JPH11288366A - 情報処理方法及び装置並びに記憶媒体 - Google Patents

情報処理方法及び装置並びに記憶媒体

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JPH11288366A
JPH11288366A JP10104212A JP10421298A JPH11288366A JP H11288366 A JPH11288366 A JP H11288366A JP 10104212 A JP10104212 A JP 10104212A JP 10421298 A JP10421298 A JP 10421298A JP H11288366 A JPH11288366 A JP H11288366A
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JP
Japan
Prior art keywords
information processing
processing apparatus
basic
environment
area
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JP10104212A
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English (en)
Inventor
Koji Oka
弘次 岡
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のOSを使用した作業の遂行において時
間的に或いは経済的に効率良く行える情報処理方法及び
装置を提供する。 【解決手段】 CPU100により、複数の基本OS1
09,111にそれぞれサスペンド領域(環境退避領
域)110,112を与え、サスペンドした時点の任意
の作業環境をブートマネージャ107に保存して基本O
Sと同様に扱うように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理方法及び
装置並びにこの情報処理装置を制御するための制御プロ
グラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】基本OS(operating sys
tem;オペレーティングシステム)には、それぞれ作
業内容に適した特性を有しており、複数の基本OSを駆
使して能率よく平行作業を行うには、1台のコンピュー
タに1つの基本OSを動作させるのが基本的なコンピュ
ータの構成である。そして、各基本OSに対して専用の
コンピュータを用意しており、異なる基本OSでの作業
が発生すると、作業中の基本OSの環境を一旦停止して
おく方法がとられ、コンピュータ機器の保全処置を行う
ことは公知である。
【0003】その際にはサスペンド領域(環境退避領
域)と言う全メモリの大きさと同等の記憶領域を通常B
IOS(basic input output sy
stem;基本入出力システム)管理下にハードディス
ク上に確保し、そこへ動作中の全メモリ内の環境を退避
(以降サスペンドと記述する)してコンピュータを休止
状態にし、他のコンピュータの他の基本OSを起動して
他の作業を行う。
【0004】そして、再度、元の作業を行うには、休止
状態のコンピュータを操作し、サスペンド領域から前回
の環境復帰(以降リジュームと記述する)を行って継続
作業を再開する。
【0005】しかし、近年では大容量のハードディスク
の出現により1台のコンピュータに複数の基本OSを備
え、ブートマネージャと呼ばれる所定の基本OSによっ
て使用する基本OSを選択することも行われており、そ
のようなコンピュータにおいても1つの基本OSに対し
てのみ、動作中の環境を一旦停止しておく方法は有効で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例にあっては、複数の基本OSを駆使して業務を
行うために、個別に専用のコンピュータを用意するには
多大な経済的負担を必要とし、また、ブートマネージャ
を使用する方法では、他の基本OSを起動するにあたっ
ては、現在の環境を手順を踏んで一旦正常に終了しなけ
ればならない。また、作業再開に対しても初期環境で起
動し、前回の作業環境と同等レベルにする操作を最初に
行わなければならず、作業を継続するまでに煩わしい操
作が必要である。また、サスペンド領域に動作中の環境
を退避しても、BIOS管理下において他の基本OS或
いは同じ基本OSを初期起動すると無効になる。更に、
サスペンド領域からの復帰が可能であっても、サスペン
ド領域には1環境のみの保存であるから、複数の基本O
Sの動作中の環境を平行してサスペンド、リジュームを
行いながらの作業は不可能であるため、複数のOSを使
用して業務の遂行には起動手順からはじめ、作業環境の
設定まで煩わしい操作が必要になり、業務の細分化が進
む近年では作業の効率化が得られないという問題点があ
った。
【0007】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1目
的とするところは、複数のOSを使用した作業を時間的
に或いは経済的に効率よく行える情報処理方法及び装置
を提供しようとするものである。
【0008】また、本発明の第2の目的とするところ
は、上述したような本発明の情報処理装置を円滑に制御
することできる制御プログラムを格納した記憶媒体を提
供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載の情報処理方法は、複数の基本O
S(operating system;オペレーティ
ングシステム)を動作させる情報処理装置により情報を
処理する情報処理方法であって、複数の基本OSにそれ
ぞれサスペンド領域(環境退避領域)を与え、サスペン
ドした時点の任意の作業環境を所定のサスペンド領域に
保存し、基本OSと同様に扱うことを特徴とする。
【0010】また、上記第1の目的を達成するために請
求項2記載の情報処理方法は、請求項1記載の情報処理
方法において、前記情報処理装置はコンピュータである
ことを特徴とする。
【0011】また、上記第1の目的を達成するために請
求項3記載の情報処理方法は、請求項1記載の情報処理
方法において、前記情報処理装置はパーソナルコンピュ
ータであることを特徴とする。
