JPH0382445A - Mrイメージング法 - Google Patents

Mrイメージング法

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JPH0382445A
JPH0382445A JP1219923A JP21992389A JPH0382445A JP H0382445 A JPH0382445 A JP H0382445A JP 1219923 A JP1219923 A JP 1219923A JP 21992389 A JP21992389 A JP 21992389A JP H0382445 A JPH0382445 A JP H0382445A
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JP
Japan
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magnetic field
pulse
echoe
gradient magnetic
pulses
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JP1219923A
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JPH0581138B2 (ja
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Kazunari Yamazaki
一成 山崎
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、核磁気共鳴を利用したイメージング法に関
し、とくにマルチエコー法の改良に関する。
【従来の技術】
MFLイメージング法の一手法であるマルチエコー法で
は、第4図に示すように、90°パルスにより特定スラ
イスを横磁化状態にした後、複数の180°パルスを順
次照射することにより、それら180°パルスの各々の
後にそれぞれエコーデイレイに応じてT2緩和を受けた
エコーを複数発生させる(マルチエコー〉、そして、エ
コーが発生する時点を含むある一定期間をデータサンプ
リング期間としてエコー信号のデータをサンプリングし
、収集されたデジタルデータをコンピュータ等のデータ
処理装置に送り、2次元フーリエ変換を行って画像化を
行う。 第4図には従来からの代表的なマルチエコーシーケンス
の高周波信号と読み出し傾斜磁場のタイムチャートのみ
が示されており(他の位相エンコード用傾斜磁場、スラ
イス選択用傾斜磁場等は省略しである)、この第4図に
示すように、90”パルスによりスピンの磁化を90°
倒し、時間τの後に180゛パルスを加えてさらに18
0“反転させる。すると、2τの時点でスピンの位相が
揃って第1のエコー信号が発生する。90°ノ<ルスと
180°パルスとの間に読み出し用傾斜磁場パルス゛■
を印加し、180°パルスの後でも読み出し用傾斜磁場
パルス2を加え、2τの時点でBルス1による印加量と
パルス2による印加量とが等しくなるようにして2τの
時点で位相を揃え、エコー信号を発生させるようにする
。第1のエコー信号が発生した後、時間Tで再び180
°パルスを加え、さらにスピンを180°反転させると
、2T−2τの時点で第2のエコー信号が発生する。 この時点で読み出し用傾斜磁場パルス3の印加量がパル
ス2の第1エコー後の印加量と等しくなるようにパルス
3を与えて位相を揃える。 ところが、実際には、180°パルスが不完全である(
周波数特性が理想的な矩形でない、あるいは励起面内で
均一な高周波照射がなされない等)ことにより本来のエ
コー(Priiary Echo、本エコーと呼ぶこと
とする〉とは位相の異なる疑似エコー (5tin+u
lated Echo)が発生し、得られた画像にアー
ティファクトが生じることが知られている。 そこで、従来より、180゛パルスの不完全性を改善す
る努力や、本エコーと疑似エコーとが干渉しないように
本エコーと疑似エコーとのりフォーカス時点を完全に一
致させるように傾斜磁場を調整することなどが行われて
いる。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、180°パルスの不完全性を改善するこ
とは容易でない。すなわち、RF波形の最適化等により
ある程度矩形に近い周波数特性を得られるので、それに
よって180°パルスの不完全性をある程度改善するこ
とができるが、理想的な180°パルスからはほど遠い
、また、本エコーと疑似エコーとのりフォーカス時点を
一致させることも不可能ではないが実際には難しい。す
なわち、さまざまな傾斜磁場の動作条件(視野、スライ
ス枚数、TR,TE、画像帯域等)について、傾斜磁場
の応答性、エデイカレント等の補正を行うことは実際上
困難であり、そのため、撮影条件によって本エコーと疑
似エコーとのりフォーカス時点が若干ずれることが避け
られない。 この発明は、高精度のRF特性や複雑なエデイカレント
補正等を必要とせずに、疑似エコーの影響を避け、アー
ティファクトがない画像を得るよう改善した、MRイメ
ージング法(マルチエコー法)を提供することを目的と
