的なI10装置の制御のための複数のタスクを含む基
本I10タスク16を記憶するための領域である基本I
10タスク領域122を含む。
第3図(b)は、RAM13のメモリ構成の概略図であ
る。
RAM1Bは、ECRIが備える各種処理が実行される
ための情報が記憶される。
図において、RAM13は、後述するシステム拡張処理
において設定されるシステム状態フラグSFを記憶する
システム状態フラグ記憶領域131、基本I10用シス
テムテーブル20を記憶する基本I10用システムテー
ブル領域132、拡張I10用システムテーブル21を
記憶する拡張I10用システムテーブル領域133、ア
プリケーション用システムテーブル22を記憶するアプ
リケーション用システムテーブル領域134を含む。さ
らに、RAM13は、基本I10タスク領域135、E
CRIの取引処理などに関するアプリケーションタスク
17を記憶するための領域であるアプリケーションタス
ク領域136および拡張I10タスク18を記憶するた
めの領域である拡張I10タスク鎮域137を含む。前
記拡張I10タスク18は、ユーザによって任意に追加
されるI10装置の制御に関するタスクなどを含み、拡
張I10用システムテーブル領域133は、拡張I10
タスク18に関する各種データおよび情報を記憶する領
域である。同様に、アプリケーション用システムテーブ
ル領域134は、アプリケーションタスク17に関する
各種データおよび情報を記憶する領域である。なお、前
記拡張110用システムテーブル21は、テーブルの先
頭にユーザにより追加された拡張I10タスクの有無を
示す拡張I10タスク有無データOPを記憶する領域で
ある拡張I10有無データ記憶領域138および拡張I
10タスク有りの場合に、どの種の、または何個のI1
0タスクが拡張されたかを示す拡張I10タスクデータ
TDを記憶する領域である拡張I10タスクデータ記憶
領域139を含む。
なお、拡張I10タスク無しの場合、拡張I10タスク
データTDは記憶されないので、拡張I10タスクデー
タ記憶領域139の記憶内容は保障されない。
第3図(C)は、フレキシブルディスクのメモリ構成の
概略図である。
フレキシブルディスク(以下、FDと称す)は、フレキ
シブルディスク記憶装置14の記憶媒体であり、ユーザ
が任意にデータを読み書きすることが可能な記憶媒体で
ある。さらに、FD上に記憶されるデータを、後述する
IPLタスクにより前述のRAM13上の所定記憶領域
に転送して、その後の起動によりECRIの機能更新を
図ることも可能である。つまり、ユーザがECRIの機
能更新を望めば、予め、その機能更新に必要とされるデ
ータをFD上に書込み準備しておけば、ユーザはFDを
介してRAM13上に記憶されるデータを任意に更新す
ることができ、ひいては、ECR1の機能更新を任意に
行なうことができる。
たとえば、ユーザがECRIのI10装置151に、さ
らにI10装置の追加(たとえば、カードリーダの接続
など)をし機能拡張を望む場合には、その追加すべきI
10装置が正常に動作するような制御プログラムならび
にデータを、拡張【10タスク領域194および拡張I
10用システムテーブル領域191に予め格納しておけ
ばよい。
図においてFDは、RAM13と同様に拡張I10用シ
ステムテーブル領域191、アプリケーション用システ
ムテーブル領域192、アプリケーションタスク領域1
93および拡張I10タスク領域194を含む。また、
拡張I10用システムテーブル21は、その先頭に拡張
I10タスク有無データOPを記憶する拡張I10有無
データ記憶領域195および拡張I10タスクデータT
Dを記憶する拡張I10タスクデータ記憶領域196を
含む。
第1図(a)は、本発明の第1の実施例のECR1のシ
ステムの機能拡張に関する処理の概略フロー図である。
図示する処理フローは、ECRIの電源投入(POWE
RON  と称する)後にシステムソフトウェアの制御
に基づいて実行され、この処理の実行後、ECRIの全
機能が実行可能状態となる。つまり、この処理によりE
CRIが備えるべき基本的な110機能と、ユーザの要
求により任意に機能更新される拡張110機能とを含む
ECR1の全機能が実行可能となるようなシステムの環
境がRAM13上に構築される。
