JPH0378368A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は画像読取装置に関し、特にフィルムや０ＨＰ（
オーバーヘッドプロジェクタ−）等の透過型原稿の画像
をスクリーン面上とＣＣＤ等の画像読取手段の双方に投
影し、該スクリーン面上で例えばデジタイザ等で画像読
取領域を入力した後、画像読取手段で、入力された領域
内の画像情報を読取フたすする場合に好適な画像読取装
置に関するものである。

（従来の技術） 従来より画像読取り等の画像処理を行うべき画像を投影
系によりスクリーン面上と画像読取りを行うべきＣＣＤ
等の受光素子を有する画像読取手段に各々投影し、例え
ばデジタイザ等でスクリーン面上より画像読取りを行う
べき領域をトリミング操作により入力し、該入力信号に
基づいて画像読取手段で画像読取りを行うようにした画
像読取装置が種々と提案されている。

これらの画像読取装置では画像を投影系により所定面上
に投影する際、装置全体の小型化を図る為に複数のミラ
ーを用いて光路を折り曲げて行っている。この為、これ
ら複数のミラーの取付は精度、例えば取付は角度は所定
面上に正しく投影する際の重要な要素になっている。

一般には複数のミラーの取付は角度誤差により、例えば
第３図に示すように画像読取手段としてのＣＯＤ面上で
の投影画像が正規の領域２０から角度θ度回転して点線
で示す領域２１に投影されてくる。このような場合、従
来ではＣＯＤ面上を副走査する為のＣＣＤユニットが乗
るレール２４を点線で示すレール２５の位置に角度θ度
回転して調整を行っていた。

又、他の調整方法としてレール２４の位置はそのままと
し、ＣＣＤを副走査させて投影画像の端検出を行い、投
影画像の所定位置からの回転角度を算出し、その算出角
度だけＣＣＤを回転させて調整を行っていた。

一方、スクリーン面上での複数のミラーの取付は角度誤
差による投影画像はスクリーンユニットを回転させて調
整を行っていた。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら従来の所定面上における投影画像の調整と
してのレールを動かす方法は２本のレールで作られる平
面性を良好に維持する必要があり、例えば２本のレール
で作られる平面と光軸との直交性が崩れてきて片ボケが
生じてくるという問題点があった。

又、回転している投影画像なＣＣＤで検出して調整する
方法はＣＯＤからの出力信号より回転角度を算出し、そ
の回転角度分を補正する方向にＣＣＤの並び方向（主走
査方向）の調整を行なわなければならず、その調整手段
が複雑となり手間がかかるという問題点があった。

この他、スクリーン面には観察者がスクリーン面を観察
しやすいように水平面から、ある一定の角度を持フて取
付けられている為、スクリーンユニットを回転させて調
整する方法は光軸とスクリーン面との直交性を保つのが
難しく片ポケの原因となフてくるという問題点があった
。

本発明は画像読取りを行う画像を簡易な構成の調整手段
を用いることにより、画像読取手段面上及びスクリーン
面上の所定位置に容易にしかも精度良く投影することの
できる画像読取装置の提供を目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明の画像読取装置は、照明系で照明された画像を投
影系とミラーを介して画像読取手段とスクリーン面上に
各々投影し、スクリーン面上の投影画像を観察しながら
該画像読取手段で読取る該画像を制御するようにした画
像読取装置において、該画像と該画像読取手段との間の
光路中又は該画像と該スクリーン面との間の光路中の少
なくとも一方の光路中に２つのミラーをハの字状に配置
し、該２つのミラーを回動制御し、投影画像の結像状態
を調整したことを特徴としている。

（実施例） 第１図は本発明の第１実施例の光学系の要部概略図であ
る。

同図において１０１は照明系である。照明系１０１は光
源１１、光源１１からの光束を集光するコンデンサーレ
ンズ１２、赤外光を吸収又は遮光する断熱ガラス１３、
そして通過光束を所定方向に指向させるフィールドレン
ズ１４を有している。

