JP2009181318A - 情報処理装置および携帯端末 - Google Patents
情報処理装置および携帯端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009181318A JP2009181318A JP2008019423A JP2008019423A JP2009181318A JP 2009181318 A JP2009181318 A JP 2009181318A JP 2008019423 A JP2008019423 A JP 2008019423A JP 2008019423 A JP2008019423 A JP 2008019423A JP 2009181318 A JP2009181318 A JP 2009181318A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- unit
- display terminal
- information processing
- upload
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Stored Programmes (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明の移動元ディスプレイ端末200bは、アップロードOSの動作状況に関するデータを携帯端末100の端末IDと対応付けて記憶する記憶部(アップロードOS用データ記憶制御部201g、キャッシュ領域206)と、移動先ディスプレイ端末200bから携帯端末100の端末IDおよびアップロードOSの動作状況に関するデータの送信要求を受けると、前記端末IDに対応する前記記憶部のアップロードOSの動作状況に関するデータを移動先ディスプレイ端末200bに対して送信するように制御する制御部(OS管理部201、通信インターフェース204、認証部205)とを備える。
【選択図】図1
Description
将来的には、現在よりも薄く、大画面かつ高精細なディスプレイ装置を非常に安い価格で製造できるようになると考えられる。そのようになった場合、今までは印刷した紙が用いられていた掲示板や広告ポスターなどの掲示物が、薄型ディスプレイ装置に置き換えられることが予想される。また、家庭やオフィスでも、壁などに安価に大画面で薄型のディスプレイ装置を設置することができるようになる。よって、家やオフィス、街角など、至る所にディスプレイ装置が存在する社会が到来すると予想される。
一方、街角に設置した薄型ディスプレイ装置の場合には、薄型ディスプレイ装置内のストレージ装置に所定のアプリケーションをインストールしておくことで、広告を表示したり、広告に連動したゲームなどをユーザに楽しませることができる。
このように、薄型ディスプレイ装置は、表示装置のみで構成されるのではなく、CPUなどの演算装置やストレージ装置も一緒に内蔵されるものであり、薄型ディスプレイ装置単体でも、表示や描画などの所定の機能を果たすことができるようになるため、情報処理装置の一種であると定義することができる。以下の説明では、上述したようにCPUやストレージ装置等を内蔵したディスプレイ装置のことを「ディスプレイ端末」ということにする。
ディスプレイ端末を携帯端末の外部ディスプレイ装置として用いる方法の1つとしては、携帯端末に外部ディスプレイ装置接続用のインターフェースを設け、携帯端末内で生成した描画データをディスプレイ端末に送信して、ディスプレイ端末に表示する方法が考えられる。
また、ディスプレイ端末を携帯端末の外部ディスプレイ装置として利用する別の方法としては、携帯端末とディスプレイ端末とを接続する際に、携帯端末をディスプレイ端末の外部ストレージと見なして、ディスプレイ端末のOS上に携帯端末内のストレージ装置をマウントし、ディスプレイ端末のOS上で携帯端末内のストレージ装置に記憶されたデータの操作を行う方法が考えられる。この方法を用いることにより、ディスプレイ端末上の操作で、携帯端末内のストレージ装置にある必要なデータをディスプレイ端末にダウンロードして、ディスプレイ端末で当該データを閲覧したり、編集したりすることができる。
また、コンピューティングデバイスから、プロジェクタなどの代替のディスプレイにコンテンツをワイヤレス方式でプロジェクトするシステムについて下記特許文献1が開示されている。
携帯端末に外部ディスプレイ装置接続用のインターフェースを設ける方法は、携帯端末内で描画データを作成することになるが、携帯内で使用されるCPUおよびGPUは省電力ではあるが性能は低いため、携帯端末内のディスプレイの表示用の描画データを生成するには十分な性能を持っている。しかし、大画面かつ高精細な表示部を有するディスプレイ端末用の描画データを生成するには、パフォーマンスが不足している。
