JPH0378489B2 - - Google Patents

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JPH0378489B2
JPH0378489B2 JP58084020A JP8402083A JPH0378489B2 JP H0378489 B2 JPH0378489 B2 JP H0378489B2 JP 58084020 A JP58084020 A JP 58084020A JP 8402083 A JP8402083 A JP 8402083A JP H0378489 B2 JPH0378489 B2 JP H0378489B2
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center
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sliding
curvature
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/04Ball or roller bearings
    • F16C29/06Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
    • F16C29/0633Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
    • F16C29/0635Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end
    • F16C29/0638Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with balls
    • F16C29/064Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with balls with two rows of balls, one on each side of the rail
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/008Systems with a plurality of bearings, e.g. four carriages supporting a slide on two parallel rails

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、直線摺動用ベアリング及びこのベ
アリングを使用して構成される直線摺動用テーブ
ルに係り、特にNCマシン等の工作機械における
X・Y・Z軸、自動工具交換装置、自動溶接機、
射出成形機、工業用ロボツト等、各種の一般産業
機械のスライド部において多用される直線摺動用
テーブルに関する。
従来、この種の直線摺動用ベアリングとして
は、下面側に凹部を有する断面略C形状の摺動台
と、上部が状摺動台の凹部内に所定の間隙を維持
して嵌合される軌道台と、上記摺動台に形成され
た2対の無限軌道内を循環する多数のボールとで
構成され、各対の無限軌道を循環するボールが軌
道台の両肩部に形成されている突状をその両側か
ら挾み込むようにして転送し、これによつて摺動
台に作用する上下方向並びにラジアル方向の荷重
を負荷しつつ直線往復運動を行うようにしたもの
が知られている。
しかしながら、この従来の直線摺動用ベアリン
グにおいては、摺動台に2対の無限軌道を形成す
るほか、軌道台にもこれに対応した数の転走溝を
形成しなければならず、摺動台や軌道台の加工、
特に無限軌道や転走溝の加工に多大の手間を要し
て製造コストが著るしく高くなる。
また、このような直線摺動用ベアリングにおい
ては、一般産業機械のスライド部に高精度に組込
むことができ、しかもその位置決めや繰返し精度
が良くて寿命の長いものであることが要請され
る。このような特性は、大きな荷重を負荷しなが
ら直線往復運動を行う直線摺動用テーブルにおい
ては特に重要なことであり、直線摺動用ベアリン
グについてもこれをテーブルに組込んだ際に容易
に上記特性を発揮し得ることができるものである
ことが必要である。
しかも、このような直線摺動用ベアリングにお
いては、その摺動台と軌道台との間で荷重を負荷
する転走面とボールとの間に隙間があると、往復
運動の方向転換時に慣性モーメントによるハンマ
ー作用やこじり荷重によつて瞬間的に数倍の衝撃
荷重が作用し、寿命を短くする原因になるほか、
隙間の分だけ位置決めや繰返し精度が悪くなる。
そこで、この種の直線摺動用ベアリングにおい
ては、上記隙間をマイナスの状態にするために予
圧を付与し、全ボールの当り率を高め、これによ
つて負荷容量や寿命の向上さらにはベアリングの
剛性を高めることが必要になり、従つて、直線摺
動用ベアリングにおいてはかかる予圧を容易に付
与することができるものであることが望ましい。
