JPH038175Y2 - - Google Patents

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JPH038175Y2
JPH038175Y2 JP14160386U JP14160386U JPH038175Y2 JP H038175 Y2 JPH038175 Y2 JP H038175Y2 JP 14160386 U JP14160386 U JP 14160386U JP 14160386 U JP14160386 U JP 14160386U JP H038175 Y2 JPH038175 Y2 JP H038175Y2
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cartridge
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push rod
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fitted
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は密閉型のペンシル状化粧料容器に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、密閉型のペンシル状化粧料容器として
は、本出願人がさきに実用新案登録出願し、実開
昭60−2915号公報として公開されたものがある。
前記公報に記載されたものは、第4図に示すよ
うに、円筒状に形成した本体1内に保持筒45を
回動自在に嵌入し、保持筒45の後部には縦方向
に形成したスリツト46を設け、保持筒45内に
は芯チヤツク受48を摺動自在に嵌入し、この芯
チヤツク受48に芯チヤツク49を装着し、芯チ
ヤツク49に棒状の化粧料34を装着し、芯チヤ
ツク受48の後方にはストツパ50を介して環状
パツキング28を嵌入し、そして、保持筒45の
後方より押棒12を挿入し、先端部を環状パツキ
ング28内に嵌入するとともに芯チヤツク受48
に嵌着し、押棒12の後端に形成した突出部47
を保持筒45の縦方向のスリツト46に挿通し、
突出部47の外周に設けた雄ねじ13を本体1の
雌ねじ10に螺合させ、本体1に嵌着したキヤツ
プ36のパツキング41で保持筒45の先端開口
21を密閉するようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第4図に示す従来のものは、芯チヤツク49に
装着した化粧料34に、揮発性の香料を含有させ
た場合、保持筒45の先端開口21をパツキング
41で密閉し、芯チヤツク受48の後方の保持筒
45の内側と押棒12の外側とを環状パツキング
28で密封したので、不使用時に香料が放散する
のを防ぎ、化粧料34が使用し尽くされるまで新
鮮に保つことができるものである。
しかしながら、第4図に示す従来のものは、環
状パツキング28が保持筒45と押棒12との間
に介挿されているので、化粧料34が使用し尽く
された場合に、本体1から保持筒45を抜き出
し、化粧料34の装着された新しい保持筒45を
本体1に嵌入し、環状パツキング28などを所定
の位置に装着することは困難であり、結局容器全
体を廃棄することになる。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、
化粧料を気密に密閉して収容する筒体を、本体に
対して容易に着脱できるようにすることを技術的
課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は円筒状に形成した本体1内に、円筒状
に形成した回転体5を回動自在に嵌入し、止具9
により摺動しないように抑止するとともに、本体
1の後部内側に雌ねじ10を設け、そして、回転
体5の後部の非円形の孔8から非円形の押棒12
を摺動自在で、回動可能に嵌入し、この押棒12
の後部に形成した雄ねじ13を前記雌ねじ10に
螺合し、さらに、本体1の前部からカートリツジ
18を回動自在に嵌入し、このカートリツジ18
の後部を、前記回転体5内に圧入して着脱自在に
掴持させ、さらに、このカートリツジ18の後半
部に押出棒24を摺動自在に嵌入し、押出棒24
の外側とカートリツジ18の内側との間に環状パ
ツキング28を介挿するとともに、押出棒24は
31で後方に弾圧して後端部26を押棒12の先
端14に圧接させ、押出棒24の先端部に化粧料
34をチヤツクする芯チヤツク33を装着し、か
