JPH0377057B2 - - Google Patents

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JPH0377057B2
JPH0377057B2 JP57065221A JP6522182A JPH0377057B2 JP H0377057 B2 JPH0377057 B2 JP H0377057B2 JP 57065221 A JP57065221 A JP 57065221A JP 6522182 A JP6522182 A JP 6522182A JP H0377057 B2 JPH0377057 B2 JP H0377057B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curled
flange
mold
pressing
curled portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57065221A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58181630A (ja
Inventor
Akira Hagiwara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP57065221A priority Critical patent/JPS58181630A/ja
Publication of JPS58181630A publication Critical patent/JPS58181630A/ja
Publication of JPH0377057B2 publication Critical patent/JPH0377057B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は容器口部のフランジ部形成方法および
装置に関する。
アイスクリーム、各種飲料等の容器として用い
られる紙容器の口部の端縁部は、通常外側に折り
曲げられ容器口部の外側縁に突出したフランジ部
が形成されている。しかしながらこの種の紙容器
は、容器口部のフランジ部の上表面に熱圧着、接
着等の手段により蓋を一体化して設けた場合、該
フランジ部の上表面が、容器内面と同一面で構成
されているため、蓋を引剥がす際に容器内面をも
傷付ける等の欠点があつた。上記欠点を解消する
ため容器口部の端縁部を内側に折り曲げた後、外
方向の押圧を加えて容器口部の外側縁に突出した
フランジ部を形成した容器が提案された。これら
の容器口部のフランジ部形成は第1図に示すよう
に、容器口部の端縁部を内側に折り曲げてカール
部1を形成した容器2をリテーナー3に挿入支持
した後、回転ローラー4を軸5のまわりに回転自
在に取付けてなる押圧用型6の回転ローラー4に
よりカール部1に押圧を加えて、カール部1の回
転ローラー4との接触部1aを外側に突出せしめ
るとともに該押圧用型6の軸5を容器2の中心線
(便宜上、該中心線の位置を1点鎖線で示す)を
中心にして回転せしめ、該回転に伴つて回転ロー
ラー4とカール部1の接触位置をカール部1の周
縁に沿つて順次移動させ、カール部1を容器口部
の外側縁に突出せしめる方法により行なわれる。
しかしながら上記の方法は回転ローラー4をカー
ル部1の周縁に沿つて順次移動させて該カール部
1を突出せしめフランジ部を形成するものである
ため加工に時間を要するとともに、回転ローラー
4により押圧を加えると、該回転ローラー4とカ
ール部1との接触部1aと相対向する側のカール
部1bが内方向に引張られるため、容器口部のフ
ランジ部形成加工精度が低下する等の欠点があつ
た。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、短時
間で高精度の加工を行なうことのできる、容器口
部のフランジ部形成方法および装置を提供するこ
とを目的とする。
すなわち、本発明の1つは、容器口部の端縁部
を内側に折り曲げて容器口部の内側縁にカール部
を形成せしめた後、該カール部の内周面全体に同
時に外方向の押圧を加え、該カール部のカール形
状を保持しながら徐々にカール部の根本部分を屈
曲せしめつつカール部を容器口部の外側縁に突出
せしめフランジ部を形成することを特徴とする容
器口部のフランジ部形成方法を要旨とする。本発
明のいま1つは、容器口部の端縁部を内側に折り
曲げて容器口部の内側縁に形成せしめたカール部
の内周面全体に同時に外方向の押圧を加え、該カ
ール部を容器口部の外側縁に突出せしめフランジ
部を形成するための、鍔部の下面周縁に押圧時に
おけるカール部形状保持誘導用の切欠面部を設け
た構造からなる複数の割型より構成される押圧用
型と、該押圧用型の各割型に外方向に作用する押
圧力を付与するための押圧力付加手段と、該押圧
力付加手段により外方向に移動する押圧用型の各
割型を鍔部先端が当接することにより停止させる
ストツパーを兼ねた押圧用型用支持体からなるこ
とを特徴とする容器口部のフランジ部形成装置を
要旨とする。
以下、本発明の実施例を図面に基き説明する。
第2図は容器口部の加工開始直前の状態を示す
もので、端縁部が内側に折り曲げられ、カール部
1が容器口部の内側縁に形成された容器2がリテ
ーナー3に挿入支持されている。10は押圧用型
で該押圧用型10は、4つの割型10a,10
b,10c,10dより構成され(第3図)、各
割型10a〜10dは、スプリング11により一
体に支持されている。各割型10a〜10dによ
り構成される押圧用型10の中央部には貫通孔1
2が設けられ、該貫通孔12は、上記各割型10
a〜10dに外方向に作用する押圧力を付与する
ための押圧力付加手段としての楔状突起13が挿
入されるように構成されている。また各割型は、
第2図に示すように鍔部16の下面周縁に押圧時
におけカール部のカール形状を損なわないように
保持しつつ、且つカール部の根本部分1aが屈曲
するようにカール部を誘導するための切欠面部1
7を設けた構造をなしている。14は各割型10
a〜10dのストツパーを兼ねた押圧用型10の
支持体で、押圧用型10、楔状突起13と一体に
