JPH0381524A - 過給機を備えたエンジンの制御装置 - Google Patents

過給機を備えたエンジンの制御装置

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JPH0381524A
JPH0381524A JP1219310A JP21931089A JPH0381524A JP H0381524 A JPH0381524 A JP H0381524A JP 1219310 A JP1219310 A JP 1219310A JP 21931089 A JP21931089 A JP 21931089A JP H0381524 A JPH0381524 A JP H0381524A
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JP
Japan
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supercharger
valve
pressure
supercharging pressure
operating
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JP1219310A
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English (en)
Inventor
Takahiro Kawamura
孝博 川村
Mitsuo Nakamura
光男 中村
Yasuhiro Harada
靖裕 原田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野] 本発明は、過給機を備えたエンジンの制御装置に関し、
特に、単独あるいは少数の過給機のみによって過給圧制
御が行われる運転領域を拡大できるようにした過給機を
備えたエンジンの制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば車両搭載型エンジンに付設される過給機と
しては、エンジンの排気でタービンを駆動し、このター
ビンで吸気路に設けたブロアを駆動して吸気を加圧する
、いわゆる、ターボチャージャが多用されている。この
ターボチャージャには、ノンキングが発佳し易くなるこ
と、ノンキング防止のためにエンジンの圧縮比を下げる
と低速トルクが不足すること、いわゆるターボラグによ
り加速応答性が低下する等の問題が伴うことが知られて
いる。
これらの問題を解消するためには、エンジンの運転状態
に対応して過給機の過給圧を変化させることが有効であ
り、例えば、実公昭59−1058号公報に開示されて
いるシーケンシャルターボ過給機が採用されている。一
般に、シーケンシャルターボ過給機は、例えば第7図に
示すように、容量の大きいプライマリ過給4!201と
、容量の小さいセカンダリ過給機202と、これらの動
作を制御して過給圧を制ffflする過給圧制御装置2
03とを備え、この過給圧制御装置203は、低回転領
域では排気カント弁204を閉弁してプライマリ過給@
201のみで過給し、高回転領域では排気カット弁20
4を開いてプライマリ過給機201とセカンダリ過給機
202との両方で過給を行い、例えば吸気路205に介
在させたスロットル弁206の開度に対応してプライマ
リ・セカンダリ両過給機201・202をバイパスする
バイパス207に介在させたウェストゲートバルブ20
8の開弁量を制御することにより、上記プライマリ過給
機201あるいはプライマリ・セカンダリ両過給機20
1・202の過給圧を一定以下に制御するように構成さ
れている。
また、この過給圧制御装置203は、プライマリ過給機
201のみを介して過給圧制御をするシングル制御から
プライマリ・セカンダリ両過給機201・202を介し
て過給圧を制御するツイン制御に移行する時に、排気カ
ット弁204をバイパスする漏し通路209に介在させ
た漏し弁210を開弁させて排気の一部分をセカンダリ
過給機202に供給し、セカンダリ過給機202を予回
転させるように構成されている。この休止中のセカンダ
リ過給機202への排気の供給は、プライマリ過給機2
01による過給圧が最大過給圧に到達するまでに終了さ
れる。そして、シングル制御を行える運転領域(シング
ル制御ゾーン)で過給圧が最大過給圧まで上昇すると、
直ちに、ツイン制御が行われるツイン制御ゾーンへの移
行が実行される。
〔発明が解決しようとする課題] このため、従来では、例えば第4図にクロスハツチング