つ、本体1にキヤツプ36を嵌着し、キヤツプ3
6内に設けたパツキング41でカートリツジ18
の先端開口21を密閉するようにして密閉型気密
カートリツジ式化粧料容器とした。
〔作用〕
本考案は第1図に示すようにキヤツプ36を嵌
着した状態ではカートリツジ18の先端開口21
がパツキング41で密閉され、芯チヤツク33の
後方は押出棒24の外側とカートリツジ18の内
側との間が環状パツキング28で密封され、化粧
料34に含有される香料が放散しない。
化粧料34を押し出すには、キヤツプ36を外
し、一方の手で本体1を把持し、他方の手でカー
トリツジ18を回転させる。
そうすると、カートリツジ18に回転体5が止
着されているので、回転体5はカートリツジ18
とともに回転する。そして、押棒12は回転体5
に摺動自在で回動不能に嵌入されているので、回
転体5とともに押棒12も回転し、押棒12は雄
ねじ13が本体1の雌ねじ10に螺合しているの
で、回転体5内に押し進められ、先端14で押出
棒24の後端部26をスプリング31の弾圧力に
抗して押し、押出棒24を押し進め芯チヤツク3
3の前部に挿入された化粧料34の先端部を、カ
ートリツジ18の先端開口21の外に押し出す。
カートリツジ18を逆向きに回転させると、押
棒12が引き下がり、押出棒24もスプリング3
1に弾圧されて押棒12に追随して引き下がり、
芯チヤツク33を引き下げ、化粧料34をカート
リツジ18内に引き戻す。
カートリツジ18を交換するには、本体1から
カートリツジ18を強く引つ張ると、カートリツ
ジ18は回転体5に摩擦力で掴持されているだけ
であるので、抜き取ることができ、そして、新し
いカートリツジ18も本体1内に少し強く押し込
むだけで回転体5内に圧入され摩擦力で掴持され
る。
この場合環状パツキング28等もカートリツジ
18とともに交換される。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本考案の一実施例の密閉型
気密カートリツジ式化粧料容器を示すものであ
り、円筒状に形成し、内側段部2を形成した本体
1内に、コイルばね3を嵌入するとともに、その
後方に、円筒状に形成し後部に非円形の三角形の
孔8を形成した回転体5を、回動自在に嵌入し、
その後方より内側に雌ねじ10を設け螺筒として
形成した止具9を嵌入し、その後部に尾栓15を
嵌着してある。そして、この止具9により前記回
転体5を脱出しないように抑止しており、また、
この止具9は本体1と相互に回動しないよう固く
嵌合されている。そして、回転体5の後部から回
転体5の三角形の孔8に三角形の押棒12を摺動
自在に嵌入し、この押棒12の後部に形成した雄
ねじ13を前記雌ねじ10に螺合してある。さら
に、本体1の前部から外段部19を形成したカー
トリツジ18を回動自在に嵌入し、このカートリ
ツジ18の後部を、前記回転体5内に設けた板ば
ね6内に圧入し、カートリツジ18を回転体5に
着脱自在に掴持させている。また、このカートリ
ツジ18の後半部に押出棒24を摺動自在に嵌入
し、そして、この押出棒24の外側とカートリツ
ジ18の内側との間に環状パツキング28を介挿
し、この環状パツキング28は密封効果を上げる
ため舌片29が設けてある。また、環状パツキン
グ28と押出棒24に設けた環体25との間にス
プリング31を介挿し、このスプリング31で押
出棒24を後方に弾圧して後端部26を前記押棒
12の先端14に圧接させている。また、押出棒
24は組立前にカートリツジ18から抜け出さな
いように、カートリツジ尾栓27で押さえられて
いる。
さらに、押出棒24の先端に化粧料34押出用
の芯チヤツク33を装着し、芯チヤツク33に固
形で棒状に形成した化粧料34を装着してある。
また、本体1にキヤツプ36をアンダーカツ
ト・リブ37により着脱自在に嵌着し、キヤツプ
36内には止めブツシユ40で止着したコイルス
プリング39を設け、このコイルスプリング39
にキヤツプ状に形成したパツキング41を止着
し、このパツキング41によりカートリツジ18
の先端開口21を密閉するようにしている。そし
て、図に示すようにカートリツジ18の先端開口
21の形状に多少の角度がついても、キヤツプ内
のパツキング41がコイルスプリング39により
先端開口21面に自在に傾いて接触し、気密が保
てるようになつている。
前記実施例においては、回転体5を螺筒として
形成した止具9により脱出しないように抑止して
いるが、この螺筒を取り除き、雌ねじ10を直接
に本体1の内面に形成し、そして、本体1の内面