【0012】また、上記第1の目的を達成するために請
求項4記載の情報処理方法は、請求項1記載の情報処理
方法において、前記情報処理装置はデスクトップ型パー
ソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0013】また、上記第1の目的を達成するために請
求項5記載の情報処理方法は、請求項1記載の情報処理
方法において、前記情報処理装置はノートブック型パー
ソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0014】また、上記第1の目的を達成するために請
求項6記載の情報処理方法は、請求項1記載の情報処理
方法において、前記所定の基本OSはブートマネージャ
であることを特徴とする。
【0015】また、上記第1の目的を達成するために請
求項7記載の情報処理装置は、複数の基本OS(ope
rating system;オペレーティングシステ
ム)を動作させる情報処理装置であって、複数の基本O
Sにそれぞれサスペンド領域(環境退避領域)を与える
サスペンド領域付与手段と、サスペンドした時点の任意
の作業環境を所定のサスペンド領域に保存して基本OS
と同様に扱うように制御する制御手段とを有することを
特徴とする。
【0016】また、上記第1の目的を達成するために請
求項8記載の情報処理装置は、請求項7記載の情報処理
装置において、前記情報処理装置はコンピュータである
ことを特徴とする。
【0017】また、上記第1の目的を達成するために請
求項9記載の情報処理装置は、請求項7記載の情報処理
装置において、前記情報処理装置はパーソナルコンピュ
ータであることを特徴とする。
【0018】また、上記第1の目的を達成するために請
求項10記載の情報処理装置は、請求項7記載の情報処
理装置において、前記情報処理装置はデスクトップ型パ
ーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0019】また、上記第1の目的を達成するために請
求項11記載の情報処理装置は、請求項7記載の情報処
理装置において、前記情報処理装置はノートブック型パ
ーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0020】また、上記第1の目的を達成するために請
求項12記載の情報処理装置は、請求項7記載の情報処
理装置において、前記所定の基本OSはブートマネージ
ャであることを特徴とする。
【0021】また、上記第1の目的を達成するために請
求項13記載の情報処理方法は、複数の基本OS(op
erating system;オペレーティングシス
テム)を動作させる情報処理装置により情報を処理する
情報処理方法であって、BIOS(basic inp
ut output system;基本入出力システ
ム)管理下において複数の基本OSに対してそれぞれ専
用のサスペンド領域(環境退避領域)を割り付ける割り
付け工程と、サスペンド(環境退避)した環境を所定の
サスペンド領域に保存する保存工程と、前記所定の基本
OSの管理下において各サスペンド領域を基本OSと同
等の起動対象として起動する起動工程とを有することを
特徴とする。
【0022】また、上記第1の目的を達成するために請
求項14記載の情報処理方法は、請求項13記載の情報
処理方法において、前記情報処理装置はコンピュータで
あることを特徴とする。
【0023】また、上記第1の目的を達成するために請
求項15記載の情報処理方法は、請求項13記載の情報
処理方法において、前記情報処理装置はパーソナルコン
ピュータであることを特徴とする。
【0024】また、上記第1の目的を達成するために請
求項16記載の情報処理方法は、請求項13記載の情報
処理方法において、前記情報処理装置はデスクトップ型
パーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0025】また、上記第1の目的を達成するために請
求項17記載の情報処理方法は、請求項13記載の情報
処理方法において、前記情報処理装置はノートブック型
パーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0026】また、上記第1の目的を達成するために請
求項18記載の情報処理方法は、請求項13記載の情報
処理方法において、前記所定の基本OSはブートマネー
ジャであることを特徴とする。
【0027】また、上記第1の目的を達成するために請
求項19記載の情報処理装置は、複数の基本OS(op
erating system;オペレーティングシス
テム)を動作させる情報処理装置であって、BIOS
(basic input output syste
m;基本入出力システム)管理下において複数の基本O
Sに対してそれぞれ専用のサスペンド領域(環境退避領
域)を割り付ける割り付け手段と、サスペンド(環境退
避)した環境を所定のサスペンド領域に保存する保存手
段と、前記所定の基本OSの管理下において各サスペン
ド領域を基本OSと同等の起動対象として起動する起動
手段とを有することを特徴とする。
【0028】また、上記第1の目的を達成するために請
求項20記載の情報処理装置は、請求項19記載の情報
処理装置において、前記情報処理装置はコンピュータで
あることを特徴とする。
【0029】また、上記第1の目的を達成するために請
求項21記載の情報処理装置は、請求項19記載の情報
処理装置において、前記情報処理装置はパーソナルコン
ピュータであることを特徴とする。
【0030】また、上記第1の目的を達成するために請
求項22記載の情報処理装置は、請求項19記載の情報
処理装置において、前記情報処理装置はデスクトップ型
パーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0031】また、上記第1の目的を達成するために請
求項23記載の情報処理装置は、請求項19記載の情報
処理装置において、前記情報処理装置はノートブック型
パーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0032】また、上記第1の目的を達成するために請
求項24記載の情報処理装置は、請求項19記載の情報
処理装置において、前記所定の基本OSはブートマネー
ジャであることを特徴とする。
【0033】また、上記第1の目的を達成するために請
