JPH0377735B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0377735B2 JPH0377735B2 JP9833085A JP9833085A JPH0377735B2 JP H0377735 B2 JPH0377735 B2 JP H0377735B2 JP 9833085 A JP9833085 A JP 9833085A JP 9833085 A JP9833085 A JP 9833085A JP H0377735 B2 JPH0377735 B2 JP H0377735B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power cord
- hole
- power
- vacuum cleaner
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 10
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、電源コード巻取装置を有する電気掃
除機に関するものである。
除機に関するものである。
従来の技術
従来、この種の電気掃除機には第7図及び第8
図に示されるものがある。第7図は、片手で使用
出来る小型電気掃除機の本体部を示し、20は電
気掃除機本体、21は本体20の前面に取り付け
られる集塵ケース、22は本体20に設けられた
電源コード引き出し用貫通穴である。電源プラグ
23はほぼ外部にむき出しとなつており、電源コ
ードが接続される根本の一部が貫通穴22に嵌り
込んで係止されている。
図に示されるものがある。第7図は、片手で使用
出来る小型電気掃除機の本体部を示し、20は電
気掃除機本体、21は本体20の前面に取り付け
られる集塵ケース、22は本体20に設けられた
電源コード引き出し用貫通穴である。電源プラグ
23はほぼ外部にむき出しとなつており、電源コ
ードが接続される根本の一部が貫通穴22に嵌り
込んで係止されている。
一方、第8図におけるものは、床式電気掃除機
であり、本体後部の貫通穴24付近に凹部が形成
され、電気プラグ25が収容されるような構成と
なつている。
であり、本体後部の貫通穴24付近に凹部が形成
され、電気プラグ25が収容されるような構成と
なつている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、第7図に示されるものについて
は、本体部の落下等により電源プラグ23が床等
に衝突した場合、場合によつて電源プラグ23の
接点用刃26が変形してしまうという問題点があ
る。一方、この種の電気掃除機の貫通穴付近に第
8図に示されるよう凹部を形成すると、落下等に
より電源プラグが損傷を受ける事はないが、凹部
が形成された分だけ全体が大きくなるという問題
点があつた。
は、本体部の落下等により電源プラグ23が床等
に衝突した場合、場合によつて電源プラグ23の
接点用刃26が変形してしまうという問題点があ
る。一方、この種の電気掃除機の貫通穴付近に第
8図に示されるよう凹部を形成すると、落下等に
より電源プラグが損傷を受ける事はないが、凹部
が形成された分だけ全体が大きくなるという問題
点があつた。
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたもので
あり、全体を大きくする事なく、落下等による電
源プラグの損傷を低減させる事を目的とする。
あり、全体を大きくする事なく、落下等による電
源プラグの損傷を低減させる事を目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明の電気掃除機は、内部に電源コード巻取
装置を備えた外装ケースの一部に電源コード導出
用の貫通穴を設け、この貫通穴は、上記電源コー
ド先端の電源プラグがその向きにかかわらず入り
込む事が可能な大きさに設定し、さらに電源コー
ド巻取装置に電源コードが全て巻き取られた状態
で、最外周の電源コードと外装ケースの貫通穴内
端縁との間隔を電源プラグの厚さよりも小さくし
たものである。
装置を備えた外装ケースの一部に電源コード導出
用の貫通穴を設け、この貫通穴は、上記電源コー
ド先端の電源プラグがその向きにかかわらず入り
込む事が可能な大きさに設定し、さらに電源コー
ド巻取装置に電源コードが全て巻き取られた状態
で、最外周の電源コードと外装ケースの貫通穴内
端縁との間隔を電源プラグの厚さよりも小さくし
たものである。
作 用
上記手段により、本体部の落下等で電源プラグ
に衝撃が加わつた場合、電源プラグは貫通穴より
外装ケース内側に入り込んでしまい、電源プラグ
が受ける衝撃が緩和され、電源プラグの損傷を防
ぐ事が出来る。
に衝撃が加わつた場合、電源プラグは貫通穴より
外装ケース内側に入り込んでしまい、電源プラグ
が受ける衝撃が緩和され、電源プラグの損傷を防
ぐ事が出来る。
実施例