また、図示する処理フローは、システムイニシャルタス
ク、IPL(Initial  Program  L
oadの略)タスクおよびアプリケーションイニシャル
タスクより構成され、その実行順序は、システムイニシ
ャルタスク>IPLタスク〉アプリケーションイニシャ
ルタスクというように予め決められている。したがって
、システムイニシャルタスクはrPLタスクに優先して
実行開始され、IPLタスクはアプリケーションイニシ
ャルタスクに優先して実行開始されると想定する。さら
に、システム状態フラグSFは0.1.2の値域を有し
、システムイニシャルタスクは、このシステム状態フラ
グSFの値を参照して、次に実行すべきイニシャルタス
クを決定していると想定する。すなわち、システム状態
フラグSFの値が2の場合、次にIPLタスクが実行さ
れ、システム状態フラグSFの値が1の場合、次にアプ
リケーションイニシャルタスクが実行され、システム状
態フラグSFの値が0の場合、IPLタスクおよびアプ
リケーションイニシャルタスク以外のタスクが実行され
るものとする。
次に、第1図(a)に示すシステム拡張に関する処理フ
ローについて、第1図(a)、第2図および第3図を参
照して説明する。
ECRIは、まず拡張110機能無しの状態でPOWE
RONされて、第1図(a)l、:示す処理フローが実
行される。その後、ECRIは、P0WEROFFされ
て、再度POWERONされると想定する。また、FD
には、予め第3図(C)に示すようなシステムテーブル
およびタスクに関するデータがユーザにより準備されて
いると想定する。
第1図(a)において、ECRIがP OWE RON
されると、ハードウェアと同時にシステムソフトウェア
に起動がかかり、ECRIのハードウェアが初期設定さ
れる。これに応じて、システムソフトウェアはステップ
Sl(図中では、Slと略す)でROM12の基本I1
0用システムテーブル20に初期化データを書込み、基
本I10用システムテーブル20を初期化処理する。そ
の後、次のステップS2でRAM13の拡張I10タス
ク有無データOPを読取り、拡張I10タスクの有無を
判別する。この場合、ECRIは拡張110機能無しの
状態で起動がかかっているので、処理はステップS3に
移る。ステップS3では、ステップS2の判別結果に応
じて、RAMl3の拡張I10タスクデータTDを初期
設定する。つまり拡張110機能無しの状態なのでRA
M13の拡張I10用システムテーブル21が未使用状
態に設定されるように、拡張I10タスクデータ記憶領
域139を初期化する。次に、ステップS4では、前述
のステップS1で初期化されたROM12の基本I10
用システムテーブル20をRAM13の基本I10用シ
ステムテーブル領域132に転送する。続いてステップ
S5で、ROM12の基本I10タスク16をRAMI
 3の基本I10タスク領域135に登録するよう転送
する。
その後、ステップS6で後述するIPLタスクが起動さ
れるように、システム状態フラグSFの値を2に設定す
る。
以上で、基本I10用システムテーブル20および基本
I10タスク16がROM12からRAM1Bに転送さ
れたことにより、RAM13には、まず基本I10タス
ク16の実行環境が作られる。
その後、次のステップS7でカーネルが起動され、カー
ネルよりシステムイニシャルタスクが起動されて処理は
ステップS8に移行する。
システムイニシャルタスクは、ステップS8でRAM1
3のシステム状態フラグ記憶領域131に記憶されるシ
ステム状態フラグSFを読取り、読取られた値により処
理を分岐する。この場合、前記ステップS6でシステム
状態フラグSFに2が設定されているので、処理はステ
ップS9に分岐する。ステップS9ては、システムイニ
シャルタスクからIPLタスクが起動されてIPLタス
クに処理が移る。
IPLタスクは、フレキシブルディスク記憶装置14を
介して、FD上のデータをアクセスする。
まず、ステップS15でFD上のアプリケーションタス
ク17をRAM13のアプリケーションタスク領域13
6に、また、FD上のアプリケーション用システムテー
ブル22をRAM13のアプリケーション用システムテ
ーブル領域134に転送する。その後、IPLタスクは
次のステップS16において、FD上の拡張I10タス
