JPH0377516A - 電気式の家庭用真空掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電気式の家庭用真空掃除機であって、器具ケー
シングと、ｖＸｒＩ具ケーシングに解離可能ｌこ取り付
けられた吸込ホースと、該吸込ホースに配置された吸込
管と、吸込マウスピースとが設けられていて、前記吸込
管および／または吸込マウスピースが連結装置によって
前記器具ケーシングと結合可能であり、前記連結装置が
互いに平行またはほぼ平行なＬ字形の２つの異形成形区
分から成っていて、該異形成形区分のウェブが、同異形
成形区分のフランジとは反対の側の面で固く結合されて
いる形式のものに関する。

［従来の技術］ このような形式の真空掃除機は公知である。

保持装置、たとえば吸込管または吸込マウスピースに固
定されたフックを係合させることのできる器具ケーシン
グに一体成形されたポケットのような保持装置により、
家庭用真空掃除機にとって必要不可欠なこれらの工具が
作業休止時にｌＩＡケーシングに結合可能である。これ
によって機械停止時または居住空間から居住空間または
居住階から別の居住階への可能な移動時に家庭用真空掃
除機ユニット全体の整然とした状態が得られることに基
づき、事故の危険が著しく低下しており、収容スペース
は電気式の家庭用小型器具の非使用時に最小規模に制限
され、しかも真空掃除機の分解を行なう必要もない。

このような保持装置を備えた真空掃除機の充分な機能性
はいつでも維持されている。

本発明に最も近いのは、解離可能に装着された付属品を
有する真空掃除機である。この公知の真空掃除機で、吸
込マウスピースと延長管とが掃除機器具ケーシングの壁
に装着されている製造し易くて取り扱い易い手段を用い
て前記付属品の取付けを達成するために、この付属品に
は中心ウェブを備えた少なくともほぼ横断面丁字形の縦
長のガイドレールが固定されている。器具ケーシングに
は対応ガイド溝が設けられていて、この対応ガイド溝は
ぴたりと合った対応横断面を有していて、一方の端部の
端面側で開いている。前記ガイドレールをこの対応ガイ
ド溝に差し込んで、作用結合させることができる（西ド
イツ国特許出願公開第３５２９１３３号明細書）。

装着された付属品を有する公知の前記真空掃除機におい
ては、前記付属品の解離が１方向でしか可能でないこと
が特に不都合であることが判かった。この解離方向のず
れは排除されている。解離方向を無視すると、丁字形の
中心レールが対応溝にひっかかってしまう。これにより
付属品の解離が妨げられてしまうか、または掃除機ケー
シング全体が同掃除機に装着された付属品と一緒に持ち
上げられてしまう。さらに、解離方向からずれて力が作
用すると、特に吸込管のてこ腕による力増強に基づき、
連結範囲に作用する力が丁字形のガイドレールまたは対
゛応ガイド溝の範囲における器具ケーシングの破壊強さ
を越えてしまう可能性も生じる。このような場合、丁字
形のガイドレールまたは器具ケーシングに位置するガイ
ド溝において材料破壊が起こる。

［発明が解決しようとする課題１ 前記公知技術から出発して、本発明の課題は、電気式の
家庭用真空掃除機のケーシングにおける吸込管および／
または吸込管マウスピースの連結形式を改良して、器具
ケーシングに装着された吸込管および／または吸込マウ
スピースの解離が家庭の荒っぽい作業運転時に可能であ
り、しかも前記の一連の損傷が起こらないような連結形
式を提供することである。

［課題を解決するための手段１ この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭で述
べた形式の家庭用真空掃除機において、前記フランジが
互いに逆の方向に向けられており、所定の相互間距離を
おいて互いに向かい合って位置する側壁フランジを有す
る互いに平行なＬ字形の２つの保持側壁が前記器具ケー
シングに一体成形されており、前記側壁フランジに前記
異形成形区分のフランジが連結位置で背後から係合して
いるようにした。

［発明の効果］ 本発明による電気式の家庭用真空掃除機の使用時には、
掃除機ケーシングと吸込管もしくは吸込管マウスピース
との間の結合を解離するために解離方向を正確に考慮す
る必要がなくなる。連結範囲における破壊はもはや起こ
らない。