で示すように、シングル制御ゾーンPが必然的に小さく
制限され、比較的頻繁にシングル制御ゾーンP“から、
ツイン制御が行われるツイン制御ゾーンp + sへの
移行が行われることになって、制御の切換に伴うトルク
ショックの発生頻度が高くなるという問題があった。
また、シングル制御ゾーンP°とツイン制御ゾーンP 
十Sとの境界N゛が過給機201・202や吸気系の特
性のばらつきを考慮してシングル制御ゾーンP′を一層
狭めるように設定されるので、エネルギー的には無駄な
ツイン制御が行われ、燃費の節約を図る上で不利になる
という問題もある。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、単
独あるいは少数の過給機のみによって過給圧制御が行わ
れる運転領域を拡大できるようにした、過給機を備えた
エンジンの制御装置の提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、複数の過給機と、運転状態に対応して作動さ
せる過給機の数を変更することにより過給圧を制御する
と共に、作動させる過給機数を増加する場合に休止中の
過給機のタービンに漏し弁を介して予め排気の一部分を
供給して当該休止中の過給機を予回転さセる過給圧制御
装置とが付設されたエンジンの制御装置を前提とするも
のであって、」1記の目的を遠戚するために、次のよう
な手段を講している。
すなわち、上記過給圧制御装置が、作動中の過給機によ
る過給圧が最大過給圧に上昇した場合に上記漏し弁を開
弁させて排気路の合計流路断面積を増大させるように構
成されたものである。
〔作 用〕
作動中の過給機の過給圧が最大過給圧まで」1昇すると
、従来においては直ちに制御ゾーンが切換えられ、休止
中の過給機の作動が開始される。これに対して、本発明
においては、漏し弁を開弁させることにより排気路の合
計流路断面積を増大させ、これにより作動中の過給機の
回転数を低下させることなく排気量を増大させることが
できる。
したがって、更に、要求トルクあるいはエンジン回転数
が大きい範囲まで作動中の過給機による過給圧制御がで
きるようになる。
本発明において、漏し弁を開弁した後、更に過給圧が最
大過給圧に上昇した場合にウェス1−ゲートバルブの開
度を増大させて当該作動中の過給機をバイパスする排気
量を増大させることにより、作動中の過給機の回転数を
低下させることな(合計排気量を一層増大させることが
可能である。この場合には、当該作動中の過給機のみに
よって過給圧制御ができる制御ゾーンが一層拡大される
ことになる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
第1図に示すように、エンジン1に接続される排気路2
は、エンジンの各排気ボートに直結される排気マニホー
ルド21の下流で一旦プライマリ排気路22pとセカン
ダリ排気路22sとに分岐された後、更に下流側で排気
集合路23に集合されるように戒っている。上記プライ
マリ過給機路22pにはプライマリ過給Pa 3 pの
タービン室31pが介在されており、セカンダリ排気路
22sにはセカンダリ過給機3sのタービン室31sが
介在されている。また、排気マニホールド21の下流で
上記両タービン室31p・31sをバイパスして排気集
合路23に連通ずる排気リリーフ通路24と、この排気
リリーフ通路24を開閉するウェストゲートバルブ25
とが設けられる。また、セカンダリ排気路22sには、
これと排気リリーフ通路24との分岐点からタービン室
31sまでの間でセカンダリ排気路22sを開閉する排
気カット弁26が設けられる。更に、排気リリーフ通路
24のウェストゲートバルブ25よりも上流の部分を、
セカンダリ排気路22sの排気カット弁26とタービン
室31sとの間の部分に連通さセる漏し通路27が設け
られ、この漏し通路27には、これを開閉する漏し弁2
8が介在されている。
また、吸気路4は、人口路41の下流で一旦ブライマリ
吸気路42pとセカンダリ吸気路42sとに分岐された
後、更に下流で吸気集合路43に集合され、吸気マニホ
ールド44を介してエンジン1の各吸気ボートに連通さ
れている。
上記プライマリ吸気路42pには、プライマリ過給機3
pのブロア室32pが介在されている。
上記セカンダリ吸気路42sには、セカンダリ過給機3
sのブロア室32sと、ブロア室32sの下流側でセカ
ンダリ吸気路42sを開閉する吸気カント弁45とが介
在されており、また、この吸気カット弁45の上流側で
ブロア室32sをバイパスする吸気リリーフ通路46が
接続される。