求項25記載の情報処理方法は、複数の基本OS(op
erating system;オペレーティングシス
テム)を動作させる情報処理装置により情報を処理する
情報処理方法であって、作業途中のOSの環境をサスペ
ンド領域(環境退避領域)に保存する保存工程と、後に
継続作業の発生時にBIOS(basic input
output system;基本入出力システム)
管理下においてサスペンド領域からOS環境を復帰さ
せ、またはOSの初期環境で起動を選択し、或いはBI
OS管理下では所定の基本OSを介在し複数の基本OS
から所望のOSを選択起動するように制御する制御工程
とを有することを特徴とする。
【0034】また、上記第1の目的を達成するために請
求項26記載の情報処理方法は、請求項25記載の情報
処理方法において、前記情報処理装置はコンピュータで
あることを特徴とする。
【0035】また、上記第1の目的を達成するために請
求項27記載の情報処理方法は、請求項25記載の情報
処理方法において、前記情報処理装置はパーソナルコン
ピュータであることを特徴とする。
【0036】また、上記第1の目的を達成するために請
求項28記載の情報処理方法は、請求項25記載の情報
処理方法において、前記情報処理装置はデスクトップ型
パーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0037】また、上記第1の目的を達成するために請
求項29記載の情報処理方法は、請求項25記載の情報
処理方法において、前記情報処理装置はノートブック型
パーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0038】また、上記第1の目的を達成するために請
求項30記載の情報処理方法は、請求項25記載の情報
処理方法において、前記所定の基本OSはブートマネー
ジャであることを特徴とする。
【0039】また、上記第1の目的を達成するために請
求項31記載の情報処理装置は、複数の基本OS(op
erating system;オペレーティングシス
テム)を動作させる情報処理装置であって、作業途中の
OSの環境をサスペンド領域(環境退避領域)に保存す
る保存手段と、後に継続作業の発生時にBIOS(ba
sic input output system;基
本入出力システム)管理下においてサスペンド領域から
OS環境を復帰させ、またはOSの初期環境で起動を選
択し、或いはBIOS管理下では所定の基本OSを介在
し複数の基本OSから所望のOSを選択起動するように
制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0040】また、上記第1の目的を達成するために請
求項32記載の情報処理装置は、請求項31記載の情報
処理装置において、前記情報処理装置はコンピュータで
あることを特徴とする。
【0041】また、上記第1の目的を達成するために請
求項33記載の情報処理装置は、請求項31記載の情報
処理装置において、前記情報処理装置はパーソナルコン
ピュータであることを特徴とする。
【0042】また、上記第1の目的を達成するために請
求項34記載の情報処理装置は、請求項31記載の情報
処理装置において、前記情報処理装置はデスクトップ型
パーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0043】また、上記第1の目的を達成するために請
求項35記載の情報処理装置は、請求項31記載の情報
処理装置において、前記情報処理装置はノートブック型
パーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0044】また、上記第1の目的を達成するために請
求項36記載の情報処理装置は、請求項31記載の情報
処理装置において、前記所定の基本OSはブートマネー
ジャであることを特徴とする。
【0045】また、上記第1の目的を達成するために請
求項37記載の情報処理方法は、情報処理装置上で複数
の基本OS(operating system;オペ
レーティングシステム)を動作させる環境において、各
基本OSに専用のサスペンド領域(環境退避領域)を割
り付ける割り付け工程と、それぞれの基本OSの作業途
中の環境を保存する保存工程と、BIOS(basic
input output system;基本入出
力システム)による起動シーケンスで複数の退避されて
いる作業途中の所望のOSを選択して復帰させる選択復
帰工程と、それぞれ保存状態から作業を継続させる作業
継続工程と、所定の基本OSの切り替え機能により新規
に基本OSを起動する起動工程とを有することを特徴と
する。
【0046】また、上記第1の目的を達成するために請
求項38記載の情報処理方法は、請求項37記載の情報
処理方法において、前記情報処理装置はコンピュータで
あることを特徴とする。
【0047】また、上記第1の目的を達成するために請
求項39記載の情報処理方法は、請求項37記載の情報
処理方法において、前記情報処理装置はパーソナルコン
ピュータであることを特徴とする。
【0048】また、上記第1の目的を達成するために請
求項40記載の情報処理方法は、請求項37記載の情報
処理方法において、前記情報処理装置はデスクトップ型
パーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0049】また、上記第1の目的を達成するために請
求項41記載の情報処理方法は、請求項37記載の情報
処理方法において、前記情報処理装置はノートブック型
パーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0050】また、上記第1の目的を達成するために請
求項42記載の情報処理方法は、請求項37記載の情報
処理方法において、前記所定の基本OSはブートマネー
ジャであることを特徴とする。
【0051】また、上記第1の目的を達成するために請
求項43記載の情報処理装置は、複数の基本OS(op
erating system;オペレーティングシス
テム)を動作させる情報処理装置において、各基本OS
に専用のサスペンド領域(環境退避領域)を割り付ける
割り付け手段と、それぞれの基本OSの作業途中の環境
を保存する保存手段と、BIOS(basic inp
ut outputsystem;基本入出力システ
ム)による起動シーケンスで複数の退避されている作業
