JP2005293417A - コンピュータ機器、コンピュータネットワークシステム、プログラム転送方法およびプログラム転送用プログラム - Google Patents

コンピュータ機器、コンピュータネットワークシステム、プログラム転送方法およびプログラム転送用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アプリケーションおよび移動時の進行状態の、外部メディアによる転送を必要とせず、アプリケーションに進行状態の保存や復元の仕組みを組み込む必要がなく、ユーザが機器を変えて同じアプリケーションを継続して行うことができるようにする。
【解決手段】コンピュータ機器10では、ゲストOS4aおよびアプリケーション5aを含む論理パーティション2aと、ゲストOS4a、転送マネージャ8aおよびデバイスドライバ6aを含む入出力システム(論理パーティション)3aとが生成され、コンピュータ機器20では、ゲストOS4b、転送マネージャ8bおよびデバイスドライバ6bを含む入出力システム(論理パーティション)3bが生成されている状態で、ユーザはコンピュータ機器10に対して転送の指示をする。これによって、コンピュータ機器10上の論理パーティション2aが論理パーティション2bとしてコンピュータ機器20上に転送される。
【選択図】図4

Description

この発明は、ネットワーク上に接続されるコンピュータ機器、複数のコンピュータ機器が同一ネットワーク上に接続されたコンピュータネットワークシステム、同一ネットワーク上に接続された複数のコンピュータ機器の間でプログラムを転送する方法、およびプログラム転送用のプログラムに関する。なお、この明細書では、コンピュータプログラムを単にプログラムと称し、アプリケーションプログラムを単にアプリケーションと称する。
AV(Audio and Visual)機器やCE(consumer)機器などとして、コンピュータを搭載し、OS(Operating Systems)および各種のアプリケーションによって、映像や音楽の記録や再生、コンピュータゲームの実行など、各種の機能を実現できる機器が、普及しており、このようなコンピュータ機器を複数、同一ネットワーク上に接続して、ホームネットワークなどのコンピュータネットワークシステムを構成することも、考えられている。
また、いわゆるグリッドコンピューティングとして、ネットワーク上に接続された複数のコンピュータ機器を協調動作させて、高い演算性能を実現することが考えられており、例えば、特許文献1(特開2002−342165号公報)、特許文献2(特開2002−351850号公報)、特許文献3(特開2002−358289号公報)、特許文献4(特開2002−366533号公報)および特許文献5(特開2002−366534号公報)には、均一なモジュラー構造、共通のコンピューティングモジュール、および均一なソフトウェアセルを用いることによって、高速処理用コンピュータアーキテクチャを実現することが示されている。
上に挙げた先行技術文献は、以下の通りである。
特開2002−342165号公報 特開2002−351850号公報 特開2002−358289号公報 特開2002−366533号公報 特開2002−366534号公報
上述したように複数の同種のコンピュータ機器が同一ネットワーク上に接続されたコンピュータネットワークシステムで、あるコンピュータ機器によって、あるアプリケーションを行っていたユーザが、別のコンピュータ機器によって、同じアプリケーションを行う場合が考えられる。例えば、居間でコンピュータゲームを行い、または映像を再生していたユーザが、居場所を移動して、自室や書斎などでコンピュータゲームを行い、または映像を再生する場合である。
しかし、この場合、例えば、ゲームアプリケーションがDVD(Digital Versatile Disc)などの外部メディアに格納されている場合には、ユーザは、そのゲームアプリケーションが格納された外部メディアを、移動元の機器から移動先の機器に持ち運ぶ必要がある。
また、例えば、映像データが移動元の機器に内蔵されたハードディスクに記録されている場合には、ユーザは、その映像データをDVDなどの外部メディアに記録して、移動先の機器に転送しなければならない。
さらに、移動元の機器で行っていたアプリケーションを移動先の機器で継続して行う場合には、ユーザは、移動元の機器側のアプリケーションによって、現在の状態、すなわちゲームの実行や映像の再生を中断する時点のゲーム進行状態や映像進行状態を、外部メディアに保存し、移動先の機器側のアプリケーションによって、外部メディアから、保存された進行状態を、移動先の機器に読み込む必要があり、煩雑な作業を強いられる。
しかも、アプリケーション開発者にとっても、すべてのアプリケーションに、上記のような進行状態の保存や復元の仕組みを組み込まなければならず、アプリケーション開発者の負担が大きい。
そこで、この発明は、ユーザにとっては、アプリケーション、映像データや音楽データなどのデータ、および移動時の進行状態の、外部メディアによる転送を必要とせず、アプリケーション開発者にとっては、アプリケーションに進行状態の保存や復元の仕組みを組み込む必要がなく、ユーザが機器を変えて同じアプリケーションを継続して行うことができるようにしたものである。
この発明のコンピュータ機器は、
ネットワーク上に接続されるコンピュータ機器であって、
プログラムを実行するプロセッサ手段と、
プログラムが展開されるメモリ手段と、
このメモリ手段のメモリエリア上に論理パーティションを生成し、その論理パーティション上にプログラムを展開する主管理手段と、
