JPH0376603B2 - - Google Patents

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JPH0376603B2
JPH0376603B2 JP59263316A JP26331684A JPH0376603B2 JP H0376603 B2 JPH0376603 B2 JP H0376603B2 JP 59263316 A JP59263316 A JP 59263316A JP 26331684 A JP26331684 A JP 26331684A JP H0376603 B2 JPH0376603 B2 JP H0376603B2
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transistor
collector
circuit
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Tatsuo Tanaka
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は例えば増幅回路や可変フイルタ回路
等のアナログ回路に用いられ、任意の直流バイア
ス電圧に重畳された交流信号を取り出すことがで
きる信号処理回路に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、アナログ信号処理回路の入力段には汎用
の演算増幅器を用いた増幅回路が多く用いられて
いる。この増幅回路では演算増幅器の非反転入力
端子に交流入力信号を供給し、出力端子から得ら
れる交流信号電圧を抵抗等でレベル制御して反転
入力端子に帰還している。
このような増幅回路では出力信号の無歪最大振
幅、すなわち、ダイナミツクレンジをできるだけ
大きくとるために、使用電源電圧の値や中点電位
の決定に注意が必要である。
例えば、従来のように汎用の演算増幅器を用い
て増幅回路を構成する場合には、電源電圧との兼
合いにより出力端子での無歪最大振幅が十分にと
れず、回路設計に制約を受けることが多い。特
に、低電圧、例えば1Vで動作させる場合にはト
ランジスタのベース、エミツタ間飽和電圧が非常
に小さな素子を使用する等の配慮が必要となる。
また、第9図に示すように、npn型トランジスタ
11,12からなる差動回路13、トランジスタ
11のベースにコンデンサ14を介して接続され
た入力信号源15、上記差動回路13に動作電流
を供給する電流源16、上記トランジスタ11の
ベースにバイアス用抵抗17を介して直流バイア
ス電圧を供給するバイアス電圧源18、pnp型ト
ランジスタ19および20からなり上記差動回路
13の負荷回路となる電流ミラー回路21、この
電流ミラー回路21の出力側にベースが接続さ
れ、コレクタが信号出力端子22に接続された駆
動用のpnp型トランジスタ23およびこのトラン
ジスタ23の負荷となる電流源24、上記出力端
子22と上記トランジスタ12のベースとの間に
接続される抵抗25、上記信号出力端子22に接
続された負荷抵抗26等で構成されている増幅回
路の場合、無歪最大振幅はトランジスタの飽和電
圧を無視しても、電源電圧Vccの値が1Vにされて
いるとき、理論的に波高値は第10図の波形図に
示すように0.4V以上はとれない。この理由は、
差動回路13のバイアス電圧源18の電圧をトラ
ンジスタのベース、エミツタ間飽和電圧の一般的
な値である0.7Vよりも大きな値、例えば0.8V程
度の値に設定しなければならず、電源電圧Vcc
半分の値にできないからである。
〔発明の目的〕
この発明は上記のような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的は低電圧でも十分に動作
が可能であり、しかも無歪最大振幅が十分に大き
くとれる信号処理回路を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するためにこの発明の信号処理
回路にあつては、第1極性の第1および第2のト
ランジスタのエミツタを共通に接続し第1および
第2のトランジスタのいずれか一方のベースに入
力信号を供給して第1の差動回路を構成し、上記
第1の差動回路のエミツタ共通接続点に基準電流
源を接続し、第2極性の第3および第4のトラン
ジスタからなる第1の電流ミラー回路の入力側を
上記第1のトランジスタのコレクタに接続し、第
2極性の第5および第6のトランジスタからなる
第2の電流ミラー回路の入力側を上記第2のトラ
ンジスタのコレクタに接続し、第1極性の第7の
トランジスタのエミツタを基準電圧印加点に接続
し、コレクタを上記第2の電流ミラー回路の出力
側に接続し、第1極性の第8のトランジスタのエ
ミツタを基準電圧印加点に、コレクタを上記第1
の電流ミラー回路の出力側に、ベースを上記第7
のトランジスタのベースにそれぞれ接続し、上記
第7、第8のトランジスタのベース共通接続点と