で、かつ、回転体5の端部7の直後の位置に環状
凹溝を形成し、この環状凹溝にC形リングとして
形成した止具を嵌入し、このC形リングの止具で
回転体5を脱出しないように抑止することも可能
である。
また、押棒12に縦方向の溝を設け、この溝に
回転体5の孔8内に突出した突子を嵌入し、回転
体5と押棒12が相互に回転しないように形成す
ることも可能である。
そして、カートリツジ18が本体1と分離して
いる場合においても、スプリング31の弾発力が
弱ければ、押出棒24がカートリツジ18の後部
から大きく突出しないので、カートリツジ尾栓2
7を省略できる。
さらに、カートリツジ18の後部に、縦方向に
多数の小突条を設け、この小突条の部分を回転体
5内に圧入してカートリツジ18を回転体5で掴
持させ、回転体5内の板ばね6を省略することも
可能である。
〔考案の効果〕
本考案は、カートリツジ18の先端開口21が
パツキング41で密閉され、芯チヤツク33の後
方が環状パツキング28で密封されているので、
化粧料34に含有される香料の放散が防がれると
ともに、本体1に対するカートリツジ18の装着
は、カートリツジ18の後部を回転体5に圧入し
て掴持させ、カートリツジ18の後半部に嵌入し
た押出棒24の後端部26を押棒12の先端14
に当接させるだけで行なえ、環状パツキング28
を本体1側に設けた押棒12に嵌合させるような
面倒な作業を必要とせず、カートリツジ18の交
換を極めて簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
そのカートリツジの断面図、第3図はその要部の
断面図、第4図は従来例の断面図である。 1……本体、5……回転体、9……止具、10
……雌ねじ、12……押棒、13……雄ねじ、1
4……先端、18……カートリツジ、21……先
端開口、24……押出棒、26……後端部、28
……環状パツキング、31……スプリング、33
……芯チヤツク、34……化粧料、36……キヤ
ツプ、41……パツキング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状に形成した本体1内に、円筒状に形成し
    た回転体5を回動自在に嵌入し、止具9により摺
    動しないように抑止するとともに、本体1の後部
    内側に雌ねじ10を設け、そして、回転体5の後
    部の非円形の孔8から非円形の押棒12を摺動自
    在で、回動可能に嵌入し、この押棒12の後部に
    形成した雄ねじ13を前記雌ねじ10に螺合し、
    さらに、本体1の前部からカートリツジ18を回
    動自在に嵌入し、このカートリツジ18の後部
    を、前記回転体5内に圧入して着脱自在に掴持さ
    せ、さらに、このカートリツジ18の後半部に押
    出棒24を摺動自在に嵌入し、押出棒24の外側
    とカートリツジ18の内側との間に環状パツキン
    グ28を介挿するとともに、押出棒24はスプリ
    ング31で後方に弾圧して後端部26を押棒12
    の先端14に圧接させ、押出棒24の先端部に化
    粧料34をチヤツクする芯チヤツク33を装着
    し、かつ、本体1にキヤツプ36を嵌着し、キヤ
    ツプ36内に設けたパツキング41でカートリツ
    ジ18の先端開口21を密閉するようにした密閉
    型気密カートリツジ式化粧料容器。
JP14160386U 1986-09-16 1986-09-16 Expired JPH038175Y2 (ja)

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JP14160386U JPH038175Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14160386U JPH038175Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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JPS6349370U JPS6349370U (ja) 1988-04-04
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JPH0646862Y2 (ja) * 1988-08-15 1994-11-30 フィグラ株式会社 カートリッジ式繰出容器

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