JPH0380757B2 - - Google Patents

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JPH0380757B2
JPH0380757B2 JP57184188A JP18418882A JPH0380757B2 JP H0380757 B2 JPH0380757 B2 JP H0380757B2 JP 57184188 A JP57184188 A JP 57184188A JP 18418882 A JP18418882 A JP 18418882A JP H0380757 B2 JPH0380757 B2 JP H0380757B2
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JP
Japan
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binder
propellant
chain extender
propellants
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JP57184188A
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Akihiko Yamamoto
Haruaki Shimizu
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NOF Corp
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Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、固体推進薬に用いる粘結剤に関し、
さらに詳しくは、コンポジツト推進薬の物理的特
性を改善するために特定の鎖延長剤を含有するこ
とを特徴とした末端水酸基ポリブタジエン
(HTPB)系粘結剤に関するものである。 コンポジツト推進薬は、酸化剤及び粘結剤を主
成分とし、必要に応じて金属粉からなる助燃剤等
が添加されて構成され、その優れた燃焼特性及び
物理的特性により高性能ロケツトモータ用推進薬
として広く使用されている。 コンポジツト推進薬として、例えば過塩素酸ア
ンモニウムを酸化剤とし、アルミニウム粉を助燃
剤とし、ポリブタジエンを基材とした粘結剤より
なる注型可能な推進薬がその代表的なものであ
る。 このような粘結剤の基材として、従来、ポリブ
タジエン−アクリル酸共重合体(PBAA)、ポリ
ブタジエン−アクリル酸−アクリロニトリル三元
共重合体(PBAN)及び末端カルボキシル基ポ
リブタジエン(CTPB)等のプレポリマーが使用
されてきた。 この中では、CTPBを基材とする粘結剤を用い
たコンポジツト推進薬が、最も製造性及び物理的
特性に優れ、かつ比較的燃焼性能も高いことから
高性能のロケツトモータに使用されてきた。 しかしながら、この推進薬の燃焼性能、特に比
推力をさらに向上させようとすると、ポリブタジ
エン系推進薬の場合、酸化剤等の固型分が88〜90
重量%、即ち粘結剤が12〜10重量%の配合組成の
時に理論的に最も高い比推力を示すことから固型
分を増加しなければならない。固型分を88%以上
にすれば、もともとCTPBのプレポリマー自体の
粘度が比較的高いために製造時の推進薬スラリー
の粘度が極端に高くなつて流動性を失う結果、製
造が困難となる欠点があつた。 また、粘結剤に用いられる硬化剤は、主として
トリス〔1−(2−メチル)アジリジニル〕ホス
フインオキサイド(MAPO)であるが、この硬
化剤は、推進薬の含有水分により加水分解を受け
易いことから、この推進薬は、経時的にも変化し
易く老化特性にも問題があつた。特に高温下にお
いては、その傾向が著しかつた。 そこで前記の問題を解決するために粘結材とし
