JPH0377287A - 着脱型気密接栓装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、通信・電子機器または電気機器等−二おけ
る装置と装置、電源と機器、ケーブル（またはコード）
とケーブルとの′ａ気内的接続用いられる接栓（コネク
タ）に関するもので、特に着脱型気密接栓に関するもの
である。

〔従来の技術〕

第４図および第５図は従来のこの種着脱型気密接栓装置
を示す平面図と縦断面図で、１は内部にたとえば通信、
電子機！（図示せず）等を収容した密閉ケーシング、２
は非気密接栓で、密閉ケーシングｌの開口１ａを閉塞す
るように、これの内側から取付けられ、密閉ケーシング
ｌの裏面に重合させた角形７ランジ２ａに表面から螺挿
させた複数の取付ボルト３によって密閉ケーシングｌに
取付けられている。４は上部に開口を有する密閉カバー
で、上記密閉ケーシングｌの内側から上記非気密接栓２
の本体２ｂを覆うようにその角形７ランジ４ａが、バン
キング５を介して上記密閉ケーシングｌの裏面に重合さ
れ、複数σ〕固定ボルト１０によって密閉ケーシング１
に密閉状態に固定されている。

６転６ｂは上記密閉力バー４の両側壁にそれぞれ気密的
に取付けられた複数組の接続端子、７振７ｂは上記非気
密接栓２と接続端子６Ｂ、、６１）とを互いに電気的に
接続する比較的長さの長い複数本の接続ケーブル、８＆
８ｂは上記密閉カバー４を密閉ケーシングｌの内側に取
付ける前に接続端子６ａ、６ｂにそれぞれはんだ付等に
よって接続される外部ケーブル、９は完全に密閉された
上記密閉カバー４内に充填されたたとえばエポキシ樹脂
系のコンパウンドで、このコンパウンド９は非気密接栓
２を取付けた密閉ケージ゛／グｌ　（／、）開口１Ｎか
ら内部に水、湿気、および塵埃等の浸入を阻止するため
に設けられたものである０ 〔発明が解決しようとする課題〕 上述した従来の着脱型気密接栓装置においては、密閉ケ
ーシングｌの内側から開口１ａに非気密接栓２を取付け
たあと、この非気密接栓２と、密閉カバー４（／）接続
端子６ａ、６ｂとに接続ケーブル７ａ、７ｂをはんだ付
等によって接続しなければならないので、その作業がき
わめて面倒であるばかりでなく、接続ケーブル７ａ、７
ｂの接続作業後、密閉カバー４内に上部開口から満杯状
態に流し込んだコンパウンド９が硬化する前に、こ０コ
ンパウンド９内に早急に接続ケーブル７ａ、、７ｂおよ
び非気密接栓２の裏蓋２ｂを浸漬させたあと、密閉カバ
ー４の角形フランジ４＆をバッキング５を介し複数の固
定ボルト６によって密閉ケーシング１の内側に密閉状態
に固定しなければならないので、これまたそい作業がき
わめて面倒である。また、非気密接栓２の故障時に、こ
れを密閉ケーシングｌから取外すときには・非気密接栓
２の複数の取付ボルト３と、密閉カバー４の複数の固定
ポル）　１０とを同時に取除く必要があり、著しく手間
がかかる欠点もある。さらに・この密閉カバー４は、接
続ケーブル７ａ、７ｂによって密閉ケーシング１に取付
けられた接栓２に連結されている関係上、非気密接栓の
方向に制限を受けるため、高温のコンパウンド９の流し
込み作業が困難であり、しかもこの流し込み作業は蕾閉
ケーシングＩ内で行なうため、この密閉ケーシング内に
取付けている各種電気機器部品を取外さなければならな
い煩わし′さもある。

この発明はかかる点に着目してなされた密閉ケーシング
への接栓と密閉カバーの取付は作業、および非気密接栓
への接続ケーブルの接続作業、ならびに密閉カバー内へ
のコンパウンドの充填作業の簡素化を図ると同時に、接
続ケーブルを伝っての気密封止洩れも防止できる着脱型
気密接栓装置を提供しようとするものである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明にかかる着脱型気密接栓装置は、非気密接朴と
、この接栓自体に取付けられて接続ケーブルをコンパウ
ンドした枠体とを共通の取付ボルトによって密閉ケーシ
ングに同時に取付けるとともに、枠体内へのコンパウン
ドの充填は、非気密接栓を密閉ケーシング内に取付ける
前に、この密閉ケーシングの外部で行なうようにしたも
のである３ サラニ、接続ケーブルの他端に、外モジュールとの接続
用非気密接栓と接続モールドし、二重気密封止部を設け
ている。

〔作用〕

この発明によれば、非気密接栓と枠体を個々に密閉ケー
シングの内側に取付ける必要はなく・また、枠体内への
コンパウンドの充填は接栓を密閉ケーシングの内側に取
付ける前に行なうので、コンパウンド充填時の非気密接
栓の方向を自由に選択することが出来、高温のコンパウ
ンドの流し込み作業が極めて容易であるばがりでなく、
コンパウンドの流し込み作業を、密閉ケーシングの外部
で行なうので、内部の各種電気機器部品を密閉ケーシン
グから取外す煩わしさもない。