上記第7のトランジスタのコレクタとの間に第1
の抵抗を接続し、上記第7、第8のトランジスタ
のベース共通接続点と上記第8のトランジスタの
コレクタとの間に上記第1の抵抗と等価な値の第
2の抵抗を接続し、第1極性の第9のトランジス
タのベースを上記第8のトランジスタのコレクタ
に接続し、第1極性の第10のトランジスタのベー
スを上記第7のトランジスタのコレクタに接続
し、第9および第10のトランジスタのエミツタを
共通接続して第2の差動回路を構成し、第2極性
の第11および第12のトランジスタからなる第3の
電流ミラー回路の入力側を上記第9のトランジス
タのコレクタに、出力側を上記第10のトランジス
タのコレクタに接続し、上記第10のトランジスタ
のコレクタと上記第3の電流ミラー回路の出力側
との接続点を上記第2のトランジスタのベースに
接続し、第1極性の第13のトランジスタのベース
を上記第7のトランジスタのコレクタに接続し、
第1極性の第14のトランジスタのベースを上記第
8のトランジスタのコレクタに、エミツタを上記
第13のトランジスタのエミツタにそれぞれ接続し
て第3の差動回路を構成し、第2極性の第15およ
び第16のトランジスタからなる第4の電流ミラー
回路の入力側および出力側を上記第13および第14
のトランジスタのコレクタにそれぞれ接続し、上
記第4の電流ミラー回路の出力側と上記第13また
は第14のトランジスタのコレクタとの接続点に信
号出力端子を設け、上記信号出力端子と任意の直
流バイアス電圧が印加されるバイアス端子との間
に負荷回路を接続するようにしている。
次にこの発明の実施例を説明するに先立ち、以
下に述べる各実施例の理解を容易にするために、
この発明の基本的構成について第1図を参照して
説明しておく。第1図の基本回路において、3
1,32は第1、第2の信号入力端子である。上
記第1の信号入力端子31はnpn型のトランジス
タ33のベースに接続されており、第2の信号入
力端子32はnpn型のトランジスタ34のベース
に接続されている。上記両トランジスタ33,3
4のエミツタは共通に接続されており、この両ト
ランジスタ33,34は第1の差動回路35を構
成している。そしてこの差動回路35のトランジ
スタ33,34のエミツタ共通接続点とアース電
位GND(OV)印加点との間には電流源36が接
続されている。また、上記トランジスタ33のベ
ースとアース電位印加点にはバイアス用抵抗37
とバイアス電圧源38が直列に挿入されている。
正極性の電源電圧Vcc印加点にはpnp型のトラ
ンジスタ39,40の各エミツタが接続されてい
る。上記両トランジスタ39,40のベースは共
通に接続されかつトランジスタ39のベース、コ
レクタ間が接続されており、両トランジスタ3
9,40は第1の電流ミラー回路41を構成して
いる。そして上記電流ミラー回路41の入力側で
あるトランジスタ39のコレクタには上記トラン
ジスタ33のコレクタが接続されている。
正極性の電源電圧Vcc印加点にはnpn型のトラ
ンジスタ42,43の各エミツタが接続されてい
る。上記両トランジスタ42,43のベースは共
通に接続されかつトランジスタ42のベース、コ
レクタ間に接続されており、両トランジスタ4
2,43は第2の電流ミラー回路44を構成して
いる。そして上記電流ミラー回路44の入力側で
あるトランジスタ42のコレクタには上記トラン
ジスタ34のコレクタが接続されている。
上記第2の電流ミラー回路44の出力側である
トランジスタ43のコレクタにはnpn型のトラン
ジスタ45のコレクタが接続され、かつ上記第1
の電流ミラー回路41の出力側であるトランジス
タ40のコレクタにはnpn型のトランジスタ46
のコレクタが接続されている。上記両トランジス
タ45,46の各エミツタはアース電位印加点に
接続されており、各ベースは共通に接続されてい
る。そしてこのベース共通接続点47と一方のト
ランジスタ45のコレクタとの間には抵抗48が
接続され、ベース共通接続点47と他方のトラン
ジスタ46のコレクタとの間には上記抵抗48と
等価な値の抵抗49が接続されている。これらト
ランジスタ45,46および抵抗48,49は上
記両電流ミラー回路44,41の出力電流の差に
応じた電位差をトランジスタ45,46のコレク
タ間に発生する信号電流/電圧変換回路50を構
成している。
エミツタがアース電位印加点に接続されている
2個のnpn型のトランジスタ51,52は第2の
差動回路53を構成しており、一方のトランジス
タ51のベースは上記トランジスタ46のコレク
タに、他方のトランジスタ52のベースは上記ト
ランジスタ45のコレクタにそれぞれ接続されて
おり、この差動回路53は上記信号電流/電圧変
換回路50で発生される電位差を再び電流に変換
する。
正極性の電源電圧Vcc印加点にはpnp型のトラ
ンジスタ54,55の各エミツタが接続されてい
る。上記両トランジスタ54,55のベースは共
