JPH0378237A - フィルム回路基板の製作方法 - Google Patents

フィルム回路基板の製作方法

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JPH0378237A
JPH0378237A JP1214224A JP21422489A JPH0378237A JP H0378237 A JPH0378237 A JP H0378237A JP 1214224 A JP1214224 A JP 1214224A JP 21422489 A JP21422489 A JP 21422489A JP H0378237 A JPH0378237 A JP H0378237A
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住谷 正人
Kazuya Tanaka
一也 田中
Mitsuo Etou
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Ushio Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばフィルムキャリア方式による半導体
素子の実装に必要なフィルム回路基板の製作方法に関す
る。
〔従来の技術〕
液晶表示板、カメラ、電卓、ICカードなどでは、回路
基板として、厚さ25μmから125μm程度のポリエ
ステルフィルムやポリイミドフィルム等が用いられてい
る。
特に、半導体素子の実装技術の分野では、従来のワイヤ
ーボンディングに代わり、ワイヤレスボンディングの一
つとして、フィルムキャリア方式による実装が盛んにな
ってきている。このフィルムキャリア方式による半導体
素子の実装とは、絶縁フィルム基板上にw4箔等の導電
体を貼り付け、所望のパターンを露光、エツチングして
形成してフィルム回路基板とし、このフィルム回路基板
をリードとして、Au等のバンプが形成された半導体素
子を該リード上に一括ボンディングする実装方式である
。このフィルムキャリア方式による半導体チップの実装
は、TAB (Tape  Automated  B
onding)方式と呼ばれることもある。
フィルム回路基板は、レジスト塗布工程、パターン転写
のための露光工程、現像工程、エンチング工程等を経る
ことにより製作される。レジスト塗布工程において、レ
ジストは通常ロールコータ−により塗布される。このロ
ールコーターハ、印刷機の輪転機などと同様であって、
移送されるフィルムにレジストが被着した棒を押し当て
て回転させ、押圧力によりレジストをフィルムの片面ま
たは両面の全面に塗布するものである。
第4図は1.このロールコータ−によりフィルムの片面
に塗布されたレジストの状態を説明するための断面図で
ある。1は絶縁フィルム基板、2は絶縁フィルム基板1
に貼り付けられた導電体フィルム、3はレジスト、11
は絶縁フィルム基板1のパーフォレーションを示す。絶
縁フィルム基板1の上に導電体フィルム2が貼り付けら
れし・シスト3が塗布されたものを総称して、以下フィ
ルムFとする。尚、絶縁フィルム基板1を使用せず、導
電体フィルム2のみを用いることがあるが、この場合は
レジストの塗布された導電体フィルムが本発明にいうフ
ィルムFということになる。
第4図に示すように、レジスト3をロールコータ−によ
り塗布した場合、レジスト3は導電体フィルムFのパタ
ーン形成部Fcのみならず、フィルム周辺部Fpにも塗
布される。
〔発明が解決しようとする技術的課題〕上記の従来のフ
ィルム回路基板の製作方法において、パターン転写のた
めの露光工程では、レチクルを通して所望のパターンの
露光がされるが、フィルムのパターン形成部以外のフィ
ルム周辺部には光が当たらず、レジストは感光しない。
従って、現像工程を経ても、該フィルム周辺部のポジ型
のレジストは除去されずに残留する。この残留したレジ
ストによって、エツチング工程においてフィルム周辺部
の導電体はエツチングされず、不要に残留してしまう。
この不要に残留したフィルム周辺部の導電体は、最終的
には素子の実装に不要であるのでカッターで切断する等
の処理が必要となる。
〔発明の目的〕
本発明は、かかる課題を考慮してなされたもので、即ち
、エツチング後フィルム周辺部の導電体が不要に残留す
ることがなく、切断等の処理が不要なフィルム回路基板
の製作方法の提供を目的とする。
〔発明の構成〕
かかる目的を達成するため、本発明のフィルム回路基板
の製作方法は、回路パターンが形成されたレチクルを通
して露光されるフィルムのパターン形成部以外の、フィ
ルム周辺部に光照射して露光し、その後、現像、エンチ
ングを行うことを特徴とする。
〔作用〕
上記構成にかかるフィルム回路基板の製作方法によれば
、フィルム周辺部の導電体はエツチング工程においてエ
ツチングされ、不要に残留することがない。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の第一の実施例のフィルム回路基板の
製作方法におけるフィルム露光工程の説明図であり、同
図(イ)はパターン転写のための第1の露光工程、同図
(ロ)フィルム周辺部の露光のための第2の露光工程を
示す。
第1図中、Llはパターン転写のための第一の露光光学
系であり、第一の露光光学系L1は、光源ランプ上11
.集光鏡L12.照明光学系L13、レチクル上14.
結像光学系L15で構成される。L2はフィルム周辺部
の露光のための第2の露光光学系であり、第二の露光光
学系L2は、光源ランプ上21.集光鏡L22.ライト
ガイドL23.出射光学ユニッ)L24で構成される。
フィルムFは通常リールにロール状に巻かれて保管され
ており、露光工程を行うに石たっては、第1図に示すよ
うに、フィルム移送機構Mが使用される。フィルム移送
機構Mのうち、Mlは一対のフリクションローラ、M2
はスプロケットローラ、M3はフィルム位置決め用ステ
ージ、M4゜M5は補助ローラを示す。
第1図において、フィルム移送機構Mにより、フィルム
Fは、フィルム送り出しり−ルR1からフィルム巻取リ
