JPH0379226A - 中子除去装置 - Google Patents
中子除去装置Info
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- JPH0379226A JPH0379226A JP1215510A JP21551089A JPH0379226A JP H0379226 A JPH0379226 A JP H0379226A JP 1215510 A JP1215510 A JP 1215510A JP 21551089 A JP21551089 A JP 21551089A JP H0379226 A JPH0379226 A JP H0379226A
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- suction part
- suction
- nozzle
- rod
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- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract description 7
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 5
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明はワイヤ放電加工装置に備え、切抜き加工によ
って生じる中子を除去する装置に関する。
って生じる中子を除去する装置に関する。
従来技術
ワイヤ放電加工装置で′は、比較的小さな中子は抜は落
ちを防止するクランプなどを使用することなくそのまま
切落している。しかし、切落された中子を放置するとテ
ーブルが移動する時に下ノズルを損傷することがあるの
で、そのたびに点検し必要な場合は、人手によって除去
している。
ちを防止するクランプなどを使用することなくそのまま
切落している。しかし、切落された中子を放置するとテ
ーブルが移動する時に下ノズルを損傷することがあるの
で、そのたびに点検し必要な場合は、人手によって除去
している。
そのため、自動ワイヤ結線機構(AWF)を備えたワイ
ヤ放電加工装置であっても長時間の連続無人運転は困難
であった。
ヤ放電加工装置であっても長時間の連続無人運転は困難
であった。
発明が解決しようとする課題
この発明は、ワイヤ放電加工装置に取付けて、中子を下
ノズル位置から他の位置に自動的に除去するよう作動さ
せることができる中子除去装置の提供を課題とする。
ノズル位置から他の位置に自動的に除去するよう作動さ
せることができる中子除去装置の提供を課題とする。
課題を解決するための手段
ワイヤ放電加工装置の上ガイド部に固定された本体部と
本体部から下方に突出し下端の両側に吸管部と吸上げ部
を備えたロッドを備える。
本体部から下方に突出し下端の両側に吸管部と吸上げ部
を備えたロッドを備える。
前記ロッドは本体部の駆動機構に連結され、選択されて
いる吸着部あるいは吸上げ部を上ノズルの下部と退避位
置に移動させる回転と、前記吸着部あるいは吸上げ部を
上ノズルより上方の位置と下方の位置に移動させる上下
移動が可能とされている。
いる吸着部あるいは吸上げ部を上ノズルの下部と退避位
置に移動させる回転と、前記吸着部あるいは吸上げ部を
上ノズルより上方の位置と下方の位置に移動させる上下
移動が可能とされている。
吸着部は下方を向いて取付けられ、それぞれ真空発生器
に接続された複数の吸引パッドで構成される。
に接続された複数の吸引パッドで構成される。
吸上げ部は高圧エアの背圧を利用した筒状真空装置で構
成される。
成される。
また、下ノズル先端にワーク載置面と平行な面を持つ支
持部を備える。
持部を備える。
作用
吸着部は中子をロッドの先端に支持する。
吸上げ部は中子を吸い上げ離れた位置に放出する。
ロッドは吸着部あるいは吸上げ部を上ガイドの下部と退
避位置および上ノズルより上方の放電加工位置と下方の
中子除去位置に移動させる。
避位置および上ノズルより上方の放電加工位置と下方の
中子除去位置に移動させる。
下ノズルの支持部は切落された中子を支持する。
実施例
第3図はワイヤ放電加工装置1の全体を示し、テーブル
部2、コラム3、上アーム4、下アーム5およびNC制
御装置6を備える。テーブル部2にはワーク置台7が水