通に接続されかつトランジスタ54のベース、コ
レクタ間が接続されており、両トランジスタ5
4,55は第3の電流ミラー回路56を構成して
いる。そして上記電流ミラー回路56の入力側で
あるトランジスタ54のコレクタには上記第2の
差動回路53のトランジスタ51のコレクタが接
続され、出力側であるトランジスタ55のコレク
タには上記トランジスタ52のコレクタが接続さ
れている。また、上記トランジスタ55と52の
コレクタ共通接続点57と前記トランジスタ34
のベースとの間には、抵抗値が0Ω以上の抵抗5
8が挿入されている。
エミツタがアース電位印加点に接続されている
2個のnpn型のトランジスタ61,62は第3の
差動回路63を構成しており、一方のトランジス
タ61のベースは上記トランジスタ45のコレク
タに、他方のトランジスタ62のベースは上記ト
ランジスタ46のコレクタにそれぞれ接続されて
いる。さらにこの差動回路63と正極性の電源電
圧Vcc印加点との間には2個のpnp型のトランジ
スタからなる第4の電流ミラー回路46が挿入さ
れており、この電流ミラー回路64の出力側と上
記第3の差動回路63のトランジスタ61もしく
はトランジスタ62のコレクタとの接続点には信
号出力端子65が設けられる。
上記信号出力端子65には負荷回路66の一端
が接続されており、この負荷回路66の他端は直
流バイアス電圧源67の電圧が印加されている端
子68に接続されている。
このような構成の回路は、第1、第2の信号入
力端子31,32への入力信号の加え方および第
4の電流ミラー回路64から出力を取り出す構成
等を適宜替えることにより、例えば増幅回路や可
変フイルタ回路等に用いられる反転増幅回路およ
び非反転増幅回路を構成するものである。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明
する。
第2図の実施例回路は上記第1図の基本回路に
おいて、第1の信号入力端子31に信号電圧を供
給し、第2の信号入力端子32とアース電位印加
点との間には負荷回路を接続し、かつ前記第3の
差動回路および第4の電流ミラー回路をそれぞれ
2回路分設けて反転および非反転出力信号を得る
増幅回路を構成するようにしたものである。すな
わち、第1の信号入力端子31には入力カツプリ
ングコンデンサ71を介して入力信号電圧源72
の電圧が供給され、第2の信号入力端子32とア
ース電位印加点との間には直列接続された抵抗7
3およびコンデンサ74からなる負荷回路75が
接続されている。
一方の第3の差動回路631のトランジスタ6
1のベースは前記信号電流/電圧変換回路50の
トランジスタ45のコレクタに接続され、トラン
ジスタ62のベースはトランジスタ46のコレク
タに接続されている。他方の第3の差動回路63
のトランジスタ61のベースは前記信号電流/
電圧変換回路50のトランジスタ46のコレクタ
に接続され、トランジスタ62のベースはトラン
ジスタ45のコレクタに接続されている。さら
に、一方および他方の第4の電流ミラー回路64
,642はベースが共通接続され、一方のベー
ス、コレクタ間が接続されているそれぞれ2個の
pnp型のトランジスタ76と77で構成され、一
方の第4の電流ミラー回路641の入力側である
トランジスタ76のコレクタは上記一方の第3の
差動回路631のトランジスタ61のコレクタに、
出力側であるトランジスタ77のコレクタは上記
一方の第3の差動回路631のトランジスタ62
のコレクタにそれぞれ接続され、他方の第4の電
流ミラー回路642の入力側であるトランジスタ
76のコレクタは上記一方の第3の差動回路63
のトランジスタ61のコレクタに、出力側であ
るトランジスタ77のコレクタは上記一方の第3
の差動回路632のトランジスタ62のコレクタ
にそれぞれ接続されている。
また、上記一方の第4の電流ミラー回路641
の出力側トランジスタ77のコレクタと上記一方
の第3の差動回路631のトランジスタ62のコ
レクタとの接続点には第1の信号出力端子651
が設けられ、上記他方の第4の電流ミラー回路6
2の出力側トランジスタ77のコレクタと上記
他方の第3の差動回路632のトランジスタ62
のコレクタとの接続点には第2の信号出力端子6
2が設けられている。そして上記第1の信号出
力端子651と前記端子68との間には負荷抵抗
661が接続され、上記第2の信号出力端子652
と前記端子68との間には負荷抵抗662が接続
されている。
またこの実施例回路では、上記第1ないし第4
の各電流ミラー回路41,44,56,641
642を構成するトランジスタのエミツタは、電
源電圧Vcc印加点に直接に接続される代わりにそ
れぞれ200Ωの値の抵抗を介してVcc印加点に接続
されている。
なお、この実施例回路において前記バイアス電
圧源38の電圧VB1は例えば0.8Vに、電流源36
の値I0は200μAに、抵抗48,49の値RA,RB
それぞれ10kΩに、抵抗58の値RNFは1kΩに、
