JP4874908B2 - 情報処理システム、および監視方法 - Google Patents

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Description

本発明は、仮想化技術を利用した情報処理装置を含む情報処理システム、および監視方法に関する。
近年、ハードウェア利用の効率化、ハードウェア老朽化に対してソフトウェア利用の継続維持のためのハードウェア隘路対策として仮想化技術の利用が進んでいる。仮想化技術に関しては主にサーバ用途で利用が進んでおり、商用システムではVMware、Microsoft(登録商標)、Xen Softwareなどのメーカが製品化している。
一般のパソコン上で仮想化技術を利用する例として、基本的にユーザは従来のWindows(登録商標)などのオペレーティングシステム(仮想マシンの1つとして動作)を操作して使用し、その裏で仮想マシンによるシステム(サーバなど)が稼働する構成が考えられている。
したがって、従来のパソコン環境では、一つのハードウェア資源上で動作するオペレーティングシステムの動作は1つであったが、仮想化環境のパソコンでは、複数の仮想環境で動作するオペレーティングシステムが動作し、利用しているユーザから見えないサーバ機能の仮想マシンが稼働することとなり、従来ではこのサービス提供サーバを監視する監視サーバが別に必要であった。
特許文献1には、実計算機で稼働中の仮想計算機及び仮想計算機制御プログラムを一時停止させてデータ化し、データ化された仮想計算機及び仮想計算機制御プログラムを他の実計算機へ転送して、他の実計算機で転送された仮想計算機及び仮想計算機制御プログラムを起動する技術が開示されている。
特開2006−72591号公報(要約、[0009])
上述したように、仮想化技術を用いて一つのハードウェア資源上にクライアント用の環境と、利用しているユーザから見えないサーバ機能の環境が同時に実行されている場合、サーバ機能の環境を監視するためのサーバが必要となっていた。しかし、ネットワークに複数のコンピュータが接続され、その各々で仮想化クライアント、サーバ環境が稼動している場合、1台の監視サーバを用意して各コンピュータの環境を監視する方法では、効率やコストの面で問題があった。
本発明の目的は、仮想化技術を用いてクライアント環境とサーバ環境が同時に実行されている複数の情報処理装置を含む情報処理システムにおいて、各情報処理装置内の環境の監視の効率化を可能とする情報処理システム、および監視方法を提供することにある。
本発明の一例に係わる情報処理システムは、オペレーティングシステムと前記オペレーティングシステム上で動作するプログラムとデータとを備えた複数のソフトウェア資源が一つのハードウェア資源上で同時動作するために各ソフトウェア資源を制御するためのモニタ手段を備えた複数の情報処理装置がネットワークに接続されている情報処理システムであって、前記情報処理装置のハードウェア資源上で動作するソフトウェア資源の一つは、サーバとして動作するサーバ用ソフトウェア資源であり、前記情報処理装置のハードウェア資源上で動作するソフトウェア資源の一つは、クライアント用ソフトウェア資源であり、前記複数の情報処理装置の内の第1の情報処理装置のハードウェア資源上で動作するソフトウェア資源の一つは同一のハードウェア資源上で動作する他のソフトウェア資源の情報を収集する情報収集手段を具備する監視用ソフトウェア資源であり、前記第1の情報処理装置のハードウェア資源上で動作するソフトウェア資源の一つは、前記監視用ソフトウェア資源を第2の情報処理装置で動作させるために、前記監視用ソフトウェア資源を第2の情報処理装置に移動させる手段を具備する、ことを特徴とする。
仮想化技術を用いてクライアント環境とサーバ環境が同時に実行されている複数の情報処理装置を含む情報処理システムにおいて、各情報処理装置内の環境の監視の効率化を可能とする。
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる情報処理システムの構成を示す図である。
図1に示すように、ネットワーク20に複数の情報処理装置としてのコンピュータ(PC)10A〜10Dが接続されている。図2にコンピュータ10A〜10Dのシステム構成を示す。
図2に示すように、コンピュータ10(10A〜10D)は、ハードウェア層100、ドライバ層110、仮想マシンモニタ120、ユーザ仮想マシン(クライアント用ソフトウェア資源)130、サーバ仮想マシン(サーバ用ソフトウェア資源)140、仮想環境管理仮想マシン150、および監視仮想マシン(監視用ソフトウェア資源)160等を有する。
