JPH0380030B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0380030B2 JPH0380030B2 JP61067871A JP6787186A JPH0380030B2 JP H0380030 B2 JPH0380030 B2 JP H0380030B2 JP 61067871 A JP61067871 A JP 61067871A JP 6787186 A JP6787186 A JP 6787186A JP H0380030 B2 JPH0380030 B2 JP H0380030B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- itching
- current
- electrodes
- area
- itch
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 208000003251 Pruritus Diseases 0.000 claims description 23
- 230000007803 itching Effects 0.000 claims description 12
- 208000006877 Insect Bites and Stings Diseases 0.000 claims description 5
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- 241000255925 Diptera Species 0.000 description 7
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 4
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Landscapes
- Electrotherapy Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は微少電流によるかゆみとめ作用を応用
してかゆみの消滅または軽減に用いる装置であ
る。
してかゆみの消滅または軽減に用いる装置であ
る。
従来の技術
蚊や有害虫に刺されたときは、かゆみどめ薬を
つけたり、手でかいてかゆみを止めていた。
つけたり、手でかいてかゆみを止めていた。
発明が解決しようとする問題点
蚊など有害虫に刺されたおとの処置に効果的な
ものがなかつた。
ものがなかつた。
問題を解決するための手段
発明者らは蚊など有害虫に刺されたあとその部
位に微弱電流を印加すると、かゆみがまつたく消
失するかあるいは著しく軽減することを発見し
た。
位に微弱電流を印加すると、かゆみがまつたく消
失するかあるいは著しく軽減することを発見し
た。
虫さされなど特定部位に生ずるかゆみを消滅な
いしは軽減するため、その部位に特定して微少電
流を印加するものであり、その特徴とするところ
は次のとおりである。
いしは軽減するため、その部位に特定して微少電
流を印加するものであり、その特徴とするところ
は次のとおりである。
(1) 虫さされなど特定部位に生ずるかゆみを、消
失ないしは軽減させるため、その部位を特定し
て微少電流を短時間印加するようになしたかゆ
みとめ装置。
失ないしは軽減させるため、その部位を特定し
て微少電流を短時間印加するようになしたかゆ
みとめ装置。
作 用
発明者らは蚊など虫にさされたあとその部位に
電流を通ずると、かゆみがまつたく消失するかあ
るいは著しく軽減することを発見した。
電流を通ずると、かゆみがまつたく消失するかあ
るいは著しく軽減することを発見した。
電流は直流の50μA〜数mA程度である。電流
は直流であつてもパルスであつても同様に有効で
あつた。この作用については未だ解明されていな
いが細胞内、神経中の電気化学物質の電解による
変化が考えられるが、いずれにしてもその効用の
理由は未解明である。
は直流であつてもパルスであつても同様に有効で
あつた。この作用については未だ解明されていな
いが細胞内、神経中の電気化学物質の電解による
変化が考えられるが、いずれにしてもその効用の
理由は未解明である。
しかし現実的に実際かゆみを消滅もしくは著し
く軽減することは事実であり微小電流の短時間の
通電でよい。さされたばかりの部位では2〜3秒
の1回の通電で恒久的にかゆみは消失する。
く軽減することは事実であり微小電流の短時間の
通電でよい。さされたばかりの部位では2〜3秒
の1回の通電で恒久的にかゆみは消失する。
発明者らの実験によればその効果は下記のとお
りであつた。
りであつた。
7名の健康者男女の上腕部を無菌培養したイエ
カに刺させ、そののちこと患部に直流電流を印加
し効果をしらべた。
カに刺させ、そののちこと患部に直流電流を印加
し効果をしらべた。
電流は500μA、印加時間は1秒とした。
その結果
かゆみがとれた者 3名
少々のかゆみが残つた者 2名
効果のなかつた者 2名
であつた。
この結果から統計的に除痒効果があると考えら
れる。
れる。
本発明の作用は局部の外皮のみの通電であるの
で感電や副作用のおそれは全くない。ただし、20
mA以上通電すると軽い痛みを生ずる場合がある
のでこれ以下の通電にとめる方が望ましい。
で感電や副作用のおそれは全くない。ただし、20
mA以上通電すると軽い痛みを生ずる場合がある
のでこれ以下の通電にとめる方が望ましい。
実施例
次にさらに具体的な実施例について説明する。
第1図において人体部位1の一局部3が蚊2に
よつてさされたとする。
よつてさされたとする。
局部3はやがて発赤しかゆみを持つに至る。本
装置はその段階で局部に電極4,5を接触させ起
電素子6の電位差によつて、人体部位1に生じる
電流7を与えるものである。電流7は虫さされの
局部3を横断的に流れるように電極4,5を配置
するのが望ましい。
装置はその段階で局部に電極4,5を接触させ起
電素子6の電位差によつて、人体部位1に生じる
電流7を与えるものである。電流7は虫さされの
局部3を横断的に流れるように電極4,5を配置
するのが望ましい。
人体の抵抗は主として皮膚表面で決まり発汗状
況、部位、表皮の厚み等によつて大幅に異なるが
大体数1000Ωから数10000Ωである。これに50μA
の電流を流すための起電力は最大5Vである。表
皮の抵抗を微量水分などで減少させてやれば起電
