JPH0377950A - 感光性平版印刷版の処理方法 - Google Patents

感光性平版印刷版の処理方法

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JPH0377950A
JPH0377950A JP21531489A JP21531489A JPH0377950A JP H0377950 A JPH0377950 A JP H0377950A JP 21531489 A JP21531489 A JP 21531489A JP 21531489 A JP21531489 A JP 21531489A JP H0377950 A JPH0377950 A JP H0377950A
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JP
Japan
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acid
liquid
plate
salts
desensitizing
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Application number
JP21531489A
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English (en)
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Shinya Watanabe
真也 渡辺
Masabumi Uehara
正文 上原
Akira Nogami
野上 彰
Kazuhiro Shimura
和広 志村
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光性平版印刷版(PS版と呼ばれているもの
、以下、rps版」という)の処理方法に関し、更に詳
しくは、ネガ型18版とポジ型15版とを共通現像液で
現像する処理方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、自動現像機を用い、繰り返し使用される水を主た
る溶媒とするアルカリ性の現像液でPS版を現像処理す
る際には、現像処理後の処理工程として、繰り返し使用
される水洗水で水洗し、次いで繰り返し使用されるリン
ス液又は不感脂化液で処理する方法が実用されてきた。
このような処理方法は、ネガ型18版とポジ型15版と
でそれぞれ別個の現像液で現像する場合には、現像処理
後の印刷版上にスキージしきれないで残った現像液や現
像液に溶出したps版の感光層の樹脂分が水洗工程によ
り洗い流され、リンス液や不感脂化液中に持ち込まれる
ことがないため、水洗水を適度に交換しさえすれば長期
間に互って安定した処理が行えるという利点があった。
しかしながら、ネガ型18版とポジ型15版を同一の繰
り返し使用されるネガ・ポジ共通現像液で現像処理する
際には、水洗水、リンス液及び不感脂化液の汚れが激し
く、これらを頻繁に交換しなければ長期に互って安定し
た処理が行えず、作業性が悪いという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、ネガ型18版とポジ型15版とを同−
の繰り返し使用されるネガ・ポジ共通現像液で現像する
際の後処理工程の長期に亙る安定性と作業性が改良され
るPS版の処理方法を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、自動現像機を用い、ネガ型PS版
及びポジ型23版を、繰り返し使用されるネガ・ポジ共
通現像液で現像処理した後、水洗し、次いで繰り返し使
用するリンス液で処理し、次いで実質的に未使用の不感
脂化液で処理するか、又は繰り返し使用する不感脂化液
で処理する工程を含むことを特徴とするPS版の処理方
法によって達成される。
以下、本発明について詳述する。
本発明方法に用いられるネガ・ポジ共通現像液としては
、ジアゾ化合物を感光性成分として含むネガ型PS版及
び0−キノンジアジド化合物を感光性成分として含むポ
ジ型23版の共通現像液として公知の組成の現像液を用
いることができる。本発明におけるネガ・ポジ共通現像
液は、好ましくは、水を主たる溶媒とする(具体的には
溶媒の50重量%以上が水である)アルカリ性現像液で
ある。
該現像液のアルカリ剤としては、例えばケイ酸アルカリ
(ケイ酸カリウム、ケイ酸ナトリウム等)、水酸化カリ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、第三リン酸
ナトリウム、第ニリン酸すl・リウム、第三リン酸カリ
ウム、第ニリン酸カリウム、第三リン酸アンモニウム、
第ニリン酸アンモニウム、メタケイ酸ナトリウム、重炭
酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ア
ンモニウムなどのような無機アルカリ剤、モノ、ジ又は
トリエタノールアミン及び水酸化テトラアルキルのよう
な有機アルカリ剤及び有機ケイ酸アンモニウム等を用い
ることができる。アルカリ剤の現像液中の含有量は0.
05〜20重量%の範囲が好ましく、より好ましくは0
.1−10重量%の範囲である。
該現像液にはアルカリ剤の外に、有機溶剤、ノニオン界
面活性剤及び有機又は無機の還元剤を含有させることが
好ましく、pHは12.5〜13.5であること、が好
ましい。
有機溶媒としては20℃おける水に対する溶解度が10
重量%以下のものが好ましく、例えば酢酸エチル、酢酸
プロピル、酢酸ブチル、酢酸ベンジル、エチレングリコ
ールモノブチルエ−テルチル、レブリン酸ブチルのよう
なカルボン酸エステル;エチルブチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、ジクロヘキサノンのようなケトン類;
エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリ
コールベンジルエーテル、エチレングリコールモノフェ
ニルエーテル チルフェニルカルビノール、n−アミルアルコール、メ
チルアミルアルコールのようなアルコール類;キシレン
のようなアルキル置換芳香族炭化水素;メチレンジクロ
ライド、エチレンジクロライド、モノクロルベンゼンの
ようなノλロゲン化炭化水素などがある。これらの有機
溶媒はそれぞれ単独又は2種以上を組合わせて使用する
ことができる。
ノニオン界面活性剤は大別するとポリエチレングリコー
ル型と多価アルコール型に分類することかで゛き、どち
らも使用できるが、現像性能の点からポリエチレングリ
コール型のノニオン界面活性剤が好ましく、その中でも
エチレンオキシ基(  CIIxCHzO  )を3以
上有し、かつHLB(fi (HLBはllydrop
bile−Lipophile Balanceの略)
が5以上(より好ましくは8〜20)のノニオン界面活
性剤がより好ましい。
ノニオン界面活性剤のうち、エチレンオキシ基とプロピ
レンオキシ基の両者を有するものが特に好ましく、その
なかでHLB値が8以上のものがより好ましい。
ノニオン界面活性剤の好ましい例として下記−般式(1
)〜〔8〕で表される化合物が挙げられる。
C I )  R−0− (CH2CH20)nH(3
)   R−0−(C1.CHO)ffl −(Cll
,CH20)nH(6)  110(C,11,0)a
  (CsHsO)b  (CtH,0)all\/(
CJsO)x  (c、n、o)yuH(OCzlL)
V  (OCsHa)x/N\(CsHaO)x −(
C,11,0)yHC8)  110− (CIlzC
HxO)nH(1)〜〔8〕式において、Rは水素原子
又は1価の有機基を表す。該有機基としては、例えば直
鎖もしくは分岐の炭素数1〜30の、置換基(例えばア
リール基(フェニル等))を有していてもよいアルキル
基、アルキル部分が上記アルキル基であるアルキルカル
ボニル基、置換基(例えばヒドロキシル基、上記のよう
なアルキル基等)を有していてもよいフェニル基等が挙
げられる。alb、c、m、n、x及びyは各々1〜4
0の整数を表す。
ノニオン界面活性剤の具体例を示す。
ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンラウリル
エーテル、ポリオキシエチレンノニルエーテル、ポリオ
キシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステ
アリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル
、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンベヘニルエーテル、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンステアリルアミン、ポリオキシエチレンオレイルアミ
ン、ポリオキシエチレンステアリン酸アミド、ポリオキ
シエチレンオレイン酸アミド、ポリオキシエチレンヒマ
シ油、ポリオキシエチレンアビエチルエーテル、ポリオ
キシエチレンラノリンエーテル、ポリオキシエチレンモ
ノラウレート、ポリオキシエチレンモノステアレート、
ポリオキシエチレングリセリルモノオレート、ポリオキ
シエチレングリセルモノステアレート、ポリオキシエチ
レンプロピレングリコールモノステアレート、オキシエ
チレンオキシグロビレンブロックボリマー ジスチレン
化フェノールポリエチレンオキシド付加物、トリベンジ
ルフェノールポリエチレンオキシド付加物、オクチルフ
ェノールポリオキシエチレンポリオキシプロピレン付加
物、グリセロールモノステアレート、ソルビタンモノラ
ウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレー
ト等。
ノニオン界面活性剤の重量平均分子量は300〜100