この吸気リリーフ通路46には、これを開閉する吸気リ
リーフ弁47が介在されている。
なお、上記吸気路4の入口路41にはエアフローメータ
5が介在されており、吸気集合路43には上流側から下
流側に順にインタークーラ6、及びスロットル弁7が介
在されており、吸気マニホールド44には燃料噴U=I
ノズル9が絹付けられている。
また、上記プライマリ過給機3pのタービン室3’lp
にはタービン33pが、ブロア室32pにはブロア34
Pがそれぞれ回転自在に収納され、上記ブロア34pは
連結軸35Pでタービン33pに連結される。また、上
記セカンダリ過給機3sのタービン室31sにはタービ
ン33sが、ブロア室32sにはブロア34sがそれぞ
れ回転自在に収納され、上記ブロア34sは連結軸35
sを介してタービン33sに連結されている。
そして、上記プライマリ・セカンダリ両過給機3p・3
sの動作をエンジンの運転状態に対応して制御するため
に、過給圧制御装置10が設けられる。この過給圧制御
装置10は電子回路部11とエア回路部12どからなり
、電子回路部11には、運転状態検出部として、エンジ
ン回転数Neを検出する回転数センサ111、スロット
ル弁7の開度TVOを検出するスロットルセンザ112
、吸気集合路43の内圧、即ち、過給圧P。を検出する
過給圧センサ113とを含んでいる。
また、電子回路部11はマイクロコンピュータを内蔵し
た制御回路本体115を備えており、この制御回路本体
115は第4図にハンチングで示すシングル制御ゾーン
P内で、次のような手順で漏し弁28とウェストゲート
バルブ25の開度を0 制御するように構成されている。
すなわち、制御プログラムが開始される時点では、ウェ
ストゲートバルブ25、排気カット弁26、漏らし弁2
8はそれぞれ全閉しである。そして、制御プログラムが
開始されると、第2図に示すように、まず、スロットル
センサ112により検出された実際のスロットル開度T
VO1が所定のスロットル開度TVOより小であり、か
つ、回転数センサ111により検出された実際のエンジ
ン回転数Ne、が所定のエンジン回転数Neよりも小で
あるか否かを判定することより制御ゾーンを判定する(
Sl)。ここで、実際のスロットル開度TV○7が所定
のスロットル開度TVOより大であると判定された場合
、実際のエンジン回転数Neゎが所定のエンジン回転数
Neよりも大であると判定された場合、あるいは、実際
のスロットル開度TVO0が所定のスロットル開度TV
Oより大であり、かつ、実際のエンジン回転数Ne。
が所定のエンジン回転数Neよりも大であると判定され
た場合には、運転状態がツイン制御ゾーンP+Sに属す
る場合であり、ツイン制御ルーチンが実行される(S2
)。
上記の制御ゾーンの判定の段階(Sl)において、実際
のスロットル開度TVO,が所定のスロットル開度TV
Oより小であり、かつ、実際のエンジン回転数Ne、が
所定のエンジン回転数Neよりも小であると判定された
場合には、シングル制御ゾーンPの制御が行われる。こ
のシングル制御ゾーンPの制御では、まず、実際の過給
圧Pゎが最大過給圧まで」1昇しているか否かが判定さ
れる(S3)。ここで、実際の過給圧P。が最大過給圧
まで上昇していない場合には、制御ゾーンの判定の段階
(Sl)に戻り、実際の過給圧P。が最大過給圧まで上
昇していると判定された場合には、次に、漏し弁28の
開度MVO0が全開されているか否かが判定される(S
4)。漏し弁28の開度MVO,が全開でない場合には
、前回の漏し弁28の開度MVO,,から所定量の開度
MV○αだけ大きくなるように開度MVO,を設定した
後(35→、過給圧の判定の段階(S3)に戻る。そし
て、漏し弁28の開度MVOfiが全開になったと判定
された場合には、もう−度実際の過給圧P7が最大過給
圧まで上昇しているか否かが判定される(S6)。ここ
で、実際の過給圧P7が最大過給圧まで上昇していない
場合には、制御ゾーンの判定の段階(Sl)に戻り、実
際の過給圧P。が最大過給圧まで上昇しているど判定さ
れた場合には、この後、ウェストゲートバルブ25が全
開されているか否か判定される(S7)。
ここで、ウェストゲートバルブ25の開度WG■07が
全開でない場合には、ウェストゲートバルブ25の開度
をwcvo。1から所定量の開度WGVOαだけ大きく
なるように開度WGVO,。
を設定した後(38)、2度目の過給圧Pfiの判定の
段階(S6)に戻る。そして、ウェストゲートバルブ2
5の開度G■0□が全開まで増大されると、シングル制
御ゾーンPでの制御が終了される。
上記エア回路部12は、吸気集合路43に逆止弁121