ハードウェア層100は、ディスプレイ101、ハードディスクドライブ(HDD)102、ネットワークインターフェスカード(NIC)103、キーボード(KB)104、およびマウス105等を有する。
ディスプレイ101は、テキストや画像、映像等を表示する装置である。HDD102はデータを格納する装置である。NIC103は、本コンピュータ10をLANに接続するためのネットワークインターフェースである。キーボード104は、ユーザの操作に応じて文字を入力するための装置である。マウス105は、ディスプレイ101に表示されているポインタの操作等に用いられる入力装置である。
ドライバ層110は、ディスプレイドライバ111、ハードディスクドライバ112、ネットワークドライバ113、キーボードドライバ114、およびマウスドライバ115等を有する。
ディスプレイドライバ111は、ディスプレイ101を制御するためのプログラムである。ハードディスクドライバ112は、HDD102を制御するためのプログラムである。ネットワークドライバ113は、NIC103を制御するためのプログラムである。キーボードドライバ114は、キーボード104を制御するためのプログラムである。マウスドライバ115は、マウス105を制御するためのプログラムである。
仮想マシンモニタ120は、ハードウェア層100を管理し、各仮想マシン130,140,150,160に対してリソース割り当てを行う。また仮想マシンモニタ120は、仮想マシンの実行スケジュールと仮想マシンからのI/O要求をハードウェア層100へ振り分ける。
仮想マシン管理アプリ121は、監視仮想マシン160の移動に伴う監視仮想マシン160のイメージファイル作成等の管理を行う。仮想マシンローダ122は、仮想マシン管理アプリ121が格納した監視仮想マシンのイメージファイルから監視仮想マシン160の実行環境を作成する。
ユーザ仮想マシン130は、ドライバ131、ユーザクライアントオペレーティングシステム(OS)132、ユーザアプリ133、データ134等を有する。ユーザクライアントオペレーティングシステム132は、Windows等のクライアント用オペレーティングシステムである。ユーザアプリ133は、ワードプロセッサや、スプレッドシート等のアプリケーションである。データ134は、ユーザ仮想マシン130内で使用されるデータである。ドライバ131は、ハードウェア層100の各デバイスを制御するために、クライアントオペレーティングシステム132に対応したプログラムである。
サーバ仮想マシン140は、ドライバ141、ローカルサーバオペレーティングシステム142、ローカルサーバアプリ143、およびデータ144等を有する。ローカルサーバオペレーティングシステム142は、ローカルサーバアプリ143であるデータベース等を動作させるためのオペレーティングシステムである。例えば、Linux(登録商標)、Windows2003ServerなどがローカルサーバOSとして用いられる。ドライバ141は、ハードウェア層の各デバイスを制御するために、ローカルサーバオペレーティングシステム142に対応したプログラムである。データ144は、サーバ仮想マシン140内で使用されるデータである。
なお、ユーザ仮想マシン130とサーバ仮想マシン140は仮想マシン環境で提供される仮想ネットワークを通して通信を行うことによりデータアクセスを行う。したがって、仮想マシン間でのデータの参照は出来ない。
仮想環境管理仮想マシン150は、ドライバ151、仮想環境管理オペレーティングシステム152、仮想環境管理アプリ153、およびデータ154等を有する。仮想環境管理アプリ153は、監視仮想マシン160の移動を制御するためのプログラムである。仮想環境管理オペレーティングシステム152は、仮想環境管理アプリ153を実行するための環境を提供する基本ソフトウェアである。ドライバ151は、ハードウェア層の各デバイスを制御するために、仮想環境管理オペレーティングシステム152に対応したプログラムである。データ154は、仮想環境管理仮想マシン150内で使用されるデータである。
監視仮想マシン160は、ドライバ161、監視オペレーティングシステム162、監視ログ収集アプリ163、およびデータ164等を有する。監視ログ収集アプリ163は、仮想マシンモニタ120、および仮想マシンモニタ上で動作している仮想マシン130,140の情報を取得する。監視オペレーティングシステム162は、監視ログ収集アプリ163を実行するための環境を提供する基本ソフトウェアである。監視オペレーティングシステム162は、組込みLinuxやマイクロカーネルOSなどを利用したオペレーティングシステムである。監視アプリが実行できるための機能に限定するために、必要最低限のサブモジュールしか実装していない。例えば、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を与えるためのウィンドウシステムを実装していない。その結果、監視仮想マシンのコンピュータリソース(性能、容量)の消費は少ない。ドライバ161は、ハードウェア層の各デバイスを制御するために、監視オペレーティングシステム162に対応したプログラムである。データ164は、監視仮想マシン160内で使用されるデータである。
仮想環境管理仮想マシン150と仮想マシンモニタ120は、それぞれのコンピュータ10A〜10D毎に用意されていない。監視仮想マシン160は、1つの仮想マシンモニタから別の仮想マシンモニタが動作するコンピュータシステムへ移動するマイグレーション機能は実現する。マイグレーション機能は、仮想マシンの環境をデータイメージとしてコピーする/移動することにより別の仮想マシンモニタ上で継続して動作させることを可能にしている。
情報処理システムは監視仮想マシン160を共有する。監視仮想マシン160は、マイグレーション機能を使用して、図3に示すように各コンピュータ10A〜10Dを巡回する。マイグレーション機能を使用して監視仮想マシン160の環境を情報処理システムで共有することにより、監視管理の効率化を実現することができる。
図3に示すように、監視仮想マシン160は、コンピュータ10A〜10Dを巡回する。監視仮想マシン160は、コンピュータに移動すると、そのコンピュータの情報を順次集め、情報を記載したログ(164A〜164D)を作成する。つまり、巡回したコンピュータシステム毎にログが追加される。
次に、図4を参照して、コンピュータ10Aで稼働していた監視仮想マシン160がコンピュータ10Bに移動する手順を説明する。
先ず、移動元の仮想環境管理アプリ163Aが、移動先のコンピュータの仮想環境管理アプリ163Bに監視仮想マシン160Aがこれから移動してくることを通知する(ステップS11)。次に、移動元の仮想環境管理アプリ163Aは、移動元の仮想マシン管理部121Aに対して稼働中の仮想マシン160Aの停止処理、および停止時の状態情報を含むイメージファイルの作成処理を実行するように指示する(ステップS12)。仮想マシン管理部121Aは、稼働中の仮想マシン160Aを停止する処理を実行する(ステップS13)。仮想マシン管理部121Aは、監視仮想マシン160Aの状態情報を含むイメージファイルをHDD102Aに作成する(ステップS14)。状態情報には、監視仮想マシン160Aに割り当てられているメモリ領域の全情報と、レジスタなどプロセッサに係わる全情報が含まれる。
仮想マシン管理部121Aは、イメージファイルを移動先のコンピュータのHDD102Bに書き込む(ステップS15)。イメージファイルの書込みが終了したら、移動元の仮想環境管理アプリ163Aは、移動先の仮想環境管理アプリ163Bにイメージファイルを書き込んだことを通知する(ステップS16)。
移動先の仮想環境管理アプリ163Bは、仮想マシン管理部121Bに監視仮想マシンの起動を指示する(ステップS17)。仮想マシン管理部121Bは、仮想マシンローダ122BにHDD102Bに格納されたイメージファイルを読み出し、監視仮想マシンを起動するように指示する(ステップS18)。
仮想マシンローダ122Bは、イメージファイルをロードして、移動先コンピュータ内に監視仮想マシン160Bの実行環境を作成し(ステップS19)、監視仮想マシン160Bを起動する(ステップS20)。
以上の処理で、監視仮想マシン160Bがコンピュータ10Bに移動して、監視仮想マシン160Bが稼働することができる。
監視仮想マシンが起動すると、仮想マシン情報収集アプリは、仮想マシンモニタ、および仮想マシンから情報を取得する。図5を参照して、仮想監視マシンが情報を取得する処理について説明する。
仮想マシン130,140は、仮想マシンログ採取アプリ171を有する。仮想マシンログ採取アプリ171は、Linux等のUNIX(登録商標)系であれば、動作ログやエラーログを収集するSyslogアプリケーションに相当する。また、仮想マシンログ採取アプリ171は、Windows系であれば、システムログやアプリケーションログが収集するイベントブラウザに相当する。
仮想マシン120は、仮想マシンモニタログ採取アプリ123を有する。仮想マシンモニタログ採取アプリ123は、起動した仮想マシンの日時等のログを生成する。
仮想環境管理仮想マシンは150は、仮想環境ログ取得アプリ155を有する。仮想環境ログ取得アプリ155は、仮想マシンログ採取アプリ171および仮想マシンモニタログ採取アプリ123が採取したログを取得する。
監視仮想マシン160は、監視ログ収集アプリ163を有する。監視ログ収集アプリ163は、仮想環境ログ取得アプリ155が取得したログを収集する。また、監視ログ収集アプリ163は、仮想マシンログ採取アプリ171から直接ログを取得する。
監視仮想マシンは、図4のように仮想マシンを持つコンピュータシステムを巡回して、取得した情報を管理仮想マシン内部にデータとして保持し、収集する。
次に、図6のフローチャートを参照して、仮想管理マシンの巡回、および情報取得の詳細な手順を説明する。
先ず、仮想監視マシン160は、情報収集を行うために図7(A)に示すセキュリティポリシーテーブルおよび図7(B)に示す監視PCの詳細情報を示す監視対象コンピュータ群テーブルを参照して、巡回するコンピュータシステム情報を参照して実施する(ステップS31)。
図7(A)に示すセキュリティポリシーテーブルは、管理者により設定される。セキュリティポリシーでは、取得するログ情報の有無、セキュリティポリシーを適用する監視対象コンピュータ群テーブルへのポインタを含む。図7(B)に示す監視対象コンピュータ群テーブルは、個々のコンピュータの識別名称とネットワークアドレス(IPアドレスなど)を保持している。
次に、仮想監視マシン160は、PCを巡回する順番を決定する(ステップS32)。
巡回する順番に関しては、管理者より指定された順番で巡回する方法や近接したコンピュータシステムを検索して巡回する方法、ネットワークアドレスの割当順に検索するなどの方法がある。
次に、監視仮想マシン160は、図7のセキュリティポリシーテーブルから巡回するべきコンピュータシステムの情報を取得し、巡回順序決定方法により巡回するための監視仮想マシン・収集ログ情報テーブル(図8)を作成する(ステップS33)。
図8(A)に示すように、監視仮想マシン・収集ログ情報テーブルのデータ構造はそれぞれのPCについて、ログの取得したか否かを示す項目、起動中であったか否かを示す項目、外部の監視ログ詳細テーブルを参照するための監視対象コンピュータ情報の名称等の情報を有する。また、監視ログ詳細テーブルの例を図8(B)に示す。図8(B)に示すように、監視ログ詳細テーブルは、ログを識別するためのログ識別番号の項目、ログを取得した対象の項目、実際のログの項目を有する。
ステップS32で決定された順番に従ってPCを巡回する。先ず、監視仮想マシン160は、最初の監視対象システム(PC)が起動中であるか否かを判別する(ステップS34)。ここでは、監視対象コンピュータ群テーブルに記述されているネットワークアドレスに対して例えばpingコマンドを送り、返事があったか否かで起動しているか否かを検出することが出来る。
起動していないと判別した場合(ステップS34)、監視仮想マシン160は、起動回数が規定回数より多いか否かを判別する(ステップS35)。規定回数より多いと判断した場合(ステップS35のYes)、監視仮想マシン160は、監視対象を変更する(ステップS36)。そして、ステップS34に戻る。
ステップS35において規定回数より多くないと判断した場合(ステップS35のNo)、監視仮想マシン160は、監視対象を遠隔起動する(ステップS37)。
ステップS34において起動中であると判断した場合(ステップS34のYes)、或いはステップS37の後、監視仮想マシン160は監視対象に移動する(ステップS38)。監視仮想マシン160の監視ログ収集アプリ163は、仮想環境ログ取得アプリ155を介して、仮想マシンの動作ログおよび仮想マシンモニタのログを取得する(ステップS39)。監視ログ収集アプリ163は、取得したログを監視仮想マシン160の資源内に保存する(ステップS40)。
続いて、監視仮想マシン160は、監視処理を継続するか否か、次に監視すべき監視対象が有るか否かを判別する(ステップS41)。処理を継続すると判断した場合、監視仮想マシン160は次の監視対象を決定し(ステップS42)、ステップS34の処理に戻る。
以上の処理で、監視仮想マシン160が各PCを移動し、それぞれのPCからログを収集することが出来る。その結果、監視管理の効率化を実現することができる。
仮想マシン160は、仮想マシンモニタ120によりコンピュータリソースを提供されて稼動する独立した環境で動作するため、それぞれの仮想マシン環境では、異なるオペレーティングシステムを稼働することができる。
これにより、監視仮想マシン160は、組込系などで使用されるマイクロカーネルやソフトウェアを使用することにより、通常ユーザが使用するグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を実装しないオペレーティングシステムとは異なる監視機能に最適化されたシステムとして実行することができるため、監視するコンピュータシステム環境に影響を与える範囲を限定して監視を実施することができる。
また、監視仮想マシンはオペレーティングシステムを含む実行環境であるため、監視対象である仮想マシンの環境(オペレーティングシステムやアプリケーション、ユーザ環境など)の影響を受けずに監視を実施することができるだけでなく、監視アプリケーションの機能を随時更新することにより、新しい機能への対応や監視対象に特化した機能など構成の変更に対しても他の仮想マシンに影響を与えることなく実現できる。
また、監視用の仮想マシンを仮想化環境を持つコンピュータシステム間で巡回させることにより、監視機能の選択や機能強化を監視する環境に合わせて変更することができる。
ユーザが使用するオペレーティングシステムの仮想マシンが不具合により問題が生じている状況でも仮想マシンモニタおよび監視仮想マシン、仮想環境管理仮想マシンが稼働していれば、監視を実施することが可能である。
監視仮想マシンの機能を変更する場合、仮想マシンイメージを入れ替えることで対応できるため、仮想マシンイメージの配布時に内容を変更することにより、プログラムの再インストール/再設定なしに対応が可能である。
上記動作は、基本形であり、図9に示すように、管理者が操作する監視コンピュータ70のコンピュータ監視管理部71から監視仮想マシン160を複数のコンピュータシステム群61(コンピュータ10A〜10D),62(コンピュータ30A〜30D),63(コンピュータ40A〜40D)に配布して、監視仮想マシンの起動要求を発行することも出来る。コンピュータシステムの構成に応じて監視仮想マシンの起動パターンを変更することにより監視効率を向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の一実施形態に係わる情報処理システムのシステム構成を示すブロック図。 図1に示す情報処理装置のシステム構成を示すブロック図。 監視仮想マシンのマイグレーション機能を説明するための図。 仮想マシンが別のコンピュータに移動する手順を示す図。 仮想監視マシンが情報を取得する処理について説明するための図。 仮想管理マシンの巡回、および情報取得の手順を説明するための図。 セキュリティポリシーと監視対象コンピュータテーブル構造との構造を示す図。 監視仮想マシン・収集ログ情報テーブルおよび監視ログ詳細テーブルの構造を示す図。 仮想マシンによるコンピュータシステムの監視の変形例を示す図。
符号の説明
10A〜10D…コンピュータ,20…ネットワーク,100…ハードウェア層,110…ドライバ層,120…仮想マシンモニタ,121…仮想マシン管理アプリ,122…仮想マシンローダ,123…仮想マシンモニタログ採取アプリ,130…ユーザ仮想マシン,131…ドライバ,132…ユーザクライアントオペレーティングシステム,133…ユーザアプリ,134…データ,140…サーバ仮想マシン,141…ドライバ,142…ローカルサーバオペレーティングシステム,143…ローカルサーバアプリ,144…データ,150…仮想環境管理仮想マシン,151…ドライバ,152…仮想環境管理オペレーティングシステム,153…仮想環境管理アプリ,154…データ,155…仮想環境ログ取得アプリ,160…監視仮想マシン,160A…監視仮想マシン,161…ドライバ,163…監視ログ収集アプリ,164…データ,171…仮想マシンログ採取アプリ。

Claims (10)

  1. オペレーティングシステムと前記オペレーティングシステム上で動作するプログラムとデータとを備えた複数のソフトウェア資源が一つのハードウェア資源上で同時動作するために各ソフトウェア資源を制御するためのモニタ手段を備えた複数の情報処理装置がネットワークに接続されている情報処理システムであって、
    前記情報処理装置のハードウェア資源上で動作するソフトウェア資源の一つは、サーバとして動作するサーバ用ソフトウェア資源であり、
    前記情報処理装置のハードウェア資源上で動作するソフトウェア資源の一つは、クライアント用ソフトウェア資源であり、
    前記複数の情報処理装置の内の第1の情報処理装置のハードウェア資源上で動作するソフトウェア資源の一つは同一のハードウェア資源上で動作する他のソフトウェア資源の情報を収集する情報収集手段を具備する監視用ソフトウェア資源であり、
    前記第1の情報処理装置のハードウェア資源上で動作するソフトウェア資源の一つは、前記監視用ソフトウェア資源を第2の情報処理装置で動作させるために、前記監視用ソフトウェア資源を第2の情報処理装置に移動させる手段を具備する、ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記情報は、動作ログ、エラーログ、システムログ、アプリケーションログであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記情報処理装置のハードウェア資源上で動作する監視用ソフトウェア資源以外の各ソフトウェア資源は、前記情報収集手段が収集する情報を採取するための情報採取手段を具備し、
    前記情報収集手段は、前記情報採取手段が採取した情報を収集することを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  4. 前記情報収集手段は、前記モニタ手段の情報を更に収集することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記モニタ手段は、前記情報収集手段が収集する情報を採取するためのモニタ情報採取手段を具備し、
    前記情報収集手段は、前記モニタ情報採取手段が採取した情報を収集することを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  6. オペレーティングシステムと前記オペレーティングシステム上で動作するプログラムとデータとを備えた複数のソフトウェア資源が一つのハードウェア資源上で同時動作するために各ソフトウェア資源を制御するためのモニタ手段を備えた複数の情報処理装置がネットワークに接続されている情報処理システムにおける監視方法であって、
    前記情報処理装置のハードウェア資源上で動作するソフトウェア資源の一つは、サーバとして動作するサーバ用ソフトウェア資源であり、前記情報処理装置のハードウェア資源上で動作するソフトウェア資源の一つは、クライアント用ソフトウェア資源であり、
    前記複数の情報処理装置の内の第1の情報処理装置のハードウェア資源上で動作するソフトウェア資源の一つである監視用ソフトウェア資源上で動作する情報収集手段が、同一のハードウェア資源上で動作する他のソフトウェア資源の情報を収集し、
    前記第1の情報処理装置から前記情報を収集した後、前記監視用ソフトウェア資源を前記複数の情報処理装置の内の第2の情報処理装置のハードウェア資源上に移動させ、
    前記監視用ソフトウェア資源が前記第2の情報処理装置のハードウェア資源上に移動した後に、前記情報収集手段が前記第2の情報処理装置のハードウェア資源上で動作する他のソフトウェア資源の情報を収集することを特徴とする監視方法。
  7. 前記情報は、動作ログ、エラーログ、システムログ、アプリケーションログであることを特徴とする請求項記載の監視方法。
  8. 前記情報処理装置のハードウェア資源上で動作する監視用ソフトウェア資源以外の各ソフトウェア資源の情報採取手段は、前記情報収集手段が収集する情報を採取し、
    前記情報収集手段は、前記情報採取手段が採取した情報を収集することを特徴とする請求項に記載の監視方法。
  9. 前記情報収集手段は、前記モニタ手段の情報を更に収集することを特徴とする請求項に記載の監視方法。
  10. 前記モニタ手段は、前記情報収集手段が収集する情報を採取するためのモニタ情報採取手段を具備し、
    前記情報収集手段は、前記モニタ情報採取手段が採取した情報を収集することを特徴とする請求項に記載の監視方法。
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