00の範囲が好ましく、500〜5000の範囲が特に
好ましい。ノニオン界面活性剤の濃度は0.5〜10重
量%の範囲が好ましい。
有機の還元剤としては、例えばハイドロキノンメトール
、メトキシキノン等のフェノール化合物フェニレンジア
ミン、フェニルヒドラジン等のアミン化合物があり、無
機の還元剤としては、例えば亜硫酸ナトリウム、亜硫酸
カリウム、亜硫酸アンモニウム、亜硫酸水素ナトリウム
、亜硫酸水素カリウム等の亜硫酸塩、亜リン酸ナトリウ
ム、亜リン酸カリウム、亜リン酸水素ナトリウム、亜リ
ン酸水素カリウム、亜リン酸二水素ナトリウム、亜硫酸
水素カリウム等のリン酸塩、ヒドラジン、チオ硫酸ナト
リウム、亜ジチオン酸ナトリウム等を挙げることができ
るが、特に効果が優れている還元剤は亜硫酸塩である。
これらの還元剤は0.1−10重量%、より好ましくは
0.5〜5重量%の範囲で含有される。
該現像液には、その他有機カルボン酸、アニオン、カチ
オン、両性の各界面活性剤等を含有させることができる
有機カルボン酸には、炭素原子数6〜20の脂肪族カル
ボン酸、およびベンゼン環またはナフタレン環にカルボ
キシル基が置換した芳香族カルボン酸が包含される。
脂肪族ガルポン酸としては炭素数6〜20のアルカン酸
が好ましく、具体的な例としては、カプロン酸、エナン
チル酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウ
リン酸、ミスチリン酸、バルミチン酸、ステアリン酸等
があり、特に好ましいの11 炭素数6〜12のアルカ
ン酸である。また炭素鎖中に二重結合を有する脂肪酸で
も、枝分れした炭素鎖のものでもよい。上記脂肪族カル
ボン酸はナトリウムやカリウムの塩またはアンモニウム
塩として用いてもよい。
芳香族カルボン酸の具体的な化合物としては、安息香酸
、0−クロロ安息香酸、p−クロロ安息香酸、0−ヒド
ロキシ安息香酸、p−ヒドロキシ安息香酸、p−ter
t−ブチル安息香酸、0−アミノ安息香酸、p−アミノ
安息香酸、2,4−ジヒドロキ7安息香酸、2゜5−ジ
ヒドロキシ安息香酸、2,3−ジヒドロキシ安息香酸、
2,3−ジヒドロキシ安息香酸、3,5−ジヒドロキシ
安息香酸、没食子酸、■−ヒドロキシー2−す7トエ酸
、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−
1−す7トエ酸、■−ナフトエ酸、2−ナフトエ酸等が
ある。
上記芳香族カルボン酸はナトリウムやカリウムの塩また
はアンモニウム塩として用いてもよい。
脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸の含有量は格別な
制限はないが、O,1ffi量%より低いと効果が十分
でなく、また30重量%以上ではそれ以上の効果の改善
が計れないばかりか、別の添加剤を併用する時に溶解を
さまたげることがある。従って好ましくは0.1−10
重量%の添加量であり、より好ましくは0.5〜4重量
%である。
アニオン型界面活性剤としては、高級アルコール(cm
〜Cwt)硫酸エステル塩類[例えば、ラウリルアルコ
ールサルフェートのナトリウム塩、オクチルアルコール
サルフェートのナトリウム塩、ラウリルアルコールサル
フェートのアンモニウム塩、r Teepol−814
(商品名・シェル化学製)、第二ナトリウムアルキルサ
ルフェ−ト 肪族アルコールリン酸エステル塩類(例えば、セチルア
ルコールリン酸エステルのナトリウム塩など)、アルキ
ルアリールスルホン酸塩類(例えば、ドデシルベンゼン
スルホン酸のナトリウム塩、イングロビルナフタレンス
ルホン酸のナトリウム塩、シナ7タリンジスルホン酸の
ナトリム塩、メタニトロベンゼンスルホン酸のナトリウ
ム塩など)、アルキルアミドのスルホン酸塩類(例えば
、C+yH!3CON(CH3)CH2SO3Naなど
)、二塩基性脂肪酸エステルのスルホン酸塩類(例えば
、ナトリウムスルホコハク酸ジオクチルエステル、ナト
リウムスルホコハク酸ジヘキシルエステルなど)がある
これらの中で特にスルホン酸塩類が好適に用いられる。
カチオン界面活性剤はアミン型と第四アンモニウム塩型
に大別されるが、これらの何れをも用いることができる
アミン型の例としては、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン アルキルポリエチレンポリアミン、N−アルキルポリエ
チレンポリアミンジメチル硫酸塩、アルキルビグアニド
、長鎖アミンオキシド、アルキルイミダシリン、l−ヒ
ドロキシニゲ−ルー2−アルキルアミタソリン、1−ア
セチルアミノエチル−ミダシリン シメチルオキサゾリン等がある。
また、第四アンモニウム塩をの例としては、長鎖第1ア
ミン塩、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキ
ルジメチルエチルアンモニウム塩、アルキルジメチルア
ンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム
塩、アルキルピリジニウム塩、アルキルキノリニウム塩
、アルキルイソキノリニウム塩、アルキルピリジニウム
硫酸塩、ステアラミドメチルピリジニウム塩、アシルア
ミノエチルジエチルアミン塩、アシルアミノエチルメチ
ルジエチルアンモニウム塩、アルキルアミドプロピルジ
メチルベンジルアンモニウム塩、脂肪酸ポリエチレンポ
リアミド、アシルアミノエチルピリジニウム塩、アシル
コラミノホルミルメチルピリジニウム塩、ステアロオキ
シメチルピリジニウム塩、脂肪酸トリエタノールアミン
、脂肪酸トリエタノールアミンギ酸塩、トリオキシエチ
レン脂肪酸トリエタノールアミン、脂肪酸ジブデルアミ
ノエタノール、セチルオキシメチルピリジニウム塩、p
−インオクチルフェノキシエトキシエチルジメチルベン
ジルアンモニウム塩等がある。(上記化合物の例の中の
「アルキル」とは炭素数6〜20の、直鎖または一部置
換されたアルキルを示し、具体的には、ヘキシル、オク
チル、セチル、ステアリル等の直鎖アルキルが好ましく
用いられる。)これらの中では、特に水溶性の第四アン
モニウム塩をのカチオン界面活性剤が有効で、その中で
も、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメ
チルベンジルアンモニウム塩、エチレンオキシド付加ア
ンモニウム塩等が好適である。また、カチオン成分をく
り返し単位として有する重合体も広い意味ではカチオン
界面活性剤であり、本発明のカチオン界面活性剤に金色
される。特に、親油性七ツマ−と共重合して得られた第
四アンモニウム塩を含む重合体は好適に用いることがで
きる。
該重合体の重量平均分子量は300〜50000の範囲
であり、特に好ましくは500〜5000の範囲である
両性界面活性剤としては、例えばN−メチル−N−ペン
タデシルアミノ酢酸ナトリウムのような化合物を用いる
ことができる。
これらの界面活性剤は0.5〜lO重量%の範囲で含有
させることができる。
また、本発明における現像液には現像性能を高めるため
に以下のような添加剤を加えることができる。例えば特
開昭58−75152号公報記載のNaCQ。
KCQSKBr等の中性塩、特開昭59−190952
号公報記載のEDTA、 NTA等のキレート剤、特開
昭59−121336号公報記載の(Co(NHs))
scNs等の錯体、特開昭56−142528号公報記
載のビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロライド
とアクリル酸ナトリウムの共重合体等の両性高分子電解
質、特開昭58−59444号公報記載の塩化リチウム
等の無機リチウム化合物、特公昭50−34442号公
報記載の安息香酸リチウム等の有機リチウム化合物、特
開昭59−75255号公報記載のSi、 Ti等を含
む有機金属界面活性剤、特開昭59−84241号公報
記載の有機硼素化合物が挙げられる。
更に、本発明方法に用いられるネガ・ポジ共通現像液に
は、特開昭62−24263号、同62−24264号
、同62−25761号、同62−35351号、同6
2−75535号、同62−89060号、同62−1
25357号、同62−133460号1.同62−1
59148号、同62−168160号、同62−17
5758号、同63−200154号、同63−205
658号、各公報に記載されているような現像液が含ま
れる。
本発明におけるネガ・ポジ共通現像液のpHは12.5
〜13.5の範囲が好ましい。
本発明方法において、現像温度、時間、現像促進手段等
の条件は常法に従うことができる。本発明において、現
像処理や経時によって低下する現像液のアルカリ活性度
を補充液を添加して補償することが好ましい。現像補充
液の組成は現像処理及び経時によって消費される現像液
中の成分を補充によって補い現像液の活性度の低下を回
復させるような組成でよい。
現像液及び現像補充液は濃厚液を水で希釈して使用する
ことが現像液の調製効率及び運搬効率の点から好ましい
本発明において、現像処理の次に水洗を行う。
水洗は、28版の版面ヘシャワーノズル等の手段で水を
噴射させ、版面の付着物を洗い流せばよい。
水洗水の更新手段は任意であるが、補充液として水を補
充して繰り返し使用することが好ましい。
補充を行い繰り返し使用する場合、補充量はPS版II
m!あたり1〜50■Qの範囲が適当である。
本発明に用いられるリンス液としては界面活性剤の水溶
液を使用することができる。該リンス液は現像済みの平
版印刷版に付着して持ち込まれる現像液成分、溶解した
感光層組成物等を分散安定化し、乾燥後も平版印刷版表
面に固着させない効果を有するものと考えられる。
かかる界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル リスチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオ
キングロビレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸部
分エステル類、ソルビタン脂肪酸部分エステル類、ペン
タエリスリトール脂肪酸部分エステル類、フロピレンゲ
リコールモノ脂肪酸エステル、しょ糖脂肪酸部分エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸部分エステル
類、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪814分エス
テル類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ポ
リグリセリン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチレ
ン化ひまし油類、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸
部分エステル類、脂肪酸ジェタノールアミド類、N、N
−ビス−2−ヒドロキシアルキルアミン類、ポリオキシ
エチレンアルキルアミン、トリエタノールアミン脂肪酸
エステル、トリアルキルアミンオキシドなどの非イオン
性界面活性剤、脂肪酸塩類、アビチェン酸塩類、ヒドロ
キシアルカンスルホン酸塩類、アルカンスルホン酸塩類
、ジアルキルスルホこはく酸エステル塩類、直鎖アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩類、分岐鎖アルキルベンゼンス
ルホン酸塩類、アルキルナフタレンスルホン酸塩類、ア
ルキルフェノキシポリオキシエチレングロビルスルホン
酸塩類、ポリオキシエチレンアルキルスルホフェニルエ
ーテル塩類、N−メチル−N−オレイルタウリンナトリ
ウム類、N−アルキルスルホこはく酸モノアミドニナト
リウム塩類、石油スルホン酸塩類、硫酸化ひまし油、硫
酸化牛脂油、脂肪酸アルキルエステルの硫酸エステル塩
類、アルキル硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル硫酸エステル塩類、脂肪酸モノグリセリ
ド硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル硫酸エステル塩類、ホリオキシエチレンス
チリルフェニルエーテル硫酸エステル塩類、アルキルり
ん酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルりん酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテルりん酸エステル塩類、スチレン−無水マ
レイン酸共重合物の部分けん化物類、オレフィン−無水
マレイン酸共重合物の部分けん化物類、ナフタレンスル
ホン酸塩ホルマリン縮合物類などのアニオン性界面活性
剤、アルキルアミン塩類、第四級アンモニウム塩類、ポ
リオキシエチレンアルキルアミン塩類、ポリエチレンポ
リアミン誘導体などのカチオン性界面活性剤、カルボキ
シベタイン類、アミノカルボン酸類、スルホベタイン類
、アミン硫酸エステル類、イミダシリン類などの両性界
面活性剤があげられる。
以上挙げた界面活性剤の中でポリオキシエチレンとある
ものは9、ポリオキシメチレン、ポリオキシプロピレン
、ポリオキシブチレンなどのポリオキ7アルキレンに読
み替えることもでき、それらの界面活性剤もまた包含さ
れ、以下の説明においても同様である。
これらの内、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリ
オキシエチレンポリスチリルフェニルエーテル類、ポリ
オキシエチレンポリオキシブロビレンアルキルエーテル
類、グリセリン脂肪酸部分エステル類、ソルビタン脂肪
酸部分エステル類、ペンタエリスリトール脂肪酸部分エ
ステル類、プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル類
、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸部分エステル類
、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸部分エステル類
、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ポリオキ
シエチレン化ひまし油、ジアルキルスルホこはく酸塩類
、アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキルナフタレ
ンスルホン酸塩類、アルキル硫酸エステル塩類、脂肪酸
塩類、アルキルりん酸ニス・チル塩類、ナフタレンスル
ホン酸塩ポリマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキ
ルアミン塩類、アルキルアミン塩類、第四級アンモニウ
ム塩類は平版印刷版の画像部の感脂性の低下を抑える傾
向もあるので好ましく、その中でもポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリ
スチリルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル類、グリセリン脂肪酸部分エステル類、ソ
ルビタン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸部分エステル類、ペンタエリスリトール
脂肪酸部分エステル類、プロピレングリコールモノ脂肪
酸エステル類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル
類、ジアルキルスルホンこはく酸エステル塩類、アルキ
ル硫酸エステル塩類、アルキルベンゼンスルホン酸塩類
は特に好ましい。
最も好ましいものは分散力の強いアルキルベンゼンスル
ホン酸塩類及びジアルキルスルホこはく酸エステル塩類
でアル。
上記の界面活性剤は、単独もしくは2種以−Fを組み合
わせて使用することができ、水溶液中に約0.1ft量
%から約20重量%、より好ましくは0.5重量%から
10重量%の範囲で使用される。
本発明におけるリンス液のpHはl −12が好ましい
。このpHに該水溶液を調整するために、酸および緩衝
剤としての水溶性塩のいづれかまたは両方を含有させて
おくことが好ましい。これにより、平版印刷版にリンス
液を施した場合に、板上に残留する現像液成分が中和さ
れ、非画像部がより親水性となる。
緩衝剤の詳細は、例えば「化学便覧基礎編■」日本化学
会編、昭和47年2月20日第5Ha、丸善株式会社発
行、1312〜1320頁に記載されており、これらは
そのまま適用することができる。
好適な酸と水溶性塩としては、モリブデン酸、ホウ酸、
硝酸、硫酸、燐酸、ポリ燐酸などの無機酸、酢酸、しゅ
う酸、酒石酸、安息香酸、こはく酸、くえん酸、りんご
酸、乳酸、I)−トルエンスルホン酸などの水溶性有機
酸等の酸とその塩があげられる。より好ましいの塩は水
溶性アルカリ金属塩およびアンモニウム塩で、特に好ま
しいものはモリブデン酸アンモニウムなどのモリブデン
酸塩、燐酸ナトリウムなどの燐酸塩、テトラポリ燐酸カ
リウム、トリメタ燐酸ナトリウムなどのポリ燐酸塩、し
ゆう酸ナトリウムなどのしゅう酸塩、酒石酸カリウムな
どの酒石酸塩、こはく酸ナトリウムなどのこはく酸塩、
くえん酸アンモニウムなどのくえん酸塩である。かかる
酸と水溶性塩はそれぞれ単独または二種以上組み合わせ
て使用することができる。
リンス液のより好ましい9Hは0.5〜8である。
最も好ましいpHは2.0〜6.5であり、この場合1
:平版印刷版の非画像部の不感脂化性能がより高いもの
となる。
また本発明方法ではリンス液中に現像成分が持ち込まれ
るので、これを中和するために、予定されたPS版の処
理面積に応じた量の塩および、まt;は酸をあらかじめ
含有させておくことが好ましい。
リンス液中に含有させる酸と塩の添加量は特に限定され
ないが、リンス液の総重量に対し酸と塩の総量で約10
重量%以下であることが好ましい。
より好ましくは0.01〜6重量%の範囲で使用される
本発明におけるリンス液には更にソルビン酸、p−オキ
シ安息香酸エチルなどの防腐剤、防黴剤、没食子酸プロ
ピル、2.6−ジー【−ブチル−4−エチルフェノール
、2.6−ジーt−ブチル−4−メチルフェノールなど
の酸化防止剤を含有させておくことができる。
これらの保存料としての防腐剤、防黴剤、酸化防止剤は
少量添加することにより、リンス液の保存による変質等
を防止することができるが、好ましい添加量は0.00
1〜5重量%である。
本発明におけるリンス液には、親油性物質を含有させて
おくことが好ましい。
これにより、平版印刷版の画像部がより高い感脂性を示
すようになり、現像インキ盛りが容易になるばかりでな
く、リンス液による処理の後、版面保護剤処理を行う場
合は、画像部の感脂性の低下を強く抑えることができる
好ましい親油性物質には、例えばオレイン酸、ラウリン
酸、吉草酸、ノニル酸、カプリン酸、ミスチリン酸、パ
ルミチン酸などのような炭素数が5〜25の有機カルボ
ン酸、ひまし油などが含まれる。これらの親油性物質は
単独もしくは2以上組み合わせて使用することができる
本発明におけるリンス液中に含まれる親油性物質の含有
量は、好ましくは、0.005重量%から約10!i量
%、より好ましくは0.05〜5重量%の範囲である。
本発明において、繰り返し使用されるリンス液には補充
液を補充して使用することが好ましい。
リンス液の補充液は母液(繰り返し使用される処理液)
と同じものを用いることができるが、更に、母液の新液
より9Hを低くしておくことが好ましい。また、リンス
液の補充液は濃厚液を水で希釈して使用することが、リ
ンス液の補充液の調製効率及び運搬効率の唐から好まし
い。リンス液の補充液の補充量は通常、23版1 m2
あたり1〜50m(1の範囲が適当である。