平面に設定されたX軸、Y軸方向に移動可能とされてい
る。
部2、コラム3、上アーム4、下アーム5およびNC制
御装置6を備える。テーブル部2にはワーク置台7が水
平面に設定されたX軸、Y軸方向に移動可能とされてい
る。
上ア7ム4の先端にはU−V駆動装置を備えた上ガイド
部8が垂直方向のZ軸に沿って、上下移動可能に設けら
れ−1これにワイヤ9が挿通するノ。
部8が垂直方向のZ軸に沿って、上下移動可能に設けら
れ−1これにワイヤ9が挿通するノ。
ズル10と中子除去装置11が取付けられている。
下アーム5の先端には上ノズル10と対向する位置に下
ノズル12が設けられている。
ノズル12が設けられている。
ワイヤ9は図示のように供給リール13から各ガイドロ
ーラ14.テンシヨンローラ15、さらに、上ノズル1
0.下ノズル12を経て下アーム5を通過してフィード
ローラ16に至り、巻取リール17に収容される。
ーラ14.テンシヨンローラ15、さらに、上ノズル1
0.下ノズル12を経て下アーム5を通過してフィード
ローラ16に至り、巻取リール17に収容される。
中子除去装置11は本体部18、ロッド19(第1.2
図)および下ノズル12の先端における支持部21を備
えている。また、ワイヤ放電加工装置1は、高圧エア供
給装置20(第4図)を備える。
図)および下ノズル12の先端における支持部21を備
えている。また、ワイヤ放電加工装置1は、高圧エア供
給装置20(第4図)を備える。
本体部18は上ガイド部8に固定して取付けられ、下面
から突出してロッド19が上下移動および回動可能に装
着されている。ロッド19は本体部18の内部に配置さ
れ前記高圧エア供給装置20に接続されたエアアクチュ
エータによる駆動機構に連結され、前記の上下および回
動が行なわれる。
から突出してロッド19が上下移動および回動可能に装
着されている。ロッド19は本体部18の内部に配置さ
れ前記高圧エア供給装置20に接続されたエアアクチュ
エータによる駆動機構に連結され、前記の上下および回
動が行なわれる。
ロッド19は下端の両側に吸着部22と吸上げ部23を
備える。
備える。
吸着部22は相互に近接させ下方を向いて取付けられた
4個(複数個)の吸引パッド24で構成され、各パッド
24は真空発生器25(第4図)にそれぞれ独立して接
続されている。
4個(複数個)の吸引パッド24で構成され、各パッド
24は真空発生器25(第4図)にそれぞれ独立して接
続されている。
吸引パッド24は柔軟な弾力性を備えた合成樹脂を直径
8mmのさかづき形に成形したもので、第4図のように
取付けねじ26でロッド19の下端の一側に下向きに取
付けられる。取付けねじ26は係合部27で吸引パッド
24の上部をロッド19との間に挟着し、ロッド19に
形成したタップ孔28に螺着されている。また、それぞ
れのタップ孔28は流路29、チューブ30を介してそ
れぞれ真空発生器25に接続されている。
8mmのさかづき形に成形したもので、第4図のように
取付けねじ26でロッド19の下端の一側に下向きに取
付けられる。取付けねじ26は係合部27で吸引パッド
24の上部をロッド19との間に挟着し、ロッド19に
形成したタップ孔28に螺着されている。また、それぞ
れのタップ孔28は流路29、チューブ30を介してそ
れぞれ真空発生器25に接続されている。
真空発生器25はエジェクタの筒31に高圧エア装置2
0から高圧エアが急速に供給されたとき、筒内部9空気
が共に引き出されて生じる背圧を利用するもので、前記
チューブ30の他端が筒31に接続されている。
0から高圧エアが急速に供給されたとき、筒内部9空気
が共に引き出されて生じる背圧を利用するもので、前記
チューブ30の他端が筒31に接続されている。
吸上げ部23は筒状真空装置32で構成され、この装置
32は筒33の内部に高圧エア供給装置20に接続され
た噴射ノズル34が上方に向けて取付けられており、噴
射ノズル34から高圧エアが噴射されると下部が強い負
圧となる背圧を利用するものである。符号35はガイド
板で噴射エアを所定の方向に案内する。
32は筒33の内部に高圧エア供給装置20に接続され
た噴射ノズル34が上方に向けて取付けられており、噴
射ノズル34から高圧エアが噴射されると下部が強い負
圧となる背圧を利用するものである。符号35はガイド
板で噴射エアを所定の方向に案内する。