負荷抵抗661の値RL1は10kΩに、負荷抵抗662
の値RL2は5kΩに、直流バイアス電圧源67の電
圧VB2は電源電圧Vccの半分の0.5Vにそれぞれ設
定されており、前記負荷回路75の抵抗73の値
RFは、5kΩに、コンデンサ74の値は10μFにそ
れぞれ設定されている。さらに上記第2の差動回
路53のトランジスタ51,52それぞれのエミ
ツタ面積は、信号電流/電圧変換回路50のトラ
ンジスタ45,46それぞれのエミツタ面積のm
倍にされており、上記各第4の差動回路63のト
ランジスタ61,62それぞれのエミツタ面積
は、第2の差動回路53のトランジスタ51,5
2それぞれのエミツタ面積のn倍にされている。
なお、上記一方の第3の差動回路631のトラン
ジスタにおけるnの値は4に設定されており、他
方の第3の差動回路632のトランジスタにおけ
るnの値は2に設定されている。
このような構成において、いま仮に抵抗58の
値RNFが無限大であり、トランジスタ34のベー
スを交流的に接地した場合を考える。この場合、
第3の差動回路63および第4の電流ミラー回路
64を除いた回路の等価回路は第3図のようにな
る。そこでこの等価回路におけるオープンループ
ゲインを求めてみる。なお、電流ミラー回路56
の出力側には負荷抵抗RLが接続されているとす
る。いま、信号入力端子31にvioなる信号電圧
を供給した場合、第1の差動回路35に図示のよ
うな交流信号電流iが流れたとする。このときの
トランジスタ33,34の各コレクタ電流Ic33
Ic34は電流源36の値をI0とすればそれぞれ次式
で与えられる。
また、第1の電流ミラー回路41により上記ト
ランジスタ33のコレクタ電流と等価な値の電流
がトランジスタ40に流され、第2の電流ミラー
回路44により上記トランジスタ34のコレクタ
電流と等価な値の電流がトランジスタ43に流さ
れるので、このときのトランジスタ40,43の
各コレクタ電流Ic40,Ic43はそれぞれ次式で与えら
れる。
ここで抵抗48,49は等価な値にされてお
り、信号電流/電圧変換回路50は左右対称にさ
れている。対称回路の性質により、トランジスタ
45と46のベース接続点47は交流的に接地さ
れていると考えることができる。つまり、トラン
ジスタ45と46のコレクタ相互間に発生する信
号電圧差vidは、抵抗48,49の値をRA,RB
すると次式となる。ただし、トランジスタ51,
52の入力インピーダンスは十分に大きいものと
して無視した。
vid=i(RA+RB)=2i・RA …3 また、トランジスタ51,52のエミツタ面積
はトランジスタ45,46のm倍にされており、
第3図に示すように交流信号電流変化としてi′が
流れたとすると、トランジスタ51,52の各コ
レクタ電流Ic51,Ic52はそれぞれ次式で与えられ
る。
つまり、第3の電流ミラー回路56により、負
荷抵抗RLに対しては2i′なる信号電流が流れるこ
とになる。このとき、負荷抵抗RLに発生する交
流出力電圧vputは次式のようになる。
vput=2i′・RL …5 他方、トランジスタ51,52を流れる直流電
流成分はm・I0/2であることにより、これらトラ ンジスタ51,52の小信号に対する各エミツタ
抵抗re51,re52は次式で与えられる。ただしVT
トランジスタの温度電圧であり、25℃では約
26mV程度の値である。
re51=re52=VT/mI0/2=2VT/mI0 …6 ところで、第2の差動回路53のトランジスタ
51,52のベース間には上記3式で表わされて
いる電位差が印加されていることにより、次式も
満足する。
vid=2re51・i′ …7 また、上記3式および7式より次の8式が求め
られる。
i′=2・RA/2re51・i=RA/re51・i …8 つまり、上記5式は次の9式のようになる。
vput=2RA/re51・i・RL …9 また、トランジスタ33,34に流れる直流電
流成分はI0/2であることにより、これらトランジ スタ33,34の各小信号エミツタ抵抗re33
re34は次式で与えられる。
re33=re34=VT/I0/2=2VT/I0 …10 つまり、入力信号電圧vioは次式であたえられ
る。
vio=2・re33・i …11 上記9式および11式より、第2図回路のオープ
ンループゲインGvpは次式のようになる。
GVO=vput/vio=2RA/re51・i・RL/2re33・i=RA
RL/re33・re51…12 一方、re33およびre51をI0の関数で表わすと、6
式おび10式により上記12式は次の13式となる。
GVO=mI0 2・RA・RL/4VT 2 …13 ここで第2図回路において、m=1、I0
200μ、RL=RNF=1kΩ、RA=10kΩであるので、
上記13式にこれらの値を代入して概算してみると
次式のようになる。
GVO=1×(0.2×10-32×10×103×103/4×(26
×10-32 ≒148=43.4 (dB) …14 以上のように、第3の差動回路63および第4