以下、添付図面を用いて本発明の実施例を説明
する。第2図は本実施例における電気掃除機を示
す図で、1は電気掃除機本体、2は電気掃除機本
体1の前面に取り付けられる集塵ケース、3は吸
込口部、4は吸込口部3と本体側を結ぶ延長管で
ある。第3図に示されるように本体1内には電動
送風装置5が収納され、一方集塵ケース2内には
集塵用フイルタ6が収納されている。集塵ケース
2は係合部7及びフツクボタン8により取り付け
固定される。第4図は本体1の外側面を示す図
で、9は本体1内に収納される電源コード11の
先端の電源プラグ、10は電源コードを本体1内
から引き出すために本体1に設けられる貫通口で
ある。貫通口10の縁部10aはコード巻き取り
方向に対して斜めに形成される。電源コード11
は第3図及び第1図に示されるように本体1内の
後部に設けられる電源コード巻取装置12に巻き
取られている。
する。第2図は本実施例における電気掃除機を示
す図で、1は電気掃除機本体、2は電気掃除機本
体1の前面に取り付けられる集塵ケース、3は吸
込口部、4は吸込口部3と本体側を結ぶ延長管で
ある。第3図に示されるように本体1内には電動
送風装置5が収納され、一方集塵ケース2内には
集塵用フイルタ6が収納されている。集塵ケース
2は係合部7及びフツクボタン8により取り付け
固定される。第4図は本体1の外側面を示す図
で、9は本体1内に収納される電源コード11の
先端の電源プラグ、10は電源コードを本体1内
から引き出すために本体1に設けられる貫通口で
ある。貫通口10の縁部10aはコード巻き取り
方向に対して斜めに形成される。電源コード11
は第3図及び第1図に示されるように本体1内の
後部に設けられる電源コード巻取装置12に巻き
取られている。
第1図は本体1の貫通口10部を輪切りにした
断面図であり、貫通口10の縁部にはプラグ係止
用リブ13が突設されている。また貫通口10の
広さは、電源プラグ9が横向きの状態で入り込む
事が可能な広さに構成される。
断面図であり、貫通口10の縁部にはプラグ係止
用リブ13が突設されている。また貫通口10の
広さは、電源プラグ9が横向きの状態で入り込む
事が可能な広さに構成される。
以上のように構成された電気掃除機において、
電源コード11を巻き取る際、電源プラグ9は第
4図に示される貫通口10の縁部10aと縁部1
0bに挟まれて係止されるか、または第1図に示
されるように縁部10cと巻き取られた電源コー
ド11との間に挟まれて係止される。また何らか
の原因で電源プラグ9が貫通口10内に押し込ま
れた場合でも、縁部10aの本体内部側に設けら
れたリブ13が電源プラグ9の胴部に当り、電源
プラグ9が本体内部に巻き込まれてしまうのを防
ぐようになつている。
電源コード11を巻き取る際、電源プラグ9は第
4図に示される貫通口10の縁部10aと縁部1
0bに挟まれて係止されるか、または第1図に示
されるように縁部10cと巻き取られた電源コー
ド11との間に挟まれて係止される。また何らか
の原因で電源プラグ9が貫通口10内に押し込ま
れた場合でも、縁部10aの本体内部側に設けら
れたリブ13が電源プラグ9の胴部に当り、電源
プラグ9が本体内部に巻き込まれてしまうのを防
ぐようになつている。
以上のように構成された電気掃除機において、
落下等により電源プラグ9に例えば第1図に示す
矢印A方向より力が加わつた場合、電源プラグ9
は貫通口10内に容易に入り込んでしまうため、
電源プラグ9に作用する衝撃を低減させる事が出
来、主に接点用刃14が変形するのを防ぐ事が出
来る。しかも電源プラグ9は本体1内に巻き取ら
れた電源コード11の束に当るため、電源コード
11が衝撃の一部を吸収して電源プラグ9が損傷
を受ける危険性がいつそう低減される。
落下等により電源プラグ9に例えば第1図に示す
矢印A方向より力が加わつた場合、電源プラグ9
は貫通口10内に容易に入り込んでしまうため、
電源プラグ9に作用する衝撃を低減させる事が出
来、主に接点用刃14が変形するのを防ぐ事が出
来る。しかも電源プラグ9は本体1内に巻き取ら
れた電源コード11の束に当るため、電源コード
11が衝撃の一部を吸収して電源プラグ9が損傷
を受ける危険性がいつそう低減される。
なお、本実施例においては第1図に示すよう
に、電源プラグ9は主に貫通穴の縁部10cと巻
き取られた電源コード11との間に挟まれて係止
される構成であり、そのためには全ての電源コー
ドを巻き取つた状態で、巻き取られた電源コード
の側面と穴10の縁部10cにおける内壁との間
隔が電源プラグの厚さよりも小さくなるよう設計
する必要がある。このため、本実施例においては
第5図に示されるコード巻取装置12のリール部
と本体内壁との空間15(ハツチング記入部)の
断面積を、第6図イに示されるように全ての電源
コード11を巻き取つた状態のコード束の断面積
と第6図ロに示す電源プラグ9の最も太い部分の
断面積を加えた値の約120%とする。