吸着部22、吸上げ部23はロッド19の下端両側に張
出して位置するので、本体部18の駆動機構によってロ
ッド19が下降され、右または左に回動されると前記吸
着部22あるいは吸上げ部23のいずれか一方が上ノズ
ル10の下部に位置する(第1図)。この状態から90
’回転した位置が退避位置(第2図)で吸着部22、吸
上げ部23ともに上ノズル10の下部から退避しており
、ロッド19を引き上げてもこれらが上ノズル10付近
の上ガイド部8の構成部材と衝突することはない。
出して位置するので、本体部18の駆動機構によってロ
ッド19が下降され、右または左に回動されると前記吸
着部22あるいは吸上げ部23のいずれか一方が上ノズ
ル10の下部に位置する(第1図)。この状態から90
’回転した位置が退避位置(第2図)で吸着部22、吸
上げ部23ともに上ノズル10の下部から退避しており
、ロッド19を引き上げてもこれらが上ノズル10付近
の上ガイド部8の構成部材と衝突することはない。
下ノズル12における支持部21はノズル開口の周辺を
拡大してワーク載置面に平行な面を形成したものである
。
拡大してワーク載置面に平行な面を形成したものである
。
第1,2図において、符号36はAWF機構、符号37
はワーク、符号38は中子である。
はワーク、符号38は中子である。
高圧エア供給装置20(第4図)はアキュムレータある
いはコンプレッサ39、開閉用の電磁弁40、制御弁4
1および切換弁42を備える。制御弁41には本体部1
8の駆動機構、AWF機構36および切換弁42を介し
て吸着部22用の真空発生器25と筒状真空装置32の
噴射ノズル34が接続されている。
いはコンプレッサ39、開閉用の電磁弁40、制御弁4
1および切換弁42を備える。制御弁41には本体部1
8の駆動機構、AWF機構36および切換弁42を介し
て吸着部22用の真空発生器25と筒状真空装置32の
噴射ノズル34が接続されている。
ワイヤ放電加工の進行中、中子除去装置11のロッド1
9は第2図のように上方に移動し、回動して吸着部22
および吸上げ部23を退避位置としている。
9は第2図のように上方に移動し、回動して吸着部22
および吸上げ部23を退避位置としている。
加ニブログラムにしたがってワイヤ放電加工が進行し、
中子38が切抜かれると該中子38は下ガイド12の支
持部21に載り、NC制御装置6は前記プログラムによ
って設定された中子除去モードとされる。
中子38が切抜かれると該中子38は下ガイド12の支
持部21に載り、NC制御装置6は前記プログラムによ
って設定された中子除去モードとされる。
なお、ワーク載置面と前記支持部21の平面ととの間隔
(すなわち、下ノズル12の先端とワーク載置面との間
隔)は0.2〜0.3mm程度である。
(すなわち、下ノズル12の先端とワーク載置面との間
隔)は0.2〜0.3mm程度である。
前記の中子除去モードではプログラムに組込んだ所定の
Mコード(補助機能)などによって、次の作動が行なわ
れる。
Mコード(補助機能)などによって、次の作動が行なわ
れる。
放電電源が遮断され、上ガイド部8が上方に移動される
。なお、実施例の場合、Z軸のストロークは300mm
である。
。なお、実施例の場合、Z軸のストロークは300mm
である。
上ガイド部8が所定位置に到達した所でNC制御装置6
によって電磁弁40、制御弁41を介して中子除去装置
11の駆動機構が高圧エアで作動され、まずロッド19
が下方に移動されついで90°回動されて下端の吸着部
22あるいは吸上げ部23のいずれか一方を上ノズル1
0の下部に位置させる。いずれを選択するかはロッド1
9の右回転、左回転によるが、生じる中子38の大きさ
は加工開始前に分るから、中子38が比較的大きく一個
の吸引パッド24の大きさ(直径8mm)以上であれば
吸着部22を、それ以下であれば吸上げ部23を選択し
、加ニブログラムに設定して置く。この設定は同時に切
換弁42を選択された側に切換える。第1図では吸上げ
部23が選択されている。
によって電磁弁40、制御弁41を介して中子除去装置
11の駆動機構が高圧エアで作動され、まずロッド19
が下方に移動されついで90°回動されて下端の吸着部
22あるいは吸上げ部23のいずれか一方を上ノズル1
0の下部に位置させる。いずれを選択するかはロッド1
9の右回転、左回転によるが、生じる中子38の大きさ
は加工開始前に分るから、中子38が比較的大きく一個