そして、溝加工の精度誤差や各ボールの大きさ
の誤差を吸収し、往復運動の方向転換時における
慣性モーメントによるハンマー作用やこじり荷重
の発生を防止して寿命の向上を図り、また位置決
めや繰返し精度の向上を図るために予め予圧を作
用させたり、あるいは、用途や使用状況に応じて
予圧の大きさを変えたり、さらには、使用途中に
摩耗等によつて低下した予圧を調整したりする必
要が生じる。
しかしながら、従来のこの種のベアリングで
は、その予圧の付与及び調整について摺動台側の
負荷ボール溝と軌道台側の転走溝との間に若干大
きめのボールを選択して嵌合することにより行う
か、あるいは、摺動台の一方又は双方の袖部にす
り割溝を形成して外側の部材に螺合する予圧調整
ボルト等で内側の部材を押圧して摺動台と軌道台
との間の隙間を調整したり、スライド可能なベア
リングプレートを予圧ボルト等の押圧手段で押圧
することにより行つているが、前者の方法では簡
単に予圧の付与及び調整を行うことができず、ベ
アリング組立時に多大な手間と熟練とを要して製
作コストに重大な影響を及ぼし、また、後者の方
法では予圧の調整は比較的容易に行うことができ
るが、この予圧を調整するための手段が複雑にな
り、また、精度良く加工するのが難しいという問
題があつた。このため、構造が簡単で安価にかつ
精度良く加工できると共に簡単に予圧の付与又は
調整をすることができる構造の直線摺動用ベアリ
ングの開発が要請されていた。
本発明は、かかる観点に鑑みて発明されたもの
であり、ベアリングの摺動台に形成された両袖部
の互いに相対面する内面をそれぞれ垂直状に形成
し、これら各内面にボールの無限軌道を構成する
と共に略半円形状の転走溝を形成し、また、軌道
台については上記摺動台の各袖部内面に相対面す
る部分を垂直状の側面に形成してこれら各側面に
略半円形状の転走溝を形成し、摺動台及び軌道台
の各転走溝が形成する負荷ボール域内を転送する
各ボールによつて荷重を負荷するようにして、こ
れによつて安価に製造することができると共に多
少のがたつきや差動滑りが許容される場合には単
独で使用することができ、さらに、摺動台の水平
部上面に形成した取付面について、上記負荷ボー
ル域に位置する各ボールの中心が位置する平面に
対して左右いずれか一方の袖部側が高く他方の袖
部側が低くなるように傾斜させると共に、この摺
動台水平部上面の取付面が同一平面に位置するよ
うに形成し、これによつて一対のベアリングをテ
ーブルに組込んだ際には容易に所定の予圧を付与
することができるほか差動滑りをも防止し得る直
線摺動用ベアリング及び直線摺動用テーブルを提
供するものである。
以下、添付図面に示す実施例に基づいて、本発
明に係る直線摺動用ベアリング及び直線摺動用テ
ーブルを詳細に説明する。
第1図ないし第5図において、第1番目の発明
の実施例に係る直線摺動用ベアリングBが示され
ている。このベアリングBは、水平部5とその両
端から下方に向けて垂下する袖部6a,6bとを
有して下面側には凹部7を形成する断面略倒コ字
状の摺動台1と、上部が上記摺動台1の下面側凹
部7内に互いに所定の間隙を維持して嵌合される
軌道台2と、上記摺動台1の前後両端部に取付け
られる一対の蓋体3と、上記摺動台1と軌道台2
との間で荷重を負荷する多数のボール4とで構成
されている。
上記摺動台1は、第2図、第5図及び第6図に
示すように、その両袖部6a,6bの互いに相対
面する内面8が垂直面となつており、これら各内
面7にはその長手方向全長に亘つて上記ボール4
の曲率と略等しい曲率を有する略半円形状の転走
溝9a,9bが形成されており、また、各袖部6
a,6bにはその長手方向に沿つて逃げボール孔
10が穿設されている。また、この摺動台1に
は、上記各転走溝9a,9bと各逃げボール孔1
0との間に互いに接近する方向に面取りをしたア
ール部11が形成されているほか、その水平部5
上面に形成された取付面1aが上記各転走溝9
a,9bを転走する各ボール4の中心が位置する
平面に対して左右いずれか一方の袖部6a又は6
b側が高く他方の袖部6b又は6a側が低くなる
ように傾斜されていると共にこの摺動台1水平部
5上面の取付面1aが同一平面に位置するように
形成されており、結果として上記取付面1aが上
記軌道台2底面に形成された取付面2aに対して
左右いずれか一方の方向に若干傾斜されており、
さらに、この取付面1a上に取付台等を固定する
際に使用される取付孔12が取付面1aの幅方向
対をなすように穿設されているほか、摺動台1の
各端面には蓋体3を取付ける際に使用される取付
孔13が穿設されている。
また、上記軌道台2は、第4図及び第7図に示
すように、横断面略矩形に形成されていると共
に、上記摺動台1の凹部7内に嵌挿される上部に
は各袖部6a,6bの内面8に相対面する垂直状
の側面長手方向に沿つて上記ボール4の曲率と略
等しい曲率を有する半円周形状の転走溝14a,
14bが形成されており、摺動台1側の転走溝9
a,9bと軌道台2側の転走溝14a,14bと
が相俟つてボール4の負荷ボール領域を形成して