上下移動可能に設けられている。各割型は、第4
図に示すように鍔部16の先端が支持体14の壁
面に当接した時点で外方向への移動が停止する。
さらに楔状突起13は、支持体14に伴つて上下
移動するとともに独立して上下移動可能に構成さ
れている。
次に本発明装置の作用を説明する。
容器口部の内側縁にカール部1が形成された容
器2がリテーナー3に挿入支持されると、上方よ
り支持体14が、押圧用型10、楔状突起13と
ともに、該支持体14の底部14aがリテーナー
3に当接する位置まで降下する(第2図)。次い
で楔状突起13が矢印A方向へ降下し、該楔状突
起13の降下につれて、押圧用型10の各割型1
0a〜10dは各々外方向に押され、該各割型1
0a〜10dがカール部1の内周面全体に同時に
外方向の押圧を加えてカール部1を容器口部の外
側縁に突出せしめフランジ部15が形成される
(第4図)。この押圧用型によるカール部の押圧の
際、カール部1は各割型の切欠面部17に保持さ
れてカール形状が損なわれず外方向に誘導押圧さ
れ、徐々にカール部の根本部分1aが屈曲してい
く。また各割型の外方向への動きは支持体14の
ストツパーにより停止するため、カール部を押圧
しすぎてつぶす虞れはない。次に楔状突起13が
矢印A′方向へ上昇し、各割型10a〜10dへ
の押圧力の付加が解除されると外方向へ押されて
いた各割型10a〜10dはスプリング11の作
用により初期位置に復帰し、支持体14が押圧用
型10、楔状突起13とともに上昇する。
上記実施例において、押圧用型10の各割型1
0a〜10dに外方向に作用する押圧力を付与す
るための押圧力付加手段として、楔状突起13を
用いた場合を示したが、本発明装置の押圧力付加
手段としては上記楔状突起13を用いる場合に限
定されず、例えばカム、テコ等の動作によつても
可能であり、各割型10a〜10dに同時に外方
向へ作用する押圧力を付与せしめることができる
手段であれば、いかなる構成によるものでもよ
い。
以上説明したように本発明方法は、容器口部の
端縁部を内側に折り曲げて容器口部の内側縁に形
成したカール部を容器口部の外側縁に突出せしめ
フランジ部を形成する際に、該カール部の内周面
全体に同時に押圧を加え、しかもカール部のカー
ル形状を保持しながら徐々にカール部の根本部分
を屈曲せしめつつカール部の突出を行なう方法を
採用し、且つ本発明装置はそのための構成を備え
ているから、フランジ部形成に要する時間が短か
く、しかも容器口部のフランジ部形成加工を、カ
ール部のカール形状を損なうことなく高精度で行
なうことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の方法および装置を示す要部縦断
面図、第2図〜第4図は本発明方法および装置の
一実施例を示すもので、第2図は容器口部の加工
開始直前の状態を示す要部縦断面図、第3図は押
圧用型の構成を示す第2図の−線平断面図、
第4図は容器口部の外側縁にカール部を突出せし
めフランジ部を形成した直後の状態を示す要部縦
断面図である。 1……カール部、1a……カール部の根本部
分、2……容器、10……押圧用型、10a,1
0b,10c……割型、13……楔状突起、15
……フランジ部、16……鍔部、17……切欠面
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 容器口部の端縁部を内側に折り曲げて容器口
    部の内側縁にカール部を形成せしめた後、該カー
    ル部の内周面全体に同時に外方向の押圧を加え、
    該カール部のカール形状を保持しながら徐々にカ
    ール部の根本部分を屈曲せしめつつカール部を容
    器口部の外側縁に突出せしめフランジ部を形成す
    ることを特徴とする容器口部のフランジ部形成方
    法。 2 容器口部の端縁部を内側に折り曲げて容器口
    部の内側縁に形成せしめたカール部の内周面全体
    に同時に外方向の押圧を加え、該カール部を容器
    口部の外側縁に突出せしめフランジ部を形成する
    ための、鍔部の下面周縁に押圧時におけるカール
    部形状保持誘導用の切欠面部を設けた構造からな
    る複数の割型より構成される押圧用型と、該押圧
    用型の各割型に外方向に作用する押圧力を付与す
    るための押圧力付加手段と、該押圧力付加手段に
    より外方向に移動する押圧用型の各割型を鍔部先
    端が当接することにより停止させるストツパーを
    兼ねた型用支持体からなることを特徴とする容器
    口部のフランジ部形成装置。
JP57065221A 1982-04-19 1982-04-19 容器口部のフランジ部形成方法および装置 Granted JPS58181630A (ja)

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JPS58181630A JPS58181630A (ja) 1983-10-24
JPH0377057B2 true JPH0377057B2 (ja) 1991-12-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105922637B (zh) * 2016-06-24 2017-12-12 福建天汇实业股份有限公司 一种纸筒卷边装置用涨芯装置
CN105922638B (zh) * 2016-06-24 2017-12-05 福建天汇实业股份有限公司 一种卷边装置
CN110253934A (zh) * 2019-07-12 2019-09-20 安徽诚宇新材料科技有限公司 一种环保塑料纸杯成型机用卷边装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52143164A (en) * 1976-05-21 1977-11-29 Rissen Gmbh Maschf Device for simultaneously fastening bottom edges of paper cup

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