本発明における不感脂化液は、現像済みの平版印刷版に
付着しているアルカリ現像液を除去し、版の非画像部を
水に対し親和しやすい性質に変える効果を有するものと
考えられる。
本発明に使用し得る不感脂化液は、水溶性高分子化合物
および水を必須成分とし必要に応じて界面活性剤、酸、
水溶性塩類、親油性物質、湿潤剤、有機溶剤、及び防腐
防黴剤等を含有することができる。
本発明に用いられる不感脂化液に含まれる水溶性高分子
化合物には天然高分子と半天然物と合成品が含まれる。
天然高分子には、かんしょデンプン、ばれいしょデンプ
ン、タピオカデンプン、小麦デンプン及びコーンスター
チ等のデンプン類、カラジーナン、ラミナラン、海ソウ
マンナン、ふのり、アイリッシュモス、寒天及びアルギ
ン着ナトリウム等の藻類から得られるもの、トロロアオ
イ、マンナン、クインスシード、ペクチル、トラガカン
トガム、カラヤガム、キサンチンガム、グアービンガム
、ローカストビンガム、アラビアガム、キャロプガム及
びベンゾインガム等の植物性粘質物、デキストラン、グ
ルカン及びレバンなどのホモ多糖並びにサクシノグルカ
ン及びザンタンガムなどのへテロ多糖等の微生物粘質物
、にかわ、ゼラチン、カゼイン及びコラーゲン糖のタン
パク質などが挙げられる。半天然物(半合成品)にはア
ルギン酸プロピレングリコールエステルの他に、ビスコ
ース、メチルセルロース、エチルセルロース、メチルエ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド
ロキシグロピルメチルセルロース、ヒドロキシグロビル
エチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースフタレート等の繊維素誘導体並び加工でんぷん等が
あげられる。加工でんぷんには白色デキストリン、黄色
デキストリン及びブリティッシュガムなどの焙焼でんぷ
ん、酵素デキストリン及びシャーディンガーデキストリ
ンなどの酵素変性デキストリン、可溶化でんぷんに示さ
れる酵分解でんぷん、ジアルデヒドスターチに示される
醇化でんぷん、変性アルファー化でんぷん及び無変性ア
ルファー化でんぶん、りん酸でんぷん、脂肪でんぷん、
硫酸でんぷん、硝酸でんぷん、キサントゲン酸でんぷん
及びカルバミン酸でんぷんなどのエステル化でんぷん、
カルボキシアルキルでんぷん、ヒドロキシアルキルでん
ぷん、スルホアルキルでんぷん、シアノエチルでんぷん
、アリルでんぷん、ベンジルでんぷん、カルバミルエチ
ルでんぷん及びジアルキルアミアルキルでんぷんなどの
エーテル化でんぷん、メチロール架橋でんぷん、ヒドロ
キシアルキル架橋でんぷん、りん酸架橋でんぷん及びジ
カルボン酸架橋でんぷんなどの架橋でんぷん、でんぷん
ポリアクリルアミド共重合体、でんぷんポリアクリル酸
共重合体、でんぷんポリ酢酸ビニル共重合体、でんぷん
ポリアクリロニトリル共重合体、カチオン性でんぷんポ
リアクリル酸エステル共重合体、カチオン酸でんぷんビ
ニルポリマー共重合体、でんぷんポリスチレンマレイン
酸共重合体及びでんぷんポリエチレンオキサイド共重合
体などのでんぷんグラフト共重合体などがあげられる。
合成品にはポリビニルアルコールの他部分アセタール化
ポリビニルアルコール、アリル変性ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルエチルエー
テル及びポリビニルイソブチルエーテルなどの変性ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリア
クリル酸エステル部分けん化物、ポリアクリル酸エステ
ル共重合体部分けん化物、ポリメタアクリル酸塩及びポ
リアクリルアマイドな・どのポリアクリル酸誘導体及び
ポリメタクリル酸誘導体、ポリエチレングリコール、ポ
リエチレンオキシド、ポリビニルピロリドン、ポリビニ
ルピロリドンとビニルアセテートの共重合体、カルボキ
シビニルポリマー スチロールマレイン酸共重合体物、
スチロールクロトン酸基重金物などがあげられる。これ
らの内、藻類から得られるもの、植物性粘質物、繊維素
誘導体、加工デンプン、アルギン酸プロピレングリコー
ルエステル及び合成品は印刷版上の皮膜形成性が良好な
ため好ましく用いられる。さらに好ましくはアルギン酸
ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル
、トラガカントガム、ローカストビンガム、グアービン
ガム、アラビアガム、メチルセルロース、エチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、焙
焼でんぷん、酸素変性デキストリン、酸化でんぷん、酸
分解でんぷん、アルファー化でんぷん、ポリエチレング
リコール、ポリビニルアルコール、変性ポリビニルアル
コール、ポリアクリル酸誘導体、ポリメタクリル酸誘導
体、ポリエチレンオキシド、ポリビニルピロリドンであ
る。植物性粘質物、繊維素誘導体及び加工でんぷんは乳
化物の保護コロイド性が強いため好ましく用いられる。
焙焼でんぷん、酵素変性デキストリン、酸化でんぷん、
酸分解でんぷん、アルファー化でんぷんは画像部の感脂
性低下をまねかないため好ましく用いられる。
繊維素誘導体は増粘効果によるエマルジョン安定性が高
いため好ましい。カルボキシメチルセルロース、アラビ
アガム、トラガカントガム、ローカストビンガム及びグ
アービンガムは非画像部の不感脂性が高いため好ましい
。中でもアラビアガムは非画像部の不感脂性が極めて高
く好ましい。これらの水溶性高分子化合物は単独または
二種以上組み合わせて使用できる。特にアルギン酸ナト
リウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、ア
ラビアガム、デキストリン、メチルセルロース、エチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドンからなる群から選ばれた二種以上
の水溶性高分子化合物の併用は均一な皮膜形成性、画像
部の感脂性低下防止、乳化物の保護コロイド性能、乳化
物の乳化安定性の点から好ましい。アラビアガムを含み
、他の水溶性高分子化合物を一種またはそれ以上併用し
たものは、画像部の感脂性を低下させることなく、非画
像部の親水性、不感脂化を高めることができるので好ま
しく、アラビアガムと他の水溶性高分子化合物総量の比
は好ましくは4対l〜t#ts、さらに好ましくは2対
1〜1対8である。中でもアラビアガムとデキストリン
の併用が最も好適に用いられる。水溶性高分子は、広範
囲の濃度で含有されるが、−船釣には不感脂化剤の総重
量に対して約1〜約60重量%、より好ましくは2〜4
0Ii量%、さらに好適には8〜25重量%で使用され
る。
本発明に用いられる不感脂化液には、さらに界面活性剤
を含有させることが好ましい。
かかる界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル類、ポリオキシエチレンポリスチレンフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチリルポリオキシプロピレンアル
キルエーテル、グリセリン脂肪酸部分エステル類、ソル
ビタン脂肪酸g分エステル類、ペンタエリスリトール脂
肪酸部分エステル類、フロピレンゲリコールモノ脂肪酸
エステル、しょ糖脂肪酸部分エステル、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチ
レンソルビトール脂肪厳部分エステル類、ポリエチレン
グリコール脂肪酸エステル類、ポリグリセリン脂肪酸部
分エステル類、ポリオキシエチレン化ひまし油類、ポリ
オキシエチレングリセリン脂肪酸部分エステル類、脂肪
酸ジェタノールアミド類、N、N−ビス−2−ヒドロキ
シアルキルアミン類、ポリオキシエチレンアルキルアミ
ントリエタノールアミン脂肪酸エステル、トリアルキル
アミンオキシドなどの非イオン性界面活性剤、脂肪酸塩
類、アビチェン酸塩類、ヒドロキシアルカンスルホン酸
塩類、アルカンスルホン酸塩類、ジアルキルスルホこは
く酸塩類、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類、分岐
鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキルナフタレ
ンスルホン酸塩類、アルキルフェニルキシポリオキシエ
チレンプロビルスルホン酸塩類、ポリオキシエチレンア
ルキルスルホフェニルエーテル塩類、N−メチル−N−
オレイルタウリンナトリウム類、N−アルキルスルホこ
はく酸モノアミドニナトリウム塩類、石油スルホン酸塩
類、硫酸化ひまし油、硫酸化牛脂油、脂肪酸アルキルエ
ステルの硫酸エステル塩類、アルキル硫酸エステル塩類
、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩
類、脂肪酸モノグリセリド硫酸エステル塩類、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩類
、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル硫酸エ
ステル塩類、アルキルりん酸エステル塩類、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテルりん酸エステル塩類、ポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸エステル
塩類、スチレン−無水マレイン酸共重合物の部分けん化
物類、オレフィン−無水マレイン酸共重合物の部分けん
化物類、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物類な
どのアニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩類、第四