ユーザの指示に基づいて、前記論理パーティション上に展開されたプログラムを、前記論理パーティションごと、前記ネットワーク上に接続された他のコンピュータ機器に転送するとともに、前記ネットワーク上に接続された別のコンピュータ機器からの要求に基づいて、前記主管理手段に、前記メモリ手段のメモリエリア上に論理パーティションを生成させ、その論理パーティション上に前記別のコンピュータ機器から転送されたプログラムを展開させる副管理手段と、
を備えることを特徴とする。
上記の構成の、この発明のコンピュータ機器が複数、同一ネットワーク上に接続されたコンピュータネットワークシステムでは、ユーザは、あるコンピュータ機器でゲームや映像再生などを行った後、居場所を移動して、他のコンピュータ機器でゲームや映像再生などを行う場合、移動元のコンピュータ機器に対して、実行中のアプリケーションを移動先のコンピュータ機器に転送することを指示するだけでよい。これによって、移動元のコンピュータ機器から移動先のコンピュータ機器にアプリケーションが自動的に転送され、ユーザは、移動先のコンピュータ機器でゲームや映像再生などを行うことができる。
さらに、移動元のコンピュータ機器から移動先のコンピュータ機器に、その時の進行状態も転送されるように構成する場合には、ユーザは、外部メディアによって進行状態を転送しなくても、移動先のコンピュータ機器で継続してゲームや映像再生などを行うことができ、アプリケーション開発者は、アプリケーションに進行状態の保存や復元の仕組みを組み込む必要がない。
以上のように、この発明によれば、ユーザにとっては、アプリケーション、映像データや音楽データなどのデータ、および移動時の進行状態の、外部メディアによる転送を必要とせず、アプリケーション開発者にとっては、アプリケーションに進行状態の保存や復元の仕組みを組み込む必要がなく、ユーザが機器を変えて同じアプリケーションを継続して行うことができる。
〔1.コンピュータ機器およびコンピュータネットワークシステムの構成:図1〜図3〕
(1−1.ハードウェア構成:図1)
図1は、この発明のコンピュータ機器およびコンピュータネットワークシステムの一例のハードウェア構成を示し、2台のコンピュータ機器10および20が同一のネットワーク50上に接続されて、コンピュータネットワークシステムを構成する場合である。
コンピュータ機器10および20は、それぞれ、プロセッサ部11および21を備え、これにメインメモリ12および22が接続され、バス13および23に入出力デバイス群14および24が接続されたものである。
コンピュータ機器10および20のプロセッサ部11および21は、それぞれ、1個のプロセッサ(CPU)によって構成することもできるが、メインプロセッサ、1個またはメインプロセッサの制御によって互いに独立に動作する複数のサブプロセッサ、およびDMA(ダイレクトメモリアクセス)コントローラを有し、そのメインプロセッサおよびサブプロセッサが、それぞれローカルストレージを有するものとして構成することもできる。
コンピュータ機器10および20の入出力デバイス群14および24としては、この例では、それぞれ、ネットワーク接続部31、ハードディスクドライブ32、DVDドライブ33、メモリカードドライブ34、映像表示デバイス35、音声出力デバイス36およびリモコン受光部37を備える。
ネットワーク接続部31は、コンピュータ機器10および20を、ネットワーク50を介して互いに接続し、さらにネットワーク50とは別の外部ネットワークに接続するものであり、ハードディスクドライブ32は、内蔵のハードディスクからプログラムやデータを読み出し、ハードディスクにプログラムやデータを書き込むものであり、DVDドライブ33は、当該のコンピュータ機器にロードされたDVDからプログラムやデータを読み出し、DVDにプログラムやデータを書き込むものであり、メモリカードドライブ34は、当該のコンピュータ機器に装着されたMemoryStick(登録商標)などのメモリカードからプログラムやデータを読み出し、メモリカードにプログラムやデータを書き込むものである。
映像表示デバイス35は、映像データ(画像データ)を処理して、液晶ディスプレイなどのディスプレイ上に映像(画像)を表示するものであり、音声出力デバイス36は、音楽データなどの音声データを処理して、スピーカやヘッドフォンなどから音声を出力するものであり、リモコン受光部37は、コンピュータ機器10または20に付随したリモコン送信器19または29からのリモコン赤外線信号を受信するものである。
なお、この例は、リモコン送信器19および29がゲームコントローラを兼ねる場合であるが、別にゲームコントローラをコンピュータ機器10および20に接続するように構成してもよい。
以上の入出力デバイスは、ヒューマンインターフェースのためのものと、そうでないものとに分けられる。ヒューマンインターフェース入出力デバイスは、人(ユーザ)が操作入力し、または映像や音声などを感知するもので、上記の例では、映像表示デバイス35、音声出力デバイス36およびリモコン受光部37が、これに該当する。非ヒューマンインターフェース入出力デバイスは、上記の例では、ネットワーク接続部31、ハードディスクドライブ32、DVDドライブ33およびメモリカードドライブ34である。
(1−2.基本的なソフトウェア構成:図2)
コンピュータ機器10および20は、それぞれ、図2に示すようなソフトウェアアーキテクチャとする。
すなわち、コンピュータ機器10,20は、それぞれ管理OS1を備え、この管理OS1によって、コンピュータ機器10,20上には、それぞれ複数の論理パーティション2−1,…,2−N,3が生成され、コンピュータ機器10,20の図1に示したプロセッサ部11,21やメインメモリ12,22などのコンピュータ資源が、各論理パーティションに時分割で割り振られる。