の吸引パッド24の大きさ(直径8mm)以上であれば
吸着部22を、それ以下であれば吸上げ部23を選択し
、加ニブログラムに設定して置く。この設定は同時に切
換弁42を選択された側に切換える。第1図では吸上げ
部23が選択されている。
なお、この場合、ワイヤ9は張設されたままで、吸着部
22あるいは吸上げ部23は上ノズル10の直下ではな
くその近傍にしか位置できないから、切抜かれた中子3
8がワイヤ9に対して吸着部22あるいは吸上げ部23
側に位置するよう、加ニブログラムに手当をしておく必
要がある。
22あるいは吸上げ部23は上ノズル10の直下ではな
くその近傍にしか位置できないから、切抜かれた中子3
8がワイヤ9に対して吸着部22あるいは吸上げ部23
側に位置するよう、加ニブログラムに手当をしておく必
要がある。
吸上げ部23が上ノズル10の下部に位置(中子除去装
置)したことが近接スイッチによって確認されると、そ
のままの状態で、上ガイド部8が下降され、吸上げ部2
3の下部(ゴムなど軟質材の短いスカートを取付けであ
る)が中子38の周辺に達し接触する。
置)したことが近接スイッチによって確認されると、そ
のままの状態で、上ガイド部8が下降され、吸上げ部2
3の下部(ゴムなど軟質材の短いスカートを取付けであ
る)が中子38の周辺に達し接触する。
この接触がタッチセンサで検出されると、これによって
電磁弁40がONとされ、アキュムレータ39のエアが
噴射ノズル34に供給される。
電磁弁40がONとされ、アキュムレータ39のエアが
噴射ノズル34に供給される。
すると、筒33の下部は背圧によって強い負圧となり、
すでに切離されて下ノズル12の支持部21に載ってい
た中子38は勢いよ(吸出されてガイド板35に案内さ
れ、ワーク35から離れた位置に放出される。
すでに切離されて下ノズル12の支持部21に載ってい
た中子38は勢いよ(吸出されてガイド板35に案内さ
れ、ワーク35から離れた位置に放出される。
設定された時間(2〜5秒)の後、電磁弁4゜がOFF
とされ、また、上ガイド8がZ軸に沿って上昇され、上
限位置で停止する。
とされ、また、上ガイド8がZ軸に沿って上昇され、上
限位置で停止する。
ついで、中子除去装置11の駆動機構が作動され、ロッ
ド19が90°元の方向に回動されて吸上げ部23を退
避位置とし、さらに上方に移動されて上ノズル10より
上方の元位置(放電加工位r!i)に停止する。
ド19が90°元の方向に回動されて吸上げ部23を退
避位置とし、さらに上方に移動されて上ノズル10より
上方の元位置(放電加工位r!i)に停止する。
AWF機構36が作動されてワイヤ9が切断され、上・
下ノズル10.12間からワイヤが除去される。
下ノズル10.12間からワイヤが除去される。
ワーク37における次の加工開始孔をワイヤ位置(上ノ
ズル10と下ノズル12を結ぶ線とワーク上面との交点
)に合せ、AWF機構36にてワイヤ9を自動結線する
。
ズル10と下ノズル12を結ぶ線とワーク上面との交点
)に合せ、AWF機構36にてワイヤ9を自動結線する
。
吸着部22の使用が選択されている場合は、次のように
作動する。
作動する。
前記においてロッド19が下降してタッチセンサでワー
ク35に対する接触が検出された後、上ガイド8が前記
の接触位置からさらに2ミリ程下降して、吸引パッド2
4を中子38(この場合の中子38は比較的大きい)に
確実に押圧してからいったん停止し、ついで上昇する。
ク35に対する接触が検出された後、上ガイド8が前記
の接触位置からさらに2ミリ程下降して、吸引パッド2
4を中子38(この場合の中子38は比較的大きい)に
確実に押圧してからいったん停止し、ついで上昇する。
上昇にともなって吸引パッド24に吸着された中子38
はワーク37から引抜かれ、さらに上ガイド8が所定位
置に達して停止するまで上方に移動され、ワーク37の
表面から充分な間隔が取られる。
はワーク37から引抜かれ、さらに上ガイド8が所定位
置に達して停止するまで上方に移動され、ワーク37の
表面から充分な間隔が取られる。
上ガイド8が上限位置に到達したことが確認されると中
子除去装置11の駆動機構が作動され、ロッド19を9
0°元の方向に回動して元の退避位置(放電加工位置)
とする。取出した中子38は未だロッド19に支持され
ている。
子除去装置11の駆動機構が作動され、ロッド19を9