いる。この軌道台2には互いに適宜の間隔をおい
て上下方向に貫通する取付孔15が穿設されてお
り、機械、装置等の取付基準面に取付ける際に使
用される。
さらに、上記各蓋体3は、第1図、第3図、第
5図及び第8図に示すように、その内面側に摺動
台1側の転走溝9a,9bと軌道台14a,14
bとが形成する負荷ボール域と摺動台1の各袖部
6a,6bに穿設した逃げボール孔10とを互い
に連通してボール4の無限軌道を構成する案内溝
16が形成されており、また、上記案内溝16の
一端には各転走溝9a,9b及び14a,14b
間を転送してくる負荷ボール域の各ボール4を案
内溝16内にすくい上げたり、逃げボール孔10
内を転送してくる各ボール4を案内溝16から負
荷ボール域に送り込むための案内突部17が形成
されている。なお、図中符号18は蓋体3を摺動
台1に取付ける際に取付ボルト19が貫通する貫
通孔であり、また、符号20はグリースニツプル
である。
次に、第9図において、第2番目の発明の実施
例に係る直線摺動用テーブルTが示されている。
このテーブルTは、上記第1番目の発明の実施例
に係るベアリングBの一対の組込まれたものであ
り、機械、装置等のベツド21の取付基準面22
に取付ボルト23により各軌道台2をそれぞれ固
定し、また、各摺動台1の上面間には取付台25
が架設され、これら各摺動台1と取付台25の間
を摺動台1の幅方向対の結合ボルト24a,24
bで締結することにより組立てられている。
このテーブルTは、その組立作業の際に、先ず
各ベアリングBの軌道台2がその底面の取付面2
aをベツド21の取付基準面22に位置して固定
され、次に、各摺動台1とその取付面1a上に架
設された取付台25との間が取付面1aの幅方向
対の結合ボルト24a,24bにより締結される
ので、上記各摺動台1はその取付面1aが傾斜す
る分だけ左右いずれか一方が吊り上げられること
になり、この結果各摺動台1に対して図中Y方向
の回転力が与えられ、各ベアリングBに所定の予
圧が付与される。
また、第10図及び第11図並びに第12図及
び第13図は、それぞれ、上記第1番目の発明の
実施例に係る直線摺動用ベアリングBにおける摺
動台1及び軌道台2の各転走溝9a,9b及び1
4a,14bの変形例を示すものである。
上記第10図及び第11図に示す直線摺動用ベ
アリングBにおいては、各転走溝9a,9b,1
4a,14bがその中央部長手方向に沿つて形成
された条溝26によりそれぞれ2分割されて一対
の円弧面27を有し、各円弧面27の円弧中心o1
が負荷ボール域のボール4の中心oを通過する左
右の45゜傾斜中心線l1,l2上に位置し、かつ、各円
弧面27の円弧の曲率半径r1がボール4の曲率半
径r0よりも若干大きく形成されており、各転走溝
9a,9b,14a,14bは、いわゆるゴシツ
クアーチ溝となつている。この変形例の場合にお
いても、上記実施例の直線摺動用ベアリングBと
同様に、第2番目の発明の直線摺動用テーブルT
に組込んで使用することができる。特にこの変形
例の場合にはゴシツクアーチ溝に形成された各転
走溝9a,9b,14a,14bを構成する各円
弧面27が、ボール4の中心oを通過する左右の
45゜傾斜中心線l1,l2上に位置しているので、テー
ブルTに組込んで予圧を付与することにより右
45゜傾斜中心線l1上又は左45゜傾斜中心線l2上にボー
ル4の接触部を形成して荷重を負荷することがで
き、これによつて上下左右方向からの荷重を均等
に負荷できるようにすることができる。
また、第12図及び第13図に示す直線摺動用
ベアリングBにおいては、各転走溝9a,9b,
14a,14bは、その内面中心o2が負荷ボール
域のボール4の中心oを通過する左右の45゜傾斜
中心線l1,l2のいずれか一方(この変形例では右
45゜傾斜中心線l1である)の線上に位置し、かつ、
その内面の曲率半径r2がボール4の曲率半径r0
りも若干大きい、いわゆるサーキユラーアーチ溝
となつており、また、摺動台1の取付面1aは上
記内面中心o2とボール4の中心oとを通る左右の
45゜傾斜中心線l1,l2のいずれか一方(この変形例
では右45゜傾斜中心線l1である)と同じ方向に傾斜
している。この変形例の場合においては、上記第
10図及び第11図に示す変形例と同様に使用す
ることができるが、各転走溝9a,9b,14
a,14bの内面中心o2が左右いずれの45゜傾斜
中心線l1又はl2上に位置するかによつて、テーブ
ルTに組込んで予圧を付与する際における摺動台
1の回転方向が決定し、第12図及び第13図に
示すように内面中心o2が右45゜傾斜中心線l1上に位
置する場合には摺動台1の右側で高さ出しを行
い、摺動台1に対して右方向に向う回転力が発生
するようにする。
本発明は、以上の通りの構成を有するもので、
垂直状に形成されて互いに相対面する摺動台の各
袖部内面と軌道台の各側面とにそれぞれ互いに相
対向する略半円形状の転走溝を形成し、これら各
転走溝内を転送するボールによつて荷重を負荷す
