JPS6367799A - 着脱型気密接栓装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、気密型電子機器装置に使用を定める非気密
型接栓を、気密可能な装置に収納して、気密型電子機器
装置に適用出来る様にする事に関するものである。

〔従来の技術〕

第８図は従来の気密型電子機器装置に適用した気密構造
接栓モジュールの平面図であり、第４図はその断面図で
ある。図に於いて、（１）は気密型接栓装置の接栓取付
面、（２）は非気密型接栓、（３）は非気密型接栓、（
４）は上記非気密型接栓（２）及び非気密型接栓（３）
を、接栓取付面（１）に固定する為のビス、（５）は気
密用モールドする為の型枠、（６）も同様の型枠、（７
）は上記型枠（５）及び型枠（６）を接栓取付面（１）
に固定する為のビス、（８）はビス気密用のパツキンで
ある。（９）は上記型枠（５）、型枠（６）に電気的接
続用のケーブル用端子、αＱは電気接線の為非気密型接
栓（２）及び非気密型接栓（３）とケーブル用端子（９
）に設、けるケーブル、αηは気密用モールド機、＠は
電気接続用に設けるケーブル端子（９）から電子機器装
置内へのケーブルである。

次いで動作について説明する。気密型電子機器装置の接
栓取付面（１）の所定位置に、定める非気密型接栓（２
）及び非気密型接栓（３）を固定用のビス（４）にて装
着固定する。次いで上記非気密型接栓（２）と非気密型
接栓（３）の一方端と気密モールドする為の型枠（５）
及び、型枠（６）に設けであるケーブル用端子（９）の
一方端の間を、ケーブルαＯを用いて接続する。

その後、型枠（５）及び型枠（６）に気密用のモールド
機αυを充満させて、接栓取付面（１）に装着する。こ
の際、接続されたケーブル００は、型枠（５）及び型枠
（６）のモールド機αηの中に収納しておく。モールド
機（６）が気密をするのに充分な状態である事を確認し
、ビス（７）を用いて、接栓取付面（１）に型枠（５）
及び型枠（６）を固定する。この際ビス（４）及びビス
（７）共々気密用にパツキン（８）をビス（４）、ビス
（７）と接栓取付面（１）との間に挿入組込み、各々の
ビス（４）、（７）からの空気洩れを防ぐ。その後、型
枠（５）及び型枠（６）に設けである端子（９）の他端
と電子機器装置の内部部品へケーブル（６）を用いて接
続する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の非気密型接栓の気密方法は以上の様に構成されて
いるので、気密の施工には、電子機器装置本体を用いて
、接栓部、ケーブル及びモールド用型枠を同時にモール
ド機によって気密モールドせねばならず、又、モールド
に際しては、電子機器装置内の他の部品を排除する必要
もあり、また気密上や他の不具合発生時の部品再利用及
び部品の互換性が全くない、等の１問題点があった。

この発明は上記の様な問題点を解消する為になされたも
ので、接栓郡単位で気密施工出来ると共に、不具合発生
時には不具合部のみの交換修理が可能でかつ互換性も有
する着脱型気密接栓装置を得る事を目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る着脱型気密接栓装置は、電子機器装置内
で、接栓部と電子機器本体部とを区分し、接栓部までは
非気密で、定められた非気密型接栓を用いる事が可能な
状態とし、接栓部と接する電子機器本体部からを気密と
する２重構造電子機器装置を可能にしたものである。

〔作用〕

この発明に於ける気密は、汎用型気密接続体を用いて電
気的接続を可能にし、又、構造的接続には、汎用型パツ
キンを用る事により、接栓部を形成する室と電子機器本
体を形成する室との間で気密を保ち、電子機器装置とし
ての必要気密が保たれる様にするものである。

〔実施例〕

以下この発明の一実施例を図について説明する。

第１図は気密型電子機器装置に適用した気密型接栓装置
の平面図であり、第２図はその断面図である。第１図に
於いて、（１）は気密型電子機器装置の接栓取付面、（
２）は非気密型接栓、（３）も同じく非気密型接栓、（
４）は上記非気密型接栓（２）及び非気密型接栓（３）
を後述接栓箱（５）に固定する為のビス、（５）は上記
の接栓箱で、接栓取付面（１）に取付、組立する。

（６）は接栓箱（５）と、接栓取付面（１）の接触面の
間に挿入して気密を保つパツキン、（７）は接栓箱（５
）とパツキン（６）を重ねて接栓取付面（１）に固定す
るビス、（８）は気密着脱接続体で、固定接続部（８ａ
）と着脱接続体部（８ｂ）から構成されている。（９）
は気密着脱接続体（８）の接栓箱（５）に固定する固定
接続部（８ａ）と、非気密型接栓（２）及び非気密型接
栓（３）の間を接続するケーブル、００は上記気密着脱
接続体（８）の着脱接続部（８ｂ）から電子機器装置内
へのケーブル、αυは気密型着脱接続体（８）を接栓箱
に取付ける際に相互間の接触面に気密を保つ為に挿入す
るパツキン、０２は上記の気密型着脱接続体（８）を接
栓箱（５）に固定する為のビスである。

次いで動作について説明する。着脱型気密接栓装置の組
立は定める非気密型接栓（２）及び非気密型接栓（３）
の−万端と、気密型着脱接続体（８）の固定接続部（８
ａ）との間に接続箱（５）に既設の上記気密型着脱接続
体（８）の取付開口部を経由して、ケーブル（９）にて
接続する。

次いで接栓箱（５）の所定の位置に、非気密型接栓（２
）及び非気密型接栓（３）をビス（４）にて、気密型着
脱接続体（８）は、接栓箱（５）との接触面にパツキン
０１）を挿入しビス＠にそれぞれ組立固定する。

その後、接栓取付面（１）の所定の位置にパツキン（６
）を挿入してビス（７）にて接栓箱（５）を組立固定す
る。

最後に上記、気密型着脱接続体（８）の着脱接続部（８
ｂ）にケーブル０Ｑを接続し電子機器装置の内部部品と
接続用ケーブルとして用いる。

又、気密型接栓装置の通常の分解はビス（７）と気密型
着脱接続体（８）の固定接続部（８ａ）と着脱接続体（
８ｂ）の分離により気密型接栓装置の脱着を行なう。

又、全分解の場合は組立時と逆の手順で行なへば良い。

なお、上記実施例では接栓のみを取扱ったが電源用接栓
に必要なフィルタの如き部品も接栓箱に組込み、フィル
タボックス兼接栓箱としても良い。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、モールドによる気密
方法に比べ、作業は簡単であり特殊な工具や装置も必要
でなく、安定かつ信頼度の高い気密がコンパクトに出来
かつ、部品の互換性、部品の再利用が出来るように着脱
自由な構成である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による着脱型気密接栓装置
を示す平面図、第２図はこの発明の断面図、第３図は従
来のものの平面図、第４図は従来のものの断面図である
。 （１）は接栓取付面、（２）、（３）は非気密型接栓、
（４）。 （７）、（Ｌ３はビス、（５）は接栓箱、（ｆｉ）、（
１１）はパツキン、（８）は気密型着脱接続体、（９）
、α０はケーブル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　定められた型式の非気密型接栓を複数個使用する気密
   型電子機器装置に於いて、接栓部と電子機器本体とを電
   子機器装置内で別々の室に区分し、各々を汎用の気密着
   脱型接続体で接続し、又各々室間の接合部はパッキンに
   て気密を行ない、接栓部は非気密、電子機器本体部は気
   密となる２重筐体構造にした着脱型気密接栓装置。