ク有無データOPを読取り、読取ったデータ内容に基づ
いて処理を分岐する。詳細に説明するならば、ステップ
S16では、FD上の拡張I10タスク有無データOP
のデータ内容により、RAM13の拡張I10タスク領
域137へ転送すべきFD上の拡張I10タスク18の
有無を判別している。このとき、FD上の拡張I10タ
スク有無データOPが拡張有りというデータ内容であれ
ば、これに応じて、IPLタスクは次のステップS17
の処理に移る。ステップS17では、FD上の拡張I1
0タスク18をRAM13の拡張I10タスク領域13
7へまた、FD上の拡張I10用システムテーブル21
をRAM13の拡張I10用システムテーブル領域13
3へ転送する。その後、後述するステップS18の処理
へ移行する。
一方、前記ステップS16において、FD上の拡張I1
0タスク有無データOPのデータ内容が、拡張I10タ
スク無しというデータ内容であれば、これに応じて、夏
PLタスクはステ・ツブ918の処理を行なう。ステッ
プS18では、アプリケーションイニシャルタスクを起
動するようにシステム状態フラグSFに1を設定し、処
理はステップS7のカーネルに戻り、再度システムイニ
シャルタスクが起動される。
以上のように、IPLタスクではFD上に記憶される拡
張I10タスク有無データOPのデータ内容に応じてF
Dの拡張I10タスク18および拡張I10用システム
テーブル21をRAM13へ転送するように処理してい
る。したがって、lPLタスクの実行後、RAM13上
の基本110用システムテーブル領域132ないし拡張
110タスク領域137の記憶領域に、タスクおよびテ
ーブルがすべて登録される。
上述のIPLタスク処理終了後、カーネルは再度システ
ムイニシャルタスクを起動し、再起動されたシステムイ
ニシャルタスクは、ステップS8でシステム状態フラグ
SFの値を読み、この値によって処理を分岐する。この
場合、前述のIPLタスクによりシステム状態フラグS
Fには1が設定されているので、処理は、次のステップ
S10に移る。ステップS10では、FDから転送され
たRAM13の拡張I10タスク有無データopを読取
り、拡張I10タスク有りであれば次のステップSll
で拡張I10タスク領域137の拡張I10タスク18
を起動し、後述するステップS12に移行する。一方、
拡張I10タスク無しであれば、ステップS12でアプ
リケーションイニシャルタスクを起動して、アプリケー
ション用システムテーブル領域134のアプリケーショ
ン用システムテーブル22に初期データを設定する。
以上により、アプリケーションタスク領域136に転送
されたアプリケーションタスク17も実行可能となる。
次に、ステップS13で基本I10タスク領域135の
基本I10タスク16が起動され、基本I10タスク1
6が大行可能状態となり、続いてステップS14でシス
テム状態フラグSFに0を設定する。その後、処理はシ
ステムイニシャルタスクから他のタスクに移る。
以上により、基本r10タスク16、アプリケーション
タスク17および拡張I10タスク18が実行可能な環
境がRAM13上に構築される。
その後、ECRIがPOWEROFF  状態となり、
再度POWERONされた場合について説明する。
前回のPOWERONにより、RAMI B上には第3
図(b)に示すようなテーブルおよびタスクが記憶され
る。RAM13は電池などで電源供給されているので、
この記憶内容は、ECR1がPOWEROFF状態とな
っても、消去されることはない。
再度、ECRIがPOWERONされると、ステップS
1においてROM12の基本I10用システムテーブル
20を初期化処理し、ステップS2に移る。ステップS
2では、前回のIPLタスクの処理により、RAMIB
上に設定された拡張I10タスク有無データOPを読取
り、拡張I10タスク18がRAM13上に記憶されて
いるか否かを判別する。この場合、前回のシステム拡張
処理により拡張I10タスク18がRAM13上に転送
されたのであれば、RAM13上に設定された拡張I1
0タスクデータTDのデータ内容はそのまま維持される
が、拡張I10タスク18がRAM13上に転送されて
ないならば、ステップS3において、RAM13上の拡
張I10タスクデータTDの内容は初期化される。すな