一方、携帯端末を外部ストレージと見なし、ディスプレイ端末に予めインストールされたOSで携帯端末内のストレージ装置に記憶されたデータを読み込んで表示すれば、ディスプレイ端末の大画面かつ高精細なディスプレイの描画データを生成するのはディスプレイ端末内のCPUおよびGPUとなるため、上述した問題は解決することができる。この方法を用いる場合、ディスプレイ端末上の操作インターフェースは、ディスプレイ端末に予めインストールされたOSから提供される。しかし、ディスプレイ端末に内蔵されるOSの仕様は、ディスプレイ端末の製造会社や、ディスプレイ端末の機種等によって異なる。そのため、ディスプレイ端末の種類が変わると、操作方法が変わってしまい、ユーザは、その度に操作方法を覚える必要がある。
しかしながら、同一のディスプレイ端末ではなく、他のディスプレイ端末に接続して作業を継続しようとした場合には、データは手元(他のディスプレイ端末内)に存在しないため、作業を継続することができないという問題が生じる。
この問題に対して、携帯端末を単なるストレージとして利用し、データのみを携帯端末上に展開する方法が考えられる。この方法を用いる場合、携帯端末上データにディスプレイ端末がアクセスするために、データアクセスを行う度に通信(例えば無線通信)が必要になり、その通信によって携帯端末の電力を消費するという問題が生じる。また、携帯端末のユーザは、データの更新タイミングに関わりなくディスプレイ端末を離れることがあるため、携帯端末のユーザが、データ保存の途中でディスプレイ端末から離れた場合(例えば通信エリア外に外れた場合)、データ保存は途中までしか済んでおらず、データ保存に失敗するという問題が生じる。
図1は本発明の携帯端末および本発明の情報処理装置としての複数台のディスプレイ端末を連携して使用する際の第1実施形態のシステム構成を示す機能ブロック図である。本実施形態の携帯端末100ならびに本実施形態のディスプレイ端末(以下、移動元ディスプレイ端末ともいう)200aおよびディスプレイ端末(以下、移動先ディスプレイ端末ともいう)200bは、移動元ディスプレイ端末200aおよび移動先ディスプレイ端末200bを携帯端末100の外部ディスプレイ装置として利用する際には、後述するように、携帯端末100および移動元ディスプレイ端末200aの間ならびに携帯端末100および移動先ディスプレイ端末200bの間を無線通信によって接続して使用し、移動元ディスプレイ端末200aおよび移動先ディスプレイ端末200bの間をネットワーク300を介して接続して使用するものとする。なお、以下の説明において、移動元ディスプレイ端末200aおよび移動先ディスプレイ端末200bに共通な事項については、移動元ディスプレイ端末200aおよび移動先ディスプレイ端末200bを総称してディスプレイ端末200という。
なお、「イメージファイル」とは、ストレージに記録されたデータを、ファイルやフォルダ構造を保ったまま複製および保存したデータのことである。イメージファイルは、ハードディスク等のストレージ(記憶装置)に記録されたデータ構造を仮想的に再現することで、ファイルシステムのファイル構造を保ったままデータを記録する。これにより、複製した元のデータと全く同じようにファイルやフォルダにアクセスすることができる。
上記操作インターフェース103は、ユーザが各種操作を行うためのものであり、テンキー、4方向矢印キー、ファンクションキー等の各種キーや、タッチパネルや、画面上の仮想キーボードなどが挙げられる。
上記通信インターフェース104は、ディスプレイ端末200との間で近距離無線通信を行うものであり、「Bluetooth 」や「UWB」のような近距離無線通信を用いることができる。
上記認証部105は、携帯端末100をディスプレイ端末200に接続する際の認証を無線または有線によって行うものであり、本実施形態では、無線認証を用いている。
上記ストレージ106は、ハードディスクやフラッシュメモリ等の、データの記憶および読み出しが可能な記憶装置(記憶部)であり、携帯端末用OSイメージを記憶する領域106aと、ユーザデータを含む各種データを記憶する領域106bと、複数のディスプレイ端末用アップロードOSイメージを記憶する領域106cと、から成る。
上記ネットワークインターフェース107は、社内LANやインターネットなどのネットワーク300と接続するためのインターフェースである。
上記通信インターフェース204は、携帯端末100との間で近距離無線通信を行うものであり、「Bluetooth 」や「UWB」のような近距離無線通信を用いることができる。
上記認証部205は、携帯端末100をディスプレイ端末200に接続する際の認証を無線または有線によって行うものであり、本実施形態では、無線認証を用いている。
上記ネットワークインターフェース209は、社内LANやインターネットなどのネットワーク300と接続するためのインターフェースである。