Nは、論理パーティション3を除く論理パーティションの数で、その時々のコンピュータ機器10,20の動作状況に応じて決められる。N=1のときには、論理パーティション2−1と論理パーティション3との2つの論理パーティションが生成されることになる。管理OS1は、このように論理パーティションの生成、削除、切り替えを行い、後述のように論理パーティション間の通信を制御する。
各論理パーティション上では、Linuxなどの汎用OSが、ゲストOS4として動作する。ゲストOS4は、当該の論理パーティション上に割り当てられたコンピュータ資源を時分割で専有し、他の論理パーティションの存在を意識することなく動作することができる。また、同じ管理OS1上の複数の論理パーティション上で、ゲストOS4として異なるOSを動作させることができる。
論理パーティション3を除く論理パーティション2−1,…,2−N上では、それぞれのゲストOS4によって、アプリケーション5が展開され、動作する。アプリケーション5は、ある論理パーティション上のそれはコンピュータゲームのアプリケーションであり、別の論理パーティション上のそれは映像再生のためのアプリケーションであり、というように、各論理パーティションで異なるアプリケーションである。
一方、論理パーティション3は、入出力(I/O)処理を専任する論理パーティションとし、入出力デバイス群14,24中のそれぞれの入出力デバイスをドライブするデバイスドライバ6を備えるものとする。以下では、この論理パーティション3を入出力システム3と称する。
ハードディスクドライブ32や映像表示デバイス35などの入出力デバイスは、この入出力システム3が管理し、他の論理パーティション2−1,…,2−N上のアプリケーション5は、入出力デバイスにアクセスする必要がある場合、この入出力システム3に処理を依頼し、入出力システム3上のデバイスドライバ6によって、データファイルの読み出し書き込みや映像の表示などを行う。
これによって、デバイスアクセスの競合、すなわち論理パーティション2−1,…,2−N上の複数(Nが複数の場合)のアプリケーションから同一の入出力デバイスへのアクセス要求が調停される。
このように、論理パーティション2−1,…,2−N上にはデバイスドライバが存在せず、アプリケーション5は入出力システム3上のデバイスドライバ6によって入出力デバイスを制御するので、論理パーティション2−1,…,2−N上にはバーチャルデバイスドライバ7が存在することになる。
(1−3.論理パーティションの転送のためのソフトウェア構成:図3)
さらに、この発明では、図2のようなソフトウェアアーキテクチャのもとで、図3に示すように、入出力システム3上に、入出力デバイスへのアクセスを制御する管理アプリケーションとして、転送マネージャ8を設ける。
これによって、後述のように、アプリケーション5側で特別な対応をすることなく、例えば、コンピュータ機器10で行っていたコンピュータゲームや映像再生などのアプリケーションを、ネットワーク50を介してコンピュータ機器10と接続されている他のコンピュータ機器20で継続して行うことができる。
転送マネージャ8は、詳細を後述するが、転送元のコンピュータ機器上のそれと転送先のコンピュータ機器上のそれとによって、転送元のコンピュータ機器で実行していたアプリケーション5を、ゲストOS4を含む当該の論理パーティションごと、転送先のコンピュータ機器に転送するもので、転送元のコンピュータ機器上の転送マネージャ8は、論理パーティションの一時停止(休止)、一時停止後の論理パーティションの転送、転送後の管理OS1による論理パーティションの削除などを行い、転送先のコンピュータ機器上の転送マネージャ8は、管理OS1による論理パーティションの生成などを行う。
転送マネージャ8は、そのほか、後述のようなルーティング処理、デバイスアクセス要求受付処理、およびデバイス応答受付処理を行う。
〔2.論理パーティションの転送:図4〜図8〕
(2−1.システム構成:図4および図5)
図4に、コンピュータ機器10からコンピュータ機器20に論理パーティションを転送する場合のシステム構成およびシステム状態を示す。
コンピュータ機器10のソフトウェアアーキテクチャとしては、管理OS1a上に、ゲストOS4a、アプリケーション5aおよびバーチャルデバイスドライバ7aを含む論理パーティション2aと、ゲストOS4a、転送マネージャ8aおよびデバイスドライバ6aを含む入出力システム3aとが生成されており、後述のように論理パーティション2aがネットワーク50を通じてコンピュータ機器20に転送される。
また、コンピュータ機器10は、非ヒューマンインターフェース入出力デバイス15として、ネットワーク接続部31以外に、上記のハードディスクドライブ32、DVDドライブ33およびメモリカードドライブ34を備え、ヒューマンインターフェース入出力デバイス16として、上記の映像表示デバイス35、音声出力デバイス36およびリモコン受光部37を備える。
コンピュータ機器20のソフトウェアアーキテクチャとしては、コンピュータ機器10からの論理パーティション2aの転送前は、管理OS1b上に、ゲストOS4b、転送マネージャ8bおよびデバイスドライバ6bを含む入出力システム3bが生成されているが、コンピュータ機器10から論理パーティション2aが転送されることによって、管理OS1b上に、ゲストOS4b、アプリケーション5bおよびバーチャルデバイスドライバ7bを含む論理パーティション2bが生成される。
また、コンピュータ機器20も、非ヒューマンインターフェース入出力デバイス25として、ネットワーク接続部31以外に、上記のハードディスクドライブ32、DVDドライブ33およびメモリカードドライブ34を備え、ヒューマンインターフェース入出力デバイス26として、上記の映像表示デバイス35、音声出力デバイス36およびリモコン受光部37を備える。
コンピュータ機器10上の論理パーティション2aは、転送前には活動状態にあり、ユーザは、コンピュータ機器10で、例えば、コンピュータゲームを行い、またはコンピュータ機器10に内蔵されたハードディスクに記録されている映像を再生しているものとする。ゲームの画像、または再生された映像は、コンピュータ機器10の映像表示デバイス35の表示画面に表示され、ゲームの音声、または映像に伴って再生された音声は、コンピュータ機器10の音声出力デバイス36から出力される。
この状態で、ユーザが、コンピュータ機器10が設置された場所からコンピュータ機器20が設置された場所に移動して、コンピュータ機器20で継続して、コンピュータゲームを行い、または映像を再生しようとする場合、ユーザは、コンピュータ機器10に対して転送の指示をする。
具体的に、ユーザは、図1に示したリモコン送信器19の転送ボタンを押すなどによって、転送の指示をする。これによって、コンピュータ機器10の映像表示デバイス35の表示画面には、図5(A)に示すような転送指示用画面71が表示される。
ただし、これは、ネットワーク50上にコンピュータ機器10および20のほかに2台のコンピュータ機器が接続されている場合で、“C1”はコンピュータ機器10を示し、“C2”はコンピュータ機器20を示し、“C3”,“C4”は他の2台のコンピュータ機器を示す。ネットワーク50上にコンピュータ機器10および20のみが接続されている場合には、例えば「C1からC2に転送しますか? Yes,No」というように、ユーザに転送を確認させる画面が表示される。
図5(A)の転送指示用画面71では、ユーザは転送先の機器を指定する。上記の場合は、コンピュータ機器10からコンピュータ機器20に転送するので、“C2”を指定する。
これによって、転送元のコンピュータ機器10上の転送マネージャ8a、および転送先のコンピュータ機器20上の転送マネージャ8bは、以下のような転送処理を実行し、論理パーティション2aがコンピュータ機器10上からコンピュータ機器20上に転送される。
(2−2.転送処理:図6〜図8)
図6および図7に、コンピュータ機器10上の転送マネージャ8aおよびコンピュータ機器20上の転送マネージャ8bが行う転送処理の一例を示す。
上記のようにユーザがコンピュータ機器10に対して転送の指示をすると、コンピュータ機器10上の転送マネージャ8aは、まずステップ101で、活動状態にある論理パーティション2aを一時停止(休止)状態にし、次にステップ102で、コンピュータ機器20上の転送マネージャ8bに、論理パーティション2aの使用メモリサイズを示して、論理パーティションの生成を要求する。
この要求を受けて、コンピュータ機器20上の転送マネージャ8bは、ステップ201で、自機器上の管理OS1bに論理パーティションの生成を要求し、管理OS1bは、コンピュータ機器20上に論理パーティション2aと同じメモリサイズの論理パーティション2bを生成する。
ただし、コンピュータ機器20上で他のアプリケーション用に論理パーティションが生成されているために、または他のアプリケーションの実行にコンピュータ機器20のプロセッサ部21の処理能力が割かれるために、コンピュータ機器20上に論理パーティション2aと同じメモリサイズの論理パーティション2bを生成できない場合もある。この場合は、管理OS1bおよび転送マネージャ8bは後述のような処理を行うが、以下では、コンピュータ機器20上に論理パーティション2aと同じメモリサイズの論理パーティション2bを生成できる場合を示す。
ステップ201では、このようにコンピュータ機器20上に論理パーティション2aと同じメモリサイズの論理パーティション2bが生成されるが、この段階では、その論理パーティション2b上にゲストOS4bおよびアプリケーション5bは展開されていない。
コンピュータ機器20上の転送マネージャ8bは、次にステップ202に進んで、自身内に論理パーティションルーティングテーブルを作成する。
論理パーティションルーティングテーブルは、後述するアプリケーションからの入出力デバイスへのアクセス要求に対して適切なルーティング処理を行うためのテーブルで、図8に示すように、論理パーティション転送元機器ID、転送元論理パーティションID、論理パーティション転送先機器ID、および転送先論理パーティションIDを有するものとする。
機器IDは、ネットワーク50上のコンピュータ機器を一意に識別できる識別子で、IP(Internet Protocol)アドレスなどを用いる。論理パーティションIDは、論理パーティションを一意に識別できる識別子である。
上記の例では、論理パーティション転送元機器IDは、コンピュータ機器10の機器ID(“IP1”とする)であり、転送元論理パーティションIDは、論理パーティション2aの論理パーティションID(“A”とする)であり、論理パーティション転送先機器IDは、コンピュータ機器20の機器ID(“IP2”とする)であり、転送先論理パーティションIDは、論理パーティション2bの論理パーティションID(“B”とする)である。
コンピュータ機器20上の転送マネージャ8bは、次にステップ203に進んで、コンピュータ機器10上の転送マネージャ8aに、論理パーティションの転送の許可および上記の論理パーティションルーティングテーブルを送信する。
