JPH0377198A - 警報監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は家屋内で発生した異常状態を感知して自動的に
通報する警報監視装置に関する。

〔従来の技術〕

一般のホームセキュリティシステムなどの警報監視装置
にあっては、各家屋内に、火災、ガス洩れ、防犯などに
関する感知器を設置しておき、この感知器からの信号を
一括して受信する警報表示装置によって、在宅している
人に対して警報を発し対応処置を促すという方法が一般
的である。

または、在宅者の有無に拘らず近隣に設営されている管
理家屋などに管理装置を設け、何らかの警報が発生する
とこの管理装置に通報し警報表示して専門の管理人など
により警報発生状況を確認したり、予め決められた担当
の処理会社、機関などに報知し対応する方法もある。

〔発明が解決しようとする１ｌｌｌ！題）上述した従来
の警報監視装置においては、何らかの警報要因が発生し
た時その発生場所に在宅者がいない場合を想定して、近
隣に管理家屋を設営して警報表示装置などを用いて配置
された管理人が対応できるようにしてあったり、前記管
理人などによらず予め決められた処理会社に直接警報を
送るようにしてあった。しかし、予め決められた処理会
社の担当者が当該発生場所に到着するまで時間を要する
ので警報に対して手遅れになったり、管理人を配置する
ための家屋などの設備や人件費を要するという欠点があ
った。

本発明はこの欠点を解消するもので、その目的とすると
ころは、警報要因の発生に対して発生箇所の近隣に特別
な管理人を配置することなく、警報に対して迅速な対応
を実現することができる警報監視装置を提供することに
ある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するために、家屋内に異常を検
出するセンサと、前記異常を警報する警報装置と、前記
異常を監視センタへ通報する通信装置とを備えた警報監
視装置において、家人在宅時前記センサと前記警報装置
とを接続し、家人不在時前記センサと前記通信装置とを
接続する在・不在スイッチと、前記通信装置から前記異
常が送信される時予め定められた他の家屋へこれを通報
すると共に前記他の家屋から通報があった時前記警報装
置を作動させるローカル通信装置とを備えた構成とした
ものである。

〔作用〕

センサにより異常が検出されたとき、在・不在スイッチ
が在宅側に設定されている場合には、当該異常が警報装
置により報知されている。又、在・不在スイッチが不在
側に設定されている場合には、当該異常は通信装置から
監視センタへ発報されるとともに、ローカル通信装置を
介して予め定められた他の家屋のローカル通信装置へ伝
送され、他の家屋に設置されている警報装置を作動させ
る。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面により説明する。

第１図は本発明の実施例に係る警報監視装置のブロック
図である。家屋内警報装置ＩＡは、火災、ガス洩れ、侵
入などの異常を検出するセンサ２ａと、この検出した信
号を外部に送出する通信装置５ａと、異常検出した状態
や別家屋の異常信号などを在宅者に警報音などで報知す
る警報表示応答装置６ａと、異常検出した信号を家屋内
の在宅の有無で通信装置５ａに送出するか、警報表示応
答装置６ａに送出するかを切り換える留守宅スイッチ３
ａと、異常検出の状態が一定時間継続した時に作動する
時限切換スイッチ４ａと、この時限切換スイッチ４ａが
作動した時これをリセットすることができるリセットス
イッチ７ａと、異常検出した信号を別家屋に送信したり
別家屋の異常信号を受信したりするローカル通信装置８
ａで構成されている。尚、家屋内警報装置ＩＢ、ＩＣも
前記１Ａと同じ構成となっており別の家屋内に配置され
ている６監視センタ９は前記家屋内警報装置ＬＡ、ＩＢ
、ＩＣからの異常検知信号を通信回線１０を介して受信
しており、異常検知信号を受信する通信処理装置９１と
、前記信号を処理して通報先などを選択する情報処理装
置９２と、前記選択された通報先に通報する通報装置９
３で構成されている。