わち、拡張I10用システムテーブル領域133は未使
用状態に設定され、初期化される。その後、前述と同様
にステップS4ないしステップS7の処理が順次行なわ
れシステムイニシャルタスク、IPLタスクおよびアプ
リケーションイニシャルタスクが起動されて前述同様の
処理が繰返される。
以上のように、ユーザが110機能の拡張を望むような
情報を予めFDに準備すれば、FDを介してECRIの
機能を任意に拡張でき、拡張I10機能を含めたECR
Iの全機能が実行可能な状態に設定できる。
なお、IPLタスクのステップS16に示す判別処理は
、予めFD上に記憶された拡張I10タスク有無データ
OPに基づいて行なうようにしているが、人の判断によ
る外部入力に基づいて行なうようにしてもよい。つまり
、IPLタスクがスチップS15の処理後、人の判断に
よる外部人力を読取るため、実行状態から一旦待ち状態
に遷移するようにして、この人の判断に相当する外部入
力データをIPLタスクが読取るようにし、この読取っ
たデータに応じて拡張I10タスク18をFDからRA
M13へ転送するようにしてもよい。
次に、第2の実施例について説明する。
前述の第1の実施例においては、第1図(a)のIPL
タスクに示すように、FDからRAMl3へ拡張機能に
関する情報を転送するとき、FD上の拡張I10タスク
有無データOPのデータ内容に基づいて、ECRIの1
10機能の拡張を図るように処理している。
以下の第2の実施例においては、第1の実施例とは異な
り、FDからRAM13に転送されたタスクを起動する
ときに、110機能の拡張を図るように処理する。なお
、第2の実施例においても、ECRIの機能構成ならび
にROMI 2、RAM13およびFDのメモリ構成は
第1の実施例と同様であるために、説明を省略する。
第1図(b)は、本発明の第2の実施例のECR1のシ
ステムの機能拡張に関する処理の概略フロー図である。
図示する処理フローは、第1の実施例同様にECRIの
POWERON後にシステムソフトウェアの制御に基づ
いて実行され、この処理の実行後、ECRIの全機能が
実行可能状態となる。つまり、この処理によりECRI
が備えるべき基本的なr10機能と、ユーザの要求によ
り任意に機能更新される拡張110機能とを含むECR
Iの全機能が実行可能となるようなシステムの環境が構
築される。
また、第1図(b)に示す処理フローは、第1の実施例
同様にシステムイニシャルタスク、IPLタスクおよび
アプリケーションイニシャルタスクが、システムイニシ
ャルタスク>IPLタスク〉アプリケーションイニシャ
ルタスクの優先順序で実行され、さらに、システムイニ
シャルタスクは、第1の実施例同様にシステム状態フラ
グSFの値により、次に実行すべきタスクを決定してい
る。
第2の実施例を第1の実施例と比較し異なる点は、第1
の実施例では110機能の拡張の有無に応じて、FDか
らRAM1Bへ拡張110機能に関する情報を転送して
いるが、第2の実施例では、FD上の全データをRAM
13へ転送後、110機能の拡張の有無に応じて、転送
された拡張110機能を起動するようにしている点にあ
る。この点を処理フローを参!1aシて説明するならば
、■PLタスクの処理フローにおいて相違点が表われて
おり、第1の実施例では、ステップ516の判別結果に
よりステップS17の処理を実行するようにしているが
、第2の実施例では、ステップS16の判別処理はなく
、ステップS15の処理後、無条件にステップS17の
処理を実行するようにしている。
次に、第1図(b)に示すシステム拡張に関する処理フ
ローについて、第1図(b)ないし第3図を参照して説
明する。
ECRIは、第1の実施例同様に、まず拡張■10機能
無しの状態でPOWERONされて、第1図(b)に示
すような処理が実行され、その後POWEROFFされ
て、再度P OWE RONされると想定する。また、
FDには予め第3図(C)に示すようなシステムテーブ
ルおよびタスクがユーザにより準備されていると想定す
る。
なお、以下の第2の実施例の処理動作の説明において、
第1の実施例と同様な処理は、その説明を簡略化する。
第1図(b)において、ECRIがP OWE RON
されると、ハードウェアと同時にシステムソフトウェア