コンピュータ機器10上の転送マネージャ8aは、ステップ103で、その許可を受けて、自身内にコンピュータ機器20から送信された論理パーティションルーティングテーブルを保存し、さらにステップ104に進んで、コンピュータ機器20上の転送マネージャ8bに、論理パーティション2a内のゲストOS4aおよびアプリケーション5a、および進行状態指示情報を転送する。
進行状態指示情報は、プログラムカウンタの情報など、コンピュータ機器10での処理の論理パーティション転送時における進行状態を示す情報であり、例えば、アプリケーション5aがコンピュータゲームのアプリケーションである場合には、コンピュータ機器10で当該のアプリケーションのどこまで処理されたかを、すなわちコンピュータ機器20では当該のアプリケーションのどこから処理が開始されるべきかを示すものであり、アプリケーション5aが映像再生のためのアプリケーションである場合には、コンピュータ機器10で映画やドラマなどの映像タイトル(映像ファイル)のどこまで再生されたかを、すなわちコンピュータ機器20では当該の映像タイトルのどこから再生が開始されるべきかを示すものである。
コンピュータ機器20上の転送マネージャ8bは、ステップ204で、その転送されたゲストOS4aおよびアプリケーション5aを、ステップ201で生成された論理パーティション2b上に、図4に示すようにゲストOS4bおよびアプリケーション5bとして展開する。
これによって、コンピュータ機器10上の論理パーティション2aは、ゲストOS4aおよびアプリケーション5aを含む全体が、論理パーティション2bとしてコンピュータ機器20上に転送されたことになる。
ステップ101からステップ104までの処理中、コンピュータ機器10の映像表示デバイス35の表示画面には、図5(B)に示すような転送中呈示画面73が表示され、例えば、アイコン74がコンピュータ機器10を示すアイコン75からコンピュータ機器20を示すアイコン76にかけて移動することによって、論理パーティション(プログラム)の転送中であることがユーザに呈示される。
コンピュータ機器10上の転送マネージャ8aは、ステップ104での処理後、ステップ105に進んで、自機器上の管理OS1aに論理パーティション2aの削除を要求し、管理OS1aは、論理パーティション2aを削除する。
一方、コンピュータ機器20上の転送マネージャ8bは、ステップ204での処理後、ステップ205に進んで、コンピュータ機器20の映像表示デバイス35の表示画面に、図5(C)に示すような転送完了呈示画面78を表示する。
これによって、ユーザは、コンピュータ機器20で継続して処理を行うことができることが分かる。ユーザは、コンピュータ機器20で継続して処理を行う場合には、転送完了呈示画面78中の再開ボタン79を操作する。
コンピュータ機器20上の転送マネージャ8bは、ステップ205での処理後、ステップ206に進んで、再開の指示があるか否かを判断し、再開の指示があった場合には、ステップ207に進んで、論理パーティション2bを活動状態にし、論理パーティション2b内のゲストOS4bおよびアプリケーション5bを稼動させる。
これによって、ユーザは、コンピュータ機器20において、上述した進行状態指示情報で示された進行状態から、例えば、コンピュータゲームを行い、または映像を再生することができる。
なお、コンピュータ機器20上の管理OS1bは、ステップ201で、転送マネージャ8bから論理パーティションの生成を要求されたとき、コンピュータ機器20上に論理パーティション2aと同じメモリサイズの論理パーティションを生成できるか否かを判断し、生成できる場合には、上述したように論理パーティション2bを生成するが、生成できない場合には、転送マネージャ8bを介してコンピュータ機器10上の転送マネージャ8aに、論理パーティションを生成できない旨を通知する。これによって、転送マネージャ8aは、コンピュータ機器10の映像表示デバイス35の表示画面に、実行していた処理をコンピュータ機器20で継続して行うことができない旨を表示する。
この場合、コンピュータ機器10でのユーザの操作に基づいて、コンピュータ機器10上の転送マネージャ8aが論理パーティション2aを活動状態にすることによって、上述した進行状態指示情報で示された進行状態から、コンピュータ機器10で継続して処理を行うことができるように、あるいは、ネットワーク50上にコンピュータ機器10および20のほかにコンピュータ機器が接続されていて、ユーザが転送先を、その別のコンピュータ機器に変更し、かつ、その別のコンピュータ機器上に論理パーティション2aと同じメモリサイズの論理パーティションを生成できるときには、その別のコンピュータ機器上に論理パーティション2aと同じメモリサイズの論理パーティションが生成されることによって、上述した進行状態指示情報で示された進行状態から、その別のコンピュータ機器で継続して処理を行うことができるように、コンピュータネットワークシステムを構成する。
〔3.論理パーティション転送後のアプリケーション実行に伴うデバイスアクセス:図9〜図11〕
論理パーティション転送後、転送先のコンピュータ機器20上のアプリケーション5b(上述したようにアプリケーション5aと同じものである)は、自機器(コンピュータ機器20)または転送元のコンピュータ機器10の入出力デバイスにアクセスする必要がある場合、転送マネージャ8bにデバイスアクセス要求を発行する。
転送マネージャ8bは、このデバイスアクセス要求に対して、以下のような受付処理を実行する。
(3−1.デバイスアクセス要求受付処理:図9および図11)
図9に、転送先のコンピュータ機器20上の転送マネージャ8bが実行するデバイスアクセス要求受付処理の一例を示す。