てHTPBを基材とした推進薬(HTPB推進薬)
が開発された。 この推進薬は、HTPBプレポリマーの低粘度
特性に基づいた良好な製造性を有するために粘結
剤の量を10〜12重量%に減少させることが容易と
なり比推力の向上を可能とした。 また、この推進薬には、硬化剤としてジイソシ
アネート化合物が用いられ、このジイソシアネー
ト化合物がHTPBプレポリマーの水酸基と反応
して強固で安定な、いわゆるウレタン結合を形成
して架橋することから、この推進薬は耐熱老化特
性及び経時安定性も非常に優れている。 このような利点からHTPB推進薬は、CTPB
推進薬を始めとする従来の推進薬に代わる高性能
推進薬として、コンポジツト推進薬の主流となり
つつある。 HTPB推進薬に用いられるHTPBプレポリマ
ーの代表的なものとして、米国アルコケミカル社
製の商品名、Poly bd R−45M及びPoly bd R
−45HTがある。 R−45Mは、主として推進薬用として使用さ
れ、その利用技術は確立されたものがあるが、推
進薬用としての特殊品であるが故に、生産量も少
く将来入手が困難となることが予想される。一方
R−45HTは、汎用品で大量に生産されているた
め入手性の問題がなく、かつ安価であるが、推進
薬用としては、R−45Mに比べ、推進薬の物理的
特性が著しく劣り、特に伸びが小さく実用に供し
得ないものとされていた。 そこで、入手性及び価格面で優位なR−45HT
を使用した推進薬の物理的特性を改善することが
要望されていた。 HTPB推進薬においては、HTPBプレポリマ
ー及びジイソシアネート化合物で構成される粘結
剤と過塩素酸アンモニウム等の酸化剤粒子との接
着性が悪いことから、その接着性を付与する添加
剤として結合剤を必要とする。即ち、推進薬のよ
うに、粉体が高充填率で結合剤の中に分散されて
いる複合材料は、その充填剤とマトリツクスとな
る粘結剤との接着性が、複合材料全体の物理的特
性を左右することから、HTPB推進薬において
は、この結合剤の選択が一つの重要な物性改善の
手段となる。 このような観点から特開昭54−84016号公報に
記載のR−45HTを用いた粘結剤が提案されてい
る。この粘結剤は、結合剤として従来公知のアジ
リジンポリエステルに加えてアミンポリエステル
を併用したものである。 しかしながら、この粘結剤でも、R−45Mを使
用した最適組成の粘結剤と比較すれば、引張特
性、特に伸びが約2〜3割低く、さらに老化特性
も悪く、R−45Mを用いた推進薬の代替推進薬と
してはまだ不十分であつた。 ここでR−45HTプレポリマーとR−45Mプレ
ポリマーとを比較してみると、平均の水酸基価が
R−45HTの方がR−45Mより0.08ミリ当量/g
大きいことである。水酸基当量は、ここで云う水
酸基価の逆数で表わされることから、その値はR
−45HTの方が小さくなる。次に平均分子量と前
記水酸基当量との比で算出される水酸基の平均官
能基数で比較すれば、R−45HTは2.32でありR
−45Mは2.10となる。従つてR−45HTを、R−
45Mと同一組成で硬化すれば、平均の架橋点間分
子量が小さくなり、結果として伸びが小さくなる
ものと推定される。 本発明者らは、この点に着目して架橋点間分子
量を増大すべく、種々の鎖延長剤について研究を
重ねた結果、特定の鎖延長剤を添加することによ
つて、R−45HTプレポリマーを基材とする粘結
剤を用いた推進薬の物理的特性を他の特性を損わ
ずに改善できると云う知見を得て本発明を完成し
た。 即ち、本発明は、(a)数平均分子量が2200〜3400
で、水酸基価が0.73〜0.98ミリ当量/gで、その
ミクロ構造が1,4シス15〜25%で、1,4トラ
ンス55〜65%で、1,2ビニル15〜25%である末
端水酸基ポリブタジエンプレポリマーと、(b)イソ
フオロンジイソシアネートであるジイソシアネー