級アンモニウム塩類、ポリオキシエチレンアルキルアミ
ン塩類、ポリエチレンポリアミン誘導体などのカチオン
性界面活性剤、カルボキシベタイン類、アミノカルボン
酸類、スルホベタイン類、アミノ硫酸エステル類、イミ
ダシリン類などの両性界面活性剤があげられる。以上挙
げた界面活性剤の中でポリオキシエチレンとあるものは
、ポリオキシメチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオ
キシブチレンなどのポリオキシアルキレンに読み替える
こともでき、それらの界面活性剤もまた包含され、以下
の説明においても同様である。これらノ内、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリスチ
リルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピシナアルキルエーテル類、グリセリン脂肪酸部
分エステル類、ソルビタン脂肪酸部分エステル類、ペン
タエリスリトール脂肪酸部分エステル類、プロピレング
リコールモノ脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチレング
リセリン脂肪酸部分エステル類、ポリエチレングリコー
ル脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン化ひまし油、
ジアルキルスルホこはく酸塩類、アルキルベンゼンスル
ホン酸塩類、アルキルナフタレンスルホン酸塩類、アル
キル硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン塩類は前記の親油性物質と同様に、平版印刷版の画
像部の感脂性の低下を抑える働きもあるので好ましく、
その中でもポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル類、ポリオキシエチレンポリスチレンフェニルエーテ
ル類、クリセリン脂肪酸部分エステル類、ソルビタン脂
肪酸部分エステル類、ペンタエリスリトール脂肪酸部分
エステル類、プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル
類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ジアル
キルスルホこはく酸塩類、アルキル硫酸エステル塩類は
特に好ましい。また非イオン界面活性剤ではHLBが1
4以下のものが乳化物を安定化させる効果が高いために
好ましく、さらにHLBが11以下が好ましい。これら
の界面活性剤は単独または二種以上組み合わせて使用で
きるが、特にポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル類、ポリオキシプロピレンジアルキルフェニルエー
テル オン性界面活性類剤とジアルキルスルホこはく酸塩類の
併用、脂肪酸エステル類界面活性剤類とジアルキルスル
ホこはく酸塩類の併用及びアルキルフェニル型非イオン
性界面活性剤類と脂肪酸エステル型界面活性剤類とジア
ルキルスルホこはく酸塩類の併用は不感脂化の製造時に
乳化が容易であるばかりでなく、画像部の感脂性の低下
を抑える効果が相剰的に現われるので好ましい。さらに
脂肪酸エステル型界面活性剤類とジアルキルスルホこは
く酸塩類の併用の際には該脂肪酸エステル型界面活性剤
としては少なくとも二種の脂肪酸エステル型界面活性剤
の混合物(例えばソルビタンモノオレエートとソルビタ
ンモノラウレートの混合物)を用いると現像液成分の混
入の際にエマルジョンの安定性が向上するので好ましい
。界面活性剤は、不感脂化の総重量に対して約0.5〜
約20重量%、より好ましく1〜lO重量%の範囲で使
用できる。
本発明に用いられる不感脂化液には、さらに酸を含有さ
せることが好ましい。
不感脂化液中に含有される酸は、使用前の不感脂化液の
pHの酸性域、好ましくはpH 1〜5、より好ましく
はpH1.5〜3の範囲に調整することを主目的として
用いられるものである。例えば燐酸、ピロ燐酸、ポリ燐
酸、第一燐酸ナトリウム、硼酸、塩酸、硫酸、硝酸等の
無機酸、或は例えばこはく酸、修酸、くえん酸、マレイ
ン酸、乳酸、p−トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホ
ン酸等の有機酸が使用でき、これらは単独または2以上
組み合わせて使用することができる。これらの中でも特
に燐酸およびこはく酸が好ましい。酸の使用量は不感脂
化剤のpHが酸性域となるような量で使用すればよいが
、大略0.01〜5重量%である。
不感脂化液には更に緩衝剤として水溶性塩を含有させて
おくことが好ましい。これにより不感脂化液を平版印刷
版に施した場合に、lP画Ii!部がより親水性となる
。緩衝剤の詳細は、例えば「化学便覧基礎編11」t3
本化学会編、昭和47年2月20日第5刷丸善株式会社
発行、1312〜1320頁に記載されており、これら
はそのまま適用することができる。好適な水溶塩にはモ
リブデン酸、硼酸、硝酸、硫酸、燐酸、ポリ燐酸などの
無機酸の塩並びに酢酸、修酸、酒石酸、安息香酸、こは
く酸、くえん酸、りんご酸、乳酸、たんにん酸、p−)
ルエンスルホン酸などの有機酸の塩があげられる。より
好ましい塩は水溶性アルカリ金属塩およびアンモニウム
塩で、特に好ましいものはモリブテン酸アンモニウムな
どのモリブテン酸塩、硝酸カリウムなどの硝酸塩、硫酸
塩、燐酸ナトリウムなどの燐酸塩、テトラポリ燐酸カリ
ウム、トリメタ燐酸ナトリウムなどのポリ燐酸塩、修酸
ナトリウムなどの修酸塩、酒石酸カリウムなどの酒石酸
塩、こはく酸ナトリウムなどのこはく酸塩、くえん酸ア
ンモニウムなどのくえん酸塩である。かかる水溶性塩は
それぞれ単独または二種以上組み合わせて使用すること
ができ、不感脂化剤の総重量に対し塩の総量は約10重
量%以下がエマルジョン安定性上好ましい。より好まし
くは0.01〜6重量%の範囲で使用される。また不感
脂化剤のpHは1〜10の間にするのが好ましく、画像
部の感脂性の低下を抑えるためには1〜8の間が好まし
い。最も好ましくはpH2,0〜6.0のときに非画像
部の不感脂化効不感脂化液には更に親油性物質を溶解含
有させぞおくことができる。これにより不感脂化液のエ
マルシコン安定性がより改善される上、画像部の感脂化
の低下をより少なくすることができる。好ましい親油性
物質としては、平版印刷用インクのベヒクルとして使用
される親油樹脂がある。具体的にはフェノールホルムア
ルデヒド樹脂、クレゾールホルムアルデヒド樹脂、t−
ブチルフェノールホルムアルデヒド樹脂などのノボラッ
ク型フェノール樹脂、フェノールとキシレンとをホルム
アルデヒドで縮合させたキシレン樹脂、フェノールとメ
シチレンとをホルムアルデヒドで縮合させた樹脂、ポリ
ヒドロキシスチレン、ブロム化ポリヒドロキシスチレン
、カシュー樹脂、スチレンと無水マレイン酸の共重合体
の部分エステル化物、メラミン樹脂、アルキド樹脂、ポ
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、ロジン、水添ロジン及
びロジンエステルなどの変性ロジン、ギルツナイトなど
の石油樹脂を挙げることができ、これらの内でもノボラ
ック型フェノール樹脂、ロジンおよび変性ロジンが好ま
しい。他の好ましい親油性物質には可塑剤、脂肪酸、脂
肪油、ワックスがある。好ましい可塑剤には例えばジブ
チルフタレート、ジデシルフタレート、ジ−n−オクチ
ルフタレート、ジー(2−エチルヘキシル)フタレート
、ジノニルフタレ−1−、ジデシルフタレート、ジラウ
リルフタレート、ブチルベンジル7タレート ル類、例えばジオクチルアゼレート、ジオクチルアジペ
ート、ジブチルグリコールアジペート、ジブチルセバケ
ート、ジー(2−エチルヘキシル)セバケート、ジオク
チルセバケートなどの脂肪族二塩基酸エステル類、例え
ばエポキシ化大豆油などのエポキシ化トリグリセライド
類、例えばトリクレジルフォスフェート、トリオクチル
フォスフェート、トリスクロルエチルフォスフェートな
どの燐酸エステル類、例えば安息香酸ベンジルなどの安
息香酸エステル類が含まれる。これらの内でも特に好ま
しいものは、臭気がなく安全性の高いジオクチルアジペ
ート、ジブチルセバケートおよびジオクチルアゼレート
である。好ましい脂肪酸には、カプロン酸、エナント酸
、カプリル酸、ペラルベン酸、カプリン酸、ウンデシル
酸、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペンタ
デシル酸、パルミチン酸、ヘプタデシル酸、ステアリン
酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセレ
ン酸、セロチン酸、ヘプタコサン酸、モンタン酸、クリ
リン酸、ラフセル酸、イソ吉草酸等の飽和脂肪酸とアク
リル酸、クロトン酸、インクロトン酸、ウンデシル酸、
オレイン酸、エライジン酸、セトレイン酸、エルカ酸、
ブラシジン酸、ソルビン酸、リノール酸、リルン酸、ア
ラキドン酸、プロピオール酸、ステアロール酸、イワシ
酸、クリリン酸、リカン酸等の不飽和脂肪酸がある。好
ましいワックスとしてはカルバナラロウ、ミツロウ、鯨
ロウ、虫白ロウ、羊毛ロウ、セラックロウ等が挙げられ
る。
不感脂化液には更に湿潤剤を含有させておくことができ
る。これにより不感脂化液の水溶性高分子化合物等の親
水性成分が平版印刷版の非画像部へ適度に拡がる特性と
、皮膜の柔軟性を向上させることができる。かかる湿潤
剤の好ましい例は多価アルコールであり、具体的にはエ
チレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、プチレンクリコ
−)し、ベンタンジオール、ヘキシレンフグリコール、
テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、
グリセリン、ソルビトール、ペンタエリスリトールなど