連結範囲に用いられる材料の弾性はＬ字形の異形成形区
分の一時的な変形を生ぜしめ、しかも連結材料の破壊限
界が越えられることも、連結部分の永久破壊が引き起こ
されることもない。

それにもかかわらず、吸込管および／または吸込管マウ
スピースは本発明による家庭用真空掃除機の作業休止時
または停止時に確実に保持される。また、ケーシングと
連結された吸込管および／まＩ；は吸込管マウスピース
の故意でない接触時に連結範囲で材料が破壊してしまう
ことも排除されている。

本発明の別の構成では、連結装置のフランジの幅がウェ
ブの高さよりも小さく形成されており、前記フランジお
よび／まＩ；は器具ケーシングに一体成形された保持ポ
ケットの側壁が滑り斜面を有している。これにより何方
に力が作用しても前記フランジと前記側壁とのひっかか
りが阻止される。前記フランジと前記側壁とは互いの傍
を滑動して、材料の破壊を招くことなくウェブの弾性変
形を生ぜしめる。この場合に滑り斜面の形状は種々様々
に形成されていてよい。たとえば斜めに面取りされたフ
ランジおよび側壁または外輪郭が曲線軌道に続いている
ような半楕円形、半円形等の横断面を有するフランジお
よび側壁が考えられる。

本発明の別の構成では、両ウェブの間に少なくとも１つ
の圧縮ばねが配置されている。この圧縮ばねは連結装置
のウェブの間に緊縮されている単純な渦巻ばねであって
よい。本発明の別の構成では、圧縮ばねが、ウェブと結
合されているばね棒であってもよく、この場合、このば
ね棒と連結装置のウェブとが、直角、つまり９０６とは
等しくない角度を成している。これにより、解離方向を
考慮しないで器具ケーシングによって保持された付属品
が解離される際に、弾性変形された連結ウェブの戻し変
形作業が補助されると特に有利である。上で説明したよ
うに装備された連結装置の暴力破壊は確実に回避される
。このことは、保持装置の強度を減少させたり、または
それどころか危なくすることなく側壁およびフランジの
製作のために著しく大きな弾性の材料を選択することが
できるのでなおさらのことである。連結装置のウェブの
間に複数の圧縮ばねまたはばね棒が配置されて、しかも
これらの圧縮ばねまたはばね棒がＬ字形の異形成形区分
の特に負荷を加えられる端範囲に配置されていることも
考えられる。

本発明の別の構成では、連結装置の前記異形成形区分が
鈴形の管区分の一部であり、この管区分が螺合、しばり
ばめまたは類似の公知の手段によって吸込管と結合可能
である。この場合、ばね棒を含めて前記管区分と異形成
形区分とを１つの作業工程で唯一つの工具で熱可塑性プ
ラスチックから射出成形機において製作し、引き続きた
とえば付着摩擦によって吸込管と結合することが考えら
れる。このことは本発明による連結装置の製作を楽にす
るだけでなく、適切でない処理をしたために連結装置の
交換が必要となった場合に非当業者による交換を可能に
する。

本発明の別の構成では、保持側壁が器具ケーシングの種
々の外面に一体成形されている。すなわち、たとえば保
持側壁を家庭用真空掃除機の作業位置で鉛直な作業面と
底部面とに設けることが考えられる。この場合、吸込管
と吸込管マウスピースとを家庭除塵の中断時に器具ケー
シングに結合することができると特に有利である。付加
的に保持側壁の範囲に遮断接点を取り付けることができ
、この遮断接点は連結装置の連結時に電気式の家庭用真
空掃除機を無電圧にし、連結装置の分離によって再び回
路を閉じる、これにより付加的に家庭用真空掃除機によ
る電力消費の低減が生ぜしめられる。さらに、作業中断
時に真空掃除機の作業範囲で乱雑に散らかっている掃除
機構成部分、たとえば掃除機管、掃除機管マウスピース
および吸込ホースによる事故の危険が減少すると同時に
、掃除機に印加される電圧による負傷が排除されている
と特に有利である。

本発明の別の構成では、連結装置のＬ字形の異形成形区
分がＶ字形に互いに傾けられておりウェブの間にアーチ
形のばね棒が緊縮されている。この手段により、連結装
置の連結も分離も著しく簡単になる。