ト硬化剤と、(c)アジリジン化合物、アミン化合物
及びヒダントイン化合物からなる群から選ばれる
1種又は2種以上の結合剤とからなる固体推進薬
用の粘結剤において、(d)数平均分子量が1000〜
1500であり、一級の水酸基を末端に有するポリテ
トラメチレンエーテルグルコールを鎖延長剤とし
て含有し、かつ該鎖延長剤の量が末端水酸基ポリ
ブタジエンプレポリマー及び鎖延長剤の合計量の
10〜25重量%であることを特徴とする注型可能な
コンポジツト推進薬用の粘結剤である。 本発明に用いられる前記(a)の末端水酸基ポリブ
タジエンプレポリマーは、その両末端に水酸基を
有するポリブタジエンプレポリマーであり、具体
的には、例えば米国アルコケミカル社の商品名、
Poly bd R−45HT等である。 このプレポリマーの使用量は、通常、粘結剤全
量の約45〜90重量%、好ましくは50〜80重量%で
ある。 本発明に用いられる前記(b)のジイソシアネート
硬化剤としては、イソフオロンジイソシアネート
(IPDI)である。 ジイソシアネート硬化剤の配合量は、イソシア
ネート基/水酸基の当量比をNCO/OHで表わせ
ば、NCO/OH=0.6〜1.0の範囲であり、好まし
くは0.75〜0.95の範囲である。 本発明に用いられる前記(c)の結合剤であるアジ
リジン化合物としては、例えばMAPO、ビスイ
ソフタロイル−1−(2メチル)アジリジン
(HX−752)、トリス〔1−(2エチル)アジリジ
ニル〕ベンゼン(HX−868)、MAPO2モルとア
ジピン酸0.7モルと酒石酸0.3モルとの反応生成物
(MT−4)等であり、好ましくはHX−752と
MT−4との混合物であり、その混合比は1/2〜
2/1の範囲である。またアミン化合物としては例
えばトリエタノールアミン、N−メチルジエタノ
ールアミンとセバチン酸との反応生成物(N−
8)、テトラエチレンペンタミンとアクリロニト
リルとグリシドールとの反応生成物(HX−878)
及びテトラエチレンペンタミンとアクリロニトリ
ルの反応生成物(HX−879)等であり、好まし
くはHX−878である。さらにヒダントイン化合
物としては、例えばジ(2−ヒドロキシエチル)
ジメチルヒダントイン(DHE)及びジ(2−カ
ルボキシルエチル)ジメチルヒダントイン等であ
り好ましくはDHEである。これらの結合剤は、
1種又は2種以上の混合物で用いられ、その配合
量は、粘結剤全量の0.5〜5重量部である。特に
混合物の場合は粘結剤全量の0.8〜5重量部が好
ましい。 本発明に用いる前記(d)の特定の鎖延長剤は、そ
の数平均分子量が1000〜1500のポリテトラメチレ
ンエーテルグリコールであり、両末端に一級の水
酸基を有するものである。 数平均分子量が1000未満では、ジイソシアネー
ト硬化剤との反応速度が速すぎるため、推進薬製
造時のポツトライフを短くするし、また数平均分
子量が1500を越えると、粘度が高くなりHTPB
系粘結剤の特徴である低粘度特性を損うこと及び
ジイソシアネート硬化剤との反応速度が遅くなる
ため所定の硬化時間では硬化が終了しなく、後硬
化により物理的特性が変化する。 前記、鎖延長剤として好適なものは、例えば、
日本ポリウレタン工業社製の商品名、PTG−
200、PTG−300及びPTG−400等があり、その
中でもPTG−300は、ジイソシアネートとの反応
速度が適当であり、しかも粘度も比較的低いこと
から最も好ましい。 これらの鎖延長剤の配合量は、末端水酸基ポリ
ブタジエンプレポリマーとの合計量の10〜25重量
%である。10重量%未満では、鎖延長剤としての
効果が少なく、また25重量%を越えると推進薬の
物理的特性、特に抗張力及び弾性率が低下する。
以上の成分以外に、必要に応じて、例えば推進
薬の低温の物理的特性を改善し、また粘結剤全体
の粘度を低下させる目的で可塑剤を添加すること
もできる。例えばジオクチルアジペート