その後、ユーザ400は場所2に到着して、移動先ディスプレイ端末200bと携帯端末100とを接続する。これにより、以下に説明する本発明の動作により、移動先ディスプレイ端末200bは、移動元ディスプレイ端末200aからユーザ400の作業内容を取得する。これにより、ユーザ400は、移動先ディスプレイ端末200b上で、データを保存せずに一端中断した作業を継続することができる。
次に、携帯端末100および移動元ディスプレイ端末200aの接続からディスプレイ端末用アップロードOS207bの起動までの動作を図3のシーケンス図に基づいて説明する。
次に、移動元ディスプレイ端末200a内のOS管理部201は、携帯端末100からハードウェア情報取得要求および携帯端末100の端末IDを受信すると、ハードウェア情報通知部201a、端末ID通知部201b、IPアドレス通知部201eによって、ハードウェア情報、移動元ディスプレイ端末200aの端末IDおよびIPアドレスを携帯端末100に送信する。このハードウェア情報には、移動元ディスプレイ端末200aに搭載されているCPUの種類(CPUの型番、CPUの動作クロック周波数など)、アップロードOSが使用可能なメモリ容量、GPUの種類、ディスプレイ画面解像度などが含まれている。
次に、携帯端末用OS101は、移動元ディスプレイ端末200aからハードウェア情報、移動元ディスプレイ端末200aの端末IDおよびIPアドレスを受け取ると、これらの情報を携帯端末用OS101内の送信OS決定部101cに渡す。送信OS決定部101cは、これらの情報に基づいて、ディスプレイ端末200に送信するアップロードOSのアップロードOSイメージを1つ選択し、携帯端末用OS101は、選択されたアップロードOSイメージをディスプレイ端末200に送信する。また、携帯端末用OS101は、IPアドレス記憶部101fに受信したIPアドレスを記憶する。さらに、携帯端末用OS101は、公開鍵・秘密鍵生成部101h、公開鍵・秘密鍵記憶部101iによって、公開鍵および秘密鍵を生成し、それぞれ公開鍵・秘密鍵記憶部に記憶するとともに、選択された公開鍵を移動元ディスプレイ端末200aに送信する。
図5(a)、(b)はそれぞれ、最低動作環境情報および推奨動作環境情報の具体例を示す図である。最低動作環境情報および推奨動作環境情報を構成するテーブルは、共に、CPUの種類、CPU動作クロック周波数、メモリ容量、GPUの種類、ディスプレイの解像度が記載されている。
まず、図6のステップS501では、送信OS決定部101cにより移動元ディスプレイ端末200aの端末IDおよびハードウェア情報を取得し、次のステップS502では、図7に例示する送信OS決定表を読み込む。
図7に例示する送信OS決定表は、ディスプレイ端末200の端末IDとして、「#002347947」、「#000348259」、「#007534907」、「#009023890」、「#005902838」という5個の端末IDが記載されており、端末ID「#002347947」にはアップロードOSイメージ名「Splash_cpu_a_rich 」が関連付けて記載されており、端末ID「#000348259」にはアップロードOSイメージ名「Splash_cpu_b_normal 」が関連付けて記載されており、端末ID「#007534907」にはアップロードOSイメージ名「Splash_cpu_a_normal 」が関連付けて記載されており、端末ID「#009023890」にはアップロードOSイメージ名「Splash_cpu_c_light」が関連付けて記載されており、端末ID「#005902838」にはアップロードOSイメージ名「Splash_cpu_b_richest」が関連付けて記載されている。
次に、携帯端末100および移動元ディスプレイ端末200aの接続が正常に切断された場合の動作を図8のシーケンス図に基づいて説明する。
移動元ディスプレイ端末200a上で何らかの作業をしているときに、携帯端末用OS101上もしくは移動元ディスプレイ端末200aのアップロードOS207b上で接続の切断(接続終了)の操作が行われると、携帯端末100および移動元ディスプレイ端末200aの間では、接続が切断される前に、必要なデータ交換処理を行う。このデータ交換処理は、移動元ディスプレイ端末200a上での作業内容(アップロードOS207の状態、アップロードOS207b上で実行していたアプリケーションの状態および当該アプリケーションにより作成した作業データ)を、アップロードOS用データ記憶制御部201gの指示により、アップロードOSの動作状況に関するデータとして携帯端末100の端末IDと対応付けて移動元ディスプレイ端末200aのキャッシュ領域206dに記憶する処理である。