力として1V以下で充分であり小型のボタン電池、
ペーパー電池、あるいは光電池をも用いることが
できる。
況、部位、表皮の厚み等によつて大幅に異なるが
大体数1000Ωから数10000Ωである。これに50μA
の電流を流すための起電力は最大5Vである。表
皮の抵抗を微量水分などで減少させてやれば起電
力として1V以下で充分であり小型のボタン電池、
ペーパー電池、あるいは光電池をも用いることが
できる。
なお本発明の実施主旨は一過的に局部接触をさ
せることであるから第2図のような人手あるいは
他の方法によつて患部に圧着し通電する構造のも
のが最も適当である。この例を第2図に示す。
せることであるから第2図のような人手あるいは
他の方法によつて患部に圧着し通電する構造のも
のが最も適当である。この例を第2図に示す。
図において電極4,5は絶縁性ケース8より突
出しており、ケース8の内部には乾電池など起電
素子が挿入されている。局部に電極4,5が圧着
するようにケース8を手でもつて使用する。
出しており、ケース8の内部には乾電池など起電
素子が挿入されている。局部に電極4,5が圧着
するようにケース8を手でもつて使用する。
発明の効果
本発明によるかゆみとめ装置は蚊など虫さされ
の部位に直流又はパルスの微小電流を短時間通電
するのみで痛みを感じることなく直ちにかゆみが
消失もしくは軽減できる。
の部位に直流又はパルスの微小電流を短時間通電
するのみで痛みを感じることなく直ちにかゆみが
消失もしくは軽減できる。
特にさされたばかりの部位では数秒間、1回の
通電で恒久的にかゆみは消滅した。かなり悪化し
ている部位でも数秒間の通電を数回くりかえすこ
とで有効に働いた。この効果用の理由は現在未解
であるが現実にかゆみを消滅もしくは著しく軽減
できたことは事実である。
通電で恒久的にかゆみは消滅した。かなり悪化し
ている部位でも数秒間の通電を数回くりかえすこ
とで有効に働いた。この効果用の理由は現在未解
であるが現実にかゆみを消滅もしくは著しく軽減
できたことは事実である。
従来の治療薬ぬり薬などによつても早期治療が
困難でかゆみの我慢を強いられていた万人に対し
て著しい利便を与えるものであり副作用はない。
困難でかゆみの我慢を強いられていた万人に対し
て著しい利便を与えるものであり副作用はない。
装置は起電素子と電極による単純な構成で出来
るので極めて安価に製作でき、世に与える福音は
大である。
るので極めて安価に製作でき、世に与える福音は
大である。
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明
の実施説明図である。 1……人体部位、2……蚊、3……局部、4,
5……電極、6……起電素子、7……電流、8…
…ケース。
の実施説明図である。 1……人体部位、2……蚊、3……局部、4,
5……電極、6……起電素子、7……電流、8…
…ケース。
Claims (1)
- 1 虫さされなど特定部位に生じるかゆみを消失
ないし軽減させる装置であつて、かゆみ発生部を
はさみ、このかゆみ発生部近辺の外皮上に当接す
る少なくとも一対の電極と、該電極が外皮に当接
した際、電極間に微少電流が流れるよう電極に電
圧を印加する手段、とを備えたかゆみとめ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6787186A JPS62224373A (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 | かゆみとめ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6787186A JPS62224373A (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 | かゆみとめ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62224373A JPS62224373A (ja) | 1987-10-02 |
JPH0380030B2 true JPH0380030B2 (ja) | 1991-12-20 |
Family
ID=13357417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6787186A Granted JPS62224373A (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 | かゆみとめ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62224373A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58216067A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-15 | 杉山 紀行 | 貼付治療器 |
JPS5997676A (ja) * | 1982-11-27 | 1984-06-05 | 株式会社 ミツオ ジャパン | 電気治療器 |
JPS60165960A (ja) * | 1984-02-08 | 1985-08-29 | ジヤツク・ケネス・イボツト | シート状電池を用いた治療具 |
-
1986
- 1986-03-26 JP JP6787186A patent/JPS62224373A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58216067A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-15 | 杉山 紀行 | 貼付治療器 |
JPS5997676A (ja) * | 1982-11-27 | 1984-06-05 | 株式会社 ミツオ ジャパン | 電気治療器 |
JPS60165960A (ja) * | 1984-02-08 | 1985-08-29 | ジヤツク・ケネス・イボツト | シート状電池を用いた治療具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62224373A (ja) | 1987-10-02 |
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