があげられ、特にグリセリンが好ましい。湿潤剤は本発
明の不感脂化剤の総重量に対して約0.5〜約10重量
%、より好ましくは1〜5重量%の範囲に用いられる。
不感脂化液には有機溶剤を含有させることができる。好
ましい有機溶剤は水難溶性のものであり、例えばテレピ
ン油、キシレン、トルエン、ベンゼン、n−ヘプタン、
ソルベントナフザ、ケロシン、ミネラルスピリッツ、沸
点が約120°C〜約250°Cの石油留分、シクロヘ
キサノンなどのケトン類、ジクロロエチレンなどのハロ
ゲン化炭化水素、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル リコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエー
テルなどのエチレングリコールエーテル類などである。
これらの溶剤は、不感脂化液の総重量にすして約0.0
5〜約lO重量%、より好ましくは0.5〜5重量%の
範囲で使用される。
不感脂化液には更にソルビン酸、p−オキシ安息香酸エ
チルなどの防腐剤、防黴剤、没食子酸プロピル、2,6
〜ジーt−ブチル−4−エチルフェノール、2。
6−ジーt−ブチル−4−メチルフェノールなどの酸化
防止剤を含有させておくことが好ましい。これらの保存
料としての防腐剤、防黴剤、酸化防止剤は少量添加する
ことで不感脂化液の保存効果が得られるが、好ましくは
0.001〜5重量%である。
本発明に用いられる不感脂化液には、含有させる界面活
性剤、親油性物質等、適宜選択することによってエマル
ジョン型不感脂化液、サスペンション型不感脂化液、非
エマルジョン型非サスペンション型不感脂化液等、いか
ようにも製造可能であるが、エマルジョン型不感脂化液
およびサスペンション型不感脂化液は平版印刷版の画像
部の感脂性の低下を防止する性能が高いため好ましく用
いられる。また不感脂化液の調製効率及び運搬効率を高
めるために、成分を高濃度で調液しておき、使用時に好
ましい濃度に水で希釈する方法を採ることが好ましい。
本発明において、25版に供給する不感脂化液は、実質
的に未使用の液か、又は繰り返して使用する液である。
ここで、未使用の不感脂化液とは、25版(7)処理に
使用していない不感脂化液をいい、実質的に未使用の不
感脂化液とは、未使用の不感脂化液でなくても未使用の
液と実用上回等の不感脂化の能力を有するものをいう。
不感脂化液に実質的に未使用の液を使用する場合、濃厚
液を水で自動的に希釈して供給し、またそのための装置
が自動現像機本体に内蔵されることが好ましい。その使
用量はPS版lrn2あたり112以下が好ましく、よ
り好ましくは20〜300m4である。
不感脂化液を繰り返し使用する場合、該不感脂化成には
補充液を補充して使用することが好ましい。不感脂化液
の補充液は母液と同じものを用いることができるが、更
に、母液の新液よりpHを低くしておくことが好ましい
。不感脂化液の補充液の補充量は通常、PS版Is″あ
たり1〜50tAIの範囲が適当である。不感脂化液及
びその補充液は濃厚液を水で希釈して使用することが不
感脂化液及びその補充液の調製効率及び運搬効率の点か
ら好ましい。
本発明によって処理することができるPS版には下記の
ような感光性組成物の層を親水性面を有する支持体の該
面上に設けたものが含まれる。
l)光架橋系感光性樹脂組成物 光架橋系感光性樹脂組成物中の感光成分は、分子中に不
飽和二重結合を有する感光性樹脂からなるもので、例え
ば米国特許3,030.208号明細書、同3,435
.237号明細書及び同3,622.320号明細書等
に記載されているごとき、重合体主鎖中に感光基として
一〇〇−CI−CO−を含む感光性樹脂、及び重合体の
側鎖に感光基を有するポリビニルシンナメート等が挙げ
られる。
2)光重合系感光性樹脂組成物 付加重合性不飽和化合物を含む光重合性組成物であって
、二重結合を有する単量体と高分子バインダーからなり
、このような組成物の代表的なものは、例えば、米国特
許2,760.863号明細書及び同2,791.50
4号明細書等に記載されている。
この光重合系感光性樹脂組成物には、この技術分野で通
常知られている光重合開始剤(例えばベンゾインメチル
エーテル等のベンゾイン誘導体、ベンゾフェノン等のベ
ンゾフェノン誘導体、チオキサントン誘導体、アントラ
キノン誘導体、アクリドン誘導体等)が添加される。
3)ジアゾ化合物を含む感光性組成物 この感光性組成物中のジアゾ化合物は、例えば好ましく
は芳香族ジアゾニウム塩とホルムアルデヒド又はアセト
アルデヒドとの縮合物で代表されるジアゾ樹脂である。
特に好ましくは、p−ジアゾジフェニルアミンとホルム
アルデヒド又はアセトアルデヒドとの縮合物の塩、例え
ばヘキサフルオロホウ燐酸塩、テトラフルオロホウ酸塩
、過塩素酸塩又は過ヨウ素酸塩と前記縮合物との反応生
成物であるジアゾ樹脂無機塩や、米国特許3,300.
309号明細書中に記載されているような、前記縮合物
とスルホン酸類との反応生成物であるジアゾ樹脂有機塩
等が挙げられる。更にジアゾ樹脂は、好ましくは結合剤
と共に使用される。かかる結合剤としては種々の高分子
化合物を使用することができるが、好ましくは特開昭5
4−98613号公報に記載されているような芳香族性
水酸基を有する単量体、例えば、N−(4−ヒドロキシ
フェニル)アクリルアミド、N−(4−ヒドロキシフェ
ニル)メタクリルアミド、o−、m−、またはp−ヒド
ロキシスチレン、0−1−一、またはp−ヒドロキシフ
ェニルメタクリレート等と他の単量体との共重合体、米
国特許4,123,276号明細書中に記載されている
ようなヒドロキシエチルアクリレート単位又はヒドロキ
シエチルメタクリレート単位を主な繰り返し単位として
含むポリマーシェラツク、ロジン等の天然樹脂、ポリビ
ニルアルコール、米国特許3,751,257号明細書
中に記載されているようなポリアミド樹脂、米国特許3
,660.097号明細書中に記載されているような線
状ポリウレタン樹脂、ポリビニルアルコールのフタレー
ト(lf脂、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンか
ら縮合されたエポキシ樹脂、酢酸セルロース、セルロー
スアセテート7タレート等のセルロース誘導体が包含さ
れる。
4)O−キノンジアジド化合物を含む感光性組成物0−
キノンジアジド化合物を含む感光性組成物においては、
0−キノンジアジド化合物とアルカリ可溶性樹脂を併用
することが好ましい。
0−キノンジアジド化合物としては、例えば0−ナフト
キノンジアジドスルホン酸と、フェノール類及びアルデ
ヒド又はケトンの重縮合樹脂とのエステル化合物が挙げ
られる。
前記フェノール類としては、例えば、フェノール、0−
クレゾール、l−クレゾール、p−クレゾール、3.5
−キシレノール、カルバクロールの一価フエノール、カ
テコール、レゾルシン、ヒドロキノン等の二価フェノー
ル、ピロガロール、70ログルシン等の三価フェノール
等が挙げられる。前記アルデヒドとしてはホルムアルデ
ヒド、ベンズアルデヒド、アセトアルデヒド、クロトン
アルデヒド、フルフラール等が挙げられる。これらのう
ち好ましいものはホルムアルデヒド及びベンズアルデヒ
ドである。又、前記ケトンとしてはアセトン、メチルエ
チルケトン等が挙げられる。
前記重縮合樹脂の具体的な例としては、フェノール・ホ
ルムアルデヒド樹脂、m−クレゾール・ホルムアルデヒ
ド樹脂、m−*p−混合クレゾール・ホルムアルデヒド
樹脂、レゾルシン・ベンズアルデヒド樹脂、ピロガロー
ル・アセトン樹脂等が挙げられる。
前記0−ナフトキノンジアジド化合物の7エノール類の
OH基に対する。−ナフトキノンジアジドスルホン酸の
縮合率(014基1個に対する反応率)は、15〜80
%が好ましく、より好ましくは20〜45%である。
0−キノンジアジド化合物としては特開昭58−434
51号公報に記載のある以下の化合物も使用できる。
又、特公昭37−1953号、同37−3627号、同
37−13109号、同40−26126号、同40−
38旧号、同45−5604号、同45−27345号
、同51−13013号、特開昭48−96575号、
同48−63802号、同48−63802号各公報に
記載された1、2−キノンジアジド化合物をも挙げるこ
とができる。
以下、本発明方法を、該方法に用いられる装置の図面を
参照して説明する。なお、以下、同一構造の構成要素に
ついては同一符号を使用する。
第1図は本発明方法に用いられる処理装置の例を示す断
面図である。同図において、lは繰り返し使用されるネ
ガ・ポジ共通現像液で現像処理する現像部、2は水洗部
、3はリンス液で処理するリンス部、4は不感脂化液で
処理するガム部、5は現像液タンク、6は水洗水タンク
、7はリンス液タンク、8は現像補充液タンク、9は現
像補充液用希釈水を入れる希釈水タンク、10は水洗補
充液タンク、11はリンス補充液タンク、12はリンス
補充液用希釈水を入れる希釈水タンク、13a −13
eはシャワーノズル、14はPS版の面積を測定する反
射センサ、15はPS版の種類を判別する反射センサ、
16は不感脂化液タンク、17は不感脂化液用希釈水を
入れる希釈水タンク、18は不感脂化液と希釈水とを混
合するミキシングタンク、19はポンプ、20は定量ポ
ンプ、22a〜22dはスクイズローラ、SはPS版又
はその搬送経路である。
このような処理装置による処理において、25版は、ま
ず現像部1において、現像液タンク5に入れられたネガ
・ポジ共通現像液がポンプ19で送られてシャワーノズ
ル13a−13cからその版面に供給され現像される。
該ネガ・ポジ共通現像液は現像補充液タンク8及び希釈
水タンク9からそれぞれ濃厚現像補充液及びその希釈用
水が補充されて繰り返し使用される。上記補充は、セン
サ14.15によって検知された信号によって搬送され
るPS版の面積及び種類に応じた補充がされるように定
量ポンプ20の作動が制御されるようにする。PS版は