その後、OS管理部201のゲストOS制御部201dにより、携帯端末100に対してアップロードOS停止確認応答が送信される。このアップロードOS停止確認応答が携帯端末100によって受信されると、携帯端末100および移動元ディスプレイ端末200aの間の接続が切断される。
次に、携帯端末100および移動元ディスプレイ端末200aの接続が突発的に切断された場合の動作を図9のシーケンス図に基づいて説明する。
まず、携帯端末100のユーザが、携帯端末100と移動元ディスプレイ端末200aとの接続終了の操作(この接続終了の操作は、携帯端末100の携帯端末用OS101上もしくは移動元ディスプレイ端末200bのアップロードOS207b上で行うものである)を行わずに、携帯端末100を持って移動元ディスプレイ端末200aから離れた場合には、携帯端末100および移動元ディスプレイ端末200aの接続が突発的に切断される。
一方、移動元ディスプレイ端末200aのOS管理部201は、接続管理部201cによって通信の切断を検出すると、まず、ゲストOS制御部201dによって、プリインストールOS207aを起動させ、プリインストールOS207aの起動を確認したら、直ちに移動元ディスプレイ端末200aの画面表示をプリンストールOS207aに切り換える。
その後、上述した携帯端末100の端末IDおよびキャッシュ暗号化要求の受信に対応して、算出したハッシュ値を携帯端末100に返送する。
なお、携帯端末100から送信されるキャッシュ暗号化要求および携帯端末の端末IDは、OS管理部201によるOS切換やキャッシュ暗号化の処理中に移動元ディスプレイ端末200aへ届く可能性があるが、その場合には、上述した一連の作業を終了して、ハッシュ値を求めた時点で携帯端末100へハッシュ値を返送するものとする(その際、ハッシュ値は公開鍵にて暗号化して携帯端末100へ返送する)。
次に、移動元ディスプレイ端末200aとの接続を切断した携帯端末100ユーザが場所2に設置されている移動先ディスプレイ端末200bと接続するときの動作を図10のシーケンス図に基づいて説明する。
次に、携帯端末用OS101は、通信インターフェース104から接続確立通知を受け取ると、ハードウェア情報取得要求部101b、端末ID通知部101e、キャッシュ取得要求部101jおよびIPアドレス記憶部101fによって、移動先ディスプレイ端末200b側へハードウェア情報取得要求メッセージ、携帯端末100の端末ID、キャッシュ取得要求および移動元ディスプレイ端末200aのIPアドレスを送信する。
図9のシーケンス図で説明したように、携帯端末100および移動元ディスプレイ端末200aの接続が突発的に切断された後、移動元ディスプレイ端末200aは、アップロードOS用データ記憶制御部201gによりメモリに一時記憶制御されたアップロードOSの動作状況に関するデータを携帯端末100の端末IDと対応付けてキャッシュ領域206dにキャッシュデータとして保存するので、アップロードOS用データ記憶制御部201gによりメモリに一時記憶制御されたデータ(アップロードOSの動作状況に関するデータ)と切断前にキャッシュ領域206dに保存されていたデータとを、キャッシュ領域データの大きさなどを示したキャッシュ領域用ヘッダを付けて保存する。その後、キャッシュ領域用ヘッダと、アップロードOS用データ記憶制御部201gによりメモリに記憶制御されたデータと、キャッシュ領域206d内のデータとを1つのパケットと見なして、共通鍵を使って丸ごと暗号化する。そして、共通鍵で暗号化したデータに対してハッシュ値を算出し、携帯端末100へハッシュ値を送信する。なお、メモリとは、図示していないが一時的にデータを保持するメモリを示す。
その後、暗号化に使った共通鍵を、携帯端末100から送られてきた公開鍵で暗号化して、暗号化した共通鍵を共通鍵で暗号化されたデータの後ろに付ける。また、暗号化したデータに対応する端末IDや、共通鍵で暗号化されたデータや、公開鍵で暗号化された共通鍵などの大きさを記述した端末IDヘッダを先頭につける。以上のフォーマットで、移動元ディスプレイ端末200aのキャッシュ領域206dに保存する。
なお、図9および図10のシーケンス図の説明では、図11の最上部に記載したパケットに含まれるキャッシュ領域206d内のデータにはOSイメージも含まれるという前提で説明を行った。
受信確認応答(ACK)および携帯端末100の端末IDを送信した後、移動先ディスプレイ端末200bのOS管理部201は、ハードウエア情報通知部201aおよび端末ID通知部201bによって、携帯端末100に対して、ハードウェア情報および移動先ディスプレイ端末200bの端末IDをハッシュ値とともに送信する。ハードウェア情報には、CPUの種類(CPUの型番、CPUの動作クロック周波数など)、アップロードOSが使用可能なメモリ容量、GPUの種類、ディスプレイ画面解像度などが含まれている。