るように形成されているので、摺動台及び軌道台
にそれぞれ2条の転走溝を形成するだけでよく、
精度の高い加工が要求される面倒な転走溝の加工
が従来のこの種のベアリングの半分ですみ、ま
た、部品点数が少なくてすむのでそれだけ安価に
製造することができるほか、上下左右方向の荷重
やラジアル荷重を負荷することができるので、負
荷すべき荷重が比較的小さくて多少のがたつき
や、摺動台及び軌道台の各転走溝と各ボールとの
間でボールの回転軸心に対して接触部が斜めにず
れることにより生じる。いわゆる差動滑りが許容
される場合には単独で使用することができ、しか
も、摺動台の水平部上面に形成した取付面を、上
記負荷ボール域に位置する各ボールの中心が位置
する平面に対して左右いずれか一方の袖部側が高
く他方の袖部側が低くなるように傾斜させると共
に摺動台水平部上面の取付面が同一平面に位置す
るように形成したので、対で使用して直線摺動用
テーブルに組込んだ場合には、結合ボルトで摺動
台と取付台との間を締結するだけで各ベアリング
の外部からこれら各ベアリングに対して容易に、
かつ、所望の予圧を付与することができ、これに
よつて摺動台及び軌道台の各転走溝とボールとの
間の隙間をマイナスの状態にし、各ボールの接触
部の面積を大きくし、また全ボールの当り率を高
めて負荷容量や寿命の向上を図り、剛性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る直線摺動用ベア
リングの正面図、第2図は第1図の側面図、第3
図は第1図の平面図、第4図は第2図の−線
断面図、第5図は第4図の−線断面図、第6
図は第1図の摺動台の正面図、第7図は第1図の
軌道台の部分斜視図、第8図は第1図の蓋体の背
面図、第9図は第1図のベアリングを使用した直
線摺動用テーブルの断面図、第10図は上記実施
例の変形例を示す断面図、第11図は第10図の
転走溝を誇張して示す部分拡大断面図、第12図
は上記実施例の他の変形例を示す断面図、第13
図は第12図の転走溝を誇張して示す部分拡大断
面図である。 符号説明、B……ベアリング、1……摺動台、
1a……取付面、2……軌道台、2a……取付
面、3……蓋体、4……ボール、5……水平部、
6a,6b……袖部、7……凹部、8……内面、
9a,9b,14a,14b……転走溝、10…
…逃げボール孔、27……円弧面、o……ボール
の中心、o1……円弧中心、o2……内面中心、r0
…ボールの曲率半径、r1……円弧面の曲率半径、
r2……転走構内面の曲率半径、l1……右45゜傾斜中
心線、l2……左45゜傾斜中心線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水平部とその両端から下方に垂下する袖部と
    を有して下面側に凹部を形成すると共に上記両袖
    部の互いに相対面する内面が垂直状に形成され、
    かつ、上記両袖部にはその内面長手方向に沿つて
    形成された略半円形状の転走溝を有すると共にそ
    の長手方向に沿つて穿設された逃げボール孔を有
    する断面略倒コ字状の摺動台と、上部が上記摺動
    台の凹部内に互いに所定の間〓を維持して嵌合さ
    れると共に、上記摺動台の両袖部内面に相対面す
    る垂直状の両側面にはその長手方向に沿つて上記
    両袖部内面の転走溝に相対向して負荷ボール域を
    構成する略半円形状の転送溝を有する軌道台と、
    上記摺動台の前後両端部に取付けられ、内面側に
    は上記逃げボール孔と負荷ボール域との間を連通
    連結して無限軌道を構成する案内溝を有する一対
    の蓋体と、上記無限軌道内を循環してその負荷ボ
    ール域において摺動台と軌動台との間で荷重を負
    荷する多数のボールとからなり、上記摺動台の水
    平部上面に形成した取付面について、摺動台を軌
    道台に対して左右いずれか一方に回動した状態で
    取付けてベアリングに予圧を付与できるように、
    上記負荷ボール域に位置する各ボールの中心が位
    置する平面に対して左右いずれか一方の袖部側が
    高く他方の袖部側が低くなるように傾斜させると
    共に、この摺動台水平部上面の取付面が同一平面
    に位置するように形成したことを特徴とする直線
    摺動用ベアリング。 2 摺動台及び軌道台に形成した各転走溝が一対
    の円弧面を有するゴシツクアーチ溝である特許請
    求の範囲第1項記載の直線摺動用ベアリング。 3 各転走溝の各円弧面は、その円弧を通る仮想
    円中心が負荷ボール域のボールの中心を通る左右
    の45゜傾斜中心線上に位置すると共に上記円弧面
    の曲率半径がボールの曲率半径より若干大きくな
    つていることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の直線摺動用ベアリング。 4 摺動台及び軌道台に形成した各転走溝がボー
    ルの曲率半径より若干大きい曲率半径の内面を有
