JPH0379299A - パンチダイの穴加工方法およびその工具 - Google Patents

パンチダイの穴加工方法およびその工具

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JPH0379299A
JPH0379299A JP21308989A JP21308989A JPH0379299A JP H0379299 A JPH0379299 A JP H0379299A JP 21308989 A JP21308989 A JP 21308989A JP 21308989 A JP21308989 A JP 21308989A JP H0379299 A JPH0379299 A JP H0379299A
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die
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Yoichi Sukai
須貝 洋一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気カード等の薄板状部材に対し穴穿けする
ために用いられるパンチ装置を構成するパンチダイの穴
加工方法およびその穴加工用の工具に関する。
〔従来の技術〕
たとえばプラスチック製の磁気カードが用いられるカー
ド式公衆電話機においてその内部に組込まれるカードリ
ーグには、磁気カードに記憶されている残額度数を目視
にて確認可能とするための小孔を、カードの所定個所に
穿設するパンチ装置が設けられる。このようなパンチ′
?t211は、概略第5図に示したように、ガイド2に
より上下動可能に保持されるパンチビン3と、このパン
チピン3の対向した位置にパンチ受け用の穴4を有する
パンチダイ5とから構成される。そして、このパンチダ
イ5上でパンチビン3との間に。
図示しない搬送装置によって被穿孔物としてのカード(
Q板状部材)6を送り込んで所定の個所に位置決めした
状態で保持し、図示しないソレノイド等の電気的駆動手
段を作動させてパンチピン3を、カード6を打抜いてパ
ンチダイ4側の穴4内に嵌入させることにより、カード
6への穿孔を行なうものである。なお、第5図において
符号7で示す部分は穴4よりも大径に膨出して形成され
たパンチかすの逃げ部である。
ところで、上述したパンチ装置lにおいてパンチダイ5
上でのパンチ受け用の穴4を形成するにあたって従来一
般には、穿孔加工用のドリル等を用いた切削加工による
場合と、穴加工用の段付き工A(第6図中8で示す)を
用いたプレス加工による場合などがあった。なお、第6
図中8aは工具8の加工側端面に突設されるパンチ受け
用穴4に対応する頭部、8bはその基部周囲に拡がる平
面状の円形段部で、これによりパンチダイ5上には、穴
4周縁のエツジ部4aの周縁部分に円形凹部4bが形成
されている。また、第6図や第7図では、第5図におけ
るパンチかす逃し部7のない穴4を、パンチダイ5に穿
設した場合を示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述したパンチダイ5へのパンチ受け用
穴4の加工方法において前者の切削加工の場合には、加
工作業が面倒かつ煩雑で、しかもこのパンチ受け用穴4
において穿孔時に最も重要となる穴開縁のエツジ部4a
を研豫により仕上げ加工することが必要であるために、
作業工程が多くなるばかりでなく、コスト高を招く等と
いった欠点があった。
また、後者のような段付き工具8を用いるプレス加工に
よる場合は、上述したエツジ部4aを、頭部8aと平面
状の円形段部8bとの間で加圧成形しようとするもので
あるが、円形段部8bの平面でパンチダイ5を穿設方向
に加圧するだけであるため、その押圧力が、第7図中矢
印で示すように、求心方向や放射方向にばらばらに向い
てしまうもので、その作用力によって図示したように穴
4の形状が真円形状とならない場合があり、加工」−で
問題をもつものであった。得に、このような真円形状で
はない穴4を用いてカード6に穿孔を行なうと、穿孔部
分にぼり等を生じる場合が多く、このような問題を解決
し得る何らかの対策を講じることが必要とされている。
〔課題を解決するための手段〕
このような要請に応えるために本発明に係るパンチダイ
の穴加工方法は、パンチダイに形成されるパンチ受け用
穴の穴径に対応する頭部とその基端部周囲に拡がる円形
段部とを加工側端面に有してなる穴加工用工具を用いて
なり、その円形段部を1段部外周縁から頭部周縁部分に
向ってくぼむ傾斜面によりすり鉢状に形成するとともに
、パンチダイにパンチ受け用穴よりも大きめな下穴を穿
設し、この下穴内に前記rA部を嵌入させた状態で穴加