その後、移動先ディスプレイ端末200bは、移動先ディスプレイ端末200b内のキャッシュ領域206dに保存されているデータ(アップロードOSの動作状況に関するデータ;アップロードOSのイメージファイル、アップロードOS上で動作するアプリケーションに関するデータおよび該アプリケーションにより作成済みまたは作成中の作業データを含む)を使うことにより、移動元ディスプレイ端末200aで行っていた作業をそのまま再開することができる。
まず、図12のステップS901では、ハッシュ値比較部101lにより、移動先ディスプレイ端末200bからハッシュ値を取得し、次のステップS902では、ハッシュ値記憶部101kに記憶しておいたハッシュ値と取得したハッシュ値とが一致したか否かを確認する。ここで、ハッシュ値が一致しなかった場合には、何らかの異常が発生した場合であることから、次のステップS903で、携帯端末100のOS上の画面に「移動先ディスプレイ端末200bのキャッシュ領域206dに保存されているデータが壊れているかもしれないこと」を通知し、続いてステップS904では、ユーザに、「キャッシュ領域206dに保存されているデータをどのように扱うか」を問い合わせる。この問い合わせに対し、ユーザから「キャッシュ領域206dに保存されているデータを消す」ように指示があれば、次のステップS905で、送信OS決定部101cにより、キャッシュ領域206dに保存されているデータを消すように移動先ディスプレイ端末200bへメッセージを送信し、その後、ステップS906では、図6のステップS501へ処理を進める。一方、ステップS904の問い合わせに対し、ユーザから「壊れているかもしれないキャッシュ領域206dに保存されているデータを使用する」ように指示された場合には、後述するステップS909へ処理を進める。
携帯端末100から送信されたOS起動要求メッセージを受け取った移動先ディスプレイ端末200bは、キャッシュ領域206d内のOSイメージを自身のメモリに展開してアップロードOSの動作を再開し、キャッシュ領域206dに保存されているデータ(作業データ等)を使って、移動元ディスプレイ端末200aで行っていた作業を復元(再開)する。
携帯端末100から送信されたアップロードOSイメージを受け取った移動先ディスプレイ端末200bは、受信したアップロードOSイメージにより対応するアップロードOSを起動し、キャッシュ領域206dに保存されているデータ(作業データ等)を使って、移動元ディスプレイ端末200aで行っていた作業を復元(再開)する。
101 携帯端末用オペレーティングシステム(携帯端末用OS)
101a 接続管理部
101b ハードウェア情報取得要求部(取得部)
101c 送信OS決定部(決定部)
101d 送信OS決定表
101e 端末ID通知部
101f IPアドレス記憶部
101g キャッシュ暗号化要求部
101h 公開鍵・秘密鍵生成部
101i 公開鍵・秘密鍵記憶部
101j キャッシュ取得要求部
101k ハッシュ値記憶部
101l ハッシュ値比較部
102 表示部
103 操作インターフェース
104 通信インターフェース
105 認証部
106 ストレージ
106a,106b,106c 領域
107 ネットワークインターフェース
200 ディスプレイ端末
200a 移動元ディスプレイ端末
200b 移動先ディスプレイ端末
201 OS管理部
201a ハードウェア情報通知部
201b 端末ID通知部
201c 接続管理部
201d ゲストOS制御部
201e IPアドレス通知部
201f 公開鍵記憶制御部
201g アップロードOS用データ記憶制御部
201h 共通鍵生成部
201i キャッシュ暗号化・復号化部
201j キャッシュ取得部
201k キャッシュ送信部
201l ハッシュ値算出・比較部
201m 公開鍵2・秘密鍵2生成部
201n キャッシュ消去部
202 表示部
203 操作インターフェース
204 通信インターフェース
205 認証部
206 ストレージ
206a,206b,206c 領域
206d キャッシュ領域
207 ゲストOS
207a ディスプレイ端末用プリインストールOS(プリインストールOS)
207b ディスプレイ端末用アップロードOS(アップロードOS)
208 仮想マシン
209 ネットワークインターフェース
300 ネットワーク
Claims (6)
- 携帯端末が保持しているオペレーティングシステムを情報処理装置で起動させるために、前記携帯端末から該携帯端末の識別情報と、前記オペレーティングシステムの動作状況に関するデータと、を受信する受信部と、
前記受信部により受信した前記オペレーティングシステムの動作状況に関するデータを前記携帯端末の識別情報と対応付けて記憶する記憶部と、
前記記憶部により記憶した前記オペレーティングシステムの動作状況に関するデータにより当該オペレーティングシステムを起動する起動部と、