現像部1の最終段階でスクイズローラ22aによってそ
の表裏面に付着している現像液及びPS版の感光層の溶
出物が除去されて現像処理を終わる。
次いで、PS版は水洗部2へ搬送される。水洗部2にお
いて、水洗水タンク6に入れられた水洗水はポンプ19
によってシャワーノズル13dがら25版の表裏面に供
給されPS版の表裏面が水洗される。
水洗されたPS版はスクイズローラ22bによって、そ
の表裏面の付着物が除去されるj 次いで、PS版はリンス部3へ搬送される。ここで、P
S版はリンス液タンク7に入れられたリンス液がポンプ
19によってシャワーノズル13eがらその版面に供給
される。このリンス液はリンス補充液タンク11に入れ
られたリンス補充液及び希釈水タンク12に入れられた
希釈水が補充されて繰り返し使用される。その補充は、
上記現像部lにおけると同様に処理面積に応じた量の補
充がなされるように制御する。
次いで、PS版はガム部4へ搬送される。核部において
、PS版の版面上に処理液供給スリット21がら不感脂
化液が一様の厚さに塗布される。処理液供給スリット2
1は特願昭61−82900号明細書に記載された構造
を有している。25版に塗布される不感脂化液は、ガム
液タンク16及び希釈水タンク17からそれぞれ定量ポ
ンプ20によって送られミキシングタンク18で混合さ
れた実質的に未使用の不感脂化液である。ガム部4にお
いて、23版への不感脂化液の供給を、センサ14.1
5による検出結果に基づいて、図示してない制御機構に
より制御する。
第2図は本発明方法に用いられる処理装置の別の例を示
す断面図である。同図において、lは繰り返し使用され
るネガ・ポジ共通現像液で現像処理する現像部、2は水
洗部、3は繰り返し使用するリンス液で処理するリンス
部で、リンス部3までは第1図と同一構造である。4a
は不感脂化液で処理するガム部で、補充液を補充し繰り
返し使用する不感脂化液を用いる構造となってる。24
は繰り返し使用される不感脂化液を入れる不感脂化液タ
ンク、25は不感脂化液用補充液タンク、26は不感脂
化液用補充液の希釈水を入れる希釈水タンク、 13f
はシャワーノズル、22dは余剰の不感脂化液を除去す
るスクイズローラである。不感脂化液の補充は、前記第
1図の現像部lにおけると同様に処理面積に応じた量の
補充がなされるように制御する。
本発明に係る自動現像機は、各処理液の補充装置が自動
現像機に内蔵されていることが作業性等の点から好まし
い。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例! ナフトキノン1.2−ジアジド−5−スルホニルクロラ
イドとレゾルシン−ベンズアルデヒド樹脂とのエステル
化物(特開昭56−1044号の実施例−1に記載のも
の)3重量部、タレゾールノボラック樹IfQffi量
部及びビクトリア・ピュア・ブルー・BOH(保土谷化
学化学工業株式会社製、染料)0.12重量部をメチル
セロソルブ100重量部に溶解し感光液を調製した。厚
さ0.31の砂目立てしたアルミニウム板を硫酸中で陽
極酸化し、2.7g/la”の酸化皮膜をつくり、よく
洗浄した後乾燥し、その上に上記感光液を塗布乾燥し、
約2.4g/m”の感光層を有する23版を得た。この
ようにして得られたポジ型PS版を10010O380
0−一の大きさに裁断したものを多数枚用意し、これら
に透明陽画を通して80cmの距離から2kWのメタル
ハライドランプを用いて60秒間露光した。
一方、ネガ型28版を次のようにして作製した。
厚さ0.24+smの砂目立てしたアルミニウム板を硫
酸中で陽極酸化し、約1.5g/m”の酸化皮膜をつく
り、よく洗浄した後、珪酸ナトリウム水溶液に浸漬し、
充分水洗後、乾燥し、下記組成の感光液を塗布した。
p−ヒドロキシフェニルメタクリルアミド、アクリロニ
トリル、エチルアクリレート、及びメタアクリル酸の共
重合体 (モル比は上記の順に8.5: 24= 60.5: 
7 ’)5.0重量部 p−ジアゾジフェニルアミンと バラホルムアルデヒドの縮合物のへキサフルオロリン酸
塩          0.5重量部ビクトリアピュア
ーブルーBOH (採土ケ谷化学工業(株)製)   0.1重量部エチ
レングリコールモノメチルエーテル100重量部 乾燥後の塗布量は、1.8g/m”であった。
このようにして得られたネガ型28版を800+mm 
x1003■lの大きさに裁断したものを多数枚用意し
、これらに透明陰画を通して80cmの距離から2kW
のメタルハライドランプを用いて50秒間露光した。
次に以下のような組成の現像濃縮液を調製した。
ベンジルアルコール         75・0g2−
ナフトエ酸               150.O
g安息香酸              300 、0
g50%水酸化カリウム水溶液      770.0
gエマルゲン147(化工(株)製、 ノニオン界面活性剤)         8.0g珪酸
カリウム水溶液         540.0g(5i
02含有26重量%、K、0含有I3重量%)40%亜
硫酸カリウム水溶液     450.0g水    
                        1
300.0g第1図に示す自動現像機の現像液タンク5
に上記現像濃縮液と水を1ニアの比率で混合した現像液
24Qを仕込み、現像液温を27℃に調整した。また、
現像補充液タンク8に以下のような組成の現像補充液を
仕込んだ。
ベンジルアルコール         60.0g2−
ナフトエ酸              120.Og
安息香酸             300.0g50
%水酸化カリウム水溶液     1400.0gエマ
ルゲン147            80.0g(化
工(株)製、ノニオン界面活性剤)珪酸カリウム水溶液
        1200.0g(Si02含有26重
量%、に、0含有13重量%)40%亜硫酸カリウム水
溶液      400.0g水          
                 2300.0g統
いて、水洗水タンク6に水1512を仕込み、リンス液
タンク7には、下記組成のリンス液を水とl:lの割合
で混合したもの8Qを入れ、リンス補充液タンク11に
は下記組成のリンス補充液を仕込んだ。
(リンス液組成) ジー(2−エチレンヘキシル)スルホ こはくMエステルナトリウム塩   15gリン酸二水
素ナトリウム・二水塩  5・4gクエン酸・−水塩 
        1.2g水            
              10100Oリンス補充
液組成) ジー(2−エチレンヘキシル)スルホ こはく酸エステルナトリウム塩   15gリン酸二水
素ナトリウム・二水塩  5.4gクエン酸・−水塩 
        2.4゜水            
               1000gまた、ガム
液タンク16には、下記組成のガム液8aを入れた。
アラビアガム            5gデキストリ
ン             15g燐酸(75%) 
           0.3g水         
                   80gシー2
−エチルへキシルスルホコハク酸ナトリウム     
       1.0gノニルフェノールポリエチレン
オキサイドエーテル(エチレンオキサイドモル&6)1
.0g ステアリン酸           1.0gソルビタ
ンモノオレエート      1.0gジブチルフタレ
ート         2.0g自動現像機の搬送スピ
ードを現像時間が20秒間になるように設定し、前記ポ
ジ型25版及びネガ型PS版を1=1の割合で現像処理
し、次いで水洗処理及びリンス処理、ガム引きを行った
現像処理及び経時による現像液の活性度の低下を前記現
像補充液を加えて補い、現像液の活性度が初めと同じ状
態を保つ様にしつつ現像処理を行った。また、水洗水タ
ンク6には水をllI!毎に6 vlQ。
リンス液タンク7には前記リンス補充液をl m”毎に
81112補充するようにした。なお、前記現像補充液
は水と1=3の比率で混合され、現像液タンク5に補充
されるようにした。補充量は、ネガPS版l m2処理
毎に50m(2,ポジPS版lI!2処理毎に70mQ
シャワー作動時間に対しては1分間当り10mff、シ
ャワー停止時の経時補充として1時間当りloO+wQ
および自動現像機のスイッチを切った状態での休止時間
に対する補充として1時間当り50mf2となるように
した。また、前記リンス補充液は水とl:lの比率で混
合され、リンス液タンク7に補充されるようにした。な
お、ガム液は水と1=1の比率で混合され、処理液供給
スリット2Iを介してPs版版面上に供給されるように
した。
このような処理条件で2000枚の前記PS版を処理し
たが、2000枚目の平版印刷版においても印刷時の汚
れの発生等は見られなかった。また、水洗水、リンス液
共にほとんど疲労していなかった。
また、水洗水タンク6及びリンス液タンク7に、沈澱物
は見られず、ポンプ、配管部及びシャワーノズルの詰ま
りも起こらなかった。
比較例1 第3図に示した自動現像機の現像液タンク5に実施例1
で用いたものと同じ現像液を24ff仕込み、現像液温
を27℃に調整した。また、現像補充液タンク8に実施
例1で用いたものと同じ現像補充液を仕込んだ。
統いて水洗水タンク5aに水15Qを仕込み、リンス・
ガム液タンク27には実施例1で用いたものと同じガム
液を水とl:lの比率で混合したものを8Q仕込んだ。
自動現像機の搬送スピードを現像時間が20秒間になる
ように設定し、実施例1で用いたものと同じポジ型PS
版及びネガWPS版をl=1の割合で現像処理し、次い
で水洗処理及びガム引きを行った。
現像処理及び経時による現像液の活性度の低下を前記現
像補充液を加えて補い、現像液の活性度が初めと同じ状
態を保つ様にしつつ現像処理を行った。
なお、前記現像補充液は水と1=3の比率で混合され、
現像液タンク5に補充されるようにした。
補充量は、ネガPS版I II”処理毎に50m<1.