する。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明によれば、90°パ
ルス照射の後、複数の180°パルスを順次照射すると
ともに、それらのパルスの間の期間に読み出し用傾斜磁
場パルスを印加し、上記複数の180°パルスの各々の
後にそれぞれエコー信号を発生させるMRイメージング
法において、第1の180°パルスと第2の180°ノ
fルスとの間の期間の読み出し用傾斜磁場パルスの後に
、上記90”パルスと180°パルスとの間の読み出し
用傾斜磁場パルスの印加量より多い印加量の読み出し用
傾斜磁場パルスを追加するとともに、第2の180°パ
ルスの後の期間の読み出し用傾斜磁場パルスの前に、上
記の追加傾斜磁場パルスと同じ印加量の読み出し用傾斜
磁場パルスを追加することが特徴となっている。
【作  用】
疑似エコーを生じるスピンは第1の180°パルスと第
2の180’パルスとの間の期間は縦磁化状態となって
いて、第1の180°パルスの時点での位相がばらばら
になった状態を保持している。そのため、第2の180
°パルスの後において、読み出し用傾斜磁場パルスの前
に、90°パルスと180“パルスとの間の読み出し用
傾斜磁場パルスの印加量より多い印加量の読み出し用傾
斜磁場パルスを追加すると、その追加の印加量が上記の
印加量と等しくなった時点で位相を揃えさせ、疑似エコ
ー信号を生じさせることができる。 他方、本来のエコーを生じるスピンについては、この第
2の180°パルスの後の追加磁場パルスと同量の磁場
パルスを、第1と第2の180°パルスの間の期間にお
いて元の読み出し用傾斜磁場パルスの後に追加し、これ
ら2つの追加磁場パルス間で相互に相殺し合うようにし
、第2の180°パルスの後の追加磁場パルスの影響を
除いている。 そのため、本来のエコーについてはりフォーカス時点を
そのままとし、疑似エコーについてだけりフォーカス時
点をずらすことができ、データサンプリング期間からは
ずすことができる。 その結果、疑似エコーの影響を実質的に抑制し、アーテ
ィファクトのないマルチエコー撮像を行うことができる
【実 施 例】
つぎにこの発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。第1図にはこの発明の一実施例にかかるマル
チエコーシーケンスの高周波信号と読み出し傾斜磁場の
タイムチャートのみが示されており、他の位相エンコー
ド用傾斜磁場、スライス選択用傾斜磁場等は省略されて
いる。この第1図に示すように、従来のマルチエコーシ
ーケンス(第4図)に対して、第1の180°パルスと
第2の】80°パルスとの間の期間において、読み出し
用傾斜磁場パルス2の後に読み出し用傾斜磁場パルス4
を追加するとともに、第2の180°パルスの後の期間
で、読み出し用傾斜磁場ノ<ルス3の前に読み出し用傾
斜磁場パルス5を追加している。 ここで、最初の90°パルスにより横磁化状態となった
後のスピンの位相を考えてみると、その位相がばらばら
になる量は第2図に示されるようになることが分かる。 すなわち、この第2図では、位相がばらばらになる量φ
を縦軸、時間tを横軸にとっており、φがt軸から離れ
るほどスピンの位相がばらばらになることを表現してい
る。 本来のエコーに関しては、実線で示すように90゛パル
スにより横磁化状態となり、時間経過とともに徐々に位
相がばらばらになってくる。180°パルスを加えると
反転するため、90”パルスから180°パルスまでと
同じ時間が経過したとき(2τの時点〉で位相が揃い、
第1のエコー信号が発生する。−旦位相が揃った後、徐
々にばらばらとなるが、再び180°パルスを加えて反
転させると、位相が揃った時点2τから180゛パルス
を与えた時点′rまでに経過した時間と同じ時間が時点
Tの後経過したときに位相が揃い、第2のエコー信号が
発生する。すなわち、2T−2τの時点で第2の本エコ
ーが発生する。 これに対して疑似エコーに関する位相の状態は点線で示
すようになる。90°パルスにより横磁化状態となり、
時間経過とともに徐々に位相がばらばらになってくるこ
とは同じであるが、時点でで加えられる180゛パルス
が実効的に90°以下のパルスとしてしか作用しない、
これは、180°パルスのRF不均一により励起空間の
周辺において、実効的に90°パルス以下のRF照射し
か与えられない領域が生じ、この領域におけるスピンの
振舞いと考えることにより容易に理解できる。そこで、
180°パルスが実効的に90°以下にしか作用しない
ため、スピンの反転が起こらずに縦磁化状態に戻されて
しまう。そしてこの縦磁化状態のために位相がばらばら
になるようには進行せず、時点τまでの間に蓄積した位
相のばらばらな状態が保持される0時点Tで再度180
゜パルスが与えられると、このパルスもやはり90°以
下にしか作用しないので、2つの180°パルスによっ
てようやくスピンの反転が生じ、時点Tからτだけ経過
した時点′r十てで位相が揃うようになり、疑似エコー
が生じる。 そこで、第1図において第2の180°パルスを与えた
時点Tより後に読み出し用傾斜磁場パルス5を追加した
ことは、この疑似エコーを生じさせるスピンの位相を、
さらに早い時点で揃えさせる意味を持つことが分かる。 すなわち、第3図に示すように傾斜磁場パルス5を与え
てからその積分値が、傾斜磁場パルス1の総量に等しく