0°元の方向に回動して元の退避位置(放電加工位置)
とする。取出した中子38は未だロッド19に支持され
ている。
前記に引きつづきAWF機構36が作動されてワイヤ9
が切断され、上・下ノズル10.12間からワイヤが除
去される。
が切断され、上・下ノズル10.12間からワイヤが除
去される。
テーブル部2のワーク置台7がX軸、Y軸面で移動され
、ロッド19に支持されている中子38を相対的にワー
ク37の移動に邪魔とならない位置に移動する。
、ロッド19に支持されている中子38を相対的にワー
ク37の移動に邪魔とならない位置に移動する。
電磁弁40がOFFとされて吸着による支持が解かれ、
中子38がその位置に落下する。
中子38がその位置に落下する。
ついで、ワーク37における次の加工開始孔をワイヤ位
置(上ノズル10と下ノズル12を結ぶ線とワーク上面
との交点)に合せ、AWF機構36にてワイヤ9を自動
結線する。
置(上ノズル10と下ノズル12を結ぶ線とワーク上面
との交点)に合せ、AWF機構36にてワイヤ9を自動
結線する。
この様な中子除去作動では、吸上げ部23によって放出
できる中子38の重量は約50gであった。また、吸着
部22による場合は、ワイヤ放電加工装置1に置けるZ
軸のストロークによってワークから引抜いて除去できる
中子38の厚さが異なるが、この実施例では約100m
mまで可能である。しかし、中子38の重量と吸引パッ
ド24による吸着力との関係によっても制限を受け、約
500gまで可能であった。
できる中子38の重量は約50gであった。また、吸着
部22による場合は、ワイヤ放電加工装置1に置けるZ
軸のストロークによってワークから引抜いて除去できる
中子38の厚さが異なるが、この実施例では約100m
mまで可能である。しかし、中子38の重量と吸引パッ
ド24による吸着力との関係によっても制限を受け、約
500gまで可能であった。
4個の吸引パッド24はそれぞれ独立して真空発生装置
25と結合されているので、外形に凹凸があったり、中
子38に加工開始孔が存在したりしてエアが漏れる場合
でも、その位置以外の吸引パッド24で吸着することが
できる。
25と結合されているので、外形に凹凸があったり、中
子38に加工開始孔が存在したりしてエアが漏れる場合
でも、その位置以外の吸引パッド24で吸着することが
できる。
なお、吸上げ部23を選択した場合は、取出した中子3
8が放れた位置に吹きとばされるので、中子38を邪魔
にならない位置に運ぶため、テーブルを移動する必要は
ない。
8が放れた位置に吹きとばされるので、中子38を邪魔
にならない位置に運ぶため、テーブルを移動する必要は
ない。
以上は1実施例である。
吸着部22、吸上げ部23をロッド19に対して交換可
能とし、それぞれ除去すべき中子38の大きさに応じて
適宜な規模(直径、数)のものとすることもできる。
能とし、それぞれ除去すべき中子38の大きさに応じて
適宜な規模(直径、数)のものとすることもできる。
高圧エア装置20は通常、AWF機構36を駆動するた
めのものと共通にされる。
めのものと共通にされる。
筒状真空装置32における筒33の先端に消音器を兼ね
た袋をとりつけ、そのなかに取出した中子38を回収し
たり、噴射ノズル34より下部の筒33内に網を張って
、その網に吸い上げた中子38を保持し、テーブルを移
動して邪魔にならない位置とした上で、高圧エアを遮断
し、その位置に除去する場合もある。。
た袋をとりつけ、そのなかに取出した中子38を回収し
たり、噴射ノズル34より下部の筒33内に網を張って
、その網に吸い上げた中子38を保持し、テーブルを移
動して邪魔にならない位置とした上で、高圧エアを遮断
し、その位置に除去する場合もある。。
また、近接スイッチはリミットスイッチ等でもよく、さ
らにタッチセンサは吸上げ部23あるいは吸着部22が
上ノズル10の下部に来たとき、自動的に電磁弁40が
ONされるようにして省略することもできる。
らにタッチセンサは吸上げ部23あるいは吸着部22が
上ノズル10の下部に来たとき、自動的に電磁弁40が
ONされるようにして省略することもできる。
発明の効果
吸引パッドでは吸着できないような小さな中子から比較
的大きく重量のある中子まで除去できる。
的大きく重量のある中子まで除去できる。
複数の吸引パッドはそれぞれに真空発生装置に接続され
ていて中子の除去が確実である。