の電流ミラー回路64を除いた第2図回路の、m
=1の場合のオープンループゲインは14式で表わ
される如く十分に大きい。このため、差動入力用
トランジスタを持つ非反転増幅回路の性質によ
り、トランジスタ34のベース信号電圧はトラン
ジスタ33のベースの信号電圧と概略一致する。
つまり、トランジスタ34のベース、すなわち信
号入力端子32に接続された負荷回路75に流れ
る信号電流をi0とすると、入力信号電圧vioと抵抗
73(値がRFにされている)との関係は次式と
なる。
vio=i0・RF …15 上記15式で示された信号電流i0は第2図に示す
ように、トランジスタ55あるいは52のコレク
タ電流の変化成分である。このため、第2の差動
回路53のトランジスタ51,52に流れるコレ
クタ電流は第3の電流ミラー回路56により次式
のようになる。
また、一方の第3の差動回路631のトランジ
スタ61,62のエミツタ面積は第2の差動回路
53のトランジスタ51,52のそれの4倍に設
定されているので、トランジスタ61,62の各
コレクタ電流Ic611,Ic621の値は次式で与えられ
る。
つまり、第1の信号出力端子651接続されて
いる負荷抵抗661には第2図に示すように−4ip
なる信号電流が流れることになり、このときの出
力電圧vput1は次式で与えられる。
vput1=−4i0・RL1 …18 上記15式および18式により、vput1=−4vio/RF・ RL1,RF=RL1=5kΩであり、従つて、 vput1/vio=4 …19 となる。すなわち、第1の信号出力端子651
は入力信号の4倍の電圧が逆相で現われることに
なり、この第1の信号出力端子651は反転出力
端子となる。
さらに、他方の第3の差動回路632のトラン
ジスタ61,62のエミツタ面積は第2の差動回
路53のトランジスタ51,52のそれの2倍に
設定されているので、トランジスタ61,62の
各コレクタ電流Ic612,Ic622の値は次式で与えられ
る。
つまり、第2の信号出力端子652接続されて
いる負荷抵抗662には第2図に示すように2i0
る信号電流が流れることにより、このときの出力
電圧vput2は次式で与えられる。
vput2=2・i0・RL2 …21 上記15式および21式により、 vput2=2vio/RFRL2,RF=RL2/2=5kΩであり、従 つて、 vput2/vio=4 …22 となる。すなわち、第2の信号出力端子652
は入力信号の4倍の電圧が同相で現われることに
なり、この第2の信号出力端子652は非反転出
力端子となる。
ところで、直流バイアス電圧源67の電圧VB2
を電源電圧Vccの半分の0.5Vにとつているので、
この実施例回路ではトランジスタの飽和電圧を無
視すると、第4図の波形図に示すように、電源電
圧Vccの範囲まで無歪最大出力振幅をとることが
できる。
第5図は上記第2図の実施例回路において反転
出力もしくは非反転出力信号のいずれか一方を得
る場合の構成を示す、上記実施例回路の変形例の
回路図である。
第6図の実施例回路は上記第1図の基本回路に
おいて、第2の信号入力端子32に抵抗81、入
力カツプリングコンデンサ82を介して入力信号
電圧源の83の電圧を供給し、第1の信号入力端
子31とアース電位印加点との間には電圧源38
を挿入し、かつ前記第3の差動回路および第4の
電流ミラー回路をそれぞれ2回路分設けて反転お
よび非反転出力信号を得る増幅回路を構成するよ
うにしたものである。
一方の第3の差動回路631のトランジスタ6
1のベースは前記信号電流/電圧変換回路50の
トランジスタ45のコレクタに接続され、トラン
ジスタ62のベースはトランジスタ46のコレク
タに接続されている。他方の第3の差動回路63
のトランジスタ61のベースは前記信号電流/
電圧変換回路50のトランジスタ46のコレクタ
に接続され、トランジスタ62のベースはトラン
ジスタ45のコレクタに接続されている。さら
に、一方および他方の第4の電流ミラー回路64
,642はベースが共通接続され、一方のベー
ス、コレクタ間が接続されているそれぞれ2個の
pnp型のトランジスタ76と77で構成され、一
方の第4の電流ミラー回路641の入力側である
トランジスタ76のコレクタは上記一方の第3の
差動回路632のトランジスタ61のコレクタに、
出力側であるトランジスタ77のコレクタは上記
一方の第3の差動回路632のトランジスタ62
のコレクタにそれぞれ接続され、他方の第4の電
流ミラー回路642の入力側であるトランジスタ
76のコレクタは上記一方の第3の差動回路63
のトランジスタ61のコレクタに、出力側であ
るトランジスタ77のコレクタは上記一方の第3
の差動回路632のトランジスタ62のコレクタ
にそれぞれ接続されている。なお、上記一方の第
3の差動回路631のトランジスタにおけるnの
値は4に設定されており、他方の第3の差動回路
632のトランジスタにおけるnの値は2に設定