工用工具を、パンチダイの被加工面上に加圧して押当て
ることで、パンチダイにパンチ受け用穴をプレス加工に
て形成するものである。
また1本発明に係るパンチダイ穴加工用工具は、パンチ
ダイのパンチ受け用穴形成用の下穴内に嵌入される頭部
とその基端部周囲に拡がる円形段部とを加工側端面に備
えてなり、その円形段部を1段部外周縁から頭部周縁部
分に向ってくぼむような傾斜面によりすり鉢状に形成す
るようにしたものである。
〔作用〕
本発明によれば、パンチダイ穴加工用工具を、パンチダ
イに予め穿設したパンチ受け用穴形成用の下穴内に頭部
が嵌入されるようにして加圧して押当てることにより、
すり鉢状の円形段部における傾斜面によって、加圧力が
常に求心方向に向う状態とすることが可能で、これによ
りパンチ受け用穴のエツジ部を真円形状となるように塑
性変形させて形成することができる。また、上述したパ
ンチダイへの下穴径を選択することで、穴内へのパンチ
かす逃し部の形成も同時に行なえる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
第1図ないし第4図は本発明に係るパンチダイの穴加工
方法およびその工具の一実施例を示すものであり、これ
らの図において、前述した第5図ないし第7図と同一ま
たは相当する部分には同一番号を付してその説明は省略
する。
さて、本発明によれば、パンチダイ5の穴加工方法とし
て、第1図および第2図から明らかなように、パンチダ
イ5のパンチ受け用穴4の穴径に対応する頭部8aとそ
の基端部周囲に拡がる円形段部8bとを加工側端面に有
してなる穴加工用工具8を用いてなり、その円形段部8
bを、段部8b外周縁から頭部8a周縁部分に向ってく
ぼむ傾斜面10aによりすり林状くぼみ10として形成
するとともに、パンチダイ5にパンチ受け用穴4よりも
大きめな下穴11を穿設し、この下穴11内に前記頭部
8aを嵌入させた状態で穴加工用工具8を、パンチダイ
5の被加工面上に加圧して押当てることで、パンチダイ
5にパンチ受け用穴4をプレス加工にて形成するように
しだところに特徴を有している。
このような構成によれば、上述した構造によるパンチダ
イ穴加工用工具8を、パンチダイ5に予め穿設したパン
チ受け用穴形成用の下穴11内に頭部8aが嵌入される
ようにして加圧して押当てることにより1円形段部8b
のすり林状くぼみ10における傾斜面10aによって、
第2図および第3図に矢印で示したように、加圧力を常
に求心方向に向う均等な力とすることが可能で、これに
よりパンチ受け用穴4のエツジ部4aをすり林状くぼみ
lOと頭部8aとによる角部に向って膨出するように塑
性変形され、真円形状として精度よく形成することが可
能となる。第4図に本発明により加工されたパンチダイ
5を示しており、図中12は前記すり林状くぼみ10に
よる円形凹部4b内に形成される被加工側傾斜面である
したがって、このような穴加工方法では、加工工程や加
工時間を短縮でき、コストも大幅に低減できるプレス加
工によって、真円形状のパンチ受け用穴4を、精度のよ
いニー15ジ部4aをもたせて形成することができる。
特に、パンチダイ穴加工用工具8として、パンチダイ5
のAンチ受け用穴4形成用の下穴11内に嵌入される頭
部8aとその基端部周囲に拡がる円形段i8bとを加工
側端面に備え、その円形段部8bを、段部8b外周縁か
ら頭部8a周縁部分に向ってくぼむような傾斜面10a
によりすり林状くぼみlOとして形成してなるものを用
いるだけでよく、しかも真円形状のパンチ受け用穴4を
、エツジ部4aの精度を確保して簡単かつ適切に加工す
ることが可能となるもので、その利点は大きい。
また、上述したパンチダイ5への下穴11の径を、上述
したパンチ受け用穴4の径よりも大きく設定しておくこ
とにより、穴4内へのパンチかす逃し部7の形成をも、
このエツジ部4a等の加工と共に同時に行なえるという
利点もある。
そして、このようにして得られた穴4を有するパンチダ
イ5を用いると、被穿孔物であるカード6に穴穿けする
際にぼり等の発生をなくし、しかも真円形状の穴穿けを
行なえる。
なお、本発明は上述した実施例構造に限定されず、各部
の形状、構造等を、適宜変形、変更することは自由であ
る。たとえば本発明方法によって得られるパンチダイ5
を備えてなるパンチ装置は、磁気カード公衆電話機用カ
ードに対しそのカードが有する価値情報を可視的に表示
するための所定個所にパンチ穴穿孔処理を行なう場合も
用いて好適であるが、これに限定されず、各種の穿孔処
理を行なうa!!、装置にあっても適用してその効果を
発揮し得るものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係るパンチダイの穴加工方
法によれば、パンチダイに形成されるパンチ受け用穴の