    するサーキユラーアーチ溝である特許請求の範囲
    第1項記載の直線摺動用ベアリング。 5 各転走溝はその内面中心が負荷ボール域のボ
    ールの中心を通る左右の45゜傾斜中心線のいずれ
    か一方の線上に位置すると共に、摺動台の取付面
    は上記内面中心とボールの中心とを通る左右いず
    れかの45゜傾斜中心線と同じ方向に傾斜している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の直
    線摺動用ベアリング。 6 水平面とその両端から下方に垂下する袖部と
    を有して下面側に凹部を形成すると共に上記両袖
    部の互いに相対面する内面が垂直状に形成され、
    かつ、上記両袖部にはその内面長手方向に沿つて
    形成された略半円形状の転走溝を有すると共にそ
    の長手方向に沿つて穿設された逃げボール孔を有
    する断面略倒コ字状の摺動台と、上部が上記摺動
    台の凹部内に互いに所定の間〓を維持して嵌合さ
    れると共に、上記摺動台の両袖部内面に相対面す
    る垂直状の両側面にはその長手方向に沿つて上記
    両袖部内面の転走溝に相対向して負荷ボール域を
    構成する略半円形状の転走溝を有する軌道台と、
    上記摺動台の前後両端部に取付けられ、内面側に
    は上記逃げボール孔と負荷ボール域との間を連通
    連結して無限軌道を構成する案内溝を有する一対
    の蓋体と、上記無限軌道内を循環してその負荷ボ
    ール域において摺動台と駆動台との間で荷重を負
    荷する多数のボールとで構成され、上記摺動台の
    水平部上面に形成した取付面について、上記負荷
    ボール域に位置する各ボールの中心が位置する平
    面に対して左右いずれか一方の袖部側が高く他方
    の袖部側が低くなるように傾斜させて形成されて
    いると共にこの摺動台水平部上面の取付面が同一
    平面に位置するように形成されており、かつ、上
    記軌道台が取付面に固定された一対のベアリング
    間には、その各ベアリングの摺動台上面の取付面
    の間に剛性を有する取付台を架設し、これら各摺
    動台と取付台との間を摺動台幅方向対の結合ボル
    トで締結したことを特徴とする直線摺動用テーブ
    ル。 7 摺動台及び軌道台に形成した各転走溝が一対
    の円弧面を有するゴシツクアーチ溝である特許請
    求の範囲第6項記載の直線摺動用テーブル。 8 各転走溝の各円弧面は、その円弧を通る仮想
    円中心が負荷ボール域のボールの中心を通る左右
    の45゜傾斜中心線上に位置すると共に上記円弧面
    の円弧の曲率半径がボールの曲率半径より若干大
    きくなつていることを特徴とする特許請求の範囲
    第7項記載の直線摺動用テーブル。 9 摺動台及び軌道台に形成した各転走溝がボー
    ルの曲率半径より若干大きい曲率半径の内面を有
    するサーキユラーアーチ溝である特許請求の範囲
    第6項記載の直線摺動用テーブル。 10 各転走溝はその内面中心が負荷ボール域の
    ボールの中心を通る左右の45゜傾斜中心線のいず
    れか一方の線上に位置すると共に、摺動台の取付
    面は上記内面中心とボールの中心とを通る左右い
    ずれかの45゜傾斜中心線と同じ方向に傾斜してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の
    直線摺動用テーブル。
JP8402083A 1983-05-02 1983-05-16 直線摺動用ベアリング及び直線摺動用テ−ブル Granted JPS59212518A (ja)

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KR1019840002370A KR870000418B1 (ko) 1983-05-02 1984-05-02 직선 슬라이드 베어링과 직선슬라이드 테이블유닛
DE19843416207 DE3416207A1 (de) 1983-05-02 1984-05-02 Linear-kugellageranordnung
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US06/815,285 US4616886A (en) 1983-05-02 1985-12-26 Linear slide bearing and linear slide table unit employing the same

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5872717A (ja) * 1981-10-28 1983-04-30 Nippon Thompson Co Ltd 摺動ベアリングの予圧装置

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