リールR2へと送られる。この送りは間欠送りであり、
フィルムFは、フィルム以位置決め用ステージM3に設
けられた突起がフィルムFのパーフォレーションに嵌合
することにより第1の露光光学系L1に対し所定の位置
で停止される。フィルムFは該位置での停止中、不図示
のシャッタが開いて、レチクルL14を通して所定のパ
ターンの露光が行われる。尚、フィルムFはスペイサ−
を介してロール状に巻かれて保管されているので、スペ
イサ−3の巻取りのためのり−ルR3及びスペイサ−3
の送り出しのためのり−ルR4が設けられている。
第2の露光工程では、フィルム移送機構M′によりフィ
ルムFは連続的に送られ、第2の露光光学系L2により
フィルム周辺部の露光がされる。
即ち、第1図(ロ)に示すように、光源ランプL21か
らの光を集光鏡で集光し、出射側が2分岐のライトガイ
ドL23に入射、伝導せしめ、該ライトガイドL23の
出射側をフィルムFの両サイドを露光するよう配置して
露光している。このライトガイドL23には、本実施例
ではライトガイドファイバを用いているが、ロンド状ま
たパイプ状のライトガイドも使用可能である。尚、この
第2の露光工程における照度は、フィルムの移送速度が
約27鵬八ec、  レジストの厚さが10μmとする
と、約2800 mW/am2程度で良い。また、波長
としては、レジストに感度のある例えば405nm及び
436 nmの光を多く含むべきことは勿論である。
第3図は、この第2の露光光学系により露光されたフィ
ルム周辺部を説明するための図あり、第3図中、斜線部
分が露光されたフィルム周辺部Fpを示す、第3図から
明らかなように、第二の露光光学系により露光されるフ
ィルム周辺部Fpは帯状の形状である。この帯状のフィ
ルム周辺部Fpの輻dの大きさは、塗布されたレジスト
の幅にもよるが、2〜3m程度で良い。ここで、第1図
(ロ)に示すように、ライトガイドL23の出射側には
、結像レンズを含む出射光学ユニy トL24が設けら
れているので、第3図に示す露光されるフィルム周辺部
Fpの形状がシャープとなり、パターン形成部Fcとフ
ィルム周辺部FPとの境界を精度良く露光することがで
きる。さらに、この結像レンズをテレセントリックなレ
ンズとすると、フィルムFの移送面が上下しても露光さ
れる像の大きさが変化せず、露光される帯状のフィルム
周辺部1”pの幅dが一定にできるので好適である。
第2図は、本発明の第二の実施例におけるフィルム露光
工程の説明図である0本実施例は、上記第一の実施例と
異なり、第一の露光工程と第二の露光工程を一つの露光
装置で行うものである。第2図中、第1図の符号と同一
符号は同−又は相当部分を示す、第2図に示す露光装置
においては、フィルムFはフィルム移送機構Mにより間
欠送りされる。フィルムFの移送中には、第2の露光光
学系L2により第一の実施例同様フィルム周辺部が露光
される。フィルムFが停止したときは、第二の露光光学
系L2のシャッタL25が駆動して光が遮断され、フィ
ルムFの移送が再開されると同時に、シャッタL25が
開き露光が再開される。
露光の照度及び第2の露光光学系L2の具体的構成、露
光されるフィルム周辺部の形状等は、上記第一の実施例
の場合と同様である。
また、レチクルL14を通したパターン形成のための露
光は上記の第1図に示す第一の実施例の場合と同様なの
で、説明を省略する。
第2図に示す露光装置において、光源ランプL11から
光をライトガイドL23で導いて、光源ランプを一つと
しても良い。
上記第−又は第二の実施例のフィルム露光工程の後、周
知の現像工程、エツチング工程が行われフィルム回路基
板が完成する。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、本発明のフィルム回路基板の製作方
法によれば、回路パターンが形成されたレチクルを通し
て露光されるフィルムのパターン形成部以外の、フィル
ム周辺部が露光され、その後、現像、エツチングが行わ
れるので、フィルム周辺部の導電体はエツチング工程に
おいてエツチングされ、不要に残留することがなく、カ
ッターで切断する等の煩わしさがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第一の実施例のフィルム回路基板の
製作方法におけるフィルム露光工程の説明図であり、同
図(イ)はパターン転写のための第1の露光工程、同図
(ロ)フィルム周辺部の露光のための第2の露光工程を
示す。第2図は、本発明の第二の実施例におけるフィル
ム露光工程の説明図である。第3図は、第2の露光光学
系により露光されたフィルム周辺部を説明するための図
ある。第4図は、ロールコータ−によりフィルムの片面
に塗布されたレジストの状態を説明するための断面図で
ある。 図中、 F  −−−−−−−−フィルム Fc  −・−一−−−−バクーン形成部F p−−一
一一一・フィルム周辺部 L1−・−−−−−−一第1の露光光学系■、2−・−
・−一−−−第2の露光光学系を示す。 (イノ 第3 第4 21

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  ポジ型のレジストが塗布されたフィルムに、所望の回
    路パターンを露光して転写する工程を有するフィルム回
    路基板の製作方法において、 回路パターンが形成されたレチクルを通して露光される
    フィルムのパターン形成部以外の、フィルム周辺部に光
    照射して露光し、その後、現像,エッチングを行うこと
    を特徴とするフィルム回路基板の製作方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1168082A2 (en) * 2000-06-22 2002-01-02 Ushiodenki Kabushiki Kaisha Device for exposure of the peripheral area of a film circuit board
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