されている。
また、上記一方の第4の電流ミラー回路641
の出力側トランジスタ77のコレクタと上記一方
の第3の差動回路631のトランジスタ62のコ
レクタとの接続点には第1の信号出力端子651
が設けられ、上記他方の第4の電流ミラー回路6
2の出力側トランジスタ77のコレクタと上記
他方の第3の差動回路632のトランジスタ62
のコレクタとの接続点には第2の信号出力端子6
2が設けられている。そして上記第1の信号出
力端子651と上記電圧源38の正極側端子との
間には負荷抵抗661が接続され、上記第2の信
号出力端子652と電圧源38の正極側端子との
間には負荷抵抗662が接続されている。
またこの実施例回路の場合にも、上記第1ない
し第4の各電流ミラー回路41,44,56,6
1,642を構成するトランジスタのエミツタ
は、電源電圧Vcc印加点に直接に接続される代わ
りにそれぞれ200Ωの値の抵抗を介してVcc印加点
に接続されている。
さらにこの実施例回路では電源電圧Vccの値は
1.5Vにされており、バイアス電圧源38の値は
この半分の0.75Vにされている。
この実施例回路において、第2の信号入力端子
32からみたトランジスタ34のベースの入力イ
ンピーダンスZ0を求めてみる。いま、第6図回路
から第3の差動回路63および第4の電流ミラー
回路64を除いた回路の等価回路は第7図のよう
に表わされる。つまりこの場合の入力インピーダ
ンスZ0を求めてみる。いま、第2の信号入力端子
32に信号電圧変化量ΔVを印加した場合に第1
の差動回路35のトランジスタ33,34には図
示のようにΔiの信号電流が流れたとする。この
ときこの両トランジスタ33,34の各コレクタ
電流Ic33,Ic34はそれぞれ次式で与えられる。
ここで前記1式および上記23式から次の関係が
求められる。
Δi=−i …24 ここで抵抗48の値RAと抵抗49の値RBとは
等しいので、次の関係が成立する。
Δvid=vid …25 ここで抵抗58つまり第2の信号入力端子32
に流れる信号電流2Δi′の値は上記8式および24式
から次のようになる。
2Δi′=−2i′=−2・RA/re51 …26 一方、ΔVとトランジスタ33の小信号時にお
けるエミツタ抵抗Re33との関係は、前記11式と同
様に次のように示される。
Δv=2re33・Δi …27 従つて、第2の信号入力端子32における入力
インピーダンスZ0は、上記27式および26式より次
のようになる。ただし、re33,re51はそれぞれ前
記10式、6式で与えられている値である。
Z0=Δv/2Δi′=2re33・Δi/2RA/re51・Δi=re33
・re51/RA…28 ここで第7図の回路においてm=1とすると、
RA=10kΩ、I0=200μAにされているので、次の
式が成立する。
re33=re51=2VT/I0=260(Ω …29 つまり、上記28式より、端子32からみた入力イ
ンピーダンスZ0は、 Z0≒(0.26)2/10×103=6.8(Ω) …30 となり、非常に小さな値となる。
すなわち、第6図回路のように信号入力端子3
2に抵抗81を接続してvioなる信号電圧を供給
した場合は、第6図回路中に図示する如く次式で
与えられるiioなる信号電流が流れることになる。
ただしRINは抵抗81の値である。
iio=vio/RIN+Z0≒vio/RIN …31 ところで、第2の差動回路53のトランジスタ
51,52に流れるコレクタ電流の値Ic51・Ic52
第3の電流ミラー回路56により次式で与えられ
る。
ここで前記実施例で求めた方法と同様の方法で
求めると、第1の信号出力端子651に流れる交
流信号電流成分は4 iioであり、値がRL1の負荷
抵抗661を接続することにより、この出力端子
65で得られる出力電圧vput1は次式で与えられ
る。
vput1=4 iio・RL1 …33 上記31式と33式およびRIN=2RL1の関係をまと
めると次の34式が求められる。
すなわち、第1の信号出力端子651には入力
信号電圧の2倍の同相の電圧が現われることにな
り、この端子651は非反転出力端子となる。
さらに、第2の信号出力端子652に流れる交
流信号電流成分は、この端子652に負荷抵抗6
2を接続することにより−2iioとなるので、この
端子における出力電圧vput2は次式のようになる。
vput2=−2iio・RL2 …35 上記31式と35式およびRIN=RL2の関係をまとめ
ると次の36式が求められる。
すなわち、第2の信号出力端子652には入力
信号電圧の2倍の逆相の電圧が現われることにな
り、この端子652は反転出力端子となる。
第8図は上記第6図の実施例回路において反転
出力もしくは非反転出力信号のいずれか一方を得
る場合の構成を示す、上記実施例回路の変形例の
回路図である。なお、この第8図において、84
は前記抵抗81およびコンデンサ82からなる入
力負荷回路である。また、この変形例回路では負
荷抵抗66の一端は電圧源38とは異なる電圧源
