JPH037921Y2 - - Google Patents
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- JPH037921Y2 JPH037921Y2 JP16334485U JP16334485U JPH037921Y2 JP H037921 Y2 JPH037921 Y2 JP H037921Y2 JP 16334485 U JP16334485 U JP 16334485U JP 16334485 U JP16334485 U JP 16334485U JP H037921 Y2 JPH037921 Y2 JP H037921Y2
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- Japan
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- display
- chip resistor
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- Expired
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Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
- Non-Adjustable Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案はチツプ表示上の抵抗値の表示色で抵
抗値許容差などを識別できるチツプ抵抗器に関す
る。
抗値許容差などを識別できるチツプ抵抗器に関す
る。
従来の技術
この種のチツプ抵抗器においては、基板に複数
の抵抗器を形成した後チツプ部品個々にブレーク
してから標印作業を行うと、部品数が増大し標印
工程が複雑化するため、ブレーク前の基板状態の
とき、公称抵抗値を基板表面全体に標印してい
る。また、抵抗値の標印塗料色の違いにより抵抗
値許容差を識別、表示している。公称抵抗値と抵
抗値許容差の表示処理を行つた後は、各チツプ部
品にブレークし次の製品検査工程を搬送する。製
品検査工程で抵抗値のバラツキを測定し抵抗値許
容差の判定を行う。
の抵抗器を形成した後チツプ部品個々にブレーク
してから標印作業を行うと、部品数が増大し標印
工程が複雑化するため、ブレーク前の基板状態の
とき、公称抵抗値を基板表面全体に標印してい
る。また、抵抗値の標印塗料色の違いにより抵抗
値許容差を識別、表示している。公称抵抗値と抵
抗値許容差の表示処理を行つた後は、各チツプ部
品にブレークし次の製品検査工程を搬送する。製
品検査工程で抵抗値のバラツキを測定し抵抗値許
容差の判定を行う。
考案が解決しようとする問題点
ところで、上記検査工程で、標印の抵抗値許容
差と異なるチツプ抵抗器を検出した合には、抵抗
値許容差の表示をし直す必要がある。しかしなが
ら、標印工程で既に公称抵抗値と抵抗値許容差の
表示処理が施されているため、前の表示を剥がし
たり別の標印塗料色に塗り替えたりするのに手間
がかかるとともにコストアツプを招く問題を生じ
ていた。また、抵抗値許容差の異なるものだけを
集めて梱包ケース単位で別に管理するといつた方
法も考えられるが、検査後の表示変更を施してい
ないため、標印の抵抗値許容差のものとそうでな
いもおとが混在してしまう不具合があつた。
差と異なるチツプ抵抗器を検出した合には、抵抗
値許容差の表示をし直す必要がある。しかしなが
ら、標印工程で既に公称抵抗値と抵抗値許容差の
表示処理が施されているため、前の表示を剥がし
たり別の標印塗料色に塗り替えたりするのに手間
がかかるとともにコストアツプを招く問題を生じ
ていた。また、抵抗値許容差の異なるものだけを
集めて梱包ケース単位で別に管理するといつた方
法も考えられるが、検査後の表示変更を施してい
ないため、標印の抵抗値許容差のものとそうでな
いもおとが混在してしまう不具合があつた。
この考案はこのような問題点を解決するため
に、抵抗値許容差などの複数の色表示を正確かつ
簡易に行うことのできるチツプ抵抗器を提供する
ことを目的としている。
に、抵抗値許容差などの複数の色表示を正確かつ
簡易に行うことのできるチツプ抵抗器を提供する
ことを目的としている。
問題点を解決するための手段
前記の目的を達成するために、この考案は、チ
ツプ表面に抵抗値を表示する抵抗値表示部を、そ
の抵抗値表示部の表示色と異なる色の半透明層で
覆つたことを特徴とする。
ツプ表面に抵抗値を表示する抵抗値表示部を、そ
の抵抗値表示部の表示色と異なる色の半透明層で
覆つたことを特徴とする。
作 用
抵抗値を表示する抵抗値表示部を、その抵抗値
表示部の表示色と異なる色の半透明層で覆うこと
により、抵抗値許容差などの色表示が抵抗値表示
部の他色から、半透明層の色もしくは抵抗値表示
部と半透明層との混色に変わる。
表示部の表示色と異なる色の半透明層で覆うこと
により、抵抗値許容差などの色表示が抵抗値表示
部の他色から、半透明層の色もしくは抵抗値表示
部と半透明層との混色に変わる。
実施例
第1図、第2図は本考案に係るチツプ抵抗器を
示す図であり、第1図は第2図のA−A矢視断面
図である。
示す図であり、第1図は第2図のA−A矢視断面
図である。
図において、符号1はアルミナ等の絶縁性材料
からなる長方形状基板であり、表面の対向する縁
部に一対の内部電極2,3が形成されている。内
部電極2,3は銀パラジウム系厚膜で形成され、
これらに跨るように、抵抗体4が酸化ルテニウム
系厚膜で形成されている。基板1の端面部には配
線基板への半田付けのための外部電極5,6が形
成されている。抵抗体4は黒色ガラス膜からなる
保護膜7でコーテツングされている。保護膜7の
表面には公称抵抗値を表する3桁の数字8が標印
されている。符号9は数字8を覆うようにして塗
布された半透明層である。半透明層9には数字8
の標印インクと異なる色の紫外線硬化インクある
いは樹脂塗料を用いる。なお、数字8の標印部分
は本考案の抵抗値表示部に対応する。
からなる長方形状基板であり、表面の対向する縁
部に一対の内部電極2,3が形成されている。内
部電極2,3は銀パラジウム系厚膜で形成され、
これらに跨るように、抵抗体4が酸化ルテニウム
系厚膜で形成されている。基板1の端面部には配
線基板への半田付けのための外部電極5,6が形
成されている。抵抗体4は黒色ガラス膜からなる
保護膜7でコーテツングされている。保護膜7の
表面には公称抵抗値を表する3桁の数字8が標印
されている。符号9は数字8を覆うようにして塗
布された半透明層である。半透明層9には数字8
の標印インクと異なる色の紫外線硬化インクある
いは樹脂塗料を用いる。なお、数字8の標印部分
は本考案の抵抗値表示部に対応する。
上記の構成において、本実施例のチツプ抵抗器
は、製造工程で数字8によつて公称抵抗値を表示
するとともに、抵抗値許容差のランクに対応した
色を使用して標印し、そ後製品検査において標印
のランクと異なるものと半明したときに、半透明
層9を数字8の上から塗布して該当ランクの色表
示に変更したものである。
は、製造工程で数字8によつて公称抵抗値を表示
するとともに、抵抗値許容差のランクに対応した
色を使用して標印し、そ後製品検査において標印
のランクと異なるものと半明したときに、半透明
層9を数字8の上から塗布して該当ランクの色表
示に変更したものである。
第3図は製造工程で数字8のみを標印した抵抗
値表示面を示す図であり、第2図、第3図では保
護膜7の黒色を〓で表している。ここで、白色ま
たは黄色が抵抗値許容差の上位ランクで、赤色、
緑色がそれより低いランクを示すとする。第3図
のように、標印工程で白色または黄色の数字8が
付与され、検査の結果下位ランクの色表示に変更
する場合、数字8の上から赤色または緑色の半透
明層9を塗布する。すると、数字8の地色から半
透明層9の赤色または緑色に目視の色が変わる。
第2図で赤色または緑色に見える状態を〓で表し
ている。保護膜7の黒色はチツプ抵抗器の裏表の
判別に役立つが、数字8のない部分は半透明層9
の色は出ず保護膜7の黒色のままであり、裏表判
別の妨げにならない。数字8と半透明層9の色の
組合せにより、抵抗値許容差の色表示を高範囲に
選択して製品検査の結果に即したチツプ抵抗器を
得ることができる。また、数字8を削り取つたり
赤色または緑色のインクを重ね塗つたりすること
なく、紫外線硬化インクあるいは樹脂塗料で覆う
だけで色表示の変更を簡易に行うことができ、修
正工程の簡素化を実現できる。
値表示面を示す図であり、第2図、第3図では保
護膜7の黒色を〓で表している。ここで、白色ま
たは黄色が抵抗値許容差の上位ランクで、赤色、
緑色がそれより低いランクを示すとする。第3図
のように、標印工程で白色または黄色の数字8が
付与され、検査の結果下位ランクの色表示に変更
する場合、数字8の上から赤色または緑色の半透
明層9を塗布する。すると、数字8の地色から半
透明層9の赤色または緑色に目視の色が変わる。
第2図で赤色または緑色に見える状態を〓で表し
ている。保護膜7の黒色はチツプ抵抗器の裏表の
判別に役立つが、数字8のない部分は半透明層9
の色は出ず保護膜7の黒色のままであり、裏表判
別の妨げにならない。数字8と半透明層9の色の
組合せにより、抵抗値許容差の色表示を高範囲に
選択して製品検査の結果に即したチツプ抵抗器を
得ることができる。また、数字8を削り取つたり
赤色または緑色のインクを重ね塗つたりすること
なく、紫外線硬化インクあるいは樹脂塗料で覆う
だけで色表示の変更を簡易に行うことができ、修
正工程の簡素化を実現できる。
考案の効果
本考案によれば、抵抗値の表示色の半透明層の
色との組合せを適宜選択することにより、抵抗値
許容差等の検査結果に即した色表示を備えたチツ
プ抵抗器を得ることができる。
色との組合せを適宜選択することにより、抵抗値
許容差等の検査結果に即した色表示を備えたチツ
プ抵抗器を得ることができる。
第1図、第2図は本考案に係るチツプ抵抗器を
示す図である。第1図は第2図のA−A矢視断面
図であり、第2図はチツプ抵抗器の平面図であ
る。第3図は半透明層で覆つていない状態を示す
平面図である。 1……基板、2,3……内部電極、4……抵抗
体、5,6……外部電極、7……保護膜、9……
半透明層。
示す図である。第1図は第2図のA−A矢視断面
図であり、第2図はチツプ抵抗器の平面図であ
る。第3図は半透明層で覆つていない状態を示す
平面図である。 1……基板、2,3……内部電極、4……抵抗
体、5,6……外部電極、7……保護膜、9……
半透明層。
Claims (1)
- チツプ表面に抵抗値を表示する抵抗値表示部
を、その抵抗値表示部の表示色と異なる色の半透
明層で覆つたチツプ抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16334485U JPH037921Y2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16334485U JPH037921Y2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6270401U JPS6270401U (ja) | 1987-05-02 |
JPH037921Y2 true JPH037921Y2 (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=31091453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16334485U Expired JPH037921Y2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH037921Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0770365B2 (ja) * | 1987-12-10 | 1995-07-31 | ローム株式会社 | チップ型電子部品 |
JPH07106103A (ja) * | 1993-10-07 | 1995-04-21 | Rohm Co Ltd | チップ抵抗器の製造方法 |
JPH10289802A (ja) * | 1997-04-16 | 1998-10-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 抵抗器 |
-
1985
- 1985-10-23 JP JP16334485U patent/JPH037921Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6270401U (ja) | 1987-05-02 |
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