JPH0382351A - 永久磁石回転子 - Google Patents

永久磁石回転子

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JPH0382351A
JPH0382351A JP1219573A JP21957389A JPH0382351A JP H0382351 A JPH0382351 A JP H0382351A JP 1219573 A JP1219573 A JP 1219573A JP 21957389 A JP21957389 A JP 21957389A JP H0382351 A JPH0382351 A JP H0382351A
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JP
Japan
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rotor shaft
disk
yoke
rotor
permanent magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP1219573A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Sakamoto
坂本 敏浩
Tetsuo Kawamoto
哲郎 川本
Makoto Motohashi
良 本橋
Hideaki Abe
秀明 安倍
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1219573A priority Critical patent/JPH0382351A/ja
Publication of JPH0382351A publication Critical patent/JPH0382351A/ja
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転子が固定子に外囲される内転型無刷子電
動機に用いられるものであって、セグメント磁石を有し
、かつ回転子軸を除く殆どの部分が成形樹脂層で覆われ
た永久磁石回転子に関する。
〔従来の技術〕
一般的な永久磁石回転子は、第6図に示すように、回転
子軸1の外周に磁性材料製のヨーク2が圧入等により固
着され、ヨーク2の外周に複数個のセグメント磁石3a
乃至3dが接着により固着されてなる。このものは、高
温状態で高速回転させると、セグメント磁石の固着が維
持できなくなる。
例えば、回転子直径28旧のものを、120℃の雰囲気
において12.00Orpmで回転させると、接着箇所
が剥離してセグメント磁石が飛び散った。
そこで、高温状態でしかも高速回転させ得るものとして
、第7図に示すものが提案された。このものは、実質的
には第6図に示した部材、すなわち回転子軸1、ヨーク
2、セグメント磁石3a乃至3dの他に、ヨーク2及び
セグメント磁石3a乃至3dの軸方向両端面を挟持する
ように非磁性材料製の円板4を配し、熱硬化性樹脂の成
形樹脂層5にてセグメント磁石3a乃至3dの外周及び
円板4の端面外方を覆っている。これによれば、前述し
た条件のもとに約20.00Orpmで回転させても異
常が発生しなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
第7図に示した永久磁石回転子は、第8図に示す成形金
型により成形される。すなわち下型りの軸支持部Laに
回転子軸1が支持され、上型Uはその軸支持部tlaで
回転子軸1を支持しつつ下降して両型り、Uが突き合わ
され、そして上型Uのゲー)Ugまり熱硬化性樹脂が注
入される。
この場合、両型り、Uの軸支持部La、 Daの内径と
回転子軸1の外径間には若干の隙間があるため、成形条
件によっては注入された熱硬化性樹脂がその隙間に入り
込み、第9図に示すように、回転子軸lの周囲に所謂成
形バリが形成されることがある。このようなパリが形成
されると、回転子軸1と軸受との適切な嵌合が阻害され
るので、これを除去する工程が必要になるとともに、そ
の工程において回転子軸1に傷を付ける恐れもある。
本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的と
するところは、回転子軸の周囲に成形バリが形成されな
い永久磁石回転子を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる課題を解決するため゛に、請求項(1)記載の永
久磁石回転子は、回転子軸と、回転子軸の外周に固着さ
れる磁性材料製のヨークと、ヨークの外周に配設される
複数個のセグメント磁石と、ヨーク及びセグメント磁石
の軸方向両端面を挟持するように配される非磁性材料製
の円板と、セグメント磁石の外周及び円板の端面外方を
覆う熱硬化性樹脂の成形樹脂層と、からなる永久磁石回
転子において、前記円板を、中央部が隆起した形状とし
、かつその中央部の外方端面が成形樹脂層の端面より突
出するように構成しである。
また請求項(2)記載の永久磁石回転子は、請求項(1
)記載のものにおける円板の外方端面に、環状溝を形成
した構成にしである。
〔作用〕
請求項(1)記載の永久磁石回転子にあっては、成形パ
リが形成される位置を、円板の周縁部の端面と中央部の
端面をつなぐ外周面に設けることができ、従って回転子
軸に成形バリが形成されない。
請求項(2)記載の永久磁石回転子にあっては、請求項
(1)の成形バリが大きいもの、すなわち樹脂の浸入量
が多いものであった場合、その位置から回転子軸までの
距離を環状溝によって長くしであるので、回転子軸に成
形バリが形成されない状況をより確実なものにすること
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第3図に基づいて
説明する。
この永久磁石回転子は、回転子軸1、ヨーク2、複数(
本実施例では4個)のセグメント磁石3a乃至3d、非
磁性材料製円板4.4及び熱硬化性樹脂の樹脂層5とか
ら構成される。
ヨーク2は、珪素鋼板のような磁性材料を打ち抜き形成
した素片2a12al−が積層されてなるもので、円筒
状をなしている。この積層厚は、回転子軸lより短く、
後述のセグメン)1石3a乃至3dの軸方向長さと路間