他の情報処理装置から前記携帯端末の識別情報とともに前記記憶部に記憶されている前記オペレーティングシステムの動作状況に関するデータの送信要求を受けると、前記携帯端末の識別情報に対応する、前記記憶部に記憶されている前記オペレーティングシステムの動作状況に関するデータを当該他の情報処理装置に対して送信するように制御する制御部と、
を具備して成ることを特徴とする情報処理装置。 - 前記記憶部は、前記起動部がオペレーティングシステムを起動している場合に前記携帯端末との通信が切断されると、起動していたオペレーティングシステムの動作状況に関するデータを記憶することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記オペレーティングシステムの動作状況に関するデータは、前記オペレーティングシステムのイメージファイルと、前記オペレーティングシステム上で起動するアプリケーションに関するデータと、該アプリケーションにより作成される作業データとを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 携帯端末に対応するオペレーティングシステムを情報処理装置で起動させるために、前記携帯端末から該携帯端末の識別情報と、前記情報処理装置とは異なる他の情報処理装置の識別情報と、を受信する受信部と、
前記受信部により受信した前記他の情報処理装置の識別情報に基づいて、該他の情報処理装置に対して当該携帯端末に対応するオペレーティングシステムの動作状況に関するデータを送信するように、前記受信部により受信した前記携帯端末の識別情報を用いて要求する要求部と、
前記要求部の要求に応じて前記他の情報処理装置から前記携帯端末に対応するオペレーションシステムの動作状況に関するデータを受信すると、該受信したオペレーションシステムの動作状況に関するデータに対応するオペレーションシステムが前記携帯端末に対応するオペレーションシステムであるか否かを認証する認証部と、
前記認証部により正当に認証されると、前記受信したオペレーションシステムの動作状況に関するデータにより当該オペレーティングシステムを起動する起動部と、
を具備して成ることを特徴とする情報処理装置。 - 前記認証部は、前記携帯端末が保持する暗号化情報に基づいて、前記受信したオペレーションシステムの動作状況に関するデータに対応するオペレーションシステムが前記携帯端末に対応するオペレーションシステムであるか否かを認証することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
- 複数のオペレーティングシステムのイメージファイルを記憶する記憶部と、
前記複数のオペレーティングシステムのイメージファイルの少なくとも1つにより当該オペレーティングシステムを起動可能な情報処理装置から、該情報処理装置のシステム情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得したシステム情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている前記複数のオペレーティングシステムのイメージファイルに対応する複数のオペレーティングシステムの中から、前記情報処理装置に応じたオペレーティングシステムを決定する決定部と、
前記決定部により決定したオペレーティングシステムのイメージファイルと、携帯端末の識別情報とを前記情報処理装置に送信する送信部と、
前記送信部が送信した前記情報処理装置とは異なる他の情報処理装置への接続処理を行うと、前記送信部が送信したオペレーティングシステムのイメージファイルを前記他の情報処理装置が取得するように該他の情報処理装置に対して前記携帯端末の識別情報を用いて要求する要求部と、
を具備して成ることを特徴とする携帯端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008019423A JP5116496B2 (ja) | 2008-01-30 | 2008-01-30 | 情報処理装置および携帯端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008019423A JP5116496B2 (ja) | 2008-01-30 | 2008-01-30 | 情報処理装置および携帯端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009181318A true JP2009181318A (ja) | 2009-08-13 |
JP5116496B2 JP5116496B2 (ja) | 2013-01-09 |
Family