(DOA)、ジオクチルセバケート(DOS)、ジイソ
デシルアジペート(DIDA)及びイソデシルペラ
ゴネート(IDP)等である。 また末端水酸基ポリブタジエンプレポリマーの
主として保管中の劣化を防止する目的で老化防止
剤、例えば2,2′−メチレン−ビス(4メチル−
6−ターシヤリブチルフエノール)(商品名AO
−2246)及びジフエニルアミンとアセトンとの反
応生成物(商品名BLE−25)等を添加すること
もできる。 以上の成分からなる粘結剤を用いてコンポジツ
ト推進薬を製造する場合には、さらに酸化剤が、
また必要に応じて性能を調整するために助燃剤や
燃焼触媒が加えられる。酸化剤としては、通常、
過塩素酸アンモニウム(AP)、シクロテトラメチ
レンテトラニトラミン(HMX)及びシクロトリ
メチレントリニトラミン(RDX)等が用いられ、
助燃剤としては、アルミニウム、ボロン等の粉体
が、燃焼触媒としては、酸化鉄(Fe2O3)やフエ
ロセン誘導体等が用いられる。 以上の成分を用いて、通常の製造方法によりコ
ンポジツト推進薬が得られる。 このようにして本発明の粘結剤を用いて得られ
た推進薬は、従来公知の粘結剤(結合剤としてア
ジリジンポリエステルとアミンポリエステルとを
併用し、鎖延長剤は用いず)を用いた推進薬と比
べ、著しくその物理的特性が改善され、例えば同
一抗張力での伸びが著しく大きい。 また、本発明においては、多くの結合剤を選択
できる利点がある。即ち、HTPB推進薬の老化
特性は、その結合剤の種類に大きく影響を受ける
ことから、従来は、物理的特性の改善の効果が大
きな結合剤を用いると逆に老化特性が劣り、また
老化特性に優れた結合剤は、物理的特性の改善の
効果が劣り、両者を満足するような結合剤の選定
が困難であつたが、本発明においては、特定の鎖
延長剤の添加により物理的特性が改善されている
ことから結合剤の選択に自由度があり、老化特性
に優れた結合剤を選択することで、物理的特性及
び老化特性の両者に優れた推進薬が得られる。 さらに本発明の他の利点としては、用いている
末端水酸基ポリブタジエンプレポリマー(R−
45HTプレポリマー)が汎用品であることからロ
ツト間の変動、特に水酸基価の変動が大きく、そ
のために推進薬の物理的特性に与える影響が大で
あつたが、本発明においては、特定の鎖延長剤の
添加量を調整することにより、その変動を抑える
ことが可能となり、安定した物理的特性を有する
推進薬が得られる。 以下、本発明を実施例及び比較例によつて具体
的に説明する。 実施例 1 第1表に示される実施例1の粘結剤配合組成で
同表に示される推進薬を次のようにして製造し
た。 まず、末端水酸基ポリブタジエン(アルコケミ
カル社製の商品名、Poly bd R−45HT)プレポ
リマー100重量部に老化防止剤である2,2′−メ
チレン−ビス(4メチル−6−ターシヤリブチル
フエノール)(商品名、AO−2246)を1重量部
添加し、70℃で30分間真空混合した。次いで常
圧、常温にしてから、あらかじめ60℃に加温して
溶解しておいて鎖延長剤であるポリテトラメチレ
ンエーテルグリコール(日本ポリウレタン工業社
製、商品名、PTG−300、数平均分子量1300)と
可塑剤であるジオクチルアジペート(DOA)と、
結合剤としてMAPO2モル、アジピン酸0.7モル
及び酒石酸0.3モルの反応生成物(MT−4)及
びビスイソフタロイル−1−(2メチル)アジリ
ジン(HX−752)の混合物(重量混合比MT−
4/HX−752=40/60)とを仕込み均一になる
まで混合した。 次に硬化剤であるイソフオロンジイソシアネー
ト(IPDI)を仕込み混合後、アルミニウム粉
(平均粒径8μ)を仕込み、ペースト後になるまで
十分に混合した。次に酸化剤である過塩素酸アン
モニウムを仕込んで、60℃に加温し、30分間真空
混和を行ない、スラリー状となつて混合物を所定