等にする。そしてヨーク2は、回転子軸1の中間部に圧
入される。
セグメント磁石3a乃至3dは、円筒を均等に4分割し
た円弧板状をなし、その軸方向長さはヨーク2と略同長
になっている。またセグメント磁石3a乃至3dは、径
方向に着磁されており、互いに逆極性となるものを同数
用意し、表面に交互に異極性が現れるように、ヨーク2
の外周に円筒状に配設される。この場合、エポキシ系あ
るいはポリエステル系の接着剤により接着しておく。
非磁性材料製の円板4.4は、例えばガラス30%入り
ポリアミド樹脂により、環状でかつ平板状の周縁部4a
と、周縁部4aから外方に隆起した中央部4bを有する
形状をなし、ヨーク2及びセグメント磁石3a乃至3d
の軸方向両端面を挟持するように配される。さらに詳し
くは、周縁部4aの外径は、円筒状に配設された場合の
セグメント磁石3a乃至3dの外径より若干小さくしで
ある。また周縁部4aから中央部4bに至る断面形状は
、円錐台状をなしており、周縁部4aと中央部4bの外
方端面をつなぐ外周面4Cは傾斜している。そして重要
なことは、周縁部4aから中央部4bの外方端面までの
高さが、後述する成形樹脂層の厚さとの関係において、
所定の高さを有していることである。4dは中央部4b
の中心に設けた回転子軸1の外径より若干小径の貫通孔
である。
成形樹脂層5は、不飽和ポリエステル樹脂のような熱硬
化性樹脂よりなり、回転子軸1を除く殆どの部分、すな
わちセグメント磁石3a乃至3dの外周及び円板4,4
の端面外方を覆っている。しかし詳しくは、この成形樹
脂層5の円板4,4の端面外方側の厚さよりも、円板4
.4の周縁部4aから中央部4bの外方端面までの上記
した高さの方が大きいので、円板4.4の中央部4bの
外方端面が、成形樹脂層5の端面より突出するようにな
る。
つまり円板4.4は、周縁部4aの端面外方と外周面4
cの大半とが成形樹脂層5によって覆われているのであ
る。
かかる永久磁石回転子は、第3図に示すような成形金型
により成形される。下型りは、小内径の軸支持部Laと
ともに、円板4の中央部4bの外方端面の直径より大き
く、外周面4cの基部外径より小さい内径の中径部Lb
と、成形樹脂層5の外径を決める大径部Lcとからなる
。一方上型Uも、下型りと同様の軸支持部Da、中径部
ub、大径部UCを有するとともに、熱硬化性樹脂を注
入するゲートUgを有する。
しかして、回転子軸1にヨーク2が圧入され、ヨーク2
の外周にセグメント磁石3a乃至3dが接着され、これ
らの軸方向両側から円板4.4が回転子軸1に圧入され
たブロックが、下型りに装着される。この場合のブロッ
クは、回転子軸lが軸支持部Laにガイドされるととも
に、円板4の外周面4cが中径部Lbの周縁に当接して
いる0次いで、上型Uの軸支持部Uaが回転子軸1をガ
イドしながら下降して、下型りと突き合わされる。この
状態では、中径部Ubの周縁が上方の円板4の外周面4
Cに当接する。モしてゲー)Ugより熱硬化性樹脂が注
入され、両型り、Uとブロックの隙間に成形樹脂層5が
形成される。この成形加工から明らかなように、熱硬化
性樹脂の回転子軸1の近傍への浸入が防がれており、仮
に成形条件によって成形バリが形成されるとすれば、両
型り、  Uの中径部Lb、Ubが当接する上下の外周
面4c、4cとなって、回転子軸1には成形バリは形成
されない。
次に、本発明の別の実施例を第4図及び第5図に基づい
て説明する。このものは、先の実施例とは円板の形状の
み異なるもので、同一の部材には同一の符号を付し、異
なる箇所のみ説明する。
このものの円板4.4は、その外方端面に、環状溝4e
、4eが形成されている。従って先の実施例のものにお
いて、成形バリが大きいもの、すなわち樹脂の浸入量が
多いものであった場合、その位置から回転子軸lまでの
距離を環状溝4e、4eによって長くしたこととなるの
で、回転子軸lに成形バリが発生しない状況をより確実
なものにする。
〔発明の効果〕
本発明の永久磁石回転子は、上記のように構成したから
、以下の効果を奏する。
請求項(1)記載の永久磁石回転子は、成形バリが形成
される位置を、円板の周縁部の端面と中央部の端面をつ
なぐ外周面に設けることができ、従って回転子軸に成形
バリが形成されない。
請求項(2)記載の永久磁石回転子は、請求項(1)の
成形バリが大きいもの、すなわち樹脂の浸入量が多いも
のであった場合、その位置から回転子軸までの距離を環
状溝によって長くしであるので、回転子軸に成形バリが
形成されない状況をより確実なものにすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す段階的に切断した斜
視図、 第2図は、その断面図、 第3図は、その成形加工状況を示す断面図、第4図は、
本発明の別の実施例を示す段階的に切断した斜視図、 第5図は、その断面図、 第6図は、一般例を示す斜視図、 第7図は、従来例を示す段階的に切断した斜視図、第8
図は、その成形加工状況を示す断面図、第9図は、その
課題を説明する断面図である。 1〜・回転子軸、 2−  ヨーク、 3a乃至3d・!−セグメント磁石、 4−・・非磁性材料製の円板、4a−・周縁部、4b−
・中央部、  4cm・・外周面、5・・−・成形樹脂
層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転子軸と、回転子軸の外周に固着される磁性材
    料製のヨークと、ヨークの外周に配設される複数個のセ
    グメント磁石と、ヨーク及びセグメント磁石の軸方向両
    端面を挟持するように配される非磁性材料製の円板と、
    セグメント磁石の外周及び円板の端面外方を覆う熱硬化
    性樹脂の成形樹脂層と、からなる永久磁石回転子におい
    て、前記円板を、中央部が隆起した形状とし、かつその
    中央部の外方端面が成形樹脂層の端面より突出するよう
    にした永久磁石回転子。
  2. (2)前記円板の外方端面に、環状溝を形成してなる請
    求項(1)記載の永久磁石回転子。
JP1219573A 1989-08-25 1989-08-25 永久磁石回転子 Pending JPH0382351A (ja)

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