ポジPS版1m″処理毎に70tQ、シャワー作動時間
に対しては1分間当りlO■a1シャワー停止時の経時
補充として1時間当り100■Q1および自動現像機の
スイッチを切った状態での休止時間に対する補充として
1時間当り50−aとなるようにした。
このような処理条件で前記PS版の処理を行ったところ
、最初は印刷時、非画像部に汚れが発生しなかったが、
500枚の前記PS版を処理した時点で、印刷時、非画
像部に地汚れが生じた。水洗水及びガム液は持ち込まれ
る現像処理液によりかなり疲労しており、使用に耐える
ものではなく、交換しなければならなかった。また、水
洗水タンク5a内にヘドロ状の沈澱物が堆積しており、
洗浄を行う必要があった。
第3図は比較例に使用した処理装置の断面図である。同
図において、lは繰り返し使用するネガ・ポジ共通現像
液で現像処理する現像部で第1図における現像部1と同
一構造であるa2aは水洗部で水洗水の補充機構が省略
されているほかは第1図における水洗部2と同一構造で
ある。3aはリンス液又は不感脂化液で処理するリンス
・ガム部で、処理液の補充機構が省略されているほかは
第1図のリンス部3と同一構造である。5は現像液タン
ク、5aは水洗水タンク、27はリンス液又は不感脂化
液を入れるリンス・ガム液タンクである。
実施例2 水洗水タンクへの補充を停止した以外は実施例1と同様
の実験を行った。
こうした処理条件で実施例1と同様のPS版を1500
枚処理したが、1500枚目の平版印刷版においても印
刷時の汚れの発生等は見られなかった。
実施例3 現像濃縮液及び現像補充液として以下の組成のものを用
いた以外は、実施例1と同様の実験を行っj二 。
現像濃縮液 ベンジルアルコール         10.0g安息
香酸             200.0g50%水
酸化カリウム水溶液      fioo、Ogエマル
ゲン147            8.0g(花王(
株)製、ノニオン界面活性剤)珪酸カリウム水溶液  
      600.0g(Sing含有26重量%、
K、0含有13重量%)40%亜硫酸カリウム水溶液 
     900.0g水             
              1200.0g現像補充
液 ベンジルアルコール         8・Og安息香
酸             250.0g50%水酸
化カリウム水溶液     1300.0gエマルゲン
147           80.0g(花王(株)
製、ノニオン界面活性剤)珪酸カリウム水溶液    
    1300.0g(Sin、含有26重量%、K
、O含有13重量%)40%亜硫酸カリウム水溶液  
    800.0g水              
           2400.0gこうした処理条
件で実施例1と同様のPS版を2000枚処理したが、
2000枚目の平版印刷版においても印刷時の汚れの発
生等は見られなかった。また、水洗水、リンス液共にほ
とんど疲労していなかった。水洗水タンク及びリンス液
タンクに沈澱物は見られず、ポンプ、配管部及びシャワ
ーノルズの詰まりも起こらなかった。
比較例2 現像液及び現像補充液として実施例3で用いたものと同
じものを用いた以外は比較例1と同様の実験を行った。
最初は印刷時、非画像部に汚れが発生しなかったが、5
50枚の前記PS版を処理した時点で、印刷時、非画像
部に地汚れが生じた。水洗水及びガム液は持ち込まれる
現像処理液によりがなり疲労しており、使用に耐えるも
のではなく、交換しなげれしならなかった。また、水洗
水タンク内にヘドロ状の沈澱物が堆積しており、洗浄を
行う必要があった。
実施例4 ガム液タンクに下記組成のガム液8Qを入れた以外は、
実施例3と同様の実験を行った。
ガム液組成 デキストリン(商品名PEN0N JE−66、日澱化
学(株)製) 8重量部 カルボキシメチルセルロース ナトリウム塩         0.45重量部リン酸
             0.2重量部ポリエチレン
オキサイド(エチレンオキサイド平均付加モル数19)
ノニルフェノールエーテル硫Mナトリウム     0
.5重量部アラビアガム          0.3重
量部p−ヒドロキシエチルベンシェード0.05重量部
水               90重量部こうした
処理条件で実施例1と同様の23版を2000枚処理し
たが、2000枚目の平版印刷版においても印刷時の汚
れの発生等は見られなかった。また、水洗水、リンス液
共にほとんど疲労していなかった。水洗水タンク及びリ
ンス液タンクに沈澱物は見られず、ポンプ、配管部及び
シャワーノルズの詰まりも起こらなかった。
実施例5 自動現像機として第2図に示したものを用い、ガム液タ
ンク24に実施例1で用いたものと同じガム液を水とI
=1の比率で混合したものを812、ガム補充液タンク
25に下記組成のガム補充液を仕込み、ガム液タンク2
4にこの補充液を水とl=1の比率で混合したものを1
m12毎に81114補充するようにした以外は、実施
例1と同様の実験を行った。
(ガム補充液組成) アラビアガム              5gデキス
トリン              15 g燐酸(7
5%)              1.0g水   
                         
  80  gジー2−エチルへキシルスルホコハク酸
ナトリウム              1.0gノニ
ルフェノールポリエチレンオキサイドエーテル(エチレ
ンオキサイドモル数6)1.0g ステアリン酸             1.0gソル
ビタンモノオレエート       1.0gジブチル
フタレート          2.0gこうした処理
条件で実施例1と同様のPS版を2000枚処理したが
、2000枚目の平版印刷版においても印刷時の汚れの
発生等は見られなかった。また水及びリンス液、ガム液
共に゛はとんど疲労していなかった。水洗水タンク及び
リンス液タンク7、ガム液タンク24に沈澱物は見られ
ず、ポンプ。配管部及びシャワーノルズの詰まりも起こ
らなかった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ネガ型25版とポジ型28版とを繰り
返し使用する共通現像液で現像する処理方法におけ、る
現像処理後の処理工程に使用される処理液の汚れが改善
され、これにより、後処理工程の処理液を長期に亙って
交換せずに安定した処理を行うことが可能となり、また
、後処理工程用装置内の沈澱物の堆積が改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明方法に用いられる処理装置の
例を示す概略断面図、第3図は比較例に用いた処理装置
の概略断面図である。 ■・・・現像部      2・・・水洗部3・・・リ
ンス部     4.4a・・・カム部5・・・現像液
タンク   6・・・水洗水タンク7・・・リンス液タ
ンク  8・・・現像補充液タンク9.12.17.2
6・・・希釈水タンク11・・・リンス補充液タンク 16.24・・・ガム液タンク 18・・・ミキシング
タンク25・・・ガム補充液タンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動現像機を用い、ネガ型感光性平版印刷版及びポジ型
    感光性平版印刷版を、繰り返し使用されるネガ・ポジ共
    通現像液で現像処理した後、水洗し、次いで繰り返し使
    用するリンス液で処理し、次いで実質的に未使用の不感
    脂化液で処理するか、又は繰り返し使用する不感脂化液
    で処理する工程を含むことを特徴とする感光性平版印刷
    版の処理方法。
JP21531489A 1989-08-21 1989-08-21 感光性平版印刷版の処理方法 Pending JPH0377950A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21531489A JPH0377950A (ja) 1989-08-21 1989-08-21 感光性平版印刷版の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP21531489A JPH0377950A (ja) 1989-08-21 1989-08-21 感光性平版印刷版の処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5734269A (en) * 1994-08-08 1998-03-31 The Nippon Signal Co., Ltd. Bridge circuit fault monitoring apparatus using an output signal level from a bridge circuit and a power source current level to determine faults

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63172269A (ja) * 1987-01-12 1988-07-15 Fuji Photo Film Co Ltd 平版印刷版の製版方法

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