穴径に対応する頭部とその基端部周囲に拡がる円形段部
な加工側端面に有してなる穴加工用工具を用いてなり、
その円形段部を、段部外周縁から頭部周縁部分に向って
くぼむ傾斜面によりすり林状に形成するとともに、パン
チダイにパンチ受け用穴よりも大きめな下穴を穿設し、
この下穴内に前記頭部を嵌入させた状態で穴加工用工具
を、パンチダイの被加工面上に加圧して押当てることで
、パンチダイにパンチ受け用穴をプレス加工にて形成す
るようにしたので、加工工程や加工時間を短縮でき、コ
ストも大幅に低減できるプレス加工によって、真円形状
のパンチ受け用穴を、精度のよいエツジ部をもたせて形
成することができるという種々優れた効果がある。特に
、・本発明によれば、パンチダイ穴加工用工具として、
パンチダイのパンチ受け用穴形成用の下穴内に嵌入され
る頭部とその基端部周囲に拡がる円形段部とを加工側端
面に備え、その円形段部を、段部外周縁から頭部周縁部
分に向ってくぼむような傾斜面によりすり鉢状に形成し
てなるものを用いるだけで、真円形状のパンチ受け用穴
を、エツジ部の精度を確保して簡単かつ適切に加工する
ことが可能となるもので、その利点は大きい、さらに、
本発明によれば、パンチダイへの下穴の径を選択するこ
とで、穴内へのパンチかす逃し部の形成も同時に行なえ
るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は本発明に係るパンチダイの穴加工
方法を説明するための概略側断面図。 第3図はその要部とするスリ林状の円形段部による加圧
状態を説明するための要部平面図、第4図は本発明方法
によるパンチダイの一実施例を示す概略側断面図、第5
図はパンチ装置の概略構成図、第6図および第7図は従
来の穴加工方法およびその不具合を説明するための概略
説明図である。 4・・・・パンチ受け用穴、4a・・・・エツジ部、4
b・・・・円形凹部、5・・・・パンチダイ、6・・・
・磁気カード(被穿孔物)、7・・・・パンチかす逃し
部、8・・・・パンチダイ穴加工用工具(段付き工具)
、8a・・・・頭部、8b・・・・円形段部、10・・
・・すり鉢状くぼみ、10a・・・・傾斜面、11・・
・・パンチ受け用穴の形成用下穴、12・・・・被加工
側傾斜面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パンチ受け用穴が形成されるパンチダイと、穴径
    に対応する頭部とその基端部周囲に拡がる円形段部とを
    加工側端面に有してなる穴加工用工具を備えてなり、こ
    の工具における円形段部を、その外周縁から頭部周縁部
    分に向ってくぼむ傾斜面によりすり鉢状に形成するとと
    もに、前記パンチダイにパンチ受け用穴よりも大きめな
    下穴を穿設し、この下穴内に前記頭部を嵌入させた状態
    で前記穴加工用工具を、パンチダイの被加工面上に加圧
    して押当てることにより、パンチダイにパンチ受け用穴
    をプレス加工にて形成することを特徴とするパンチダイ
    の穴加工方法。
  2. (2)パンチダイのパンチ受け用穴形成用の下穴内に嵌
    入される頭部とその基端部周囲に拡がる円形段部とを加
    工側端面に有しプレス加工に用いられる穴加工用工具で
    あって、その円形段部を、段部外周縁から頭部周縁部分
    に向ってくぼむような傾斜面によりすり鉢状に形成した
    ことを特徴とするパンチダイ穴加工用工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007000804A1 (ja) * 2005-06-27 2009-01-22 株式会社 ベアック プリント配線基板の穿孔方法、プリント配線基板、boc用基板及び穿孔装置
JP2010253562A (ja) * 2010-08-06 2010-11-11 Okabe Co Ltd スタッドの製造方法およびこれに使用する膨出部形成ピン

Cited By (3)

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JPWO2007000804A1 (ja) * 2005-06-27 2009-01-22 株式会社 ベアック プリント配線基板の穿孔方法、プリント配線基板、boc用基板及び穿孔装置
JP4646982B2 (ja) * 2005-06-27 2011-03-09 株式会社 ベアック プリント配線基板の穿孔方法
JP2010253562A (ja) * 2010-08-06 2010-11-11 Okabe Co Ltd スタッドの製造方法およびこれに使用する膨出部形成ピン

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