次に上述した警報監視装置の動作について説明する。

例えば、家屋内警報袋［ＬＡのガス洩れ検知センサ２ａ
がガス洩れを検知して動作した時、家屋内に人が在宅し
ている場合、留守宅スイッチ３ａが在宅モードとなって
いるので、在宅者に異常を報知する警報表示装置６ａに
その異常信号を送り警報音の発音や警報表示を行なう。

しかし、ある設定した時限だけ警報状態が継続した時、
時限切換スイッチ４ａが動作するので留守宅スイッチ３
ａのモードに拘らず異常信号は通信装置５ａ及びローカ
ル通信装置８ａへ送られる。但し、時限切換スイッチ４
８が動作してもリセットスイッチ７ａを作動させること
により通信装置５ａ及びローカル通信装置８ａへの送信
は遮断できる。

前記留守宅スイッチ３ａが留守宅モードとなっていると
、前記異常信号は通信装置５ａ及びローカル通信装置１
ｉ８ａに送られる。通信装置５ａは通信口！１０を介し
て監視センタ９へ前記異常信号を送信する。監視センタ
９の通信処理装置９１はこの異常信号を情報処理装置９
２へ送る。この情報処理装置９２は前記異常信号の内容
を識別し予め登録されている中から家屋内警報装置ＩＡ
のガス洩れに対応する、例えばガス会社などに通報する
よう通報装置９３に情報を送る。一方、ロー力ル通信装
置８ａは通信回線１１を介して予め登録しである近隣の
家屋内警報装置ＩＢ、ＩＣなどへ前記異常信号と自身の
家屋コードを送信する。この異常信号を受信した１例え
ば家屋内警報装置１Ｂのローカル通信装置８ｂは、これ
を警報表示応答装置６ｂへ送り、前記ガス洩れの異常信
号がどの家屋から送られて来たかを表示すると共に警報
音を発し、その家屋の在宅者に対し前記ガス洩れの異常
信号を発した家屋の状況を確認するように促す。その後
、危険のない範囲で対応し状況の改善を図るかもしくは
Ｍ難するなどの処置を行なう。

以上説明したように、実施例による警報監視装置は家屋
内の異常発生に対して家屋在宅時には家屋内の警報表示
応答袋Ｗ６ａにより報知し、家人不在時には前記異常を
監視センタ９に通報すると共に予め定められている他の
家屋へも通報するようにしたので、家人不在時の異常発
生に対して応急的な対応を他の家屋の家人により早急に
行なうことができ、また、家人在宅時の異常は他の家屋
へ通報することはなく、他の家屋の家人に対する迷惑を
防止することができる。さらに、家人在宅時でも病気な
どで身動きがとれない場合を想定して、家人が在宅して
いるモードになっていても一定時限異常状態が継続した
ら家人不在時と同様の処置が施される。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明は、家人不在時には家屋内の
異常をその家屋の警報装置により報知し、家人不在時に
は当該異常を監視センタに通報すると共に予め定められ
ている他の家屋へも通報するようにしたので、家人不在
時の異常への臨時的な対応を他の家屋の家人により早急
に行なうことができ、また、家人在宅時の異常は他の家
屋へ通報することはなく、他の家屋に対する迷惑を防止
することができる。

【図面の簡単な説明】

第上図は本発明の一実施例に係る警報監視装置のブロッ
ク図である。 ＬＡ、ＩＢ、ＩＣ−・・家屋内警報装置、３ａ。 ３ｂ・・・留守宅スイッチ、４ａ、４ｂ・・・時限切換
スイッチ、５ａ、５ｂ・・・通信装置、６ａ、６ｂ・・
・警報表示応答装置、８ａ、８ｂ・・・ローカル通信装
置、９・・・監視センタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）家屋内に異常を検出するセンサと、前記異常を警
   報する警報装置と、前記異常を監視センタへ通報する通
   信装置とを備えた警報監視装置において、家人在宅時、
   前記センサと前記警報装置とを接続し、家人不在時前記
   センサと前記通信装置とを接続する在・不在スイッチと
   、前記通信装置から前記異常が送信される時予め定めら
   れた他の家屋へこれを通報すると共に前記他の家屋から
   通報があつた時前記警報装置を作動させるローカル通信
   装置とを設けたことを特徴とする警報監視装置。