この例のデバイスアクセス要求受付処理300では、転送マネージャ8bは、まずステップ301で、自機器(コンピュータ機器20)上のアプリケーションからデバイスアクセス要求があるか否かを判断し、デバイスアクセス要求があった場合には、ステップ302に進んで、自身内のアクセス管理テーブルにアクセス要求関連情報を格納する。
アクセス管理テーブルは、転送マネージャ8b、および後述のように転送マネージャ8bを介してアプリケーション5bからデバイスアクセス要求を受けた転送元のコンピュータ機器10上の転送マネージャ8aが、それぞれ作成するもので、図11(A)(B)に示すように、リモート要求フラグ、要求元機器ID、アクセスID、要求元論理パーティションID、要求元アプリケーションID、および要求先デバイスIDを有するものとする。
リモート要求フラグは、他のコンピュータ機器からのデバイスアクセス要求であるか否かを示すものである。転送元のコンピュータ機器10上の転送マネージャ8aにとっては、アプリケーション5bからのデバイスアクセス要求は、他機器からのデバイスアクセス要求であるので、コンピュータ機器10上のアクセス管理テーブル内のリモート要求フラグは“Yes”とされる。転送先のコンピュータ機器20上の転送マネージャ8bにとっては、アプリケーション5bからのデバイスアクセス要求は、自機器からのデバイスアクセス要求であるので、コンピュータ機器20上のアクセス管理テーブル内のリモート要求フラグは“No”とされる。
要求元機器IDは、デバイスアクセス要求を発行したアプリケーションが動作するコンピュータ機器の機器IDで、転送元のコンピュータ機器10上のアクセス管理テーブル内の要求元機器IDは、転送先のコンピュータ機器20の機器IDである“IP2”とされ、コンピュータ機器20上のアクセス管理テーブル内の要求元機器IDは、特に記述されない。
アクセスIDは、個々のデバイスアクセス要求を識別するもので、例えば、デバイスアクセス要求ごとに一連の番号が割り当てられる。
要求元論理パーティションIDは、デバイスアクセス要求を発行したアプリケーションが動作する論理パーティションの論理パーティションIDで、この場合には、アプリケーション5bが動作する論理パーティション2bの論理パーティションIDである“B”とされる。
要求元アプリケーションIDは、デバイスアクセス要求を発行したアプリケーションを一意に識別できる識別子で、この場合には、アプリケーション5bのアプリケーションIDである“X”とされる。
要求先デバイスIDは、デバイスアクセス要求の要求先の入出力デバイスを識別するもので、この場合には、“a”というデバイスIDを有する入出力デバイスへのデバイスアクセス要求があったことを示している。
転送先のコンピュータ機器20上の転送マネージャ8bは、ステップ302で、図11(B)に示すようなアクセス管理テーブルに、以上のようなアクセス要求関連情報を格納した後、ステップ303に進んで、当該のデバイスアクセス要求の要求先デバイスがヒューマンインターフェース入出力デバイスであるか否かを判断する。
そして、要求先デバイスがヒューマンインターフェース入出力デバイスである場合には、転送マネージャ8bは、ステップ303からステップ304に進んで、自機器(コンピュータ機器20)上のデバイスドライバ6bを呼び出す。
これによって、転送先のコンピュータ機器20の図4に示したヒューマンインターフェース入出力デバイス26中の、図11(B)のアクセス管理テーブル内の要求先デバイスID(“a”)で示された要求先デバイスがドライブされることになる。このとき、その要求先デバイスは、デバイスドライバ6bを介して転送マネージャ8bに応答を返す。
一方、要求先デバイスがヒューマンインターフェース入出力デバイスではない(非ヒューマンインターフェース入出力デバイスである)場合には、転送マネージャ8bは、ステップ303からステップ305に進んで、当該のデバイスアクセス要求の要求元アプリケーションが論理パーティションルーティングテーブルにエントリーされているか否かを判断する。
図6〜図8に示したように、論理パーティションルーティングテーブルは、論理パーティション2bの生成時、転送先のコンピュータ機器20上の転送マネージャ8b内に作成され、転送元のコンピュータ機器10に送信されて、転送マネージャ8a内に保存される。したがって、論理パーティション2b上に展開されたアプリケーション5bからのデバイスアクセス要求については、要求元アプリケーションが論理パーティションルーティングテーブルにエントリーされている。
そして、このように要求元アプリケーションが論理パーティションルーティングテーブルにエントリーされている場合には、転送マネージャ8bは、ステップ305からステップ306に進んで、当該のデバイスアクセス要求を転送元のコンピュータ機器10上の転送マネージャ8aに転送する。
これによって、転送マネージャ8aは、図11(A)に示すようなアクセス管理テーブルに、上記のようなアクセス要求関連情報を格納し、自機器(コンピュータ機器10)上のデバイスドライバ6aを呼び出す。これによって、転送元のコンピュータ機器10の図4に示した非ヒューマンインターフェース入出力デバイス15中の、図11(A)のアクセス管理テーブル内の要求先デバイスID(“a”)で示された要求先デバイスがドライブされることになる。このとき、その要求先デバイスは、デバイスドライバ6aを介して転送マネージャ8aに応答を返す。
以上によって、ユーザが、例えば、コンピュータ機器10で、これに内蔵されたハードディスクに記録されている映像タイトルの一部を再生した後、移動先のコンピュータ機器20で継続して、その映像タイトルの残部を再生する場合、ステップ306でデバイスアクセス要求が転送マネージャ8aに転送され、デバイスドライバ6aによりコンピュータ機器10のハードディスクドライブ32がドライブされることによって、コンピュータ機器10に内蔵されたハードディスクから、その映像タイトルの残部の映像データおよび音声データが読み出されるとともに、ステップ304でデバイスドライバ6bが呼び出され、デバイスドライバ6bによりコンピュータ機器20の映像表示デバイス35および音声出力デバイス36がドライブされることによって、その映像タイトルの残部の映像がコンピュータ機器20の映像表示デバイス35の表示画面に表示され、音声がコンピュータ機器20の音声出力デバイス36から出力され、ユーザは、移動先のコンピュータ機器20で継続して、その映像タイトルの残部を鑑賞することができる。コンピュータゲームを行う場合も、同様である。
一方、ステップ305で要求元アプリケーションが論理パーティションルーティングテーブルにエントリーされていないと判断した場合には、すなわち、当該のデバイスアクセス要求が、アプリケーション5bのように他のコンピュータ機器から転送されたアプリケーションからの要求ではなく、もともと自機器(コンピュータ機器20)上に存在しているアプリケーションからの要求である場合には、転送マネージャ8bは、ステップ305からステップ304に進んで、自機器(コンピュータ機器20)上のデバイスドライバ6bを呼び出す。
これによって、コンピュータ機器20の図4に示した非ヒューマンインターフェース入出力デバイス25中の、図11(B)のアクセス管理テーブル内の要求先デバイスID(“a”)で示された要求先デバイスがドライブされることになる。このとき、その要求先デバイスは、デバイスドライバ6bを介して転送マネージャ8bに応答を返す。
すなわち、デバイスアクセス要求が、もともと自機器上に存在しているアプリケーションからの要求である場合には、その要求先デバイスがヒューマンインターフェース入出力デバイスであるか非ヒューマンインターフェース入出力デバイスであるかにかかわらず、自機器上のデバイスドライバが呼び出され、自機器の入出力デバイスがドライブされる。
(3−2.デバイス応答受付処理:図10および図11)
上述したように、デバイスアクセス要求の要求先デバイスは、自機器上のデバイスドライバによってドライブされるとき、そのデバイスドライバを介して自機器上の転送マネージャに応答を返す。
この入出力デバイスからの応答に対して、コンピュータ機器10上の転送マネージャ8aおよびコンピュータ機器20上の転送マネージャ8bは、それぞれ、図10に示すようなデバイス応答受付処理を実行する。
すなわち、この例のデバイス応答受付処理400では、転送マネージャは、まずステップ401で、自機器の入出力デバイスから応答があるか否かを判断し、応答があったときには、ステップ402に進んで、自身内のアクセス管理テーブルから、当該の応答に対応する図11(A)または(B)に示した情報を取得する。
次に、転送マネージャは、ステップ403で、当該の応答に対応するデバイスアクセス要求は実現されたものとして、アクセス管理テーブル上のエントリーを消去し、さらにステップ404に進んで、ステップ402で取得した情報から、当該の応答が他のコンピュータ機器からのデバイスアクセス要求に対する応答であるか否かを判断する。
そして、当該の応答が他のコンピュータ機器からのデバイスアクセス要求に対する応答である場合には、転送マネージャは、ステップ404からステップ405に進んで、当該の応答を、これに対応するデバイスアクセス要求の要求元のコンピュータ機器上の転送マネージャに送信して、処理を終了する。
一方、当該の応答が他のコンピュータ機器からのデバイスアクセス要求に対する応答ではなく、自機器からのデバイスアクセス要求に対する応答である場合には、転送マネージャは、ステップ404からステップ406に進んで、当該の応答を、これに対応する自機器上のアプリケーションに送信して、処理を終了する。
したがって、コンピュータ機器10上の転送マネージャ8aについては、上述したコンピュータ機器20上のアプリケーション5bからのデバイスアクセス要求に対する自機器(コンピュータ機器10)の非ヒューマンインターフェース入出力デバイス15からの応答である場合には、ステップ405で、当該の応答をコンピュータ機器20上の転送マネージャ8bに転送し(これによって転送マネージャ8bは自身内のアクセス管理テーブル上のエントリーを消去する)、もともと自機器(コンピュータ機器10)上で動作しているアプリケーションからのデバイスアクセス要求に対する自機器の非ヒューマンインターフェース入出力デバイス15またはヒューマンインターフェース入出力デバイス16からの応答である場合には、ステップ406で、当該の応答を自機器上の当該アプリケーションに送信する。
また、コンピュータ機器20上の転送マネージャ8bについては、アプリケーション5bからのデバイスアクセス要求に対する自機器(コンピュータ機器20)のヒューマンインターフェース入出力デバイス26からの応答である場合には、ステップ406で、当該の応答をアプリケーション5bに送信し、もともと自機器(コンピュータ機器20)上で動作しているアプリケーションからのデバイスアクセス要求に対する自機器の非ヒューマンインターフェース入出力デバイス25またはヒューマンインターフェース入出力デバイス26からの応答である場合には、ステップ406で、当該の応答を自機器上の当該アプリケーションに送信する。
この発明のコンピュータ機器およびコンピュータネットワークシステムの一例のハードウェア構成を示す図である。 この発明のコンピュータ機器の基本的なソフトウェア構成の一例を示す図である。 この発明のコンピュータ機器の論理パーティション転送のためのソフトウェア構成の一例を示す図である。 コンピュータ機器間での論理パーティション転送のためのシステム構成の一例を示す図である。 論理パーティション転送用に表示する画面の一例を示す図である。 各コンピュータ機器上の転送マネージャが行う転送処理の一例の一部を示す図である。 各コンピュータ機器上の転送マネージャが行う転送処理の一例の一部を示す図である。 論理パーティションルーティングテーブルの一例を示す図である。 デバイスアクセス要求受付処理の一例を示す図である。 デバイス応答受付処理の一例を示す図である。 アクセス管理テーブルの一例を示す図である。
符号の説明
主要部については図中に全て記述したので、ここでは省略する。

Claims (8)

  1. ネットワーク上に接続されるコンピュータ機器であって、
    プログラムを実行するプロセッサ手段と、
    プログラムが展開されるメモリ手段と、
    このメモリ手段のメモリエリア上に論理パーティションを生成し、その論理パーティション上にプログラムを展開する主管理手段と、
    ユーザの指示に基づいて、前記論理パーティション上に展開されたプログラムを、前記論理パーティションごと、前記ネットワーク上に接続された他のコンピュータ機器に転送するとともに、前記ネットワーク上に接続された別のコンピュータ機器からの要求に基づいて、前記主管理手段に、前記メモリ手段のメモリエリア上に論理パーティションを生成させ、その論理パーティション上に前記別のコンピュータ機器から転送されたプログラムを展開させる副管理手段と、
    を備えることを特徴とするコンピュータ機器。
  2. 請求項1のコンピュータ機器において、
    前記副管理手段は、前記他のコンピュータ機器に転送するプログラムによる当該コンピュータ機器での処理のプログラム転送時における進行状態を示す情報を前記他のコンピュータ機器に転送することを特徴とするコンピュータ機器。
  3. 請求項1のコンピュータ機器において、
    前記副管理手段は、当該コンピュータ機器上に展開されたプログラムからデバイスアクセス要求があったとき、要求先デバイスがヒューマンインターフェースのためのデバイスである場合、または要求元プログラムが前記別のコンピュータ機器から転送されたプログラムではない場合には、そのデバイスアクセス要求を当該コンピュータ機器内で実行し、要求先デバイスがヒューマンインターフェースのためのデバイスではなく、かつ要求元プログラムが前記別のコンピュータ機器から転送されたプログラムである場合には、そのデバイスアクセス要求を前記別のコンピュータ機器に転送することを特徴とするコンピュータ機器。
  4. 請求項1,2または3のコンピュータ機器が複数、同一ネットワーク上に接続されたコンピュータネットワークシステム。
  5. 同一ネットワーク上に接続された第1コンピュータ機器と第2コンピュータ機器との間でプログラムを転送する方法であって、
    前記第1コンピュータ機器が前記第2コンピュータ機器に論理パーティションの生成を要求する第1工程と、
    その要求を受けて、前記第2コンピュータ機器が自機器上に論理パーティションを生成する第2工程と、
    その後、前記第2コンピュータ機器が前記第1コンピュータ機器にプログラムの転送を許可または要求する第3工程と、
    その許可または要求を受けて、前記第1コンピュータ機器が前記第2コンピュータ機器にプログラムを転送する第4工程と、
    前記第2コンピュータ機器が、その転送されたプログラムを前記第2工程で生成した論理パーティション上に展開する第5工程と、
    を備えることを特徴とするプログラム転送方法。
  6. 請求項5のプログラム転送方法において、
    前記第1コンピュータ機器は、前記第2コンピュータ機器に転送するプログラムによる前記第1コンピュータ機器での処理のプログラム転送時における進行状態を示す情報を前記第2コンピュータ機器に転送することを特徴とするプログラム転送方法。
  7. 同一ネットワーク上に接続された第1コンピュータ機器と第2コンピュータ機器との間でプログラムを転送するためにコンピュータを、
    前記第1コンピュータ機器が前記第2コンピュータ機器に論理パーティションの生成を要求する第1手段、
    その要求を受けて、前記第2コンピュータ機器が自機器上に論理パーティションを生成する第2手段、
    その後、前記第2コンピュータ機器が前記第1コンピュータ機器にプログラムの転送を許可または要求する第3手段、
    その許可または要求を受けて、前記第1コンピュータ機器が前記第2コンピュータ機器にプログラムを転送する第4手段、および、
    前記第2コンピュータ機器が、その転送されたプログラムを前記第2手段によって生成された論理パーティション上に展開する第5手段、
    として機能させるためのプログラム転送用プログラム。
  8. 請求項7のプログラム転送用プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、さらに前記第1コンピュータ機器が前記第1コンピュータ機器から前記第2コンピュータ機器に転送するプログラムによる前記第1コンピュータ機器での処理のプログラム転送時における進行状態を示す情報を前記第2コンピュータ機器に転送する手段として機能させるためのプログラム転送用プログラム。
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