に起動がかかりECR1のハードウェアが初期設定され
る。これに応じて、システムソフトウェアは第1の実施
例同様に、ステップS1ないしステップS6に示す処理
を順次実行する。
ステップS6でシステム状態フラグSFには2が設定さ
れ、処理はステップS7に移り、カーネル起動される。
カーネル起動によりシステムイニシャルタスクが実行さ
れる。以上により、ROM 12からRAM13上の所
定記憶領域に基本110タスク16および基本I10用
システムテーブル20が転送される。システムイニシャ
ルタスクはステップS8の判別処理において、システム
状態フラグSFの値が2であることに応して、ステップ
S9でIPLタスクを起動し、IPLタスクに処理が移
る。
IPLタスクは、フレキシブルディスク記憶装置14を
介して、FD上のデータをアクセスする。
まず、ステップS15でFDよりアプリケーションタス
ク17およびアプリケーション用システムテーブル22
をRAM1Bのアプリケーションタスク領域136およ
びアプリケーション用システムテーブル領域134へそ
れぞれ転送する。続いて、ステップS17でFDより拡
張I10タスク18および拡張I10用システムテーブ
ル21をRAM1Bの拡張I10タスク領域137およ
び拡張I10用システムテーブル領域133へそれぞれ
転送する。その後、ステップS18でシステム状態フラ
グSFに1を設定し、再度ステップS7に戻りカーネル
起動される。
以上のように、IPLタスクでは機能拡張の有無にかか
わらず、無条件でFD上の拡張I10用システムテーブ
ル領域191および拡張I10タスク領域194に記憶
されるデータがRAM13の所定領域に転送されるよう
に処理している。
ステップS7のカーネル起動により、再度システムイニ
シャルタスクが実行されると、ステップS8の判別処理
において、システム状態フラグSFの値が1であること
に応じて処理はステップS10に移る。
ステップ510では、前回のIPLタスク実行により、
FDの拡張I10有無データ記憶領域195からRAM
13の拡張I10有無データ記憶領域138に転送され
た拡張I10タスク有無データOPを読取り、読取った
データ内容により処理を分岐する。つまり、RAM13
上の拡張I10タスク有無データOPが拡張I10タス
ク無しというデータ内容であれば後述するステップS1
2の処理に移るが、拡張I10タスク有りというデータ
内容であればステップSllの処理を行なつO ステップSllでは、前回のIPLタスク実行により、
FDからRAM13の拡張I10タスク領域137に転
送された拡張I10タスク18を起動し、拡張I10タ
スク18を実行可能状態とする。その後、ステップS1
2で、同様にFDからRAM13のアプリケーションタ
スク領域136に転送されたアプリケーションタスク1
7を起動し、アプリケーションタスク17を実行可能状
態とする。次に、ステップS13で、ROM12からR
AM13の基本I10タスク領域135に転送された基
本I10タスク16を起動し、基本I10タスク16を
実行可能状態とする。その後、ステップS14てシステ
ム状態フラグSFに0を設定する。
以上により、ROM12およびFDからRAM13上に
転送された基本I10タスク16、アプリケーションタ
スク17およびユーザの要求により追加される拡張I1
0タスク18が実行可能状態となり、処理はシステムイ
ニシャルタスクから他のタスクに移る。その後、ECR
IがPOWEROFFされても、RAMI 3は電池な
どにより電源供給されるので、RAM13に記憶される
データは消去されない。したがって、再度ECR1がP
OWERONされても、RAM13上に記憶されるデー
タを用いて処理を行なうことが可能である。
その後POVEROFFされて、再度POWERONさ
れた場合について説明する。
再POWERONされると、前述同様にステップS1の
処理を経て、ステップS2の判別処理に移る。ステップ
S2では、前回のシステム拡張の処理によりRAM1B
上に転送された拡張■10タスク有無データOPのデー
タ内容により、RAM1Bの拡張I10タスクデータT
Dの初期化処理を行なうようにしている。その後、ステ
ップS4ないしS7の処理が前述と同様に処理され、シ
ステムイニシャルタスク、IPLタスクおよびアプリケ