67に接続されているが、これは第6図の実施例
回路のように電圧源38をトランジスタ33とと
もに共有するようにしてもよい。
この実施例回路でもバイアス電圧源38の値
VB1は1.5Vにされている電源電圧Vccの半分の
0.75Vにされているので、第1、第2の信号出力
端子651,652に得られる出力信号電圧の無歪
最大出力振幅は電源電圧の範囲までとることがで
きる。
また、上記各実施例回路では信号電流/電圧変
換回路50に供給される電流はトランジスタ3
3,34のコレクタ電流を減算することにより得
られるので、直流成分は互いに相殺され、この結
果DCオフセツトを少なくすることができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるもの
でなく種々の変形が可能であることはいうまでも
ない。例えば上記各実施例回路では信号電圧/電
流変換回路50のトランジスタ45,46の各エ
ミツタ、第2の差動回路53のトランジスタ5
1,52の各エミツタ、第3の差動回路63のト
ランジスタ61,62の各エミツタをそれぞれア
ース電位印加点に直接に接続する場合について説
明したが、これは抵抗を介して接続するようにし
てもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、低電圧
でも十分に動作が可能であり、しかも無歪最大振
幅が十分に大きくとれる信号処理回路が提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る信号処理回路の基本的
構成を示す回路図、第2図はこの発明の一実施例
に係る信号処理回路の回路図、第3図は上記実施
例回路の等価回路図、第4図は上記第2図の実施
例回路の波形図、第5図は上記第2図の実施例回
路の変形例の回路図、第6図はこの発明の他の実
施例に係る信号処理回路の回路図、第7図は上記
第6図の実施例回路の等価回路図、第8図は上記
第6図の実施例回路の変形例の回路図、第9図は
従来の増幅回路の回路図、第10図は上記第9図
回路の波形図である。 31,32……信号入力端子、33,34,4
5,46,51,52,61,62……npn型の
トランジスタ、35……第1の差動回路、36…
…電流源、39,40,42,43,54,5
5,76,77……pnp型のトランジスタ、41
……第1の電流ミラー回路、44……第2の電流
ミラー回路、48,49……抵抗、50……信号
電圧/電流変換回路、53……第2の差動回路、
56……第3の電流ミラー回路、63……第3の
差動回路、64……第4の電流ミラー回路、65
……信号出力端子、66……負荷回路、67……
直流バイアス電圧源、68……端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エミツタが共通に接続されいずれか一方のベ
    ースに入力信号が供給される第1極性の第1およ
    び第2のトランジスタからなる第1の差動回路
    と、 上記第1の差動回路のエミツタ共通接続点と基
    準電圧印加点との間に接続された基準電流源と、 第2極性の第3および第4のトランジスタから
    なり入力側が上記第1のトランジスタのコレクタ
    に接続された第1の電流ミラー回路と、 第2極性の第5および第6のトランジスタから
    なり入力側が上記第2のトランジスタのコレクタ
    に接続された第2の電流ミラー回路と、 コレクタが上記第2の電流ミラー回路の出力側
    に接続されエミツタが基準電圧印加点に結合され
    た第1極性の第7のトランジスタと、 コレクタが上記第1の電流ミラー回路の出力側
    に接続されエミツタが基準電圧印加点に結合さ
    れ、かつベースが上記第7のトランジスタのベー
    スに接続された第1極性の第8のトランジスタ
    と、 上記第7、第8のトランジスタのベース共通接
    続点と上記第7のトランジスタのコレクタとの間
    に接続された第1の抵抗と、 上記第7、第8のトランジスタのベース共通接
    続点と上記第8のトランジスタのコレクタとの間
    に接続され上記第1の抵抗と等価な値の第2の抵
    抗と、 ベースが上記第8のトランジスタのコレクタに
    接続された第1極性の第9のトランジスタおよび
    ベースが上記第7のトランジスタのコレクタに接
    続され、エミツタが上記第9のトランジスタのエ
    ミツタと接続された第1極性の第10のトランジス
    タからなる第2の差動回路と、 第2極性の第11および第12のトランジスタから
    なり入力側が上記第9のトランジスタのコレクタ
    に接続され、出力側が上記第10のトランジスタの
    コレクタに接続された第3の電流ミラー回路と、 上記第10のトランジスタのコレクタと上記第3
    の電流ミラー回路の出力側との接続点を上記第2
    のトランジスタのベースに結合する手段と、 ベースが上記第7のトランジスタのコレクタに
    接続された第1極性の第13のトランジスタおよび
    ベースが上記第8のトランジスタのコレクタに接
    続され、エミツタが上記第13のトランジスタのエ
    ミツタに接続された第1極性の第14のトランジス
    タからなる第3の差動回路と、 第2極性の第15および第16のトランジスタから
    なり入力側および出力側が上記第13および第14の
    トランジスタのコレクタにそれぞれ接続された第
    4の電流ミラー回路と、 上記第4の電流ミラー回路の出力側と上記第13
    または第14のトランジスタのコレクタとの接続点
    に設けられた信号出力端子と、 任意の直流バイアス電圧が印加されるバイアス
    端子と、 上記信号出力端子と上記バイアス端子との間に
    接続された負荷回路と を具備したことを特徴とする信号処理回路。 2 エミツタが共通に接続されいずれか一方のベ
    ースに入力信号が供給される第1極性の第1およ
    び第2のトランジスタからなる第1の差動回路
    と、 上記第1の差動回路のエミツタ共通接続点と基
    準電圧印加点との間に接続された基準電流源と、 第2極性の第3および第4のトランジスタから
    なり入力側が上記第1のトランジスタのコレクタ
    に接続された第1の電流ミラー回路と、 第2極性の第5および第6のトランジスタから
    なり入力側が上記第2のトランジスタのコレクタ
    に接続された第2の電流ミラー回路と、 コレクタが上記第2の電流ミラー回路の出力側
    に接続されエミツタが基準電圧印加点に結合され
    た第1極性の第7のトランジスタと、 コレクタが上記第1の電流ミラー回路の出力側
    に接続されエミツタが基準電圧印加点に結合さ
    れ、かつベースが上記第7のトランジスタのベー
    スに接続された第1極性の第8のトランジスタ
    と、 上記第7、第8のトランジスタのベース共通接
    続点と上記第7のトランジスタのコレクタとの間
    に接続された第1の抵抗と、 上記第7、第8のトランジスタのベース共通接
    続点と上記第8のトランジスタのコレクタとの間
    に接続され上記第1の抵抗と等価な値の第2の抵
    抗と、 ベースが上記第8のトランジスタのコレクタに
    接続された第1極性の第9のトランジスタおよび
    ベースが上記第7のトランジスタのコレクタに接
    続され、エミツタが上記第9のトランジスタのエ
    ミツタと接続された第1極性の第10のトランジス
    タからなる第2の差動回路と、 第2極性の第11および第12のトランジスタから
    なり入力側が上記第9のトランジスタのコレクタ
    に接続され、出力側が上記第10のトランジスタの
    コレクタに接続された第3の電流ミラー回路と、 上記第10のトランジスタのコレクタと上記第3
    の電流ミラー回路の出力側との接続点を上記第2
    のトランジスタのベースに結合する手段と、 ベースが上記第7のトランジスタのコレクタに
    接続された第1極性の第13のトランジスタおよび
    ベースが上記第8のトランジスタのコレクタに接
    続され、エミツタが上記第13のトランジスタのエ
    ミツタに接続された第1極性の第14のトランジス
    タからなる第3の差動回路と、 第2極性の第15および第16のトランジスタから
    なり入力側および出力側が上記第13および第14の
    トランジスタのコレクタにそれぞれ接続された第
    4の電流ミラー回路と、 上記第4の電流ミラー回路の出力側と上記第14
    のトランジスタのコレクタとの接続点に設けられ
    た第1の信号出力端子と、 ベースが上記第8のトランジスタのコレクタに
    接続された第1極性の第17のトランジスタおよび
    ベースが上記第7のトランジスタのコレクタに接
    続され、エミツタが上記第17のトランジスタのエ
    ミツタに接続された第1極性の第18のトランジス
    タからなる第4の差動回路と、 第2極性の第19および第20のトランジスタから
    なり入力側および出力側が上記第17および第18の
    トランジスタのコレクタにそれぞれ接続された第
    5の電流ミラー回路と、 上記第5の電流ミラー回路の出力側と上記第18
    のトランジスタのコレクタとの接続点に設けられ
    た第2の信号出力端子と、 任意の直流バイアス電圧が印加されるバイアス
    端子と、 上記第1の信号出力端子と上記バイアス端子と
    の間に接続された第1の負荷回路と、 上記第2の信号出力端子と上記バイアス端子と
    の間に接続された第2の負荷回路と を具備したことを特徴とする信号処理回路。
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