ID=41035260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008019423A Expired - Fee Related JP5116496B2 (ja) | 2008-01-30 | 2008-01-30 | 情報処理装置および携帯端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5116496B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014504416A (ja) * | 2010-12-15 | 2014-02-20 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | 組み合わせたcpu/gpuアーキテクチャシステムにおけるデバイスの発見およびトポロジーのレポーティング |
JP2016103217A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | シャープ株式会社 | 情報処理端末および情報処理端末の制御プログラム |
JP2016103273A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 上海兆芯集成電路有限公司 | キャッシュコヒーレンシの制御システムと制御方法 |
CN111857889A (zh) * | 2020-07-17 | 2020-10-30 | 联想(北京)有限公司 | 一种显示数据的处理方法及电子设备 |
US10990426B2 (en) | 2016-10-06 | 2021-04-27 | Vestel Elektronik Sanayi Ve Ticaret A.S. | Mobile virtualization |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06318122A (ja) * | 1993-05-07 | 1994-11-15 | Toshiba Corp | 情報管理装置及び機能切替え制御方法 |
JP2003022189A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | 分散ネットワークコンピューティングシステム |
JP2005063229A (ja) * | 2003-08-15 | 2005-03-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | コンピュータシステムのサービス提供方法 |
JP2005293417A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-10-20 | Sony Corp | コンピュータ機器、コンピュータネットワークシステム、プログラム転送方法およびプログラム転送用プログラム |
-
2008
- 2008-01-30 JP JP2008019423A patent/JP5116496B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06318122A (ja) * | 1993-05-07 | 1994-11-15 | Toshiba Corp | 情報管理装置及び機能切替え制御方法 |
JP2003022189A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | 分散ネットワークコンピューティングシステム |
JP2005063229A (ja) * | 2003-08-15 | 2005-03-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | コンピュータシステムのサービス提供方法 |
JP2005293417A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-10-20 | Sony Corp | コンピュータ機器、コンピュータネットワークシステム、プログラム転送方法およびプログラム転送用プログラム |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014504416A (ja) * | 2010-12-15 | 2014-02-20 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | 組み合わせたcpu/gpuアーキテクチャシステムにおけるデバイスの発見およびトポロジーのレポーティング |
JP2016103217A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | シャープ株式会社 | 情報処理端末および情報処理端末の制御プログラム |