ーションイニシャルタスクが順次実行される。
以上のように、ECRIがPOWERONされる毎に、
無条件にFDの拡張I10用システムテーブル領域19
1および拡張I10タスク領域194に記憶される全デ
ータかRAM13の所定領域に転送され、その後のタス
ク起動時に、拡張I10タスク18の白゛無に基づいて
、拡張110タスク18を起動するようにしている。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、静的システムのもとで
動作する電子式キャッシュレジスタにおいて、前記電子
式キャッシュレジスタに着脱自在に接続可能な、前記電
子式キャッシュレジスタの拡張機能に関する情報を記憶
する第2の記憶手段、および第3の記憶手段を設けて、
前記第2の記憶手段から拡張機能の有無に応じて前記第
3の記憶手段に拡張機能を転送することができる。また
、前記第2の記憶手段に記憶される情報を第3の記憶手
段に転送後、拡張機能の有無に応じて、第3の記憶手段
に転送された拡張機能に起動をかけることもできる。し
たがって、静的システムのもとで動作する電子式キャッ
シュレジスタであっても、ROMの交換を必要とするこ
となく、また経済性に優れ、容易にかつ短時間で電子式
キャッシュレジスタの機能拡張が行なえるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例のECHのシステム拡張に関
する処理の概略フロー図である。第2図は、本発明の一
実施例のECRの機能構成を示す概略図である。第3図
は、第2図に示すROM、RAMおよびフレキシブルデ
ィスクのメモリ構成の概略図である。 図中、12はROM、13はRAM、14はフレキシブ
ルディスク記憶装置、16は基本I10タスク、18−
は拡張I10タスク、20は基本110用システムテー
ブル、21は拡張I10用システムテーブル、OPは拡
張I10タスク有無データ、TDは拡張I10タスクデ
ータおよびSFはシステム状態フラグである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)静的システムのもとで動作する電子式キャッシュ
    レジスタであって、 前記電子式キャッシュレジスタの基本機能に関する情報
    を記憶する第1の記憶手段と、 前記電子式キャッシュレジスタに着脱自在に接続可能な
    、前記電子式キャッシュレジスタの拡張機能に関する情
    報を記憶する第2の記憶手段と、第3の記憶手段と、 システムの初期設定に応答して前記第1の記憶手段に記
    憶される基本機能に関する情報を第3の記憶手段に転送
    する第1の転送手段と、 前記第2の記憶手段に拡張機能に関する情報が記憶され
    ていることを検出する第1の検出手段と前記第1の検出
    手段の検出出力に応答して前記第2の記憶手段に記憶さ
    れる拡張機能に関する情報を第3の記憶手段に転送する
    第2の転送手段と、前記第2の転送手段により拡張機能
    に関する情報が前記第3の記憶手段に転送されたことを
    検出する第2の検出手段と、 前記第2の検出手段の検出出力に応答して、前記第1お
    よび第2の転送手段により第3の記憶手段に転送された
    前記電子式キャッシュレジスタの機能を起動する起動手
    段とを備えた、電子式キャッシュレジスタ。
  2. (2)静的システムのもとで動作する電子式キャッシュ
    レジスタであって、 前記電子式キャッシュレジスタの基本機能に関する情報
    を記憶する第1の記憶手段と、 前記電子式キャッシュレジスタに着脱自在に接続可能な
    、前記電子式キャッシュレジスタの拡張機能に関する情
    報を記憶する第2の記憶手段と、第3の記憶手段と、 システムの初期設定に応答して前記第1の記憶手段に記
    憶される基本機能に関する情報を第3の記憶手段に転送
    する第1の転送手段と、 システムの初期設定に応答して前記第2の記憶手段に記
    憶される拡張機能に関する情報を第3の記憶手段に転送
    する第2の転送手段と、 前記第2の転送手段により拡張機能に関する情報が前記
    第3の記憶手段に転送されたことを検出する検出手段と