ていて中子の除去が確実である。
吸着部、吸上げ部は回動と上下移動するロッドの下端に
取付けられているので、この中子除去装置をワイヤ放電
加工装置の上ガイド部に取付けてもワイヤ放電加工時に
邪魔になることがない。
取付けられているので、この中子除去装置をワイヤ放電
加工装置の上ガイド部に取付けてもワイヤ放電加工時に
邪魔になることがない。
ワイヤ放電加工装置と連動させることによって、長時間
の無人連続運転が可能となる。
の無人連続運転が可能となる。
磁石で中子を除去するのではないので、ワークの材質に
かかわらず中子を除去できる。
かかわらず中子を除去できる。
第1図は要部の正面図、第2図は要部の正面図、第3図
は斜視図、第4図は要部を説明するための図で一部を断
面にて示す。 18・・・本体部、19・・・ロッド、20・・・高圧
エア装置、21・・・支持部、22・・・吸着部、23
・・・吸上げ部、24・・・吸引パッド、25・・・真
空発生器、37・・・ワーク、38・・・中子。 第 口 第 因 本体舒
は斜視図、第4図は要部を説明するための図で一部を断
面にて示す。 18・・・本体部、19・・・ロッド、20・・・高圧
エア装置、21・・・支持部、22・・・吸着部、23
・・・吸上げ部、24・・・吸引パッド、25・・・真
空発生器、37・・・ワーク、38・・・中子。 第 口 第 因 本体舒
Claims (1)
- ワイヤ放電加工装置の上ガイド部に固定された本体部と
本体部から下方に突出し下端の両側に吸着部と吸上げ部
を備えたロッドを備え、前記ロッドは本体部の駆動機構
に連結されて選択され、吸着部あるいは吸上げ部を上ノ
ズルの下部と退避位置に移動させる回転と前記吸着部あ
るいは吸上げ部を上ノズルより上方の位置と下方の位置
に移動させる上下移動が可能とされており、吸着部は下
方を向いて取付けられ真空発生器にそれぞれ接続された
複数の吸引パッドで構成され、吸上げ部は高圧エアによ
る背圧を利用した筒状真空装置で構成されており、下ノ
ズル先端にワーク載置面と平行な面を持つ支持部を備え
ることを特徴とした中子除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1215510A JPH0379226A (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 中子除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1215510A JPH0379226A (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 中子除去装置 |
Publications (1)
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JPH0379226A true JPH0379226A (ja) | 1991-04-04 |
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ID=16673604
Family Applications (1)
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JP1215510A Pending JPH0379226A (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 中子除去装置 |
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JP (1) | JPH0379226A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110834386A (zh) * | 2019-11-25 | 2020-02-25 | 株洲联信金属有限公司 | 一种线切割机冷却装置 |
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-
1989
- 1989-08-22 JP JP1215510A patent/JPH0379226A/ja active Pending
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