途中の所望のOSを選択して復帰させる選択復帰手段
と、それぞれ保存状態から作業を継続させる作業継続手
段と、所定の基本OSの切り替え機能により新規に基本
OSを起動する起動手段とを有することを特徴とする。
【0052】また、上記第1の目的を達成するために請
求項44記載の情報処理装置は、請求項43記載の情報
処理装置において、前記情報処理装置はコンピュータで
あることを特徴とする。
【0053】また、上記第1の目的を達成するために請
求項45記載の情報処理装置は、請求項43記載の情報
処理装置において、前記情報処理装置はパーソナルコン
ピュータであることを特徴とする。
【0054】また、上記第1の目的を達成するために請
求項46記載の情報処理装置は、請求項43記載の情報
処理装置において、前記情報処理装置はデスクトップ型
パーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0055】また、上記第1の目的を達成するために請
求項47記載の情報処理装置は、請求項43記載の情報
処理装置において、前記情報処理装置はノートブック型
パーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0056】また、上記第1の目的を達成するために請
求項48記載の情報処理装置は、請求項43記載の情報
処理装置において、前記所定の基本OSはブートマネー
ジャであることを特徴とする。
【0057】また、上記第2の目的を達成するために請
求項49記載の記憶媒体は、複数の基本OS(oper
ating system;オペレーティングシステ
ム)を動作させる情報処理装置を制御する制御プログラ
ムを格納する記憶媒体であって、複数の基本OSにそれ
ぞれサスペンド領域(環境退避領域)を与え、サスペン
ドした時点の任意の作業環境を所定のサスペンド領域に
保存し、基本OSと同様に扱うように制御するステップ
の制御モジュールを有する制御プログラムを格納したこ
とを特徴とする。
【0058】また、上記第2の目的を達成するために請
求項50記載の記憶媒体は、請求項49記載の記憶媒体
において、前記所定の基本OSはブートマネージャであ
ることを特徴とする。
【0059】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項51記載の記憶媒体は、ホ複数の基本OS
(operating system;オペレーティン
グシステム)を動作させる情報処理装置を制御する制御
プログラムを格納する記憶媒体であって、BIOS(b
asic input output system;
基本入出力システム)管理下において複数の基本OSに
対してそれぞれ専用のサスペンド領域(環境退避領域)
を割り付け、サスペンド(環境退避)した環境を所定の
サスペンド領域に保存し、前記所定の基本OSの管理下
において各サスペンド領域を基本OSと同等の起動対象
として起動するように制御するステップの制御モジュー
ルを有する制御プログラムを格納したことを特徴とす
る。
【0060】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項52記載の記憶媒体は、請求項51記載の
記憶媒体において、前記所定の基本OSはブートマネー
ジャであることを特徴とする請求項51記載の記憶媒
体。
【0061】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項53記載の記憶媒体は、複数の基本OS
(operating system;オペレーティン
グシステム)を動作させる情報処理装置を制御する制御
プログラムを格納する記憶媒体であって、作業途中のO
Sの環境をサスペンド領域(環境退避領域)に保存し、
後に継続作業の発生時にBIOS(basic inp
ut output system;基本入出力システ
ム)管理下においてサスペンド領域からOS環境を復帰
させ、またはOSの初期環境で起動を選択し、或いはB
IOS管理下では所定の基本OSを介在し複数の基本O
Sから所望のOSを選択起動するように制御するステッ
プの制御モジュールを有する制御プログラムを格納した
ことを特徴とする。
【0062】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項54記載の記憶媒体は、請求項53記載の
記憶媒体において、前記所定の基本OSはブートマネー
ジャであることを特徴とする。
【0063】また、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項55記載の記憶媒体は、複数の基本OS
(operating system;オペレーティン
グシステム)を動作させる情報処理装置を制御する制御
プログラムを格納する記憶媒体であって、各基本OSに
専用のサスペンド領域(環境退避領域)を割り付ける割
り付け、それぞれの基本OSの作業途中の環境を保存
し、BIOS(basicinput output
system;基本入出力システム)による起動シーケ
ンスで複数の退避されている作業途中の所望のOSを選
択して復帰させ、それぞれ保存状態から作業を継続さ
せ、所定の基本OSの切り替え機能により新規に基本O
Sを起動するように制御するステップの制御モジュール
を有する制御プログラムを格納したことを特徴とする。
【0064】更に、上記第2の目的を達成するために本
発明の請求項56記載の記憶媒体は、請求項55記載の
記憶媒体において、前記所定の基本OSはブートマネー
ジャであることを特徴とする。
【0065】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0066】図1は、本発明の一実施の形態に係る情報
処理装置(例えば、デスクトップ型或いはノートブック
型のパーソナルコンピュータ)の構成を示すブロック図
であり、同図において、100はCPU(中央演算処理
装置)、101はキーボード等の入力手段、102はマ
ウス或いはポインタ等の入力機器、103はCRT(陰
極線管)或いはLCD(液晶ディスプレイ)等の表示手
段、104はハードディスク(HDD)等の記憶手段、
105はBIOS(basic inputoutpu
t system;基本入出力システム)、106はサ
スペンド領域(環境退避領域)へのサスペンド機能部
(退避復帰プログラム)、107はブートマネージャと