の成形容器に真空下で注型し、脱泡後60℃で7日
間硬化して推進薬を得た。なお、前記の真空混和
直後の混和物について、その粘度(スラリー粘
度)をE型粘度計を用いて測定した。結果を第1
表に示す。 また前記の推進薬を用いて以下に示す方法で、
引張特性、老化特性及び燃焼特性を測定し、得ら
れた結果を第1表に示した。 〔引張特性〕 前記の推進薬から推進薬物性懇談会で規定した
引張試験片を作製し、それを用いて引張速度50
mm/分、試験温度20℃にて引張試験を行ない、最
大応力、最大応力時の歪み(伸び)及び弾性率を
求めた。 〔老化特性〕 前記の硬化後の推進薬ブロツクを、60℃の恒温
槽に45日間置き、その後は前記引張特性と同じ試
験を行なつた。 〔燃焼特性〕 外径80mmの小型モータを用いて、通常の燃焼試
験法により、燃焼試験を行ない、燃焼圧力50Kg・
f/cm2の燃焼速度及び比推力を求めた。 実施例2〜11 第1表に示される実施例2〜11の各々の粘結剤
配合組成で同表に示される各々の推進薬を実施例
1に準じた方法で製造した。 真空混和後の混和物について、実施例1に準じ
て各々の粘度を測定し結果を第1表に示した。 また、得られた各々の推進薬を用いて実施例1
に準じた各々の試験を行ない、その結果を第1表
に示した。 比較例 1〜4 第2表に示されるように鎖延長剤を含まない以
外は第2表の比較例1〜4の配合組成で各々の推
進薬を実施例1に準じた方法で製造した。 スラリーの粘度、引張特性、老化特性及び燃焼
特性を実施例1に準じた方法で測定し、各々の結
果を第2表に示した。 比較例 5〜7 鎖延長剤を含まず、末端水酸基ポリブタジエン
プレポリマーとしてR−45HTに代えR−45Mに
した第2表の比較例5〜7の配合組成で各々の推
進薬を実施例1に準じた方法で製造した。 スラリーの粘度、引張特性、老化特性及び燃焼
特性を実施例1に準じた方法で測定し、各々の結
果を第2表に示した。
【表】
【表】
【表】
【表】 に同じ
以上の実施例1〜7及び10〜11と比較例1〜4
とを比べても明らかなように、本発明の粘結剤を
用いた推進薬は、物理的特性、特に最大応力時の
歪(伸び)が特定の鎖延長剤の添加により、絶対
値で10%以上、割合で3割以上が向上している。
この結果、同じく実施例1、8及び9と比較例5
〜7と比べても明らかなように本発明の粘結剤を
使用した推進薬は、R−45Mプレポリマーを使用
した推進薬と同等の物理的特性を保有するに到
り、十分に実用に供し得ることが確認された。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (a) 数平均分子量が2200〜3400で、水酸基が
    0.73〜0.93ミリ当量/gで、そのミクロ構造が
    1,4シス15〜25%で、1,4トランス55〜65%
    で、1,2ビニル15〜25%である末端水酸基ポリ
    ブタジエンプレポリマーと、(b)イソフオロンジイ
    ソシアネートであるジイソシアネート硬化剤と、
    (c)アジリジン化合物、アミン化合物及びヒダント
    イン化合物からなる群から選ばれる1種又は2種
    以上の結合剤からなる固体推進薬用粘結剤におい
    て、(d)数平均分子量が1000〜1500であり、一級の
    水酸基を末端に有するポリテトラメチレンエーテ
    ルグリコールを鎖延長剤として含有し、かつ該鎖
    延長剤の量が末端水酸基ポリブタジエンプレポリ
    マー及び鎖延長剤の合計量の10〜25重量%である
    ことを特徴とする固体推進薬用の粘結剤。
JP18418882A 1982-10-20 1982-10-20 固体推進薬用の粘結剤 Granted JPS5973489A (ja)

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