に、電源プラグ9は主に貫通穴の縁部10cと巻
き取られた電源コード11との間に挟まれて係止
される構成であり、そのためには全ての電源コー
ドを巻き取つた状態で、巻き取られた電源コード
の側面と穴10の縁部10cにおける内壁との間
隔が電源プラグの厚さよりも小さくなるよう設計
する必要がある。このため、本実施例においては
第5図に示されるコード巻取装置12のリール部
と本体内壁との空間15(ハツチング記入部)の
断面積を、第6図イに示されるように全ての電源
コード11を巻き取つた状態のコード束の断面積
と第6図ロに示す電源プラグ9の最も太い部分の
断面積を加えた値の約120%とする。
発明の効果
以上のように本発明は、外装ケースに設けられ
る電源コード用貫通穴の大きさを、電源プラグよ
りも大きくし、しかも巻取られた電源コードの最
外周部と上記貫通穴内縁との間隔をプラグストツ
パー部として設定しているところから、落下等に
より衝撃が加わつても電源コードの弾性を利用し
て電源プラグの保護が図れ、また電気掃除機とし
て形状の小型,コンパクト化が促進出来るもので
ある。
る電源コード用貫通穴の大きさを、電源プラグよ
りも大きくし、しかも巻取られた電源コードの最
外周部と上記貫通穴内縁との間隔をプラグストツ
パー部として設定しているところから、落下等に
より衝撃が加わつても電源コードの弾性を利用し
て電源プラグの保護が図れ、また電気掃除機とし
て形状の小型,コンパクト化が促進出来るもので
ある。
第1図は本発明の実施例における電気掃除機の
要部横断面図、第2図は同電気掃除機の斜視図、
第3図は同電気掃除機本体部の縦断面図、第4図
は同電気掃除機本体部の側面図、第5図は同電気
掃除機を電源コードが巻かれていない状態で第1
図に示す線B−B′に沿つて切断した場合の要部
断面図、第6図イは同電気掃除機を電源コードを
全て巻き込んだ状態で同線に沿つて切断した場合
の要部断面図、第6図ロは電源プラグの接点用刃
側から見た正面図、第7図及び第8図は従来の電
気掃除機を示す斜視図である。 1……電気掃除機本体、9……電源プラグ、1
0……貫通穴、11……電源コード、12……電
源コード巻取装置。
要部横断面図、第2図は同電気掃除機の斜視図、
第3図は同電気掃除機本体部の縦断面図、第4図
は同電気掃除機本体部の側面図、第5図は同電気
掃除機を電源コードが巻かれていない状態で第1
図に示す線B−B′に沿つて切断した場合の要部
断面図、第6図イは同電気掃除機を電源コードを
全て巻き込んだ状態で同線に沿つて切断した場合
の要部断面図、第6図ロは電源プラグの接点用刃
側から見た正面図、第7図及び第8図は従来の電
気掃除機を示す斜視図である。 1……電気掃除機本体、9……電源プラグ、1
0……貫通穴、11……電源コード、12……電
源コード巻取装置。
Claims (1)
- 1 内部に電源コード巻取装置を備えた外装ケー
スの一部に電源コード導出用の貫通穴を設け、こ
の貫通穴は、上記電源コード先端の電源プラグが
その向きにかかわらず入り込む事が可能な大きさ
に設定し、さらに電源コード巻取装置に電源コー
ドが全て巻き取られた状態で、最外周の電源コー
ドと外装ケースの貫通穴内端縁との間隔を電源プ
ラグの厚さよりも小さくした電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9833085A JPS61255626A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9833085A JPS61255626A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61255626A JPS61255626A (ja) | 1986-11-13 |
JPH0377735B2 true JPH0377735B2 (ja) | 1991-12-11 |
Family
ID=14216892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9833085A Granted JPS61255626A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61255626A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017212680A1 (ja) * | 2016-06-10 | 2017-12-14 | シャープ株式会社 | 電気掃除機 |
-
1985
- 1985-05-09 JP JP9833085A patent/JPS61255626A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61255626A (ja) | 1986-11-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |