JPH0376385A - 会議場撮影装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビ会議において使用するカメラに利用す
る。特に、発言者方向にカメラを向け、かつズームイン
を自動的に行うテレビ会議用カメラ方向制御手段に関す
る。

〔概要〕

本発明は、会議場をテレビカメラで撮影する手段におい
て、 テレビカメラのズーム度と撮影方向を自動調整すること
により、 オペレータ不在でもスムーズに撮影することができるよ
うにしたものである。

〔従来の技術〕

従来のテレビ会議場カメラは固定式か、または、オペレ
ータにより方向変更およびズームの操作が行える構造で
あった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来例では、オペレータが不在のときは固定
式になる。また、カメラ方向およびズームを変える場合
は操作を行うオペレータが必要になる欠点がある。

本発明は、このような欠点を除去するもので、オペレー
タ不在でも撮影が行える会議場撮影装置を提供すること
を目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、指令に応じて焦点距離が調整されるズームレ
ンズを備え、指令に応じて撮影方向を定める回転台に装
着されたテレビジョンカメラを備えた会議場撮影装置に
おいて、指向性の高い複数個の集音手段と、この集音手
段が集音した音声にかかわる信号がこの集音手段のひと
つから到来したことを示す第一状態またはこの信号が複
数個から到来したことおよびいずれの集音手段からも到
来していないことを示す第二状態のいずれの状態である
かを判定する音声比較器と、この音声比較器が第一状態
であることを判定したときに、上記ズームレンズに所定
量のズームインを実現する指令を与えかつこのひとつの
集音手段が設置された方向に一致する撮影方向に定める
指令を上記回転台に与え、一方、第二状態であることを
判定したときに、上記ズームレンズに所定量のズームア
ウトを実現する指令を与えかつあらかじめ定められた方
向に一致する撮影方向に定める指令を上記回転台に与え
る制御部とを備えたことを特徴とする。

〔作用〕

集音マイクのひとつに音声が入力されているときに、こ
の集音マイクの方向にカメラを向け、ズームイン制御を
行う。音声人力がないときおよび複数個の音声入力があ
るときに会議場全体が視野に入る方向にカメラをセット
し、ズームアウト制御を行う。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。第１図はこの実施例の構成を示すブロック構成国で
ある。

この実施例は、図に示すように、集音マイク１と、音声
比較器２と、制御部３と、ズームレンズ６と、カメラ本
体５と、回転台４とを備える。すなわち、この実施例は
、指令に応じて焦点距離が調整されるズームレンズ６を
備え、指令に応じて撮影方向を定める回転台４に装着さ
れたテレビジョンカメラであるカメラ本体５を備え、さ
らに、本発明の特徴とする手段として、指向性の高い複
数個の集音手段である集音マイク１と、この集音手段が
集音した音声にかかわる信号がこの集音手段のひとつか
ら到来したことを示す第一状態またはこの信号が複数個
から到来したことおよびいずれの集音手段からも到来し
ていないことを示す第二状態のいずれの状態であるかを
判定する音声比較器２と、この音声比較器２が第一状態
であることを判定したときに、ズームレンズ６に所定量
のズームインを実現する指令を与えかつこのひとつの集
音手段が設置された方向に一致する撮影方向に定める指
令を回転台４に与え、一方、第二状態であることを判定
したときに、ズームレンズ６に所定量のズームアウトを
実現する指令を与えかつあらかじめ定められた方向に一
致する撮影方向に定める指令を回転台４に与える制御部
とを備える。

次に、この実施例の動作を説明する。集音マイク１は出
席者数対応に用意される。音声比較器２は数カ所より入
力される音声を比較するもので、集音マイク１に入力さ
れた音声によりどのマイクより入力されたかを判断し、
制御部３に対して方向情報を出力する。制御部３は入力
された方向情報に基づき回転台４に対して発言者方向へ
回転制御を行うと共にズームレンズ６に対してズームイ
ンの制御を行う。回転台４にはカメラ本体５が固定され
ており、回転台と共にカメラも回転し、制御部３からの
方向制御により指定された角度へカメラの方向を回転さ
せる。ズームレンズ６は制御部３からの制御に応じてズ
ームインまたはズームアウトを行う。また、音声比較器
２は集音マイク１から音声入力が無いときは制御部３へ
無信号として情報を出力し、また、発言者が複数の場合
も同様に音声比較器２は無信号と判断する。制御部３は
人力された無信号情報に応じ、回転台４に対して定位置
へもどるよう回転制御を行い、また、ズームレンズ４に
対してはズームアウト制御を出力する。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、テレビ会議用カメラの
ズーム度と撮影方向とを自動調整するので、カメラ操作
用オペレータが不在でもテレビ会議をスムーズに撮影す
ることができる効果がある。

４、

【図面の簡単な説明】

図は本発明実施例の構成を示すブロック構成国。 １・・・集音マイク、２・・・音声比較器、３・・・制
御部、４・・・回転台、５・・・カメラ本体、６・・・
ズームレンズ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、指令に応じて焦点距離が調整されるズームレンズを
   備え、指令に応じて撮影方向を定める回転台に装着され
   たテレビジョンカメラを備えた会議場撮影装置において
   、 指向性の高い複数個の集音手段と、 この集音手段が集音した音声にかかわる信号がこの集音
   手段のひとつから到来したことを示す第一状態またはこ
   の信号が複数個から到来したことおよびいずれの集音手
   段からも到来していないことを示す第二状態のいずれの
   状態であるかを判定する音声比較器と、 この音声比較器が第一状態であることを判定したときに
   、上記ズームレンズに所定量のズームインを実現する指
   令を与えかつこのひとつの集音手段が設置された方向に
   一致する撮影方向に定める指令を上記回転台に与え、一
   方、第二状態であることを判定したときに、上記ズーム
   レンズに所定量のズームアウトを実現する指令を与えか
   つあらかじめ定められた方向に一致する撮影方向に定め
   る指令を上記回転台に与える制御部と を備えたことを特徴とする会議場撮影装置。