１５は投影用の画像であり、フィルムや０ＨＰ（オーバ
ーヘッドプロジェクタ−）等の透過型原稿より成ってい
る。、１はハーフミラ−又は回動可能のミラーである。

９は投影レンズであり、画像１からの光束のうちハーフ
ミラ−１で反射した光束により画像１を後述するＣＣＤ
等の画像読取手段面上に複数のミラーを介して所定倍率
で投影している。

２．３は各々ミラーであり、ハの字状（同図では逆への
字状である）に回動可能に配置されている。７はＣＣＤ
等の画像読取手段である。４はミラーであり、ハーフミ
ラ−１を通過した画像１に基づく光束を反射させている
。１０は投影レンズであり、ハーフミラ−１を通過し、
ミラー４で反射した光束により画像１を後述する観察用
のスクリーン面上に複数のミラーを介して所定倍率で投
影している。５．６は各々ミラーであり、ハの字状に回
動可能に配置されている。８は観察用のスクリーンであ
る。

本実施例では画像読取手段７面上及びスクリーン８面上
に投影される投影画像は、光路中に配置したミラーの取
付角度誤差等により正規の位置から例えば角度θ度傾い
て投影されてくる。

例えば画像読取手段７面上においては実線で示す正規の
位置２０より角度θ度傾いた（回転した）点線で示す位
置２１に投影されてくる。

そこで本実施例では２つのミラー２，３を同図において
各々ｙ軸を中心に所定量回転させることにより、投影画
像を位＠２１から回転させて正規の位置２０に投影され
るように調整している。

このことはスクリーン８面上に投影された投影画像が正
規の位置２２から角度θ度傾いて投影されたときでも同
様にハの字状にミラー５，６を各々ｙ軸を中心に所定量
回転させることにより調整している。

このように本実施例では２つの回動ミラーを回転させる
ことにより、所定面上に投影された投影画像の投影誤差
を所定位置に容易にしかも精度良く投影することができ
るように調整している。

第２図は本発明の第２実施例の画像読取手段近傍の要部
概略図である。本実施例では投影画像の調整を行う２つ
のハの字状のミラー２，３をユニット化した筺体１６内
に配置している。

これにより画像読取手段７面でθ度回転して投影されて
いる投影画像２１を筐体１６をｙ軸回りにθ度回転させ
ることにより正規の位置２０に投影されるように調整し
ている。

尚、このようなハの字ミラーをユニット化して投影画像
の調整を行う方法はスクリーン面上における投影画像の
調整についても同様に可能である。

又、ハの字ミラーは画像と画像読取手段との間、又は画
像とスクリーン面との間に必要に応じて一方の光路中に
のみ配置しても良い。

（発明の効果） 本発明によれば画像を所定面上に投影する際、その光路
中に前述の構成の２つのミラーをハの字状に回動可能に
配置し、該ハの字状ミラーを回動操作することにより所
定面上に投影される投影画像の組立上のバラツキ等によ
る投影誤差を容易にしかも精度良く調整することのでき
る画像読取装置を達成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の要部概略図、第２図は本
発明の第２実施例の一部分の説明図、第３図は投影画像
の所定面上における投影状態を示す説明図である。 図中、１０１は投影系、１５は画像、１はハーフミラ−
１，２，３そして５，６は各々ハの字ミラー、９，１０
は投影レンズ、７は画像読取手段、８はスクリーン、４
はミラー　１６はユニット筐体、２４．２５はレールで
ある。 第　　１　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）照明系で照明された画像を投影系とミラーを介し
   て画像読取手段とスクリーン面上に各々投影し、スクリ
   ーン面上の投影画像を観察しながら該画像読取手段で読
   取る該画像を制御するようにした画像読取装置において
   、該画像と該画像読取手段との間の光路中又は該画像と
   該スクリーン面との間の光路中の少なくとも一方の光路
   中に２つのミラーをハの字状に配置し、該２つのミラー
   を回動制御し、投影画像の結像状態を調整したことを特
   徴とする画像読取装置。
2. （２）前記スクリーン面上に投影された画像のトリミン
   グ操作を行い、前記画像読取手段で読取る画像を制御し
   たことを特徴とする請求項１記載の画像読取装置。