本発明の別の構成では、前記異形成形区分の各長手方向
軸線が各異形成形区分中央で屈曲されており、前記異形
成形区分が鈍角を形成しながら互いに接触している。し
かし前記異形成形区分の長手方向軸線は円弧に統いてい
てもよくこの場合、この円弧の半径は前記異形成形区分
の長さよりも著しく大きく設定されている。

この手段により、連結装置の連結および分離は著しく容
易となり、かつ連結装置の強度は高められる。

［実施例］ 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。

電動式の家庭川床真空掃除機の器具ケーシング１０には
、Ｌ字形の保持側壁１１．１２が一体成形されている。

保持側壁１１．１２の側壁フランジ１３．１４は丸く面
取りされていて、これにより円弧状の滑り斜面を形成し
ている。

保持側壁１１または１２の範囲において、器具ケーシン
グ１０には遮断接点２２が固定されている。吸込ホース
２１は一方の端部で器具ケーシング１０と結合されてい
て、他方の端部で吸込管１８と結合されており、この吸
込管には同じく絨穂床ブラシとして構成された吸込マウ
スピース１９が装着されている。吸込管１８には、連結
装置ｌが結合されている。この連結装置ｌは管区分１７
によって吸込管１８に保持される。Ｌ字形の２つの異形
成形区分２，３のウェブ４，５はフランジ６．７とは反
対の側の面で管区分１７を介して互いに結合されている
。しかし、前記ウェブ４，５は第５図および第６図に示
したようにＶ字形に互いに傾けれられていてもよい。Ｌ
字形の異形成形区分２，３のフランジ６．７のフランジ
面８，９は前記保持側壁１１．１２の側壁フランジ１３
．１４と同様に丸く面取りされていて、これにより同じ
く円弧状の滑り斜面を形成している。両ウェブ４，５の
間には、渦巻ばねとして構成された圧縮ばね１５とばね
棒１６とが固定されている。第６図に例示したように、
両ウェブ４，５の間にはアーチ状のばね棒２０または板
ばねが緊縮されていてもよい。前記雨具形成形区分２，
３の長手方向軸線はたんにばほぼ平行に延びているにす
ぎず、その交点（図示しない）で鋭角を成している（第
５図）。しかし、前記雨具形成形区分２．３を互いに平
行に延びるように配置することも考えられる（第２図）
。両ばね棒１６はウェブ４，５と固く結合されている。

ばね棒１６の軸線とウェブ４．５の軸線とが威す角度は
９００に等しくない。

連結装置ｌの連結時に、前記異形成形区分２３のフラン
ジ６．７は器具ケーシングｌに一体成形された保持側壁
１１．１２に背後から係合する。この場合に遮断接点２
２は連結装置ｌによって作動させられ、電動式の家庭川
床真空掃除機は無電圧にされる。しかし、遮断接点をマ
イクロスイッチ、接触スイッチ、リードスイッチ等とし
て構成することも十分に考えられる。重要なのは、この
遮断接点２２が出力スイッチとして電流回路を遮断し得
るということである。しかしながら非出力スイッチの構
成においては、低電圧補助電流回路を介して真空掃除機
を無電圧にすることが考えられる。このことは特に、い
ずれにせよ電子装置を装備しているような家庭用真空掃
除機において推奨される。

吸込管１８は、器具ケーシング１０に一体成形された保
持側壁から連結装置ｌを楽に引き抜くことによって器具
ケーシング１０から解離される。解離方向からずれた方
向での抜取りによって力が作用すると、弾性変形可能な
前記再興形成形区分２，３は曲げを負荷される。滑り斜
面として構成されたフランジ面８．９と側壁フランジ１
３．１４とは互いの傍を滑動して、吸込管の分離を補助
する。前記両ウェブ４，５の間で緊縮された圧縮ばね１
５もしくはばね棒１６は同様に負荷されて、分離過程の
終了後に前記異形成形区分２．３の戻し変形作業を支持
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による家庭用真空掃除機の全体図、第２
図は第１実施例で用いられる連結装置の正面図、第３図
は第２図に示した連結装置の平面図、第４図は保持側壁
の範囲における器具ケーシング周壁の断面図、第５図は
第２実施例で用いられる連結装置の正面図、第６図は第
５図に示した連結装置の平面図である。 ｌ・・・連結装置、２，３・・・異形成形区分、４゜５
・・・ウェブ、６．７・・・フランジ、８．９・・・フ
ランジ面、１０・・・°器具ケーシング、１１．１２・
・・保持側壁、１３．１４・・・側壁フランジ、１５・
・・圧縮ばね、１６・・・ばね棒、１７・・・管区分、
１８・・・吸込管、１９・・・吸込マウスピース、２０
・・・ばね棒、２１・・・吸込ホース、２２・・・遮断
接点二り万ｒ１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、電気式の家庭用真空掃除機であつて、器具ケーシン
   グと、該器具ケーシングに解離可能に取り付けられた吸
   込ホースと、該吸込ホースに配置された吸込管と、吸込
   マウスピースとが設けられていて、前記吸込管および／
   または吸込マウスピースが連結装置によって前記器具ケ
   ーシングと結合可能であり、前記連結装置が互いに平行
   またはほぼ平行なＬ字形の２つの異形成形区分から成っ
   ていて、該異形成形区分のウェブが、同異形成形区分の
   フランジとは反対の側の面で固く結合されている形式の
   ものにおいて、前記フランジ（６、７）が互いに逆の方
   向に向けられており、所定の相互間距離をおいて互いに
   向かい合って位置する側壁フランジ（１３、１４）を有
   する互いに平行なＬ字形の２つの保持側壁（１１、１２
   ）が前記器具ケーシング（１０）に一体成形されており
   、前記側壁フランジ（１３、１４）に前記異形成形区分
   のフランジ（６、７）が連結位置で背後から係合してい
   ることを特徴とする電気式の家庭用真空掃除機。 ２、Ｌ字形の異形成形区分（２、３）のウェブ（４、５
   ）がＶ字形に互いに傾けられており、前記異形成形区分
   （２、３）の長手方向軸線が交点で鋭角を成している、
   請求項１記載の家庭用真空掃除機。 ３、前記異形成形区分のフランジ（６、７）の幅がウェ
   ブ（４、５）の高さよりも小さく形成されており、前記
   フランジ（６、７）および／または前記保持側壁（１１
   、１２）の接触面が滑り斜面を有している、請求項１ま
   たは２記載の家庭用真空掃除機。 ４、前記両ウェブ（４、５）の間に少なくとも１つの圧
   縮ばね（１５）が配置されている、請求項１から３まで
   のいずれか１項記載の家庭用真空掃除機。 ５、前記圧縮ばね（１５）がばね棒（１６）であり、該
   ばね棒の長さが前記ウェブ（４、５）の間隔よりも大き
   く形成されており、前記ばね棒（１６）と前記ウェブ（
   ４、５）とが互いに固く結合されており、前記ウェブ（
   ４、５）と前記ばね棒（１６）とが、直角とは等しくな
   い角度を成している、請求項４記載の家庭用真空掃除機
   。 ６、前記異形成形区分（２、３）が鈴形の管区分（１７
   ）の一部であって、該管区分（１７）が吸込管（１８）
   と結合可能である、請求項１から５までのいずれか１項
   記載の家庭用真空掃除機。 ７、前記連結装置（１）が吸込マウスピース（１９）と
   固く結合されている、請求項１から６までのいずれか１
   項記載の家庭用真空掃除機。 ８、保持側壁（１１、１２）が器具ケーシング（１０）
   の種々の外面に一体成形されており、前記保持側壁（１
   １；１２）の範囲に遮断接点（２２）が配置されている
   、請求項１から７までのいずれか１項記載の家庭用真空
   掃除機。 ９、前記ウェブ（４、５）の間でアーチ状のばね棒（２
   ０）が緊縮されている、請求項５から８までのいずれか
   １項記載の家庭用真空掃除機。 １０、前記異形成形区分（２、３）の各長手方向軸線が
   各異形成形区分中央で折り曲げられており、軸区分が鈍
   角を成して互いに当接している、請求項１から９までの
   いずれか１項記載の家庭用真空掃除機。 １１、前記異形成形区分（２、３）の長手方向軸線が円
   弧に続いていて、該円弧の半径が前記異形成形区分（２
   、３）の長さよりも著しく大きく形成されている、請求
   項１から１０までのいずれか１項記載の家庭用真空掃除
   機。