JPH0378704A - 水晶波長板 - Google Patents
水晶波長板Info
- Publication number
- JPH0378704A JPH0378704A JP21625689A JP21625689A JPH0378704A JP H0378704 A JPH0378704 A JP H0378704A JP 21625689 A JP21625689 A JP 21625689A JP 21625689 A JP21625689 A JP 21625689A JP H0378704 A JPH0378704 A JP H0378704A
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- JP
- Japan
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- plate
- rotation
- crystal
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- Pending
Links
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 21
- 239000010453 quartz Substances 0.000 claims description 9
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Polarising Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は水晶波長板に関する。
B1発明の概要
本発明は単板型で温度特性に優れた水晶波長板の提供を
図ったもので、光軸を回転軸としてI20°の範囲内で
選定した角度で水晶母材より切り出した平板を用いるこ
とにより、切り出し角度に対応して種々の範囲で温度特
性の安定した水晶波長板を得ることができる。
図ったもので、光軸を回転軸としてI20°の範囲内で
選定した角度で水晶母材より切り出した平板を用いるこ
とにより、切り出し角度に対応して種々の範囲で温度特
性の安定した水晶波長板を得ることができる。
C0従来の技術
波長板あるいは位相差板は光の偏光状態を変換する光学
部品として光学計測機器に用いられている。現在1/4
波長板や1/2波長板等が市販されているが、価格が高
価のためコンパクトディスクあるいはビデオディスクで
は、この波長板を使用しない光学系に移りつつある。こ
れら光学部品は光ピツクアップと呼ばれる光学系を成し
、各社種々の仕様のものが提供されている。
部品として光学計測機器に用いられている。現在1/4
波長板や1/2波長板等が市販されているが、価格が高
価のためコンパクトディスクあるいはビデオディスクで
は、この波長板を使用しない光学系に移りつつある。こ
れら光学部品は光ピツクアップと呼ばれる光学系を成し
、各社種々の仕様のものが提供されている。
このような中で、書き換え可能な光磁気ディスクの商品
化が進められてきた。この場合にも光ピツクアップと呼
ばれる検出部が必要となるが、信号が小さくSN比がと
りにくいこと等があり、従来のものより光学系に精度・
安定性の向」二が求められ、特に温度特性については一
般的に用いられていた第4図(C)(こ示ずYカッl−
Xカットの単板型波長板103では満足されない特性の
ものが要求されている。この要求にこたえるものとして
第4図(a)、(b)に示す波長板が提供されている。
化が進められてきた。この場合にも光ピツクアップと呼
ばれる検出部が必要となるが、信号が小さくSN比がと
りにくいこと等があり、従来のものより光学系に精度・
安定性の向」二が求められ、特に温度特性については一
般的に用いられていた第4図(C)(こ示ずYカッl−
Xカットの単板型波長板103では満足されない特性の
ものが要求されている。この要求にこたえるものとして
第4図(a)、(b)に示す波長板が提供されている。
第4図(a)に示す貼り合わせタイプ101のものは通
常2枚の波長板を貼り合わせて温度特性の改善を図った
もので、一方第4図(b)に示すヘレークタイプ102
は例えばYカット波長板ではZ軸のまわりにθ度回転さ
且た角度で切り出した平板を用いるものである。このヘ
レークタイプの波長板について(」特公昭52−494
8号[直線−円偏光変換用結晶板−1が開示されている
。
常2枚の波長板を貼り合わせて温度特性の改善を図った
もので、一方第4図(b)に示すヘレークタイプ102
は例えばYカット波長板ではZ軸のまわりにθ度回転さ
且た角度で切り出した平板を用いるものである。このヘ
レークタイプの波長板について(」特公昭52−494
8号[直線−円偏光変換用結晶板−1が開示されている
。
D9発明が解決しようとする課題
しかし貼り合わせタイプの波長板は、2枚貼り合わせの
場合は2枚のy)<前板を必要よし、夫々の加工工程が
加わり、更に貼り合わせが必要のため、単板と比較して
2倍以」二の工程がかかるので、飼料コストと共に加工
コス)・の」−昇を招いていた。
場合は2枚のy)<前板を必要よし、夫々の加工工程が
加わり、更に貼り合わせが必要のため、単板と比較して
2倍以」二の工程がかかるので、飼料コストと共に加工
コス)・の」−昇を招いていた。
また貼り合わせタイプは単板の波長板を貼り合わせるた
め製品の歩留りの向」二に限度があり、品質の安定のた
めの管理ポイン)・が多い等その改善が求められていた
。
め製品の歩留りの向」二に限度があり、品質の安定のた
めの管理ポイン)・が多い等その改善が求められていた
。
本発明は」−記課題に鑑み成されたもので、単板型で製
造が容易で温度特性に優れた高品質の水晶波長板の提供
を目的とする。
造が容易で温度特性に優れた高品質の水晶波長板の提供
を目的とする。
E0課題を解決するための手段
本発明は光軸(74#)を回転!+!+として切断し、
切断角度に対応して表れる、温度特性の異なる波長板を
選択するもので、光軸(Z軸)を回転軸として120°
の範囲内で選定した角度に切り出した平板から成る水晶
波長板を特徴としている。
切断角度に対応して表れる、温度特性の異なる波長板を
選択するもので、光軸(Z軸)を回転軸として120°
の範囲内で選定した角度に切り出した平板から成る水晶
波長板を特徴としている。
F 作用
」二記の手段を用いることにより、使用温度範囲に適し
た波長板を切断角度の選定により単板で得られる。
た波長板を切断角度の選定により単板で得られる。
G 実施例
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。
。
周知のように水晶は六角柱で少なく七も一端は六角錐を
成していて、三方晶系に属し対称中心を持たない。第1
図は水晶の六角錐の頂点から見た結晶軸の関係を示した
もので、水晶の頂点を通る軸はZ軸あるいiJ光軸と呼
ばれ、このZ軸に垂直な平面内に3つのZ軸がある。
成していて、三方晶系に属し対称中心を持たない。第1
図は水晶の六角錐の頂点から見た結晶軸の関係を示した
もので、水晶の頂点を通る軸はZ軸あるいiJ光軸と呼
ばれ、このZ軸に垂直な平面内に3つのZ軸がある。
この結晶構造からZ軸を軸として回転してみると、Z軸
は3つあるために水晶を1回転する間に3回全く同じ水
晶の外形をみることができるのてZ軸を3回対称軸と称
し、また1つのZ軸を軸として回転すると2回同じ形状
をみることができるのでZ軸を2回対称軸と称する。ま
たY軸はXおよびZ軸に対し互いに90°を成ず座標軸
である。
は3つあるために水晶を1回転する間に3回全く同じ水
晶の外形をみることができるのてZ軸を3回対称軸と称
し、また1つのZ軸を軸として回転すると2回同じ形状
をみることができるのでZ軸を2回対称軸と称する。ま
たY軸はXおよびZ軸に対し互いに90°を成ず座標軸
である。
従って水晶の4つの結晶軸(3つのZ軸とZ軸)間の互
いの角度は120° 12(1’ 120゜90°で
あって、軸角と称している。
いの角度は120° 12(1’ 120゜90°で
あって、軸角と称している。
第2図は本実施例の切断角度を説明する図である。即ち
、本発明の特徴は光軸(Z軸)を回転軸として、図に示
す波長板1を得るために水晶母材から角度θで切断する
。この場合角度θがθ−0゜の場合はYカットとなり、
θ−90°の場合にはXカットとなる。従ってYカット
Xカットとなる角度を除いた種々の角度θで切断した
。本実施例では角度θを20°きざみで切断して、その
温度特性を測定した。
、本発明の特徴は光軸(Z軸)を回転軸として、図に示
す波長板1を得るために水晶母材から角度θで切断する
。この場合角度θがθ−0゜の場合はYカットとなり、
θ−90°の場合にはXカットとなる。従ってYカット
Xカットとなる角度を除いた種々の角度θで切断した
。本実施例では角度θを20°きざみで切断して、その
温度特性を測定した。
第3図はその一例で角度θを20°きざみに設定して切
断して得た波長板の温度特性のなかの一つをグラフに表
したものである。このように切断角度θを種々に変えて
得た波長板は、切断面の結晶のならび方が違うため、温
度特性にも種々の特徴を示す結果が得られた。
断して得た波長板の温度特性のなかの一つをグラフに表
したものである。このように切断角度θを種々に変えて
得た波長板は、切断面の結晶のならび方が違うため、温
度特性にも種々の特徴を示す結果が得られた。
即ち広い温度範囲にわたって、かなり良好な温度特性(
位相のずれが少ない)が得られる方向(切断角度)や、
例えば0℃〜−50℃の低温域で特に良好な温度特性が
得られる切断角度や、反対に50℃〜100℃近傍の範
囲で温度特性の良い切断角度等が得られた。
位相のずれが少ない)が得られる方向(切断角度)や、
例えば0℃〜−50℃の低温域で特に良好な温度特性が
得られる切断角度や、反対に50℃〜100℃近傍の範
囲で温度特性の良い切断角度等が得られた。
そして上述のように水晶は三方晶系、魚群32であり、
Z軸は3回対称軸であるので、Z軸を回転軸とする本実
施例では120°回転させると結晶構造は同一のものと
なる。即ち切り出し角度がθ°のものと(θ→−120
)’および(θ+240)°のものでは同じ特性が得ら
れることを確認した。従ってZ軸のまわりに120°の
範囲で切断角度θを選定すればよい。
Z軸は3回対称軸であるので、Z軸を回転軸とする本実
施例では120°回転させると結晶構造は同一のものと
なる。即ち切り出し角度がθ°のものと(θ→−120
)’および(θ+240)°のものでは同じ特性が得ら
れることを確認した。従ってZ軸のまわりに120°の
範囲で切断角度θを選定すればよい。
H0発明の効果
以上、説明したように本発明は光軸(Z軸)を回転軸と
して120°の範囲内で選定した角度に切り出した平板
を波長板とするので、反射板として屈折率(常光線屈折
率と異常光線屈折率)に変化はないが、切断方向により
結晶断面が異なるため熱的安定性に差が生じる。このた
めに特定の切断角度で種々の異なる温度特性のよい波長
板が得られる。
して120°の範囲内で選定した角度に切り出した平板
を波長板とするので、反射板として屈折率(常光線屈折
率と異常光線屈折率)に変化はないが、切断方向により
結晶断面が異なるため熱的安定性に差が生じる。このた
めに特定の切断角度で種々の異なる温度特性のよい波長
板が得られる。
即ち第1に従来のYカット、Xカット波長板と比較して
温度特性の安定した反射板を得ることが可能となり、更
に切り出し角度を選定することにより使用される温度範
囲に最も適した温度特性を備えた反射板を提供すること
ができる。
温度特性の安定した反射板を得ることが可能となり、更
に切り出し角度を選定することにより使用される温度範
囲に最も適した温度特性を備えた反射板を提供すること
ができる。
第2に貼り合わせ型の反射板と比較して材料製造コスト
が低減し、品質の向上が実現できる。
が低減し、品質の向上が実現できる。
第3に作業工程が簡素化され歩留りが向上する。
第4に製品の加工方法において、現状の設備が使用でき
るので新規設備の導入を不要で実施できる。
るので新規設備の導入を不要で実施できる。
第1図は本発明の実施例に用いた水晶体の結晶軸を説明
する図、第2図は本実施例の切断角度を説明する図、第
3図は本実施例の温度特性を説明するグラフ、第4図は
従来技術の実施例を説明する図である。 ■・・水晶波長板。 外2名 + 型=9萼; 踪 ど
する図、第2図は本実施例の切断角度を説明する図、第
3図は本実施例の温度特性を説明するグラフ、第4図は
従来技術の実施例を説明する図である。 ■・・水晶波長板。 外2名 + 型=9萼; 踪 ど
Claims (1)
- (1)水晶母材より切り出された一対の平行平面を有す
る平板より製作される水晶波長板において、光軸(Z軸
)を回転軸として120゜の範囲内で選定した角度に切
り出した平板から成ることを特徴とした水晶波長板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21625689A JPH0378704A (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | 水晶波長板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21625689A JPH0378704A (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | 水晶波長板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0378704A true JPH0378704A (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=16685710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21625689A Pending JPH0378704A (ja) | 1989-08-23 | 1989-08-23 | 水晶波長板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0378704A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7715301B2 (en) | 2005-09-06 | 2010-05-11 | Fujinon Corporation | Wave plate |
CN111811540A (zh) * | 2020-07-17 | 2020-10-23 | 上海航天控制技术研究所 | 一种星敏感器光轴热稳定性测试系统及方法 |
-
1989
- 1989-08-23 JP JP21625689A patent/JPH0378704A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7715301B2 (en) | 2005-09-06 | 2010-05-11 | Fujinon Corporation | Wave plate |
CN111811540A (zh) * | 2020-07-17 | 2020-10-23 | 上海航天控制技术研究所 | 一种星敏感器光轴热稳定性测试系统及方法 |
CN111811540B (zh) * | 2020-07-17 | 2022-06-24 | 上海航天控制技术研究所 | 一种星敏感器光轴热稳定性测试系统及方法 |
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