さらに、密閉ケーシング内に実装されている外のモジュ
ールとの接合時に、接続ケーブルに異状な引張り力とか
ねじり力を負荷することなく、また、はんだ付は時の熱
を与えることなく、接合出来るように外部モジュール接
続用接栓を設け、その接栓と接続ケーブルとを接続モー
ルドすることにｌり気密封止し、接続ケーブルの両端部
で二重の気密封止部を設けて気密能力を高めている。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明の一実施例を示す平面図、第２図は第１図
の■−■断面図であるが、上述した従来のもの（第４図
及び第５図）と同一構成部材には同一符号を付し、その
説明を省略する。

１１は密閉ケーシングｌの開口ｌ＆を閉塞するようにこ
れの内側に取付けられた非気密接栓２の角形７ランジ２
ａに重合する角形７ランジｌｌａを有し・上記非気密接
栓２の本体２ｂの外周に密に嵌合された枠体で、この枠
体１１の内周壁所定位置には、環状の段部１ｉｔ）が形
成されている。１２は上記非気密接栓２の角形７ランジ
２ａと気密ケーシング１の裏面との間に介装された気密
用のバンキング・良は上記取付はボルト３の頭部と、上
記密閉ケーシング１の上面との間に介装された気密用バ
ンキングで、上記取付はボルト３は、上記バンキング３
、密閉ケーシング１１バンキング社、非気密接栓２の角
形７ランジ２＆及び枠体１１の角形７ランジｌｌａをそ
れぞれぼ通して、ナツト１４に螺挿され、上記各重合材
を気密に締付けるようになっている。１５は端部の被覆
を所定長さ剥離して裸導線１５ａとした複数本数の接続
ケーブルで、上記枠体ｉ１の段部１１Ｎ）に係合して配
置されたケーブル保持板１６の偶数の保持孔１６ａに挿
入されたあと、上記接栓２にはんだ付は等によって接続
されるとともに、後述するコンパウンドに浸漬される。

１７は上記枠体１１内に充填されたコンパウンドで、こ
のコンパウンド１７は非気密接栓２の本体２ｂと、これ
に嵌合された枠体１１との間に、密閉ケーシング１内に
水、湿気、塵埃及び空気等の浸入を阻止するために設け
られたものである。迅は密閉ケーシングｌ内の他のモジ
ュールと接続するための非気密型の接続接栓で・内部に
コンタクト１８ａ″ｅｇａえている。１９は密閉ケーシ
ングｌ内の任意の位置に設ける接続接栓迅の保持金具、
２０は接続接栓迅を保持金具１９に固定するためのビス
、２１は接続接栓迅と接続されると予想される他モジュ
ール接栓、２２は接続ケーブル１５と接続接栓迅とをは
んだ等で接続した後、気密モールドするためのモールド
剤である１ なお、接続ケーブル１５をコンパウンドする枠体１１Ｇ
２非気蕾接栓だけでなく、ケーブルの接続を必要とする
、倒えば、電源用フィルター等の着脱型気密装置として
利用出来ることは百うまでもない〇〔発明の効果〕 以上のようにこの発明によれば、非気密接栓と・この接
栓自体に取付けられて接続ケーブルをコンパウンドした
枠体とを共通の取付はボルトによって同時に密閉ケーシ
ングに取付けることが出来るため・その取付は作業が著
しく簡素化されると共に、気密接栓の交換も短時間に行
なうことが出来る。また、枠体内へσ〕シコンウンドの
充填は、非気密接栓を密閉ケーシング内に取付ける前に
行なうので、コンパウンド充填時の非気密接栓の方向を
自由に選択することが出来、高温のコンパウンドの流し
込み作業が極めて容易になるばかりでなく、コンパウン
ドの流し込み作業を密閉ケーシングの外部で行なうので
、従来のように内部の各種電気機器部品を密閉ケーシン
グから取外す煩わしさもない。更に、枠体内で接続ケー
ブルの裸導線を位置決めするケーブル保持板は、接続ケ
ーブルの単なる位置決めだけでなく、各裸導線間の短絡
を防止する機能も有している。また、接続ケーブルの一
方端には接続接栓を設けているので、他のモジュールと
の接合がはんだ付は等を要せず出来る。また、この接続
接栓と接続ケーブルの結合部には気密用モールドを設け
てあり、接続ケーブルを伝っての気′ｆ！封止洩れを二
重に防いでいる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す平面図、第２図は第
１図の■−■断面図、第８図はケーブル保持板の平面図
、第４図は従来の着脱型気密接栓装置の平面図、第６図
は第４図のｖ−■断面図である。 図中〜１は密閉ケーシング、２は非気密接栓、３は取付
はボルト、２＆１１ａは角形７ランジ、］１は枠体、皮
、１３はバッキング、じは接続ケーブル、１６はケーブ
ル保持板、１６ａは保持孔、１７はコンパウンド、袷は
接続接栓、１８ａはコンタクト、１９は保持金具、田は
ビス、２１は他モジュール接栓、ｎはモールド剤である
。 なお図中同一符号＆′：ｉ向−または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　非気密接栓と、この非気密接栓自体に取付けられて接
   続ケーブルをコンパウンドし、気密接栓とする枠体とを
   密閉ケーシングに同時に取付ける共通のボルト、上記非
   気密接栓に接続された上記接続ケーブルの位置決めを、
   上記枠体内で行なうケーブル保持板、上記枠体内に充填
   されたコンパウンド、上記接続ケーブルの一方端に接続
   された上記密閉ケーシング内他モジュールとの接続非気
   密接栓、およびこの接続非気密接栓を気密モールドする
   モールド剤を備えたことを特徴とする着脱型気密接栓装
   置。