呼ばれる所定の基本OS(operating sys
tem;オペレーティングシステム)、108はブート
マネージャ登録部、109は第1の基本OS、110は
第1の基本OS109のサスペンド領域、111は第2
の基本OS、112は第2の基本OS111のサスペン
ド領域である。 なお、特に図示するものではないが、
CPU100により参照、実行されるプログラムの配置
される実行メモリ領域や、CPU100の作業領域、第
1の基本OS109や第2の基本OS111或いは各基
本OS109,111上で動作するプログラム等のデー
タを一時的に格納する記憶メモリ等のRAM(ランダム
アクセスメモリ)や、外部記憶媒体を備えていることは
言うまでもない。
【0067】以下、上記構成になる情報処理装置の基本
的な処理動作を、図1を用いて説明する。
【0068】情報処理装置の起動に際し、BIOS10
5はキーボード101、マウス102、HDD104等
のシステムを構成する機器のチェックを行い、致命的な
構成エラーが発生しない場合にのみ、BIOS105は
内部に有するCMOS情報と呼ばれる基本的なシステム
構成情報の中に保存されているブートアップドライブの
情報から該当するドライブより、メモリに基本OSをロ
ーディングする。
【0069】本実施の形態によれば、BIOS105が
ブートドライブで最初に起動をかけるブートマネージャ
107は、図2に示すように表示手段103に表示され
た配下に管理する複数の起動可能な基本OSの一覧表か
ら起動選択指示を受けたならば、システムローダに指定
されたOSの格納場所を通知してロードさせる。図2に
示す例の表示方法或いは指定方法等は任意であり、本発
明においては何等限定するものではない。
【0070】操作者は起動させた基本OS上で作業を行
った後、作業途中においてキーボード101からの任意
のキー操作によってメモリ中の現状の作業環境の保存指
示を行うと、BIOS105はサスペンド機能部106
を起動し、そのまま第1の基本OSサスペンド領域11
0にサスペンド(退避)する。このサスペンドの方法及
び形式は従来公知の手段でよく、本発明においては何等
限定するものではない。
【0071】サスペンド機能部106はサスペンドする
環境に対して、自動的に認識可能な文字列及び記号列を
割り付けるか、操作者に任意の認識名を入力させ、ブー
トマネージャ登録部108にブートマネージャ107へ
の登録を依頼する。
【0072】図3には、保存する環境に認識名を入力す
る場合に表示手段13に表示する認識名入力ボックスの
表示例を示す。図3に示した例の表示方法、入力方法及
び認識名の形態等は任意であり、本発明においては何等
限定するものではない。
【0073】前記と同様に第2の基本OS111で再起
動した後、その作業環境を第2の基本OSサスペンド領
域112に保存してブートマネージャ107に登録した
後、情報処理装置の電源を落とす。これらの登録内容は
基本OSと同様に扱い、図2に示すように起動可能なO
Sの一覧表として表示手段103に表示され、図4に示
すようになる。
【0074】次に、情報処理装置の電源を投入された場
合、前述と同様の手順を踏まえ、BIOS105はブー
トマネージャ107に起動をかけると、ブートマネージ
ャ107はそれぞれのサスペンド領域110,112に
保存した状態の作業途中の操作環境も含め、図4に示す
ようにOSの一覧表を表示手段103に表示し、操作者
の指示を待つ。
【0075】ここで、操作者が第1の基本OSサスペン
ド領域110に保存している第1の基本OS109で行
った作業の継続を指示したならば、ブートマネージャ1
07は、サスペンド機能部106に第1の基本OSサス
ペンド領域110に保存されている第1の基本OS10
9の作業途中の全ての環境をメモリ上に復帰(リジュー
ム)し、サスペンドされる直前の状態にする。ここで記
した全ての環境とは、情報処理装置に搭載された全ての
資源に対するソフトウエアのデータも含む。例えば全シ
ステムレジスタ、システムドライバ等である。
【0076】復帰が終了した時点でサスペンド機能部1
06は、図4に示すOSの一覧表から復帰した登録内容
を一旦削除するか或いは無効にする。この復帰した環境
は再度サスペンド領域に退避可能であることは言うまで
もない。
【0077】図5は、本実施の形態に係る情報処理装置
の動作手順を示すフローチャートである。
【0078】同図において、まず、ステップS501で
BIOS105が起動すると、次のステップS502で
ブートマネージャ107を起動する。次に、ステップS
503でブートマネージャ107は起動可能なOSの一
覧表を表示手段103に表示し、操作者からの選択指示
を待つ。次に、ステップS504でブートマネージャ1
07は、新規にOS起動処理か、サスペンド領域からの
復帰処理かを判断する。
【0079】そして、新規にOS起動処理の場合はステ
ップS505でローダーによる新規OS起動処理を行っ
た後、次のステップS506で作業を開始する。また、
前記ステップS504において復帰処理の場合はステッ
プS507でサスペンド機能部(退避復帰プログラム)
106がサスペンド領域から全メモリ内容を復帰し、保
存環境の復帰処理を行った後、前記ステップS506で
作業を開始する。
【0080】以上詳述したような処理を行うことによっ
て、ブートマネージャ107で扱えなかったサスペンド
領域の環境の復帰と通常の所望のOS起動が、1台の情
報処理装置でそれぞれ複数存在する場合においても同等
に扱え、複数のOSを切り替え或いは作業途中の環境の
サスペンド(退避)及びリジューム(復帰)を同一の操
作指示により実行することができる。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の情報処理方
法及び装置によれば、複数の基本OSにそれぞれサスペ
ンド領域を与え、サスペンドした時点の任意の作業環境
をブートマネージャに与え、サスペンドした時点の任意
の作業環境をブートマネージャに保存(登録)し、基本
OSと同様に扱うことによって、所望のOSにおける作
業環境の復元を容易な操作で実現でき、操作者はOSの
切り替えに伴う様々な煩わしい手順を回避することが可
能となり、複数のOSを使用した作業の遂行において時
間的に或いは経済的に効率良く行えるという効果を奏す
る。
【0082】また、本発明の記憶媒体によれば、上述し
たような情報処理装置を円滑に制御することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置
におけるブートマネージャの基本的な表示例を示す図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置
におけるサスペンド機能部が表示する認識名入力ボック
スの表示例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置
におけるブートマネージャの基本的な表示例を示す図で
ある。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置
の動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 CPU(中央演算処理装置) 101 入力手段(キーボード) 102 入力機器(マウス) 103 表示手段 104 記憶手段(HDD;ハードディスク) 105 BIOS(basic input outp
ut system;基本入出力システム) 106 サスペンド機能部(退避復帰プログラム) 107 ブートマネージャ 108 ブートマネージャ登録部 109 第1の基本OS 110 第1の基本OSサスペンド領域 111 第2の基本OS 112 第2の基本OSサスペンド領域

Claims (56)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基本OS(operating
    system;オペレーティングシステム)を動作させ
    る情報処理装置により情報を処理する情報処理方法であ
    って、複数の基本OSにそれぞれサスペンド領域(環境
    退避領域)を与え、サスペンドした時点の任意の作業環
    境を所定のサスペンド領域に保存し、基本OSと同様に
    扱うことを特徴とする情報処理方法。
  2. 【請求項2】 前記情報処理装置はコンピュータである
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  3. 【請求項3】 前記情報処理装置はパーソナルコンピュ
    ータであることを特徴とする請求項1記載の情報処理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記情報処理装置はデスクトップ型パー
    ソナルコンピュータであることを特徴とする請求項1記
    載の情報処理方法。
  5. 【請求項5】 前記情報処理装置はノートブック型パー
    ソナルコンピュータであることを特徴とする請求項1記
    載の情報処理方法。
  6. 【請求項6】 前記所定の基本OSはブートマネージャ
    であることを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  7. 【請求項7】 複数の基本OS(operating
    system;オペレーティングシステム)を動作させ
    る情報処理装置であって、複数の基本OSにそれぞれサ
    スペンド領域(環境退避領域)を与えるサスペンド領域
    付与手段と、サスペンドした時点の任意の作業環境を所
    定のサスペンド領域に保存して基本OSと同様に扱うよ
    うに制御する制御手段とを有することを特徴とする情報
    処理装置。
  8. 【請求項8】 前記情報処理装置はコンピュータである
    ことを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記情報処理装置はパーソナルコンピュ
    ータであることを特徴とする請求項7記載の情報処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記情報処理装置はデスクトップ型パ
    ーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項7
    記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記情報処理装置はノートブック型パ
    ーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項7
    記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記所定の基本OSはブートマネージ
    ャであることを特徴とする請求項7記載の情報処理装
    置。
  13. 【請求項13】 複数の基本OS(operating
    system;オペレーティングシステム)を動作さ
    せる情報処理装置により情報を処理する情報処理方法で
    あって、BIOS(basic input outp
    ut system;基本入出力システム)管理下にお
    いて複数の基本OSに対してそれぞれ専用のサスペンド
    領域(環境退避領域)を割り付ける割り付け工程と、サ
    スペンド(環境退避)した環境を所定のサスペンド領域
    に保存する保存工程と、前記所定の基本OSの管理下に
    おいて各サスペンド領域を基本OSと同等の起動対象と
    して起動する起動工程とを有することを特徴とする情報
    処理方法。
  14. 【請求項14】 前記情報処理装置はコンピュータであ
    ることを特徴とする請求項13記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】 前記情報処理装置はパーソナルコンピ
    ュータであることを特徴とする請求項13記載の情報処
    理方法。
  16. 【請求項16】 前記情報処理装置はデスクトップ型パ
    ーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項1
    3記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記情報処理装置はノートブック型パ
    ーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項1
    3記載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 前記所定の基本OSはブートマネージ
    ャであることを特徴とする請求項13記載の情報処理方
    法。
  19. 【請求項19】 複数の基本OS(operating
    system;オペレーティングシステム)を動作さ
    せる情報処理装置であって、BIOS(basic i
    nput output system;基本入出力シ
    ステム)管理下において複数の基本OSに対してそれぞ
    れ専用のサスペンド領域(環境退避領域)を割り付ける
    割り付け手段と、サスペンド(環境退避)した環境を所
    定のサスペンド領域に保存する保存手段と、前記所定の
    基本OSの管理下において各サスペンド領域を基本OS
    と同等の起動対象として起動する起動手段とを有するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  20. 【請求項20】 前記情報処理装置はコンピュータであ
    ることを特徴とする請求項19記載の情報処理装置。
  21. 【請求項21】 前記情報処理装置はパーソナルコンピ
    ュータであることを特徴とする請求項19記載の情報処
    理装置。
  22. 【請求項22】 前記情報処理装置はデスクトップ型パ
    ーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項1
    9記載の情報処理装置。
  23. 【請求項23】 前記情報処理装置はノートブック型パ
    ーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項1
    9記載の情報処理装置。
  24. 【請求項24】 前記所定の基本OSはブートマネージ
    ャであることを特徴とする請求項19記載の情報処理装
    置。
  25. 【請求項25】 複数の基本OS(operating
    system;オペレーティングシステム)を動作さ
    せる情報処理装置により情報を処理する情報処理方法で
    あって、作業途中のOSの環境をサスペンド領域(環境
    退避領域)に保存する保存工程と、後に継続作業の発生
    時にBIOS(basic input output
    system;基本入出力システム)管理下において
    サスペンド領域からOS環境を復帰させ、またはOSの
    初期環境で起動を選択し、或いはBIOS管理下では所
    定の基本OSを介在し複数の基本OSから所望のOSを
    選択起動するように制御する制御工程とを有することを
    特徴とする情報処理方法。
  26. 【請求項26】 前記情報処理装置はコンピュータであ
    ることを特徴とする請求項25記載の情報処理方法。
  27. 【請求項27】 前記情報処理装置はパーソナルコンピ
    ュータであることを特徴とする請求項25記載の情報処
    理方法。
  28. 【請求項28】 前記情報処理装置はデスクトップ型パ
    ーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項2
    5記載の情報処理方法。
  29. 【請求項29】 前記情報処理装置はノートブック型パ
    ーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項2
    5記載の情報処理方法。
  30. 【請求項30】 前記所定の基本OSはブートマネージ
    ャであることを特徴とする請求項25記載の情報処理方
    法。
  31. 【請求項31】 複数の基本OS(operating
    system;オペレーティングシステム)を動作さ
    せる情報処理装置であって、作業途中のOSの環境をサ
    スペンド領域(環境退避領域)に保存する保存手段と、
    後に継続作業の発生時にBIOS(basic inp
    ut output system;基本入出力システ
    ム)管理下においてサスペンド領域からOS環境を復帰
    させ、またはOSの初期環境で起動を選択し、或いはB
    IOS管理下では所定の基本OSを介在し複数の基本O
    Sから所望のOSを選択起動するように制御する制御手
    段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  32. 【請求項32】 前記情報処理装置はコンピュータであ
    ることを特徴とする請求項31記載の情報処理装置。
  33. 【請求項33】 前記情報処理装置はパーソナルコンピ
    ュータであることを特徴とする請求項31記載の情報処
    理装置。
  34. 【請求項34】 前記情報処理装置はデスクトップ型パ
    ーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項3
    1記載の情報処理装置。
  35. 【請求項35】 前記情報処理装置はノートブック型パ
    ーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項3
    1記載の情報処理装置。
  36. 【請求項36】 前記所定の基本OSはブートマネージ
    ャであることを特徴とする請求項31記載の情報処理装
    置。
  37. 【請求項37】 情報処理装置上で複数の基本OS(o
    peratingsystem;オペレーティングシス
    テム)を動作させる環境において、各基本OSに専用の
    サスペンド領域(環境退避領域)を割り付ける割り付け
    工程と、それぞれの基本OSの作業途中の環境を保存す
    る保存工程と、BIOS(basic input o
    utput system;基本入出力システム)によ
    る起動シーケンスで複数の退避されている作業途中の所
    望のOSを選択して復帰させる選択復帰工程と、それぞ
    れ保存状態から作業を継続させる作業継続工程と、所定
    の基本OSの切り替え機能により新規に基本OSを起動
    する起動工程とを有することを特徴とする情報処理方
    法。
  38. 【請求項38】 前記情報処理装置はコンピュータであ
    ることを特徴とする請求項37記載の情報処理方法。
  39. 【請求項39】 前記情報処理装置はパーソナルコンピ
    ュータであることを特徴とする請求項37記載の情報処
    理方法。
  40. 【請求項40】 前記情報処理装置はデスクトップ型パ
    ーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項3
    7記載の情報処理方法。
  41. 【請求項41】 前記情報処理装置はノートブック型パ
    ーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項3
    7記載の情報処理方法。
  42. 【請求項42】 前記所定の基本OSはブートマネージ
    ャであることを特徴とする請求項37記載の情報処理方
    法。
  43. 【請求項43】 複数の基本OS(operating
    system;オペレーティングシステム)を動作さ
    せる情報処理装置において、各基本OSに専用のサスペ
    ンド領域(環境退避領域)を割り付ける割り付け手段
    と、それぞれの基本OSの作業途中の環境を保存する保
    存手段と、BIOS(basic input out
    put system;基本入出力システム)による起
    動シーケンスで複数の退避されている作業途中の所望の
    OSを選択して復帰させる選択復帰手段と、それぞれ保
    存状態から作業を継続させる作業継続手段と、所定の基
    本OSの切り替え機能により新規に基本OSを起動する
    起動手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  44. 【請求項44】 前記情報処理装置はコンピュータであ
    ることを特徴とする請求項43記載の情報処理装置。
  45. 【請求項45】 前記情報処理装置はパーソナルコンピ
    ュータであることを特徴とする請求項43記載の情報処
    理装置。
  46. 【請求項46】 前記情報処理装置はデスクトップ型パ
    ーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項4
    3記載の情報処理装置。
  47. 【請求項47】 前記情報処理装置はノートブック型パ
    ーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項4
    3記載の情報処理装置。
  48. 【請求項48】 前記所定の基本OSはブートマネージ
    ャであることを特徴とする請求項43記載の情報処理装
    置。
  49. 【請求項49】 複数の基本OS(operating
    system;オペレーティングシステム)を動作さ
    せる情報処理装置を制御する制御プログラムを格納する
    記憶媒体であって、複数の基本OSにそれぞれサスペン
    ド領域(環境退避領域)を与え、サスペンドした時点の
    任意の作業環境を所定のサスペンド領域に保存し、基本
    OSと同様に扱うように制御するステップの制御モジュ
    ールを有する制御プログラムを格納したことを特徴とす
    る記憶媒体。
  50. 【請求項50】 前記所定の基本OSはブートマネージ
    ャであることを特徴とする請求項49記載の記憶媒体。
  51. 【請求項51】 複数の基本OS(operating
    system;オペレーティングシステム)を動作さ
    せる情報処理装置を制御する制御プログラムを格納する
    記憶媒体であって、BIOS(basic input
    output system;基本入出力システム)
    管理下において複数の基本OSに対してそれぞれ専用の
    サスペンド領域(環境退避領域)を割り付け、サスペン
    ド(環境退避)した環境を所定のサスペンド領域に保存
    し、前記所定の基本OSの管理下において各サスペンド
    領域を基本OSと同等の起動対象として起動するように
    制御するステップの制御モジュールを有する制御プログ
    ラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
  52. 【請求項52】 前記所定の基本OSはブートマネージ
    ャであることを特徴とする請求項51記載の記憶媒体。
  53. 【請求項53】 複数の基本OS(operating
    system;オペレーティングシステム)を動作さ
    せる情報処理装置を制御する制御プログラムを格納する
    記憶媒体であって、作業途中のOSの環境をサスペンド
    領域(環境退避領域)に保存し、後に継続作業の発生時
    にBIOS(basic inputoutput s
    ystem;基本入出力システム)管理下においてサス
    ペンド領域からOS環境を復帰させ、またはOSの初期
    環境で起動を選択し、或いはBIOS管理下では所定の
    基本OSを介在し複数の基本OSから所望のOSを選択
    起動するように制御するステップの制御モジュールを有
    する制御プログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  54. 【請求項54】 前記所定の基本OSはブートマネージ
    ャであることを特徴とする請求項53記載の記憶媒体。
  55. 【請求項55】 複数の基本OS(operating
    system;オペレーティングシステム)を動作さ
    せる情報処理装置を制御する制御プログラムを格納する
    記憶媒体であって、各基本OSに専用のサスペンド領域
    (環境退避領域)を割り付ける割り付け、それぞれの基
    本OSの作業途中の環境を保存し、BIOS(basi
    c input output system;基本入
    出力システム)による起動シーケンスで複数の退避され
    ている作業途中の所望のOSを選択して復帰させ、それ
    ぞれ保存状態から作業を継続させ、所定の基本OSの切
    り替え機能により新規に基本OSを起動するように制御
    するステップの制御モジュールを有する制御プログラム
    を格納したことを特徴とする記憶媒体。
  56. 【請求項56】 前記所定の基本OSはブートマネージ
    ャであることを特徴とする請求項55記載の記憶媒体。
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