    、 前記検出手段の検出出力に応答して、前記第1および第
    2の転送手段により第3の記憶手段に転送された前記電
    子式キャッシュレジスタの機能を起動する起動手段とを
    備えた、電子式キャッシュレジスタ。
JP22086689A 1989-08-28 1989-08-28 電子式キャッシュレジスタ Pending JPH0383195A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22086689A JPH0383195A (ja) 1989-08-28 1989-08-28 電子式キャッシュレジスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22086689A JPH0383195A (ja) 1989-08-28 1989-08-28 電子式キャッシュレジスタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0383195A true JPH0383195A (ja) 1991-04-09

Family

ID=16757773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22086689A Pending JPH0383195A (ja) 1989-08-28 1989-08-28 電子式キャッシュレジスタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0383195A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223695A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Okamura Corp 商品陳列装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223695A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Okamura Corp 商品陳列装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5586334A (en) Apparatus and method for suspending and resuming software on a computer
JPH11316686A (ja) コンピュ―タシステムのbiosデ―タ格納装置及びその駆動方法
JPH0383195A (ja) 電子式キャッシュレジスタ
JPS61288262A (ja) マルチプロセツサシステム
JPH11288366A (ja) 情報処理方法及び装置並びに記憶媒体
JPH08272755A (ja) プロセッサ切替え装置
JP3453467B2 (ja) 情報処理装置と該情報処理装置のパワーマネジメント機能呼び出し方法
JPH0527954A (ja) コンピユータシステム
JPH086616A (ja) プログラマブルコントローラ
JPH06208525A (ja) 処理装置の動作モード切替え方法
JPH0554009A (ja) プログラムロード方式
JP2561340B2 (ja) 情報処理装置
JP2839631B2 (ja) パーソナルコンピュータシステムおよびその構成変更方法
JPH08153005A (ja) パッチ処理システム
KR19990060779A (ko) 부팅 시간을 단축하는 컴퓨터 시스템 및 그 제어 방법
JP2002073360A (ja) 起動情報書換装置
JPH0833838B2 (ja) コンピユ−タシステム
JPH02299050A (ja) 情報処理装置
JPS59172059A (ja) 電子計算機システム
JPS62264346A (ja) デ−タ処理装置
JPH0314153A (ja) データ処理システム
JPH08194622A (ja) メモリカードを用いたプログラム起動方法
JPH01169635A (ja) ジョブ起動方式
JPH08272653A (ja) フリーズ処理システム
JPS60230238A (ja) マイクロプログラム制御装置