なった時点Tsで疑似エコーが生じる。これは、上記の
ようにてからTまでの期間は疑似エコーを生じさせるス
ピンは縦磁化状態となっており、磁場不均一により位相
がばらばらになるということがなく、いかなる傾斜磁場
を加えても時点τまでに蓄積したデイフェイズ情報φを
時点Tまで保持しているからである。 本来のエコーを生じさせるスピンについては、この追加
傾斜磁場パルス5によりエコー信号の発生時点が早くな
らないように、傾斜磁場パルス5と同量の傾斜磁場パル
ス4を傾斜磁場パルス2の後に加えて、これらの間で相
殺が生じるようにしている。このような磁場パルス4を
追加できるのは、上記のようにτからTまでの期間は疑
似エコーを生じさせるスピンは縦磁化状態となっており
、この期間にいかなる傾斜磁場を加えても、時点τまで
に蓄積した位相がばらばらになっている情報φを時点T
まで保持しているからである。 このように第2の本エコーについてのりフォーカス時点
は本来の2T−2τの時点とし、疑似エコーについての
りフォーカス時点はTsの時点として、両者を離すこと
ができるので、データサンプリング期間6から疑似エコ
ー発生時点Tsをはずすことができる。その結果、疑似
エコーの影響のないデータを得ることができ、アーティ
ファクトをなくすことが可能となる。 なお、上記の実施例では2つのエコー信号を発生させる
場合について述べたが、この発明の方法を3つあるいは
それ以上のエコー信号を発生させる場合に拡張できるこ
とはもちろんである。
【発明の効果】
この発明のMRイメージング法によれば、高精度の18
0“パルス特性や各種動作条件におけるエデイカレント
補正等のきびしいハードウェア性能を必要とせずに、T
2緩和時系列情報を有する複数のエコー信号からのデー
タを安定且つ容易に収集でき、疑似エコーによるアーテ
ィファクトのないマルチエコー撮像が可能となる7
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかるマルチエコーシー
ケンスを示すタイムチャート、第2図はスピンの位相の
ばらばらになる量φの時間的変化を示すタイムチャート
、第3図は第2エコーと疑似エコーとの発生時点がずれ
ることを示すタイムチャート、第4図は従来例にかかる
マルチエコーシーケンスを示すタイムチャートである。 1.2.3・・・読み出し用傾斜磁場パルス、4.5・
・・疑似エコーの発生時点をずらすために追加された読
み出し用傾斜磁場パルス、6・・・データサンプリング
期間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)90°パルス照射の後、複数の180°パルスを
    順次照射するとともに、それらのパルスの間の期間に読
    み出し用傾斜磁場パルスを印加し、上記複数の180°
    パルスの各々の後にそれぞれエコー信号を発生させるM
    Rイメージング法において、第1の180°パルスと第
    2の180°パルスとの間の期間の読み出し用傾斜磁場
    パルスの後に、上記90°パルスと180°パルスとの
    間の読み出し用傾斜磁場パルスの印加量より多い印加量
    の読み出し用傾斜磁場パルスを追加するとともに、第2
    の180°パルスの後の期間の読み出し用傾斜磁場パル
    スの前に、上記の追加傾斜磁場パルスと同じ印加量の読
    み出し用傾斜磁場パルスを追加することを特徴とするM
    Rイメージング法。
JP1219923A 1989-08-25 1989-08-25 Mrイメージング法 Granted JPH0382445A (ja)

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JP1219923A JPH0382445A (ja) 1989-08-25 1989-08-25 Mrイメージング法

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JPH0382445A true JPH0382445A (ja) 1991-04-08
JPH0581138B2 JPH0581138B2 (ja) 1993-11-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7538548B2 (en) * 2006-05-25 2009-05-26 Toshiba Medical Systems Corp. Fast spin echo MRI method compatible with CPMG violation

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01155834A (ja) * 1987-12-15 1989-06-19 Mitsubishi Electric Corp 磁気共鳴イメージング方法
JPH0265842A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Shimadzu Corp Mriマルチエコー撮像法

Patent Citations (2)

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