を介して接続されたサージタンク122とこれから導出
した第1加圧空気配管123aとを備えている。この第
1加圧空気配管123aには、吸気カット制御弁124
aを介して吸気カットアクチュエータ125aが、吸気
リリーフ制御弁124bを介して吸気リリーフアクチュ
エータ125bが、また、排気カット制御弁124cを
介して排気カットアクチュエータ125cが、それぞれ
接続されている。
そして、吸気カット制御弁124aは、吸気路4の入口
路41に負圧路126を介して連通され、また、吸気カ
ット制御弁124aにはその負圧路126を開閉する弁
体127aと、制御回路本体115から出力される制御
信号を人力してその弁体127aの開度を制?ilする
デユーティソレノイドとが内蔵されている。更に、上記
負圧路126には、大気圧とセカンダリ吸気路42sの
過給圧との差圧が所定値以上になると開弁され、それ未
満では閉弁される吸気カット制限弁127を介在させで
ある。そして、上記弁体127aの開弁度を大きくする
と、その開弁度に対応して吸気カットアクチュエータ1
25aに供給される作動空気圧が減圧され、吸気カット
弁45が開弁されるようになっている。
また、吸気リリーフ制御弁124bと排気カット制御弁
124Cとは、それぞれ大気連通路128を介して大気
に連通されるとともに、その大気連通路128を開閉す
る弁体127b・127Cと、制御回路本体115から
出力される制御信号を入力してその弁体127b・12
7Cの開度を制御するデユーティソレノイドとを内蔵し
ている。そして、上記弁体127b・127Cの開弁度
を大きくすると、その開弁度に対応して吸気リリーフア
クチュエータ125bあるいは排気カッドアクチユニー
ク125Cに供給される作動空気圧がその開弁度に対応
して減圧され、吸気リリーフ弁47あるいは排気カット
弁26が開弁されるようになっている。
上記エア回路部12には、更に、プライマリ吸気路42
pのブロア室32pよりも下流側の部分に連通ずる第2
加圧空気配管123bが設けられへ 、この第2加圧空気配管123bには、ウェストゲート
制御弁124dを介してウェストゲートアクチュエータ
125dが、また、漏し制御弁124eを介して漏しア
クチュエータ125eがそれぞれ接続される。
上記ウェストゲート制御弁124dと漏し制御弁124
eとは、それぞれ大気連通路128を介して大気に連通
されるとともに、その大気連通路128を開閉する弁体
127d127eと、制御回路本体115から出力され
る制御信号を入力してその弁体127d・127eの開
度を制御するデユーティソレノイドとを内蔵している。
そして、上記弁体127d・127eの開度を大きくす
ると、ウェストゲートアクチュエータ125dあるいは
漏しアクチュエータ125eに供給される作動空気圧が
その開弁度に対応して減圧され、ウェストゲートバルブ
25あるいは漏し弁28が開弁されるようになっている
この過給機を備えたエンジンの制御装置では、制御回路
本体115内で運転状態がシングル制御ゾーンに属する
と判定され、実過給圧P7が一旦最大過給圧まで上昇し
ても、そのままツイン制御ゾーンに移行することなく、
漏し弁28を開弁させて排気路2の合計流路断面積を増
大させ、排気量を例えば第3図に示すように増大させる
ことができる。これにより、作動中のプライマリ過給機
3pの回転数を低下さセることなく合計排気量を増大さ
せることができ、スロントル開度TVO,。
で代表される要求トルクあるいはエンジン回転数Ne□
が更に大きい範囲まで作動中のプライマリ過給機3pの
みによる過給圧制御ができるようになる。
また、漏し弁28が全開された後、更に過給圧P、が最
大過給圧に上昇した場合には、ウェストゲ−I・バルブ
25の開度を増大させてプライマリ過給13pをバイパ
スする排気量を増大させることにより、プライマリ過給
i3pの回転数を低下させることなく合計排気量を一層
増大させることができる。これにより、例えば第4図に
ハツチング及びクロスハツチングで示すように、作動中
のプライマリ過給機3pのみによって過給圧制御ができ
るシングルIll ’<卸ソ゛−ンPが、クロスハツチ
ングで示される従来のシングル制御ゾーンP′に比べて
一層大きく拡大される。そして、このようにシングル制
御ゾーンPが拡大されることにより、制御ゾーンの切換
頻度を低くすることができ、制御ゾーンの切換に伴うト
ルクショックの発生頻度を減少させることができる。ま
た、このようにシングル制御ゾーンが拡大されることに
より、エネルギー的に無駄なツイン制御が実行される運
転状態の範囲を狭めることができ、エネルギーロスを少
なくして燃費を節約できることになる。
なお、上記の実施例では、漏し弁28が一旦全開される
とその後はウェストゲートバルブ25の開度のみを制御
して合計排気量が制御されるようになっているが、例え
ば第5図に示すように、漏し弁28が全開されたことを
確認した後(S4)、過給圧P。が最大過給圧になって
いるか否かを判定することなく、ウェストゲートバルブ
25が全開であるか否かを判定しくS7)、全開でない
8 と判定した場合には、漏し弁28を全閉すると共に、ウ
ェストゲートバルブ25の開度をwcv。
n−1から所定量の開度wcvoαだけ大きくするよう
に開度wcvo□を設定しくS9)、この後、過給圧P
、、が最大過給圧になっているか否かを判定する段階(
S3)に戻るようにIN威してもよい。この場合の漏し
弁2Bの開閉と合計排気量との関係は、第6図に示すよ
うになる。
本発明は上記のプライマリ・セカンダリ両過給機3p・
3sを備えた場合に限定されず、3つ以上の過給機を備
えたエンジンの制御装置にも適用できることは勿論であ
る。
〔発明の効果〕
本発明にかかる過給機を備えたエンジンの制御装置は、
以上のように、単独あるいは少数の過給機のみで過給圧
制御をなす領域で、過給圧が最大過給圧に到達した場合
に漏し弁を開弁させるように構成しであるので、排気路
の合計流路断面積を拡大し、作動中の過給機の回転数を
低下させることなく排気量を増大させることができ、要
求トルりあるいはエンジン回転数がさらに大きい範囲ま
で作動中の過給機のみによる過給圧制御を行うことがで
きる。したがって、単独あるいは少数の過給機のみで過
給圧制御をなす領域が拡大され、休止中の過給機を作動
させる制御ゾーンへの移行の頻度を少なくでき、制御ゾ
ーンの移行に伴うトルクショクの発生頻度を減少させる
ことができる。
また、単独あるいは少数の過給機のみで過給圧制御をす
る領域が拡大されるので、エネルギー的に無駄な多数過
給機による過給圧制御が実行される運転状態の範囲が狭
められ、エネルギーロスを少な(して燃費の節約を有利
に図ることができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図は、過給機を備えたエンジンの制御装置を示す全
体概略図である。 第2図は、その制御の流れの要部を示すフロー図である
。 第3図は、漏し弁の開度と合計排気量との関係を示す制
御特性図である。 第4図は、その制御ゾーン値を示す説明図である。 第5図および第6図は本発明の他の実施例を示すもので
ある。 第5図は、制御の流れの要部を示すフロー図である。 第6図は、漏し弁の開度と合計排気量との関係を示す制
御特性図である。 第7図は従来例を示すものであって、過給機を備えたエ
ンジンの制御装置を示す全体概略図である。 3pはプライマリ過給機、3Sはセカンダリ過給機、1
0は過給圧制御装置、28は漏し弁である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の過給機と、運転状態に対応して作動させる過
    給機の数を変更することにより過給圧を制御すると共に
    、作動させる過給機数を増加する場合に休止中の過給機
    のタービンに漏し弁を介して予め排気の一部分を供給し
    て当該休止中の過給機を予回転させる過給圧制御装置と
    が付設されたエンジンの制御装置において、 上記過給圧制御装置が、作動中の過給機による過給圧が
    最大過給圧に上昇したとき上記漏し弁を開弁させて排気
    路の合計流路断面積を増大させるように構成されたこと
    を特徴とする過給機を備えたエンジンの制御装置。
JP1219310A 1989-08-25 1989-08-25 過給機を備えたエンジンの制御装置 Pending JPH0381524A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014214733A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 株式会社デンソー バルブ駆動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014214733A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 株式会社デンソー バルブ駆動装置

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