JP2016103273A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 上海兆芯集成電路有限公司 | キャッシュコヒーレンシの制御システムと制御方法 |
US10990426B2 (en) | 2016-10-06 | 2021-04-27 | Vestel Elektronik Sanayi Ve Ticaret A.S. | Mobile virtualization |
CN111857889A (zh) * | 2020-07-17 | 2020-10-30 | 联想(北京)有限公司 | 一种显示数据的处理方法及电子设备 |
CN111857889B (zh) * | 2020-07-17 | 2021-11-16 | 联想(北京)有限公司 | 一种显示数据的处理方法及电子设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5116496B2 (ja) | 2013-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102033672B1 (ko) | 하나 이상의 확장 애플리케이션과 상호작용하는 메시징 애플리케이션 | |
JP2009157802A (ja) | 携帯端末および情報処理装置 | |
US7783702B2 (en) | Using a mobile phone to control a personal computer | |
JP5623111B2 (ja) | 携帯情報処理装置 | |
US10798153B2 (en) | Terminal apparatus and server and method of controlling the same | |
CN110727525A (zh) | 用于活动协作的配套应用程序 | |
US10284909B2 (en) | Display apparatus, user terminal apparatus, system, and controlling method thereof | |
KR20170059474A (ko) | 다수의 디바이스 상에 컴퓨팅 환경의 제시 | |
JP5116496B2 (ja) | 情報処理装置および携帯端末 | |
JP6427950B2 (ja) | 端末装置、プログラム、機能呼び出し方法及び情報処理システム | |
WO2014036974A1 (zh) | 一种终端设备、同屏显示方法和系统 | |
JP2005538638A (ja) | ワイヤレス投影システム | |
JP6143100B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理システム | |
US20120260196A1 (en) | Apparatus and method for sharing information in virtual space | |
JP5953669B2 (ja) | 会議システム及び資料表示方法 | |
JP2017062645A (ja) | 画像配信システム、画像配信方法及びプログラム | |
CN112134855B (zh) | Cookie加密方法和显示设备 | |
JP2019031034A (ja) | 複合機、リブート方法、およびコンピュータプログラム | |
JP2012221159A (ja) | コンテンツ処理装置、コンテンツ処理方法及びコンテンツ処理装置の制御プログラム | |
JP7198012B2 (ja) | 通信装置、制御方法、及びプログラム | |
JP2015158727A (ja) | 閲覧端末、及び閲覧端末のプログラム | |
JP2006105539A (ja) | 給湯器の制御装置 | |
JP2019040494A (ja) | 通信システム、端末装置、及び、通信システムの制御方法 | |
JP7512655B2 (ja) | 出力装置、出力システム、フォーマット情報変更方法、プログラム、コントローラー | |
JP2015029323A (ja) | 携帯情報処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120620 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120626 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120824 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120918 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121016 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |